JPH0319049A - アクセス制御方法及び情報処理装置 - Google Patents

アクセス制御方法及び情報処理装置

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JPH0319049A
JPH0319049A JP1154939A JP15493989A JPH0319049A JP H0319049 A JPH0319049 A JP H0319049A JP 1154939 A JP1154939 A JP 1154939A JP 15493989 A JP15493989 A JP 15493989A JP H0319049 A JPH0319049 A JP H0319049A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 主記憶装置の一部のデータの写しを保持する緩衝記憶装
置を中央処理装置内に具備し、且つ、前記中央処理装置
を複数個有し、自中央処理装置が、他中央処理装置の主
記憶装置のある領域からのデータの取り出し及び格納を
禁止し、自中央処理装置が前記領域のデータにアクセス
する情報処理装置に関し、 前記ロックアクセスを高速に行うことを目的とし、 自中央処理装置が、主記憶装置を制御する主記憶制御部
に対して、前記領域の他中央処理装置のアクセスを禁止
する指示を行い、前記領域のアドレスが、自中央処理装
置内の緩衝記憶装置に登録されていれば、前記指示を行
う以前の他中央処理装置の主記憶装置への格納により主
記憶装置と自中央処理装置内の緩衝記憶装置の前記領域
の内容の不一致が生じないことを確認できた時に、前記
緩衝記憶装置に前記データのアクセスを行う構成とする
〔産業上の利用分野〕
複数の中央処理装置(以下、CPUと称す)を備える情
報処理装置に於いて、自CPUが主記憶装置(以下、“
MSUと称す)のある領域の他CPUからの取り出し、
又は格納をある一定期間禁止し、その間に29 jJI
域のデータを自CPUが取り出す操作は、CPU間の排
他制御の為に、しばしば行われている。この操作をロッ
クアクセスと呼ぶ。
本発明は前記ロックアクセスに関するものである。
〔従来の技術〕
前記ロックアクセスは、通常rTEST AND 5E
T(テストアンドセット)命令J 、  rcOMPA
Rt! ANDSWAP(コンベアアンドスワップ)命
令」と一般に言われている命令で行われている。
さて、近年のCPUは、殆どのものがMSUのデータを
保持する緩衝記憶装置、所謂キャッシュメモリ、ローカ
ルバッファストレージを保持している。
しかし、ロックアクセスの場合は、必ず最新のMSUの
データが必要とされるため、ロックしたい領域のデータ
がキャッシュにある場合でも、常にMSUからデータを
とっていた。
従来のロックアクセスの概略を説明する。
(1)  CPUl0はロックすべきアドレスのデータ
がキャッシュに有り無しに係わらず、主記憶制御装置(
以下、MCUと称す)に対して、前記アドレスのCPU
ll0からの取り出し要求を送出する。
(2)前記要求を受は取ったMCUはロックすべきアド
レスがCPUIIIによりロック中で無ければ、CP 
Ullによりロックを設定する。ロックすべきアドレス
がCP Ulllによりロック中であれば、そのロック
が解除されるまで待たされる。ロックを設定した後、該
アドレスのデータの取り出しをMSUに要求する。
(3)前記要求を受は取ったMSUは、前記アドレスの
データの取り出し、MCU経由でCPUl0に送る。
(4)該データを受は取ったCPUl0は、必要の処理
を行った後、ロック解除の要求をMCUに出して、MC
Uはロック解除を行う。
以下、図面を参照して詳しく説明する。
第14図は、従来のマルチプロセッサシステムで構成さ
れる情報処理装置の構成図で、図中、10はCPUl0
111はCP Ull、101は命令実行部(以下、I
Uと称す) 、102は緩衝記憶制御部(以下、SUと
称す)、20はMCU、30はMSUである。
CP UllはCPUl0と同様の構成である。第15
図はSUのIUリクエスト制御部、第16図はSUのプ
ライオリティ制御部、第17図はSUのキャッシュ制御
部、第18図はSUのMCUリクエスト制御部、第19
図はMCUポート制御部、第20図はMCUのリクエス
ト制御部、第8図はMCUのプライオリティ制御部、第
10図はMCUムーブイン制御部である。第13図は従
来例を説明する為のタイムチャート図である。タイムチ
ャート図のOで表される数字はτの動作を示す、以下、
■、■、■・・・でlτ毎の動作を示す。
以下、図面を参照して、動作例を説明する。
■ ロックアクセス時に、IUIOI  (第14図)
は、A−PC−R11!QとA−LOCKを同時にオン
し、A−PC−ST−ADRSでアドレスを、5U10
2に指定する。IUIOlから5U102への信号で、
八−FC−REQはフェッチ要求。
A−ST−R1!口はストア要求、^−LOCKはロッ
ク獲得要求、^−FC−ST−REQは上記それぞれの
要求のアドレス。
A−5T−DATAはストア要求のストアデータを表す
IUIOIからの各要求を5U102が完了するとST
V信号をIUIOIに送り、該各要求がフェッチであっ
た場合は、同時にFC−OA’l’八でフェッチデータ
をIUlolに送る。また5U102は、MCU20に
おいてストア要求が完了していない場合は、IUlol
にBUSY信号を送る。IUIOIは一つの要求を5U
102に送ると、5U102からSTV信号が送られで
きて、且つBUSY信号がオフになってからIU 10
1は次の要求を5U102へ送ることが出来る。
さて、前記A−FC−REQ、 A−LOCに、A−P
C−ST−^DRSはそれぞれ、5U102のIUリク
エスト制御部(第15図)に入力される。
■ 1τ後、前記5U102のセットリセットラッチ3
1に前記A−FC−RE口によって、B−PC−REQ
