JPH03212394A - 囲い体の内部ヘアクセスする方法及び内部へのアクセス手段を有する囲い体 - Google Patents

囲い体の内部ヘアクセスする方法及び内部へのアクセス手段を有する囲い体

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JPH03212394A
JPH03212394A JP2019375A JP1937590A JPH03212394A JP H03212394 A JPH03212394 A JP H03212394A JP 2019375 A JP2019375 A JP 2019375A JP 1937590 A JP1937590 A JP 1937590A JP H03212394 A JPH03212394 A JP H03212394A
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JP
Japan
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flange
cover plate
manway
blanking plate
plate
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Application number
JP2019375A
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English (en)
Inventor
Ian Ripley
イアン・リプリー
Anthony H Needham
アントニー・エイチ・ニーダム
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Great Eastern Bermuda Ltd
Original Assignee
Great Eastern Bermuda Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B9/00Cleaning hollow articles by methods or apparatus specially adapted thereto 
    • B08B9/08Cleaning containers, e.g. tanks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D90/00Component parts, details or accessories for large containers
    • B65D90/10Manholes; Inspection openings; Covers therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/0318Processes
    • Y10T137/0402Cleaning, repairing, or assembling
    • Y10T137/0441Repairing, securing, replacing, or servicing pipe joint, valve, or tank

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  • Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 り墓上皇五亙豆1 本発明は、原油及び、又は重質燃料油の残留物等の相当
な量の流動性物質を収容したタンク等の囲い体の内部へ
該物質をほとんど漏失することなくアクセスする方法及
び装置に関する。本発明は、そのような流動性物質を外
部へこぼすことなく、又、環境を汚染することなくタン
クから容易に取出すことを可能にする。
ここで、「アクセス」とは、ある区域又は装置又は設備
等の内部へ作業員又は作業員の身体の一部(顔や手足等
)又は、導管、工具、道具等を出し入れすること、又は
出し入れすることが可能なことをいう。
従迷]支術 原油又は精製石油製品中に存在する残留物は貯蔵時間の
経過とともに原油や精製石油製品から分離するので、原
油又は精製石油製品の取扱中少割合の残留物が貯蔵場所
内に堆積する。しかも、堆積する原油及び、又は重質燃
料油残留物(以下、単に「残留物」とも称する)の量は
、貯蔵される原油又は精製石油製品の種類によって異な
る。°この条件を更に複雑にするのは、何らかの態様で
水及び石英含有物質が貯蔵場所内へ導入され、残留物と
ともに堆積することである。これらの残留物は、燃料価
を有するが、貯蔵場所から原油又は精製石油製品全体が
取出されるまでは貯蔵場所内の残留物にアクセスするの
は困難であり、貯蔵場所から原油又は精製石油製品が取
出された後でも、その残留物を回収するのは、困難な問
題である。
従来は、貯蔵場所から原油又は精製石油製品が取出され
た後、作業員が貯蔵場所へ送り込まれ、残留物をシャベ
ルで汲み出していた。作業員が貯蔵場所へ入る前又は後
に、水の分離層を除去するのに真空吸引が使用されてい
る。このような残留物の処理は、労働集約型であって、
危険を伴うものであり、しかも不定期に実施されるので
、貯蔵場所を浄化することが怠りがちになっており、そ
の結果、そのような貯蔵場所の多くは、残留物及び水が
堆積したままになっている。このことが、石油精製会社
にとって深刻な経済的負担及び環境保全上の負担を伴う
大きな問題となっている。
このような残留物を効果的、かつ、経済的に回収するこ
と、又、残留物を燃料として使用可能なものにすること
ができないために、原油及び、又は重質燃料油等の残留
物の商業的価値は低い。そのような残留物は、一般に、
高い粘性を有し、不溶性炭質粒状物、砂及びその他の無
機粒状物及び、又は水を含有している。そのために、従
来はそれらの残留物は、ピットや池に廃棄され、時間の
経過とともに重大な環境問題となり、土地利用の面でも
大きな問題を惹起している。
この問題の複雑性については、更に徹底した考察が必要
である。原油、重質燃料油等は、通常、約2.5X10
’〜15X 10’ガロン又はそれ以上の容量を有する
保持タンクに貯蔵される。それらは、何週間もタンク内
に貯蔵されたままにされる場合があり、従って、不溶性
残留物がタンクの油内に析出し、タンクの底に沈降し、
タンクの底に水の層が存在すると(水は油より比重が高
く、タンクの底に沈降する)、不溶性残留物は水の層と
同化する。時間の経過とともに、貯蔵タンク内でこれら
の残留物(及びスラッジ)が占める体積は相当な大きさ
になる。この体積は、タンク内へ新しく油が装入される
たびに増大し、その結果、所望の原油及び重質燃料油を
収容するためのタンクの貯蔵容積を減少させることにな
る。
最終的には、タンクの貯蔵容量を回復し最大限にするた
めに、あるいは、点検又は修理その他の目的のためにタ
ンクを空にするために、残留物(スラッジ)をタンクか
ら除去しなければならない。先に述べたように、従来は
、この残留物の除去という問題は、作業者がマンウェイ
又は頂部開口(例えば頂部カバーを開けて)を通してタ
ンク内に入りスラッジをシャベルでタンクから汲み出す
ことによって対処されていた。この原始的な技法は、労
働集約型で、時間がかかり、従ってタンクの休止時間(
不使用時間)を過度に長くするばかりでなく、重大な健
康上の、及び環境保護上の問題を惹起する。その他のス
ラッジ除去方法としては、例えば、負圧を利用した真空
吸引法、軽油、留出物などの溶媒による希釈法等を含む
いろいろな除去方法が開発されている。これらの方法は
残留物を手作業でタンクから排出する方法に比べれば改
善ではあるが、処理費用が高くつき、やはり健康、安全
及び環境保全上の問題を免れない。これらの方法は、除
去された残留物を経済的、かつ、能率的な態様で回収し
処理することにほとんど配慮していない。更に、溶媒は
商業的な価値を有するものであるから、溶媒の使用は相
当なコスト増をもたらす。
タンクからシャベルで汲み出された、あるいはその他の
何らかの方法で排出された残留物は、タンク貯蔵場所か
ら運搬車によりバッチ作業で大きな掘削穴へ搬出され、
掘削穴へ堆積されてそのような残留物のピット又は池と
なる。それらの残留物は、最終的にはピッチに変わる。
年数が経つにつれてそのようなピット又は池は、石油精
製会社及びその操業区域にとって環境上の頭痛の種とな
ってきている。
ここ1o年来石油の価値が高まってきていることと、石
油残留物の堆積は避けて通れない、どうしても解決しな
