JPH03199445A - 走行糸の張力を制御する装置 - Google Patents
走行糸の張力を制御する装置Info
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- JPH03199445A JPH03199445A JP20109490A JP20109490A JPH03199445A JP H03199445 A JPH03199445 A JP H03199445A JP 20109490 A JP20109490 A JP 20109490A JP 20109490 A JP20109490 A JP 20109490A JP H03199445 A JPH03199445 A JP H03199445A
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Landscapes
- Warping, Beaming, Or Leasing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一般に走行糸または同類物の張力を制御する装
置、特に糸り6リールと整経装置との中間の引揃−整経
装置中に配置される糸張力制御装置に関する。
置、特に糸り6リールと整経装置との中間の引揃−整経
装置中に配置される糸張力制御装置に関する。
糸および同様のストランド状材料の取扱を含む実質的に
総てのシステムにおいて、高品質を保証するためには材
料の張力を制御することが必要である。これは特に典型
的な繊維製造システムにおける走行糸を取り扱う場合に
言える。従来、かかる操作における糸張力の制御は前進
するストランドに摩擦力を発生する本質的に固定した拘
束、牽引または負荷を課することにより商業的に達成さ
れている。不利なことには、この態様で操作する張力制
御装置は糸張力を所望範囲に維持する効果が中程度であ
り、糸に最小の張力を維持することにのみ有効であるに
過ぎない。特に、かかる装置により走行糸に課せられる
拘束は、糸走行に対する最小の拘束を維持することによ
り張力損失を保証するのに有効である。しかし、かかる
装置は、糸切れを伴うこともあるかかる変動を補償また
は相殺するよりも、糸の張力増加を事実上拡大する繊維
整経システムにおいて、クリールから多数の繊維糸が並
置関係に引揃装置へ送られ、ここで糸はスプールまたは
ビームに並列状態に巻かれ、次いで糸が織機、編機また
は同様の布形成装置へ送られる。繊維産業における他の
整経操作におけるように、個々の糸をビーム機械により
実質的に均一な張力で経糸ビームに巻くことが重要であ
るこの目的で、整経ビーム機械に先立って上記形式の張
力機構を組み入れ、糸がビーム機械に入るときに、これ
に摩擦牽引力を課することが従来から行われている。
総てのシステムにおいて、高品質を保証するためには材
料の張力を制御することが必要である。これは特に典型
的な繊維製造システムにおける走行糸を取り扱う場合に
言える。従来、かかる操作における糸張力の制御は前進
するストランドに摩擦力を発生する本質的に固定した拘
束、牽引または負荷を課することにより商業的に達成さ
れている。不利なことには、この態様で操作する張力制
御装置は糸張力を所望範囲に維持する効果が中程度であ
り、糸に最小の張力を維持することにのみ有効であるに
過ぎない。特に、かかる装置により走行糸に課せられる
拘束は、糸走行に対する最小の拘束を維持することによ
り張力損失を保証するのに有効である。しかし、かかる
装置は、糸切れを伴うこともあるかかる変動を補償また
は相殺するよりも、糸の張力増加を事実上拡大する繊維
整経システムにおいて、クリールから多数の繊維糸が並
置関係に引揃装置へ送られ、ここで糸はスプールまたは
ビームに並列状態に巻かれ、次いで糸が織機、編機また
は同様の布形成装置へ送られる。繊維産業における他の
整経操作におけるように、個々の糸をビーム機械により
実質的に均一な張力で経糸ビームに巻くことが重要であ
るこの目的で、整経ビーム機械に先立って上記形式の張
力機構を組み入れ、糸がビーム機械に入るときに、これ
に摩擦牽引力を課することが従来から行われている。
繊維引揃−整経システムにおける他の考慮事項は、例え
ば走行糸の一本が切れたとき、または何かの理由でこの
糸の張力が非常に減少して整経装置でのストップモーシ
ョン装置を作動したときに、通常連続した整経操作を中
断する必要性である、経済上の理由で、整経システムを
操作速度、即ち糸の走行速度で、可及的に高速で操作す
るのが望ましい。而して、整経システムの停止が必要な
とき、走行糸の運動を即座に停止することは実際的でな
く、また可能でもない。故に、整経システムは従来設計
されるとき、整経ビーム機を、平常の糸の走行速度とシ
ステムを完全停止まで制動できる速度とに関して、スト
ップモーション装置から充分な距離に離間させ、糸が切
れた場合、切断糸が整経ビーム機により取り上げられる
前にシステムの停止を完了するようにしている。理解さ
れるように、この構造は整経装置の全長を実質的に増し
、これは所要床面積が大きくなるから使用者に不利であ
る。
ば走行糸の一本が切れたとき、または何かの理由でこの
糸の張力が非常に減少して整経装置でのストップモーシ
ョン装置を作動したときに、通常連続した整経操作を中
断する必要性である、経済上の理由で、整経システムを
操作速度、即ち糸の走行速度で、可及的に高速で操作す
るのが望ましい。而して、整経システムの停止が必要な
とき、走行糸の運動を即座に停止することは実際的でな
く、また可能でもない。故に、整経システムは従来設計
されるとき、整経ビーム機を、平常の糸の走行速度とシ
ステムを完全停止まで制動できる速度とに関して、スト
ップモーション装置から充分な距離に離間させ、糸が切
