JPH031506A - ソレノイド状コイル - Google Patents

ソレノイド状コイル

Info

Publication number
JPH031506A
JPH031506A JP13462489A JP13462489A JPH031506A JP H031506 A JPH031506 A JP H031506A JP 13462489 A JP13462489 A JP 13462489A JP 13462489 A JP13462489 A JP 13462489A JP H031506 A JPH031506 A JP H031506A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
conductor
interturn
strength
face
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13462489A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Hanai
哲 花井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP13462489A priority Critical patent/JPH031506A/ja
Publication of JPH031506A publication Critical patent/JPH031506A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electromagnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は高磁場発生用のソレノイド状コイルに関する。
(従来の技術) 30T(テ↓二)以上の高磁場発生用のコイルは通常1
0数Tの磁場を発生する超伝導コイルと20T程度の磁
場を発生する水冷コイルの組合せで構成される。このよ
うにして用いられる水冷コイルの1つにポリヘリックス
コイルと呼ばれるコイルがある。ポリヘリックスコイル
はソレノイド状コイルを同心円状に配列したもので、各
ソレノイド状コイルの電流密度分布を最適化できるとい
う優れた特長を持つ。
従来、このポリヘリックスコイルは、銅バイブから機械
加工等によって切削する方法、あるいは線状導体を巻く
方法によって製作されていた。これらのコイルには XBXr ここで j:電流密度 B:発生磁場 r:コイル半径 で表わせる電磁力が発生する為、より高磁場を発生させ
る為にはより高強度の材料が必要であると同時にコイル
としての強度が必要である。また、電源及び冷却面から
の制限から導電率の高さも要求される。この為、従来の
コイルでは加工鋼が用いられていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、40T程度の高磁場を発生させる為には
、従来の加工鋼をはるかにしのぐ材料が要求されている
。現在、これらの要求を満足する特殊銅合金も開発され
つつあるが、今のところ線材、板材は製作できても大型
のインゴットを製作するまでには至っていない。この為
、素材として大型パイプを必要とする機械加工方式では
コイルを製作することができない。
一方、巻線方式ではコイルを製作することも可能ではあ
るが、巻線時に発生する導体断面変形の為、コイルとし
ての製作精度が落ちる。その為、導体自身の強度が高く
ても、コイルとしての強度、特に軸方向の座屈強度が低
くなる。また、導体占積率の低下による磁場発生効率の
低下という問題があった。
第2図にソレノイド状コイルの1例を示す。コイルは電
流の出入口となる集電リング1.導体2゜絶縁材3から
なる。
このソレノイド状コイルを従来の巻線方式で製作した時
の導体の変形の様子を第3図に示す。第3図は、コイル
導体断面の拡大図であるが、図に示す様に巻線方式にて
コイルを製作した場合導体断面はコイル内径側4で厚く
、コイル外径側5で薄く変形する。この為、上下の導体
面が平行でなくなり、コイルとしての軸方向座屈強度が
低下する。導体占積率が低下する等の問題があった。
本発明は以上の点に鑑み導体占積率が高く軸方向座屈強
度の高い高磁場発生のソレノイド状コイルを提供するた
めなされたものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決する為の手段) 上記目的を達成する為、本発明においては、まず、高強
度導体をソレノイド状に巻線し、機械加工にてターン間
が平行となるよう加工する。その後、ターン間に絶縁を
施し、さらに内外径側面を加工するという手段を用い高
精度のコイルを製作する。
(作用) このように巻線後、ターン間に加工を施すことにより、
コイルの軸方向の座屈強度は格段に上昇し、また導体占
積率も向上できる。
(実施例) 本発明の一実施例を第1図を用いて説明する。
第1図(a)は本発明における導体巻線の1例を示す。
螺旋状に溝加工された巻治具6の上にアルミナ分散化鋼
やニオブ銅からなる高強度導体7を巻きつける。その後
第1図(b)に示すように巻治具6の一部と共に高強度
導体のターン間の面7を機械加工し、ターン間が平行か
つ、ターン厚さが設計寸法となるようターン間機械加工
面8を形成する。
このようにして製作した螺旋状コイルの両端に集電リン
グ1を冶金的方法で接合したのち、ターン間に絶縁材6
を施し、第1図(Q)に示すようなコイルを製作する。
さらにこのコイルの内径面。
外径面を設計寸法に機械加工し、第1図(d)に示すよ
うなソレノイド状コイルを製作する。
絶縁材3としてはプリプレグのガラスポリイミド積層板
を用い、これを1ケ所カツトを入れた円環状にして挿入
し、加熱硬化する。
このように巻線による導体断面変形も機械加工により、
設計寸法通りの矩形断面に整形できる。
従って大型インゴットの製作できないような特殊銅合金
においても線材を用いることにより、精度の良い高強度
のコイルを製作できる。
(他の実施例) 上記実施例ではターン間を機械加工したが放電加工(ワ
イヤカット)を用いても同様な効果が得られる。また、
コイルの巻治具は必ずしも螺旋の溝加工したものを用い
る必要はない。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、大型インゴットを製
作できないような高強度特殊合金からでも線材を巻線し
、さらに加工を加えることによって設計通りの精度の良
いコイルを製作できる。
このようにして製作されたコイルはコイルとしての強度
、とくに軸方向の座屈強度の強いコイルになる。また、
導体断面変形がないので、絶縁厚さを薄くでき、導体占
積率の高い、ひいては磁場発生効率の良いコイルを構成
できる。以上の効果より、より高磁場を発生できるコイ
ルを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の1実施例のコイルの巻線時の断
面図、第1図(b)は上記実施例のコイルにおけるター
ン間加工の断面図、第1図(c)は上記実施例のコイル
におけるターン間絶縁後の断面図、第1図(d)は上記
実施例のコイルの完成品の断面図、第2図は従来のソレ
ノイド状コイルの断面図、第3図は第2図のコイルの導
体部所面図である。 1・・・集電リング   2・・・導体3・・・絶縁材
     4・・・コイル内径側5・・・コイル外径側
  6・・・巻治具7・・・高強度導体  8・・・タ
ーン間機械加工面9・・・内径側機械加工面 10・・・外径側機械加工面 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同  第子丸 健 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  線材形状導体をソレノイド状に巻回後、ターン間の側
    面を平行に加工する事により製作したソレノイド状コイ
    ル。
JP13462489A 1989-05-30 1989-05-30 ソレノイド状コイル Pending JPH031506A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13462489A JPH031506A (ja) 1989-05-30 1989-05-30 ソレノイド状コイル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13462489A JPH031506A (ja) 1989-05-30 1989-05-30 ソレノイド状コイル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH031506A true JPH031506A (ja) 1991-01-08