ければならない問題であるという認識とが相俟って、残
留物のエネルギー価に一層の関心がもたれてきている。
なぜなら、残留物を燃料又は原料として有効に利用する
ことによってしか環境を浄化することはできないからで
ある。
これらの残留物のエネルギー価が魅力となり得ることへ
の鍵として以下の2つの要素がある。
1、タンクから残留物を低コストで回収すること、 2、残留物を低コストで精製し、燃料又は石油精製所の
原料として混合調製しつるようにすること。
しかしながら、これらのタンクへのアクセスは、一般に
、タンクの側壁の下方部に位置するマンウェイを通して
行われるので、残留物の除去作業は、どのような特定の
作業手順を用いるにせよ、タンク内に堆積する残留物が
マンウェイのある位置より高いレベルに達することがな
いように比較的頻繁に行われるのが普通であった。もち
ろん、タンク内の残留物がマンウェイのある位置より高
いレベルにまで堆積すると、タンク及びその中の残留物
へアクセスする上で重大な支障を来す。
従って、原油及び、又は重質燃料油残留物等を貯蔵タン
クから安全に、かつ、環境保護の面で問題のない態様で
除去するための経済的な、能率的な手段を提供し、しか
も、除去されたそのような残留物を経済的に利用しつる
ように回収することを可能にする方法を求める要望が存
在する。又、タンク内の内容物の高さ(レベル)がマン
ウェイの上方部分の高さより完全に高くなっている場合
であっても、残留物の除去を実施する手段が得られるを
与えるようにマンウェイを通してのタンクへのアクセス
を可能にする方法を求める要望がある。
が   しよ  と  る  題 本発明は、上記の要望を充足するという課題を解決する
ことを企図したものであり、健康上の問題を惹起するこ
となく、タンク等の貯蔵場所から残留物を低コストで除
去することに向けられている。本発明は、更に、貯蔵タ
ンクから残留物を連続的に除去することを可能にし、そ
れによって、燃料及び、又は原料価を回収する目的で残
留物を精製するための連続的工程を維持することを可能
にする。
1 光重Jと目的 本発明の目的は、原油及び、又は重質燃料油残留物等の
相当な量の流動性物質を収容したタンクの内部へ、その
ような物質をほとんど漏失させることなく、マンウェイ
を通してアクセスするための方法及び装置を提供するこ
とである。より具体的にいえば、本発明の目的は、一端
即ち内端において囲い体の内部に連通し、他端即ち外部
において囲い体の外部に連通した通路を有するタンク等
の囲い体であって、該通路の他端はその開口を囲繞する
フランジを有し、該通路を密封するカバープレートが好
ましくは複数の固定手段によって該フランジに固定され
てカバープレート・フランジ組立体を構成しているタン
ク等の囲い体の内部へアクセスする方法を提供すること
である。
−を ゛ るこめの 本発明によれば、タンクの内部へのアクセスは、タンク
の1つ又はそれ以上のマンウェイを通して行われるが、
その場合マンウェイのカバープレートは、タンク内の残
留物(流動性物質)の漏 2 失をせいぜい無視し得る程度に抑えることができる度合
にのみ取外す。本発明は、タンクから流動性物質を取出
すための流動性物質除去(抽出)手段を備えたアダプタ
ーをマンウェイに接続することができるようにする。こ
の流動性物質除去手段は、タンク内の内容物をほとんど
漏失させることなくタンクの内部へ導入することができ
る。
基本的にいえば、囲い体の内部へアクセスするための本
発明の方法は、 a)前記カバープレートとフランジの間にブランキング
プレートを挿入しく好ましくは前記カバープレート・フ
ランジ組立体の一部分から前記固定手段を除去して、カ
バープレート・フランジ組立体の該一部分の間へブラン
キングプレートを挿入し)、該ブランキングプレートに
よって前記通路の開口を密封し、 b)前記ブランキングプレートを前記通路のフランジに
固定し、 C)前記カバープレートを取外し、 d)一端にフランジを有し、他端に該囲い体の内部への
アクセスを可能にするための1つ又はそれ以上の開口を
有するアダプターを前記ブランキングプレートに並置し
、(好ましくはアダプター他のフランジは通路のフラン
ジと合致し、実質的に間延関係をなすものであることが
好ましい。ここで「間延関係」とは、半径方向に同じ拡
がり面を有することをいう。) e)前記アダプターのフランジを前記通路のフランジに
固定し、 f)前記ブランキングプレートを取外すことから成る。
本発明の方法は、前記ブランキングプレートを前記カバ
ープレートと前記通路のフランジとの間へ挿入するのを
可能にするために該カバープレートを通路のフランジか
ら引離すための引離し手段を該カバープレートに取付け
て使用する。好ましい実施例では、引離し手段は、空気
圧シリンダ又は油圧シリンダとする。
好ましい実施例においては、前記ブランキングプレート
は、その長手方向に挿入し、プランキン1 ら グプレートが挿入された後その一端又は両端が前記カバ
ープレート・フランジ組立体から突出するように該ブラ
ンキングプレートの挿入方向の長手寸法は、該カバープ
レート・フランジ組立体の長手寸法より大きいものとす
る。別の好ましい実施例では、前記ブランキングプレー
トが挿入された後その一側部又は両側部が前記通路のフ
ランジから突出するように該ブランキングプレートの幅
寸法は、カバープレート・フランジ組立体の幅寸法より
大きいものとする。これらの実施例では、ブランキング
プレートは、その前記突出した部分において前記通路の
フランジに固定する。通常、ブランキングプレートは、
前記通路を密封するのに十分な面積を有するものとする
別の好ましい実施例においては、前記ブランキングプレ
ートは、少なくとも1つのU字形クランプとボルトによ
って前記通路のフランジに固定し、該U字形クランプの
一方の脚部は他方の脚部より長く、該一方の脚部を該ブ
ランキングプレートに当接させ、他方の脚部を該通路の
フランジに当接させ、該ボルトをブランキングプレート
及びクランプに挿通する。
前記アダプターは、前記囲い体内へ挿入して囲い体内か
ら残留物等の流動物質を回収するのに使用することがで
きるいろいろな機器を収容するためのハウジングとして
構成することができる。例えば、このハウジング内には
、囲い体の内部へ導入することができる水中ポンプを配
設することができる。
火鳳l 全体として、本発明は、原油及び、又は重質燃料油の残
留物、例えばスラッジ、スロップ油、ピッチ、ワックス
、残油なと、通常原油及び、又は重質燃料油の貯蔵タン
ク内に堆積する残留物を経済的、かつ、能率的に回収す
るためのシステムの一部を構成するものとすることがで
きる。本発明は、特に、そのようなタンクへのアクセス
を可能にし、それによって上記残留物を除去するための
、該システムの初期工程を提供することに向けられてい
る。
本発明が一部分を構成する上記システムは、原油及び、
又は重質燃料油、又はそれに類する残留物を貯蔵タンク
から経済的、能率的に回収するための方法であり、それ
によって上述した従来技術の欠点の実質的に全部を解消
するものである。本発明の方法によってタンクから除去
された残留物からは、油を回収することができ、その油
は、所定の割合で原油と混合すれば、製油所の原料油と
してあらゆる面で適するものである。
このシステムは、たとえタンクの内容物(油)がタンク
のマンウェイ(人道)の高さ位置より高いレベルにあっ
たとしても残留物除去(抽出)手段を導入するためにタ
ンクへのアクセスを可能にする新規な技法を包含する。
本発明は、マンウェイを通してタンクにアクセスする手
段を提供する。
全体としてこのシステムは、1989年2月1日に出願
された本出願人の英国特許出願第8902172.9号
に詳述されており、高温の循環加熱媒体液(好ましくは
温水)をタンクの内部へ導入することによってタンクの
残留物を熱的に流動化させる第1段階を含む。加熱媒体
液で残留物を加熱することにより残留物の粘性を減少さ
せ、それによって例えば水中ポンプのような残留物除去
(抽出)手段により残留物を最適のポンプ送り回収速度
で抽出することを可能にする。
回収すべき残留物は比較的高い粘性を有し、又、場合に
よっては高い固形分及び、又はスラッジ含有量を有する
ことからみて、残留物除去(抽出)手段は、従来の方法
とは異なり、タンク内へ直接導入して吸引距離をゼロに
することが極めて望ましく、それによって処理速度を大
幅に高めることができる。
このようにして流動化されたタンク内の残留物を連続的
に抽出し、残留物に帯同されている加熱媒体液及び粒状
