JPH03156129A - 熱交換器付ガスタービンにおけるタービン入口温度検知装置 - Google Patents

熱交換器付ガスタービンにおけるタービン入口温度検知装置

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JPH03156129A
JPH03156129A JP29242289A JP29242289A JPH03156129A JP H03156129 A JPH03156129 A JP H03156129A JP 29242289 A JP29242289 A JP 29242289A JP 29242289 A JP29242289 A JP 29242289A JP H03156129 A JPH03156129 A JP H03156129A
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JP
Japan
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heat exchanger
temperature
air
turbine
inlet temperature
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JP29242289A
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English (en)
Inventor
Hirotaka Kumakura
弘隆 熊倉
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、熱交換器付ガスタービンのタービン入口温度
検知装置に関する。
〈従来の技術〉 熱交換器付ガスタービンにおいては、コンプレッサによ
り圧縮され熱交換器を通って加熱された空気を燃焼器に
供給して、燃焼器にて燃料調整弁により調量された燃料
を燃焼させ、燃焼ガスをタービンに供給して該タービン
を駆動する一方、タービンを出た燃焼ガスを前記熱交換
器に導(ようにしている。
かかるガスタービンの制御については、特に詳細な説明
は省略するが、燃料調整弁の弁駆動機構に指示する燃料
流量等の演算・制御にあたって、タービン入口温度(燃
焼ガス温度)の検知を必要とする。
しかし、タービンの入口の雰囲気は燃焼ガスで、運転中
は常時約1000°Cあるいはそれ以上の高温にさらさ
れており、このような環境のもとで長期間にわたって特
性変化が少なく、時定数の小さいことが、制御性能上、
タービン入口温度の検出器に要求されるが、これらをす
べて満足する検出器は、一般に高価であり、実用的でな
い。
そこで、実公昭61−20265号公報に記載の装置で
は、他の測定可能な変数を基にしてタービン入口温度を
推定することとし、燃焼器人口温度(空気温度)と、空
気流量と、燃料流量とを検出し、これらの検出値より、
タービン入口温度(燃焼ガス温度)を推定するようにし
ている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、このような従来のタービン入口温度検知
装置にあっては、燃焼器入口温度、すなわち、温度分布
の大きい熱交換器の空気側出口温度を検出して、タービ
ン入口温度を推定する方式となっていたため、正確な空
気側出口温度をつかむことができず、結果として正しい
タービン入口温度を推定することができないという問題
点があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、より正確に
タービン入口温度を推定することのできるタービン入口
温度検知装置を提供することを目的とする。
〈発明が解決しようとする課題〉 このため、本発明は、コンプレッサにより圧縮され熱交
換器により加熱された空気により燃焼器にて燃料調整弁
により調量された燃料を燃焼させ、燃焼ガスをタービン
に供給して該タービンを駆動する一方、タービンを出た
燃焼ガスを前記熱交換器に導くようにした熱交換器付ガ
スタービンにおいて、下記の(a)〜(g)の手段を設
けて、タービン入口温度検知装置を構成する。
(a)  空気流量を検出する空気流量検出手段(b)
  燃料流量を検出する燃料流量検出手段(C)  熱
交換器の空気側入口温度を検出する熱交換器空気側入口
温度検出手段 (d)  熱交換器のガス側入口温度を検出する熱交換
器ガス側人口温度検出手段 (e)  熱交換器の空気側温度効率を算出する熱交換
器空気側温度効率算出手段 (f)  熱交換器の空気側入口温度と、ガス側入口温
度と、空気側温度効率とから、熱交換器の空気側出口温
度を推定する熱交換器空気側出口温度推定手段 (g)  空気流量と、燃料流量と、熱交換器の空気側
出口温度とから、タービン入口温度を推定するタービン
入口温度推定手段 く作用〉 上記の構成においては、タービン入口温度の推定に使用
する空気流量と、燃料流量と、熱交換器の空気側出口温
度のうち、問題となる熱交換器の空気側出口温度を、熱
交換器の空気側入口温度と、ガス側入口温度と、空気側
温度効率とから推定する。
すなわち、熱交換器の空気側温度効率を算出し、これを
用いて、温度分布の少ない熱交換器の空気側入口温度と
ガス側入口温度、とから、熱交換器の空気側出口温度を
推定し、この推定値に基づいて、タービン入口温度を推
定するのである。
〈実施例〉 以下に本発明の一実施例を説明する。
先ず第1図に示す熱交換器付ガスタービンの概要を説明
すると、コンプレッサ1は軸2によりタービン3と連結
され、タービン3はまた減速機4を介して発電機等の負
荷5と連結されている。
空気(大気AT)はコンプレッサ1で圧縮され、熱交換
器6を通って加熱された後、燃焼器7に至る。燃料は燃
料ポンプ8から燃料調整弁9を通って燃焼器7に供給さ
れる。ここで、燃料調整弁9は弁駆動機構10により駆
動されて燃料流量を調整する。
燃焼器7において空気と燃料とは混合して燃焼せしめら
れる。燃焼ガスはタービン3に入り、仕事をなす。これ
によりタービン3の出力でコンプレッサ1が駆動される
と共に、負荷5が駆動される。タービン3を出た燃焼ガ
スは、熱交換器6を通って排気EXとして排出される。
かかるガスタービンの制御装置は、燃料調整弁9の弁駆
動機構10の制御回路を包含するもので、特に詳細な説
明は省略するが、弁駆動機構10に指示する燃料流量等
の演算・制御にあたって、タービン入口温度(燃焼ガス
温度)を知ることが必要である。
このため、検出器としては、燃料流量GFを検出する検
出器11.軸2の回転数NG、を検出する検出器12.