がセットされる。前記A−LOCK、 A−PC−5T
−ADRSも各々セットリセットラッチ34.33にセ
ットされ、B−LOCK、B−FC−ST−ADRSが
出力される。
前記B−FC−REQは、5U102のプライオリティ
制御部(第16図)に送られ、優先権がとれると、プラ
イオリティ回路45からB−FC−GO信号が出力され
る。前記B−FC−GOによって、5U102のプライ
オリティ制御部(第16図)では、セレクタ47によっ
て、B−FC−ST−八〇R5が選択され、B−CAC
HB−ADRSとして出力される。
前記B−FC−REQ、 B−LO(J、 B−FC−
ST−ADRS、 B−PC−Go、 B−CACHI
!−ADRSはそれぞれ、5U102のキャッシュ制御
部(第17図)に入力する。
■ 1τ後、B−FC−GOはレジスタ57にセットさ
れ、C−FCとして出力される。又、B−LOCKはレ
ジスタ59にC−LOCKとしてセットされる。
更に、前記C−FC,C−LOCKは、5U102のM
CUリクエスト制御部(第18図)に送られ、&回路6
6からC−FC−LOCにが出力される。又、B−FC
−5T−ADRSは、レジスタ63にセットされ、C−
FC−ST−ADRSが出力される。
■ MCUリクエスト制御部(第18図)のレジスタ6
01からMCU−R11iQが出力される。前記MCU
−REQは、前記C−PC−LOCにがオア回路68を
経て出力される。又、?ICU−REQ−CODEがレ
ジスタ603が出力される。前記MCU−REローC0
DEは、前記C−FC−LOCKがエンコーダ69でエ
ンコードされて、レジスタ603にMCU20にリクエ
ストする際のコードであるMCUREQ−CODE!を
セットし、レジスタ603から出力されるものである。
前記MCU−REQ−CODEはロック獲得とMSU3
0からのデータの要求を示している。
又、MCU−REQ−ADRSがレジスタ604から出
力される。前記MCυ−REQ−^DRSは、前記C−
FC−ST−ADRSがしジスタロ04にセットされて
出力されるものである。
前記MCU−REQ、MCU−R1!Q−CODE!、
MCU−RBQ−ADRSはMCUポート制御部(第1
9図)に出力される。
■ CPU#Oからロック獲得要求を受けたMCUは、
PORT O−REQ、 PORTO−Rf!Q−CO
DEをレジスタ71゜レジスタ72.レジスタ73から
出力される。前記信号はそれぞれ、MCU−REQIO
,MCU−REQ−CODEIIO,MCU−REQ−
ADR5IOが、MCUボート制御部(第19図)に入
力することで行われる。
前記PORT 0−REQ−CODEはデコーダ75で
デコードされ、FC−LOCKをアンド回路77に出力
する。
MCUプライオリティ回路(第8図)では、CPUII
Iのロックアドレスと同じアドレスのフエフチ、ストア
、ロックを行おうとすると、比較回路81と、&回路8
3により、PORT−LOCK−MCH信号が出力され
、優先権は得られない、優先権は、 PORTII−L
O(J−VALがオフニなれば、FORT 0−GOが
MCUプライオリティ回路85から出力されることによ
って得られる。
■ 前記FORT 0−GOがMCUプライオリティ回
路(第8図)からMCUボート制御部(第19図)のア
ンド回路77に入力され、レジスタ79から、PORT
O−Lock−VALとPORT 0−LOCK−AD
RSがオンになり、PORT 0−LOCに〜ADRS
で示されるアドレスがロック中であることが示される。
■ MCUリクエスト制御部(第20図)に、前記FO
RT 0−GO信号が入力され、レジスタ906から、
MSU−REQが出力され、又、セレクタ92により、
PORT 0−REQ−ADRSが選択され、レジスタ
913からMSU−RHQ−ADRSがセットされ、M
SUにMSU−REQ−ADRSで示されるアドレスに
アクセスすることを要求する。
■ MSU30は前記アドレスにアクセスし、データを
読みだす。
■ MSU30は、MCU20のMCUムーブイン制御
部(第10図)に、MCU−Ml−REQ、MCU−M
l−CPU−NO。
MCU−Ml−ADRS、 MCu−旧−DATAを出
力する。 MC1l−旧REQは、ムーブイン要求を示
し、MCU−Ml−CPU−NOは、ムーブインするC
PUを表す、ここではオフでCPU#Oを、オンでCP
U#1を示す、 MCU−Ml−ADRSはムーブイン
するアドレスである。 MCU−旧−DATAはムーブ
インするデータである。
(ID  CPU−Ml−REQIO,CPU−Ml−
REQ−ADRS #0.CPU−MIREローDAT
^#0が、レジスタ118.120.122から出力さ
れる。
■ 前記CPU−Ml−REQIO,CPt1−Ml−
REQ−ADRSIIO,CPU−Ml−REQ−DA
TAIIOがそれぞれ、5U102のプライオリティ制
御部(第16図)のレジスタ41.レジスタ42、レジ
スタ43ニ入力し、B−Ml−REQ、 B−Ml−A
DRS、 B−Ml−DATAとして出力される。プラ
イオリティ回路45でプライオリティがとれると、B−
Ml−Goが出力される。前記B−Ml−GOはセレク
タ47に入力され、B−CACHI!−^DRSとして
B−Ml−ADRSが選択される。
又、5U102のキャッシュ制御部(第17図)のセレ
クタ53では、B−旧−GOによって前記B−旧−DA
T八へ選択される。
キャッシュ54には、B−旧−GO,B−旧−ADR3
,BCA CII B−八〇RSが入力し、データがム
ーブインする。
レジスタ55.56には、B−1−DATA及びB−M
l −GOが入力する。
■ 前記レジスタ55.56から、C−Ml−ロATA
、C−旧が出力される。前記C−Mlによって、セレク
タ501でC−Ml−DATAが選択され、レジスタ5
02にセットされる。
■C−Mlはオア回路504.レジスタ505を経て、
STVを出力する。又、レジスタ502からはMSU3