れた場合、切断糸が整経ビーム機により取り上げられる
前にシステムの停止を完了するようにしている。理解さ
れるように、この構造は整経装置の全長を実質的に増し
、これは所要床面積が大きくなるから使用者に不利であ
る。
故に、本発明の目的は、先行技術の欠点を避ける、繊維
整経システムにおけるような走行糸の張力を制御する進
歩した装置を提供することでる。
整経システムにおけるような走行糸の張力を制御する進
歩した装置を提供することでる。
本発明の特定の目的は、走行糸に最小の摩擦牽弓力のみ
を課する糸張力11ノリ御装置を提供することである。
を課する糸張力11ノリ御装置を提供することである。
本発明の他の目的は走行糸をかなりの長さ蓄積するよう
に機能し、整経システムに利用された場合に整経装置の
全長、所要床面積を減少できる糸張力制御装置を提供す
ることである。
に機能し、整経システムに利用された場合に整経装置の
全長、所要床面積を減少できる糸張力制御装置を提供す
ることである。
概説するに、本発明の糸張力制御装置は走行糸を連続的
に周囲に巻き付ける被駆動ロールとアイドラロールを含
む。被駆動ロールは糸の走行運動を駆動するように静止
軸線の回りに回転可能に装着される。アイドラロールは
糸の走行運動により被駆動回転するように、かつ走行糸
の張力の増減に応答して規定経路に沿って両方向に運動
するように被駆動ロールに関して規定経路で可動な軸線
の回りに回転可能に装着される。経路におけるアイドラ
ロールを糸に張力係合させるように押圧するために規定
経路に沿うアイドラロールの各位置でほぼ一定の偏倚力
を付与する装置を設ける。規定中立点から経路に沿う各
方向におけるアイドラロールの運動を感知する手段を設
ける。感知手段は被駆動ロールに操作関連せしめられて
その糸駆動速度を、糸張力の増減を補償すべく前記規定
経路に沿ってのアイドラロールの運動に応答して、変化
させる。
に周囲に巻き付ける被駆動ロールとアイドラロールを含
む。被駆動ロールは糸の走行運動を駆動するように静止
軸線の回りに回転可能に装着される。アイドラロールは
糸の走行運動により被駆動回転するように、かつ走行糸
の張力の増減に応答して規定経路に沿って両方向に運動
するように被駆動ロールに関して規定経路で可動な軸線
の回りに回転可能に装着される。経路におけるアイドラ
ロールを糸に張力係合させるように押圧するために規定
経路に沿うアイドラロールの各位置でほぼ一定の偏倚力
を付与する装置を設ける。規定中立点から経路に沿う各
方向におけるアイドラロールの運動を感知する手段を設
ける。感知手段は被駆動ロールに操作関連せしめられて
その糸駆動速度を、糸張力の増減を補償すべく前記規定
経路に沿ってのアイドラロールの運動に応答して、変化
させる。
好ましくは、感知手段はポテンショメータを有する電子
式位置変換器であり、中立点からアイドラロールの運動
の程度を感知するように構成されまたアイドラロールを
中立点へ戻すべくアイドラロールにおける走行糸の張力
を調節するのに充分に対応する程度まで被駆動ロールの
糸駆動速度の減少および増加を生ぜしめるように構成さ
れる一実施例では、アイドラロールは被駆動ロールの静
止軸線と平行な水平直線経路で運動するように構成され
る。好ましくは、これらロールは、所定の正常制動速度
での装置の停止に適合すへく上流供給場所と下流引き渡
し場所との間で走行糸の充分な長さの蓄積のために、充
分な距離だけ相互に水平に離間されている。
式位置変換器であり、中立点からアイドラロールの運動
の程度を感知するように構成されまたアイドラロールを
中立点へ戻すべくアイドラロールにおける走行糸の張力
を調節するのに充分に対応する程度まで被駆動ロールの
糸駆動速度の減少および増加を生ぜしめるように構成さ
れる一実施例では、アイドラロールは被駆動ロールの静
止軸線と平行な水平直線経路で運動するように構成され
る。好ましくは、これらロールは、所定の正常制動速度
での装置の停止に適合すへく上流供給場所と下流引き渡
し場所との間で走行糸の充分な長さの蓄積のために、充
分な距離だけ相互に水平に離間されている。
第2実施例では、アイドラロールは被駆動ロールの静止
軸線を中心とする円弧経路で運動するように構成され、
円弧経路の中立点は被駆動ロールの静止軸線と一般に垂
直に整合し、前記アイトラロールが前記中立点から運動
し少なくとも初期に顕著な水平運動成分を持つようにし
ている。
軸線を中心とする円弧経路で運動するように構成され、
円弧経路の中立点は被駆動ロールの静止軸線と一般に垂
直に整合し、前記アイトラロールが前記中立点から運動
し少なくとも初期に顕著な水平運動成分を持つようにし
ている。
いずれの実施例においても、アイドラロールは好ましく
は上記のようにアイドラロールの偏倚のための加圧流体
シリンダのピストンへ運動するように操作接続される。
は上記のようにアイドラロールの偏倚のための加圧流体
シリンダのピストンへ運動するように操作接続される。
第1図に関し、本発明の好適実施例により糸張力制御装
置は好ましくは繊維整経システムとして具体化されて一
般的に10で示されている。なお、繊維整経システムに
おいてはクリール12は糸の複数個のパッケージを支持
し、前記糸はアイボート14を通ってFで示すように並
置関係に供給され、ここから張力制御装置10.櫛ある
いは筬20を通って一般にロールと称される整経ビーム
機22へ走行する6本発明の糸張力制御装置10はここ
では整経システムの一部としての好適用途で記載される
が、この記載は本発明の最適形態の開示を目的とするに
過ぎない。本発明の糸張力制御装置10は用途が広く、
故に走行糸の張力を制御することが所望される他の多く
の用途に使用できることは当業者に容易に理解されよう
