JPH0317869Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0317869Y2 JPH0317869Y2 JP488489U JP488489U JPH0317869Y2 JP H0317869 Y2 JPH0317869 Y2 JP H0317869Y2 JP 488489 U JP488489 U JP 488489U JP 488489 U JP488489 U JP 488489U JP H0317869 Y2 JPH0317869 Y2 JP H0317869Y2
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- Japan
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- spout
- vent
- lid
- solution
- bottle
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- 239000003814 drug Substances 0.000 claims description 48
- 229940079593 drug Drugs 0.000 claims description 23
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 9
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 3
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 32
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000003749 cleanliness Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000008155 medical solution Substances 0.000 description 1
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(1)産業上の利用分野
本考案は、医料分野に於て薬液を一定量取り出
す時に用いる定量薬液注出瓶に関するものであ
る。
す時に用いる定量薬液注出瓶に関するものであ
る。
(2) 従来の技術
従来、薬液3を一定量取り出す時には、注射器
を用いたり、別の目盛のある容器に入れ替えた
後、所定の容器に移し替える等の動作が必要であ
つた。
を用いたり、別の目盛のある容器に入れ替えた
後、所定の容器に移し替える等の動作が必要であ
つた。
その間に、薬液3の分量を正確に見分ける必要
があり、また、薬液3が取扱中に不潔になる様な
事が良く発生する事があつた。
があり、また、薬液3が取扱中に不潔になる様な
事が良く発生する事があつた。
また、中間的に用いた容器をも含めて清潔な状
態にしておく作業が供なう繁雑さがあつた。
態にしておく作業が供なう繁雑さがあつた。
また、十分照明のきいた場所でないと正確な薬
液3の注入が出来なかつた。
液3の注入が出来なかつた。
(3) 考案が解決しようとする課題
従来の技術で述べた如き、熟練を要する動作を
必要とせず、また、照明を十分得られない場所に
於ても、容易に清潔さを保ちながら所定の分量の
薬液を簡単に取り出すことの出来る定量薬液注出
瓶を作ることを考案しなければならないと考え
た。
必要とせず、また、照明を十分得られない場所に
於ても、容易に清潔さを保ちながら所定の分量の
薬液を簡単に取り出すことの出来る定量薬液注出
瓶を作ることを考案しなければならないと考え
た。
最も重要な課題とすることは、
イ 操作が簡単で、素人にでも確実に出来るこ
と。
と。
ロ 一定量の薬液が毎回注出出来ること。
ハ 薬液を清潔に保つことが出来ること。
ニ 操作中に外気の進入を最少限度にすることが
出来ること。
出来ること。
ホ 定量する場合にも外気の進入を防ぐ蓋を設け
ること。
ること。
である。
(4) 課題を解決するための手段
本考案の定量薬液注出瓶は、第1〜8図に示す
如き構造とし、 イ 薬びん1の蓋2に薬液3の注出管4と通気管
5を相対する位置に取付ける。
如き構造とし、 イ 薬びん1の蓋2に薬液3の注出管4と通気管
5を相対する位置に取付ける。
ロ 蓋2は、パツキング6を以て薬びん1に密閉
する如く取付ける。
する如く取付ける。
ハ 注出管4は、試験管等の小さな口の容器に容
易に注入出来る様に折り曲げて、先端は、ノヅ
ル状に細くした注出口7とする。
易に注入出来る様に折り曲げて、先端は、ノヅ
ル状に細くした注出口7とする。
ニ 注出管4の薬びん1内の端部には、定量薬液
8の入る定量室9を設ける。
8の入る定量室9を設ける。
ホ 定量室9の端の薬液吸入口10は、常に薬液
面12より上部にあつて、切口は、水平にして
おく。
面12より上部にあつて、切口は、水平にして
おく。
ヘ 通気管5は、ほゞ直角に曲げ、薬びん1を注