0から読み取ったデータである所のPC−DAT八をI
U 101に送り、一連のロックアクセスが終了する。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上、説明した様に、ロックアクセスの場合は、ロック
すべきデータがキャッシュにある場合でも、必ずMSU
からデータを取り出していた。それは、ロックを制御し
ているのはMCUであり、又、ロックすべきデータがキ
ャッシュにあるかどうかは、アドレスがキャッシュでヒ
ツトしたかどうかで判断できるが、MCUがいつロック
したかをCPUが知る手段が無いため、仮に、キャッシ
ュでヒツトしても、前記データを読みだすタイミングが
判らないからである。
従って、必ずMCUでロックした後に、MSUからデー
タを読み取り、CPUに前記データを転送していた。
然し、MSUはキャッシュに比較して、アクセス時間が
かなり遅い。通常の情報処理装置では、数十τかかるた
め、処理速度の低下は否めない。
よって、本発明の目的とする所は、上記課題を悉く解決
する手段を提供し、情報処理装置のロックアクセス時の
処理速度を低下させないことを目的とする。
〔課題を解決する為の手段〕
第1図は本発明の原理説明図である0図中、10.11
はCPU、101はIU、54は緩衝記憶装置。
所謂キャッシュメモリ、3はロックアクセスアドレス保
持手段、201はCPUl0がMCU20に対してロッ
クアクセスを指示して、他CPtJ10からのMSU3
0のある領域のデータ格納の禁止を行ったら、データ格
納禁止が指示されたことを伝える禁止報告手段である。
SUは540はSU制御部である。
複数のCPUl0,11がMSU30を共用して使用し
且つ、前記CPUl0,11がMSU30の一部のデー
タの写しを保持し、送出されてきたアドレスにデータ格
納又は前記アドレスがらデータの読み出しを行う緩衝記
憶装置54をCPUl0,11内に具備し、自CPUl
0が他CPUIIのMSU30のある領域からのデータ
の取り出し及び格納を一定期間禁止するロックアクセス
をMCU20に指示する情報処理装置に関し、CPUl
0がMCU20に対して、ロックアクセスを指示して、
他CP UllからのMSU30のある領域のデータ格
納の禁止を行ったら、データ格納禁止が指示されたこと
を伝える禁止報告手段201と、自CPUl0内に位置
し、前記一定期間内に前記領域のデータが、自CPUl
0内の緩衝記憶装置54に登録されていれば、前記ロッ
クアクセスを行うアドレスを保持し、前記禁止報告手段
201により報告があったら、前記保持しているアドレ
スのデータを緩衝記憶装置54に送出することロックア
クセスアドレス保持手段3を有する構成とする。
〔作用〕
ロックアクセスするアドレスのデータが緩衝記憶装置5
4にあれば、前記アドレスをロックアドレス保持手段3
に保持する。その後、MCU20で前記アドレスがロッ
クされたら、禁止報告手段201は前記ロックアドレス
保持手段3に報告する。
前記ロックアドレス保持手段3は保持しているアドレス
を緩衝記憶装置54に送出し、前記データがあれば、ア
クセスされる。従って、MSU30から読みだすより高
速に、ロックアクセス時のアクセスが高速に行える。
〔実施例〕
ロックすべきデータは、−殻内にロックする命令の以前
の命令により取り出されている場合が多い、又、前記デ
ータは、その近辺で、他CPUに書き換えられている場
合は非常に少ない、この点に注目し、本発明ではロック
すべきデータがキャッシュにある場合に、MCUにロッ
ク要求のみ送出し、キャッシュにある該データをMSU
にある前記データに相当するデータ同一であることの確
認を取った後に、キャッシュの該データを使用すること
により、ロックアクセスの高速化をはかる。第2図は、
本発明の一実施例のブロック図である0番号は、従来例
と同様である。第3図はSUのtUリクエスト制御部、
第4図はSUのプライオリティ制御部、第5図はSUの
キャッシュ制御部、第6図はSUのMCUリクエスト制
御部、第7図はMCUのボート制御部、第8図はMCU
のプライオリティ制御部、第9図はMCUのリクエスト
制御部、第10図はMCUのムーブイン制御部、第11
図、第12図、第13図は実施例の動作を説明するタイ
ムチャート図である。
実施例に於けるロックアクセスの概略をまず説明する。
(1)CPUはロックすべきアクセスでキャッシュを引
き、キャッシュに無い場合は、従来の技術と同じように
動作する。キャッシュにある場合は、MCU20に対し
て、前記アドレスのデータを他のcpuaoからアクセ
スを禁止するロック要求をMCUに出力する。
(2)前記要求を受は取ったMCU20は、ロックすべ
きアドレスがCPUIIによりロック中でなければ、C
PUll0によるロックを設定する。ロックすべき同じ
アドレスがCPUjllによりロック中であれば、その
ロックが解除されるまで待たされる。
(3)MCUは、各CPU内のキャッシュとMSUの内
容の不一致を防ぐ為に、ある一つのCPUからのストア
要求のプライオリティを取ったら、前記CPU以外の全
てのCPUに、各CPU内のキャッシュに前記アドレス
のデータがあれば、それらを無効化する要求(以下、B
l要求と称す)を送出する0本実施例の場合は、上記動
作以外に、前記CPUによるロックを設定したら、その
ロックを設定する以前にプライオリティを取られた他C
PUのストア要求のBl要求の後に、ロックが設定され
たという確認信号を、前記Bl要求をCPUに送出する
バスを用いて前記CPUに送出する。
(4)CPUは、前述したMCUから送られてくるBl
要求をBl−スタックにスクッキングし、MCUから送
られてきた順番に従い、キャッシュにBl要求のアドレ
スのデータがあるかないか調べ、あった場合は無効化を
行う。
本実施例では、MCUからのロック確認信号以前に送ら
れてきた全てのBl要求を処理した後に、再度、前記ロ
ックアクセスのアドレスでキャッシュを引き、未だキャ
