JPH0320002B2 - - Google Patents

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JPH0320002B2
JPH0320002B2 JP57180555A JP18055582A JPH0320002B2 JP H0320002 B2 JPH0320002 B2 JP H0320002B2 JP 57180555 A JP57180555 A JP 57180555A JP 18055582 A JP18055582 A JP 18055582A JP H0320002 B2 JPH0320002 B2 JP H0320002B2
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JP
Japan
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silicone
liquid
sio
specific gravity
treated
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JP57180555A
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Deeru Guroenhofu Yuujin
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Dow Silicones Corp
Original Assignee
Dow Corning Corp
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Publication date
Application filed by Dow Corning Corp filed Critical Dow Corning Corp
Publication of JPS5897202A publication Critical patent/JPS5897202A/ja
Publication of JPH0320002B2 publication Critical patent/JPH0320002B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G15/00Cable fittings
    • H02G15/003Filling materials, e.g. solid or fluid insulation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B3/00Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties
    • H01B3/18Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances
    • H01B3/30Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances plastics; resins; waxes
    • H01B3/46Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances plastics; resins; waxes silicones
    • H01B3/465Silicone oils
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S174/01Anti-tracking

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  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Organic Insulating Materials (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は特殊な誘電液体を用いて封入し絶縁さ
れたケーブル接続部用シリコーン組成物に関する
ものである。少なくとも1.02の比重を有するこの
誘電液体組成物は本質的にシリコーン液体および
該シリコーン液体に可溶な、トリメチルシリル処
理(CH33SiO1/2/SiO2樹脂共重合体、ジプロピ
レングリコールジベンゾエート、ジキシリルエタ
ン、フエニルキシリルエタン、および
〔(CH33Si〕2O処理シリカとシリカエーロゲルの
混合物からなる群から選択された添加剤からな
る。また、本発明は上記誘電液体組成物をケーブ
ルの導体隙間の充填に使用することに関するもの
である。 従来、ケーブル接続部は絶縁のためグリース、
エポキシ、ウレタンで充填されていた。これは環
境要因、潜水および保守や修繕のための再潜水に
