JPH0322185B2 - - Google Patents

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JPH0322185B2
JPH0322185B2 JP50006482A JP50006482A JPH0322185B2 JP H0322185 B2 JPH0322185 B2 JP H0322185B2 JP 50006482 A JP50006482 A JP 50006482A JP 50006482 A JP50006482 A JP 50006482A JP H0322185 B2 JPH0322185 B2 JP H0322185B2
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fluid
line
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Gerarudo Pii Daakan
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TORITETSUKU IND Inc
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TORITETSUKU IND Inc
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Publication date
Application filed by TORITETSUKU IND Inc filed Critical TORITETSUKU IND Inc
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Description

請求の範囲 1 自然に呼吸している生体内呼吸系に、呼吸ガ
スを補足するための呼吸装置において、生体内呼
吸系は吸気期間と呼気期間を有し、吸気期間T2
はこの間周囲の気圧に対してマイナスの圧力が、
前記系内に呼吸ガスが導入される部分において、
生体内呼吸系に存在し、呼気期間は前記系に呼吸
ガスが導入される部分において、生体内呼吸系に
存在する周囲圧に対してプラスの圧力からなり、
次の手段を有する呼吸装置; 吸気期間の始動を感知する手段と、 吸気期間において、生体内呼吸系内で生じる、
周囲圧に対してマイナス圧の時間T2を示す第1
信号を発生する手段と、 前記第1信号発生手段に接続され、呼吸ガスが
生体内呼吸系に供給される呼吸期間T1を吸気期
間T2より短かく予め決定するためのタイミング
手段と、 期間T1に関連した期間を有する第2信号を発
生するための手段と、 第2信号によつて制御され、前記感知された吸
気に基づいて、呼吸ガスを生体内呼吸系に直ちに
供給するための手段と、この際供給ガスは期間T
1だけ供給され、このガスは前記感知された吸気
のほぼ始めに供給され、またこのガスの供給割合
R1は、、前記呼吸系と接触する血液内に前記ガ
スの分圧の1つの上昇を引き起して、吸気期間T
2の間より低い割合R2で呼吸ガスを連続的に適
用した場合と少なくとも同じになるような値に設
定される、および 期間T1を有する呼吸ガスを複数の連続吸気期
間にわたつて供給できるように、前記呼吸装置を
自動的に再循環するための手段。
2 期間T1が期間T2の値の0.25より小さい、
特許請求の範囲第1項に記載の装置。
3 期間T1が0.5秒より短かい、特許請求の範
囲第1項に記載の装置。
4 前記供給ガス量V1が、前記ガスを割合R2
で期間T2だけ供給して生じるガス量V2よりも
多くない、特許請求の範囲第1項に記載の装置。
アブストラクト 流体的に作動する呼吸装置は、呼吸停止時回路
10と要求ガス回路20とを包有する。呼吸停止
時回路10は、可変キヤパシタンス装置132
と、吸入が起ると、該回路10から流体が急速に
放出する排出手段130とを包有する。もし呼吸
停止時が起ると、回路10は、流体のある既定容
量が回路10に設定されるので、1以上の信号1
36を作動させる。呼吸装置の要求ガス回路20
は、吸入の発端でかつ吸入期間の極く一部である
期間の間患者に呼吸ガスを供給する。
背 景 本発明は呼吸装置及びそれを作動させる方法に
関し、とくに間欠的な要求酸素流れ及び/又は呼
吸停止時検出を特色とするような装置及びその作
動方法に関する。
間欠的な要求酸素流れは、過去において、患者
に対し酸素流れを供給するために一般にかかる高
い費用を軽減するための企図として試みられてい
る。デイ、アウエルバツハ等(Chest,74:1978
年7月1日、頁39−44)はこのような企図の歴史
を省りみて、間欠−要求鼻流れを使用した酸素カ
ニユーレシステムで観察されたテスト結果を報告
している。アウエルバツハ等によつて報告された
装置は、吸入により生ずる負圧、又は吸気により
生ずる正圧のどちらかを、2つの極だつたモード
で、検知するためにカニユーレと連動するばねの
負荷されたダイアフラグムを使用している。負圧
モードでは、報告の装置は、負圧が検出される限
り、患者に酸素を供給し;正圧モードでは、正圧
が検出されない限り、酸素が供給される。
流体論理要素が、また、間欠的要求酸素システ
ムに使用されており、吸入及び呼気により生ずる
負及び正圧を検知する。この点について、ダーカ
ンに対するアメリカ特許3976065は流体要素を使
用した公知例通風管を言及しており、さらに、単
一の流体フリツプ−フロツプが第1制御要素とし
て使用され、複数動作モードのいずれの1つもフ
リツプ−フロツプに適用されるバイアス信号を調
節することにより得られるという、デイジタル流
体通風装置を開示している。
公知例による間欠的要求酸素装置は、負圧か正
圧かどちらか検知して、吸入期間にわたつて患者
に酸素を供給する。もし、患者が例えば分当り10
呼吸の比で呼吸すべきであつたならば、各呼吸は