出口7を下に向けて傾けた時も常に通気口11
が薬液面12より上部にある如き長さとする。
出口7を下に向けて傾けた時も常に通気口11
が薬液面12より上部にある如き長さとする。
ト 注出管4の注出口7と通気管5の通気口11
とは、互に反対の方向に向く如くする。
とは、互に反対の方向に向く如くする。
チ 注出口7には、密閉出来る注出口蓋13を設
ける。
ける。
リ 通気口11には、密閉出来る通気口蓋14を
設け、薬びん1を傾けたときも薬液3が漏洩し
ない様にする。
設け、薬びん1を傾けたときも薬液3が漏洩し
ない様にする。
ヌ 定量薬液8の量を所定の量とするために第7
図に示す如く定量室15の形を変形したり、ま
た、第8図に示す如く、変形した定量室16と
することを併せて考える。
図に示す如く定量室15の形を変形したり、ま
た、第8図に示す如く、変形した定量室16と
することを併せて考える。
ル 注出口蓋13の口は、漏斗状に拡げて注出口
7にはめ易い様にする。
7にはめ易い様にする。
オ 通気口蓋14は、口を漏斗状に拡げて通気口
11にはめ易い様にする。
11にはめ易い様にする。
(5) 作用
本考案の定量薬液注出瓶を用いて、内部の薬液
3を一定量だけ他の容器に移すときには第3〜6
図に示した次に示す如き順序に行なう。
3を一定量だけ他の容器に移すときには第3〜6
図に示した次に示す如き順序に行なう。
イ 注出口蓋13を取外す。
ロ 注出口7を上にして、第4図に示す如く薬び
ん1を傾けて注出管4の中へ薬液3が入るよう
にすると、薬液3は、薬液吸入口10より定量
室9内に入り、注出管4の中を薬びん1の中の
薬液面12と同じ薬液面12まで入つて止る。
ん1を傾けて注出管4の中へ薬液3が入るよう
にすると、薬液3は、薬液吸入口10より定量
室9内に入り、注出管4の中を薬びん1の中の
薬液面12と同じ薬液面12まで入つて止る。
ハ 第5図に示す如く、薬びん1を垂直に立てる
と、注出管4の中の薬液3は、薬液吸入口10
より薬びん1の中へあふれ出して、定量薬液8
のみが定量室9内に残る。
と、注出管4の中の薬液3は、薬液吸入口10
より薬びん1の中へあふれ出して、定量薬液8
のみが定量室9内に残る。
ニ 第6図に示す如く、通気口蓋14を取出し
て、薬びん1を注出口7を下にして傾けると、
定量室9にたまつた定量薬液8は、注出管4の
中を通つて注出口7より流れ出して、所定の容
器の中へ注入することが出来る。
て、薬びん1を注出口7を下にして傾けると、
定量室9にたまつた定量薬液8は、注出管4の
中を通つて注出口7より流れ出して、所定の容
器の中へ注入することが出来る。
そのとき、通気口蓋14が外してあるで通気
口11より僅かの空気が入るので、注出管4の
中の定量薬液8が注出口7を出るのを妨げられ
ることはない。
口11より僅かの空気が入るので、注出管4の
中の定量薬液8が注出口7を出るのを妨げられ
ることはない。
ホ 定量薬液8の注出の終つた後は、薬びん1を
第1,3図の如く直立させ、注出口7には、注
出口蓋13を、通気口11には、通気口蓋14
をかぶせて薬びん1内を外気と遮断して、清潔
に保つて定置する。
第1,3図の如く直立させ、注出口7には、注
出口蓋13を、通気口11には、通気口蓋14
をかぶせて薬びん1内を外気と遮断して、清潔
に保つて定置する。
ヘ 定量薬液8の量を変えるときには、第7図に
示す定量室15や第8図に示す定量室16の如
く、定量室9の形を変えたものを用いることに
より、5−イ,ロ,ハ,ニ,ホの動作によつ
て、所定の定量薬液8を注出することができ
る。
示す定量室15や第8図に示す定量室16の如
く、定量室9の形を変えたものを用いることに
より、5−イ,ロ,ハ,ニ,ホの動作によつ
て、所定の定量薬液8を注出することができ
る。
ト 注出口蓋13と通気口蓋14の口は、大きく
漏洩状に広げて注出口7や通気口11に容易に
かぶせることが出来ると共に、一時的に外して
置いた時に注出口蓋13および通気口蓋14の
中が汚染されるのを妨ぎ、注出口7および通気
口11を清潔に保つことが出来る。
漏洩状に広げて注出口7や通気口11に容易に
かぶせることが出来ると共に、一時的に外して
置いた時に注出口蓋13および通気口蓋14の
中が汚染されるのを妨ぎ、注出口7および通気
口11を清潔に保つことが出来る。
(6) 考案の効果
定量薬液注出瓶を使用することによつて、次に
示す如き効果がある。
示す如き効果がある。
イ 薬びん1を注出口7を上にして、第4図の如
く傾けるだけで、定量薬液8を取り出すことが
出来るので、素人にでも容易に簡単な操作をす
る事ですみ熟練を要しない。
く傾けるだけで、定量薬液8を取り出すことが
出来るので、素人にでも容易に簡単な操作をす
る事ですみ熟練を要しない。
ロ 何回繰り返して操作をしても定量薬液8の量
は変らない。
は変らない。
ハ 殆ど外気に触らないので、薬びん1の中の薬
液3は、常に清潔に保つことが出来る。
液3は、常に清潔に保つことが出来る。
ニ 第6図に示す如く、通気口蓋14を取外して
薬びん1を注出口7を下にして傾けることによ
り、定量薬液8を所定の容器の中へ注入するこ
