JPH0313881A - ラジオ液体クロマトグラフ用検出器 - Google Patents
ラジオ液体クロマトグラフ用検出器Info
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- JPH0313881A JPH0313881A JP14991489A JP14991489A JPH0313881A JP H0313881 A JPH0313881 A JP H0313881A JP 14991489 A JP14991489 A JP 14991489A JP 14991489 A JP14991489 A JP 14991489A JP H0313881 A JPH0313881 A JP H0313881A
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- glass
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N30/00—Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
- G01N30/02—Column chromatography
- G01N30/62—Detectors specially adapted therefor
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N30/00—Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
- G01N30/02—Column chromatography
- G01N30/62—Detectors specially adapted therefor
- G01N2030/77—Detectors specially adapted therefor detecting radioactive properties
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は液体クロマトグラフより流出する放射性同位
元素で標識されている化合物の放射能の量を検出するラ
ジオ液体クロマトグラフ用検出器、特にその検出性能の
改善に関する。
元素で標識されている化合物の放射能の量を検出するラ
ジオ液体クロマトグラフ用検出器、特にその検出性能の
改善に関する。
[従来の技術]
従来から、ラジオ液体クロマトグラフ用検出器として、
液体クロマトグラフからの流出液をフローセルに流通し
、標識化合物の放射能の量を連続的に検出するものが知
られている。
液体クロマトグラフからの流出液をフローセルに流通し
、標識化合物の放射能の量を連続的に検出するものが知
られている。
第7図は、このような従来のラジオ液体クロマトグラフ
用検出器を用いたシステムの構成を示すブロック図であ
る。被検体は高速液体クロマトグラフ、アミノ酸分析計
等のカラムに流通され、ここで化学物質毎に分離される
。そして、このようにして化学物質が分離含有されてい
るサンプル液Sは、フローセル10の内部に連続的に流
通される。
用検出器を用いたシステムの構成を示すブロック図であ
る。被検体は高速液体クロマトグラフ、アミノ酸分析計
等のカラムに流通され、ここで化学物質毎に分離される
。そして、このようにして化学物質が分離含有されてい
るサンプル液Sは、フローセル10の内部に連続的に流
通される。
ここで、サンプル液に含まれる化学物質は放射性同位元
素で標識されている。そして、フローセルlOの内部に
は、例えば固体シンチレータ12が充填されている。こ
のため、放射性同位元素から発する放射線、例えばα線
、β線、γ線等がフローセル10内のシンチレータ12
と接触し、相互作用によってシンチレーション光が発せ
られる。
素で標識されている。そして、フローセルlOの内部に
は、例えば固体シンチレータ12が充填されている。こ
のため、放射性同位元素から発する放射線、例えばα線
、β線、γ線等がフローセル10内のシンチレータ12
と接触し、相互作用によってシンチレーション光が発せ
られる。
このシンチレーション光はフローセル10の周囲に配置
されたホトマル14によって検知される。
されたホトマル14によって検知される。
そして、ホトマル14によって検知された光エネルギー
は電気パルスに変換され、電気回路16で増幅、加算、
波高弁別された後、スケーラ・デイスプレィ回路18に
より計n1表示される。なお、高圧電源回路20は、ホ
トマル14に電力を供、給するものである。
は電気パルスに変換され、電気回路16で増幅、加算、
波高弁別された後、スケーラ・デイスプレィ回路18に
より計n1表示される。なお、高圧電源回路20は、ホ
トマル14に電力を供、給するものである。
そして、このような従来のラジオ液体クロマトグラフ用
検出器におけるシンチレータ12としては、ガラスシン