平均6秒である。このような患者にとつて、吸入
は呼吸当り6秒のうち約2秒で正常では検知さ
れ、呼気は残りの4秒で正常では検知される。そ
れ故に、先行例装置は吸入の全期間−−この場
合、2秒で酸素を供給しようとした。
アウエルバツハ等によりテストされた現在の装
置では、吸入の全期間で供給される酸素は、流れ
のパターンでうねりを始める傾向がある。今ま
で、このうねりは不必要かつ無駄と考えられてい
る。ある装置では、流量計のように他の流体要素
が患者とそのうねりを落とす酸素供給間に組合わ
されている。
しかしながら、本出願人が臨床的に観察した点
は、呼吸過程において酸素は吸入の初期段階での
み血液に吸収される点である。つまり、酸素が効
果的に肺胞に到達するのは吸入の初期段階であ
る。吸入の後の段階中に適用される酸素は、咽
頭、気管及び気管支のような「死空間」に残つて
いる。これにより、本出願人は、呼吸装置の作動
において、秒当り酸素の大容量を適用し、かつ吸
入期間にわたつて秒当りの通常の量を適用するよ
りも吸入の効果的な初期の段階の間にのみ酸素を
適用することがより有利であることを観察により
実証した。
上記の場合、有効初期段階は約0.25秒続いてよ
い。多くの場合、有効初期段階は約1/4以下で通
常では吸入期間の約1/8である。それ故に、もし、
酸素が秒レート当りの正常量(例えば、秒当り50
c.c.よりむしろ秒当り100c.c.)の2倍で供給された
ならば1/2以上の節約−−多くの場合3/4以上−− が実現される。現在の間欠的酸素要求装置は、こ
の有効初期段階の吸入現象に従つて作動するのは
不可能である。
公知例による呼吸器は、呼吸停止時を検知する
ことを狙う。基本的には、呼吸停止は中央神経系
出力の中止、航空妨害或いはその両者の組合せに
より原因とされる呼吸不順である。この不順は、
急な子供の死の症候群に関係がある。この状態が
慢性肺病を有する患者においてとくに有害である
のは、危険な心臓不整脈が酸素欠乏により生ずる
からである。
呼吸停止時の検出を目的とした公知例装置のう
ち、多く(カールソのアメリカ特許3357428及び
コツクスの同4206754に開示された装置を含む)
は電気的にモニターされる電気信号(流体信号と
対比される)を定期的に発生し、患者が満足に息
を止めたかを決定し、或いはその信号は警告表示
としてアラームを作動させる。
呼吸停止時の検出のために流体信号を使用する
公知例呼吸器は基本的には固定キヤパシタンス装
置を使い、吸入間の時間長さを計り又は制御す
る。このような呼吸器の例は、ステワートのアメ
リカ特許3910270;ピータ等の同3659598及びイズ
マツハの同4141354にみられる。流体信号を使う
呼吸停止時検出器では、固定容量のキヤパシタン
スは不適当であり、それは固定量における流体圧
縮は流体論理回路で時折り使用される低圧力と合
わないからである。その上、公知例の固定容量キ
ヤパシタンスは流体論理装置を通つて放出し、か
つ有効な呼吸停止検出器に望まれるものよりひど
く遅い比でそうである。
上述にかんがみて、本発明の目的は、吸入の初
めに、かつ吸入期間の極く一部である時間に患者
に対し吸気ガスが供給される呼吸装置及びその作
動方法を提供することである。
本発明の利点は、酸素のような吸気ガスの貯め
を可能にする経済的かつ有効な呼吸装置の提供で
ある。
他の目的は、流体的に作動する呼吸停止時検出
器を有する呼吸装置を提供することである。
さらに他の目的は、流体論理要素と相容性のあ
る可変量キヤパシタンスをもつた呼吸停止時検出
器と、急速な排出用手段とを具有する呼吸装置の
提供である。
概 要 呼吸装置は、患者の吸入が呼気かを検知する手
段と、第1又は第2出力ポートのどちらかで吸入
か呼気の期間を示す第1流体信号を発生する第1
発生手段とを含む。第1発生手段の第1出力ポー
トは、排出弁と連動する可変容量キヤパシタンス
装置(例えば、エラストマーバルーン)を含む流
体的に作動する呼吸停止時回路に接がれている。
呼吸停止時回路は、選択的に1つ以上の信号化手
段(例えば、カウンター、アラーム又は心電図モ
ニタ)を作動し、そのとき患者は既定時間内吸入
しない。
第1発生手段の第2出力ポートは流体的に作動
する要求ガス制御回路に接がつている。その各種
実施例では、要求ガス制御回路は第1流体信号に
対応する第2発生手段を含んでおり、既定関係に
より第1流体信号の期間と関連したある期間の有
する第2流体信号を発生する。要求酸素制御回路
は、さらに、第2流体信号に感応する弁手段を含
むソース手段を包有して、第2流体信号の期間と
関連する時間の間患者に対する吸気ガスの適用を
制御する。好ましくは、患者に対する吸気ガスの
適用期間は吸入期間の0.25以下である。
検知手段として層流定比増幅器が使用されて、
吸入及び呼気すべく当初の試みにより生ずる圧力
のような非常に小さい圧力を検知する。
【図面の簡単な説明】
本発明の前記及び他の目的、特性並びに効果
は、添付図面に図示された好適な実施例について
次の詳細な説明から明白となり、図面において参
照符号は各図にわたつて同じ部材を指す。図面は
必らずしも尺度通りでなく、本発明の要旨を説明
するにとなる。第1図は本発明の一実施例による
呼吸装置の概略図である。第2図は、本発明に使
用される適当な検知手段を図示した概略図であ
る。第3A,3B及び3C図は、本発明に使用さ
れる適当な第1発生手段のそれぞれ異なる実施例
を図示した概略図である。第4図は本発明の一実
施例による要求制御回路を図示する概略図であ
る。第5A,5B及び第5C図は、患者に吸気ガ
スを与える各種方法を図示したグラフである。
図面の詳細な説明 第1図は、呼吸停止発生回路10と要求ガス制
御回路20を含む本発明の一実施例による呼吸装
置を図示する。第1図の実施例は、さらに、検知
ライン24により検知手段26に接続された鼻カ