ッシュ上に前記アドレスがあれば、そのデータは、MS
Uの内容と同じであることが保証される為、そのデータ
をロックの結果として得られる。
(5)  (4)でキャッシュ上に前記アドレスのデー
タが無い場合は、ロックを設定する前に、他のCPUに
より前記アドレスのデータが書き換えられて、MCUよ
り前記アドレスのBl要求が送出されて、CPUのキャ
ッシュが無効化された場合である。
この場合は、MCUでロックは獲得されているので、前
記CPUは前記アドレスの取り出し要求をMCUへ送出
し、MCUはMSUへ取り出し要求を伝え、MSUから
のデータがMCUを経由してCPLJへ送られ、前記C
PUに於いて前記アドレスのデータが得られる。
(6)前記データが得られたCPUは必要な処理を行っ
た後、ロック解除の要求をMCUへ送出し、MCUはロ
ックの解除を行う。
以上、概略を説明した。以下、図面に従って、本発明の
一実施例を詳細に説明する。
第2図で示すように、本実施例のマルチプロセッサシス
テムはCPU2台、MCU1台、MSU1台から構成さ
れる。CPUl0.CPU5IはIUlol と5U1
02から構成される。
IUIOIは命令の実行に際して、必要な命令フェッチ
データ、オペランドデータを5U102に要求する。I
UIOIから5U102への信号で、A−FC−REQ
はロック獲得要求、A−FC−ST−REQは上記夫々
の要求のアドレス、 A−5T−DATAはストア要求
のストアデータを表す、IUIOIからの各要求を5U
102が処理が完了するとSTV信号をIUIOIに送
り、前記要求がフェッチであった場合は、同時にPC−
DATAでフェッチデータをIUIOIに送る。
又5U102はMCU20に於いて、ストア要求が完了
していない場合は、IUIOIにBUSY信号を送る。
IUIOIは一ツノ要求を5U102に送ると、5U1
02からSTV信号が送られてきて、且っBUSY信号
がオフになってから、IUIOIは次の要求を5U10
2へ送ることが出来る。
(1)ロックすべきデータがキャッシュにあり、ロック
獲得後、無効化されていない場合の動作を説明する。前
記無効化とは、他のB!命令により、ロックする迄に、
キャッシュ内のデータが無効化されてしまうことを言う
■(第11図タイムチャート) IUIOIから、前記A−PC−RE口、A−LOCK
(o yり要求であることを示す)、八−PC−ST−
ADRS (アドレスを示す)が5U102に出力され
る。
前記A−PC−REQ、A−LOCK、 A−FC−3
T−ADRSは、5U102のIUリクエスト制御部(
第3図)に出力される。
■(第11図タイムチャート) SUIOIのIUリクエスト制御部のセットリセットラ
ッチ31に、オア回路36を通じて、前記A−PC−R
EQがセットされ、B−FC−REQが出力される。
またアンド回路304(第3図のIUリクエスト制御部
)にA−FC−REQ、A−LOCKが入力され、セッ
トリセットラッチ34からB−LOCKが出力される。
又、セレクタ39を会して、セットリセットラッチ33
にA−FC−ST−ADRSがセットされ、B−FC−
3T−ADRSが出力される。前記セットは^−PC−
RE!Qによってなされる。
更に、5U102のプライオリティ制御部(第4図)の
プライオリティ回路45にB−FC−REQが入力され
、プライオリティがとれるとB−PC−GOが出力され
る。プライオリティ45は、キャッシュに対する複数の
要求からある決められた優先順位に従い1つの要求の処
理を許可するものである。
キャッシュに対する複数の要求は、この例では、キャッ
シュへのMSUからのデータの書き込み(ムーブイン)
のB−Ml−R1!Q、キャッシュへのfl?、効化要
求のB−Bl−REQ、命令のストアによるキャッシュ
の書き込みのB−ST−REQ、キャッシュからの読み
出しのB−FC−REQの四つの要求がある。
前記B−FC−GO信号により、セレクタ47では、B
CACHE−ADRSとしてB−FC−5T−ADRS
が選択される。又、B−PC−GOにより、5U102
のIUリクエスト制御部(第3図)のセットリセットラ
ッチ31.34にセットされているB−FC−REQ、
 B−LOCKがリセットされる。
■ 5U102のキャッシュ制御部(第5図)では、B
−FC−Go 、8−CACHllt−ADRSにより
キャッシュをアクセスする。
キャッシュがヒツトすれば、キャッシュ54からC−C
ACHE−HITが出力される。又、レジスタ57より
B−FC−GOによりc−pc、レジスタ59よりB−
LOCKにより、C−LOCKが出力される。しかし、
C−LOCKがオンである為、キャッシュ制御部(第5
図)のレジスタ505からSTVがオンされることは無
い。
一方、前記C−FC,C−CACIIH−HIT 、 
C−LOCKは5U102のMSUリクエスト制御部(
第6図)に入力し、アンド回路67からC−GET−L
OCKが出力される。
■ 前記C−FC−3T−ADR3は5U102のIU
リクエスト制御部(第3図)のレジスタ303に、C−
GET−LOCににより、^−FC−ST−ADRS2
として保持される。
又、レジスタ301により、C−GET−LOCKがA
−FC−REQ2としてセットされる。
5U102のMSUリクエスト制御部(第6図)では、
C−GET−LOCKがエンコーダ69により、エンコ
ードされ、レジスタ603に、その要求種類を表すMC
IJ−REQ−CODEがロック獲得のみ(Gl!T−
LOCK)のコードを示す、又、レジスタ604のMC
U−REQ−ADRSでMCUへの要求アドレスを示す
■ CPU#1からのロック獲得要求MC1l−REQ
MCU−RHローC0DE、 MCU−REQ−ADR
Sは、MCU20のポート制御部(第7図)に送られ、
セットリセットラッチ71.72.73にそれぞれPO
RTO−RIl、Q、PORTO−REQ−CODE(