チレータ等の固体シンチレータの粉末をフローセル10
中に充填し、ここにサンプル液を流通する方式、サンプ
ル液に液体シンチレータを均一に混合してフローセルl
Oに流通する方式の2方式が用いられている。
検出器におけるシンチレータ12としては、ガラスシン
チレータ等の固体シンチレータの粉末をフローセル10
中に充填し、ここにサンプル液を流通する方式、サンプ
ル液に液体シンチレータを均一に混合してフローセルl
Oに流通する方式の2方式が用いられている。
第8図に液体シンチレータをサンプル液に混入する場合
の構成例を示す。液体クロマトグラフからの流出液であ
るサンプル液Sは、液体シンチレータが混合された後フ
ローセル10に流入する。
の構成例を示す。液体クロマトグラフからの流出液であ
るサンプル液Sは、液体シンチレータが混合された後フ
ローセル10に流入する。
この例では、フローセル10はその検出部がらせん状の
細管22で形成されている。このような形状にすること
によって、周囲にホトマル14が配置された有感部分に
おける液体シンチレータが混入されたサンプル液Sの滞
在時間が長くなる。このため、微量かつ低放射能試料の
4P1定が行える。
細管22で形成されている。このような形状にすること
によって、周囲にホトマル14が配置された有感部分に
おける液体シンチレータが混入されたサンプル液Sの滞
在時間が長くなる。このため、微量かつ低放射能試料の
4P1定が行える。
また、第9図に示したのはフローセル10の他の構成例
であり、サンプル液Sの流入部10aと流出部10bを
同一方向に設け、操作性を改善したものである。
であり、サンプル液Sの流入部10aと流出部10bを
同一方向に設け、操作性を改善したものである。
第10図に示したのは、フローセル10のガラスバイブ
24中にガラスシンチレータ、プラスチックシンチレー
タ等の固体シンチレータ12を充填したものである。固
体シンチレータ12は、第11図に示すように粉末状あ
るいはビーズ状にしてU字状のガラスバイブ24内に均
一に充填されている。サンプル液Sはこれらの固体シン
チレータ12の粒子間のスキ間を通過する。
24中にガラスシンチレータ、プラスチックシンチレー
タ等の固体シンチレータ12を充填したものである。固
体シンチレータ12は、第11図に示すように粉末状あ
るいはビーズ状にしてU字状のガラスバイブ24内に均
一に充填されている。サンプル液Sはこれらの固体シン
チレータ12の粒子間のスキ間を通過する。
[発明が解決しようとする課題]
遺伝子操作、化学合成研究の分野においては、液体クロ
マトグラフ装置必要欠くべからざる分析装置である。そ
して、従来の分析手段としての液体クロマトグラフは、
実験の最終段における収量チエツクとして使用されてい
た。ところが、遺伝子操作、化学合成研究の分野におい
ては、合成等の中段での分離精製用としても液体クロマ
トグラフが用いられるようになってきた。
マトグラフ装置必要欠くべからざる分析装置である。そ
して、従来の分析手段としての液体クロマトグラフは、
実験の最終段における収量チエツクとして使用されてい
た。ところが、遺伝子操作、化学合成研究の分野におい
ては、合成等の中段での分離精製用としても液体クロマ
トグラフが用いられるようになってきた。
そして、液体シンチレータを混入する方法では、サンプ
ル液の回収が不可能となり、このような場合には適用が
できないという問題点があった。
ル液の回収が不可能となり、このような場合には適用が
できないという問題点があった。
また、固体シンチレータ12を用いる方法によれば、サ
ンプル液の回収が行えるため、このような問題はない。
ンプル液の回収が行えるため、このような問題はない。
しかし、粉末又はビーズ状などの固体シンチレータ12
が、タンパク質等の化学物質吸着し、クロマトグラフィ
ーにおける分解能を損われるという問題点があった。固
体シンチレータ12は通常ポリスチレンよりなるプラス
チックシンチレータあるいはリチウムガラスよりなるガ
ラスシンチレータを素材としている。そして、これらの
素材は硬質であり、製造加工工程でミルによる破砕が行
なわれる関係上、固体シンチレータ12の粒子は無数の
襞間面を有する。この襞間面は、サンプル液との総接触
面積を増大でき、低エネルギーβ線(3H最大エネルギ
ー18keV、水中での平均飛程二数ミクロン)の検出
効果を上げられるという利点があるが、この襞間面によ
ってタンパク質等の化学物質を吸着量が増大し、クロマ
トグラムにテーリングを生じ分解能が損われるという問
題点があった。
が、タンパク質等の化学物質吸着し、クロマトグラフィ
ーにおける分解能を損われるという問題点があった。固
体シンチレータ12は通常ポリスチレンよりなるプラス
チックシンチレータあるいはリチウムガラスよりなるガ
ラスシンチレータを素材としている。そして、これらの
素材は硬質であり、製造加工工程でミルによる破砕が行
なわれる関係上、固体シンチレータ12の粒子は無数の
