JPH03129380A - 非コヒーレント光ホログラフィ方法および装置 - Google Patents

非コヒーレント光ホログラフィ方法および装置

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JPH03129380A
JPH03129380A JP2101535A JP10153590A JPH03129380A JP H03129380 A JPH03129380 A JP H03129380A JP 2101535 A JP2101535 A JP 2101535A JP 10153590 A JP10153590 A JP 10153590A JP H03129380 A JPH03129380 A JP H03129380A
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    • G03H1/06Processes or apparatus for producing holograms using incoherent light
    • GPHYSICS
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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ホログラフィに関する。
特に、本発明は、当業者によりコノスコープ(cono
scope)的ホログラフィと普通に呼ばれている、非
コヒーレント単色光を使用して行なうホログラフィに関
する。
(従来の技術) 非コヒーレント光を使用してコノスコープ的ホログラフ
ィを得る装置は、米国特許第4.BO2,844号明細
書に記載されている。
その明細書に記載されている装置は、添付の第1図に概
略的に示しであるように、2つの円偏光器の間に挿入さ
れた単軸複屈折結晶と、記録媒体を形成する感光要素と
を備えている。
米国特許第4.602,844号明細書によれば、結晶
の軸は系の幾何学的軸に平行であり、したがって、記録
媒体に対して垂直である。
その結晶は、入射光を、最初に屈折率noが与えられる
普通の光線と、次いで、入射角θの関数として変化する
屈折率が与えられる異常光線とに分解し、その変化する
屈折率はno(θ)と表される。
これらの2つの光線は、前記結晶内を異なるスピードで
伝播する。結果として、それらはその結晶を出る際、異
なる位相を有することになる。コノスコープ的ホログラ
フィは、この位相の差異が、入射角θの関数であると言
う事実を基礎にしている。前記2つの光線は、出口部偏
光器を通過した後に記録媒体(写真フィルム、CCD等
)上で干渉し、これにより、結果的に得られた光線の強
度も、前記角度θの関数となる。換言すると、従来のホ
ログラフィとは異なり、各入射光線は、それ自身の基準
(参照)光線を生じさせる。前記結晶の光学的軸線に平
行な自らの軸線を有するとともに、開口角度θを有して
いる円錐上に位置される光線の組は、観察平面上に同一
の強度を与えることになる。
上記した装置により得られる点のコノスコープ的ホログ
ラムは、添付の第2図に示しであるように、透過率が束
の中心からの距離の2乗の関数として正弦曲線的に変化
する帯状の束、すなわち−連の同心的な環状干渉縞に対
応する。
対象物のコノスコープ的ホログラムは、その対象物を構
成している各点のホログラムの重ね合わせである。上記
した米国特許第4.802,844号明細書の第3bお
よび30図は、それぞれ、平面的対象物の2点および3
点のためのホログラムを示している。
その結果として得られるホログラムは、有用な情報の全
てを含み、この結果、最初の対象物を三次元に再構成す
ることができる。
コノスコープ系は対象物とそれのホログラムとの間で、
線形的変換を行なう。
その系のインパルス応答は線形変換を特徴づけるもので
あり、以下のように表される。
(1)  T(X’17’) −1+cos  (<Z
 、z ) 、 ここで「2蒙x′2+y′2である。
(2)a−2yrLΔn/λn02Zc2であり、λ=
光源の波長 り一光軸に沿った結晶の長さ n0=前記結晶の通常の屈折率 Δn−通常屈折率と異常屈折率との間の差異の絶対値 x、  y、  z−前記対象物の立体中の座標X /
 、  y/ −前記ホログラム平面内の座標ZcはP
の修正長手座標を表すものであり、その値は以下の通り
である。
(3Z c ” Z(x、  y) −L + L/ 
n にこで、Z (x、y)は、側方の位置(x、y)