GET−LOCK) 、PORTO−REQ−ADRS
としてセットされる。前記PORTO−REQ−COD
Eはデコーダ75により、GET−LOCK信号として
デコードされる。前記信号はオア回路76に入力される
■ FORTO−Go信号がアンド回路77(第7図)
に入力され、セットリセットラッチ74にPORTO−
LOCK−VALがオンになる。そのアドレスがPOR
TO−LOCK^DR5(セットリセットラッチ704
)に保持される。
この時、MCUプライオリティ回路85(第8図MCU
プライオリティ制御部)CPU#1のロックアドレスと
同じアドレスのフェッチ、ストア。
ロックを行おうとすると、比較器81により、PORT
I〜LOCK−MCH信号がオンであるのでPORTI
−GOはオンに成らなイ、 PORTI−GoはPOR
TO−LOCK−VALがオフになる迄待たされる。前
記MCUプライオリティ制御部(第8図)の動作は、従
来の技術と同様である。
一方、MCU20のリクエスト制御部(第9図)では、
前記PORTO−REQ−CODE (GET−LOC
K)とPORTO−G。
によって、セレクタ91とデコーダ94によりGET−
LO(J信号か出力され、CPU−Bl−REQ# O
、CPt1−BITAG#Oが、レジスタ910.レジ
スタ911から夫々出力される。従って、CPU#0に
ロックが獲得出火たことが知らせられる。
■ MCU20からのBl要求は、CPUal内のBl
スタック44(第4図、SUのプライオリティ制御部)
にスクッキングされている。
このBlスタック44は、複数のBl要求をスクッキン
グ出来、1つ以上スクッキングされている時に、キャッ
シュへのBl要求をプライオリティ回路45に伝えるB
−Bl−REQをオンにする。更に、スタックされてい
るBl要求の内一番古い要求のBl−TAGの値とBl
−ADRSの値をそれぞれB−Bl−TAG、、B−B
I−^DRSに出力する。 Blのプライオリティが取
れたことを示すB−Bl−Goがオンになると、次のサ
イクルでは、その次に古いBl要求の値を出力する様に
動作する。
ここでは、前記Blスタック44にスタックされていた
Blリクエストの処理を行う。
■ Blスタック44にスクッキングされていたロック
獲得前のBl要求を処理した後、B−BT−REQとB
−BITAGが同時にオンになり、プライオリティ回路
45に人力され、プライオリティ回路45でプライオリ
ティがとれると(取れたとする) B−Bl−Goがオ
ンになる。
■ 前記B−Bl−GoとB−Bl−TAGはレジスタ
46.48でC−B1とC−Bl−TAGがオンになる
[相] 前記C−B1とC−Bl−TAGは5U102
のIUリクエスト制御部(第3図)のアンド回路302
に入力され、セットリセットラッチ301に保持されて
いる^−PC−REQ2をアンド回路38を介し、オア
回路36を通じ、セットリセットラッチ31でB−FC
−REQがオンになる。更に、セレクタ39で、レジス
タ303にセットされていたA−FC−3T−ADRS
2が前記アンド回路302により選択されて、レジスタ
33によって、B−FC−5T−ADRSに再びセット
される。即ち、■でヒツトした時のキャッシュアドレス
で再びキャッシュを引く。
一方、5U102のプライオリティ制御部(第4図)で
は、前記B−PC−RE口とB−FC−5T−ADRS
が入力し、前記B−FC−RE口は、プライオリティ回
路45に入力され、B−FC−Goが出力され、B−F
C−ST−ADRSが、BCACHE−ADRSとして
選択される。
■ 前記B−CAC)It!−^DRSは、5U102
キャッシュ制御部(第5図)のキャッシュ54に入力さ
れ、前記B−CACHE−ADR3で示されるアドレス
のデータがあれば、C−CACHE−HIT信号が出力
され、データとしてC−CACHE−DATAがでる。
又、前記B−FC−GO信号が、レジスタ57にセット
され、C−PCとして出力される。
■ 前記C−CACHE−HITとC−PCは、アンド
回路503に入力され、C−LOCKは出力されていな
いので、レジスタ505からSTVが出力される。又、
前記C−CACHI!−DATAが、セレクタ501に
より選択されて、レジスタ502からFC−DAT^と
して、IUIOIに送られて、一連のロック・アクセス
処理が完了する。
〔2〕次に、ロックすべきデータがキャッシュにあった
もののロック獲得語、BlされていまっていたのでMS
U30からムーブインする場合を説明する。〔1〕と[
株]まで動作は同じである。ロック獲得前のBl要求を
処理した後、ロックアクセスのアドレスでキャッシュに
際フェッチした時に、キャッシュにヒツトせずC−CA
CHE−)11Tがオフであることから異なる。
以下、第12図タイムチャートを用いて説明する。
■ 前記B−CACHE−八DR3は、5U102キャ
ッシュ制御部(第5図)のキャッシュ54に入力され、
前記B−CACHE−ADR3で示されるアドレスのデ
ータが無< 、C−CACHEillTがオフとなる。
前記B−FC−GO信号が、レジスタ57にセットされ
、C−FCとして出力される。5U102のMCUリク
エスト制御部(第9図)では、C−FCがアンド回路6
5に入力され、C−CHCHE−HIT 、 C−LO
CKがオフであるので、C−FCONLYがオンとなる
。又、SUのIUリクエスト制御部(第3図)のレジス
タ33にセットされているB−PC−5T−ADRSが
、5U102のMCUリクエスト制御部(第6図)のレ
ジスタ63にセットされて、C−FC−ST−ADRS
が出力される。
@MCUリクエスト制御部(第6図)のレジスタ601
から、?1C1l−REQが出力される。前記MCU−
RE口は、前記C−FC−ONLYがオア回路68を経
て出力される。又、MCU−REQ−CODEがレジス
タ603が出力される。前記MCU−REQ−CODE
は、前記C−FC−ONLYがエンコーダ69でエンコ
ードされて、レジスタ603にMCu2Oにリクエスト
