JPH03114734A - 樹脂製シート及び樹脂製シートの製造方法 - Google Patents
樹脂製シート及び樹脂製シートの製造方法Info
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- JPH03114734A JPH03114734A JP25303289A JP25303289A JPH03114734A JP H03114734 A JPH03114734 A JP H03114734A JP 25303289 A JP25303289 A JP 25303289A JP 25303289 A JP25303289 A JP 25303289A JP H03114734 A JPH03114734 A JP H03114734A
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Landscapes
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、床張り化粧シートや壁面化粧シート及び滑り
止めシートその他用途に使用する熱溶融性樹脂材料から
成る樹脂製シートとその製造方法に関する。
止めシートその他用途に使用する熱溶融性樹脂材料から
成る樹脂製シートとその製造方法に関する。
(従来の技術)
従来、この種樹脂製シートは、押し出し成型手段やカレ
ンダー成型手段などで形成され、その表面を平滑とする
か、又は、エンボス加工により凹凸を付けるようにして
いる。また、斯かる樹脂製シートを床面や壁面などに貼
付ける場合には、このシートの裏面側に接着剤を塗布し
た後に、該シートを床面や壁面に押し付け、前記接着剤
を介して前記シートを貼付けるのである。
ンダー成型手段などで形成され、その表面を平滑とする
か、又は、エンボス加工により凹凸を付けるようにして
いる。また、斯かる樹脂製シートを床面や壁面などに貼
付ける場合には、このシートの裏面側に接着剤を塗布し
た後に、該シートを床面や壁面に押し付け、前記接着剤
を介して前記シートを貼付けるのである。
(発明が解決しようとする課題)
所で、以上の樹脂製シートにあっては、床面や壁面への
貼付は作業を行うとき、該床面などと前記シート裏面と
の間に侵入した空気を確実に排除することが難しいこと
から、前記シート裏面を全面にわたって前記床面などに
確実に貼付けることが困難で、ややもすると、前記シー
トの空気侵入部位から剥離したりする虞れがあり、従っ
て、例えば、野外や工場の床などのように苛酷な条件の
下では、前記シートの使用ができなかったのである。
また、以上のような樹脂性シートの表面を凹凸面とした
り、又は、同シートに貫通孔を形成するために、例えば
、多数の突起をもったローラを用いる方法が知られてい
るが、斯かる方法では、前記シートの表面に均一な凹凸
や均一な貫通孔しか形成することができず、これら凹凸
や貫通孔を簡単に変更することは困難であった。
貼付は作業を行うとき、該床面などと前記シート裏面と
の間に侵入した空気を確実に排除することが難しいこと
から、前記シート裏面を全面にわたって前記床面などに
確実に貼付けることが困難で、ややもすると、前記シー
トの空気侵入部位から剥離したりする虞れがあり、従っ
て、例えば、野外や工場の床などのように苛酷な条件の
下では、前記シートの使用ができなかったのである。
また、以上のような樹脂性シートの表面を凹凸面とした
り、又は、同シートに貫通孔を形成するために、例えば
、多数の突起をもったローラを用いる方法が知られてい
るが、斯かる方法では、前記シートの表面に均一な凹凸
や均一な貫通孔しか形成することができず、これら凹凸
や貫通孔を簡単に変更することは困難であった。
本発明は、以上のような実情に鑑みて開発したものであ
って、目的とするところは、床面などに対する貼付は強
度を著しく強化でき、しかも、ノンスリップ材として最
適な使用ができる樹脂製シートを提供し、また、表面に
形成する凹凸や貫通孔の形状を容易に調整できる樹脂製
シートの製造方法を提供することにある。
って、目的とするところは、床面などに対する貼付は強
度を著しく強化でき、しかも、ノンスリップ材として最
適な使用ができる樹脂製シートを提供し、また、表面に
形成する凹凸や貫通孔の形状を容易に調整できる樹脂製
シートの製造方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