物を除去するための分離帯域へ供給する。分離帯域は、
ストレーナ(濾過器)、デカンタ−遠心機、遠心分離機
等で構成することができる。所望ならば、分離帯域にお
いて加熱媒体液(特に、水の場合)の除去を促進するた
めに、回収された炭化水素の流動点を低下させるために
、又、回収された処理された炭化水素に混合するバージ
ン原油に対する該炭化水素の適合性を向上させるべく炭
化水素を安定化させるために、化学的添加剤を用いるこ
とができる。
このシステムの全体工程は、タンクの残油からそれに帯
同されている炭化水素残留物を解放して回収するための
能率的で経済的な手段を提供するので、そのような残留
物の除去と安全な処分のために精油所に相当な費用を費
やすことを余儀なくさせた従来の方法とは異なり、むし
ろ追加の収入源を精油所にもたらしてくれる。
この全体システムのおかげで、貯蔵タンク内の残留物を
除去するためにタンクを不使用にしなければならない休
止時間が、従来必要とされていた時間の何分の−かに減
少される。更に、このシステムは、作業員自身がタンク
内へ入る必要を排除する。この特徴と、残留物を熱によ
り流動化させてタンクから抽出するために閉ループを使
用することとが相俟って、周囲環境及び生態系にとって
 9 も、関係する作業員にとっても、安全な方法を提供する
このシステムを実施するためには、まず、タンク内の残
留物を流動化させるための加熱媒体液を導入することが
できるように、更に重要なのは水中ポンプのような残留
物除去手段を導入することができるように、タンクの内
部へのアクセスを可能にすることが必要である。タンク
のマンウェイは、一般に、人間が入ることができるよう
に設計されており、従って、このシステムに使用する残
留物加熱手段及び残留物除去手段の導入を容易に受入れ
るサイズである。しかしながら、問題は、マンウェイの
カバープレート(通常は、盲フランジ、即ち開口のない
無孔板)を取外し、タンクの内容物を実質的に漏失させ
ることなく、カバープレートに代えてアダプターをマン
ウェイに取付けることができるかどうかである。アダプ
ターは、上述した加熱媒体液を通すことができ、残留物
除去手段を収容することができるものである。本発明は
、マンウェイのカバープレートを取外し、り 0 ンクの内容物がタンクのマンウェイの高さより高いレベ
ルにある場合でもタンクの内容物を実質的に漏失させる
ことなく、カバープレートに代えてアダプターをマンウ
ェイに取付け、それによってタンクの内部へのアクセス
を可能にする方法を提供する。
基本的にいえば、本発明の方法は、まず、カバープレー
トとカバープレートが固定されているマンウェイのフラ
ンジとの間にブランキングプレートを挿入し、ブランキ
ングプレートをマンウェイのフランジに固定し、次いで
、ブランキングプレートをそのままにしてタンクの内容
物を保持するようにしてカバープレートを取外し、次い
で、アダプターをブランキングプレートに並置し、アダ
プターのフランジをマンウェイのフランジに固定し、次
いで、ブランキングプレートを取外すことから成る。こ
とによって、タンクの内部へのアクセスが可能とされ、
上述した残留物除去工程を開始する準備が整う。
ここで、「ブランキングプレート」とは、マンウェイの
ための仮の閉鎖レートのことであり、マンウェイのカバ
ープレートの幅より小さい幅を有するが、マンウェイの
入口を完全に密封するのに十分な大きさの表面積を有す
るように設計されている。従って、カバープレートをマ
ンウェイのフランジに固定しているボルト(又は他の固
定手段)の幾つかをカバープレートの一部分(通常は頂
部)から取外し、残りのボルトを弛めれば、ブランキン
グプレートをボルトを弛められたカバープレートの一部
分(頂部)から導入してマンウェイのフランジとカバー
プレートの間に挿入することができる。ブランキングプ
レートは、カバープレートより幅が狭いから、その挿入
方向にまだ残されているボルトにぶつかって挿入を妨害
されることがない。このようにして挿入したブランキン
グプレートを、後にカバープレートを外すのを妨害する
ことがない手段によってマンウェイフランジに一次的に
固定する。次いで残りのボルトを外し、カバープレート
を取外した後、カバープレートに代えて、好ましくは流
体を密封するためにマ 3 ンウエイのフランジと実質的に合致する一体のフランジ
を有するアダプターを位置づけし、カバープレートを取
外すときの逆の順序で上記ボルト(又は他の固定手段)
をアダプターのフランジに挿入しアダプターをマンウェ
イのフランジに固定する。
ボルトをアダプターフランジの両側部分に戻してアダプ
ターをマンウェイのフランジに部分的に固定したならば
、ブランキングプレートを挿入したときと反対の方向に
移動させることによって抜取る。次いで、すべてのボル
トを戻すことによってアダプターをマンウェイフランジ
に完全に固定する。これで本発明のアクセス方法の全工
程が終了する。
実質的に満杯のタンクにアクセスするための本発明の方
法は、ここでは貯蔵タンクの底部から残留物を回収する
ことに関連する場合を例にとって説明したが、本発明の
方法は、タンク内に収容されているものだけに限定され
ることはなく、又、使用されているタンクのタイプにも
限定されることはないことは明らかであろう。実際、実
質的に満杯のタンクに、タンクの内容物を実質的に漏失
することなく、マンウェイを通してアクセスするための
本発明の方法は、いかなる型式の囲い体にも、又、その
中に収容されたいかなる種類の物質にも適用することが
できる。本発明の目的は、マンウェイの入口のカバープ
レートを取外し、それに代えて、囲い体の内部へのアク
セスを可能にし、囲い体の内容物をほとんど漏失させる
ことなく、特定の応用例の特定の必要を充足することが
できるアダプターを取付けることである。
大部分の原油及び、又は重質燃料油貯蔵タンクにおいて
、タンクへのアクセスは、少なくとも1つのマンウェイ
を通して行うことができる。これらのタンクは、上述し
たように相当に大きいが、本発明のタンクアクセス方法
は、どんなサイズのタンク又は囲い体にも適用すること
ができる。
原油及び、又は重質燃料油貯蔵タンクのマンウェイは大
きく、人間が出入りすることができるようになされてい
る。従って、それらのマンウェイは、 上述した水中ポンプのような残留物除去手段を導入する
のに十分な大きさである。
本発明をよりよく理解するために以下に添付図を参照し
て説明する。すべての添付図を通して、同様な部品は同
じ参照番号で示されている。
第1図を参照すると、横取付マンウェイ(側壁に取付け
られたマンウェイ)を有する典型的な原油貯蔵タンク5
が示されている。図示のタンクは円筒形であるが、本発
明の方法は、いかなる貯蔵用囲い体にも、その幾何学的
形状の如何を問わず、適用することができる。
第1図の原油貯蔵タンク5のマンウェイ3は、第3a、
3b図により詳しく示されている。第1A図は、タンク
の側壁10にとつけられ、カバープレート30を有する
マンウェイ3の別の形態のものを示す。カバープレート
30は、各々直径2゜54cmの44本のボルト50に
よってマンウェイのフランジ40に固定されている。こ
の構成の概略側面図は第11図に示されている。いうま
でもなく、本発明は、44本のボルトを有するカバープ
レートの使用の限定されるものではない。
第11図を参照して説明すると、マンウェイ3は、ベー
ス35上に設置されたタンク5の側壁10に固定された
入口頚部又は通路12から成る。
マンウェイフランジ40は、通路12の一体的一部分で
あり、カバープレート30をマンウェイに固定する手段
である。フランジ40は、「マンウェイのフランジ」と
も、「通路のフランジ」とも称することができる。通常
、マンウェイフランジとカバープレートの間には密封を
設定するために密封ガスケット(図示せず)が介設され
ている。
このガスケットは、通常、アスベストで形成されていた
が、アスベストに対する近年の健康上の懸念からアスベ
ストに代わる代替材料が使用されるようになってきてい
る。
カバープレート30のサイズ及び形状は、マンウェイフ
ランジ30との間に強力な密封を設定するようにマンウ
ェイフランジと実質的に合致し、それと間延関係をなす
ように定めることが望ましい。このカバープレート30
及びそれに合致するマンウェイフランジ40の形状は上
部に円弧状部分を有するほぼ長方形であるが、本発明は
、円形 7 であれ、長方形であれ、楕円形であれ、あるいはそれら
の組合せ形状であれ、どのような形状のマンウェイにも
適用することができる。単に、マンウェイ及びそのカバ