ニユーレ或いは鼻フオーク具22を含んでいる。
例えば、鼻たけにより鼻の封鎖があるとき、鼻フ
オーク具の代りにマスクが使用される。簡単なた
めに、導管、パイプ、溝、他の閉じられた流体導
管のような流体を運ぶ手線は以後、ラインとして
呼ばれる。
検知手段26は、患者の呼吸システムにおける
圧力流れの方向と期間の検知可能な装置である。
つまり、検知手段26は、吸込もうとする患者の
意図により生ずる負圧と、吐気により生ずる正圧
とを検出できる。第1図で一般に知られるよう
に、検知手段26は、検知ライン24に接続され
た第1制御ポート28;バイアス制御弁32に流
体的に接続された第2制御ポート30;ライン3
8により流体源36に接続された動力流れポート
34;及び2つの出力ポート或いは出力脚40,
42を含む。
第1図において検知手段26に接続された図示
流体源26は、呼吸装置へ空気、酸素又は他の希
望される流体を与えるため小さなポンプ或いは通
常の井戸供給装置でもよい。後述の実施例は複数
の流体源46(各源は流体源36と基本的に似て
いる)の1つに接続された流体要素を使用してい
るが、その代りに流体要素は源36のように単一
源に適当な接ぎ具により接続されてもよい。希望
されるならば、可変絞り或いは圧力調整器のよう
な絞り装置48がどんな源と1つの流体要素間で
接続されてもよい。
第2図にみられるように、検知手段26の1実
施例は、複数の流体増幅器を適当に包有する。と
くに、第2図の実施例は、流体増幅器50,5
2,54を含む1つの3段増幅網を含む。しかし
ながら、検知手段26の他の実施例は、望まれる
増幅度に従つて適当数の段を有してもよい。流体
増幅器は、いずれも(それぞれ50a,52a及
び54aとして示される)第1制御ポート;第2
制御ポート50b,52b及び54b;動力流れ
ポート50c,52c,54c;第1出力ポート
50d,52d,54d;及び第2出力ポート5
0e,52e,54eを具有する。
増幅器50,52及び54は次のように3段形
状で接続されている;出力ポート50dはライン
56により制御ポート52aに接続される;出力
ポート52dはライン60により制御ポート54
cに接続されている;そして、出力ポート52e
はライン62により制御ポート54aに接続され
ている。各動力流れ入力ポートは1つの流体源に
接続されている:ポート52c及び54cは源4
6に接続されており、他方ポート50cはライン
34を介して源36に接続している。第2図にみ
られるように、制御ポート50aは検知ライン2
4に接続されており;制御ポート50bは、実質
的には、検知手段26の第2制御ポート30であ
り;出力ポート54dは検知手段26の出力脚4
0に接続されており;そして、出力ポート54c
は検知手段26の出力脚42に接続している。
第2図における検知手段26の増幅器50,5
2及び54は、各段の増幅において6対1のゲイ
ンになるように接続している。第2図の増幅器5
0,52及び54は、流れが無変流となる十分低
い圧力で動作する通常の流体流れ流体増幅器か、
層流流体増幅器かのどちらでもよい。層流流体増
幅器は、高度に敏感であり、典型的なコマンダ式
装置におけるように渦流よりむしろ層流を使う。
この型の層流流体増幅器は、メアリー州コロンビ
アのトリテツク社により手に入る。どちらの場合
でも、検知手段26は、水約0.5ミリメートルの
負圧で最初の呼気を検知できる。
第1図の呼吸装置は、さらに、第1制御ポート
66、第2制御ポート68、第1出力ポート或い
は脚70、及び第2出力ポート或いは脚72を含
む第1発生手段64を包有する。
第3A図は、本発明で使用のため適当な発生手
段の一実施例を詳細に図示している。第3A図の
発生手段64Aは、流体増幅器74とNORゲー
ト76を包有する。増幅器74は、第1制御ポー
ト74a;第2制御ポート74b;動力流れポー
ト74c;第1出力ポート74d;そして、第2
出力ポート74eを包有する。第3A図の実施例
において制御ポート74a及び74bは、実質的
には、第1発生手段64Aのそれぞれの制御ポー
ト68及び66であり;動力流れポート74cは
源46に接続されており;そして、出力ポート7
4eは大気に通じている。NORゲート76は、
制御ポート76a;動力流れポート76c;第1
出力ポート76d;及び第2出力ポート76eを
包有する。第3図から理解されることは、動力流
れ76cは源46に接続されており、出力ポート
76d,76eは第1発生手段の出力脚70,7
2にそれぞれ接続されていることである。NOR
ゲート76は、出力ポート74dを制御ポート7
6aに接いでいるライン78により増幅器74に
接続されている。
第3B図は、本発明で使用のため適当な第1発
生手段の第2実施例を図示する。とくに、第3B
図は、層流定比増幅器79と層流定比フリツプ−
フロツプ80とを包有する第1発生手段64Bを
図示する。流体フリツプ−フロツプ80は、さら
に、2つの層流定比増幅器81,82を包有す
る。増幅器79,81及び82の各々は、上記に
言及された増幅器50,52,54及び74によ
り設定されたアルフアベツトのラベルの付いた入
力ポート、動力流れポート、及び出力ポートを具
有する。同様に、各増幅器はその動力流れ入力が
源46に接がれている。
フリツプ−フロツプ80の増幅器81は、ライ
ン83,84により増幅器79に接続されてお
り、−−ライン83は制御ポート81bを出力ポ
ート79dに接ぎ、ライン84は制御ポート81
aを出力ポート79eに接ぐ。フリツプ−フロツ
プ80の増幅器81,82はライン85,86及
び後述する2つの帰還路により相互接続されてい
る。ライン85は出力ポート81dを制御ポート
82bに接ぎ、ライン86は出力ポート81eを
制御ポート82aに接ぐ。帰還路87aは増幅器
81の出力ポート81eと入力ポート81bを相
互接続し、帰還路87bは増幅器81の出力ポー
