JPH03222489A - 半導体レーザ - Google Patents

半導体レーザ

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JPH03222489A
JPH03222489A JP1864390A JP1864390A JPH03222489A JP H03222489 A JPH03222489 A JP H03222489A JP 1864390 A JP1864390 A JP 1864390A JP 1864390 A JP1864390 A JP 1864390A JP H03222489 A JPH03222489 A JP H03222489A
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Hisashi Abe
阿部 寿
Tadao Toda
忠夫 戸田
Hideyuki Nonaka
野中 英幸
Nobuhiko Hayashi
伸彦 林
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は光情報処理、レーザ加工等に用いる高出力の半
導体レーザに関する。
(ロ)従来の技術 近年、半導体レーザが普及し、その応用分野が拡大する
につれて、光情報処理や、レーザ加工等に用いられる高
出力の半導体レーザが要求されている。
現在、高出力半導体レーザには、ブロードエリアレーザ
と半導体レーザアレイがある。この中でブロードエリア
レーザは、例えば雑誌「電子材料J 1987年6月号
103〜106頁に示されている如く、通常電流狭窄層
によって数μmの幅に制限される電流通路幅を数十〜数
百μmに広げたものであり、これによりレーザ光を広い
範囲に分布させて広い光導波路を形成し、活性層端面に
おいて光集中による端面破壊を防ぎ、高出力化を可能と
したものである。
しかし乍ら、斯るブロードエリアレーザでは、レーザ共
振器内においてレーザ光がその接合面と平行な方向に広
く分布するため、レーザ光の横モードに高次モードが立
ちやすくマルチモード化したり、あるいはレーザ光の光
分布に急激な立ち上がりが生じるフィラメント発振とな
ったりする。このたの、レーザ光を小さなスポットに集
光できないといった問題があった。
そこで、斯るブロードエリアレーザにおいて横モードを
制御する方法として、ブロードエリアレーザの光導波路
内に基本横モードのみを許容する導波路幅の狭い領域を
形成し、この幅の狭い領域のみに電流を注入して基本横
モードのみを発振させる方法が提案されている(持顆昭
63−234585号、−0 第4図は斯る先行技術の半導体レーザを示す図であり、
第4図(a)は平面図を、第4図(b)は中央部の断面
図を、第4図< c )は側面図を夫々示している。図
において(1)はn型GaAsからなる基板を示し、該
基板(1)上には、n型Gao6Alc、Asからなる
クラッド層(2)、GaaesA1= 。7Asからな
る活性層(3)、p型Gao、5Ato、Asからなる
クラッド層(4)、p型GaASからなるキャップ層(
5)がこの順に積層形成されており、p型クラッド層(
4)の一部及びキヤツプ層(5)はり/ジ状(6)とな
っていてこのリッジ(6)にてその直下に光導波路が形
成されている。
このリッジ(6)の幅は一定ではなく、中央部では長さ
100μmにわたってその幅が4μmの幅の狭い領域が
形成され、ここがら端面までには、端直に向かうにつれ
て徐々にその幅が増加する幅の広い領域が形成さtLる
。また両端面におけるその幅は30μmであり、幅の広
い領域の長さは夫々15011mである。そしてこの4
11m幅の狭い領域が電流注入部(6a)となっている
(ハ)発明が解決しようとする課題 ところが、斯る半導体レーザにおいて、さらなる光出力
の増大を図るべく光導波路の幅の広がる割合を大きくし
、端面の導波路幅を30μmを超える値に拡大しても、
中央の電流注入部から導波路幅の広い領域に広がる光の
回折角が一定であるため、端面での実質的な発光幅は3
0μm程度に留まり、拡大された導波路幅まで広がらず
、発光幅をこれ以上広げることはできなかった。また、
導波路幅の広い領域を長くして端面の発光幅を広げると
、幅の広い領域内での光吸れ損失が大きくなるため実質
的でなくなる。
したがって本発明は、さらなる光出力の増大が可能な半
導体レーザを提供するらのである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、光導波路を有する半導体レーザであって、前