よる損傷を殆ど考慮していなかつた。 ダウ コーニング社の米国特許第4439630号明
細書には、ケーブル接続部を絶縁するために比重
1.02以上のシリコーン液体を使用することが開示
されている。この液体はグリース、エポキシ、ウ
レタンに比べてより環境適応性があり、潜水によ
る損傷量を減少させるが、高価である。 従つて本発明の目的は絶縁のために少なくとも
1.02の比重を有する特殊な誘電液体を用いること
によつてケーブル接続部を改善することである。
この特殊な誘電液体は本質的にシリコーン液体お
よび該シリコーン液体に可溶な、トリメチルシリ
ル処理(CH33SiO1/2/SiO2樹脂共重合体、ジプ
ロピレングリコールジベンゾエート、ジキシリル
エタン、フエニルキシリルエタン、および
〔(CH33Si〕2O処理シリカとシリカエーロゲルの
混合物からなる群から選択された添加剤からな
る。この誘電液体組成物は容器の最上面に水が昇
るようにさせるものであり、それによつてケーブ
ル接続部の損傷が防止される。また、本発明の目
的は保守または修繕のために接続部を容易に除去
できる誘電液体組成物を提供することである。さ
らに、本発明の目的は環境安全性で低毒性のそし
て極温に耐えることができる経済的な誘電液体組
成物を提供することを含む。 絶縁されたケーブル例えばポリエチレンや架橋
ポリエチレンで絶縁されたものは絶縁物中に電気
化学的トリーが形成されるため十分な絶縁耐力が
失われ、これ等ケーブルの早期破損の原因とな
る。このトリー状パターンは硫化物または水がケ
ーブルの絶縁を侵蝕することによつて発生する。
このトリーは核となつて導電液体の存在下でのみ
生長する。本発明の目的はポリエチレンまたは架
橋ポリエチレンで絶縁されているような絶縁ケー
ブルの導体隙間を充填して電気化学的トリ−イン
グを防ぐための、絶縁耐力の高い、誘電正接の低
い、経済的な誘電液体組成物を提供することであ
る。この誘電液体組成物は本質的にシリコーン液
体および該シリコーン液体に可溶な、トリメチル
シリル処理(CH33SiO1/2/SiO2樹脂共重合体、
ジプロピレングリコールジベンゾエート、ジキシ
リルエタン、フエニルキシリルエタン、および
〔(CH33Si〕2O処理シリカとシリカエーロゲルの
混合物からなる群から選択された添加剤からな
る。 本発明は特殊な誘電液体を用いて封入絶縁され
たケーブル接続部用シリコーン組成物に関するも
のである。少なくとも1.02の比重を有するこの誘
電液体組成物は本質的にシリコーン液体および該
シリコーン液体に可溶な、トリメチルシリル処理
(CH33SiO1/2/SiO2樹脂共重合体、ジプロピレ
ングリコールジベンゾエート、ジキシリルエタ
ン、フエニルキシリルエタン、および
〔(CH33Si〕2O処理シリカとシリカエーロゲルの
混合物からなる群から選択された添加剤からな
る。また、本発明は上記誘電液体組成物をケーブ
ルの導体隙間の充填に使用することに関するもの
である。 特に本発明は誘電液体を用いて封入し絶縁され
たケーブル接続部用シリコーン組成物において、
該誘電液体が、少なくとも1.02の比重を有しかつ
本質的にシリコーン液体および該シリコーン液体
に可溶な、トリメチルシリル処理
(CH33SiO1/2/SiO2樹脂共重合体、ジプロピレ
ングリコールジペンゾエート、ジキシリルエタ
ン、フエニルキシリルエタン、および
〔(CH33Si〕2O処理シリカとシリカエーロゲルの
混合物からなる群から選択された添加剤からなる
シリコーン組成物に関するものである。 また、本発明は絶縁外被で被覆された導体の複
数からなるケーブルにおいて、導体間の隙間を、
少なくとも1.02の比重を有しかつ本質的にシリコ
ーン液体および該シリコーン液体に可溶な、トリ
メチルシリル処理(CH33SiO1/2/SiO2樹脂共重
合体、ジプロピレングリコールジベンゾエート、
ジキシリルエタン、フエニルキシリルエタン、お
よび〔(CH33Si〕2O処理シリカとシリカエーロゲ
ルの混合物からなる群から選択された添加剤から
なる誘電液体によつて充填することを特徴とする
改善されたケーブルに関するものである。 本発明においてケーブルの接続部を絶縁し封入
するために、また、ケーブルの導体隙間を充填す
るために使用する誘電液体組成物は、その比重が
少なくとも1.02になる限り、シリコーン液体と該
シリコーン液体に可溶なトリメチルシリル処理
(CH33SiO1/2/SiO2樹脂共重合体、ジプロピレ
ングリコールジベンゾエート、ジキシリルエタ
ン、フエニルキシリルエタン、および
〔(CH33Si〕2O処理シリカとシリカエーロゲルの
混合物からなる群から選択された添加剤とをどの
ように組合わせてもよい。この少なくとも1.02の
比重を有する、シリコーン液体と添加剤との組合
わせは比重1.00の水(接続部を囲む容器内に偶発
的に入ることがある)が該容器の最上面に昇がる
ようにさせるものであり、それによつてケーブル
接続部の短絡または損傷を防止する。こうして、