ト81dと入力ポート81aを相互接続する。制
御入力ポート79a,79bは、実質的には、第
1発生手段64Bのそれぞれの制御ポート68,
66であり、出力ポート82d,82eは出力脚
70,72のそれぞれに接続している。88とし
て一般に表示されている各種抵抗は、フリツプ−
フロツプ80における種々の地点に配置され、帰
還路87a,87bに含んでいる。
第3C図は、本発明で使用のため同様に適当な
第1発生手段の第3実施例を図示する。とくに、
第3C図は、定比流体増幅器90と双安定流体フ
リツプ−フロツプ92とを包有する第1発生手段
64cを図示する。増幅器90とフリツプ−フロ
ツプ92は、上述したアルフアベツトのラベル付
き入力ポート、動力流れポート及び出力ポートを
具有する。フリツプ−フロツプ92は、ライン9
3,94により増幅器90に接続されており、−
−ライン93は制御ポート92bを出力ポート9
0dに接ぎ、ライン94は制御ポート92aを出
力ポート90cに接ぐ。制御ポート90a,90
bは、実質的には、第1発生手段64eのそれぞ
れの制御ポート68,66であり、出力ポート9
2d,92cは出力脚72,70にそれぞれ接続
されている。増幅器90の出力ポート90eは幾
何学的に負荷されるので、信号が増幅器90へ適
用されないときか、信号がその入力ポート90b
へ適用されるときかのいずれかのときに、流体信
号が発生手段64cの脚72に生ずる。第3C図
において手段64として図示された手段と似た第
1発生手段は、コーニングガラス社により開発さ
れたセンサートリガー(コード192681)である。
第1図は、要求ガス制御回路20の1実施例を
図示する。要求ガス制御回路20は、第2発生手
段96とソース手段98とを含む。
要求ガス制御回路20の第2発生手段96は、
大気に通じる第1出力ポート96a;ライン10
0を経てソース手段98に接続される第2出力ポ
ート96b;源46に接続された第1入力ポート
96c;そして、ライン104により第1発生手
段64の出力脚70に接続された第2入力ポート
96dを包有する。第2発生手段96は、さら
に、一方では入力ポート96cと垂直に交差する
第1端部104aと、他方では入力ポート96c
と垂直に交差する第2端部104bとを具有する
流体閉回路104を包有する。端部104a,1
04bは入力ポート96cとの交差点でリニアー
である。流体路104は流体絞り装置106及
び/又はキヤパシタンス装置108のような1つ
以上のタイミング手段を具有する。第1図の実施
例に示されるように絞り装置106は、可変抵抗
であり、キヤパシタンス108はエラストマーバ
ルーンのような可変容量である。絞り装置106
とキヤパシタンス108は異なる値とキヤパシタ
ンスを有する類似の絞り装置或いはキヤパシタン
スと相互交換される。
要求ガス制御回路20のソース手段98は、ラ
イン114により吸入ガス源112に接がれた要
求弁110を含む。ライン114上で要求弁11
0と源112との間に、調整器116と流量計1
18とが介在する。要求弁110は、また、吸入
ガスを鼻フオーク具22へ供給するために流体輸
送手段或いはライン120に接がれている。バイ
パス・スイツチ124を有するバイパスライン1
22はライン114,120間に接続されて要求
弁110を選択的に短絡する。この点について、
要求弁110は、移動パート弁或いはダイアフラ
ム弁のような適当なものでよいが、実際には
ALCONシリーズAのモデル7986の弁が好まし
い。
適当な要求ガス制御回路の第2実施例が第4図
に図示される。この制御回路20′は第2発生手
段96′とソース手段98′を含む。第2発生手段
はライン100′を経てソース手段98′に接続さ
れた第1出力ポート96a′;大気に通じる第2出
力ポート96b′;源46に接続される第1入力ポ
ート96c′;そして、ライン102′により第1
発生手段64の出力脚70に接がれた第2入力ポ
ート96d′を包有する。第1図の実施例のよう
に、第2発生装置96′はそれぞれの端部104
a′,104b′を有する流体路104とタイミング
手段106′,108′とを含む。
ソース手段98′は、第1図のように、ライン
114′により適当な源112′に接がれたダイア
フラム弁110′を包有する。要求弁110′は、
ライン100′により第2発生手段96′に接がれ
た第1入力ポート110a′;ライン114′に接
がれた第2入力ポート110b′;流体輸送手段1
20に接続された出力ポート110b′;そして、
フレキシブルなダイアフラム110dを具有す
る。第1図の実施例と同様に、第4図の実施例も
また、バイパス・スイツチ124′を有するバイ
パスライン122′を含む。
第1図或いは第4図の実施例のどちらかでは、
要求ガス制御回路は、さらに、第1図では16
0、第4図では160′としてラベルの付いたカ
ウンターデイプレイ回路を包有する。第1図の回
路160は、ライン164によりライン100に
接続された空気カウンタ162を含む。第4図の
回路160′はライン164′により第2発生手段
96′の第2出力ポート96b′に接がれた同様の
空気カウンタ162′を含む。
回路160は、さらに、入力として適用される
流体信号の期間と等しい期間を有する電気信号を
発生させるために適当な2つの圧力電気装置16
6,168を含む。装置166はライン170上
でライン120に接続されており、装置166は
リード線174によりデイスプレイ装置176に
電気的に接続されており;装置168はリード線
178によりデイスプレイ装置180に電気的に
接がつている。デイスプレイ装置176,180
は、それぞれ、クロツク手段、リセツト手段及び
読出し手段(デイジタル的読出しのような)のよ
うな図示成分を含む。
第1図或いは第4図の実施のどちらかに、発振
器126がライン120上で患者(鼻フオーク具
22)とソース手段110或いは110′間に接