ープレートの形状に対応して、後述するブランキングプ
レートの設計及び形状を変更すればよい。
本発明のアクセス作業を開始する前に、タンクから原油
及び、又は重質燃料油等を取出し、できるだけ原油及び
、又は重質燃料油の残留物だけを残すようにすることに
よってタンク内の水頭をできるだけ下げておくことが望
ましい。もちろん、タンクの内容物を最大限取出してお
いても、残留物のレベル(高さ)がマンウェイの底面の
高さより高い位置にある場合もある。
なすべき最初の作業の1つは、ボルト50の長さを点検
することである。後述するブランキングプレートをマン
ウェイフランジ40とカバープレート30の間に挿入す
ることができるようにするためには、ボルト50は十分
な長さを有して異なければならない。一般に、ボルト5
0は、既存の 8 マンウェイフランジと、ガスケットと、カバープレート
の厚みに加えて、後から挿入するブランキングプレート
の厚み十約3mmのクリアランスを合計した厚さに対応
するだけの長さを有するべきである。ボルトが後から挿
入するブランキングプレートの厚み十約3mmのクリア
ランスをカバーするのに十分な長さでない場合は、それ
らのボルトを長いボルトに取り替えなければならない。
再び第11図を参照して説明すると、このアクセス作業
中タンクから油及び、又はスラッジがこぼれた場合その
こぼれを捕捉するためにこぼれ受皿15をカバープレー
トとマンウェイフランジとの組立体(以下、単に「カバ
ープレート・マンウェイフランジ組立体」と称する)の
下に配置することが、必ずしも必要ではないが望ましい
場合がある。更に、小型の遠心ポンプ(図示せず)を設
けておけば、こぼれた液体を処分するのに好都合である
アクセス作業中、カバープレート30 (通常約300
kg)及びそれに付随した部品の重量がボルト50にか
かるのを回避することが望ましい。
カバープレート30及びそれに付随した部品の重量をボ
ルト50にかけてしまうと、マンウェイフランジに対す
るカバープレートの心合が乱されるので、弛めたボルト
を再び締め直すのを困難にするばかりでなく、他のボル
トを抜取ったりそれらを再度ねじ込むのを困難にする。
又、カバープレート30及びそれに付随した部品の重量
をボルト50にかけると、ボルト自体を損傷してしまう
おそれすらある。
従って、ボルト50を弛めたときカバープレート30及
びそれに付随した部品の重量を支持するために、第11
図に示されるようにマンウェイフランジ40及びカバー
プレート30の真下に支持部材20を挿入するのが有利
である。図示のように支持部材20は、位置づけし易い
ようにこぼれ受皿15内に配置することができる。支持
部材20は、カバープレート・フランジ組立体の重量を
支持するのに十分な強度がありさせえすれば、任意の材
料で形成することができる。例えば木材等が好適である
カバープレート・フランジ組立体を載せる支持部材20
の上面が平滑でない場合は、支持部材の上面に平滑な表
面を有するプレート25を載せることが望ましい。カバ
ープレート30をプレート25の面に沿って摺動させ易
くするためにプレート25の上面にグリースを施すこと
が好ましい。
プレート25は、任意の適当な材料で形成することがで
きるが、通常、スチールで形成する。プレート25の厚
さは、それに載せるカバープレート・フランジ組立体の
重量(アクセス作業の1時点においてはブランキングプ
レートの重量も含む)に対処するのに十分な厚さとすべ
きであり、通常、約10mm以上とすべきである。
第12図は、第1A図と同様の図であるが、こぼれ受皿
15及び支持部材20を設置したところを示す。
カバープレート30をマンウェイフランジ40に固定し
ているボルト50のうちの幾つかを抜取った、あるいは
弛めた後、マンウェイフランジ41 0からカバープレート30を引離すための後述する引離
し手段を位置づけし固定するためにアクセス作業のこの
段階で引離し手段を設置するための準備をする必要があ
る。
本発明の好ましい実施例においては、ブランキングプレ
ートをマンウェイフランジ40とカバープレート30の
間に挿入することができるようにマンウェイフランジ4
0からカバープレート30を引離し離隔させるための引
離し手段は、空気圧及び、又は油圧シリンダである。複
数の空気圧及び、又は油圧シリンダをカバープレート3
0の外面の周縁に位置づけし固定する。第14図の例で
は、6基の空気圧及び、又は油圧シリンダ75がカバー
プレート30に取付られている。
引離し手段として空気圧及び、又は油圧シリンダ(以下
、総称的に「流体圧シリンダ」と称する)を使用する場
合、流体圧シリンダをカバープレート・フランジ組立体
に固定するための流体圧シリンダ保持ボルトを受容する
ボルト穴(ねじ穴)をカバープレートとマンウェイフラ
ンジの両2 方に穿設し、ねじ切りしなければならない。これらのシ
リンダ用ボルト穴は、カバープレートをマンウェイフラ
ンジに固定するボルト50のうちの幾つかのボルトの両
側に穿設する。
第15c図は、カバープレート30の部分図であり、カ
バープレートをマンウェイフランジに固定するためのボ
ルト50、及びボルト50を抜取られたボルト穴55.
55′を示し、ボルト50のためのボルト穴55′の両
側に穿設され、ねじ切りされたたl対のシリンダ用ボル
ト穴60を示す。
第2図を参照すると、第1A図の典型マンウェイの説明
図が示されている。第2図は、カバープレート30、及
び、カバープレートをマンウェイフランジに固定するた
めのボルト50を示し、44本のボルトには、以下に説
明する一部の特定のボルトを抜取り、弛め、再度綿める
操作を理解し易くするために、1から44まで連続番号
が付されている。
流体圧シリンダをカバープレート30に固定するための
シリンダ用ボルト穴60(第15C図参照)は、参照番
号10.15.19.27.31.36で示された位置
のボルト50の両側に穿設され、従って合計15個のボ
ルト穴60が設けられる。引離し手段、好ましい実施例
では流体圧シリンダ75(第14図参照)の正確な配置
は、本発明にとって臨界的な重要性をもつものではない
。流体圧シリンダは、例えば、上述した位置10及び3
6のボルト穴のところでなく、位置11及び35のボル
ト穴のところに配置しても差し支えない。上述したその
他の流体圧シリンダ配置位置についても同様に、穴1つ
分又c2それ以上ずらせてもよい。要は、引離し手段即
ち流体圧シリンダ75は、ブランキングプレートをマン
ウェイフランジ40とカバープレート30の間に挿入す
るのを妨害しないような位置に、かつ、マンウェイフラ
ンジ40からカバープレート30を引離すのに効果的に
作用することができるような位置に配置しさえすればよ
い。
従って、ブランキングプレートをマンウェイの頂部から
底部に向けて挿入する場合、引離し手段75は、ブラン
キングプレートが通る経路又はその近くに配置してはな
らない。(ブランキングプレートはマンウェイの頂部か
ら底部に向けて挿入することが、ブランキングプレート
の下降及び位置ぎめ作業に重力を利用することができる
という点で好ましいが、それが唯一の挿入態様ではない
。)即ち、引離し手段は、ブランキングプレートをマン
ウェイの頂部から挿入する実施例の場合は、マンウェイ
の頂部には配置することができない。その場合、引離し
手段は、ブランキングプレートの挿入を妨害しない範囲
でマンウェイの頂部にできるだけ近い位置に配置するの
が好ましい。
ただし、通常、引離し手段をカバープレートの1つの区
域だけに配置するだけでは、カバープレートに向きを不
変に維持したままで、即ち、カバープレートの平面をマ
ンウェイの軸線に対して直角に維持したままで、重いカ
バープレートをマンウェイのフランジから制御されたバ
ランスの取れた態様で引離すのには十分ではない。従っ
て、追加 5 の引離し手段を、好ましくはカバープレートの少なくと
も下方の側縁に、例えばボルト位置I4と32又は16
と30の両側に配置することを必要とされるのが普通で
ある。引離し操作をバランスされた、同期された態様で
行うために、対称的な対をなして配置することが好まし
い。更に、先に述べたように、カバープレートの底部に
も追加の引離し手段を設けることができる。
ブランキングプレートの挿入を妨害することなく、かつ
、マンウェイのフランジからのカバープレートの制御さ
れたバランスされた引離しを可能にするような態様に引
離し手段75をカバープレート上に配置する配置パター
ンは、その目的が理解されれば当業者の能力の範囲内で
容易に決定することができよう。
シリンダ用ボルト穴60(第15c図)の位置が選定さ
