JPH03213926A - 室内空気清浄化設備 - Google Patents

室内空気清浄化設備

Info

Publication number
JPH03213926A
JPH03213926A JP2009337A JP933790A JPH03213926A JP H03213926 A JPH03213926 A JP H03213926A JP 2009337 A JP2009337 A JP 2009337A JP 933790 A JP933790 A JP 933790A JP H03213926 A JPH03213926 A JP H03213926A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
filter
gap
harmful gas
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009337A
Other languages
English (en)
Inventor
Terutaka Sawara
佐原 輝隆
Ryoji Koshio
小塩 良次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Plant Technologies Ltd filed Critical Hitachi Plant Technologies Ltd
Priority to JP2009337A priority Critical patent/JPH03213926A/ja
Publication of JPH03213926A publication Critical patent/JPH03213926A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
  • Central Air Conditioning (AREA)
  • Ventilation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C産業上の利用分野〕 本発明は室内空気清浄化設備に係り、特に美術館や博物
館等の文化施設の展示室や収蔵室のように、壁から室内
環境にとっては好ましくない有害ガス成分が発生する場
合に、有害ガス成分をフィルタにより清浄化し、清浄な
空気を室内に供給する室内空気清浄化設備に関する。
〔従来の技術〕
従来より、鉄筋コンクリート建築の美術館や博物館にお
いて、絵画等の展示物や収蔵物に対して好ましくない影
響を及ぼすアンモニアを主成分とする有害ガスがコンク
リート壁面から発散することが知られている。この有害
ガス成分をできるだけ室内に流入しないようにするため
に、美術館や博物館等の収蔵室には、第2図に示される
ような室内空気清浄化設備が備えられている。この収蔵
室はコンクリート壁Aによって囲まれた外室と外室の内
側に設けられた内室1とから構成されている。この内室
1は、木材等で作られた内壁已によって囲まれている。
コンクリート壁Aと内壁Bとの間には間隙4が設けられ
ており、内室1の六面全ては間隙4によって囲まれてい
る。内室1内の空気中には内壁Bから発散され、間隙4
内の空気と比較すると、有害成分濃度が低いガスが含ま
れている。一方、間隙4内の空気中にはコンクリート壁
Aから発散され、内室l内の空気と比較すると、有害成
分の濃度が高いガスが含まれている。
ここで、内室1内の空気は内壁Bに設けられた開口部を
通って間隙4内に流出する。間隙4内に流出した内室1
内の空気と間隙4内の空気とは、間隙4と接続された空
気清浄装置2に流入する。空気清浄装置2内に流入した
有害ガス成分は空気清浄装置2内のフィルタ3によって
清浄化される。
清浄化された空気は内室1内に供給される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような構成の室内空気清浄化設備で
は、微小の有害ガス成分を含有する内室内の空気と多量
の有害ガス成分を含有する間隙内の空気とが同一のフィ
ルタに流入することになる。
このことにより、フィルタにより清浄化される有害ガス
成分を内室内における極tで微小な有害ガス濃度レベル
まで清浄化するためには、フィルタと有害ガス成分との
接触時間を長くする必要があり、そのためにはフィルタ
を大きくしなければならない。また、フィルタにより清
浄化された有害ガス成分の有害ガス濃度レベルが内室内
における有害ガス許容濃度レベルを超えて有害ガス濃度
が高くなった場合には、フィルタにガス吸収能力が残っ
ていても、フィルタを交換しなくてはならず、フィルタ
の利用効率低下の原因となった。
本発明は上記事実を考慮し、フィルタの小型化とフィル
タの利用効率の向上を実現することにより、有効な空気
清浄装置の利用を可能にする室内空気清浄化設備を得る
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明の室内空気清浄化設備
は、第1の壁によって囲まれた外室と、前記外室の内側
に前記外室との闇に間隙を設けて配置されると共に第1
の壁より有害ガス成分の発生が少ない第2の壁によって
囲まれた内室と、を備えた室の室内空気清浄化設備にお
いて、前記内室内の空気中に含まれる有害ガス成分をフ
ィルタで清浄化し、清浄な空気を前記内室内に供給する
内室内空気循環系と、前記間隙内に含まれる有害ガス成
分をフィルタで清浄化し、清浄な空気を前記間隙内に供
給すると共に前記内室内空気循環系と分離して備えられ
た間隙内空気詰環系と、を設けたことを特徴とする。
〔作用〕
本発明の室内空気清浄化設備では、内室内の空気中に含
まれる有害ガス成分をフィルタで清浄化し、清浄な空気
を内室内に供給する内室内空気循環系と、間隙内の空気
中に含まれる有害ガス成分をフィルタで清浄化し、清浄
な空気を間隙内に供給する間隙内空気詰環系とを各々分
離して設け、別々に空気の清浄化作業を行う。これによ
り、内室内の空気は間隙内の空気と比較して微小な有害
ガス成分しか含まないので、小型のフィルタの設置が可
能となる。一方、間隙内の空気は内室内の空気と比較し
て多量の有害ガス成分を含むが、間隙内空気詰環系にお
ける清浄化作業によって清浄化された空気は内室内に流
入することはなく、間隙内のみに流入する。さらに、間
