JPH03152883A - 長尺超伝導体の製造方法 - Google Patents

長尺超伝導体の製造方法

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JPH03152883A
JPH03152883A JP29007589A JP29007589A JPH03152883A JP H03152883 A JPH03152883 A JP H03152883A JP 29007589 A JP29007589 A JP 29007589A JP 29007589 A JP29007589 A JP 29007589A JP H03152883 A JPH03152883 A JP H03152883A
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JP
Japan
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materials
joined
electrical resistance
long
strength
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Pending
Application number
JP29007589A
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English (en)
Inventor
Shozo Hirai
章三 平井
Yoneo Hiramoto
平本 米雄
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は超伝導を利用した電力貯蔵装置、電磁推進船、
核融合装置等に適用される長尺形状を有する長尺超伝導
体の製造方法に関する。
[従来の技術] 超伝導線材に電流を流すと、強大な電磁力が発生するた
め、この電磁力に耐えうる高強度材で超伝導線材を包む
必要がある。また、通電中に摩擦発熱などの何からの外
乱が生じると超伝導線が超伝導ではなくなる、いわゆる
クエンチ現象が引き起こされ超伝導線がさらに発熱する
。このように、クエンチ現象によって引き起こされる発
熱を防止するために、超伝導線にバイパス電流を流すた
めの低電気抵抗材を隣接して接合させて、クエンチ現象
が発生した場合には、バイパス電流を上記低電気抵抗材
に流すことにより、超伝導線の発熱を防止する必要があ
る。
[発明が解決しようとする課題] ところで、電力貯蔵装置、電磁推進船、核融合装置等に
は数Kmの長尺の超伝導体が必要とされる。
しかし、超伝導線は数Kmの長尺のものが制作可能であ
るが、高強度材及び低電気抵抗材はいずれも10m程度
の長さのものしか制作できなかった。
このため、長尺の超伝導線がいずれも長尺の高強皮材と
低電気抵抗材とで囲まれた長尺の超伝導体を制作するこ
とはできなかった。そこで、超伝導線が高強度材と低電
気抵抗材とで囲まれた超伝導体を10m程度の長さで制
作しておき、これらを順次接合して長尺の超伝導体を制
作していた。
ところが、10m程度の超伝導体を順次接合していって
数1vの長尺の超伝導体とした場合、半田の電気抵抗を
Al並みの10−6Ω/cI11と考えても接合箇所が
数百ケ所となるため、全体的な抵抗は非常に大きくなり
、これによりクエンチ現象を弓き起こさせるようになる
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的は
クエンチ現象の発生にも耐え、強力な電磁力にも変形し
ないような超伝導線が高強度材と低電気抵抗材とで囲ま
れた長尺超伝導体の製造方法を提供することにある。
[問題を解決するため手段] 本発明によれば、長手方向に順次接合される高強度材同
志及び低電気抵抗材同志をあらかじめ接合しておき、超
伝導線を囲むように高強度材、低電気抵抗材、超伝導線
を互いに接合するようにした長尺超伝導体の製造方法と
、長手方向に隣接する高強度材同志をあらかじめ接合し
ておき、超伝導線を囲むように長手方向に隣接する低電
気抵抗材同志を接合しながら、高強度材、低電気抵抗材
、超伝導線を互いに接合するようにした長尺超伝導体の
製造方法が提供される。
[作用] 長尺物が制作できない高強度材、低電気抵抗材を接合し
て長尺化し、長尺物が制作可能な超伝導線と一体化接合
して長尺の超伝導体を制作している。
[実施例] 以下図面を参照して本発明の一実施例に係わる長尺超伝
導体の製造方法について説明する。第1図は本発明によ
り製造された長尺超伝導体を示す断面図、第2図は本発
明により製造された長尺超伝導体の斜視図である。第1
