JPH03156017A

JPH03156017A - 分流用ブランチ接続付き注流装置

Info

Publication number: JPH03156017A
Application number: JP2262935A
Authority: JP
Inventors: Rene J Guignard; ジャック　ラネイ　ジーナール; Jean Garcia; ジャン　ガーシャ
Original assignee: Hutchinson SA
Current assignee: Hutchinson SA
Priority date: 1989-09-29
Filing date: 1990-09-28
Publication date: 1991-07-04
Also published as: CA2026085A1; EP0420732A1; DE420732T1; AU6319590A; AU627362B2; FR2652597A1; US5211426A; FR2652597B1; ES2023354T3; DE69004655T2; ES2023354A4; EP0420732B1; DE69004655D1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、用語“ポイントイリゲーション（ｐｏｉｎｔ
　　ｉｒｒｉｇａｔｉｏｎ）”　　　”局部的箇所への
注流″又は“滴下注流”により知られている地面への注
流システムの装置に関する。該装置は、非常に少量の水
を所望の箇所に供給することができ、最適の湿り気を得
るための水を最少量に抑える。

従来技術及びその問題点従来、地面への注流システムに使用される装置は、−船
釣に構造が複雑で高価であり、且つ水を供給するオリフ
ィスが一般的に固定された間隔で設けられているため使
用され得る用途が非常に限られていた。

これら欠点を除去するために、１９８１年４月９日に出
願されたフランス国特許出願第８１０７３１７号明細書
は、弾性変形可能な物質から製造された搬送用メインパ
イプと、該メインパイプ長手方向の少な（とも一部分に
沿う箇所のどの部分にも押込むだけで接続されるのに適
した一連の分流用ブランチとを備えた装置を開示してい
る。前記メインパイプは、前記分流用ブランチが除去さ
れた場合、メインパイプを形成する材料における弾性圧
縮力により、前記ブランチの貫通により開放されていた
通路を密封する特別の断面形態を備えている。

この装置は、一応の満足を与えるが、これを使用するに
は、メインパイプと接続される分流用ブランチの端部が
金属針とされる必要があった。金属針は加熱され易い（
特に、これらの装置がよく使用されるのは日照りの時期
である）ため、分流用ブランチが挿入され使用される場
合に前記装置からの漏洩がしばしば生じる。これは、金
属針の加熱によりメインパイプを形成する材料の弾性が
ブランチの貫通部分の近傍において劣化することにより
生じ、特に、前記材料がゴムタイプのエラストマーであ
る場合に多い。

本発明の目的は、公知の装置の欠点を除き、特に、連続
的に使用される間において水密性の低下しない前述の注
流装置を提供することにある。

発明の概要本発明によれば、弾性変形可能な物質から製造された水
搬送用のメインパイプと、尖鋭な端部、及び前記メイン
パイプ壁部を通して押込まれることにより前記メインパ
イプと接続され得るのに十分な硬度を有する針部を有す
る少なくとも一つの分流用ブランチとを備えている注流
装置であって、前記メインパイプの壁部内面の一部分が
、前記メインパイプの壁を形成する物質の硬度より低く
、且つ該部分の大きな厚みを通して形成されたオリフィ
スの密封に適合した硬度を有する弾性変形可能なゴム状
物質の厚肉部を備えていることを特徴とする前記注流装
置が提供される。

本発明の好ましい実施例によれば、前記厚肉部の製造さ
れた物質はブロモブチルゴムとされる。

本発明の好ましい１実施例として、内圧の加えられてい
ない状態において、メインパイプの断面は、丸いコーナ
ー部を有する四角形の形状とされる。この四角形は、短
辺の一つが前記厚肉部を内面に有し、該短辺の外面に分
流用ブランチの針部が１申入される前記メインパイプの
長手方向領域を確認する若干の凹部を存している。

本発明の他の特徴によれば、前記凹部が、分流用ブラン
チの針部が挿入される領域の確認に利用される平行なリ
ブにより境界をなし、該リブは、前記メインパイプに沿
って且つ該凹部の長手方向エツジの近傍において、前記
メインパイプ長手方向の中央平面に関して対称的に設け
られている。

有利な実施例においては、メインパイプ全体が該メイン
パイプの長平方向の中央平面について対称的に設けられ
、また前記厚肉部が前記中央平面について対称的に設け
られている。

本発明の他の特徴によれば、前記パイプに内圧が加えら
れていない場合、すなわち、圧力が加えられる前、メイ
ンパイプは、円形の一部をなす三日月形に形成されてい
る。

本発明の特に好ましい実施例において、前記メインパイ
プが、ショア硬度Ａスケールで約７０の硬度を有するＥ
ＰＤＭタイプのゴムから形成され、前記メインパイプに
おける厚肉部がショア硬度Ａスケール約４０の硬度を有
するブロモブチルゴムから形成されている。これら２つ
の物質及び外部のリブは、分流用ブランチの針部が挿入
されるべき領域を確認するための凹部の境界を決め、メ
インパイプが製造される際に同時に押し出し成形される
。