コンプレッサ入口圧力P、を検出する検出器13.コン
プレッサ入口温度T1を検出する検出器14.コンプレ
ッサ出口圧力(熱交換器空気側入口圧力)P2を検出す
る検出器15.コンプレッサ出口温度(熱交換器空気側
人口温度)T2を検出する検出816.熱交換器ガス側
入口温度T、を検出する検出器17が設けられ、これら
の信号は第2図の演算回路20に人力されている。
ここで、検出器11が燃料流量検出手段に相当し、検出
器16が熱交換器空気側人口温度検出手段に相当し、検
出器17が熱交換器ガス側入口温度検出手段に相当する
。尚、空気流量検出手段は、検出器12、13.14.
15を基に、第2図の演算回路20内に構成される。
第2図の演算回路20において、21は空気流量検出手
段としての演算部であり、N G?+  P + r 
T’+ +P2から、コンプレッサ実空気流量G、を演
算する。尚、このコンプレッサ実空気流量G、は燃焼器
入口空気流量とほぼ等しい。
また、22は熱交換器空気側温度効率算出手段としての
演算部であり、Gcに基づいて、空気側温度効率η□を
設定する。
また、23は熱交換器空気側出口温度推定手段としての
演算部であり、T、、T、、  η□から、熱交換器空
気側出口温度T4を演算する。
また、24はタービン入口温度推定手段としての演算部
であり、Gc 、GF、Taから、タービン入口温度T
、を演算する。
第3図は第2図のブロック図をさらに詳細に描いたもの
である。
空気流量検出手段としての演算部21は、コンプレッサ
修正回転数N、げ=SQR(T、。/TI)XN、アを
演算する部位、圧力比πc= P K/ P +を演算
する部位、マツプよりコンプレッサ修正流量G♂= f
 (N、7′、πC)を検索する部位、コンプレッサ実
空気流量Gc=SQR(Too/TI)X(PI/PO
O)×Gどを演算する部位からなる。尚、5QR(X)
はXの平方根、To。、Po。は定数である。
熱交換器空気側温度効率算出手段としての演算部22は
、マツプより空気側温度効率η□=f(GC”)を検索
する。
熱交換器空気側出口温度推定手段としての演算部23は
、定常の関係から熱交換器空気側出口の定常状態におけ
る値T4゜t=(Tz  T2)Xη、十T2を算出す
る部位と、その定常値を入力として一次遅れ系により過
渡における値を推定する部位とからなる。
タービン入口温度推定手段としての演算部24は、ター
ビン入口温度Ts = f (T4.GC,C;F)を
演算する。
尚、第4図は第3図のブロック図をフローチャートで示
したものである。
次に作用を説明する。
第5図は熱交換器として一般的に使用される回転蓄熱式
熱交換器の概略構造を示したものであり、また、第6図
は同上の熱交換器の空気側出口の各点における温度分布
を示している。
構造及び温度分布かられかるように、回転蓄熱式熱交換
器においては、ガス側で加熱されたマトリクスコアMC
によって空気を加熱するため、マトリクスコアMCがガ
ス側から空気側流路に入り込んだ所は、出口空気温度が
高く、ガス側へ入り込む直前は低くなる。このため、出
口空気温度は大きなバラツキを持ち、時にはこのバラツ
キが50〜100°Cにもなる。従って、この平均値を
検出すべくそこに検出器を設置しても、エンジンの運転
状態によって真の、平均温度よりも高く計測したり、低
く計測したりしてしまい、真の値を計測することが困難
である。これによって、従来例においてはタービン入口
温度T、を算出する部分のT4がふれるため、そのまま
T、の予測精度に響いてしまう。
本発明は、このバラツキが大きいT4を直接検出するこ
とを避け、バラツキの小さい熱交換器空気側入口温度T
2と熱交換器ガス側入口温度T。
と熱交換器の性能予測モデル(22,23)とを用い、
安定にT4を予測し、タービン入口温度T、の予測に利
用しようとするものである。
熱交換器空気側人口温度T2はコンプレッサ出口温度と
同じことになるが、その温度分布はほとんど無い。また
、熱交換器ガス側入口温度T、も、タービンを出た後に
熱交換器に均一に流入するように流路の曲がりなどによ
り整流されるため、温度分布は小さい。
また、本実施例においては、定常の熱交換器の空気側温