襞間面を有する。この襞間面は、サンプル液との総接触
面積を増大でき、低エネルギーβ線(3H最大エネルギ
ー18keV、水中での平均飛程二数ミクロン)の検出
効果を上げられるという利点があるが、この襞間面によ
ってタンパク質等の化学物質を吸着量が増大し、クロマ
トグラムにテーリングを生じ分解能が損われるという問
題点があった。
この発明は、上述のような問題を解決することを課題と
してなされたものであり、固体シンチレータを用い、ク
ロマトグラムにテーリングの生じないラジオ液体クロマ
トグラフ用検出器を提供することを目的とする。
してなされたものであり、固体シンチレータを用い、ク
ロマトグラムにテーリングの生じないラジオ液体クロマ
トグラフ用検出器を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
請求項(1)記載のラジオ液体クロマトグラフ用検出器
は、液体クロマトグラフより流出するサンプル液に含ま
れる放射性同位元素で標識されている化合物の放射能の
量を検出する検出器において、 液体クロマトグラフから流出するサンプル液が内部に流
通されるフローセルと、 このフローセルの内部に充填された複数本の棒状又はバ
イブ状のシンチレータと、 を有することを特徴とする 請求項(2)記載のラジオクロマトグラフは、シンチレ
ータを薄肉の細管で形成することを特徴とする。
は、液体クロマトグラフより流出するサンプル液に含ま
れる放射性同位元素で標識されている化合物の放射能の
量を検出する検出器において、 液体クロマトグラフから流出するサンプル液が内部に流
通されるフローセルと、 このフローセルの内部に充填された複数本の棒状又はバ
イブ状のシンチレータと、 を有することを特徴とする 請求項(2)記載のラジオクロマトグラフは、シンチレ
ータを薄肉の細管で形成することを特徴とする。
[作用]
液体クロマトグラフより流出するサンプル液は、フロー
セル内に連続的に流通される。そして、フローセル内に
はシンチレータが充填されている。
セル内に連続的に流通される。そして、フローセル内に
はシンチレータが充填されている。
このため、サンプル液中放射性同位元素によって標識さ
れた化合物より発せられる放射能とシンチレータの相互
作用によりシンチレーション光を発する。
れた化合物より発せられる放射能とシンチレータの相互
作用によりシンチレーション光を発する。
ここで、シンチレータは棒状又はパイプ状に形成されて
いるため、上記化合物を吸着しにくく、クロマトグラフ
ィーにおけるテーリング発生を防止できる。特に、シン
チレータを薄肉の細管で形成すれば、フローセルの有効
体積を大きくできる。
いるため、上記化合物を吸着しにくく、クロマトグラフ
ィーにおけるテーリング発生を防止できる。特に、シン
チレータを薄肉の細管で形成すれば、フローセルの有効
体積を大きくできる。
[実施例]
この発明の一実施例に係るラジオ液体クロマトグラフ用
検出器について、図面に基づいて説明する。ここで、こ
の発明のラジオ液体クロマトグラフ検出器は、固体シン
チレータ自体の形状にその特徴があり、システム全体及
びフローセルの形状については、従来例と同様であるた
め説明を省略する。
検出器について、図面に基づいて説明する。ここで、こ
の発明のラジオ液体クロマトグラフ検出器は、固体シン
チレータ自体の形状にその特徴があり、システム全体及
びフローセルの形状については、従来例と同様であるた
め説明を省略する。
第1図及び第2図に示したのは、例えば第10図と同様
のフローセル10のU字状のガラスバイブ24の内部に
棒状のシンチレータ30を挿入充填したものである。こ
の例では、シンチレータ30として直径0.25mm、
長さ約100mmの棒状のリチウムガラスよりなるガラ
スシンチレータが採用されている。そして、このような
シンチレータ30が内径5mmのU字状のガラスバイブ
24内に約1000本充填されている。
のフローセル10のU字状のガラスバイブ24の内部に
棒状のシンチレータ30を挿入充填したものである。こ
の例では、シンチレータ30として直径0.25mm、
長さ約100mmの棒状のリチウムガラスよりなるガラ
スシンチレータが採用されている。そして、このような
シンチレータ30が内径5mmのU字状のガラスバイブ
24内に約1000本充填されている。
この棒状のシンチレータ30は、リチウムガラスよりな
るガラスシンチレータの素材ブロックを熱処理加工によ
って引伸し、製造する。このため、棒状のシンチレータ
30の表面は、襞開面がなく、滑かな状態に形成される
。そこで、シンチレータ30によるタンパク質等化学物
質の吸着がなくクロマトグラムにおけるテーリングを防
止できる。
るガラスシンチレータの素材ブロックを熱処理加工によ
って引伸し、製造する。このため、棒状のシンチレータ
30の表面は、襞開面がなく、滑かな状態に形成される
。そこで、シンチレータ30によるタンパク質等化学物
質の吸着がなくクロマトグラムにおけるテーリングを防