実施例以下、本発明の実施例につき添付図面を参照しつつ説明
する。

第１図は内圧が加えられていない状態におけるメインパ
イプ（１）の軸線に垂直な面に沿う断面図、第２図は第
１図メインバイブ（１）の使用状態における断面図を示
す。

第１図に示すように、メインパイプ（１）は、弾性変形
可能な物質、例えば、比較的硬質（ショア硬度Ａスケー
ルで約７０）のＥＰＤＭゴムのような物質から製造され
、加圧前において図示のような形状とされる。該形状の
断面は、丸みを有するコーナー　２本の長辺（１ａ）、
（１ｂ）及び該長辺と同一の厚みをなす短辺（ＩＣ）を
有し全体が実質的に四角形の横断面をなしている。短辺
（ＩＣ）は、パイプ内側及び外側の比較的大きな曲率半
径（Ｒ１）、（Ｒ２）を各々なす丸みを有する接続領域
（２ａ）、（２ｂ）により前記長辺と接続されている。

メインパイプの断面は、短辺（ＩＣ）と同じ長さを有す
る短辺（１ｄ）により閉鎖され、（Ｒ１）に近い外面の
曲率半径、及びそれよりずっと小さい内面の曲率半径（
Ｒ３）を有する丸みをなす部分により長辺（１ａ）、（
１ｂ）と接続されている。

第１図に明らかなように、非加圧状態にある前記メイン
パイプの実質的に平面状の外面（Ｂｅ）を形成する辺（
１ｄ）は、実質的にＶ字形横断面を有する凹部又は溝（
１０）を備えている。短辺（１ｄ）に対応する領域にお
るパイプの内面（Ｂｉ）は、メインパイプ内方向に凸面
状に突出するように若干曲線をなすように形成されてい
る。

メインパイプの内面（Ｂｉ）は半円筒状の外部表面を有
する厚肉部又は突出部により覆われている。厚肉部又は
突出部は、非常に弾性的な且つメインパイプ自身に使用
される物質はど硬くない可撓性を有するゴム状物質から
製造されている。また、該ゴム状物質は、広範囲の温度
に亘って、可撓性を保持し、熱の影響、極度の寒さの影
響による硬化及びクラックをも生じないという特性を備
えている。更に、前記厚肉部又は突出部は、化学的にも
物理的にも不活性であり、すなわち水における有機的又
は無機的不純物による影響に対して鈍感であり、該不純
物により前記厚肉部又は突出部から物質が除去され得な
いし、且つ不純物を前記厚肉部又は突出部に付着し得な
い。

特に、適切な、且つ良好な結果をもたらす物質は、ブロ
モブチルゴムである。ブロモブチルゴムは、メインパイ
プ（１）を構成する材料が反復使用により分流用ブラン
チ端部の金属針を繰返し挿入された領域において水密性
が成る程度失われた場合でさえ、前記装置に対して充分
満足な水密性を提供する。

厚肉部（３）がメインパイプ内面に一直線状に並べられ
た箇所を通して、前記ブランチの針部は該メインパイプ
に挿入される。このことを確実にするために、２本の長
手方向のリブ（４ａ）、（４ｂ）が、前記メインパイプ
の長手方向に延びる平面（Ａ）両側に対称的な配置をも
って短辺（１ｄ）に対応する外面に設けられている。リ
ブ（４ａ）、（４ｂ）は、またゴム状材料から製造され
るが、該材料は、メインパイプ（１）又は厚肉部（３）
を形成しているものと同じ月料又は異なる材料とされ得
る。

本発明の好ましい実施例において、前記リブは、全体が
黒色であるメインパイプの他の部分と明瞭に区別するた
めに色付けされた部分とされるのが有利である。このこ
とにより、前記分流用ブランチの挿入される領域の確認
が更に容易となる。

第２図には、チューブ形状をなす分流用ブランチ（５）
の端部を形成する１本の針部（６）が示されている。該
図は、本発明装置におけるメインパイプの使用状態での
断面形状を示し、該断面形状は、メインパイプ（１）に
収容され分流用ブランチ（５）を経て供給される水（ｅ
）の圧力により実質的に円形状とされている。

分流用ブランチ（５）の金属製の針部（６）が引き抜か
れると、前記針部が通過するのに使用されていたメイン
パイプの領域が初期の状態に戻り、この自己密封作用に
より、前記針部の貫通していた領域から水が漏洩するの
を防止する。