に配置された考慮される対象物の点と、ホログラフィ平
面との間の距離である。また、フレネル・パラメータα
は次のように表すことが可能である。
(4)  α−π/λ=* (Zc ) Zc等価波長
λ#、は以下のように定義される。
(5)  λ、、−λno 2 Z C/Δn2Lまた
は (6)α−π/λf。
フレネル・レンズの焦点距11tl f cは、次のよ
うに定義される。
(7)  fc mn□ ” Z(Z /Δn2L考慮
中の対象物が平面であるとき(α−一定)、前記等価波
長および前記焦点距Mfcは、上記系の定数となる。
等式4)が示していることは、波長λで記録された点の
コノスコープ的ホログラムが、等価波長λ、、のコヒー
レント光を使用して同一点で記録されたホログラム(G
abor holograpF)に類似していることで
ある。そのコノスコープ的ホログラムは振幅でなく強度
の尺度となるということが、認められる。
前記距MZcおよびLは同程度の大きさを有しており、
Δnは約0.1であるので、前記波長λ□は、記録が生
じる個所の実際の波長λよりも大きく、−船釣にλ□−
3〜100μmである。
結果として、前記ホログラムの横方向解像度(前記波長
λに比fFIJ)は、コノスコープ的ホログラフィの場
合の方が、従来のホログラフィの場合よりも小さい。そ
の値は、数10マイクロメータ程度である。
上記したように、コノスコープ的装置を使用して記録さ
れたホログラムは、有用な情報の全てを含んでいる。
例えば、帯状束に対応する点のホログラムは、次のよう
になる。すなわち、 領域の中心、および前記対象物の点は、前記光学的軸線
に平行な同一の直線上に位置し、もしその対象物の点が
横断方向または横方向へ移動されると、前記ホログラム
はそのホログラフィ平面において同様に移動され、した
がって、フレネル領域の中心C(Xo r  Yo )
は、ホログラフィ化された点P (Xo、  yo+ 
 Zo)のi&初の2つの座標に等しくなり、 上記ホログラムの強度は、光エネルギを光開口円錐内に
与える強度であり、そして 杭間の間隔は、前記コノスコープ的装置の位置に無関係
に、前記対象物と前記観察平面との間の距離を示す。し
たがって、以下のように表すことができる。
(8)Zc−RZ/Fλ0.       および(9
)  Z  (x、y)−Z(+L−L/n。
mR2/F2.*+I、−L/n。
ここで、Rは前記フレネル領域の半径であり、Fはその
半径上の明るい縞と暗い縞の数である。
上2のように、コノスコープ的ホログラフィは大いに期
待されるものであるが、未だ工業的には発展していない
その原因は、このようにして得られたホログラムを使用
することが、比較的困難であるためと思われる。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、より容易にホログラムを利用することのでき
る手段を提供することをその目的とするものである。
また、本発明の補助的な目的は、例えば地表面のような
、観察される対象物の重要な表面の観察を可能にするこ
とにある。
(課題を解決するための手段) 本発明によれば、上記目的は、2つの偏光器の間に挿入
された複屈折結晶と感光要素とからなるコノスコープ系
を用いるホログラフィ方法であって、該コノスコープ系
が該フッスコープ系の軸を通る平面に平行もしくはほぼ
平行な光のみを集光するように光路に一次元的光学手段
を挿入する工程を含むことを特徴とする方法によって達
成される。
本発明の好ましい実施態様によれば、ホログラフィ方法
は、さらに、 観察される対象物の中間面に平行な1方向内においてコ
ノスコープ系と観察される対象物とを相対的に移動し、 コノスコープ系の出口で得られる情報をV/dx(ただ
し、■はコノスコープ系と観察される対象物との間の相
対速度、d工は相対移動方向内における所望の解像力を
示す)の程度の周波数fで連続的にサンプリングする工
程を有している。
また、本発明は、上記方法を行うための、2つの偏光器
の間に挿入された複屈折結晶と感光要素とからなるコノ
スコープ系を有する型の装置であって、該コノスコープ
系が該コノスコープ系の軸を通る平面に平行もしくはほ
ぼ平行な光のみを集光するように光路に挿入された一次
元的光学手段を有することを特徴とする装置を提供する
ものである。
本発明のもう1つの好ましい実施態様によれば、コノス
コープ系は、相対移動方向を横切って延びる線状のロッ
ドの形状をとるように配された一連の並置されたコノス
コープアセンブリを有している。