止できる。
さらに、棒状のシンチレータ30を充填したフローセル
10にあっては、ガラスバイブ24内のサンプル液の流
れが層流となり、フローセル10内の混合によるテーリ
ングの発生も減少できる。
10にあっては、ガラスバイブ24内のサンプル液の流
れが層流となり、フローセル10内の混合によるテーリ
ングの発生も減少できる。
第3図及び第4図にこの実施例の検出器を用いて作成し
たクロマトグラムの一例を示す。ここで、実線で示した
のがこの実施例であり、破線で示したのが粒状の固体シ
ンチレータ12を充填した例である。このように、この
発明の実施例によって、テーリングが防止され、クロマ
トグラフィーにおける化学物質の分離性が改善されたこ
とが理解される。
たクロマトグラムの一例を示す。ここで、実線で示した
のがこの実施例であり、破線で示したのが粒状の固体シ
ンチレータ12を充填した例である。このように、この
発明の実施例によって、テーリングが防止され、クロマ
トグラフィーにおける化学物質の分離性が改善されたこ
とが理解される。
なお、棒状のシンチレータ30の直径は、例えばβ線エ
ネルギーに応じて異なる液中でのβ線の飛程に相応した
ものにする。また、この際にサンプル液Sの自己吸収も
考慮する必要がある。このようにして、シンチレータ3
0の直径を最適なものとすることによってβ線とシンチ
レータ30の効果的な接触可能となり、充分なシンチレ
ーション光の発光が達成される。
ネルギーに応じて異なる液中でのβ線の飛程に相応した
ものにする。また、この際にサンプル液Sの自己吸収も
考慮する必要がある。このようにして、シンチレータ3
0の直径を最適なものとすることによってβ線とシンチ
レータ30の効果的な接触可能となり、充分なシンチレ
ーション光の発光が達成される。
次に′M55図及び第6図に示したのは、この発明の他
の実施例であり、シンチレータ30として管状のものを
採用している。このような管状のシンチレータ30も棒
状のものと同様に素材ブロックを熱処理加工により引伸
ばして形成する。このため、内側外側ともその表面が滑
かにでき、化学物質の吸着を微小なものとできる。
の実施例であり、シンチレータ30として管状のものを
採用している。このような管状のシンチレータ30も棒
状のものと同様に素材ブロックを熱処理加工により引伸
ばして形成する。このため、内側外側ともその表面が滑
かにでき、化学物質の吸着を微小なものとできる。
この例においてもフローセル10のガラスバイブ24中
におけるサンプル液の流れを層流とでき、クロマトグラ
ムにおけるテーリングを効果的に防止できる。さらに、
この例においては、シンチレータ30が管状に形成され
ているため、この内径及び外径をβ線の飛程及びサンプ
ル液の自己吸収に応じて選択する。このため、その径が
比較的大きい場合にも、ガラスパイプ24のサンプル液
の流路を充分大きくでき、フローセル10の有効体積を
大きくできるという効果が得られる。
におけるサンプル液の流れを層流とでき、クロマトグラ
ムにおけるテーリングを効果的に防止できる。さらに、
この例においては、シンチレータ30が管状に形成され
ているため、この内径及び外径をβ線の飛程及びサンプ
ル液の自己吸収に応じて選択する。このため、その径が
比較的大きい場合にも、ガラスパイプ24のサンプル液
の流路を充分大きくでき、フローセル10の有効体積を
大きくできるという効果が得られる。
なお、上述の同実施例において、シンチレータ30を充
填したU字状のガラスバ・イブ24を形成する場合、直
管状のガラス管内に棒状又は管状の封入した後0字状に
変型すると良い。また、上述の例では、シンチレータと
してリチウムガラスよりなるガラスシンチレータを利用
したが、ポリスチレンよりなるプラスチックシンチレー
タなど適宜材質のものを用いても良い。
填したU字状のガラスバ・イブ24を形成する場合、直
管状のガラス管内に棒状又は管状の封入した後0字状に
変型すると良い。また、上述の例では、シンチレータと
してリチウムガラスよりなるガラスシンチレータを利用
したが、ポリスチレンよりなるプラスチックシンチレー
タなど適宜材質のものを用いても良い。
[発明の効果]
以上のように、この発明に係るラジオ液体クロマトグラ
フ検出器によれば、棒状又は管状のシンチレータをフロ
ーセル中に充填することによって、クロマトグラフィー
におけるテーリングの発生を防止できるという効果が得
られる。
フ検出器によれば、棒状又は管状のシンチレータをフロ
ーセル中に充填することによって、クロマトグラフィー
におけるテーリングの発生を防止できるという効果が得
られる。
第1図はこの発明のラジオ液体クロマトグラフの一実施
例に係るシンチレータ30の充填状態を示す平断面図、 第2図は同実施例に係るシンチレータ30を示す斜視図
、 第3図及び第4図は同実施例のクロマトグラムの一例を
示す特性図、 第5図は他の実施例に係るシンチレータ30の充填状態
を示す平断面図、 第6図は同実施例に係るシンチレータ30を示す斜視図
