JPH0322290Y2 - - Google Patents

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JPH0322290Y2
JPH0322290Y2 JP17021588U JP17021588U JPH0322290Y2 JP H0322290 Y2 JPH0322290 Y2 JP H0322290Y2 JP 17021588 U JP17021588 U JP 17021588U JP 17021588 U JP17021588 U JP 17021588U JP H0322290 Y2 JPH0322290 Y2 JP H0322290Y2
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ring
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loop
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は自動織機において縦糸の上下運動を司
るスプリング矢金と綜絖とを連結するための連結
環に係る考案である。
(ロ) 従来の技術 従来スプリング矢金と綜絖との連結法は大別し
て二種類あり、その一つは両者を直接連結する方
法と、他の一つは両者間に連結具を介在せしめて
連結する方法である。
即ち前者は綜絖の下端に何等かの隆状部を設
け、該隆状部にスプリング矢金の先端開口を挿入
するものであり、後者は綜絖の下端の輪奈部に引
掛け得べき輸奈体とスプリング矢金の先端開口を
挿入し得る胴部を有する連結環を介在せしめる方
法であつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は上記二手段のうちの連結環の改良に関
する考案である。
即ち連結環の輪奈体は綜絖の輪奈部を通す必要
があるため連結環の輪奈体のいずれかにおいて綜
絖の輪奈部を通すための挿通部を有している。即
ち輪奈体は連結環の胴部と一ケ所でしか接続して
おらず、輪奈体の一方は胴部と接することなく宙
に浮いている。
従つて高速で上下に運動する矢金と綜絖の索引
力に長時間耐え得ない欠点があつた。
また連結環は30cm程の巾の間に何百本というも
のが横のものと触れずに上下運動をする必要があ
り、連結環の最大巾でも約3mmであるから、その
輪奈体の太さは約1mm以下となりその耐久性に問
題があつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は適宜形状の輪奈体1と、この輪奈体1
の下部において輪奈体1外方の垂直に延長された
円柱状の胴部とからなる。
胴部は円柱を上から下まで縦に半割にされ、二
本の半円柱状に分割されてなる挿込部2と挿込部
3とからなりたつている。
胴部表面には鉢巻状又は螺旋状となつた凹溝条
4又は凸隆条4が形成されており、胴部は下部近
くにおいて下方に向つてテーパー状に先細りとな
つた部分を有することを特徴とするスプリング矢
金と綜絖との連結環の構造に係るものである。
(ホ) 考案の作用 本考案は上記の構造より成るから、胴部の下端
に爪などの薄いものを挿し込めば、胴部は二本の
挿込部2と挿込部3とに分離されるから、分離し
た挿込部2と挿込部3との間に綜絖の輪奈部5を
通し、本案の輪奈体1と綜絖の輪奈部5とを鎖の
如く連鎖するようにする。
而して挿込部2,3を一本の円柱状に合体さ
せ、挿込部2,3下部をスプリング矢金6の先端
である発条開口部に挿し込んでやれば、胴部は下
部近くがテーパー状に細くなつているので矢金6
はスムーズに挿入され、なおも矢金6を上へ挿入
していくと矢金6の発条が胴部の凹溝条4に陥没
し、或いは凸隆条4を越えて引掛かり矢金と連結
環とも固定される。
而して本案連結環の輪奈体1には綜絖が連結さ
れ、連結環の挿込部2,3には矢金6が連結され
るから綜絖と矢金とは本案連結環を介して一本の
線条に連結されるものである。
(ヘ) 考案の効果 本考案は上記の構造を有し、作用をなすから、
連結環の輪奈体1を従来の輪奈体と同じ材質及び
同じ断面積のものとしても、従来のものは輪奈体
と胴部との支え(接触点)が一ケ所であつたに対
し、本案の輪奈体と胴部との支える箇所は二点で
あるので従来のものに比し二倍の耐久力を有する
ものである。
従つて矢金と綜絖とによつて上下に高速で索引
されても従来のものより格段の長期に渡り使用に
耐え得る連結環である。
また本案連結環の輪奈体1の切れ目は挿込部2
と挿込部3との中間にあり、これに矢金6を挿入
してしまえば輪奈体1に切れ目はなくなり一箇の
長円又は駆形等になつてしまうので、輪奈体1に
掛けられた綜絖の輪奈部5は外れる切れ目がなく
なり、織機の作動中綜絖と連結環とは破壊されな
い限り外れることがなく、従来の如く輪奈部と輪
奈体が外れてその度毎に織機を止めるような無駄
がなくスブリング矢金と綜絖との連結環として甚
だ有用な考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案斜面図、第2図は使用の状態を
示す本考案縦断面図、第3図は従来の連結環の使
用の状態を示す縦断面図、第4図は綜絖とスプリ
ング矢金の全体と本案との連結状態を示す本考案
斜面図 1……輪奈体、2……挿込部、3……挿込部、
4……凹溝条又は凸隆条、5……綜絖の輪奈部、
6……スプリング矢金。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 輪奈体1の下端に存する唯一の切断端には棒状
    の挿込部2,3が下部外方に延長されており、該
    挿込部2,3は円柱を半割にし、かつその下部に
    おいて下方に向つてやゝ先細りの形状をなし、挿
    込部2,3の両者表面で一連の鉢巻状又は螺旋状
    の凹溝条又は凸隆条4を有することを特徴とする
    スプリング矢金と綜絖との連結環。
JP17021588U 1988-12-31 1988-12-31 Expired JPH0322290Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17021588U JPH0322290Y2 (ja) 1988-12-31 1988-12-31

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JP17021588U JPH0322290Y2 (ja) 1988-12-31 1988-12-31

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Publication Number Publication Date
JPH0294275U JPH0294275U (ja) 1990-07-26
JPH0322290Y2 true JPH0322290Y2 (ja) 1991-05-15

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ID=31460967

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JPH0294275U (ja) 1990-07-26

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