する際のコードであるMCU−REQ−CODBをセッ
トし、レジスタ603から出力されるものである。前記
MCU−REQ−CODEはMSU30からのデータの
要求を示している。
又、MCU−REQ−ADRSがレジスタ604から出
力される。前記MCυ−REQ−ADR5は、前記C−
FC−5T−ADR3がレジスタ604にセットされて
出力されるものである。
前記MCIJ−RBQ、 MCU−REQ−CODE、
MCIJ−REQ−ADRSは、MCUボート制御部(
第7図)に出力される。
@  cpusoからロック獲得要求を受けたMCU2
0は、PORTO−REQ、 PORTO−REQ−C
ODEをレジスタ71゜レジスタ72.レジスタ73か
ら出力される。前記信号はそれぞれ、MCU−REQI
IO,MCU−REローC0DEIO,MCU−REQ
−ADRSIOが、MCUボート制御部(第7図)に入
力することで行われる。
MCUプライオリティ回路(第8図)では、Cpuai
のロックアドレスと同じアドレスのフェッチ、ストア、
ロックを行おうとすると、比較回路81と、アンド回路
83により、PORTO−LOCに−MCH信号が出力
され、優先権は得られない、優先権は。
PORT雪1−LOCK−VALがオフニなれば、FO
RT 0−GoがMCUプライオリティ回路85から出
力されることによって得られる。
@MCUリクエスト制御部(第9図)に、前記FORT
O−GoとPORTO−REQ−CODEが入力される
と、レジスタ906から、MSU−R8口が出力され、
レジスタ907のMSU−REQ−CODEがオフ(オ
フでフェッチ、オンでストアの意味)、レジスタ908
のMSU−REローCPU−Noがオフ(オフの時はC
PU#0の要求、オンの時はCPUII)になる。又、
セレクタ92により、P01?T−REIII−ADR
Sが選択され、レジスタ913にMSU−REQ−AD
RSがセットされ、M S U40ニMSU−REQ−
ADRSで示されるアドレスにアクセスすることを要求
する。
■ 要求を受は取ったMSU30は、前記アドレスのデ
ータを読み出した後、MCU20のMCUムーブイン制
御部(第10図)に、MCU−Ml−REQ、 MCU
−MICPU、 MCU−Ml−ADRS、 MCU−
Ml−DATAを出力する。MCU−Ml−REQは、
ムーブイン要求を示し、MCU−Ml−CPIJ−NO
は、ムーブインするCPUを表す、ここでは、t7でc
PUIoを、オンテCPUl1lを示す、 MCU−M
I−ADRSはムーブインするアドレスである。MCU
Ml−DATAはムーフ゛インするデータである。
■ CPU−Ml−REQllo、CPU−Ml−AD
RSIIO,CPU−MI−DATAIOが、レジスタ
118.120.122から出力される。
■ 前記CPII−MI−REQIIO,CPU−MI
−REQ−ADRSIO,CPU−Ml−REQ−DA
TAIIOがそれぞれ、5U102のプライオリティ制
御部(第4図)のレジスタ41.レジスタ42、レジス
タ43に入力し、B−旧−RHQ、 B−旧−ADRS
、B−旧−DATAとして出力される。プライオリティ
回路45でプライオリティがとれると、B−Ml−GO
が出力される。前記B−旧−Goはセレクタ47に入力
され、B−CACHE−ADRSとしてB−Ml−AD
RSが選択される。
又、5U102のキャッシュ制御部(第17図)のセレ
クタ53では、B−Ml−Goによって前記B−旧−D
ATAが選択される。
キャッシュ54には、B−Ml−GO,B−旧−ADR
S、 B−CACHE−ADRSが入力し、データがム
ーブインする。
レジスタ55.56には、B−Ml−DATA及びB−
MI−G。
が入力する。
■ 前記レジスタ55.56から、C−Ml−DATA
、C−Mlが出力される。前記C−Mlによって、セレ
クタ501でC−MI−DATAが選択され、レジスタ
502にセットされる。
■ C−旧はオア回路504.レジスタ505を経て、
STV信号を出力する。又、レジスタからはMSU30
から読み取ったデータである所のFC−DATAを1U
101に送り、一連のロックアクセスが終了する。
〔3〕最後にロックすべきデータがキャッシュに無かっ
た場合の動作を説明する。
■ ロックアクセス時に、IUIOI  (第2図)は
、A−FC−REQとA−LOCKを同時にオンし、A
−FC−5T−ADRSでアドレスを、5U102に指
定する。IUIOIから5U102への信号で、八−F
C−REQはフェッチ要求。
A−ST−REQはストア要求、^−LOCKはロック
獲得要求、^−FC−3T−REQは上記それぞれの要
求のアドレス。
^−5T−DATAはストア要求のストアデータを表す
IUIOIからの各要求を5U102が完了するとST
V信号をIUIOIに送り、該各要求がフエッチであっ
た場合は、同時にFC−DATAでフェッチデータをI
UIOIに送る。また5U102は、MCUにおいてス
トア要求が完了していない場合は、IUlolにBUS
Y信号を送る。IUIOIは一つの要求を5U102に
送ると、5U102からSTV信号が送られてきて、且
つBUSY信号がオフになってからIUは次の要求をS
Uへ送ることが出来る。
さて、前記^−FC−REQ、 A−LOCK、 A−
FC−ST−ADRSはそれぞれ、5U102のIUリ
クエスト制御部(第3図)に入力される。
■ 1τ後、前記5U102のレジスタ31に前記^−
FC−REQによって、B−PC−REQがセットされ
る。前記A−LOIJ、 A−FC−5T−ADRSも
各々レジスタ34 、33にセットされ、B−LOCK
、B−PC−ST−ADRSが出力される。
前記B−FC−REQは5U102のプライオリティ制
御部(第4図)に送られ、優先権がとれると、プライオ
リティ回路45からB−FC−GO信号が出力される。
前記B−FC−GOによって、プライオリティ制御部(
