JPH0315675A - ポンプの脈動吸収装置 - Google Patents

ポンプの脈動吸収装置

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JPH0315675A
JPH0315675A JP14863889A JP14863889A JPH0315675A JP H0315675 A JPH0315675 A JP H0315675A JP 14863889 A JP14863889 A JP 14863889A JP 14863889 A JP14863889 A JP 14863889A JP H0315675 A JPH0315675 A JP H0315675A
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JP
Japan
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pump
fluid
pulsation
piston
opening area
Prior art date
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Pending
Application number
JP14863889A
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English (en)
Inventor
Yuji Kohari
裕二 小張
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Publication of JPH0315675A publication Critical patent/JPH0315675A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] この発明は、ポンプから吐出される流体の脈動を吸収す
る脈動吸収装置に関し、特に、ポンプの回転速度等の変
動に伴って脈動の周波数が変化しても、確実に脈動を吸
収できるようにしたものである。
〔従来の技術〕
ポンプが吐出する流体の脈動を吸収するには、従来から
アキュムレー夕が利用されている。
即ち、ポンプ吐出側の流体路にアキュムレータを接続す
ると、ポンプから吐出された流体の脈動はアキュムレー
タ内に構威された流体室及び気体室の容積変化によって
吸収されるため、アキュムレータの下流側には脈動の小
さな流体が供給されるようになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、アキュムレー夕は、所定封入圧の気体が
封入された気体室と、流体路に連通ずる流体室とを弾性
膜等で仕切り、流体室内の流体に伝わる脈動を、弾性膜
の弾性変形等を伴う気体室の容積変動(即ち、気体室の
ダンパ効果)によって吸収する構成であるため、全ての
周波数の脈動を効率良く吸収できるものではないから、
生じている脈動の周波数によっては、脈動の大きな流体
がアクチュエー夕等の機器側に供給されてしまうという
未解決の課題があった。
そこで、この発明は、このような従来の技術が有する未
解決の課題に着目してなされたものであり、発生してい
る脈動の周波数に関わりなく、ポンプの脈動を確実に吸
収することができる脈動吸収装置を提供することを目的
としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達或するために、この発明は、ポンプの吐出
側をリリーフ弁を介してドレン側に接続すると共に、前
記ポンプの吐出側と前記リリーフ弁との間に可変絞りを
介挿し、さらに、前記ポンプの吐出側から吐出される流
体の脈動に同期して前記可変絞りの開口面積を変化させ
る可変絞り制御手段を設けた。
〔作用〕
ポンプから吐出される流体は、アクチュエー夕等の流体
機器に供給される一方、可変絞り及びリリーフ弁を介し
てドレン側に戻される。
そして、可変絞り制御手段が、ポンプの吐出側から吐出
される流体の脈動に同期して、可変絞りの開口面積を変
化させる。
すると、発生している脈動の周波数に関わりなく、脈動
によってポンプ吐出圧が増大する時には可変絞りの開口
面積が大となって多量の流体がリリーフ弁を介してドレ
ン側に戻され、吐出圧が増大しない時には可変絞りの開
口面積が小となってリリーフ弁を介してドレン側に戻さ
れる流体は少量となるので、ポンプの吐出側の圧力変動
が卯制される。
〔実施例] 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1回及び第2図は本発明の第1実施例を示す図であり
、先ず、第1図に従って本実施例の構成を説明する。
第1図はラジアル形のピストンポンプlの断面図であっ
て、ケーシング2内に、駆動軸3が軸受4a,4b及び
4cによって回動自在に支持されている。
シール部材5a及び5bによって密状態に封止された駆
動軸3の軸方向の中央部分には、偏心カム6が回動方向
に一体に設けられ、この偏心カム6は、吸入路7に連通
ずる吸入室8に収められている。また、吸入路7は、図
示しない吸入口を介してリザーバタンクに連通している
そして、吸入室8の周囲には、この吸入室8に連通ずる
