JPH03201926A - 誘引手段を有するルアー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ この発明は誘引手段を有するルアーに係り、特に合成樹
脂やゴム等の可撓性を有する部材によりイカや小魚、ゴ
カイ等の水中動物形状の擬餌を形成し、この擬餌を使用
して釣を行う誘引手段を有するルアーに関する。

［従来の技術］ 釣、つまりフィッシングは、捕獲目的のために行うばか
りでなく、ルアーフィッシングやフライフィッシング等
のスポーツとして行われている状況にある。

そして、ルアーフィッシングにおいては、確保が困難で
、使い勝手が悪く且つ高価なイカや小魚、ゴカイ等の水
中動物を餌として使用せずに、水中動物を模して形成し
た擬餌をルアーとして使用している。

前記擬餌は、イカや小魚、ゴカイ等の水中動物に応じて
合成樹脂やゴム等の可撓性を有する部材により形成され
るものや、金属や木材、あるいはその他の剛性部材によ
って形成されるもの等かある。

［発明が解決しようとする問題点コ ところで、従来のルアー　特に合成樹脂やゴム等の可撓
性部材によって形成されるルアーにおいては、イカや小
魚、ゴカイ等の水中動物形状に形成する際に、前記ルア
ーの頭部内に真珠等の粉体や金属薄板を封入したものが
あるが、ルアーの製造時に粉体が空気中に浮遊し、この
粉塵が身体に悪影響を与える惧れがあるとともに、ルア
ーの頭部内の粉体や金属薄板から反射される光の量が少
なく、ルアーの誘引効率が低いという不都合かある。

［発明の目的コ そこでこの発明の目的は、上述不都合を除去するために
、ルアーを可撓性を有する部材によって水中動物形状に
形成するとともに、このルアーの頭部内に魚を誘引すべ
く光を乱反射する帯状誘弓手段を設けたことにより、頭
部から全方位への光の乱反射によってルアーである擬餌
の誘引効率を向上し得て、実用上有利であるとともに、
ルアーの製造時に粉塵が身体に悪影響を与える慣れがな
く、製造上の安全性をも向上し得る誘引手段を有するル
アーを実現するにある。

［問題点を解決するための手段］ この目的を達成するためにこの発明は、釣を行う際に擬
餌として使用されるルアーにおいて、このルアーを可撓
性を有する部材によって水中動物形状に形成するととも
にこの水中動物形状のルアーの頭部内には魚を誘引すべ
く光を乱反射する帯状誘引手段を設けたことを特徴とす
る。

［作用コ 上述の如く構成したことにより、水中動物形状に形成し
た擬餌をルアーフィッシングのルアーとして使用した際
には、ルアーの頭部内の帯状誘弓手段から乱反射される
光によって魚を誘引し、誘引手段の誘引効率を向上させ
るとともに、ルアーの製造時に粉塵が身体に悪影響を与
える慣れがなく、製造上の安全性をも向上させている。

［実施例コ 以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細に説明する
。

第１〜４図はこの発明の実施例を示すものである。第１
図において、２はルアーフィッシングに使用されるルア
ーである。

このルアー２は、第２．３図に示す如く、例えば水中動
物のイカを模して形成した擬餌構成部４と、フックであ
る２個の釣り針部８−１．８−２と、これら釣り針部ｅ
−ｉ、６−２の高さ位置を変化させて一端側に接続する
とともに図示しないラインに他端が接続されるリーダで
あるワイヤ８とからなる。

そして、前記擬餌構成部４は、第２図に示す如く、例え
ば合成樹脂やゴム等の可撓性を有する部材によって形成
されるルアーヘッドである頭部１０および一端側から長
手方向に複数本に切断したタコベイトである足部１２か
らなるとともに、前記ルアー２、つまり擬餌構成部４の
頭部１０内には魚を誘引すべく光を乱反射する帯状誘引
手段１４を設ける構成とする。

詳述すれば、擬餌構成部４の頭部１０を、第４図に示す
如く、真鍮や鉛等からなる例えば角柱状の６部１６と、
この６部１６を包囲する透過機能を有する透過部材１８
とにより形成する。

そして、前記心部１６外周に所望に応じて銀紙２０を巻
くとともに、６部１６の長手方向に貫通し内部に孔部２
２を形成する円筒状部材２４を設ける。

前記頭部１０内には、第５図に示す如き細長い帯状に形
成された反射部材からなる前記誘引手段１４を一体的に
混入させる。

すなわち、注型用ポリエステルであるポリエステル樹脂
等の透過性を有する液状透過部材１８中に前記誘引手段
１４を混入させ、この液状透過部材１８に硬化剤や促進
剤を加入し、所望の形状に例えば金型によって形成する
。つまり、前記心部１６外周部位において液状透過部材
１８を硬化させ、所望の温度に冷却する。

そして、前記液状透過部材１８中に帯状誘引手段１４を
混入させる際に、液状透過部材１８の融解温度を極力低
くし、液状透過部材１８の硬化を促進するとともに、硬
化熱による誘引手段１４の溶解を防止する。