第4図)では、セレクタ47によって、B−FC−ST
−ADRSが選択され、B−CAC)IE−ADRSと
して出力される。
前記B−FC−REQ、 B−LOCK、 B−FC−
ST−ADRS、 B−FC−Go、 BCACHE−
ADRSはそれぞれ、5U102のキャッシュ制御部に
入力する。
■ 1τ後、B−FC−GOはレジスタ58にセットさ
れ、C−FCとして出力される。又、B−LOCKはレ
ジスタ59にC−LOCKとしてセットされる。
更に、前記C−PC,C−LOCには、5U102のM
CUリクエスト制御部(第6図)に送られ、アンド回路
66からC−FC−LOCKが出力される。又、B−F
C−3TADRSは、レジスタ63にセットされ、C−
FC−3T−ADRSが出力される。又、キャッシュに
ヒツトしなかった為C−CACHE−HITはオフにな
る。
■ MCUリクエスト制御部(第6図)のレジスタ60
1から、MCU−REQが出力される。前記MCtl−
RE(lは、前記C−FC−LOCKがオア回路68を
経て出力される。又、MCU−REQ−CODEがレジ
スタ603が出力される。前記MCU−R11!Q−C
ODEは、前記C−FC−LOCにがエンコーダ69で
エンコードされて、レジスタ603にMCU20にリク
エストする際のコードであるMCII−REQ−COD
Eをセットし、レジスタ603から出力されるものであ
る。前記MCU−R1!Q−CODBはロック獲得とM
SUからのデータの要求を示している。
又、MCU−RHQ−ADRSがレジスタ604から出
力される。前記MCU−REQ−ADR3は、前記C−
FC−5T−ADRSがレジスタ604にセットされて
出力されるものである。
前記MCυ−1?BΩ、MCυ−REΩ−CODE、 
MCII−REQ−ADRSはMCUポート制御部(第
7図)に出力される。
■ CPU#0からロック獲得要求を受けたMCU20
は、PORT O−1?EQ、 PORTO−RF!Q
−CODEをレジスタ71、  レジスタ72.レジス
タ73から出力される。前記信号はそれぞれ、MCU−
REQIO,MCU−REQ−CODEIO。
MCIJ−REQ−ADRSIIOが、MCUボート制
御部(第7図)に入力することで行われる。
前記PORT 0−REQ−CODE!はデコーダ75
でデコードされ、FC−LOCにをアンド回路77に出
力する。
MCUプライオリティ回路(第8図)では、CPU#1
のロックアドレスと同じアドレスのフェッチ、ストア、
ロックを行おうとすると、比較回路81と、アンド回路
83により、PORT O−LOCX−MCI信号が出
力され、優先権は得られない。優先権は、 FORTI
I−LO(J−VALがオフニなれば、FORT 0−
GOがMCUプライオリティ回路85がら出力されるこ
とによって得られる。
■ 前記FORT 0−GOがMCUプライオリティ回
路(第8図)からMCUボート制御部(第7図)のアン
ド回路77に入力され、レジスタ79がら、PORTO
−LOCに−VAL(ロック中であること)とPORT
 O−LOCに−ADR5(ロックされるアドレス)が
オンになり、PORT 0−LOCK−ADl?Sで示
されるアドレスがロック中であることが示される。
■ MCUリクエスト制御部(第9図)に、前記FOR
T 0−GO信号が入力され、レジスタ906がら、M
SU−REQが出力され、又、セレクタ92により、P
ORT 0−REQ−ADRSが選択され、レジスタ9
13がらMSU−REQ−ADRSがセットされ、M 
S U3OニMSU−REQADR5で示されるアドレ
スにアクセスすることを要求する。
■ MSU30は前記アドレスにアクセスし、データを
読みだす。
■ MSU30は、MCU20のMCUムーブイン制御
部(第10図)に、MCU−旧−REQ、 ?lCU−
MI−CPU−NO。
MCLI−Ml−ADRS、MCU−Ml−DATAを
出力する0MCυ−旧−cpυ−NOは、ムーブイン要
求を示し、MCU−CPU−REローNOは、ムーブイ
ンするCPUを表す、ここではオフでCPU#Oを、オ
ンでCPU#1を示す。
?’1C1l−旧−ADRSはムーブインするアドレス
である。
MCU−Ml−DATAはムーフ゛インするデータであ
る。
()  cpu−阿I−REt1110.CPt1−バ
■−^ロR5ll0.CPU−旧−[IATAllOが
、レジスタ118.120.122から出力される。
■ 前記CPt1−Ml−REQllo、CPt1−M
l−RHQ−ADR3IO,CPt1−■−REQ−D
ATAIOがそれぞれ、5U102のプライオリティ制
御部(第4図)のレジスタ41.レジスタ42、レジス
タ43に入力し、B−Ml−REQ、B−MI−ADR
S、B旧−DATAとして出力される。プライオリティ
回路45でプライオリティがとれると、B−Ml−GO
が出力される。前記B−?II−GOはセレクタ47に
入力され、B−CACHE−ADRSとしてB−1−A
DRSが選択される。
又、5U102のキャッシュ制御部(第5図)のセレク
タ53では、B−1−GOによって前記B−Ml−DA
TAが選択される。
キ+ y シュ54 ニは、B−Mr−Go、 B−M
l−ADRS、 B−CACHE−ADRSが入力し、
データがムーブインする。
レジスタ55.56ニは、B−Ml−DATA及びB−
Ml−G。
が入力する。
@ 前記レジス955.56から、C−Ml−DATA
、C−Mlが出力される。前記C−旧によって、セレク
タ501でC−Ml−DATAが選択され、レジスタ5
02にセットされる。
@C−旧はオア回路5o4.レジスタ505を経て、S
TV信号を出力する。又、レジスタからはMSU30か
ら読み取ったデータである所のFC−DATAを■U 
101に送り、一連のロックアクセスが終了する。
以上、実施例に従って、本発明を説明した。実施例では
、CPUが2つの場合のマルチプロセッサシステムを説
明したが、CPUは幾つでも良い。