度効率を空気流量の関数として求め、次遅れ系により過
渡の温度効率を表現している。
定常の関係は、空気流量だけの関数で、比較的精度良く
予測可能であり、過渡の表現も一次遅れ系の時定数を空
気流量の関数とすることなどで、精度よく予測可能であ
る。
第7図には他の実施例を示す。
この実施例は、第3図の22.23の部分を定常の温度
効率算出部と過渡の修正部とに分けるのではなく、熱交
換器を表す偏微分方程式を直接解く形で、T4を算出す
るものである。式の形としては複雑になるが、予測モデ
ルとしての精度は高まる。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、熱交換器の空気側
入口温度とガス側入口温度と空気側温度効率とから算出
した熱交換器の空気側出口温度と、空気流量と、燃料流
量とから、タービン入口温度を推定する方式としたため
、実際の熱交換器の空気側出口温度のバラツキに影響さ
れず、安定してタービン入口温度を予測し、制御に用い
ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す熱交換器付ガスタービ
ンのシステム図、第2図はタービン入口温度検知装置の
演算回路のブロック図、第3図は第2図の詳細図、第4
図はフローチャート、第5図(A)、(B)は回転蓄熱
式熱交換器の概略構造を示す図、第6図は熱交換器の空
気側出口温度の各点における温度分布を示す図、第7図
は他の実施例を示す図である。 1・・・コンプレッサ  3・・・タービン  5・・
・負荷  6・・・熱交換器  7・・・燃焼器  9
・・・燃料調整弁  11・・・検出器(燃料流量検出
手段)16・・・検出器(熱交換器空気側入口温度検出
手段)17・・・検出器(熱交換器ガス側入口温度検出
手段)20・・・演算回路  21・・・演算部(空気
流量検出手段)22・・・演算部(熱交換器空気側温度
効率算出手段)23・・・演算部(熱交換器空気側出口
素度推定手段)24・・・演算部(タービン入口温度推
定手段)$4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 コンプレッサにより圧縮され熱交換器により加熱された
    空気により燃焼器にて燃料調整弁により調量された燃料
    を燃焼させ、燃焼ガスをタービンに供給して該タービン
    を駆動する一方、タービンを出た燃焼ガスを前記熱交換
    器に導くようにした熱交換器付ガスタービンにおいて、 空気流量を検出する空気流量検出手段と、 燃料流量を検出する燃料流量検出手段と、 熱交換器の空気側入口温度を検出する熱交換器空気側入
    口温度検出手段と、 熱交換器のガス側入口温度を検出する熱交換器ガス側入
    口温度検出手段と、 熱交換器の空気側温度効率を算出する熱交換器空気側温
    度効率算出手段と、 熱交換器の空気側入口温度と、ガス側入口温度と、空気
    側温度効率とから、熱交換器の空気側出口温度を推定す
    る熱交換器空気側出口温度推定手段と、 空気流量と、燃料流量と、熱交換器の空気側出口温度と
    から、タービン入口温度を推定するタービン入口温度推
    定手段と、 を備えてなる熱交換器付ガスタービンにおけるタービン
    入口温度検知装置。
JP29242289A 1989-11-13 1989-11-13 熱交換器付ガスタービンにおけるタービン入口温度検知装置 Pending JPH03156129A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001329855A (ja) * 2000-05-19 2001-11-30 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd ガスタービンのタービン入口温度予測方法
JP2010031841A (ja) * 2008-07-28 2010-02-12 General Electric Co <Ge> ガスタービンエンジン温度を制御するための方法及びシステム

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