しかして、本発明の樹脂製シートは、熱溶融性樹脂材料
から成る粒状体でシート本体を形成し、その表面側を不
規則な凹凸のある粗面となすと共に、裏面側を平滑面と
し、且つ、このシート本体に、該シート本体の表面から
裏面に貫通する多数の貫通孔を設けたことを特徴とする
。
から成る粒状体でシート本体を形成し、その表面側を不
規則な凹凸のある粗面となすと共に、裏面側を平滑面と
し、且つ、このシート本体に、該シート本体の表面から
裏面に貫通する多数の貫通孔を設けたことを特徴とする
。
また、樹脂製シートの製造方法は、熱溶融性樹脂材料か
ら成る粒状体をシート状に散布した後、該粒状体を加熱
して、表面に不規則な凹凸のある粗面を残すと共に、裏
面を平滑面とし、且つ、その表面から裏面に貫通する多
数の貫通孔が粒状体間に形成されるように、前記粒状体
を相互に熱溶着することを特徴とする。
ら成る粒状体をシート状に散布した後、該粒状体を加熱
して、表面に不規則な凹凸のある粗面を残すと共に、裏
面を平滑面とし、且つ、その表面から裏面に貫通する多
数の貫通孔が粒状体間に形成されるように、前記粒状体
を相互に熱溶着することを特徴とする。
(作用)
以上の樹脂製シートを床面などに接着剤で貼付けるとき
には、該床面などとシート裏面との間に侵入した空気が
、前記貫通孔を介して外部に簡単に排除され、平滑とさ
れたシート裏面が全面にわたって前記床面などに密着状
態で確実に貼付けられ、その貼付は強度が著しく強化さ
れることとなり、しかも、シート表面側から更に接着剤
を塗布することにより、該接着剤が前記貫通孔を介して
床面などとシート裏面との間に簡単に充填され、貼付は
強度が更に高められる。
には、該床面などとシート裏面との間に侵入した空気が
、前記貫通孔を介して外部に簡単に排除され、平滑とさ
れたシート裏面が全面にわたって前記床面などに密着状
態で確実に貼付けられ、その貼付は強度が著しく強化さ
れることとなり、しかも、シート表面側から更に接着剤
を塗布することにより、該接着剤が前記貫通孔を介して
床面などとシート裏面との間に簡単に充填され、貼付は
強度が更に高められる。
また、前記樹脂製シートを製造するにあたっては、多数
の粒状体をシート状に散布して加熱し、該各校状体の一
部を溶融することにより、表面側に不規則な凹凸のある
粗面を形成し、また、裏面側に平滑面を設けると共に、
前記各粒状体間に表裏面を貫通する貫通孔を形成するの
であり、斯かる製造方法を採用することで、前記樹脂製
シートを簡単に得ることができ、しかも、以上のような
樹脂製シートの製造時に、前記粒状体の粒径や加熱温度
を任意に選択することにより、シート表面の粗面形状や
貫通孔の形状が簡単に変更されるのである。
の粒状体をシート状に散布して加熱し、該各校状体の一
部を溶融することにより、表面側に不規則な凹凸のある
粗面を形成し、また、裏面側に平滑面を設けると共に、
前記各粒状体間に表裏面を貫通する貫通孔を形成するの
であり、斯かる製造方法を採用することで、前記樹脂製
シートを簡単に得ることができ、しかも、以上のような
樹脂製シートの製造時に、前記粒状体の粒径や加熱温度
を任意に選択することにより、シート表面の粗面形状や
貫通孔の形状が簡単に変更されるのである。
(実施例)
第1図に示した樹脂製シートは、熱溶融性樹脂材料から
成る多数の粒状体でシート本体(1)を形成して、該シ
ート本体(1)の表面側に不規則な凹凸をもった粗面(
2)を、かつ、裏面側に平滑面(3)をそれぞれ形成す
ると共に、前記シート本体(1)に、該シート本体(1
)の表、裏面間を貫通する多数の貫通孔(4)を形成し
たものである。
成る多数の粒状体でシート本体(1)を形成して、該シ
ート本体(1)の表面側に不規則な凹凸をもった粗面(
2)を、かつ、裏面側に平滑面(3)をそれぞれ形成す
ると共に、前記シート本体(1)に、該シート本体(1
)の表、裏面間を貫通する多数の貫通孔(4)を形成し
たものである。
更に詳しく説明すると、前記シート本体(1)は、第2
図で明らかなごとく、熱溶融性樹脂材料から成る多角形
状をなす多数の粒状体(A)を用い、該粒状体(A)を
例えば後記するベルト(10)の表面に散布して、粒状
体(A)の平滑面がベル)(10)の表面に乗り、且つ
各粒状体(A)の先鋭部が上方に突出するように敷き詰
めた状態にして、該各校状体(A)の外周部位を互いに
熱溶着させてシート状に形成することで、シート本体(
1)の下部側外表面をフラットな平滑面(3)となし、