このシリコーン液体と添加剤の特定組合わせは望
ましくない電気化学的トリーの形成およびケーブ
ルの短絡を防止する。海水は比重1.025であるか
ら、海水環境下では、少なくとも1.035の比重を
有するシリコーン液体と添加剤の組合わせが使用
される。 本発明において使用されるシリコーン液体の製
法は各種公知である。当業者であれば本発明に有
用なシリコーン液体を従来技術によつて製造する
ことができる。それから、シリコーン液体に添加
剤を適当な割合で添加し、少なくとも1.02の比重
にする。添加剤中に揮発分が存在する場合には、
添加剤をシリコーン液体と混合した後に揮発分を
溜除する。 現時点で知り得る限りでは本発明に使用される
シリコーン液体上の置換基の性質は決定的なもの
ではない。従つて、例えば、シリコーン液体のケ
イ素原子に通常付着している水素または炭化水素
もしくは置換炭化水素置換基が存在してもよい。
しかし、1個〜18個の炭素原子を有する炭化水素
置換基が好ましい。適当な置換基の具体例はアル
キル基例えばメチル、エチル、プロピル、ブチ
ル、アミル、シクロヘキシル、デシル、ドデシ
ル、およびオクタデシル基;アルケニル基例えば
ビニルおよびアリル基;アリール基例えばフエニ
ルおよびビフエニル基;アルカリールおよびアラ
ルキル基例えばトリルおよびベンジル基;および
置換された対応基例えばクロロプロピル、シアノ
ブチル、ニトロフエニル、メルカプトプロピル、
カルボキシエチル、およびアミノイソブチル基で
ある。 本発明に有用なシリコーン液体としてはシロキ
サンが好ましく、フエニルおよびメチル置換基を
有するかまたは全てメチル置換基であるものが好
ましい。本願のためにはメチル置換基のみを有す
るシロキサンポリマーが低コストで広範囲に使用
できることから最も好ましい。 シロキサンポリマーは環状であつてもまたは鎖
状であつてもよい。環状シロキサンは鎖長3〜12
好ましくは3〜8である。鎖状シロキサンは鎖長
3〜100を有しかつヒドロキシルまたは炭化水素
が末端に付着している。しかし、鎖状シロキサン
は炭化水素末端付着のものが好ましい。鎖状シロ
キサンはモノオルガノシロキサン単位、ジオルガ
ノシロキサン単位、またはトリオルガノシロキサ
ン単位またはこれ等の組合わせから構成されてい
る。 好ましいポリメチルシロキサン液体の具体例は
モノメチルシロキサン単位、ジメチルシロキサン
単位、およびトリメチルシロキサン単位から構成
されている。また、ポリメチルシロキサン液体は
ジメチルシロキサン単位およびモノメチルシロキ
サン単位から構成されていてもよい。またポリメ
チルシロキサン液体はポリジメチルシロキサンで
あつてもよい。使用可能なポリメチルシロキサン
液体を構成する組成範囲はCH3/Si比で表わすこ
とができる。ケイ素に対するメチルの比率
(CH3/Si)は少なくとも1.70でなければならな
い。1.70の比率未満ではシリコーン液体は典型的
にゲルである。 本発明に有効な好ましいフエニル置換シリコー
ン液体の具体例は、 (CH33SiO〔(C6H5)(CH3)SiO〕oSi(CH33 (式中、nは3以上である)のタイプのもので
ある。また、次のタイプのものであつてもよい: (CH33SiO〔(C6H5)(CH3)SiO〕o
〔(CH32SiO〕nSi(CH33 (式中、nは全体の25%以上であり、m+nは
10以上である)。フエニルおよびメチル基を含有
する使用可能な他のシリコーン液体は、該液体に
可溶な、トリメチルシリル処理(CH33SiO1/2
SiO2樹脂共重合体、ジプロピレングリコールジ
ベンゾエート、ジキシリルエタン、フエニルキシ
リルエタン、および〔(CH33Si〕2O処理シリカと
シリカエーロゲルの混合物からなる群から選択さ
れた添加剤と組合わせたときに必要な比重を与え
る限り、 〔(C6H52(CH3)SiO〕o〔(CH32SiO〕n共環状
物、(C6H52CH3SiO〔(CH32SiO〕oSi
(C6H52CH3、および〔(CH3)SiO
〔(C6H52SiO〕o〔(CH32SiO〕nSi(CH33であつ
てもよい。 本発明に有効な他のシロキサン液体共重合体の
例はシロキサン単位(CH33SiO1/2
(CH32SiO2、および3−クロロ−2−メチルプ
ロピル(メチル)シロキサンまたは3−クロロプ
ロピル(メチル)シロキサンのいずれかの単位か
ら構成され、少なくとも20%のハロゲン化成分を
含有するものである。 現時点で知り得る限り、本発明に有効な添加剤
はトリメチルシリル処理(CH33SiO1/2/SiO2
脂共合体、ジプロピレングリコールジベンゾエー
ト、ジキシリルエタン、フエニルキシリルエタ
ン、および〔(CH33Si〕2O処理シリカとシリカエ
ーロゲルの混合物からなる群から選択される。こ
の有効な添加剤は選択されたシリコーン液体に可
溶でなければならない。添加剤の目的はシリコー
ン液体の比重を変化させることである。シリコー
ン液体の比重を少なくとも1.02に調整するための