。この点では、r糸」なる語の使用は任意の連続繊維材
料を包含する。
置は好ましくは繊維整経システムとして具体化されて一
般的に10で示されている。なお、繊維整経システムに
おいてはクリール12は糸の複数個のパッケージを支持
し、前記糸はアイボート14を通ってFで示すように並
置関係に供給され、ここから張力制御装置10.櫛ある
いは筬20を通って一般にロールと称される整経ビーム
機22へ走行する6本発明の糸張力制御装置10はここ
では整経システムの一部としての好適用途で記載される
が、この記載は本発明の最適形態の開示を目的とするに
過ぎない。本発明の糸張力制御装置10は用途が広く、
故に走行糸の張力を制御することが所望される他の多く
の用途に使用できることは当業者に容易に理解されよう
。この点では、r糸」なる語の使用は任意の連続繊維材
料を包含する。
本発明の糸張力制御装置10は第2図、第3図および第
4図に詳細に示される。基本的には、張力制御装置10
は被駆動ロール26とアイドラロール28を回転可能に
支持した直立中央フレーム24を有し、これらロールは
回転可能に支持されてフレーム24の各対向端から片持
ち梁の態様で外方へ延び、糸Fをロール26.28の回
りに順次巻き付ける。この構造により、操作員は糸の挿
通および同様操作を容易ならしめるために糸に近寄るこ
とができる。被駆動ロール26はフレーム24の前端に
隣接した静止軸線の回りに回転するように固定配置され
る。そして、この被駆動ロール26は可変速モータ52
により駆動ベルト55を介して駆動される。アイドラロ
ール28は1対の案内ロッド34上でフレーム24内に
支持された可動棚32上に被駆動ロール26よりも僅か
に高いレベルで回転可能に装着され、案内ロッド34は
フレームへ固定されて互いに平行にかつ糸Fの走行経路
と平行に水平に延び、これによりアイドラロール28の
回転軸線は実質的に水平な経路で被駆動ロール26に接
近、離間するように可動である。
4図に詳細に示される。基本的には、張力制御装置10
は被駆動ロール26とアイドラロール28を回転可能に
支持した直立中央フレーム24を有し、これらロールは
回転可能に支持されてフレーム24の各対向端から片持
ち梁の態様で外方へ延び、糸Fをロール26.28の回
りに順次巻き付ける。この構造により、操作員は糸の挿
通および同様操作を容易ならしめるために糸に近寄るこ
とができる。被駆動ロール26はフレーム24の前端に
隣接した静止軸線の回りに回転するように固定配置され
る。そして、この被駆動ロール26は可変速モータ52
により駆動ベルト55を介して駆動される。アイドラロ
ール28は1対の案内ロッド34上でフレーム24内に
支持された可動棚32上に被駆動ロール26よりも僅か
に高いレベルで回転可能に装着され、案内ロッド34は
フレームへ固定されて互いに平行にかつ糸Fの走行経路
と平行に水平に延び、これによりアイドラロール28の
回転軸線は実質的に水平な経路で被駆動ロール26に接
近、離間するように可動である。
ピストンおよびシリンダ装置36は可動棚32の真下に
案内ロッド34と平行関係にかつその中間にフレーム2
4内に装着される。ピストンおよびシリンダ装置36は
基本的には、往復動ピストン(図示せず)を入れた筒状
ハウジング38を含み、ピストンはハウジング内部をピ
ストンの両側の2つの操作室に分割し、取付具40は加
圧操作流体、好ましくは加圧空気を各室へ供給、排出す
べくハウジング38の両端に固定される。筒状ハウジン
グ38の上向き面に縦スロット42が形成され、これを
通じてハウジング38の外部に配置されたスライド部材
44がピストンへ接続され、これと共にスロット42に
沿ってスライドし、密封ハント46はスロット42の残
部を密封閉鎖す・\くスライド部材44とスライド運動
するようスロット42に対してスライド密封関係にスラ
イド部材44の各端から延びる。可動棚32の下側へ取
り付けたクレビス47は可動棚32、アイドラロール2
8、スライド部材44およびピストンが一体運動するよ
うにスライド部材44へ取り付けられる。上記型式のピ
ストンおよびシリンダ集合体は周知で、商業的に入手可
能であるから、ここに詳述しない。さらに、上記ピスト
ンおよびシリンダ集合体36に替って種々な形の複動ピ
ストンおよびシリンダ集合体も利用できることは当業者
には明白であろう。
案内ロッド34と平行関係にかつその中間にフレーム2
4内に装着される。ピストンおよびシリンダ装置36は
基本的には、往復動ピストン(図示せず)を入れた筒状
ハウジング38を含み、ピストンはハウジング内部をピ
ストンの両側の2つの操作室に分割し、取付具40は加
圧操作流体、好ましくは加圧空気を各室へ供給、排出す
べくハウジング38の両端に固定される。筒状ハウジン
グ38の上向き面に縦スロット42が形成され、これを
通じてハウジング38の外部に配置されたスライド部材
44がピストンへ接続され、これと共にスロット42に
沿ってスライドし、密封ハント46はスロット42の残
部を密封閉鎖す・\くスライド部材44とスライド運動
するようスロット42に対してスライド密封関係にスラ
イド部材44の各端から延びる。可動棚32の下側へ取
り付けたクレビス47は可動棚32、アイドラロール2
8、スライド部材44およびピストンが一体運動するよ
うにスライド部材44へ取り付けられる。上記型式のピ
ストンおよびシリンダ集合体は周知で、商業的に入手可
能であるから、ここに詳述しない。さらに、上記ピスト
ンおよびシリンダ集合体36に替って種々な形の複動ピ
ストンおよびシリンダ集合体も利用できることは当業者
には明白であろう。
電子式位置変換器48はピストンおよびシリンダ集合体
36と一直線にフレーム24の前端に装着される。変換
器48は伸縮可能なケーブル50を接続したポテンショ