(実 施 例) 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第3図および第4図に概略的に示すコノスコープ光検出
器アセンブリ100は光学手段110とコノスコープ要
素120を有しており、対象物O(例えば地表面)を観
察するためのものである。対象物は軸XおよびYによっ
て限定される面に平行な中間面を有しているものと仮定
される。
コノスコープ光検出器アセンブリLOOは、例えば衛星
もしくは航空機のような、速度Vで軸Xに対して平行に
移動する運動体に取り付けられている。
コノスコープ要素120は(XおよびYに直交する)軸
2に平行な光学軸121を有している。
コノスコープ要素120は、円偏光器123と分析器1
24とめ間に挟まれた複屈折結晶122、およびCCD
光検出器のような光検出器125を有している。複屈折
結晶122は軸2に平行な光学軸を有している。複屈折
結晶122の屈折率をn’、複屈折率をΔn、その長さ
をLとする。
光学手段110は一次元的(例えば円筒形)である。こ
の光学手段110は一次元内に像を与える。
換言すれば、光学手段110は、平面X−Zに平行もし
くはほぼ平行な光のみがコノスコープ要素によって集光
されるようになっているものである。
第6図および第7図に示す該略図によれば、光学手段1
10は、系の開口を平面X−Zに平行もしくはほぼ平行
な光のみに対して限定するフーリエ物体平面内において
、通常の二次元的光学部材112と開口115を有する
スクリーン114とを有している。第6図および第7図
は基本的な該略図を示すものに過ぎない。公知の数多く
の光学的構造は所望の機能を満足し得るものである。好
ましくは、光学手段110はコノスコープ系120の色
収差を補正するものである。光学手段110は特定波長
帯域を選別するための干渉フィルタを有するものとする
ことができる。さらに、好ましくは、光線の反射角度を
増大させることのできる低倍率の望遠鏡が光学手段11
Gに組込まれる。
このようにして、コノスコープ要素120は幅dy、長
さX−Ndxの地表面帯域からの散乱光を集光する。こ
こで、Nはビクセル数、dxとdxは系の横手方向の解
像力であり、T−dx/Vは1つのビクセルの通過時間
である。
この結果、対象物0から出て平面X−Z内もしくはほぼ
該平面内を(軸Zに対して角度θ、平面X−2に対して
わずかな角度φをなしながら)伝わる光線(波長λ、強
度!。)が複屈折結晶122に到達する前に第1の円偏
光器123によって偏光される。
この入射光は複屈折結晶122によって通常の光線と異
常光線とに分解される。これら2つの光線は位相のずれ
た状態で結晶を出、出口部の分析器124を通過した後
、光検出器125に到達する。
したがって、これら2つの光線は光検出器125上にお
いて干渉し、この結果得られる光線の強度は入射角度θ
の関数となる。
しかしながら、このようにし、て光検出器125上で得
られる情報は(例えば1988年12月27日出願の仏
閣特許出願8817225号に記載されるように)実際
にはコヒーレントなバックグラウンドε共役像のそれぞ
れに対応する2つの夾雑情報を含んでいる。これら2つ
の夾雑情報は対象物を再構成するために要する基本情報
を乱すものである。
このため、本発明においては、対象物について、(好ま
しくは4FJの)異なった形態の偏光に従ってそれぞれ
異なったコノスコープ的ホログラムを記録し、かつ、こ
のようにして得たコノスコープ的ホログラムを組み合わ
せてバックグラウンドと共役像を除去することのできる
手段が予め設けられる。
これら4種の偏光形態としては以下のものが必要となる
。すなわち、 (1)  偏光器123と同方向の円偏光分析器124
、(11)  偏光器123と反対方向の円偏光分析器
124、(111)軸が平面X−Yにおいて45°にあ
る直線偏光分析器124、および (1v)  軸が平面X−Yにおいて一45°にある直
線偏光分析器124である。
好ましくは、第5図に示すように、出口部の分析器12
4はそれぞれ必要な偏光に対応する4つの要素124 
r 、124 z 、124 s 、1244のマトリ
ックスによって形成されており、光検出器125は上記
分析器の要素上に重ねられた4つの要素125..12
5 z 、1253.1.254のマトリックスによっ
て形成されている。
光検出器125の4つの要素125 + −1252,
1253,125aの各々によって得られる同一の点に
対応する強度は以下のようになる。
(10)   Ix、2.s、a  −T1.2.3.
