JPH0313167Y2 - - Google Patents

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JPH0313167Y2
JPH0313167Y2 JP16056385U JP16056385U JPH0313167Y2 JP H0313167 Y2 JPH0313167 Y2 JP H0313167Y2 JP 16056385 U JP16056385 U JP 16056385U JP 16056385 U JP16056385 U JP 16056385U JP H0313167 Y2 JPH0313167 Y2 JP H0313167Y2
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JP
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water
pipe
storage tank
supply
water storage
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JP16056385U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上のの利用分野 この考案は園芸用の鉢などに植えられた植物に
人手を省いた潅水を行なう給水装置に関する。
(ロ) 従来の技術 鉢植栽培では植物は限られた土壌で育成されて
いる。このため潅水には十分な水量を給水し鉢の
中の土嬢全体に水が行き渡ることが重要であり、
潅水の後は土壌中に空気を取り込んで成育に良い
環境を作る。一般にこの潅水は人手によつて土壌
の乾燥状態を見て適時に行われているが、種々の
自動的な給水方法も提案されている。その中の一
つに鉢受け皿に水を溜め、その上の鉢に給水する
方法が有るが、この方法では十分な水量は得られ
ても土壌中に有るべき空気は得られない。また電
気的な制御による給水システムも有るが、理想的
な潅水はできても高価な装置になる。この他にも
自動給水装置は有るが、土壌全体に行き渡る十分
な水量を給水し、目的の時期に潅水ができる低廉
な自動給水装置があれば有用である。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案はこの十分な水量の間欠的潅水を目的の
時期に行なう低廉な給水装置を得るものであり、
給水量を変化させて広範な潅水状況に対応したも
のである。
(ニ) 問題を解決するための手段 この考案を図面にもとずいて説明すると、補給
管19の一端を貯水タンクの上方で開口し、他端
を止水栓14の側面に連通接続し、止水栓14を
貯水タンク7の底面に連通接続して補給水を貯水
タンク7の内部に導く、この止水栓14は栓11
から貯水タンク7の内部に突き出たロツド12を
介して、貯水タンク7の水位aで浮子13の自重
により栓11を押し下げ、あるいは水位bで浮子
13の浮力により栓11を持ち上げ、開閉され
る。そして植物への給水量は導水管4の一端に連
通接続した注水管5の内径で、水受け容器9へ流
入する水量を変えて、水受け容器9の水位eから
水位cまで変化するに用した時間で決められ、こ
の時間の導水管4の水量から以下に記する蒸発に
より減少する水量を引いた水量である。
また給水間隔T(第7図)は次回の給水までに
蒸発により減少する水受け容器9の水量を水位e
から注水口8までの水量として、注水管5の他端
に外壁から内壁に達すする長手方向の溝をもつ内
管15と、外壁から内壁に達する螺施状の溝を持
つ外管16から成る二重構造の内管15を連通接
続して、この外管16を円周方向に回転させて注
水口8の高さを決め設定する。
さらにこの考案では間欠的に給水を断続させる
ために水封管1を用いて給水のこの機構を作つて
いる。それは下方に湾曲した水封管1の最下点を
水封管1より内径の大きい本管2の下端より高く
して水封管口3より上方で本管2の下部側面に水
封管1の他端を連通接続した通気管路と、下方に
湾曲した導水管4の一端に注水管5と給水管6を
連通接続した送水管路を、容積が外力などによつ
て変わらない貯水タンク7の内部で本管2の上端
を導水管4の他端より上方に位置させて貯水タン
ク7にそれぞれ連通接続し、水受け容器9の内側
で水封管1の最下点を最下部の導水管より上方に
位置させて水封管口3を開口している。
そして給水間隔T(第7図)で給水を循環させ
るために水受け容器の内側に注水口8を水封管1
の最下部より上方で開口し、且つ水封管1と本管
2の下端を位置させ、水受け容器9の外側で注水
口8より低い位置で給水口10を開口している。
次に給水量を貯水タンクの水量以上に拡大する
手段について説明すると、それは水受け容器9へ
目的の水量を供給するため上記注水管5の途中に
水量調節用のバルブ17を接続し、本管2の上端
に逆止弁18を取り付け、貯水タンク7より高い
位置においた水槽20に補給管16の一端を連通
接続している。これによれば水槽20の水は止水
栓14を経て貯水タンク7に流入するが、この流
入量を導水管4の流出量より大きくとれば貯水タ
ンク7の水位は上昇する。このとき逆止弁18は
貯水タンク7の上部空間の空気の流出を制限し、
この空気の流出を遮断しないように設定すれば、
この上部空間には水槽20の静圧の一部がかか
り、単に貯水タンク7の水が流出する場合よりも
大きな導水管の流量を得る。
そして水受け容器9への目的の水量はバルブ1
7により注水管5の流量を変え、水受け容器9の
水位eから水位cまで変化する間の水が補給され
る回数、すなわち浮子13が止水栓14を開く回
数で決まる。
上記の説明で本考案が如何に構成してあるか述
べたが大別して言うと、給水量を調節する機構
と、給水間隔を調節する機構と水を補給する機構
とから構成してある。
(ホ) 作用 補給管19の上端より導入した水は貯水タンク
7への流入量を導水管4への流出量より大きくと
ることでこの水位を水位bまで上昇させて止水栓
14を閉じる。
このとき水封管1が機能しているとすると、通
気管路と送水管路の外気に開口した所には大気圧
Pがかかつていて、これは貯水タンク7の上部空
間の圧力Pと静圧Phの和に等しい、そして蒸発
により水受け容器9の水位がある程度低下しても
上記の状態は変化しない。しかしこの水位が第5
図のeより下がると前述の状態は成り立たなくな