次に作用について説明する。

前記ルアー２を使用してルアーフィッシングを行った際
には、水中を泳ぐようにルアー２が引かれる使用時に、
前記頭部１０内の光線を乱反射する帯状誘引手段１４か
ら全方位に多量の光が乱反射され、この光によって魚を
誘引する。

そして、この誘引手段１４から乱反射される光に誘引さ
れて前記ルアー２をくわえようとする魚を釣り針部ｅ−
ｔ、６−２に引っかけるものである。

これにより、前記誘引手段１４によってルアー２の頭部
１０全体から全方位である全周囲に光を乱反射させるこ
とができ、ルアー２の誘引効率を向上させることができ
、ルアー２による大なる釣果を期待できるものである。

また、前記ルアー２の頭部１０を形成する透過部材１８
内に一体的に誘引手段１４を混入させることにより、硬
化した透過部材１８が補強部材として機能し、ルアー２
に経年変化が生じても誘引手段１４が脱落する惧れが全
くなく、誘引手段１４の誘引効率を良好に維持すること
ができ、実用上有利であるとともに、従来の如く前記ル
アー２の製造時に粉塵が身体に悪影響を与える慣れがな
く、製造上の安全性をも向上させることができる。

更に、前記頭部１０内の誘引手段１４によって光を全方
位である全周囲に乱反射する際に、誘引手段１４から乱
反射される光の量が従来のものに比し大なることにより
、誘引手段１４の誘引効率の向上により一層寄与するも
のである。

更にまた、前記ルアー２の頭部１０を形成する透過部材
１８内に誘引手段１４を一体的に混入させることにより
、頭部１０の構成が簡略であり、製造効率を良好とし得
て、製作が容易となり、コストを低廉とし得て、経済的
に有利である。

なお、この発明は上述実施例に限定されるものではなく
、種々の応用改変が可能である。

例えば、この発明の実施例においては、ルアー２を擬餌
構成部４と釣り針部６−１．６−２とワイヤ８とによっ
て構成するとともに、前記擬餌構成部４をルアーヘッド
である頭部１０とタコベイトである足部１２とにより形
成したが、第６図に示す如く、ルアー３０を構成する擬
餌構成部３２を頭部３４のみで形成し、この頭部３４内
に魚を誘引すべく光を乱反射する帯状誘引手段１４を一
体的に混入させる構成とすることもできる。

［発明の効果コ 以上詳細に説明した如くこの発明によれば、ルアーを可
撓性を有する部材によって水中動物形状に形成するとと
もに、このルアーの頭部内に魚を誘引すべく光を乱反射
する帯状誘引手段を設けたので、頭部内の誘引手段から
全方位に乱反射される光によって擬餌の誘引効率を向上
させ得て、擬餌による大なる釣果を期待できるものであ
る。

また、前記擬餌の頭部内に誘引手段を設けたことにより
、擬餌に経年変化が生じても誘引手段が脱落する惧れが
全くなく、誘引手段の誘引効率を良好に維持し得て、実
用上有利であるとともに、従来の如くルアーの製造時に
粉塵が身体に悪影響を与える惧れがなく、製造上の安全
性をも向上させ得る。

更に、前記頭部内の誘引手段によって光を全方位に乱反
射する際に、誘引手段から乱反射される光の量が従来に
比し大なることにより、誘引手段の誘引効率の向上によ
り一層寄与するものである。

更にまた、前記ルアーの頭部の構成が簡略であることに
より、製造効率が良好で、製作が容易となり、コストを
低廉とし得て、経済的にも有利である。

【図面の簡単な説明】

第１〜５図はこの発明の実施例を示し、第１図は擬餌と
して使用されるルアーの概略斜視図、第２図は擬餌とし
て使用されるルアーの擬餌構成部の概略斜視図、第３図
は擬餌のとして使用されるルアー釣り針部の概略斜視図
、第４図は擬餌構成部の要部拡大断面図、第５図は帯状
誘引手段の概略図である。 第６図はこの発明の他の実施例を示す擬餌構成部の要部
拡大断面図である。 図において、２はルアー　４は擬餌構成部、６−１．６
−２は釣り針部、８はワイヤ、１０は頭部、１２は足部
、１４は誘引手段、１６は６部、１８は透過部材、２０
は銀紙、２２は孔部、２４は円筒状部材である。 特　　　許　出願人　　　奥　　１）　洋　　三代　理
　人　弁理士　　　西　　郷　　義　　美雫 ７ 図 −２ 第 図 第 図 第

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、釣を行う際に擬餌として使用されるルアーにおいて
   、このルアーを可撓性を有する部材によって水中動物形
   状に形成するとともにこの水中動物形状のルアーの頭部
   内には魚を誘引すべく光を乱反射する帯状誘引手段を設
   けたことを特徴とする誘引手段を有するルアー。