4 1゜ここで、4つの要素のそれぞれに対して(li
4) T、 −cos 2(Δφ)(llb) T2 
=sin 2(Δφ)(llc) Ts −1+sin
、(2Δφ)(lid) T4 = 1−5in  (
2Δφ)ただし、 (12)  Δφ廊2πΔnLθ2/λnoW3θ2お
よび (13)  a −2ffΔnL/λn 02であり、
aはフレネル定数であり、予め定められたフレネル・パ
ラメータα(α−a/z2)によって決まるものである
これら4つの要素に結び付けられた(第3図において参
照番号200として概略的に示される)処理手段は、こ
のようにしてこれらの要素上で得られた応答を以下の変
換関数に従って結合する。
(14)  T −(T+ −Tz ) + j  (
Ti −74)このようにして得られた情報から、バッ
クグラウンドと共役像を除去する。
座標系に対してX am ” m d * s高さ2つ
に位置する強度1.の対象物の点の情報は以下の形式で
表すことができる。
(15)  S (t) −Lexp  (j  [a
 Cx−−vt)/z、)2]) ここでaは関係式(13)によって定まるフレネル定数
である。
信号は周波数f −1/ T −v / dヨでサンプ
リングされ、間隔Tだけ離散した時間に応じて、その時
点の指数は変数nls変数Xは間隔d1だけ離散してお
り、その時点の指数はmである。
(18)  S、 −8(nT) −Lexp  (j  [io  (m−n) ’/(
z、/zo)2]) ここでaoは下式で与えられる標準化されたフレネル定
数である。
(17)  ao −a dx ’ /zo ’−2π
ΔnLdm”/λn 02 z 02ここで、Δnは結
晶122の複屈折、noはその通常の屈折率、Lはその
長さ、λは光の波長、Z。
は観察される対象物に対する運動体の平均高さである。
高さの変化Δz、−2,−20が平均高さよりも小さい
場合(例えば衛星は常にこの条件を満たす)には、等式
(より〉は以下のように書き直される。
(18)  Ss wlsexp  (j  [ao 
 (m−n) 2])+JLβs  (m−n) ”e
xp  (j  Cao  (m −n)2])+O(
β) ここでβ1は以下のようにして与えられる標準化された
高さである。
(t9)β、 m 2 aoΔZ @ / Z Oまた
0は無視できる高次の項である。系は線形である。N個
の点を含む集合については下式が得られる。
)十jL、βsa (m  n) ” exp(J [
ao  (mn)2])+0(β) 点X、の強度1.と参照値に対する高さを同時に得るた
めには等式(20〉から1.とβ1を差引くだけで充分
である。
例えば数学アルゴリズムを用いる様々な手段によって2
つの項の相関を解き、1.とβ、を見出だすことができ
る。
最も単純には、再度のたたみこみにより、信号S、は関
数exp  (j  [−ao  (m−n) 2] 
)に対応する。数学的形式は連続変数を経ることによっ
て大幅に単純化される。したがって、等式(20)は以
下のように表される。
(21)  S (x) −1(x) *亭exp  
(ao x2)+jl(x)β□c) **x” ex
p  (ao x2 )ここで、本本はたたみこみを示
す。再び相関化することにより、下式が得られる。
(22)  T (x) −S (x) **exp 
 (−ao x21−I  (x) **exp  (
ao x’l +j I  (x)β(x) **x’
 exp  (ao x2 ) **exp  1−a
oX2) −I (x) +j I (x)β(X) H2(X)
ここで、H2は2次のエルミート関数である。これらの
処理は処理手段200で行われる。
−船釣には、間隔dxのN個のセルによって示される地
表の帯域の情報を照合し、かつこの情報をn個の時点(
n=N)に並置する際に、N個のセル各々の情報を区別
することができる。
また、より正確には、本発明によれば、第3図にその概
略を示すように、単一のコノスコープ光検出器アセンブ
リ100のみならず、軸Yに平行に延びる直線状ロッド
の形状に配された一連のコノスコープ光検出器アセンブ
リ10Gを設けることができる。
したがって、一連のコノスコープ光検出器アセンブリ1
00の各々は同一であり、上記の定義に対応しており、
それぞれ幅dx長さX−Ndxの平行に配された地表面
帯域からの散乱光を集光するものである。
一連のコノスコープ光検出器アセンブリ100が集めた
情報を処理することにより、例えば地表の起伏のような