続されてよい。発振器126は、ガスの肺への拡
散を増加させる吸入ガス流れ方向の高周波を発生
させるために使用される。発振器126は、例え
ば、ロータリーモータ或いはポンプを包有しても
よい。バイパスライン127はスイツチ128を
伴つて、その両端はライン120に接がれ、発振
器126の対向側にくる。スイツチ128の選択
動作は発振器126を効果的に短絡し、吸入ガス
の非発振流れを設ける。
呼吸停止時回路10は第1発生手段64の出力
脚72に流体的に接続され、また排出手段130
(きのこ弁のようなもの);可変キヤパシタンス装
置132(例えば、エラストマーバルーン);デ
ジタル流体装置(例えば、NORゲート);そし
て、少くとも1つの信号化手段(例えば、空気的
に動作するデジタルカウンタ136a;アラーム
136b;そして、心電図モニタ136cのいず
れか)を含む。
呼吸停止回路10の可変キヤパシタンス装置1
32とNORゲート134は、ライン138によ
り、第1発生手段64の出力脚72に接がる。流
体低抗140はライン138上で第1発生手段6
4と可変キヤパシタンス装置132間に介在す
る。流体路或いはライン142は、流体低抗14
0を回つてライン138と平行に接続される。き
のこ排出弁130は路142上に存在し、流体信
号が発生手段64の方向からそこに適用されると
き、閉じるように動作する。
NORゲート134は、源46に接がつた第1
入力ポート134a;ライン138に接がつた第
2入力ポート134b;大気に通ずる第1出力ポ
ート134c;そして、信号化手段に接がつた第
2出力ポート134dを包有する。この点におい
て、出力ポート134dはライン144により圧
力電気スイツチ146に接続され、またライン1
44,148によりカウンタ136aに接続され
る。圧力電気スイツチ146は適当なリード線1
48,150によりアラーム手段136bと心電
図モニタ136cと電気的に接がる。アラーム手
段136bは可聴アラーム、視覚アラームのどち
らか或いは両者でもよい。
圧力/電気装置152は、ライン154によ
り、第1発生装置64と流体低抗140間のライ
ン138の一部に空気的に接がつている。圧力電
気装置152は、入力として適用された流体信号
の期間に等しい期間を有する電気信号を発生する
型式のものである。圧力電気装置152は、リー
ド線156によりデイスプレイ装置158に電気
的に接がる。デイスプレイ装置158は、装置1
76,180について前述した型式のものであ
る。
前述した呼吸装置の動作を説明する前に、注意
すべきことは、酸素は吸入の速い段階の間での
み、おおむね血液に吸収されることを、出願人は
呼吸過程で臨床的に観察していることである。こ
の観察を図示するために、第5A,5B及び5C
図が参照される。説明のために、患者が1分当り
10呼吸の割合いで呼吸するとき、各呼吸は約6秒
が平均となる。この例を図示するために、第5A
〜5C図の各グラフは、0から6まで秒毎に増加
する時間軸を有する。簡単のために、グラフの第
2軸は分当り0から6リツトルまで増分されてお
り、吸気ガスの患者への供給割合いを示してい
る。
第5A図は、患者に吸気ガスを連続して供給す
る装置について図示する。第5A図のグラフはお
おむね水平直線を示し、その線以下の面積は供給
されたガス量に略一致する。図示の6秒の期間で
は、ガス供給は、約0.3リツトル(=3リツトル/分 ×1分/60秒×6秒)。6秒呼吸のうち約2秒のみが吸 込のために要求されるので、第5A図の連続供給
装置の使用では、相当のロスが生ずる。
もつと節約的で先行技術の間欠的要求装置で
は、吸気の間だけガスを吸気ガスを供給する。こ
のような装置は第5B図により代表され、2秒
(全吸気の略長さ)続いた略平行直線を示す。第
5B図において供給されたガスは約0.1リツトル
である。
上述したように、呼吸装置の動作に当つて、吸
入期間にわたつて分当りの通常の容量割合いより
むしろ吸入の効果のある速い段階で分当りの吸気
ガスの大容量を適用するのが最も有利であること
を、出願人は観察していた。それ故に、第5C図
は、吸入の速い段階で分当り大容量の酸素を与え
るのが好ましいことの出願人の発見を図示してい
る。この効果のある速い段階は吸入期間の約4分
の1以下(通常では約8分の1)。とくに、第5
C図は、約0.25秒間続く分当り約6リツトルの酸
素流の「Spike」のSを図示する。それ故に、第
5C図で供給されるガスは、約0.025リツトル
(=6リツトル/分×1分/60秒×0.25秒)以下である
後述する方法で動作し、上記した構成は、第5C
図の方法に従つて、患者に酸素のような吸気ガス
の供給を容易にする。
患者が吸込もうとするとき、鼻フオーク具22
とライン24で生ずる負圧が検知手段26により
検知される。前述したように、検知手段26は水
0.5ミリ・リツトル程小さい負圧を検知できる。
吸入により生ずる負圧を検知する際に、検知手段
26は出力脚42で流体信号を発生する。
上記について、かつ第2図に図示された検知手
段26の実施例に関して、検知ライン24上の負
圧により、検知手段26のポート34に適用され
る動力流れが出力ポート50eに偏向する。その
結果の流体信号はライン58に沿つて増幅器52
の制御ポート52aに適用される。結果として、
増幅器52の動力流れの入るポート52cが出力
ポート52dへ偏向し、ライン60上に信号を発
生する。同様方法により、ライン60上の信号
は、増幅器54の制御ポート54cに適用され、
この結果により、流体信号が検知手段26の出力
脚42上で発生する。図示実施例のために、検知
手段26における増幅器の各段は、約6対1のゲ
インを成遂する。
検知手段26の出力脚42上の流体信号は、第
1発生手段の制御ポート68に適用され、そし
て、手段64の各変形実施例で後述するように、
最後には、第1流体信号が発生する結果となり、