隙内の空気は内室内における有害ガス許容濃度レベルま
で清浄化する必要がなく、フィルタにガス吸収能力が残
っていれば長期間使用可能となり、フィルタの利用効率
の向上が可能となる。
〔実施例〕
第1図は、本発明の室内空気清浄化設備の一実施例を示
す構成図である。
コンクリート壁Aによって囲まれた外室の内側に、内壁
已によって囲まれた内室11を設け、コンクリート壁A
と内壁Bとの間に間隙Cを設ける。
内壁Bは木材等で製作されており、内壁已によって囲ま
れた内室11は美術品等の収蔵に使用される。また内室
11は6面全てを間隙Cによって囲まれている。
内室11の天井部11aには清浄空気吹込口12が開口
され、床部11bには排気口14が開口されている。清
浄空気吹込口12は空気清浄装置13の空気吐出側に連
結されている。この空気清浄装置13はフィルタ13a
が取付けられると共に内室11内にフィルタ13aで清
浄化した清浄な空気を供給するようになっている。また
排気口14は空気清浄装置13の吸気側に連結されてお
り、内室11内の空気を空気清浄装置13に送り込むた
めの空気の出口となっている。
コンクリート壁Aに囲まれた外室の天井部11Cには清
浄空気吹込口15が取付けられ、床部11dには排気口
16が取付けられている。清浄空気口吹込口15は空気
清浄装置17の空気吐出側に連結されている。この空気
清浄装置17はフィルタ17aが取付けられると共に間
隙C内にフィルタ17aで清浄化した清浄な空気を供給
するようにな−っている。また排気口16は空気清浄装
置17の吸気側に連結されており、間隙C内の空気を空
気清浄装置17に送り込むための空気の出口となってい
る。
次に本実施例の作用を説明する。
内室11内の空気は排気口14を通り、空気清浄装置1
3に流入する。空気中の有害ガス成分はフィルタ13a
により清浄化される。フィルタ13aによって清浄化さ
れた空気は清浄空気吹込口12を通って内室11内に供
給される。一方、間隙C内の空気は排気口16を通って
空気清浄装置17に流入する。空気中の有害ガス成分は
フィルタ17aにより清浄化される。フィルタ17aに
よって清浄化された空気は、清浄空気吹込口15を通っ
て間隙C内に供給される。このことにより、内室11内
の空気中に含まれる有害ガス成分の清浄化作業は空気清
浄装置13によってなされ、また間隙C内の空気に含ま
れる有害ガス成分の清浄化作業は空気清浄装置17によ
ってなされ、内室11内の空気清浄化作業と間隙C内の
空気清浄化作業は別々に行われることになる。
ここで、内壁Bは木材等で製作されるが、木材等の壁材
から発散される有害ガス量は、コンクリート壁Aから発
散される有害ガス量に比べて極めて微小である。したが
って、内室11内の空気中に含まれる有害ガス成分の清
浄化作業に用いられるフィルタ13aは小型のものであ
っても充分に清浄化作業を行うことができる。
一方、コンクリート壁Aより発散される有害ガス成分は
多量であるために間隙C内の空気中の有害ガス濃度レベ
ルは高くなる。しかしながら、間隙C内の空気中に含ま
れる有害ガス成分を清浄化する空気清浄装置17は、内
室1内の空気中に含まれる有害ガス成分を清浄化する空
気清浄装置13とは分離して設置されている。このため
、空気清浄装置17によって清浄化された空気が内室1
1内に流れることはない。したがって、間隙C内の空気
中の有害ガス濃度レベルが高く、空気清浄装置17のフ
ィルタ17aによって清浄化された空気が内室11内の
有害ガス許容濃度レベルを超えていでも内室11内の美
術品に影響を与えるこ出はない。このことにより、間隙
C内の空気中の有害ガス成分の清浄化作業のみに用いら
れるフィルタ17aは、間隙C内の空気清浄化作業のみ
に用いられるので、吸収効率が低下しても長期間継続し
て使用可能であり、フィルタ単位容積当たりの有害ガス
吸着量を大幅に増大できる。
また、本実施例では、内室11の天井部、コンクリート
壁Aに囲まれた室の天井部に各々清浄化された空気の吹
込口を設け、内室IIの床部、コンクリート壁Aに囲ま
れた室の床部に各々排気口を設けたが、吹込口を床部に
、排気口を天井部に設けてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明では、内室内の空気清浄化と
間隙内の空気清浄化とを分離して行うようにしたので、
内室内の空気清浄化作業を行うフィルタの負荷を大幅に
低減してフィルタを小型化することができると共に、間
隙内の空気清浄化作業を行うフィルタを長期間使用して
フィルタの利用効率の向上を図ることができる、という
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例を示す構成図、第2図は従来
例を示す構成図である。 A・・ ・コンクリート壁、 B・・・内壁、 C・・・間隙、 11・・・内室、 3 ・空気清浄装置、 17・・・空気清浄装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1の壁によって囲まれた外室と、前記外室の内
    側に前記外室との間に間隙を設けて配置されると共に第
    1の壁より有害ガス成分の発生が少ない第2の壁によっ
    て囲まれた内室と、を備えた室の室内空気清浄化設備に
    おいて、前記内室内の空気中に含まれる有害ガス成分を
    フィルタで清浄化し、清浄な空気を前記内室内に供給す
    る内室内空気循環系と、前記間隙内に含まれる有害ガス
    成分をフィルタで清浄化し、清浄な空気を前記間隙内に
    供給すると共に前記内室内空気循環系と分離して備えら
    れた間隙内空気循環系と、を設けたことを特徴とする室
    内空気清浄化設備。
JP2009337A 1990-01-18 1990-01-18 室内空気清浄化設備 Pending JPH03213926A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009337A JPH03213926A (ja) 1990-01-18 1990-01-18 室内空気清浄化設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009337A JPH03213926A (ja) 1990-01-18 1990-01-18 室内空気清浄化設備