れ、穿設されねじ切りされたならば、ボルト50の第1
段階の抜取りを行うことが好ましい。即ち、第1段階で
は、位置37〜43及び3〜9のボルト50(第2図)
を完全に抜取る。こ 6 の段階では位置44、l 及び2のボルト50は安全及
び密封を維持するために残しておくことが好ましい。第
13図は、第1A図の構造においてボルト50の内の幾
つかを完全に抜取ったアクセス作業の第1段階を示す。
次いで、以下に述べるように流体圧シリンダを位置づけ
し固定する。
第15a、15b、15d、15d’ 15e、150′図を参照して説明すると、カバープレ
ート30及びマンウェイフランジ40に穿設されたシリ
ンダ用ボルト穴60と整列する穴66を有するシリンダ
取付プレート65をカバープレート30上に位置づけし
、ねじ付ボルト67によってカバープレートに締着する
。ボルト67は、カバープレート30の裏面(内側面)
から突出せず、従ってブランキングプレートの挿入を妨
害しないように、カバープレートの厚みより短い長さと
しなければならない。
同様にして、アンカープレート70をマンウェイのフラ
ンジ40に取付ける。アンカープレート70は、取付プ
レート65の穴66と同様のもので、カバープレート・
フランジ組立体の六60と整列する穴71を有する。取
付プレート65のためのねじ付ボルト67と同様のねじ
付ボルト72を用いてアンカープレート7oをマンウェ
イフランジ40に締着する。やはり、アンカープレート
70のためのボルト72も、マンウェイフランジ4oの
前面から突出しない長さとしなければならない。
次ぎに、一体のフランジ77及びピストンロッド80を
有する流体圧シリンダ(引離し手段)75をカバープレ
ートフランジ組立体に取付ける。
この目的のために、ねじ付ボルト85をシリンダのフラ
ンジ77の穴90に通し、取付プレート65のねじ穴9
5に螺合させる。ピストン80のねじ付端100をアン
カープレート70のねじ穴105に螺合させる。アンカ
ープレート70、取付プレート65及び流体圧シリンダ
75のこの取付操作を6つの流体圧シリンダに関して繰
返す。第14図は、第1A図の構造において6つの流体
圧シリンダ全部を固定したところを示す。
次ぎに、各流体圧シリンダ75をそのボート110及び
115を介して圧縮空気又は油圧源に接続する。
圧縮空気の使用圧は、カバープレートをマンウェイフラ
ンジから引離し、後にマンウェイフランジにあっせうつ
させるのに十分な力を発揮するように、貯蔵タンク5の
圧力に近い圧力、望ましくは約7バール(90psi)
未満とすべきである。圧縮空気は、空気圧縮機、圧縮空
気ボンベ等の適当な手段によって供給することができる
。油圧の場合は、その使用圧は、約7oバール(100
0ps i)未満とすべきである。高い圧力の油圧を使
用すれば、締付は力が高いので、それだけ小型のシリン
ダを使用することができる。
圧縮空気を空気圧シリンダの前側即ちボート110へ供
給すると、カバープレート30とマンウェイフランジ4
0が互いに締付けられる。反対に、圧縮空気をシリンダ
の後側即ちボート115へ供給すると、カバープレート
30がマンウェイフランジ40から引離される。油圧シ
リンダな用 9 いた場合も同様である。
引離し手段75に関する上記の説明は、引離し手段とし
好ましい空気圧及び、又は油圧シリンダに関連してなさ
れたが、本発明は、このような実施例に限定されるもの
ではなく、ブランキングプレートを挿入することができ
るようにカバープレート30をマンウェイフランジ40
から引離すことができる他の引離し手段を使用すること
も可能である。そのような他の引離し手段の1つは、例
えば、ラムのような簡単な機構である。ラムは、マンウ
ェイの長手軸線上に配置し、カバープレート30に取付
けた横部材によってマンウェイフランジ40に固定する
ことができる。このようなラムは、任意の動力源に接続
し、カバープレートの引離し、又は密封締付けのために
進退させることができる。上述した機能を果たすその他
の適当な慣用の引離し手段は、当業者には容易に考えつ
くであろう。
次いで、アクセスすべき特定のマンウェイに適合するブ
ランキングプレートを準備する。第160 図に示されたブランキングプレート120は、第1A図
の典型マンウェイに特に適合させたものである。ブラン
キングプレート120の設計について第19図をも参照
して説明する。
ブランキングプレートの目的は、カバープレート30を
完全に取外し、それに代えてタンク内へのアクセスを可
能にするアダプターを取付ける間マンウェイの入口を一
時的に密封することである。先に述べた残留物除去のた
めの全体システムの目的のために、このアダプターのハ
ウジングは、残留物除去(抽出)手段を収容するととも
に、いろいろな部品又は導管等を出し入れするための開
口を有している。
マンウェイの入口を適正に密封し、タンクの内容物のこ
ぼれを防止するためには、ブランキングプレート120
の、マンウェイに面する側の面の表面積をマンウェイの
入口と少なくとも同じ大きさにする必要がある。しかし
ながら、他方、最終的にカバープレート30を取外すこ
とができるようにするためにブランキングプレートをマ
ンウエイフランジ40とカバープレート30との間に挿
入するためには、ブランキングプレート120の縦横ど
ちらか少な(とも1つの寸法は、カバープレート30を
マンウェイフランジ40に固定する、対向した両側の固
定手段(図示の例ではボルト50)と固定手段の間の離
隔距離より狭くしなければならない。このことは、第1
9図を参照することによって明瞭に理解することができ
る。
第19図は、第2図と実質的に同じであるが、ブランキ
ングプレート120とマンウェイの通路12への入口の
輪郭をも鎖線で示している。又、第19図には、流体圧
シリンダが配置される位置をボルト位置10,15.1
9.27.31及び36に×を付して示されている。第
19図は、ブランキングプレートの挿入するための最終
準備段階を示す図であり、まだ残されているボルト50
の位置は斜線陰影が付され、抜取られたボルトの位置は
陰影をつけず白抜きにされている。
カバープレートが取外されている間道路12を有効に密
封するためにブランキングプレート120が有していな
ければならない最少限の表面積は、鎖線で示された通路
12の断面積である。詳述すれば、ブランキングプレー
ト120は、通路12の幅Xより大きい幅yを有してい
なければならない。しかし、一方、ブランキングプレー
ト120の幅yは、カバープレート30をマンウェイフ
ランジ40に固定するためにカバープレート30の対向
する両側に設けられたボルトとボルトの間の離隔距離Z
より小さくなければならない。
般に、ブランキングプレート120の幅yは、ボルト穴
とボルト穴の心間距離で測定した、ボルト間の離隔距離
Zより少なくとも約1〜2cm小さくすることが望まし
い。それによって、ブランキングプレート120の両側
縁と両側のボルトとの間に十分なりリアランスが設定さ
れる。
後にカバープレート3oをマンウェイフランジ40に固
定しているボルト50及びカバープレート30を取外す
操作を妨害することなくブランキングプレート120を
マンウェイフランジ40に固定することができるように
するためには、ブラ 3 ンキングプレートの高さbをカバープレート・フランジ
組立体の高さaより少なくとも約10〜15cm、より
好ましくは少なくとも約10.2〜14、8 c m高
くすることが好ましい。そうすれば、ブランキングプレ
ート120の、カバープレート・フランジ組立体を越え
て突出した部分、好ましくは頂部及び底部の両方におい
て突出した部分にボルト等の固定手段を挿通することに
よってブランキングプレートをマンウェイフランジ4o
に固定することができる。
カバープレート3oを完全に取外す準備態勢が整うまで
はカバープレートをマンウェイフランジに固定した状態
に保持しておくために、通常、何本かのボルト(第19
図ではボルト位置18.21.22.24.25及び2
8のボルト)がマンウェイの底部にも残されており、又
、引離し手段(流体圧シリンダ75)がマンウェイの底
部にも、例えばボルト位置19及び27のところに配置
されていることがあるので、ブランキングプレート12
0がこれらの部品(ボルト及び流体圧シ 4 リング)に接触するのを回避するために第19図に示さ
れるようにブランキングプレートに切欠き125を形成
することが必要な場合もある。もちろん、ボルト及び、
又は流体圧シリンダの数に対応してブランキングプレー
トに切欠きを設ける。