メータ(図示せず)を有する型式のもので、ケーブル5
0の自由度はアイドラロール28の真下で可動棚32へ
取り付けられこれによりポテンショメータは水平走行経
路のアイドラロール28の位置を監視でき、またケーブ
ル50が変換器ハウジング48から引き出される程度の
関数として可変電圧出力を発生できる。
36と一直線にフレーム24の前端に装着される。変換
器48は伸縮可能なケーブル50を接続したポテンショ
メータ(図示せず)を有する型式のもので、ケーブル5
0の自由度はアイドラロール28の真下で可動棚32へ
取り付けられこれによりポテンショメータは水平走行経
路のアイドラロール28の位置を監視でき、またケーブ
ル50が変換器ハウジング48から引き出される程度の
関数として可変電圧出力を発生できる。
理解されるように、ロール26の駆動回転が糸Fに走行
運動を与え、次いで、糸Fがアイドラロール28を回転
させる。ピストンおよびシリンダ集合体36の最前方取
付具4oは適当な供給源Sから加圧空気を供給され、偏
倚力を付与してアイドラロール28をその水平運動経路
内で被駆動ロール26から離れるように運動させ、アイ
ドラロール28を糸Fと係合状態に維持する。理解され
るように、ピストンおよびシリンダ集合体36によりア
イドラロール28に生ぜしめられた偏倚力は水平運動経
路に沿うロール28の各位置で本質的に一定であり、偏
倚力の大きさは走行糸Fの所望張力の大きさと実質的に
等しくなるように選択され、これにより糸の張力が偏倚
力に反抗する。
運動を与え、次いで、糸Fがアイドラロール28を回転
させる。ピストンおよびシリンダ集合体36の最前方取
付具4oは適当な供給源Sから加圧空気を供給され、偏
倚力を付与してアイドラロール28をその水平運動経路
内で被駆動ロール26から離れるように運動させ、アイ
ドラロール28を糸Fと係合状態に維持する。理解され
るように、ピストンおよびシリンダ集合体36によりア
イドラロール28に生ぜしめられた偏倚力は水平運動経
路に沿うロール28の各位置で本質的に一定であり、偏
倚力の大きさは走行糸Fの所望張力の大きさと実質的に
等しくなるように選択され、これにより糸の張力が偏倚
力に反抗する。
糸Fの張力が所望張力レベルに一定に留とまる限り、ア
イドラロール28は被駆動ロール26に接近または離間
するように水平運動経路内で移動しない。しかし、もし
糸Fの張力が増すと、増加した糸張力が偏倚力に打ち勝
ち、アイドラロール28をその運動経路に沿って被駆動
ロール26の方へ移動させる。同様に、糸Fの張力が減
少すると、偏倚力が糸張力に打ち勝ち、アイドラロール
28を被駆動ロール26から離れるように移動させる。
イドラロール28は被駆動ロール26に接近または離間
するように水平運動経路内で移動しない。しかし、もし
糸Fの張力が増すと、増加した糸張力が偏倚力に打ち勝
ち、アイドラロール28をその運動経路に沿って被駆動
ロール26の方へ移動させる。同様に、糸Fの張力が減
少すると、偏倚力が糸張力に打ち勝ち、アイドラロール
28を被駆動ロール26から離れるように移動させる。
これに対応して、ケーブル5oは変換器ハウジング内に
後退しまたはこれがら引き出され、これにより変換器4
8の電圧出力がアイドラロール28の運動の程度に対応
して変化する。
後退しまたはこれがら引き出され、これにより変換器4
8の電圧出力がアイドラロール28の運動の程度に対応
して変化する。
第1図に示すように、被駆動ロール26のための駆動モ
ータ52の操作速度はプログラマブルマイクロプロセッ
サ54または他の適当なコントローラにより制御される
。本発明によれば、変換器48の可変電圧出力は糸Fの
張力の増減に応答して被駆動ロール26に接近、離間す
るアイドラロール28の運動を表すもので、これはマイ
クロプロセッサ54へ付与され、マイクロプロセッサ5
4はかかる張力変動を補償すべく被駆動ロールの被駆動
軸方向速度を対応的に変化させるようにプログラムされ
る。特に、走行糸Fの張力が所定の所望張力レベルで一
定であるとすれば、アイドラログラムされる。特に、走
行糸Fの張力が所定の所望張力レベルで一定であるとす
れば、アイドラロール28はその水平運動経路の中間の
「中立J位置を占め、この位置から移動しない。マイク
ロプロセッサ54は次のようにプログラムされる。
ータ52の操作速度はプログラマブルマイクロプロセッ
サ54または他の適当なコントローラにより制御される
。本発明によれば、変換器48の可変電圧出力は糸Fの
張力の増減に応答して被駆動ロール26に接近、離間す
るアイドラロール28の運動を表すもので、これはマイ
クロプロセッサ54へ付与され、マイクロプロセッサ5
4はかかる張力変動を補償すべく被駆動ロールの被駆動
軸方向速度を対応的に変化させるようにプログラムされ
る。特に、走行糸Fの張力が所定の所望張力レベルで一
定であるとすれば、アイドラログラムされる。特に、走
行糸Fの張力が所定の所望張力レベルで一定であるとす
れば、アイドラロール28はその水平運動経路の中間の
「中立J位置を占め、この位置から移動しない。マイク
ロプロセッサ54は次のようにプログラムされる。
即ち、アイドラロール28が被駆動ロール26から離れ
る方向に中立位置から移動するのを変換器48が認知す
ると、この認知に応答して被駆動ロールの被駆動軸線方
向速度を減少するように駆動モータ52を制御し、変換
器48の電圧出力の変化量により表されたアイドラロー
ル28のかかる運動程度の関数として糸張力の斯くの如
く指示された減少量を補償し、これにより、アイドラロ
ール28を中立位置に置く。逆に、マイクロプロセッサ
54は同様に次のようにプログラムされる。
る方向に中立位置から移動するのを変換器48が認知す
ると、この認知に応答して被駆動ロールの被駆動軸線方