メインパイプ（１）内面に一直線状に設けられた厚内部
（３）は、厚肉部（３）を形成する材料のｆｒする高い
可撓性及び高い弾性により密封性の強さを実現している
。厚肉部（３）の特性により、例えば、メインパイプの
経時変化によるメインパイプ自身の水密性の相対的な損
失が、必要とされる際には補償される。

満足な効果をもたらした１実施例のものは、特に、数シ
ーズンに亘るような、或いは潅厩の反復した実演のよう
な長時間に亘る使用に適切であり、メインパイプ（１）
は、丸いコーナー部を有する四角形の横断面を備えたＥ
ＰＤＭゴムから製造されていた。該四角形の横断面の長
辺は約１５ｍｍ。

短辺は約８ｍｍ、メインパイプの肉厚は約１．５ｍｍ及
び曲率半径（Ｒ１）、（Ｒ２）は各々１゜７ｍｍ、３．
２ｍｍとされ、ブロモブチルゴムの肉厚は凹部又は溝（
１０）の正面で約２ｍｍとされた。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明実施例に係る分流用ブランチ接続付き
注流装置のメインパイプの非加圧状態での横断面図、第
２図は第１図の加圧（使用）状態での横断面図である。（１）・・・・・・メインパイプ（１ａ）、（１ｂ）・・・・・・長辺（１ｃ）、（１ｄ）・・・・・・短辺（Ｒ１）、　（Ｒ２）、　（Ｒ３）（Ｂｅ）・・・・・・・・・外面（Ｂｉ）・・・・・・・・・内面（ｅ）・・・・・・・・・・・・水（３）・・・・・・・・・厚肉部（４ａ）、　（４ｂ）・・・・・・リブ（５）・・・・
・・分流用ブランチ（６）・・・・・・針部・・・・・・半径（以上）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）弾性変形可能な物質から製造された水搬送用のメ
インパイプと、尖鋭な端部、及び前記メインパイプ壁部
を通して押し込まれることにより前記メインパイプと接
続され得るのに十分な硬度を有する針部を有する少なく
とも一つの分流用ブランチとを備えている注流装置であ
って、前記メインパイプの壁部内面の一部分が、前記メ
インパイプの壁を形成する物質の硬度より低く、且つ該
部分の大きな厚みを通して形成されたオリフィスの密封
に適合した硬度を有する弾性変形可能なゴム状物質の厚
肉部を備えていることを特徴とする前記注流装置。
（２）前記厚肉部を形成している物質がブロモブチルゴ
ムであることを特徴とする請求項１に記載の注流装置。
（３）前記メインパイプの断面が、内圧の加えられてい
ない状態において、丸いコーナー部を有する四角形をな
し、該四角形の短辺の一つと前記厚肉部とが前記短辺の
内面に並設され、且つ分流用ブランチの針部が挿入され
る前記メインパイプの長手方向領域を確認するための若
干の凹部が前記短辺の外面に設けられていることを特徴
とする請求項１又は２に記載の注流装置。
（４）前記凹部が、分流用ブランチの針部が挿入される
領域の確認に利用される平行なリブにより境界をなし、
該リブは、前記メインパイプに沿って且つ該凹部の長手
方向のエッジ近傍において前記メインパイプ長手方向の
中央平面に関して対称的に設けられていることを特徴と
する請求項１から３のいずれかに記載の注流装置。
（５）前記メインパイプが、該メインパイプ全体に亘っ
て、メインパイプの長手方向の中央平面に関して対称的
に形成され、前記厚肉部も前記中央平面に関して対称的
であることを特徴とする請求項１から４のいずれかに記
載の注流装置。
（６）前記メインパイプが押圧されない場合、すなわち
、圧力の加えられる前に、前記厚肉部が円形の一部をな
す三日月形状を形成していることを特徴とする請求項１
から５のいずれかに記載の注流装置。
（７）前記メインパイプが、ショア硬度Ａスケールで約
７０の硬度を有するＥＰＤＭゴムから形成され、前記メ
インパイプにおける厚肉部がシュア硬度Ａスケール約４
０の硬度を有するブロムブチルゴムで形成されているこ
とを特徴とする請求項１から６のいずれかに記載の注流
装置。
（８）前記メインパイプ及び前記厚肉部が、同時に押し
出し成形されることを特徴とする請求項１から７のいず
れかに記載の注流装置。
（９）前記メインパイプが、丸みのあるコーナーを有す
る四角形の断面を有し、該四角形の短辺の長さが８ｍｍ
、その厚みが約１．５ｍｍ、コーナーの内面及び外面の
曲率半径が各々約１．７ｍｍ及び約３．２ｍｍ、並びに
前記凹部をなす溝に対抗する位置の厚肉部の厚みが２ｍ
ｍであることを特徴とする請求項１から８のいずれかに
記載の注流装置。