出力ポート70に適用される。第1流体信号は、
患者の吸入期間と略等しい期間を有する。
第3A図に示した実施例の発生手段64Aにお
いて、出力脚42上の信号は増幅器74の制御ポ
ート74aに適用され、そしてポート74cに適
用された動力流れを出力ポート74dに偏向さ
せ、これにより、ライン78上に流体信号を発生
する。ライン78上の流体信号は、NORゲート
76の制御ポート76aに適用され、そして、ポ
ート76cに入る動力流れを出力76dに偏向さ
せ、これにより、出力脚70に第1流体信号を発
生する。
第3B図に示した実施例の発生手段64Bにお
いて、出力脚42の信号は、増幅器79の制御ポ
ート79aに適用されて、入力ポート79cに入
る動力流れを出力ポート79dへ偏向させ、従つ
て、ライン83に流体信号を発生する。ライン8
3の流体信号は、フリツプ−フロツプ80、とく
に制御ポート81bにおける増幅器81に適用さ
れる。ライン83の流体信号は動力流れの入るポ
ート81cを出力ポート81e方向に偏向させ、
従つて、ライン86と帰還ライン87aの両方に
流体信号を発生する。ライン86の信号は増幅器
82の制御ポート82aに適用されて、動力流れ
の入るポート82cを出力ポート82e方向に偏
向させ、これにより出力脚70に第1流体信号を
発生する。
第3C図に示した実施例の発生手段64cにお
いて、増幅器90の制御ポート90aに適用され
る。出力脚42の信号は幾何学的負荷を克服し、
動力流れの入るポート90cを出力ポート90d
に偏向させ、これによりライン93に流体信号を
発生する。ライン93の信号は双安定フリツプ−
フロツプ92の制御ポート92bに適用され、そ
して、同じ方法でポート92cへ入る動力流れを
出力ポート92bに偏向させ、出力脚70に第1
流体信号を発生する。
呼吸装置の吸入相の動作説明は、第1図と第4
図とのそれぞれの要求ガス制御回路20,20′
を考慮に入れて分けられる。
第1図の要求ガス制御回路20に関して、手段
64により出力脚70に発生した第1流体信号
は、ライン102上の第2発生手段96に適用さ
れる。第1図から明らかなように、ライン102
上に流体信号の不在で、発生手段96のポート9
6cに入る動力流れは、出力ポート96aを通つ
て大気に通じる。しかし、第1流体信号がライン
102上で第2発生手段96に適用されるとき、
ポート96cに入る動力流れは、後述する方法に
より一定期間出力ポート96bに偏向する。ライ
ン102の第1流体信号を第2発生手段96のポ
ート96dに適用の際に、ポート96cに入る動
力流れは出力ポート96aから出力ポート96b
に偏向し、ソース手段98に適用されるライン1
00に第2流体信号を発生する。ライン102の
第1流体信号は、また、タイミング手段(例えば
抵抗106及びキヤパシタンス装置108)を有
する流体路104に適用される。タイミング手段
は、閉じたループ流体路104をまわる第1流体
信号の通過をある既定時間遅らせる。つまり、大
体の値いが可変抵抗106の抵抗のために選ば
れ、まやおおよそ最大の容量のキヤパシタンス装
置108が選ばれるので、閉じたループの流体回
路104を介して移動する第1流体信号は、その
信号が流体回路104の第2端部104bに到る
前に、ある既定期間遅れる。閉じたループの流体
路104を介して移動する第1流体信号が第2端
部104bに到るとき、ポート96cに入る流体
流れの各側の流体圧力は均衡され、その流体流れ
は、もはやポート96bから偏向するが、その代
りに、ポート96aを通つて大気へ再び通じる。
このようにして、第2発生手段96は、ライン
100に第2流体信号を発生し、第2流体信号は
出力脚70からライン102に適用される第1流
体信号の期間に関連したある期間を有する。ライ
ン102における第1流体信号とライン100に
おける第2流体信号の期間は、第2発生手段96
からなるタイミング手段に対し選ばれる値いと寸
法とに依存する既定関係のもとにある。このよう
な値いと寸法は、この実施例のために選ばれるべ
きであり、このようにして、第1流体信号の期
間、つまり吸入期間に対する第2流体信号の期間
の比が0.25以下である。多くの場合において、望
まれるならば、その比は約0.125であればよい。
ソース手段98の弁手段110は、ライン11
4に沿つて源112から吸気ガスの供給を受け
る。弁手段110は、ライン100で受けられる
ような第2流体信号の期間に一致したある期間ラ
イン120上で患者にそのガスを与える。故に、
上述した既定関係に従つて、ソース手段98は吸
入の最初の段階後0.5秒以下の間で患者に吸気ガ
スを供給する。第4図の実施例の要求ガス制御器
20′に関して、発生手段64の出力脚70上の
第1流体信号は、ライン102′上で、第1図の
実施例と同様に、第2発生手段96′に適用され
る。しかしながら、注目すべきことは、このよう
な信号が不在のとき、ポート96c′に入る動力流
れは大気に通らず、ライン100′で第2流体信
号として出力ポート96a′へ走行する。ライン1
02′の第1流体信号を第2発生手段96′の入力
ポート96d′に適用の際に、流体流れの入るポー
ト96c′は出力ポート96a′から出力ポート96
b′に偏向し、そこで第1流体信号に対して要求さ
れる時間と略等しい時間の間大気に通じて、閉じ
たループ流体路104′を介して走行し、その後
は、流体流れの両側で流体圧力を均衡させる。
上記の点において、流体路104′は第1図実
施例の流体路104と似ており、抵抗106′及
びキヤパシタンス108′のような類似のタイミ
ング手段を含む。第4図の実施例において、タイ
ミング手段の値いと寸法は、ライン102′で受
けられる第1流体信号の期間に対してライン10
0′で適用される第2流体信号の期間との比が
0.75以上であり、場合によつて、0.875以上にな