また、前記シート本体(1)の上部側外表面を粗面(2
)に形成するのである。
図で明らかなごとく、熱溶融性樹脂材料から成る多角形
状をなす多数の粒状体(A)を用い、該粒状体(A)を
例えば後記するベルト(10)の表面に散布して、粒状
体(A)の平滑面がベル)(10)の表面に乗り、且つ
各粒状体(A)の先鋭部が上方に突出するように敷き詰
めた状態にして、該各校状体(A)の外周部位を互いに
熱溶着させてシート状に形成することで、シート本体(
1)の下部側外表面をフラットな平滑面(3)となし、
また、前記シート本体(1)の上部側外表面を粗面(2
)に形成するのである。
次に、前記樹脂製シートの製造方法について説明する。
第3図は、前記樹脂製シートの製造に使用する製造装置
を示すものであり、該図中、(1o)はテフロン又はス
チールなどから成る可動ベルトであって、このベルト(
10)の進行方向後方で上部側に、前記各粒状体(A)
の供給装置(11)を配設すると共に、該供給装置(1
1)の側部で前記ベル)(10)の長さ方向中間部位に
、該ベル)(10)で搬送される各粒状体(A)を上部
側から輻射加熱する加熱装置(12)を配設する一方、
この加熱装置(12)の側部で前記ベルト(10)の進
行方向前方上部側に、前記各粒状体(A)を加熱装置(
12)で加熱溶融することにより形成されるシート本体
(1)を冷却する空冷又は水冷式の冷却装置(13)を
配設し、また、前記ベル)(10)の進行方向側方位置
には、前記シート本体(1)の巻取装置(14)を配設
する。
を示すものであり、該図中、(1o)はテフロン又はス
チールなどから成る可動ベルトであって、このベルト(
10)の進行方向後方で上部側に、前記各粒状体(A)
の供給装置(11)を配設すると共に、該供給装置(1
1)の側部で前記ベル)(10)の長さ方向中間部位に
、該ベル)(10)で搬送される各粒状体(A)を上部
側から輻射加熱する加熱装置(12)を配設する一方、
この加熱装置(12)の側部で前記ベルト(10)の進
行方向前方上部側に、前記各粒状体(A)を加熱装置(
12)で加熱溶融することにより形成されるシート本体
(1)を冷却する空冷又は水冷式の冷却装置(13)を
配設し、また、前記ベル)(10)の進行方向側方位置
には、前記シート本体(1)の巻取装置(14)を配設
する。
また、前記供給装置(11)には、前記各粒状体(A)
を収容するホッパー(lla)と、該ホッパー(lla
)内の各粒状体(A)を、前記可動ベル)(10)上に
単位面積当たり所定の重量比率で均一に落下供給する整
列装置(flb)とを備えている。
を収容するホッパー(lla)と、該ホッパー(lla
)内の各粒状体(A)を、前記可動ベル)(10)上に
単位面積当たり所定の重量比率で均一に落下供給する整
列装置(flb)とを備えている。
そして、前記可動ベル)(10)を同図の矢印方向に回
行させながら、該ベルト(10)上に前記供給装置(1
1)から各粒状体(A)を均一に分散させて落下供給し
、この各粒状体(A)を前記ベル)(10)の同行に伴
い加熱装置(12)の内部へと通過させ、この通過時に
、前記各粒状体(A)をその溶融温度以上又はこれに近
い温度にまで加熱して、前記各粒状体(A)の外表面一
部を互いに熱溶着させることにより、表面側に不規則な
凹凸のある粗面(2)を、裏面側に平滑面(3)をそれ
ぞれもち、また、表、裏面間を貫通する多数の貫通孔(
4)を前記各粒状体(A)間に設けたシート本体(1)
を成形して、このシート本体(1)を前記冷却装置(1
3)で冷却した後に巻取装置(14)で巻取るのである
。尚、前記加熱装置(12)内における各粒状体(A)
の通過時間を任意に設定することにより3、前記シート
本体(1)の厚みや、その粗面(2)の形状及び各貫通
孔(4)の開口大きさなどを任意に変更できるのである
。
行させながら、該ベルト(10)上に前記供給装置(1
1)から各粒状体(A)を均一に分散させて落下供給し
、この各粒状体(A)を前記ベル)(10)の同行に伴
い加熱装置(12)の内部へと通過させ、この通過時に
、前記各粒状体(A)をその溶融温度以上又はこれに近
い温度にまで加熱して、前記各粒状体(A)の外表面一
部を互いに熱溶着させることにより、表面側に不規則な
凹凸のある粗面(2)を、裏面側に平滑面(3)をそれ
ぞれもち、また、表、裏面間を貫通する多数の貫通孔(
4)を前記各粒状体(A)間に設けたシート本体(1)