とが出来る。
薬びん1を注出口7を下にして傾けることによ
り、定量薬液8を所定の容器の中へ注入するこ
とが出来る。
ホ 簡単な操作でも定量薬液8の量は変らない
し、いちいち量を確認しなくても良いので、照
明の不十分な所ででも定量薬液8の注出が出来
る。
し、いちいち量を確認しなくても良いので、照
明の不十分な所ででも定量薬液8の注出が出来
る。
ヘ 定量薬液8の量は、定量室9の容量を所定の
容量にした注出管4のついた蓋2を用いること
により、自由に選定出来る。
容量にした注出管4のついた蓋2を用いること
により、自由に選定出来る。
ト 注出口蓋13および通気口蓋14の口は、大
きく漏斗状に広げてあるので、注出口7や通気
口11に容易にかぶせて密閉することが出来、
下に置いたときも中が不潔になることはない。
きく漏斗状に広げてあるので、注出口7や通気
口11に容易にかぶせて密閉することが出来、
下に置いたときも中が不潔になることはない。
チ また、本考案の定量薬液注出瓶は、構造が簡
単で製造が容易である。
単で製造が容易である。
第1図は、定量薬液注出瓶の正面図、第2図
は、定量薬液注出瓶の平面図、第3図は、A−A
断面図、第4図は、注出管4へ薬液3を入れる姿
勢の図、第5図は、定量薬液10を分離した図、
第6図は、定量薬液10を注出する姿勢の図、第
7図は、定量室15の容量を変えた図、第8図
は、定量室16の容量を変えた図。 1は、薬びん、2は、蓋、3は、薬液、4は、
注出管、5は、通気管、6は、パツキング、7は
注出口、8は、定量薬液、9は、定量室、10
は、薬液吸入口、11は、通気口、12は、薬液
面、13は、注出口蓋、14は、通気口蓋、15
は、定量室、16は、定量室、を示す。
は、定量薬液注出瓶の平面図、第3図は、A−A
断面図、第4図は、注出管4へ薬液3を入れる姿
勢の図、第5図は、定量薬液10を分離した図、
第6図は、定量薬液10を注出する姿勢の図、第
7図は、定量室15の容量を変えた図、第8図
は、定量室16の容量を変えた図。 1は、薬びん、2は、蓋、3は、薬液、4は、
注出管、5は、通気管、6は、パツキング、7は
注出口、8は、定量薬液、9は、定量室、10
は、薬液吸入口、11は、通気口、12は、薬液
面、13は、注出口蓋、14は、通気口蓋、15
は、定量室、16は、定量室、を示す。
Claims (1)
- パキンング6を以て密閉出来る蓋2に、注出管
4と通気管5を相対する位置に取付け、注出管4
は、容器に注入し易い様に折り曲げ、その先端
は、ノヅル状に細くした注出口7とし、薬びん1
の中の端部には、所定の定量薬液8の入る定量9
を設け、通気管5は、薬びん1を注出口7を下に
して傾けた時にも常に通気口11が薬液面12上
にある如く角度をつけて、長さを定めた通気管5
を取付けた、定量落液8を一動作で注出すること
が出来ることを特徴とし、注出口7および通気口
11には、口を漏斗状にしてはめ易い様にした注
出口蓋13および薬液3の漏洩しない通気口蓋1
4を設けた定量薬液注出瓶。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP488489U JPH0317869Y2 (ja) | 1989-01-19 | 1989-01-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP488489U JPH0317869Y2 (ja) | 1989-01-19 | 1989-01-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0296139U JPH0296139U (ja) | 1990-07-31 |
JPH0317869Y2 true JPH0317869Y2 (ja) | 1991-04-16 |
Family
ID=31207788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP488489U Expired JPH0317869Y2 (ja) | 1989-01-19 | 1989-01-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0317869Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB201414796D0 (en) * | 2014-08-20 | 2014-10-01 | Nasaleze Patents Ltd | Metered dose dispensing apparatus and method of use thereof |
-
1989
- 1989-01-19 JP JP488489U patent/JPH0317869Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0296139U (ja) | 1990-07-31 |
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