必ずしも必須の要件ではないが、一般に、ブランキング
プレート120は、マンウェイの輪郭と基本的に類似し
た輪郭とする。例えば、第19図に示されている例では
、マンウェイの輪郭は総体的に長方形で、頂部が円弧状
となされているから、ブランキングプレート120の輪
郭も総体的に長方形とし、頂部を円弧状とするのが好ま
しい。しかし、ブランキングプレートの輪郭は、必ずし
もマンウェイの輪郭に従わせなくてもよい。
所望ならば、第19図の例において、例えばブランキン
グプレートの頂部を直線状にし、あるいは側部に丸みを
つけてもよく、あるいはテーバを付すことさえできる。
マンウェイ自体の断面形状も第19図に示されるものに
限定されることはなく、円形、完全長方形、楕円形等任
意の形状であってよい。第19a図には円形のマンウェ
イが例示されている。これに対応する総体的に円形で上
下に突出部を有するブランキングプレートが第19b図
に示されている。ブランキングプレートの全体の高さC
は、マンウェイの高さdより高い、第19c図は、第1
9b図のブランキングプレートをカバープレートとマン
ウェイフランジの間に一部挿入したところを示す。
マンウェイの形状ガードのようなものであれ、ブランキ
ングプレートに必要とされる要件は、その表面積が、タ
ンクの内容物の漏れを防止するためにタンクへの入口通
路12を完全に覆うのに十分な大きさであるということ
と、カバープレート上に位置する固定手段及び引離し手
段に干渉することなくカバープレートとマンウェイフラ
ンジの間に挿入することができることである。
特定のマンウェイの要件、及びカバープレートの残され
た固定ボルトの位置に合致する望ましいブランキングプ
レートが用意されたならば、アクセス作業の次ぎの段階
を開始する準備が整う。
まず、流体圧シリンダ75にそのボート11゜を通して
空気圧又は油圧を導入することによってカバープレート
3oをマンウェイフランジ4oに締付ける。次いで、位
置11〜14.16.18.21.22.24.25.
28.3o及び32〜35(第19図参照)のボルト5
0を残して他のすべてのボルト50を抜取る。もちろん
、残すボルトと、抜取るボルトのこのような選択は、本
発明の単なる好ましい一実施例にすぎない。例えば、所
望ならば、位置33と13のボルトを抜取ってもよく、
その場合でもこのアクセス作業にほとんど悪影響を与え
ることはない。ボルトの配置、及び抜取りボルトの選択
に関するその他のいろいろな変型例が可能であり、本発
明の範囲内である。必要なことは、ブランキングプレー
トの挿入を可能にするのに十分な数のボルト、又、好ま
しくは、後にブランキングプレートを固定するのを容易
にするためにブランキングプレートの少なくとも一部分
をマンウェイの底部を越えて突出させるようにして挿入
するのを可能にするのに十分な数のボルトを抜取ること
である。残りのボルトは、所望ならば、すべてそのまま
に残しておくことができる。もちろん、タンクの内容物
の漏れを防止するためにカバープレートを所定位置に保
持するのに必要なだけの数のボルトを残すことが、どの
場合にも好ましい。実際、ブランキングプレートの挿入
及び固定を可能にする限りにおいて、できるだけ多数の
ボルトを残すことが好ましい。
次ぎに、ブランキングプレートを、通常は吊り索又はプ
ーリ等を用いてマンウェイの真上に位置づけすることに
よって挿入の準備をする。アクセス作業のこの段階は、
第17図に示されている。
次いで、カバープレートとマンウェイフランジの間に、
ブランキングプレートの厚さ十約0.5〜2゜5cmの
間隙に少なくとも等しい幅のクリアランスを設定するこ
とができるようにカバープレートに残されているすべて
のボルト50を弛める。次いで、流体圧シリンダ75の
その後側のボート115を通して空気圧又は油圧を導入
することによ 8 ってカバープレート30をマンウェイフランジ40から
弛められたボルト50によって許される範囲まで引離す
。カバープレートの引離された位置は、第11図に鎖線
130で示されており、第3a、3b図にも概略的に示
されている。
次いで、ブランキングプレート120を、ガスケット(
図示せず)が存在する場合はそれを傷めたり引裂いたり
しないように注意しながら、カバープレートとマンウェ
イフランジの間にできるだけ迅速、かつ、円滑に挿入す
る。第18図は、このようにして挿入中のブランキング
プレートを示す。第20図は、ブランキングプレートが
完全に挿入されたところを示す。
次ぎに、流体圧シリンダ75を作動してブランキングプ
レート120をカバープレート3oとマンウェイフラン
ジ40の間に締付ける。次いで、残されているボルト5
0(第20図参照)を締め直してブランキングプレート
をマンウェイフランジに一層強く固定し、ブランキング
プレートとカバープレートを所定位置に錠止する。
本発明の好ましい実施例においては、ブランキングプレ
ートを第4a、4b、40図に示されるU字形クランプ
135によってマンウェイフランジ40に固定する。U
字形クランプ135は、1本又はそれ以上のボルト14
0をブランキングプレート120の穴143及びクラン
プ135の穴145に通すことによって所定位置に保持
する。
U字形クランプ135は、第48.4b図に示されるよ
うにブランキングプレートの頂部と底部に少なくとも1
つづつ用いる。
U字形クランプ135の一方の脚部152は、ブランキ
ングプレート120に当接させ、他方の脚部157はマ
ンウェイフランジ40に当接させる。従って、一方の脚
部152は、マンウェイフランジ40の厚みにほぼ対応
する分だけ他方の脚部157より長くしである。使用に
おいては、長い方の脚部152の作用面150をブラン
キングプレート120の突出部分の、マンウェイの側に
向けられた面に当てがい、同時に、短い方の脚部157
をマンウェイフランジの、マンウェイの側に向けられた
面に当てかう。長い方の脚部152の長さmは、短い方
の脚部157の長さnより余り長くしてはならない。長
い方の脚部152が長過ぎると、クランプ135によっ
てカバープレート30をマンウェイフランジ40に十分
に引付けられないからである。一般に、長さmとnの差
は、マンウェイフランジ40の厚さ(ガスケットが設け
られている場合は、マンウェイフランジとガスケットと
の合計の厚さ)より余り大きくならないようにする。ク
ランプのボルト140を締めれば、ブランキングプレー
トをマンウェイフランジへ引付けることができる。
ブランキングプレートをマンウェイフランジに締付ける
ためのクランプ135の使用は、必須の要件ではなく、
ブランキングプレートをマンウェイフランジに締付ける
ための好ましい1つの方法にすぎない。このような締付
は手段又は固定手段が後に行う残りのボルト50の抜取
り作業及び、又はカバープレート30をマンウェイフラ
ンジから取外す作業を妨げるものでない限り、プランキ
1 ングプレートをマンウェイフランジに固定するための手
段として、当業者が想到することができる他の任意の手
段を用いることができる。
次ぎに、アダプターをマンウェイに取付けるための準備
をする。その前にアダプターのハウジングに設けられて
いるすべてのオリフィス又は開口が閉鎖されており、弁
が設けられている場合はそれらの弁が閉じられているこ
とを確認する。第1A図の典型マンウェイに適合するよ
うに特に設計されたアダプター160が第21図に示さ
れている。アダプター160のアダプターフランジ16
5はマンウェイのフランジ40と実質的に同一であり、
好ましくはそれと合致するのが理想的である。それによ
って、アダプター160は、マンウェイフランジとの間
に良好な密封を設定し、ブランキングプレート120が
取外されたときタンクの内容物が漏れ出るのを確実に防
止するからである。アダプターフランジ165はマンウ
ェイフランジ40と間延関係をなし、合致することが好
ましいが、必ずしもそうでなくてもよい。
 2 本発明が関与する先に述べた全体システムに一層適する
アダプター160′が第22図に示されている。このア
ダプターのハウジング170′には原油及び、又は重質
燃料油の残留物を抽出するための水中ポンプ175が収
容されている。ポンプ175は、アダプターの前端面1
83のシール182を通して挿入された油圧駆動導管1
80によって駆動される。ポンプ175は、やはりアダ
プターの前端面183のシール182を通して挿入され
た移動手段185によってハウジング170′の長手に
沿ってい移動され、最終的にタンク内へ挿入される。水
中ポンプ175及びその移動手段185の作動の詳細は
、1989年2月1日に出願された本出願の英国特許願