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03213926A true JPH03213926A (ja) 1991-09-19

Family

ID=11717660

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009337A Pending JPH03213926A (ja) 1990-01-18 1990-01-18 室内空気清浄化設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03213926A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN208275173U (zh) 一种环保型工业废气净化装置
CN105498378A (zh) 一种双过滤桶结构
CN203816483U (zh) 光氧三组合废气净化一体机
CN206837723U (zh) 一种水浴式烟气净化装置
CN108507106A (zh) 一种新风系统及其空气处理方法
US5549720A (en) Filter
CA2136535A1 (en) Catalytic combustion engine exhaust gas purifier with additional air supply
JPH0245014A (ja) 空気清浄機能付つい立て
JPH03213926A (ja) 室内空気清浄化設備
CN116139661B (zh) 一种可进行多级处理的voc废气处理净化装置
JP2006175336A (ja) 湿式ガス浄化装置
KR101765226B1 (ko) 실내 유입공기 정화장치
CN206919202U (zh) 一种新型空气净化装置
CN207395003U (zh) 一种空气净化装置
CN106352427A (zh) 一种多功能空气净化器
CN207975795U (zh) 一种室内空气净化系统
CN209735622U (zh) 一种无管道净气柜
CN207137603U (zh) 一种空气消毒防疫清洁环保设备
CN209771752U (zh) 一种维护家庭环境的空气净化器
CN218833916U (zh) 一种有机废气吸附回收利用设备
CN207024960U (zh) 空气净化器电离装置及其净化器
CN114522498B (zh) 一种基于环保技术的化工业粉尘处理的高效净化装置
CN221085005U (zh) 一种高效废气处理装置
CN209952426U (zh) 一种工业用的烟尘净化机
KR200225151Y1 (ko) 저소음형 공기 청정장치