向速度を減少するように駆動モータ52を制御し、変換
器48の電圧出力の変化量により表されたアイドラロー
ル28のかかる運動程度の関数として糸張力の斯くの如
く指示された減少量を補償し、これにより、アイドラロ
ール28を中立位置に置く。逆に、マイクロプロセッサ
54は同様に次のようにプログラムされる。
即ち、アイドラロール28か被駆動ロール26へ向かう
方向に中立位置から移動するのを変換器48が認知する
と、この認知に応答して被駆動ロールの被駆動軸線方向
速度を増大するように駆動モータ52を制御し、変換器
48の電圧出力の変化量により表されたアイドラロール
28のかかる運動程度の関数として糸Fの張力の斯くの
如く指示された増大量を補償し、これにより、アイドラ
ロール28を中立位置に置く。被駆動ロールの被駆動速
度のこのような変化は、糸張力を実質的に一定に維持し
、またアイドラロール28を基本的にその所定の中立位
置に維持するのに役立つ。
方向に中立位置から移動するのを変換器48が認知する
と、この認知に応答して被駆動ロールの被駆動軸線方向
速度を増大するように駆動モータ52を制御し、変換器
48の電圧出力の変化量により表されたアイドラロール
28のかかる運動程度の関数として糸Fの張力の斯くの
如く指示された増大量を補償し、これにより、アイドラ
ロール28を中立位置に置く。被駆動ロールの被駆動速
度のこのような変化は、糸張力を実質的に一定に維持し
、またアイドラロール28を基本的にその所定の中立位
置に維持するのに役立つ。
第5図、第6図に関し、本発明の糸張力制御装置の他の
実施例が110で示されている。張力制御装置110は
被駆動ロール126とアイドラロール128を回転可能
に支持した直立中央フレーム124を有し、これらロー
ルはフレーム124の各対向端から外方へ片持レバーの
態様で延出して回転可能に支持され、糸Fをロール12
6,128の回りに順次巻き付ける。被駆動ロール12
6は静止軸線の回りに被駆動回転するようフレーム12
4のほぼ中央に装着され、可変速駆動モタ(図示せず)
により駆動される。アイドラロール128は静止被駆動
ロール126と共軸状に反対端で枢支された垂下腕集合
体129の自由端で被駆動ロール126の下に支持され
る。無端タイミングチェーン131はフレーム124の
内部に回転可能に装着された一連の歯付きプーリ133
に巻き付けられ、ブーりの一つ133°はピボット腕集
合体129と共軸状にこれと一体的に回転するように固
定される。ピストンおよびシリンダ集合体136は無端
チェーン131の上方水平帯部分に沿ってフレーム12
4内に水平に装着されピストンおよびシリンダ集合体1
36の筒状ハウジング138はフレーム124に関して
固定され、ピストンの操作腕130は筒状ハウジング1
38から後方へ突出し、無端チェーン131の上方帯部
分へ固定される。ピストンおよびシリンダ集合体136
のハウジング138は操作流体、例えば加圧空気、をピ
ストンの両側の内部室に出し入れさせる取付具を両端に
(lfnえる。電子式位置ポテンショメータ148はフ
レーム124内に装着され、かつ操作軸149を有する
。そして無端ヘルド151が操作軸149に巻き付けら
れ、かつ腕集合体129およびプーリ133°と一体的
に回転するように腕集合体129のビホット軸線と共軸
状に装着されたプーリ153に巻き付けられる。
実施例が110で示されている。張力制御装置110は
被駆動ロール126とアイドラロール128を回転可能
に支持した直立中央フレーム124を有し、これらロー
ルはフレーム124の各対向端から外方へ片持レバーの
態様で延出して回転可能に支持され、糸Fをロール12
6,128の回りに順次巻き付ける。被駆動ロール12
6は静止軸線の回りに被駆動回転するようフレーム12
4のほぼ中央に装着され、可変速駆動モタ(図示せず)
により駆動される。アイドラロール128は静止被駆動
ロール126と共軸状に反対端で枢支された垂下腕集合
体129の自由端で被駆動ロール126の下に支持され
る。無端タイミングチェーン131はフレーム124の
内部に回転可能に装着された一連の歯付きプーリ133
に巻き付けられ、ブーりの一つ133°はピボット腕集
合体129と共軸状にこれと一体的に回転するように固
定される。ピストンおよびシリンダ集合体136は無端
チェーン131の上方水平帯部分に沿ってフレーム12
4内に水平に装着されピストンおよびシリンダ集合体1
36の筒状ハウジング138はフレーム124に関して
固定され、ピストンの操作腕130は筒状ハウジング1
38から後方へ突出し、無端チェーン131の上方帯部
分へ固定される。ピストンおよびシリンダ集合体136
のハウジング138は操作流体、例えば加圧空気、をピ
ストンの両側の内部室に出し入れさせる取付具を両端に
(lfnえる。電子式位置ポテンショメータ148はフ
レーム124内に装着され、かつ操作軸149を有する
。そして無端ヘルド151が操作軸149に巻き付けら
れ、かつ腕集合体129およびプーリ133°と一体的
に回転するように腕集合体129のビホット軸線と共軸
状に装着されたプーリ153に巻き付けられる。
操作に当たり、糸Fはロール126,128の回りに、
連続的に順次巻き付けられる。被駆動ロール126の駆
動回転が糸Fに走行運動を付与し、糸Fの走行運動がア
イドラロール128を回転させる。加圧空気をピストン
およびシリンダ集合体136の後方室に供給して実質的
に一定の偏倚力を付与し、ピストン腕139を後退させ
、腕集合体129およびアイドラロール128を一体的
に時計方向(第5図に見て)に枢動させ、アイドラロー
ル128を走行糸Fに係合させる。ピストンおよびシリ
ンダ集合体136により斯くの如く生ぜしめられる偏倚
力の大きさは糸Fに所望される所定の張力レベルに設定