複数個の固定シリンダ9が、周方向に等しい間隔で放射
状に形成されていて、それぞれの固定シリンダ9内には
、スプリング10によって偏心カム6側に向けて付勢さ
れたピストンl1が内在する。
ピストン1lは、偏心カム6側を向く端面が封止された
筒状をしていて、その側壁には、吸入室8とピストン1
1内部とを連通ずる連通孔11aが、ピストン11の進
退に伴って吸入室8内に出没する位置に形成されている
また、ピストン1l内部は、その開口している端部を介
して、ピストン11毎に設けられたシリンダ室l2に連
通し、シリンダ室12は、スリーブ12aによって封止
されると共に、シリンダ室I2毎に設けられた流路13
,l/I及び逆止弁I5を介して、各逆止弁l5の吐出
流体を集めるように円周方向に形成された周溝l6に運
通している。
さらに、周溝16は、ケーシング2の外面に開口する吐
出ポート17に連通していて、吐出ポートl7は、配管
l8を介して油圧シリンダ等のアクチュエータ19に接
続され、配管18にはアキュムレータ20が設けてある
また、周溝16は、吐出ボート17に連通ずる一方で、
ケーシング2内に形成された戻り流路21にも連通して
いる。
この戻り流路21は、ケーシング2の外面に開口すると
共に、配管22を介してリザーバタンク23に接続され
ていて、配管22にはリリーフ弁24が介挿されている
そして、ケーシング2内には、戻り流路2lに直交した
進退自在のスプール25が、スプリング26によって駆
動軸3側に向けて付勢された状態で設けられている。
さらに、スプール25の戻り流路2Iと交差する部分に
は、周方向に連続した溝25aが形成されている。従っ
て、戻り流路2Iの流路面積は、溝25が戻り流路21
内に占める割合によって可変となるから、ここに、スプ
ール25の進退によって開口面積が変化する可変絞り2
7が構成される。
そして、スプール25の内端面は、駆動軸3の先端部分
に回動方向に一体に設けられた多面カム28の周面に接
触している. 多面カム28は、固定シリンダ9と同数の面を有してい
て、後に詳細に説明するように、ピストン1lの吐出工
程が他のピストン11の吐出工程と重畳する時には可変
絞り27の開口面積を大きくする(即ち、第1図の状態
とする)一方、ピストンl1の吐出工程が他のピストン
11の吐出工程と重畳しない時には可変絞り27の開口
面積を小さくする(スプール25を第1図の状態から上
下何れかの方向に進退させる)ように、スプール25を
進退させる。
次に、上記実施例の動作を説明する。
例えばエンジン等の駆動力によって駆動軸3を回転させ
ると、この駆動軸3と共に回転する偏心カム6の周面に
先端が接触するピストンl1は、固定シリンダ9内を往
復動ずる。
そして、この往復動の内、ピストン11が駆動軸3に近
づく工程において、吸入室8内の流体が連通孔11aを
介してシリンダ室l2に流入し、ピストン11が駆動軸
3から離れる工程において、連通孔11aが固定シリン
ダ9によって閉鎖されてシリンダ室12内の流体が加圧
され、その加圧された流体が流路13,14及び逆止弁
l5を経て周溝16に供給される。
このようなピストン1lの往復動が各ピストン11にお
いて行われ、常に最低一つのピストン11が吐出工程に
あれば、周溝16には、加圧された流体が絶え間無く供
給されることとなる。
そこで、通常は、加圧された流体が確実に絶え間無く供
給されるように、各ピストンl1の吐出工程が若干の重
なりをもつように、偏心カム6等の形状を選定する。
例えば、6個のピストンl1を備えると仮定すると、そ
れら6個のピストン11に対応するシリンダ室l2の内
圧P I”” P−が、第2図(a)に示すように、吐
出工程中のシリンダ室l2の内圧が低下する前に、次の
シリンダ室12の内圧が上昇するようにする。
仮に、各シリンダ室12から周溝16に供給される加圧
流体を、そのまま吐出ポートl7から吐出するものとす
ると、各ピストンl1の吐出工程が重なり合う部分は、
重なり合わない部分に比べて高圧の流体が吐出されるた
め、第2図(d)に示すように、大きな脈動を有する流
体が配管18に供給されてしまう。
しかしながら、本実施例では、駆動軸3と共に回転する
多面カム28が、スプール25を進退させることにより
、可変絞り27の開口面積を、第2図い)に示すように
、ピストン11の吐出工程が重なり合う部分(即ち、周
溝16に供給される流体の脈動)に同期させて変化させ
るため、ピストン1lの吐出工程が重なり合って比較的
高圧の流体が周溝16に供給される時には、可変絞り2
7の開口面積が大となって多量の流体がリリーフ弁24
を介してリザーバタンク23に戻されるし、その吐出工
程が重なり合わない時には、可変絞り27の開口面積が
小となってリリーフ弁24側には流体が供給され難くな
る。
このため、第2図(C)に示すように、吐出ポート17
の吐出圧の圧力変動はほとんどなくなるし、除去しきれ
ない僅かな圧力変動は、配管18に接続されたアキュム
レータ20によって吸収することができるから、アクチ
ュエータl9側には、定圧に調整された作動流体が供給
される。
そして、例えばエンジン等の駆動源の回転速度が変動し
て駆動軸3の回転速度が変化すると、発生する脈動の周
波数も変動するが、可変絞り27の開口面積の変化はそ
の脈動に同期している(つまり、第2図(a)及び(ロ