第8902172.9号に記載されている。
アダプター1260’の前端面183には、弁又はシー
ル又はその他の慣用の手段によって閉鎖することができ
る他の開口を設けることもできる。第22図の例では、
先に述べたように粘性の残留物を熱的に流動化するため
の加熱媒体液を導入し、排出するためのそれぞれの管を
挿通するためのシール187及び188が設けられてい
る。
フランジ165′が付設されているアダプターの後端面
192は、タンクの内部に連通し、タンクの内部への完
全なアクセスを可能にするように開放している。アダプ
ターのフランジ165′は、マンウェイのフランジ40
に直接固定される。
次ぎに、このようなアダプターたを位置づけし、設置す
るための準備をする。
第58.5b図に示されるように、カバープレート・マ
ンウェイフランジ組立体からすべてのボルト50及び流
体圧シリンダ75を取外す、次いで、第6a、6b及び
第23図に示されるようにカバープレート30を取外し
、マンウェイ即ちタンクの内部への通路12をブランキ
ングプレート120だけによって密封する。もちろん、
このようにマンウェイをブランキングプレート120だ
けで密封したままに長い時間放置しておいてはならない
 5 時を移さず、アダプター160を、そのフランジ165
が第7a、7bに示されるようにマンウェイフランジ4
0に並置するように位置づけし、先に述べた支持部材2
0と同様な支持部材によって支持されるようにする。
このアクセス作業の次ぎの段階として、カバープレート
30を取外す直前に抜取られたボルト50を元に戻すこ
とが好ましい。即ち、位置11〜14.16.18.2
1.22.24.25.28.30及び32〜35(第
19図参照)にポルト50再度挿入する。この場合もや
はり、これらの指定された位置に厳密に限定して挿入す
ることが本発明の必須の要件ではない。重要なことは、
後にブランキングプレートを除去する作業を妨害するこ
とがないようにしてアダプターをマンウェイのフランジ
40に少なくとも部分的に固定するためにポル、トな再
度挿入することである。
位置10.15.19.27.3136のボルト穴は、
まだ開いており、流体圧シリンダ75を再度受容するこ
とができる状態にある。
再度挿入されたボルト50を、ブランキングプレート1
20を引抜くための準備として弛く締める。流体圧シリ
ンダ75も、先に述べたのと同様にして再度取付ける。
もちろん、流体圧シリンダ75を取付けるためにアダプ
ターだのフランジ165にボルト穴60を穿設する。ア
クセス作業のこの段階は、第8a、8b図に示されてい
る(ただし流体圧シリンダは示されていない)。
次ぎに、流体圧シリンダ75をそれらのボート110を
通して空気圧又は油圧を導入することによって作動させ
、アダプターフランジ165と、ブランキングプレート
120と、マンウェイフランジ40を互いに締付ける。
次いで、第9図に示されるように、ブランキングプレー
トを所定位置に保持しているクランプ135を外し、流
体圧シリンダ75の反対側のボート115を通して空気
圧又は油圧を導入することによってアダプターフランジ
165をマンウェイフランジ4oから引離し、第24図
に示されるようにブランキングプレート12,0を素早
く引抜く。かくして、第10図の状態となる。
次いで、流体圧シリンダ75を作動させて、アダプター
だフランジ165をマンウェイフランジ40に対して締
付け、残りのボルト50を再度挿入して締める。流体圧
シリンダ75を取外し、最終ボルトを挿入した後、第2
5図に示されるようにアダプターを最終的にマンウェイ
フランジに固定する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、横取付マンウェイを有する貯蔵タンクの概略
図である。 第1A図は、典型的なマンウェイ及びそれに固定された
カバープレートの概略図である。 第2図は、第1A図のマンウェイ及びカバープレートの
概略図であり、各固定ボルトの位置を参照番号で示す。 第3a図は、タンク及びその側部に取付けられたマンウ
ェイの概略側面図であり、ブランキングプレートを挿入
するための準備段階として幾つかのボルトを取外した後
のマンウェイとカバープレートを示す。 第3b図は、第3a図の概略正面図である。 第4a図は、タンク及びマンウェイの概略側面図であり
、ブランキングプレートをマンウェイのフランジとカバ
ープレートの間に挿入し、カバープレートの取外し操作
を妨害しないような態様にブランキングプレートをマン
ウェイのフランジに固定したところを示す。 第4b図は、第4a図の概略正面図である。 第4c図は、ブランキングプレートをマンウェイのフラ
ンジに固定するのに使用することができるクランプの透
視図である。 第5a図は、ブランキングプレートをマンウェイに固定
したままにして、カバープレートの固定ボルトを取外す
操作を示す概略図である。 第5b図は、第5a図の概略正面図である。 第6a図は、カバープレートを完全に取外した後のマン
ウェイ及びそれに固定されたブランキングプレートの概
略側面図である。  9 第6b図は、第6a図の概略正面図である。 第7a図は、アダプターをマンウェイ及びマンウェイの
フランジに対して位置づけする工程を示す概略側面図で
ある。 第7b図は、第7a図の概略正面図である。 第8a図は、アダプターをマンウェイのフランジに固定
する工程を示す概略側面図であり、ブランキングプレー
トはまだ固定されたままに保持されているところを示す
。 第8b図は、第8a図の概略正面図である。 第9図は、ブランキングプレートをマンウェイのフラン
ジに固定する手段を取外したところを示す概略側面図で
ある。 第10図は、アダプターをマンウェイのフランジに固定
し、ブランキングプレートを取外したところを示す概略
側面図である。 第11図は、カバープレート・フランジ組立体の下に配
置されたこぼれ受皿と支持部材を示す概略図である。 第12図は、カバープレート・フランジ組立体 0 の下に配置されたこぼれ受皿と支持部材を有するマンウ
ェイ及びカバープレートの、第1A図と同様の概略図で
ある。 第13図は、第12図と同様な図であるが、ブランキン
グプレートを挿入するための準備段階として幾つかのボ
ルトを抜取ったところを示す。 第14図は、第13図と同様な図であるが、ブランキン
グプレートを挿入することができるようにカバープレー
トをマンウェイフランジから引離すための複数の空気圧
シリンダを固定したところを示す。 第15a図は、カバープレートに取付けられた空気圧シ
リンダ及びその取付プレート及びフランジの上からみた
平面図である。 第15b図は、第15a図の線A−Aに沿ってみた断面
図であり、カバープレート及びマンウェイフランジに取
付けられた空気圧シリンダの取付態様を示す。 第15c図は、空気圧シリンダの取付けを行うために既
存のボルト穴の両側・に穿設した穴を示すカバープレー
トの部分平面図である。 第15d図は、空気圧シリンダをマンウェイフランジ及
びカバープレートに固定するのに使用されるアンカープ
レートの平面図である。 第15d′図は、第15d図の側面図である。 第15e図は、空気圧シリンダをマンウェイフランジ及
びカバープレートに固定するのに使用される取付プレー
トの平面図である。 第15e′図は、第15e図の側面図である。 第16図は、第14図の構造体に使用することができる
代表的なブランキングプレートの概略図である。 第17図は、第16図のブランキングプレートをマンウ
ェイフランジとカバープレートの間に挿入するためにマ
ンウェイの上方に位置させたところを示す概略図である
。 第18図は、ブランキングプレートを第17図の位置か
らマンウェイフランジとカバープレートの間に一部挿入
したところを示す概略図である。 第19図は、ブランキングプレートをマンウエイフラン
ジとカバープレートの間に一部挿入したところを示す概
略図であり、残されたボルト及び空気圧シリンダの位置
と、それらのボルトが損じするにも拘らず、ブランキン
グプレートをマンウェイフランジとカバープレートの間
へ挿入することができる態様を示す。 第19a図は、横取付マンウェイの変型例の概略図であ
る。 第19b図は、第19a図のマンウェイに組合せて使用
することができるブランキングプレートの概略図である
。 第19c図は、第19b図のブランキングプレートを第
19a図のマンウェイフランジとカバープレート間に一
部挿入したところを示す概略図である。 第20図は、第18図のブランキングプレートをマンウ