され、而して糸張力がかかる所定の値に留とまる限り、
偏倚力は糸張力ときっちり相殺し、アイドラロール12
8を被駆動ロール126の垂直下方に実質的に静止状態
に維持する。しかし、糸Fの張力が所定張力レベル以下
に減少すると、ピストンおよびシリンダ集合体136の
偏倚力により腕集合体129およびアイドラロール12
8が時計方向(第5図に見て)に枢動じ、プーリ153
を回転してベルト151を通じてポテンショメーク14
8の操作軸149を回転する。同様に、糸張力の所望値
以上の増加は、ピストンおよびシリンダ集合体136の
偏倚力に打ち勝ち、腕集合体129およびアイドラロー
ル128を反時計方向に枢動じ、ポテンショメータの操
作軸F49を反対方向に回転する。第1実施例における
ように、ポテンショメータ148は操作軸149の回転
位置に関して可変電圧出力を生ぜしめ、この電圧はマイ
クロプロセッサ54のようなコントローラへ供給され、
被駆動ロール126の被駆動速度をその駆動モータの可
変速制御により変化させる。
連続的に順次巻き付けられる。被駆動ロール126の駆
動回転が糸Fに走行運動を付与し、糸Fの走行運動がア
イドラロール128を回転させる。加圧空気をピストン
およびシリンダ集合体136の後方室に供給して実質的
に一定の偏倚力を付与し、ピストン腕139を後退させ
、腕集合体129およびアイドラロール128を一体的
に時計方向(第5図に見て)に枢動させ、アイドラロー
ル128を走行糸Fに係合させる。ピストンおよびシリ
ンダ集合体136により斯くの如く生ぜしめられる偏倚
力の大きさは糸Fに所望される所定の張力レベルに設定
され、而して糸張力がかかる所定の値に留とまる限り、
偏倚力は糸張力ときっちり相殺し、アイドラロール12
8を被駆動ロール126の垂直下方に実質的に静止状態
に維持する。しかし、糸Fの張力が所定張力レベル以下
に減少すると、ピストンおよびシリンダ集合体136の
偏倚力により腕集合体129およびアイドラロール12
8が時計方向(第5図に見て)に枢動じ、プーリ153
を回転してベルト151を通じてポテンショメーク14
8の操作軸149を回転する。同様に、糸張力の所望値
以上の増加は、ピストンおよびシリンダ集合体136の
偏倚力に打ち勝ち、腕集合体129およびアイドラロー
ル128を反時計方向に枢動じ、ポテンショメータの操
作軸F49を反対方向に回転する。第1実施例における
ように、ポテンショメータ148は操作軸149の回転
位置に関して可変電圧出力を生ぜしめ、この電圧はマイ
クロプロセッサ54のようなコントローラへ供給され、
被駆動ロール126の被駆動速度をその駆動モータの可
変速制御により変化させる。
理解されるように、本発明の糸張力制御装置は幾つかの
利点がある。最も基本的には、本発明の装置は上述した
両実施例では走行糸、例えば繊維撃丑システムにおける
整経ビーム機械へ送出される複数の走行糸に一定の張力
を維持する信頼性の高い手段を提供する。特に、可動ア
イドラロールを偏倚させるために各実施例にピストンお
よびシリンダ集合体を使用することにより、生じる偏倚
力は規定運動経路の全範囲内で可動ロールの各位置にお
いて実質的に一定である。偏倚力を所望糸張力レベルに
設定し、被駆動ロールの被駆動速度を感知張力変動に応
答して変化させることにより、本発明の装置は最小の付
加摩擦牽引力を糸の走行運動に有利に課す。
利点がある。最も基本的には、本発明の装置は上述した
両実施例では走行糸、例えば繊維撃丑システムにおける
整経ビーム機械へ送出される複数の走行糸に一定の張力
を維持する信頼性の高い手段を提供する。特に、可動ア
イドラロールを偏倚させるために各実施例にピストンお
よびシリンダ集合体を使用することにより、生じる偏倚
力は規定運動経路の全範囲内で可動ロールの各位置にお
いて実質的に一定である。偏倚力を所望糸張力レベルに
設定し、被駆動ロールの被駆動速度を感知張力変動に応
答して変化させることにより、本発明の装置は最小の付
加摩擦牽引力を糸の走行運動に有利に課す。
第2−4図の第1実施例では、被駆動ロールおよびアイ
ドラロールは、所定の正常制動速度での全正常操作速度
からの装置の停止中に糸が走行する距離よりも大きい、
クリール12と整経ビーム機22との間の走行糸の長さ
を蓄積するよう機能するのに充分な距離相互に水平に離
間させることができるという利点がある。当業者なれば
明らかな如く、この利点は比較的高い糸走行速度で作動
する従来の整経システムの如き巻き取り操作において特
に重要である。従来の整経システムでは、整経ビーム機
はシステムが万一停止した場合に走行糸の制動を行うよ
う充分な距離だけクリールから離して配置される。これ
に対し、実質的に同じ長さの糸を自体に蓄積する本発明
の装置の能力は、本発明の張力制御装置を利用する整経
システムの全長を実質的に短くするのを可能にする。更
に、可動アイドラロールを水平に走行するように装着す
ることにより、全運動範囲に亙り重力がロールに均一に
影響する。
ドラロールは、所定の正常制動速度での全正常操作速度
からの装置の停止中に糸が走行する距離よりも大きい、
クリール12と整経ビーム機22との間の走行糸の長さ
を蓄積するよう機能するのに充分な距離相互に水平に離
間させることができるという利点がある。当業者なれば
明らかな如く、この利点は比較的高い糸走行速度で作動
する従来の整経システムの如き巻き取り操作において特
に重要である。従来の整経システムでは、整経ビーム機
はシステムが万一停止した場合に走行糸の制動を行うよ
う充分な距離だけクリールから離して配置される。これ
に対し、実質的に同じ長さの糸を自体に蓄積する本発明
の装置の能力は、本発明の張力制御装置を利用する整経
システムの全長を実質的に短くするのを可能にする。更