記光導波路には他の領域に比して導波路幅の狭い領域が
あり、この幅の狭い領域上には該領域のみに電流を注入
する電流注入手段が設けられていると共に、前記幅の狭
い領域と前記他の領域との結合部分で導波路幅がさらに
狭くなっていることを特徴とする。
(ホ)作用 本発明によれば、導波路幅の狭い領域で発生したレーザ
光が、導波路幅の広い領域に導波する際に、さらに導波
路幅の狭い部分を通過することによって、大きく回折す
る。
(へ)実施例 第1図は本発明の一実施例を示し、第1図(a)は平面
図、第1図(b)はそのX−X断面図、第1図(c)は
第1図(a)のY−Y断面図、第1図(d)は側面図で
ある。図において、第4図の従来装置と同じものには同
番号を付し、説明を省略する。
本実迩例において第4図の従来装置と異なるところは、
光導波路を形成するりlジ(6)の幅が電流注入部(6
a)と他の領域との結合部分において電流注入部(6a
)の幅・1μmよりもさらに狭く、例えば2μmとした
ことである。またリッジ(6ンの電流;主入部(6a)
の長さは100μm、幅の広がる領域の長さは夫々15
0μmと従来装置と同じとし、端面におけるリッジ(6
)の幅は60μmと従来装置よりも広くしている。
而して本実施例ではりンジ(6)の形状に対応して、電
流圧入部(6a)直下で幅4μm、その端部で輻2μm
、そこから端面に向って幅が増加していき、端面におい
て幅が60μmとなる光導波路が形成される。これによ
り、電流注入部(6a)直下の光導波路で発生した基本
横モードのレーザ光は、導波路幅の広い領域に導波され
る際に、輻2μmの狭隘な部分を通過することとなる。
この時、レーザ光は、この狭隘な部分によって大きく回
折され、その広がり角が大きくなり、端面での発光幅が
広がる。したがって、端面での光密度が減少−1基本横
モードで動作する最大光出力が増加する。
第2図は本実施例装置の電流−光出力特性を実線で示す
。また比較のため、第4図に示す従来装置の電流−光出
力特性を破線で併記する。図より本実施例では最大0.
95W程度まで動作可能であり、従来装置の0.6Wに
比して最大光出力が大幅に増大していることがわかる。
第3図は本実施例装置の500mW出力時におけるレー
ザ光の水平方向遠視野像を示し、図より本実施例装置の
レーザ光は半値角1°程度の良好な単峰性であることが
わかる。
(ト)発明の効果 本発明によれば、光導波路において導波路幅の狭い領域
と導波路幅の広い領域との結合部分の導波路幅をさらに
狭くすることによって、この部分でレーザ光が大きく回
折され、端面での発光幅が広がるので、端面における光
密度が減少し、さらなる高出力動作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示し、第1図(a)は平面
図、第1図(b)はそのX−X断面図、第1図(c)は
第1図(a)のY−Y断面図、第1図(d)は側面図、
第2図は本実施例装置の電流−光出力特性図、第3図は
本実施例装置の水平方向遠視野像を示す特性図、第4図
は従来装置を示し、第4図(a)は平面図、第4図(b
)はその中央部の断面図、第4図(c)は側面図である

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光導波路を有する半導体レーザにおいて、前記光
    導波路には他の領域に比して導波路幅の狭い領域があり
    、この幅の狭い領域上には該領域のみに電流を注入する
    電流注入手段が設けられていると共に、前記幅の狭い領
    域と前記他の領域との結合部分で前記光導波路の幅がさ
    らに狭くなっていることを特徴とする半導体レーザ。
JP1864390A 1990-01-29 1990-01-29 半導体レーザ Expired - Fee Related JP2777447B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000312052A (ja) * 1999-02-23 2000-11-07 Mitsubishi Chemicals Corp 半導体光デバイス装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000312052A (ja) * 1999-02-23 2000-11-07 Mitsubishi Chemicals Corp 半導体光デバイス装置

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