ェイフランジとカバープレート間に完全に挿入したとこ
ろを示す概略図である。 第21図は、第20図のマンウェイフランジと合致する
一体のフランジを備えたアダプターの概略図である。 第22図は、第19a図のマンウェイに組合せて使用す
ることができるアダプターの変型例の概略図であり、水
中ポンプを備え、水中ポンプのための油圧駆動管、及び
液体加熱媒体の給排出管を挿入するための開口を備えた
アダプターを示す。 第23図は、第20図の状態からブランキングプレート
をマンウェイフランジに固定した後カバープレートを除
去したところを示す概略図である。 第24図は、第23図の実施例においてアダプターを位
置づけして幾つかのボルトによってマンウェイフランジ
に固定し、空気圧シリンダを再度取付け、ブランキング
プレートを抜取ろうとしているところを示す概略図であ
る。 第25図は、アクセス方法の最後の工程を示す概略図で
あり、ブランキングプレートを完全に抜取り、アダプタ
ーをマンウェイフランジに完全に固定したところを示す
。 3:マンウェイ  3 5:タンク(囲い体) 12:通路 30:カバープレート 40:マンウェイフランジ 50;ボルト(固定手段) 75:空気圧又は油圧シリンダ 120ニブランキングプレート 135:氏系クランプ 160ニアダブター 165アダプターフランジ 170ニアダブターのハウジング 175:水中ポンプ (引離し手段)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一端において内部に連通し、他端において外部に連
    通した通路を有する囲い体であって、該通路の他端は該
    通路の少なくとも一部分を囲繞するフランジを有し、該
    通路を密封するカバープレートが該フランジに固定され
    てカバープレート・フランジ組立体を構成している囲い
    体の内部へアクセスする方法において、 a)前記カバープレートとフランジの間にブランキング
    プレートを挿入し、 b)前記カバープレートを取外し、 c)一端にフランジを有し、他端に該囲い体の内部への
    アクセスを可能にするための1つ又はそれ以上の開口を
    有するアダプターを前記ブランキングプレートに並置し
    、 d)前記アダプターのフランジを前記通路のフランジに
    固定し、 e)前記ブランキングプレートを取外すことから成る方
    法。 2、前記ブランキングプレートを前記カバープレートと
    前記通路のフランジとの間へ挿入するのを可能にするた
    めに該カバープレートを通路のフランジから引離すため
    の引離し手段を少なくとも該カバープレートに取付ける
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 3、前記引離し手段として空気圧及び、又は油圧シリン
    ダを使用することを特徴とする特許請求の範囲第2項記
    載の方法。 4、前記カバープレートは、複数の固定手段によって前
    記通路のフランジに固定されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の方法。 5、前記固定手段を前記カバープレート・フランジ組立
    体の一部分から取外し、前記ブランキングプレートを該
    組立体の該一部分から挿入することを特徴とする特許請
    求の範囲第4項に記載の方法。 6、前記ブランキングプレートは、その長手方向に挿入
    し、該ブランキングプレートの幅寸法は、挿入されたブ
    ランキングプレートの両側に位置する前記固定手段と固
    定手段の間の、ブランキングプレートの挿入方向に対し
    直角方向に測定した最短距離より小さいことを特徴とす
    る特許請求の範囲第5項記載の方法。 7、前記ブランキングプレートが挿入された後その一端
    又は両端が前記カバープレート・フランジ組立体から突
    出するように該ブランキングプレートの挿入方向の長手
    寸法は、該カバープレート・フランジ組立体の長手寸法
    より大きくされていることを特徴とする特許請求の範囲
    第6項記載の方法。 8、前記ブランキングプレートは、その前記突出した部
    分において前記通路のフランジに固定することを特徴と
    する特許請求の範囲第7項記載の方法。 9、前記ブランキングプレートは、少なくとも1つのU
    字形クランプとボルトによって前記通路のフランジに固
    定し、該U字形クランプの一方の脚部は他方の脚部より
    長く、該一方の脚部を該ブランキングプレートに当接さ
    せ、他方の脚部を該通路のフランジに当接させ、該ボル
    トをブランキングプレート及びクランプに挿通すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 10、前記ブランキングプレートは、前記通路を密封す
    るのに十分な大きさの表面積を有することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 11、前記アダプターは、ハウジングを有することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 12、前記ハウジング内に水中ポンプが配設されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第11項記載の方法。 13、前記アダプターのフランジは、前記通路のフラン
    ジと合致し、該フランジと実質的に同円関係をなすこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 14、囲い体の内部へのアクセスを可能にする通路と、
    該通路を覆うブランキングプレートと、該ブランキング
    プレートを覆って該通路に固定されたアダプターとを備
    えたことを特徴とする囲い体。 15、前記通路はフランジを有し、前記ブランキングプ
    レート及びアダプターは該通路に該フランジを会して固
    定されていることを特徴とする特許請求の範囲第14項
    に記載の囲い体。
JP2019375A 1989-02-01 1990-01-31 囲い体の内部ヘアクセスする方法及び内部へのアクセス手段を有する囲い体 Pending JPH03212394A (ja)

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GB8902117.4 1989-02-01
GB898902117A GB8902117D0 (en) 1989-02-01 1989-02-01 Tank entry procedure and apparatus

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JP2019375A Pending JPH03212394A (ja) 1989-02-01 1990-01-31 囲い体の内部ヘアクセスする方法及び内部へのアクセス手段を有する囲い体

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EP (1) EP0381489B1 (ja)
JP (1) JPH03212394A (ja)
BR (1) BR9000426A (ja)
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DE (1) DE69031663T2 (ja)
GB (1) GB8902117D0 (ja)

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Publication number Publication date
DE69031663T2 (de) 1998-06-04
EP0381489A3 (en) 1991-11-06
BR9000426A (pt) 1991-01-15
GB8902117D0 (en) 1989-03-22
US5050628A (en) 1991-09-24
EP0381489A2 (en) 1990-08-08
CA2008082A1 (en) 1990-08-01
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EP0381489B1 (en) 1997-11-05

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