に、可動アイドラロールを水平に走行するように装着す
ることにより、全運動範囲に亙り重力がロールに均一に
影響する。
第5図、第6図に関し、静止アイドラロールの回転軸線
の回りに同心状に枢動するように装着することにより、
可動アイドラロールの枢動が自己減衰する。特に、第5
図に関して理解されるように、糸張力の減少に応答して
可動アイドラロールが静止被駆動ロールの回りに時計方
向に枢動することにより、枢動するロールに巻き付けら
れる糸の巻付は角が増し、ロールの時計方向枢動に対す
る抵抗が増す。逆に、糸張力の増加に応答して可動ロー
ルが静止ロールの回りに反時計方向に枢動することによ
り、枢動するロールに巻き付けられる糸の巻付は角が減
少し、ロールが更に枢動することに対する抵抗が減少す
る。
の回りに同心状に枢動するように装着することにより、
可動アイドラロールの枢動が自己減衰する。特に、第5
図に関して理解されるように、糸張力の減少に応答して
可動アイドラロールが静止被駆動ロールの回りに時計方
向に枢動することにより、枢動するロールに巻き付けら
れる糸の巻付は角が増し、ロールの時計方向枢動に対す
る抵抗が増す。逆に、糸張力の増加に応答して可動ロー
ルが静止ロールの回りに反時計方向に枢動することによ
り、枢動するロールに巻き付けられる糸の巻付は角が減
少し、ロールが更に枢動することに対する抵抗が減少す
る。
故に、当業者には本発明は広範囲の用途があることが容
易に判るであろう。ここに開示した以外の本発明の多く
の実施例並びに変化が本発明の範囲から逸脱することな
く、本発明についての記載から示唆されよう。例えば、
被駆動ロールはアイドラロールの上流側または下流側の
いずれに設けてもよいし、被駆動ロールとアイドラロー
ルは同じ構造内またはその一部に装着される必要はない
。限定的ではなく例示的に、可動アイドラロールは、図
面に示されている如く、経巻機より先で任意の繊維整経
システムにおいて配置され、経巻機における整経ビーム
の被駆動速度を制御すべくその張力応答運動を利用出来
る。繊維引揃整経システムにおいては、可動アイドラロ
ールは同様に位置せしめることが出来、その張力応答運
動は上流側の引揃えユニットにおける一つあるいはそれ
以上の被駆動ロールの被駆動速度を制御すべく利用され
る。他方、本発明は繊維整経システムに使用することに
限定されることなく、糸を一つの場所から他の場所へ縦
に輸送することを含んだ任意の糸取り扱いシステムにお
ける糸の張力変動を制御するために広く利用される。故
に、この開示は本発明の例示と理解のためのものである
に過ぎない。上記開示は本発明を限定したり、かかる実
施例や変化を除外するものではなく、本発明は特許請求
の範囲にのみ限定される。
易に判るであろう。ここに開示した以外の本発明の多く
の実施例並びに変化が本発明の範囲から逸脱することな
く、本発明についての記載から示唆されよう。例えば、
被駆動ロールはアイドラロールの上流側または下流側の
いずれに設けてもよいし、被駆動ロールとアイドラロー
ルは同じ構造内またはその一部に装着される必要はない
。限定的ではなく例示的に、可動アイドラロールは、図
面に示されている如く、経巻機より先で任意の繊維整経
システムにおいて配置され、経巻機における整経ビーム
の被駆動速度を制御すべくその張力応答運動を利用出来
る。繊維引揃整経システムにおいては、可動アイドラロ
ールは同様に位置せしめることが出来、その張力応答運
動は上流側の引揃えユニットにおける一つあるいはそれ
以上の被駆動ロールの被駆動速度を制御すべく利用され
る。他方、本発明は繊維整経システムに使用することに
限定されることなく、糸を一つの場所から他の場所へ縦
に輸送することを含んだ任意の糸取り扱いシステムにお
ける糸の張力変動を制御するために広く利用される。故
に、この開示は本発明の例示と理解のためのものである
に過ぎない。上記開示は本発明を限定したり、かかる実
施例や変化を除外するものではなく、本発明は特許請求
の範囲にのみ限定される。
第1図は本発明の糸張力制御装置の好適実施例を組み入
れた整経システムの模式側面図、第2図は第1図の糸張
力制御装置の拡大詳細側面図、第3図は第2図の糸張力
111す御装置の頂面図、第4図は第2図の糸張力制御
装置の端面図、第5図は本発明の糸張力制御装置の他の
実施例の側面図、第6図は第5図の糸張力制御装置の頂
面図である。 26 28、、、ロール、361.ピストンおよびシリ
ンダ集合体、481.変換、126128、 ロー
ル、136.、、 ピストンお一部。 よびシリンダ集合体、148.、、ボテンショメFIG FIG FIG。
れた整経システムの模式側面図、第2図は第1図の糸張
力制御装置の拡大詳細側面図、第3図は第2図の糸張力
111す御装置の頂面図、第4図は第2図の糸張力制御
装置の端面図、第5図は本発明の糸張力制御装置の他の
実施例の側面図、第6図は第5図の糸張力制御装置の頂
面図である。 26 28、、、ロール、361.ピストンおよびシリ
ンダ集合体、481.変換、126128、 ロー
ル、136.、、 ピストンお一部。 よびシリンダ集合体、148.、、ボテンショメFIG FIG FIG。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、走行糸の張力を制御する装置であって、走行糸を連
続的に周囲に巻き付けるアイドラロールと被駆動ロール
とを設け、前記被駆動ロールは糸の走行運動を駆動する
ように静止軸線の周りに回転可能に装着され、前記アイ
ドラロールは糸の走行運動により被駆動回転するように
、かつ走行糸の張力の増減に応答して規定経路に沿って
両方向に運動するように前記被駆動ロールに関して前記
規定経路で可動な軸線の回りに回転可能に装着され、前