を成形して、このシート本体(1)を前記冷却装置(1
3)で冷却した後に巻取装置(14)で巻取るのである
。尚、前記加熱装置(12)内における各粒状体(A)
の通過時間を任意に設定することにより3、前記シート
本体(1)の厚みや、その粗面(2)の形状及び各貫通
孔(4)の開口大きさなどを任意に変更できるのである
。
以上のような樹脂製シートの製造に使用する粒状体(A
)としては、例えば塩化ビニール樹脂。
)としては、例えば塩化ビニール樹脂。
ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン酢酸ビニール
樹脂、ナイロン樹脂又はポリエステル樹脂などを主成分
とする熱溶融性樹脂材料を用い、また、粒径が約0.2
〜5.0mm程度のものをランダムに使用する。
樹脂、ナイロン樹脂又はポリエステル樹脂などを主成分
とする熱溶融性樹脂材料を用い、また、粒径が約0.2
〜5.0mm程度のものをランダムに使用する。
更に、前記シート本体(1)の厚みは、約0.2〜5.
OL1m程度となし、また、このシート本体(1)に設
ける各貫通孔(4)は、その開口大きさを約8.0++
m程度以下とし、その数を10〜40個/ cJとなし
、かつ、前記各貫通孔(4)を設けることによる前記シ
ート本体(1)の空隙率は約10〜60%となすのであ
る。
OL1m程度となし、また、このシート本体(1)に設
ける各貫通孔(4)は、その開口大きさを約8.0++
m程度以下とし、その数を10〜40個/ cJとなし
、かつ、前記各貫通孔(4)を設けることによる前記シ
ート本体(1)の空隙率は約10〜60%となすのであ
る。
尚、以上の実施例では、前記樹脂製シートを前記可動ベ
ル)(10)を用いて長尺連続状に製造する場合につい
て説明したが、本発明では、バッチ式製造手段を利用し
て、所定大きさとした樹脂製シートを、単品単位で製造
することも可能である。
ル)(10)を用いて長尺連続状に製造する場合につい
て説明したが、本発明では、バッチ式製造手段を利用し
て、所定大きさとした樹脂製シートを、単品単位で製造
することも可能である。
次に、具体例を挙げて説明する。
具体例1゜
具体例2゜
具体例3゜
(発明の効果)
以上説明したように、本発明の樹脂製シートでは、熱溶
融性樹脂材料から成る粒状体でシート本体を形成して、
その表面側を不規則な凹凸のある粗面となすと共に、裏
面側を平滑面とし、且つ、このシート本体に、該シート
本体の表面から裏面に貫通する多数の貫通孔を設けたか
ら、前記樹脂製シートを、例えば壁面や床面などに接着
剤で貼付けるとき、該床面などとシート裏面との間に侵
入した空気を、前記各貫通孔を介して外部に簡単に排除
でき、平滑としたシート裏面の全面を前記床面などに密
着状態で確実に貼付は得て、その貼付は強度を著しく強
化できるのであり、しかも、シート表面側から更に接着
剤を塗布して、該接着剤を前記貫通孔を介して床面など
とシート裏面との間に充填することにより、貼付は強度
を更に高め得るのである。
融性樹脂材料から成る粒状体でシート本体を形成して、
その表面側を不規則な凹凸のある粗面となすと共に、裏
面側を平滑面とし、且つ、このシート本体に、該シート
本体の表面から裏面に貫通する多数の貫通孔を設けたか
ら、前記樹脂製シートを、例えば壁面や床面などに接着
剤で貼付けるとき、該床面などとシート裏面との間に侵
入した空気を、前記各貫通孔を介して外部に簡単に排除
でき、平滑としたシート裏面の全面を前記床面などに密
着状態で確実に貼付は得て、その貼付は強度を著しく強
化できるのであり、しかも、シート表面側から更に接着
剤を塗布して、該接着剤を前記貫通孔を介して床面など
とシート裏面との間に充填することにより、貼付は強度
を更に高め得るのである。
また、以上の樹脂製シートを製造するにあたっては、熱
溶融性樹脂材料から成る粒状体をシート状に散布した後
、該粒状体を加熱して、表面に不13− 規則な凹凸のある粗面を残すと共に、裏面を平滑面とし
、且つ、その表面から裏面に貫通する多数の貫通孔が粒
状体間に形成されるように、前記粒状体を相互に熱溶着
させるようにしたから、前記樹脂製シートを簡単に得る
ことができ、しかも、以上のような樹脂製シートの製造
時に、前記粒状体の粒径や加熱温度を任意に選択するこ
とによって、シート表面の粗面形状や貫通孔の形状を簡
単に変更できるに至ったのである。
溶融性樹脂材料から成る粒状体をシート状に散布した後