観察される対象物の起伏を再現し、これを地表のデジタ
ルモデル、すなわち、参照値に対する各点の高さに対応
する値を与える数値マトリックスの形状で表すことがで
きる。
例えば地表の起伏のような極めて遠い対象物を分析する
ためには、望遠鏡を光学手段に組込む必要がある。
本発明による装置は、例えば地表のような観察される対
象物が散乱する光を利用するという点で受動的なもので
あり、光源を積込む必要のないものである。
以下、本発明の非制限的な実施例を説明する。
この装置は、速度■が8000m/s程度、平均高度z
0が2503CI程度で移動するスペースシャトルのよ
うな運動体に積込まれるものである。
地表の解像力dxXdxを110mX1(1,CCD検
出器を4X1024ビクセルとする場合、通過時間(T
)は1.25m5sフレ一ム周波数は0.8MHzとな
る。
CCDの典型的な周波数は10MHz程度であり、複合
した1024個の点の一次元的なFFTの専門のプロセ
ッサによる計算時間はミリ秒程度である。したがって、
積込まれた状態でのリアルタイム処理が可能である。
N個の点の解像力を得るための最大位相差はπN/4に
等しい。光学系が1:5の小さな望遠鏡を組込んでいる
場合、方解石結晶(複屈折Δn−0,17、屈折率n0
=1,42)の長さは青色波長に対して64鳳1である
長手方向の解像力は、500mである幅方向の解像力の
32倍程度であり、約15mである。
(発明の作用効果) 本発明は例えば地表の起伏を観察することを可能にする
ものである。したがって、農学研究のみならず、石油お
よび鉱物資源探査、環境調査、領土保全等の分野にも利
用できるものである。
本発明は、1回の通過のみで、対象物を再現するのに必
要な情報(強度および参照値に対する高さの情報)を得
ることを可能にするものである。
これは、2回の通過と異なった2つの角度での画像の観
察の後に三角測量によって高度が再現される従来の装置
に比べて極めて重要な利点である。
これら公知の潜在的に数多くの不利益を生ずる2回の通
過を伴う装置は適時的と呼ばれている。すなわち、像は
同時には得られず、2つの像の間には外観上大きな差異
が認められ、高度の計算や、照明、植物域、海や湖の高
さ、雪の出現に対する修正や人間の活動(植樹、露天掘
の鉱山、煙等)による修正に悪影響を及ぼすものである
本発明は上記の特定の実施例に限定されるものではなく
、その精神に沿って様々な変更が可能なものである。
Y軸に平行に延びるロッド状に配された一連の光検出器
の代りに光検出器マトリックスを使用することも可能で
ある。
地表の同一帯域を観察する光検出器(光検出器は移動方
向に平行な直線にほぼ従って配されている)から出た情
報の和を求めることも考慮に値する。
また、既知の間隔で異なった高さに配された光検出器を
用いて情報の信頼性を高めることもできる。
上記実施例においては、観察される固定対象物に対して
コノスコープ系を移動している。しかしながら、対象物
の寸法によっては、逆に、観察される対象物をコノスコ
ープ系に対して移動することも可能である。
上記実施例においては、バックグラウンドと共役像を除
去するため、4つの偏光要素からなるマトリックスを用
いて4種の偏光形態に対応した4つのホログラムを同時
に記録することが可能である。
また、必要な異なったホログラムを連続して記録するた
め、1988年12月27日出願の仏閣特許出願881
7225号に記載されるような回転可能な偏光手段を用
いることも可能である。
さらに、本願と同日に出願された特許出願に記載された
、主として、複屈折結晶の前もしくは後において光路に
開口角度制限手段を該複屈折結晶もしくは開口角度制限
手段が軸の外に配置されるように挿入してなる配置を用
いることにより、バックグラウンドと共役像を除去する
ことも可能である。すなわち、装置の光学軸上に配され
た複屈折結晶と軸外に配された開口角度制限手段とを用
いることもでき、また中心が装置の光学軸上に配された
開口角度制限手段と装置の光学軸上に対して傾いた軸を
有する複屈折結晶とを用いることも可能である。
この場合、バックグラウンドはホログラムのサブトラク
ションによって除去される。
【図面の簡単な説明】
第1図は米国特許節4.602,844号に記載された
装置の一般的構造を示す概略図、 第2図は1点のホログラムを示す概略図、第3図は本発
明の装置の1実施例を示す概略図、第4図は本発明の1
実施例に用いられるコノスコープ光検出器アセンブリの
要素を示す概略図、第5図は本発明の1実施例に用いら