Family

ID=15132729

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13462489A Pending JPH031506A (ja) 1989-05-30 1989-05-30 ソレノイド状コイル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH031506A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4392072A (en) Dynamoelectric machine stator having articulated amorphous metal components
US5290638A (en) Superconducting joint with niobium-tin
JPH06349347A (ja) 高温超伝導体及び該高温超伝導体の使用法
KR860001382B1 (ko) 전봉관(電縫管)제조용 임피이더(impeder)
CN111048277B (zh) 一种ecr离子源超导磁体结构
US3626341A (en) Electromagnet structure
US6097153A (en) Superconducting accelerator cavity with a heat affected zone having a higher RRR
CA1053799A (en) Magnetron employing a permanent magnet of a manganese-aluminium-carbon system alloy
Isono et al. Fabrication of an insert to measure performance of ITER CS conductor
Schneider-Muntau Polyhelix magnets
JPH031506A (ja) ソレノイド状コイル
Zlobin et al. Superconducting magnets for accelerators
Lecouturier et al. Copper/stainless steel polyhelix magnets
CN115485868A (zh) 高温超导体场线圈
Cheverev et al. ITER TF conductor insert coil manufacture
JP2588316B2 (ja) ヘリカルコイルの製造方法
US4823101A (en) Method of manufacturing a bitter type coil and a solenoid magnet obtained thereby
JPS638602B2 (ja)
JP2960251B2 (ja) ヘリカルコイル導体の成形方法
EP0067330B2 (en) Coil for a superconducting magnet device
JPH01220805A (ja) 化合物超電導界磁巻線
JPH11329823A (ja) マグネットシステム
JP3202664B2 (ja) 中空コイルの製造方法およびそれを用いた電磁石
Keilin et al. Plane-turns superconducting magnets: Option for fusion
Sabbi et al. MAGNETIC DESIGN OF A HIGH GRADIENT QUADRUPOLE FOR THE LHC LOW B INSERTIONS.