る。それは通気管路と送水管路の間に静圧の差P
△hが生じたことであり、大気圧Pはこの時の貯
水タンク7の上部空間の圧力P′と水封管1の静圧
Ph′の和より大きくなり、外気が水封管口3から
本管2を経て貯水タンク7の上部空間へ流入す
る。これにより水封管1は機能を失い貯水タンク
7の水は流出する。
この水は植物への給水と水受け容器9へ供給す
る水となり、水受け容器9の水位が水位cに達す
ると水封管口3より水が流入して、水封管1と本
管2を水で充して貯水タンク7の水は流出を止め
る。これが上記の水封管1が機能している状態で
ある。以下貯水タンク7に水槽20の水を補給す
る実施例にそつて説明する。
水槽20から補給管19を通り止水栓14を経
て水は貯水タンク7に溜り、水位が所定水位bに
達すると水の補給は浮子13の浮力で栓11を持
ち上げ止水栓14を閉じる(第6図)、一方給水
管6から植物へ給水が続けられているならば貯水
タンク7の水位は所定水位aまで低下する。この
時、浮子13は自重で栓11を押し下げ止水栓1
4を開き再びこの水位は上昇し所定水位bに達す
る。
この一連の動作は水受け容器9の水位が水封管
口3の水位cより高くなるまで続けられ、浮子1
3が浮力により止水栓14を閉ざすと水封管口3
より水が流入し水封管1は機能し貯水タンク7の
水は流出を止める。
この後水受け容器の水は注水管5と給水管6を
経て給水の一部となり水受け容器9の水位が水位
dに達すると、注水口8より外気が注水管5と給
水管6に流し給水は停止する。そして水受け容器
9の水位は、水封管の最下点以下の水位eまで蒸
発により低化するが、この水位eに達すると水封
管は機能を失い貯水タンク7の水は導水管4へ流
出して貯水タンク7の水位を所定の水位aまで下
げ、浮子13の自重で止水栓14を開き再び水を
補強して給水を始める。これがこの装置のサイク
ルである。そしてこのサイクルを目的の給水間隔
で繰り返し行ない希望する給水量を供給する。
(ヘ) 考案の効果 この考案では給水量の変更が容易に行なえ、給
水する鉢の数が増加しても対処できる。また季節
の移り変わりに合わせて給水間隔も容易に変更で
き、植物の栽培には簡単な装置である。そして第
8図に示した実施例の水槽20を比較的大きな水
槽にすれば、自動的に給水される期間を大きく延
ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の大部分断面図、第2図は注水
口の拡大平面図、第3図は注水口の拡大側面図、
第4図は注水口の拡大底面図、第5図、第6図は
本考案の動作を示した図、第7図は本考案の補給
水の流量と水受け容器、貯水タンク、給水の水量
を示したグラフ、第8図は水槽を使用した給水の
実施例である。 1……水封管、2……本管、3……水封管口、
4……導水管、5……注水管、6……給水管、7
……貯水タンク、8……注水口、9……水受け容
器、10……給水口、11……栓、12……ロツ
ド、13……浮子、14……止水栓、15……内
管、16………外管、17……バルブ、18……
逆止弁、19……補給管、20……水槽。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 下方に湾曲した水封管1の最下点を本管2の
    下端より高くして水封管口3より上方で水封管
    1より内径の大きい本管2の下部側面に水封管
    1の他端を連通接続した通気管路と、下方に湾
    曲した導水管4の一端に注水管5と給水管6を
    連通接続した送水通路を容積が不変の貯水タン
    ク7の内部で本管2の上端を導水管4の他端よ
    り上方に位置させて貯水タンク7に連通接続
    し、注水管5の他端に側面の外壁から内壁に達
    する長手方向の溝をもつた内管15と側面の外
    壁から内壁に達する螺施状の溝をもつた外管1
    6から成る二重構造の内管15を連通接続し、
    水封管1の湾曲した最下点を最下部の導水管4
    より上方に位置させ、且つ注水口8を水封管1
    の最下点より上方に位置させて水封管口3と本
    管2の下端と注水口8を水受け容器9の内側で
    開口させ、給水口10を水受け容器9の外側で
    注水口8より低い位置で開口し、栓11から貯
    水タンク7内に突き出たロツド12を介して浮
    子13と組み合わされた止水栓14を貯水タン
    ク7に連通接続し、補給管19の一端を貯水タ
    ンク7より高い位置で開口して補給管16の他
    端を止水栓14に連通接続して構成されている
    ことを特徴とした鉢植栽培用自動給水装置。 2 注水管5のなかほどにバルブ17を連通接続
    し、貯水タンク7より高い位置におかれた水槽
    20を補給管19と連通接続し、本管2の上端
    に逆止弁18を取り付けた実用新案登録請求の
    範囲第一項記載の鉢植栽培用自動給水装置。
JP16056385U 1985-10-20 1985-10-20 Expired JPH0313167Y2 (ja)

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JP16056385U JPH0313167Y2 (ja) 1985-10-20 1985-10-20

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JP16056385U JPH0313167Y2 (ja) 1985-10-20 1985-10-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6268561U JPS6268561U (ja) 1987-04-28
JPH0313167Y2 true JPH0313167Y2 (ja) 1991-03-27

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ID=31086059

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JP16056385U Expired JPH0313167Y2 (ja) 1985-10-20 1985-10-20

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