るように、選ばれる。勿論、第2流体信号は吸入
のあとの部分の期間にのみライン100′上に適
用されるので、動力流れの入るポート96c′は吸
入の最初の段階で、かつその後の短い期間中にポ
ート96b′を経て大気に通じる。
ソース手段98′の弁手段110′は、源11
2′からライン114′へ吸気ガスの供給を受け、
そして、ライン100′に第2流体信号の不在の
とき、ライン120で患者に吸気ガスを供給す
る。この点において、ライン100′に第2流体
信号の存在が、吸気ガス入力ポート110b′に対
抗してダイアフラム110d′を負荷させるが、他
方ライン100′に第2流体信号の不在により、
ライン114′上で入力ポート110bで発生し
た圧力がダイアフラム110d′を偏向させ、また
弁手段110′を介して、かつ出力ポート110
c′の外へ吸気ガスが通過する。それ故に、第4図
の実施例に対し上述した既定のタイミング関係に
従つて、弁手段110′が吸入の最初の段階後0.5
秒以下の間に、吸気ガスを患者へ供給する。
各実施例のカウンターデイスプレイ回路16
0,160′は、操作者に或いは従事する医者に、
患者の呼吸活動と要求ガス制御器に関するデータ
を与える。ライン100に接がつた第1図のカウ
ンタ162は、流体信号がライン100に適用さ
れる毎に増加される。このようにして、カウンタ
162は患者により意図された吸入数を作表す
る。第4図のカウンタ162′は第2発生手段9
6′の第2出力ポート96b′に接がつており、同
様に、吸入が意図される毎(手段96′の出力が
大気に通じる毎)に増加される。
操作者或いは従事する医者は、デイスプレイ装
置176,180で、ライン120で患者に対す
る吸気ガスの供給期間及びライン102で流体信
号により表示されるように患者の吸入期間を観察
することができる。この点について、流体信号は
装置166,168のそれぞれにより電気信号に
変換される。電気信号の期間は装置176,18
0により計時される。装置176,180は読出
し手段でその期間と一致する数値(好ましくはデ
イジタル値)を表示し、通常の方法によりセツト
される。デイスプレイ装置176,180は、操
作者或いは従事する医者が第2発生手段96の例
えば可変抵抗106及び/又はキヤパシタンス1
08のタイミング手段を調節、カリブレートし、
又は選択的に変化させるので、とくに有用であ
る。
第1図と第4図のそれぞれの実施例の要求ガス
制御器20,20′に関して、理解されるべきこ
とは、2つの制御器が容易に装着可能であつて、
望まれるならば、吸入期間にわたつて吸気ガスを
供給する。これは、いくつかの方法で行なわれ
る。例えば、絞り装置106の値いが、吸入にわ
たつて出力ポート96bで出力が生じる路104
で抵抗が最も大きいように、選ばれてもよい。或
いは、他の例として(図示しない)、バイパスラ
インが1つのスイツチを有して、第2発生手段9
6を選択的に短絡してもよい。このようなモード
の動作において、第1と第2流体信号間の既定関
係は、1対1の比か、或いは1/1の一部である。
再び、第1図と第4図とのそれぞれの実施例の
要求ガス制御手段20,20′に関して、呼吸装
置は適当なバイパススイツチ(第1図の124及
び第4図の124′)を閉じることにより連続モ
ードで動作可能である。スイツチ124或いは1
24′の閉成は、吸気ガスがライン114,12
2及び120或いは114′,122′及び12
0′を経て源112或いは112′から連続して流
れることを可能にする。
第1図と第4図とに示した要求ガス制御器の両
実施例に関して、流量計118(第4図では11
8′)が弁手段110或いは110′と源112或
いは112′間に、又はそれに代つて弁手段11
0或いは110′と鼻フオーク具22間に接続さ
れるべきである。さもなければ、第5C図に示し
た「spike」のsは落ちてしまい、不十分なガス
供給の結果になる。
吸入の間、発生手段64は出力脚72の代りに
出力脚70に第1流体信号を適用するので、呼吸
停止時回路10は流体信号を受けない。事実、吸
入の間、可変キヤパシタンス装置132で回収さ
れる流体は、きのこ呼気弁130に急速に排出さ
れるが、これは該弁が流体路142に適用される
流体信号により閉じないからである。きのこ排出
弁130と連動する装置132の可変キヤパシタ
ンスとエラストマー性状物は、可変キヤパシタン
ス装置132からの素早い流体放出を容易にす
る。固定容量のキヤパシタンスはこの機能を適当
に実行しない、また流体論理回路で使用される抵
圧力と相容れない。
患者が息を吐き出すとき、正圧が鼻フオーク具
22で検知ライン24に発生する。検知手段26
は正圧を検知し、流体信号をその出力脚40に発
生する。第2図に示した検知手段26の実施例に
おいて、手段26における増幅器50の制御ポー
ト50aに正圧が適用されることにより、ポート
50eに入る動力流れが出力ポート50dへ偏向
し、これによりライン56に信号が発生する。ラ
イン56の信号は、増幅器52の制御ポート52
bに適用され、この増幅器52はライン62に信
号を発生し、増幅器54の制御ポート54aに適
用する。この点について詳しく説明していない
が、理解すべきことは、増幅器52,54が負圧
動作相に関して上述したように同じ原理に従つて
動作することである。勿論、流体信号は、負圧動
作相で説明したものよりも、反対の入力ポートに
適用され、反対の出力ポートに放出される。
ライン40の流体信号は第1発生手段64の制
御ポート66に適用され、また第3A,3B及び
3C図の各種実施例に関して説明した方法によ
り、出力脚72に第1流体信号を発生する。
第3A図に示した実施例の発生手段64Aにお
いて、出力脚40の流体信号は制御ポート74b
に適用され、これにより動力流れの入る制御ポー
ト74cが出力ポート74eを経て大気に通ずる
原因となる。それ故に、流体信号はNORゲート