、 第7図は、従来のラジオ液体クロマトグラフの検出器の
システム構成を示すブロック図、第8図、第9図及び第
10図は従来のフローセル10の構成の一例を示す構成
図、 第11図は第10図に示す従来例のガラスパイプ24の
平断面図である。 10 ・・・ フローセル 24 ・・・ ガラスパイプ 30 ・・・ シンチレータ。
例に係るシンチレータ30の充填状態を示す平断面図、 第2図は同実施例に係るシンチレータ30を示す斜視図
、 第3図及び第4図は同実施例のクロマトグラムの一例を
示す特性図、 第5図は他の実施例に係るシンチレータ30の充填状態
を示す平断面図、 第6図は同実施例に係るシンチレータ30を示す斜視図
、 第7図は、従来のラジオ液体クロマトグラフの検出器の
システム構成を示すブロック図、第8図、第9図及び第
10図は従来のフローセル10の構成の一例を示す構成
図、 第11図は第10図に示す従来例のガラスパイプ24の
平断面図である。 10 ・・・ フローセル 24 ・・・ ガラスパイプ 30 ・・・ シンチレータ。
Claims (2)
- (1)液体クロマトグラフより流出するサンプル液に含
まれる放射性同位元素で標識されている化合物の放射能
の量を検出する検出器において、液体クロマトグラフか
ら流出するサンプル液が内部に流通されるフローセルと
、 このフローセルの内部に充填された複数本の棒状又はパ
イプ状のシンチレータと、 を有することを特徴とするラジオ液体クロマトグラフ用
検出器。 - (2)請求項(1)記載の検出器において、上記シンチ
レータを薄肉の細管で形成することを特徴とするラジオ
液体クロマトグラフ用検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14991489A JPH0313881A (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | ラジオ液体クロマトグラフ用検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14991489A JPH0313881A (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | ラジオ液体クロマトグラフ用検出器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0313881A true JPH0313881A (ja) | 1991-01-22 |
Family
ID=15485351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14991489A Pending JPH0313881A (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | ラジオ液体クロマトグラフ用検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0313881A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI480093B (zh) * | 2011-03-22 | 2015-04-11 | Mitsubishi Hitachi Power Sys | 排氣處理系統及排氣處理方法 |
GB2542825A (en) * | 2015-09-30 | 2017-04-05 | Lablogic Group Holdings Ltd | Radio high-performance liquid chromatography |
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1989
- 1989-06-12 JP JP14991489A patent/JPH0313881A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI480093B (zh) * | 2011-03-22 | 2015-04-11 | Mitsubishi Hitachi Power Sys | 排氣處理系統及排氣處理方法 |
GB2542825A (en) * | 2015-09-30 | 2017-04-05 | Lablogic Group Holdings Ltd | Radio high-performance liquid chromatography |
GB2542825B (en) * | 2015-09-30 | 2020-02-26 | Lablogic Group Holdings Ltd | Radio high-performance liquid chromatography |
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