添加剤の有効量はシリコーン液体の比重に依存す
る。ジキシリルエタンやフエニルキシリルエタン
のような添加剤はシリコーン液体の比重を低下さ
せるために有効である。大部分のシリコーン液体
は約1.00の比重を有しているが、フエニルメチル
ポリシロキサン類の一部は1.04以上の比重を有し
ている。組成物の価格を低下させるためには十分
な添加剤をシリコーン液体に加えて比重を低下さ
せて1.02に近づけるようにしかし尚1.02以上であ
るようにする。ジプロピレングリコールジベンゾ
エート、トリメチルシリル処理(CH33SiO1/2
SiO2樹脂共重合体、および〔(CH33Si〕2O処理シ
リカとシリカエーロゲルの混合物のような添加剤
はシリコーン液体の比重を少なくとも1.02に高め
るために有効である。トリメチルシリル処理
(CH33SiO1/2/SiO2樹脂共重合体はそれが可溶
なシリコーン液体の比重を高めるために使用する
ことができる。この特殊な添加剤中には揮発分が
存在するので、シリコーン液体と添加剤を混合し
た後に揮発分を溜除する。 ジプロピレングリコールジベンゾエート添加剤
はフエニル含有シリコーン液体中にのみ可溶であ
るので、フエニル含有シリコーン液体の比重を高
めるためにだけ使用することができる。シリカエ
ーロゲルと〔(CH33Si〕2O処理シリカの混合物は
現時点で知られている限りすべてのシリコーン液
体の比重を高めるために有効である。しかしこの
混合添加剤は沈降の問題が在るため、再使用可能
な接続用としてはポリジメチルシロキサンの比重
を高めるために使用しない方が好ましい。 本発明に有効なシリコーン液体と添加剤の組合
わせの粘度について制限はないけれども、保守ま
たは修繕のため接続部を容易に除去できるために
は最大粘度1000センチストークス(25℃)までが
好ましい。粘度20〜500センチストークスが最も
好ましい。それは地下ケーブルの接続部を保守ま
たは修繕のため容易に除去する目的に唯一合致す
るものである。 シリコーン液体および該シリコーン液体に可溶
な、トリメチルシリル処理(CH33SiO1/2/SiO2
樹脂共重合体、ジプロピレングリコールジベンゾ
エート、ジキシリルエタン、フエニルキシリルエ
タン、および〔(CH33Si〕2O処理シリカとシリカ
エーロゲルの混合物からなる群から選択された添
加剤からなり、かつ少なくとも1.02の比重を有す
る組成物はケーブルの接続部を封入し絶縁するた
めの誘電液体として使用される。接続部の閉そく
は水分、極温および他の自然要因によつて生ずる
損傷から、接続部を保護するものでなければなら
ない。この閉そくは3つの主な要素からなる:頑
丈な外箱、耐歪安全支持体構造、および独特の封
入剤として使用される少なくとも1.02の比重を有
する上記のシリコーン液体と添加剤。上記のシリ
コーン液体と添加剤からなる誘電液体は迅速封入
のため閉そく内に注入、圧注または加圧される。 シリコーン液体および該シリコーン液体に可溶
な、トリメチルシリル処理(CH33SiO1/2SiO2
脂共重合体、ジプロピレングリコールジベンゾエ
ート、ジキシリルエタン、フエニルキシリルエタ
ン、および〔(CH33Si〕2O処理シリカとシリカエ
ーロゲルの混合物からなる群から選択された添加
剤からなり、かつ少なくとも1.02の比重を有する
組成物はケーブルの導体隙間を充填するためにも
使用される。上記のシリコーン液体および添加剤
は導体隙間への浸透によつてケーブル組織に導入
され、そして補給溜めとして接続箱を使用しても
よいであろう。また、このシリコーン液体と添加
剤の組合わせは注入、加圧、または圧入によつて
ケーブル組織中に導入することもできる。この方
法はケーブル例えばポリエチレンや架橋ポリエチ
レンで絶縁されたケーブルにおける電気化学的ト
リ−イングを防止するために使用することができ
る。電気化学的トリ−イングは水や硫化物の侵蝕
によつて発生する。 当業者が本発明の実施をよりよく理解できるよ
うに、次に実施例によつて説明するが、実施例は
本発明を制限するためのものではない。粘度およ
び比重の測定は特に言及しない限り25℃で行つ
た。 実施例 1 洋ナシ型のストリツパーを備えた2の三口フ
ラスコ中に60重量%トリメチルシリル処理
(CH33SiO1/2SiO2樹脂共重合体と40重量%キシ
レンを600g、および粘度100センチストークスお
よび比重0.992を有するフエニルメチル/ジメチ
ルシロキサン共重合体を840g装入した。この混
合物を撹拌した後、5mm真空下200℃で揮発分を
除去した。得られた液体は少量のスーパーセル
(Johns−Manville社の、非常に高純度のけいそ
う土から製造したセライトろ過助剤系の1種)を
用いて加圧ろ過した。ろ過生成物は透明であり、
その粘度は567センチストークスであり、その比
重は1.046であつた。このろ過生成物は粘稠すぎ
るので、その内500gを100センチストークスでか
つ比重0.992のフエニルメチル/ジメチルシロキ