76に適用するためライン78に送られない。
NORゲート76の動力流れの入るポート76c
は偏向せずのままで、出力脚72へ放出する。
第3B図に図示した実施例の発生手段64Bに
おいて、出力脚40の信号は増幅器79の制御ポ
ート79bに適用され、また動力流れの入るポー
ト79cを偏向させるので、信号がライン84に
発生する。ライン84の信号は、出力脚72に第
1流体信号を最後に発生するフリツプ−フロツプ
80に適用される。この点について詳しく説明し
ていないが、なお理解すべきことは、フリツプ−
フロツプ80からなる増幅器81,82が、負圧
動作モードに関して上述した同じ原理に従つて動
作することである。勿論、増幅器81,82への
信号は上述したよりも反対の入力ポートに適用さ
れてもよく、また出力信号は反対の出力ポートか
ら放出されてもよい。
第3C図に示した実施例の発生手段64cにお
いて、出力脚40の流体信号は増幅器90の制御
ポート90bに適用されて動力流れの入るポート
90cを出力ポート90eに偏向し、従つてライ
ン94に信号を発生する。双安定フリツプ−フロ
ツプ92の信号94が入る制御ポート92aによ
り、動力流れの入るポート92cは出力ポート9
2d方向へ偏向して、出力脚72に第1流体信号
を発生する。
上述した第1発生手段64の3つの実施例と対
比して、注目すべきことは、第3B図の発生手段
64Bは、脚70から脚72へ切換えるためにそ
の出力のために呼気動作を要することである。他
方、発生手段64A,64Cは、吸入の休止の際
には、脚70から脚70へその出力を自動的に切
換える。
正圧動作モードにおいて、第1発生手段64は
出力脚72に第1流体信号を発生するので、流体
信号は出力脚70で要求ガス制御回路に適用され
ない。第1図と第4図とに示した要求ガス制御器
の各実施例に関して上記に別々に説明したよう
に、発生手段64の出力脚70に流体信号が不在
では、ソース手段98の抑制が生じる。このよう
にして、呼気の間、患者へは吸気ガスが適用され
ない。
発生手段64が、検知された正圧に感応して出
力脚72に第1流体信号を発生するとき、流体信
号はライン138により呼吸停止時回路10に適
用される。その信号は、それが流体抵抗140に
出会うまでライン138に沿つて走行する。抵抗
140はライン138に適用される流体信号の路
を封鎖し、これにより、流体信号は流体路142
を介して走行する。路142を回つて走行する流
体信号は、流体信号をライン138に沿つて、ま
た可変キヤパシタンス装置132内へ走行させる
きのこ呼気弁130を閉じる。流体信号は、発生
手段64が流体信号を発生している限り、可変キ
ヤパシタンス装置132へ連続して適用される。
正常な呼吸において、発生手段64は、可変キ
ヤパシタンス装置132がその最大容量に充たさ
れるまでは、永く、出力脚72に流体信号の発生
を止める。この点において、想起すべきことは、
発生手段64は、吸入が検知手段26により検知
されるとき、出力脚72に流体信号をもはや放出
しないことである。この場合、患者は満足に呼吸
しており、呼吸停止時はない。
他方、異常呼吸において、患者が吸入できない
とき、発生手段64は出力脚72に流体信号を発
生し続ける。従つて、可変キヤパシタンス装置1
32は、それが最大容量にふくらんで、それをそ
の最大容量に拡長する圧力に至るとき、NORゲ
ート134の動力流れの入るポート134aによ
り、出力ポート134cから出力ポート134d
に切換えられる。この方法により、NORゲート
134は、単独で或いは組合わせてのどちらかに
より各種信号化手段を動作させるために使用され
るライン144上に流体信号を発生する。第1図
に示すように、ライン144の流体信号は、中間
ライン148を経て、NORゲートがスツチする
毎にインクリメントする空気動作するデイジタル
カウンタ136aに適用される。ライン144
は、また、ライン144の流体信号をライン14
8,150に電気信号に変換する圧力/電気スイ
ツチ146に接がれている。ライン148の電気
信号は心電図(ECG)モニタ136cを作動し、
ライン148,150の電気信号はアラーム13
6bを作動する。前述したように、アラームは可
視、可聴或いは両者のものでもよい。
エラストマーバルーン或いは他の適当な装置の
各種寸法及び型は可変キヤパシタンス装置132
のために選ばれる。その選択の要素として、装置
により行使されるエラストマーの伸長及びその装
置の流体貯め容量の最大値が考量される。例え
ば、患者が20秒間隔内で吸入していないことを表
示する呼吸停止時回路10を希望するならば、そ
の20秒間NORゲート134にスイツチをトリガ
ーさせずに発生手段64により発生する流体容量
を、収容できるように装置132が選ばれる。勿
論、患者が、可変キヤパシタンス装置132がそ
の最大容量に達する前に、吸入したならば、きの
こ弁130と連動する装置132は、上述した方
法により素早く収縮する。
呼吸停止時回路10のデイスプレイ装置158
は操作者或には従事する医者に患者の呼気期間を
計時させることができる。デイスプレイ装置15
8は、圧力/電気装置152と一緒に、上述した
カウンターデイスプレイ回路における類似の成分
とほぼ同じ方法により動作する。
本発明は好適な実施例について説明されたが、
各種の変形例も本発明の要旨から外れない限り、
本発明によつて構成されることを理解すべきであ
る。例えば、カウンタ162は、交互にライン1
20又は102と接続されてもよい。
なお、本発明は臨床目的(例えば患者を伴つ
て)に適合した呼吸装置に関して説明されている
が、他の分野にも応用されることが理解される。
例えば、本発明は、航空、地下、下水環境に関し
てガス補給又は呼吸停止の検出のために使用でき
る。
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