れるコノスコープ光検出器アセンブリを構成する4つの
光検出器を示す概略図、 第6図および第7図はそれぞれ本発明の1実施例に用い
られる光学手段のYZおよびXZ直交面における概略断
面図である。 ・・・コノスコープ光検出器アセンブリ・・・光学手段
、120・・・コノスコープ要素・・・複屈折結晶、1
23・・・偏光器・・・分析器、125・・・記録手段 図面の浄書(内容に変更なし) i1 従来様術 IG−2 1、e  、PI ホロ7・・ラム FIG−5 事件の表示 平成02 発明の名称 年 第101.535 非コヒーレント光ホログラフィ方法および装置補正をす
る者 事件との関係     特許出願人 名 称 フランス国 4、代理人 住 所 東京都港区六本木5−2−1 はうらいやピル7隋 補正の対象  願書、委任状、図面および優先権証明書
補正の内容 願書を添付の通り補正する。 委任状を補充する。 手書き図面を畳入れ図面に補正する。(内容に変更なし
)優先権証明書を補充する。 添付書類 訂正願書                   IB
委任状および同訳文             各1通
図面          1通

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)2つの偏光器(123、124)の間に挿入された
    複屈折結晶(122)と感光要素(125)とからなる
    コノスコープ系を用いるホログラフィ方法であって、該
    コノスコープ系(120)が該コノスコープ系の軸(X
    )を通る平面(XZ)に平行もしくはほぼ平行な光のみ
    を集光するように光路に一次元的光学手段(110)を
    挿入する工程を含むことを特徴とする方法。 2)観察される対象物の中間面に平行な1方向(X)内
    において前記コノスコープ系(120)と該観察される
    対象物とを相対的に移動し、 前記コノスコープ系の出口で得られた情報を連続的にサ
    ンプリングする工程を有していることを特徴とする請求
    項1記載の方法。 3)前記サンプリングの周波数がv/d_x(ただし、
    vはコノスコープ系と観察される対象物との間の相対速
    度、d_xは相対移動方向内における所望の解像力を示
    す)程度であることを特徴とする請求項2記載の方法。 4)前記コノスコープ系(120)と前記観察される対
    象物との相対的移動方向(X)が前記一次元的光学手段
    (110)の開口面(XZ)に平行であることを特徴と
    する請求項2もしくは3に記載の方法。 5)前記コノスコープ系(120)が、線状のロッドの
    形状をとるように配された一連の並置されたコノスコー
    プアセンブリからなり、該コノスコープアセンブリがそ
    れぞれ前記対象物の平行に並置された異なる帯域を観察
    するようになっていることを特徴とする請求項1〜4の
    いずれか1項に記載の方法。 6)前記ロッドが前記相対移動方向を横切って延びてい
    ることを特徴とする請求項5記載の方法。 7)前記コノスコープ系(120)の出口で得られた信
    号を関数exp(j[−a_0(m−n)^2])で再
    度たたみこみ、次いで こうして得た信号を関数exp(−a_0x^2)を用
    いてa_0=2πΔnLd_x^2/λn_0^2z_
    0^2(ただし、 Δn=結晶(122)の複屈折、 n_0=結晶(122)の通常の屈折率、 L=結晶(122)の長さ、 d_x=所望の解像力、 λ=光の波長、 z_0=前記コノスコープ系を支持する運動体の平均高
    さである)と再び相関化する工程を有することを特徴と
    する請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。 8)2つの偏光器(123、124)の間に挿入された
    複屈折結晶(122)と感光要素(125)とからなる
    コノスコープ系を有する型のコノスコープ装置であって
    、該コノスコープ系が該コノスコープ系の軸(Z)を通
    る平面に平行もしくはほぼ平行な光のみを集光するよう
    に光路に挿入された一次元的光学手段(110)を有す
    ることを特徴とする装置。 9)前記コノスコープ系(120)が、観察される対象
    物の中間面に平行な1方向内において該観察される対象
    物に対して相対的に移動される運動体に支持されている