)の関係は常に保たれる)から、可変絞り27による脈
動の吸収は、脈動の周波数に関係なく確実に行われる。
従って、ポンプの回転速度がエンジンの回転速度に依存
する車両等には、特に、上記実施例のような構成は有効
である。
ここで、上記実施例では、スプリング26及び多面カム
28が可変絞り制御手段を構成する。
次に、本発明の第2実施例を説明する。
第3図は、第2実施例を示す断面図である。なお、第1
図と同様の部位及び部材には、同じ符号を付し、その重
複する説明は省略する。
この実施例では、戻り流路2lとリザーバタンク23と
を接続する配管22に、電磁比例式のスプール弁30を
介拝すると共に、このスプール弁30の電磁ソレノイド
3lに直流電流でなる駆動信号Iを主力するコントロー
ラ32と、駆動軸3に駆動力を伝えるプーり33の回転
速度を検出してその検出信号Nをコントローラ32に供
給する回転速度センサ34とを設けたものである。
スプール弁30は、電磁ソレノイド31のプランジャ3
1aと、スプリング35との付勢力が釣り合う位置に変
位するスプール36を有し、このスプール36には周方
向に連続する溝36aが形成されている。従って、スプ
ール36が進退することにより溝36aが通路36b内
に占める割合が変化すると、配管22の流路面積が変化
する。
ここに、可変絞り37が構成される。
一方、コントローラ32は、回転速度センサ34から供
給される検出信号Nに基づき、所定の演算処理を実行し
て駆動信号Iを電磁ソレノイド31に供給し、可変絞り
37の開口面積を駆動軸3の回転に同期させて変化させ
る。
つまり、各ピストンl1は駆動軸3に連動しているから
、駆動軸3の回転速度に基づいて可変絞り37の開口面
積を変化させても、第2図(a)及び(b)の関係を得
ることができる. そして、第1実施例のように機械的な構成ではなく、本
実施例のようにコントローラ32での処理を経て可変絞
り37の開口面積を変化さセる構或であると、その変化
を微調整することができるし、既存のポンプにも適用す
ることができる。
ここで、この第2実施例では、電磁ソレノイド31,コ
ントローラ32.回転速度センサ34及びスプリング3
5によって、可変絞り制御手段が構威される。
次に、本発明の第3実施例を説明する。
第4図は第3実施例を示す断面図であり、配管18及び
22間をバイパス配管40で接続したことを除いては、
上記第1実施例と同じである。
即ち、アクチュエータl9の必要流量が変動すると、そ
の流量の変動によって可変絞り27を通過する流量が変
動してしまい、可変絞り27の開口面積が同じであって
も、吐出ボート17の吐出圧に変動が生じてしまうが、
本実施例のようにバイパス配管40を設けると、上記流
量の変動は、直接リリーフ弁24によって除去すること
ができるから、可変絞り27を通過する流量の安定化を
図ることができる。
なお、上記各実施例では、ラジアル形のビストンボンプ
1に本発明を適用した場合について説明したが、これに
限定されるものではなく、アキシャル形のピストンポン
プや歯車ポンプ等のような、その他の形式のポンプであ
っても本発明は適用可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、ポンプの吐出側
を、可変絞り及びリリーフ弁を介してドレン側に接続す
ると共に、可変絞りの開口面積を、ポンプから吐出され
る流体の脈動に同期して変化させるようにしたため、生
ずる脈動の周波数に関係なく、確実に脈動を吸収するこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第l実施例の構成を示す断面図、第2
図(a)乃至(d)は本実施例の動作を説明するタイム
チャートであり、同図(a)はシリンダ室内圧の変化、
同図(ト)は可変絞りの開口面積の変化、同図(C)は
ポンプの吐出圧の変化、同図(ψは本発明を用いない場
合のポンプ吐出圧の変化を示す。第3図は本発明の第2
実施例の構或を示す断面図、第4図は本発明の第3実施
例の構成を示す断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポンプの吐出側をリリーフ弁を介してドレン側に
    接続すると共に、前記ポンプの吐出側と前記リリーフ弁
    との間に可変絞りを介挿し、さらに、前記ポンプの吐出
    側から吐出される流体の脈動に同期して前記可変絞りの
    開口面積を変化させる可変絞り制御手段を設けたことを
    特徴とするポンプの脈動吸収装置。
JP14863889A 1989-06-12 1989-06-12 ポンプの脈動吸収装置 Pending JPH0315675A (ja)

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JP14863889A JPH0315675A (ja) 1989-06-12 1989-06-12 ポンプの脈動吸収装置

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JPH0315675A true JPH0315675A (ja) 1991-01-24

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