本発明は、本発明の要旨に従って種々の変形が可能であ
り、本発明はそれらを排除するものでは無い。
〔効果〕
本発明によると、ロックアクセスの時間が著しく短縮し
、マルチプロセッサ方式の情報処理装置の処理能力を著
しく向上させるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の原理説明図、第2図〜第10図は実
施例のブロック図、第11図〜第13図は実施例の動作
を説明するタイムチャート、第14図〜第20図は従来
の技術の説明図である。 10 11 ・ ・ ・ CPU 20 ・ ・ ・MCU 3O・・・MSU 101  ・ ・ ・ I U 102 ・ ・ ・ SU 6・・・主記憶装置アクセス再要求手段3・・・ロック
アクセスアドレス保持手段54・・・緩衝記憶装置 本兆明の原理説明図 第 τ 図 第 10 図 従来のSユニット ILIリクエズト制@祁声 5 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕主記憶装置(30)の一部のデータの写しを保持
    する緩衝記憶装置(54)を中央処理装置(10、11
    )内に具備し、且つ、前記中央処理装置(10、11)
    を複数個有し、自中央処理装置(10)が、他中央処理
    装置(11)の主記憶装置(30)のある領域からのデ
    ータの取り出し及び格納を禁止し、自中央処理装置(1
    0)が前記領域のデータにアクセスする情報処理装置に
    於いて、 自中央処理装置(10)が、主記憶装置(30)を制御
    する主記憶制御部(20)に対して、前記領域の他中央
    処理装置(11)のアクセスを禁止する指示を行い、前
    記領域のアドレスが、自中央処理装置(10)内の緩衝
    記憶装置(54)に登録されていれば、前記指示を行う
    以前の他中央処理装置(11)の主記憶装置(30)へ
    の格納により主記憶装置(30)と自中央処理装置(1
    0)内の緩衝記憶装置(54)の前記領域の内容の不一
    致が生じないことを確認できた時に、前記緩衝記憶装置
    に前記データのアクセスを行うことを特徴とするアクセ
    ス制御方法。 〔2〕複数の中央処理装置(10、11)が主記憶装置
    (30)を共用して使用し、且つ、前記中央処理装置(
    10、11)が主記憶装置(30)の一部のデータの写
    しを保持し、送出されてきたアドレスにデータ格納又は
    前記アドレスからデータの読み出しを行う緩衝記憶装置
    (54)を中央処理装置(10、11)内に具備し、自
    中央処理装置(10)が、他中央処理装置(11)の主
    記憶装置(30)のある領域からのデータの取り出し及
    び格納を一定期間禁止するロックアクセスを主記憶制御
    部(20)に指示する情報処理装置に於いて、 中央処理装置(10)が主記憶制御部(20)に対して
    、ロックアクセスを指示して、他中央処理装置(11)
    からの主記憶装置(30)のある領域のデータ格納の禁
    止を行ったら、データ格納禁止が指示されたことを伝え
    る禁止報告手段(201)と、 自中央処理装置(10)内に位置し、前記一定期間内に
    前記領域のデータが、自中央処理装置(10)内の緩衝
    記憶装置(54)に記憶されていれば、前記ロックアク
    セスを行う領域のアドレス情報を保持し、前記禁止報告
    手段(201)により報告があったら、前記保持してい
    るアドレスを緩衝記憶装置(54)に送出するロックア
    クセスアドレス保持手段(3)を有することを特徴とす
    る情報処理装置。 〔3〕複数の中央処理装置(10、11)が、1台の主
    記憶装置(30)を共用して処理を行い、前記中央処理
    装置(10、11)は前記主記憶装置(30)のデータ
    の一部の写しを有する緩衝記憶装置(54)を有し、前
    記主記憶装置(30)と緩衝記憶装置(54)のデータ
    の一致をとる為の前記緩衝記憶装置(54)内のデータ
    の無効化手段を有し、又、自中央処理装置(10)が他
    中央処理装置(11)の主記憶装置(30)のある領域
    のデータアクセスを禁止し、自中央処理装置(10)が
    前記領域のデータにアクセスするロックアクセスを行う
    情報処理装置に於いて、 前記ロックアクセス時に、ロックアクセスを行うアドレ
    スが緩衝記憶装置(54)に登録されていれば、 未処理の前記アドレスの緩衝記憶装置(54)の無効化
    処理が無いことを確認した後に、前記緩衝記憶装置(5
    4)に前記アドレスのデータにアクセスすることを特徴
    とするアクセス制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5501592A (en) * 1993-12-22 1996-03-26 Sumitomo Heavy Industries, Ltd. Mold having opposed offset cooling channels
JP2015106312A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 富士通株式会社 並列計算機システム、並列計算機システムの制御方法、情報処理装置、演算処理装置および通信制御装置

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JP2015106312A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 富士通株式会社 並列計算機システム、並列計算機システムの制御方法、情報処理装置、演算処理装置および通信制御装置

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