、該粒状体を加熱して、表面に不13− 規則な凹凸のある粗面を残すと共に、裏面を平滑面とし
、且つ、その表面から裏面に貫通する多数の貫通孔が粒
状体間に形成されるように、前記粒状体を相互に熱溶着
させるようにしたから、前記樹脂製シートを簡単に得る
ことができ、しかも、以上のような樹脂製シートの製造
時に、前記粒状体の粒径や加熱温度を任意に選択するこ
とによって、シート表面の粗面形状や貫通孔の形状を簡
単に変更できるに至ったのである。
第1図は本発明の樹脂製シートを示す斜面図、第2図は
同樹脂製シート要部の拡大断面図、第3図は同樹脂製シ
ートの製造方法に使用する製造装置の側面図である。 (1)・・・・・シート本体 (2)@・・・・粗面 (3)・・Φ・・平滑面 (4)・書・・・貫通孔 (A)・・・・・粒状体 14
同樹脂製シート要部の拡大断面図、第3図は同樹脂製シ
ートの製造方法に使用する製造装置の側面図である。 (1)・・・・・シート本体 (2)@・・・・粗面 (3)・・Φ・・平滑面 (4)・書・・・貫通孔 (A)・・・・・粒状体 14
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)熱溶融性樹脂材料から成る粒状体でシート本体を形
成して、その表面側を不規則な凹凸のある粗面となすと
共に、裏面側を平滑面とし、且つ、このシート本体に、
該シート本体の表面から裏面に貫通する多数の貫通孔を
設けたことを特徴とする樹脂製シート。 2)熱溶融性樹脂材料から成る粒状体をシート状に散布
した後、該粒状体を加熱して、表面に不規則な凹凸のあ
る粗面を残すと共に、裏面を平滑面とし、且つ、その表
面から裏面に貫通する多数の貫通孔が粒状体間に形成さ
れるように、前記粒状体を相互に熱溶着したことを特徴
とする樹脂製シートの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25303289A JPH03114734A (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | 樹脂製シート及び樹脂製シートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25303289A JPH03114734A (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | 樹脂製シート及び樹脂製シートの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03114734A true JPH03114734A (ja) | 1991-05-15 |
Family
ID=17245532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25303289A Pending JPH03114734A (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | 樹脂製シート及び樹脂製シートの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03114734A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6432607B1 (en) | 1998-11-10 | 2002-08-13 | Teijin Seiki Co., Ltd. | Photocurable resin composition and method of optically forming three-dimensional shape |
-
1989
- 1989-09-28 JP JP25303289A patent/JPH03114734A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6432607B1 (en) | 1998-11-10 | 2002-08-13 | Teijin Seiki Co., Ltd. | Photocurable resin composition and method of optically forming three-dimensional shape |
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