図及び第2図において、1はコの字状の高強度材である
。この高強度材1はAl−Zn−Mg合金、Al−Mg
合金、Cu −Cr −Zr合金、Cu  Cr合金、
オーステナイト系ステンレス鋼など強度的に優れた部材
よりなる。この高強度材1の内面の対向する側面には段
部1aが設けられている。この段部1aには低電気抵抗
材2が載置される。この低電気抵抗材2は高純度Cus
高純度AIなどの低い電気抵抗を有する部材よりなる。
そして、上記高強度材1と低電気抵抗材2とで囲まれた
収納部3aには超伝導線3が配設される。
上記高強度材1は長手方向に所定間隔毎に隣接する高強
度材1同志が接合部4で接合されている。
この接合部4における接合方法としてはアーク溶接、レ
ーザ溶接、電子ビーム溶接などの融接法やろう付置相接
合などの強度に優れる方法がある。
また、上記低電気抵抗材2は長手方向に所定間隔毎に隣
接する低電気抵抗材2同志が接合部5で接合される。こ
の接合部5における接合方法としては融接法やろう付置
相接合の他にはんだ付けも使用し得る。上記低電気抵抗
材2同志の接合部5は第4図(A)に示すように板厚方
向に対してテーバ状となっている。また、上記高強度材
1、低電気抵抗材2、超伝導線3はそれぞれ接合材6に
より接合される。この接合材6としては半田付けが用い
られる。
次に、長尺超伝導体の製造方法について第3図を参照し
て説明する。まず、隣接する高強度材1を接合部4で予
め接合させると共に、隣接する低電気抵抗材2を接合部
5で接合させておく。次ぎに、超伝導線3を上下から接
合材6で挟みながら高強度材1の収納部3aに収納させ
ると共に、段部1aに上記低電気抵抗材2を載置させた
後、接合装置7内を通過させる。この接合装置7にはヒ
ータ7aが設けられており、この夛−夕7aから放射さ
れる熱により上記接合材6が溶けて、高強度材1、低電
気抵抗材2、超伝導線3がそれぞれ互いに接合されるた
後、コイル8として巻き取られる。
なお、上記実施例においては、隣接する高強度材1を接
合部4で予め接合させると共に、隣接する低電気抵抗材
2を接合部5で接合させておいたが、隣接する高強度材
1のみを接合部4で予め接合させておき、隣接する低電
気抵抗材2を接合部5で接合させながら上記接合装置7
において、高強度材1、低電気抵抗材2、超伝導線3が
それぞれ互いに接合されるようにしても良い。
また、上記低電気抵抗+4’ 2同志の接合部5は第4
図(B)に示すように板幅方向に対してテーパ状となっ
ていても良いし、第4図(C)に示すように互いの接合
面に段部を形成させておいても良い。要は、接合部5の
接合面積を増やしてバイパス電流を増やすようにしてい
る。
このように長尺超伝導体を高強度材と低電気抵抗材とで
囲まれた構造となっているため、強度的に優れた構造と
なっている。従って、通電時に発生する強大な電磁力に
も耐えうる。また、クエンチが発生した場合でも、バイ
パス電流が低電気抵抗材を流れるため、超伝導線を保護
させることができる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、クエンチ現象の発
生にも耐え、強力な電磁力にも変形しないような超伝導
線が高強度材と低電気抵抗材とで囲まれた長尺超伝導体
の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の長尺超伝導体の製造方法により製造さ
れた長尺超伝導体の断面図、第2図は同長尺超伝導体の
斜視図、第3図は長尺超伝導体の製造方法を示す図、第
4図は低電気抵抗材同志の接合部の形状を示す斜視図で
ある。 1・・・高強度部材、2・・・低電気抵抗材、3・・・
超伝導線、4.5・・・接合部、6・・・接合材、7・
・・接合装置、8・・・コイル。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)長手方向に順次接合される高強度材同志及び低電
    気抵抗材同志をあらかじめ接合しておき、超伝導線を囲
    むように高強度材、低電気抵抗材、超伝導線を互いに接
    合するようにした長尺超伝導体の製造方法。
  2. (2)長手方向に隣接する高強度材同志をあらかじめ接
    合しておき、超伝導線を囲むように長手方向に隣接する
    低電気抵抗材同志を接合しながら、高強度材、低電気抵
    抗材、超伝導線を互いに接合するようにした長尺超伝導
    体の製造方法。
JP29007589A 1989-11-09 1989-11-09 長尺超伝導体の製造方法 Pending JPH03152883A (ja)

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