記経路における前記アイドラロールを糸に張力係合させ
るように押圧する偏倚力を付与する手段を設け、前記偏
倚力は前記経路に沿う前記アイドラロールの各位置で一
般に一定とし、規定中立点から前記経路に沿う各方向に
おける前記アイドラロールの運動を感知する手段を設け
、前記感知手段は前記被駆動ロールに操作関連せしめら
れてその糸駆動速度を糸張力の増減を補償すべく前記経
路に沿っての前記アイドラロールの運動に応答して変え
るようにした装置。 2、前記感知手段は前記中立点からアイドラロールの運
動の程度を感知しまた前記アイドラロールを前記中立点
へ戻すべく前記アイドラロールにおける走行糸の張力を
調節するのに充分に対応した程度まで前記被駆動ロール
の糸駆動速度の減少および増加を生ぜしめるように構成
されていることを特徴とする請求項1記載の張力制御装
置。 3、前記感知手段は電子式位置変換器を含むことを特徴
とする請求項2記載の張力制御装置。 4、前記変換器はポテンショメータを含むことを特徴と
する請求項3記載の張力制御装置。 5、前記諸ロールはそれらの間に走行糸を蓄積するのに
充分に相互に離間したことを特徴とする請求項1記載の
張力制御装置。 6、前記アイドラロールの前記規定経路は前記被駆動ロ
ールの前記静止軸線に平行な水平直線経路であることを
特徴とする請求項1記載の張力制御装置。 7、前記アイドラおよび被駆動ロールは所定の正常制動
速度での装置の停止に適合すべく上流供給源場所と下流
引き渡し場所との間で走行糸の充分な長さの蓄積のため
に充分な距離だけ相互に水平に離間したことを特徴とす
る請求項6記載の張力制御装置。 8、前記アイドラロールは流体シリンダのピストンへ運
動するように操作接続されたことを特徴とする請求項6
記載の張力制御装置。 9、前記アイドラロールの前記規定経路は前記被駆動ロ
ールの前記静止軸線を中心とする円弧経路であることを
特徴とする請求項1記載の張力制御装置。 10、前記円弧経路の前記中立点は前記被駆動ロールの
前記静止軸線とほぼ垂直に整合し、前記アイドラロール
が前記中立点から運動し少なくとも初期に顕著な水平運
動成分を持つことを特徴とする請求項9記載の張力制御
装置。 11、前記アイドラロールは圧力流体シリンダのピスト
ンへ運動するように操作接続されたことを特徴とする請
求項9記載の張力制御装置。 12、前記被駆動およびアイドラロールは繊維整経シス
テムにおいて設けられている請求項1記載の張力制御装
置。 13、走行糸の張力を制御する装置であって、走行糸を
連続的に周囲に巻き付ける一対の回転可能ロールを設け
、前記ロールの一つは静止軸線のまわりに回転可能に装
着され、他方のロールは走行糸の張力の増減に応答して
規定経路に沿って両方向に運動するように前記の一方の
ロールに関して前記規定経路で可動な軸線のまわりに回
転可能に装着され、前記経路における前記の他方のロー
ルを糸に張力係合させるように押圧する偏倚力を付与す
る手段を設け、前記偏倚力は前記経路に沿う前記アイド
ラロールの各位置でほぼ一定となしたことを特徴とする
走行糸張力制御装置。 14、前記諸ロールはそれらの間に走行糸を蓄積するの
に充分に相互に離間したことを特徴とする請求項13記
載の張力制御装置。 15、前記諸ロールを支持するための中央フレームを備
え、このフレームの両側から各々外方へ片持ち梁の様に
前記諸ロールが延出していることを特徴とする請求項1
3記載の張力制御装置。 16、前記の他方のロールの前記規定経路は前記の一方
のロールの前記静止軸線に平行な水平直線経路であるこ
とを特徴とする請求項13記載の張力制御装置。 17、前記諸ロールは所定の正常制動速度での装置の停
止に適合すべく上流供給源場所と下流引き渡し場所との
間で走行糸の充分な長さの蓄積のために充分な距離だけ
相互に水平に離間したことを特徴とする請求項16記載
の張力制御装置。 18、全記諸ロールが繊維整経システムにおいて設けら
れている請求項13記載の張力制御装置。 19、多数の糸を相い並べて連続的に巻き付けて走行さ
せるための複数糸係合ロールを有する糸取り扱いユニッ
トを具備し、この糸取り扱いユニットは前記諸ロールを
支持するための中央フレームを有し、このフレームの両
側から各々外方へ片持ち梁の様に前記諸ロールが延出し
ていることを特徴とする繊維整経システムまたは同類物
。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US457335 | 1989-12-27 | ||
US07/457,335 US4984341A (en) | 1988-09-30 | 1989-12-27 | Apparatus for controlling tension in a traveling yarn |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03199445A true JPH03199445A (ja) | 1991-08-30 |
Family
ID=23816328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20109490A Pending JPH03199445A (ja) | 1989-12-27 | 1990-07-27 | 走行糸の張力を制御する装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03199445A (ja) |
-
1990
- 1990-07-27 JP JP20109490A patent/JPH03199445A/ja active Pending
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