    ことを特徴とする請求項8記載の装置。 10)前記コノスコープ系(120)の出口で得られた
    情報を連続的にサンプリングする手段を有していること
    を特徴とする請求項8もしくは9記載の装置。 11)前記サンプリングの周波数fがv/d_x(ただ
    し、vはコノスコープ系と観察される対象物との間の相
    対速度、d_xは相対移動方向内における所望の解像力
    を示す)程度であることを特徴とする請求項10記載の
    装置。 12)前記コノスコープ系(120)が、線状のロッド
    の形状をとるように配された一連の並置されたコノスコ
    ープアセンブリからなり、該コノスコープアセンブリが
    それぞれ前記対象物の平行に並置された異なる帯域を観
    察するようになっていることを特徴とする請求項8〜1
    0のいずれか1項に記載の装置。 13)前記ロッドが前記相対移動方向(X)を横切って
    延びており、前記相対移動方向(X)は前記一次元的光
    学手段の開口面(XZ)に平行であることを特徴とする
    請求項12記載の装置。 14)前記コノスコープ系(120)の出口で得られた
    信号を関数exp(j[−a_0(m−n)^2])で
    再度たたみこみ、次いで こうして得た信号を関数exp(−a_0x^2)を用
    いてa_0=2πΔnLd_x^2/λn_0^2z_
    0^2(ただし、 Δn=結晶(122)の複屈折、 n_0=結晶(122)の通常の屈折率、 L=結晶(122)の長さ、 d_x=所望の解像力、 λ=光の波長、 z_0=前記コノスコープ系を支持する運動体の平均高
    さ である)と再び相関化する処理手段を有していることを
    特徴とする請求項8〜13のいずれか1項に記載の装置
    。 15)それぞれ異なった形態の偏光によって対象物の異
    なったコノスコープホログラムを記録し、かつ、バック
    グラウンドと共役像を除去するように、このようにして
    得た異なったコノスコープホログラムを組合わせること
    のできる手段を有していることを特徴とする請求項8〜
    14のいずれか1項に記載の装置。 18)各コノスコープアセンブリが、 a)偏光器と同方向の円偏光分析器、 b)偏光器と反対方向の円偏光分析器、 c)軸が平面X−Yにおいて45゜にある直線偏光分析
    器、および d)軸が平面X−Yにおいて−45゜にある直線偏光分
    析器 にそれぞれ対応する4つの要素(124_1、124_
    2、124_3、124_4)のマトリックスによって
    形成された出口の偏光器(124)と、 それぞれ変換関数(T_1、T_2、T_3、T_4)
    を示すように前記要素上にそれぞれ重ねられた4つの要
    素(125_1、125_2、125_3、125_4
    )のマトリックスからなる光検出器125とからなり、
    バックグラウンドと共役像を除去するように、該光検出
    器の要素上で得られた応答を変換関数T=(T_1−T
    2)+j(T_3−T_4)に従って組合わせる手段を
    有していることを特徴とする請求項15記載の装置 17)前記光学手段が望遠鏡を有していることを特徴と
    する請求項8〜15のいずれか1項に記載の装置。 18)前記コノスコープ系(120)が、マトリックス
    の形状をとるように配された一連のコノスコープアセン
    ブリからなることを特徴とする請求項8〜17のいずれ
    か1項に記載の装置。 19)観察される対象物に対して既知の間隔で異なった
    高さに配されているコノスコープアセンブリを有してい
    ることを特徴とする請求項8〜18のいずれか1項に記
    載の装置。20)光路に挿入された開口角度制限手段を
    有し、前記複屈折結晶もしくは前記開口角度制限手段が
    該装置の光学軸の外に配されていることを特徴とする請
    求項8〜19のいずれか1項に記載の装置。 21)前記開口角度制限手段が該装置の光学軸の外にあ
    り、前記複屈折結晶が該装置の光学軸上にあることを特
    徴とする請求項20記載の装置。 22)前記開口角度制限手段の中心が該装置の光学軸上
    に配され、前記複屈折結晶が該装置の光学軸に対して傾
    いた軸を有していることを特徴とする請求項20記載の
    装置。
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