サン共重合体100gと混合した。この混合物は粘
度350センチストークスおよび比重1.037を有して
いた。得られた組成物はケーブル接続部の絶縁用
およびケーブルの導体間の隙間の充填用の誘電液
体として有効である。 実施例 2 第1表のシリコーン液体と添加剤からなる混合
物を調製した。 この組成物はケーブル接続部の絶縁用およびケ
ーブルの導体隙間の充填用の誘電液体として有効
である。 実施例 3 本質的に、粘度100センチストークスを有する
ポリジメチルシロキサン、ヘキサメチルジシロキ
サン処理シリカおよびシリカエーロゲルの種々の
量的組合わせからなる誘電液体を、本質的に頑丈
な外箱と耐歪安全支持体構造からなるケーブル接
続組織中に配置した。それからこれ等液体に対す
る水浸透について試験を行つた。 誘電液体と水を1対1で混合する。液体を分離
ろう斗を用いて除去し、その電気特性例えば誘電
率(Dk)、誘電正接(Df)および体積抵抗(Vr
をASTM D924に従つてテストする。この方法
で115日後の劣化状況を調べる。 各種混合物についてのテスト結果を第2表に示
す。 結局、シリカは誘電率(Dk)の増加によつて
表わされているように水分を吸収しているにもか
かわらず、体積抵抗(Vr)が殆ど劣化してない
と云う顕著な効果を示している。全試料について
かなりの沈降が生じたので通常の64日の代りに
115日間試験を続行した。しかし沈降のため、こ
れ等試料は再使用可能な接続用としては多分除外
されるであろう。
【表】
【表】 ト

比重1.065、粘度125cs
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 絶縁電気ケーブル接続部用のシリコーン組成
    物であつて、シリコーン組成物が、その接続部を
    封入し絶縁するために使用する誘電液体であつ
    て、少なくとも1.02の比重を有し、本質的にシリ
    コーン液体と添加物とから構成され、その添加物
    は前記シリコーン液体に可溶性で、トリメチルシ
    リル処理した(CH33SiO1/2/SiO2樹脂コポリマ
    ー、ジプロピレングリコールジベンゾエート、ジ
    キシリルエタン、フエニルキシリルエタン、及び
    〔(CH33Si〕2O処理されたシリカ及びシリカエア
    ロゲルの混合物からなる群から選択されるシリコ
    ーン組成物。 2 絶縁外被によつて被服された導体の複数から
    なるケーブルにおいて、導体間の隙間を、少なく
    とも1.02の比重を有し本質的にシリコーン液体と
    添加物とから構成される誘電液体によつて充填さ
    れ、その添加物は前記シリコーン液体に可溶性
    で、トリメチルシリル処理した(CH33SiO1/2
    SiO2樹脂コポリマー、ジプロピレングリコール
    ジベンゾエート、ジキシリルエタン、フエニルキ
    シリルエタン、及び〔(CH33Si〕2O処理されたシ
    リカ及びシリカエアロゲルの混合物からなる群か
    ら選択されるものであるケーブル。
JP57180555A 1981-11-27 1982-10-14 電気的接続部密閉用シリコ−ン組成物 Granted JPS5897202A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US325261 1981-11-27
US06/325,261 US4431578A (en) 1981-11-27 1981-11-27 Silicone compositions for buried electrical splice closures

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Publication Number Publication Date
JPS5897202A JPS5897202A (ja) 1983-06-09
JPH0320002B2 true JPH0320002B2 (ja) 1991-03-18

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ID=23267125

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57180555A Granted JPS5897202A (ja) 1981-11-27 1982-10-14 電気的接続部密閉用シリコ−ン組成物

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4431578A (ja)
EP (1) EP0080704A1 (ja)
JP (1) JPS5897202A (ja)
AU (1) AU8898182A (ja)
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