JPH03113571A - パターン認識方法 - Google Patents

パターン認識方法

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JPH03113571A
JPH03113571A JP1251574A JP25157489A JPH03113571A JP H03113571 A JPH03113571 A JP H03113571A JP 1251574 A JP1251574 A JP 1251574A JP 25157489 A JP25157489 A JP 25157489A JP H03113571 A JPH03113571 A JP H03113571A
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JP
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probability
code vector
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pattern
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JP1251574A
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Akihiro Imamura
明弘 今村
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、隠れマルコフモデルを用いたパターン認識
方法に関するものである。
【従来の技術〕
音声や画像を対象としたパターン認識技術は近年急速に
進歩し、人間にとって特別な訓練を必要としない情報入
力手段の1つとして、音声認識装置、画像認識装置、文
字認識装置などの実用化が活発に行なわれている。ここ
数年、パターン認識技術の一つとして、隠れマルコフモ
デルに代表される統計的・確率的認識法が研究されてい
る。
隠れマルコフモデルは、その基本的要素として、いくつ
かの状態および状態と状態を接続する技を持ち、また、
モデルが表す確率的時系列事象が特徴づける確率パラメ
ータとして、各状態が初期状態となる確率、状態から状
態への遷移確率、状態遷移におけるシンボルの出力確率
の3つが各状態と各校に付随して定義されている。基本
的な隠れマルコフモデルを用いたパターン認識は、与え
られたパターンの特徴時系列があらかじめ作成されたモ
デルから発生する確率(以下、パターン生成確率と称す
る)を各モデルにおいて算出し、それらを相互に比較す
ることにより行なわれる。
隠れマルコフモデルを用いたパターン認識法に関する基
本的なアルゴリズムであるフォワード・バックワードア
ルゴリズムやビタビ算法およびこれらのアルゴリズムの
数値計算上での問題点とその解決法については、例えば
、rlEEE ASSP Magazine 、 Vo
l、  3 + t’h 1 、 pp 446+ J
an、、1986に掲載されている論文”An Int
roduction to HiddenMarkov
 Models  J  (以下、文献(1)と称する
)やrA+l1erican Te1ephone a
nd Telegraph CompanyのThe 
Be1l System Technical Jou
rnal 、 Vol、62゜阻4 、pp 1035
−1074 (1983年4月)に掲載されている論文
″An Introduction to the A
pplicationof the Theory o
f Probabilistic Functions
 ofMarkov Process to  Aut
omatic 5peech Recognition
  J  (以下、文献〔2〕と称する)で紹介されて
いる。また、隠れマルコフモデルを音声認識に適用した
場合の例として、「^merican Te1epho
neand Telegraph Co+epanyの
The Be1l SystemTechnical 
Journal、 Vol、62 + Na4  * 
pp 10751105 (1983年4月)に掲載さ
れている論文“0nthe  Application
  of  Vector  Quantizatio
n  and旧dden Markov Models
 to 5peaker−1ndependent+l
5olated Word Recognition”
」 (以下、文献〔3〕と称する)では、文献〔2〕で
紹介された基本的なアルゴリズムを音声の特徴時系列に
対するベクトル量子化技術と組み合わせて使用し、不特
定の話者が発声した英語の10数字単語の認識実験にお
いて96.5%の認識率を得ている。
〔発明が解決使用とする課題〕
とごろで文献〔3〕で用いられている方法では、人力さ
れた音声の特徴時系列に対してベクトル量子を行い、つ
まりあらかじめ設定しておいた複数令−・ 個の代表特徴盪(以下、代表特徴量の集合コードブック
、個々の代表特徴量をコードベクトルと称する)の中で
最も近いコードベクトルに変換した後、各コードベクト
ルに対するシンボル出力確率を用いて、フA・ワード・
バックワード法またはビタビ算法により、与えられた音
声のパターン生成確率を算出している。
この方法は、コードベクトルの数が有限個であることか
ら、モデルのシンボル出力確率分布は離散的かつノンパ
ラメトリックであり、あらかじめ各モデルにおいて各コ
ードベクトルに対する出力確率を求めテーブル化するこ
とが可能である。
方、この方法では入力パターンをコードベクトル系列に
ベクトル量子化する際には、量子化誤差の発生が避けら
れず、特に不特定話者音声認識の問題など、量子化誤差
が小さいコードブックの設計が困難な場合では、性能低
下の原因となっている。
これに対して、ベクトル量子化誤差を解消するものとし
て、モデルのシンボル出力確率を多次元の正規分布など
のパラメトリックな連続関数の線形和として与える方法
が’AT&T Be1l LaborI]torles
のAT&TTechnical Journal + 
Vol、 64 + Na61pp1211−1234
  (1985年7−8月)に記載されている論文”R
ecognition of l5olaLed Di
gits LIsingllidden Markov
 ModelSWith Continuous Mi
xtureDensities  J  (以下、文献
〔4〕と称する)で紹介されている。
この場合は、シンボルは無限集合となり、あらかじめシ
ンボル出力確率をテーブル化しておけない。また、状態
遷移毎にシンボル出力確率を算出するための連続関数の
パラメータが定義されているために、認識対象のパター
ンが入力された後、パターン生成確率をフォワード・バ
ックワード法またはビタビ算法によって算出する際には
、状態遷移を決定するごとに毎回シンボル出力確率を求
める必要があり、計算量が多いという問題がある。
またこの場合、モデルの作成時に推定するべきパラメー
タの数が文献〔3〕の方法に比べて多いために、有限個
の学習データから求められた各パラメータの推定精度が
低くなり易いという問題点もある。
このような上記文献(3)(4)に代表される従来法が
持つ問題点を解消する一方法として、「電子情報通信学
会研究報告〔音声) 、 5P89−21゜Jun、、
1989に掲載されている論文“擬似連続分布11MM
による不特定話者電話音声認識°゛」(以下、文献〔5
〕と称する)では、文献〔3〕の方法と同様にあらかじ
めコードブックと各コードベクトルに対する離散的なシ
ンボル出力確率を設定し、入力パターンの各特徴時系列
要素(以下、フレームと称する)に対する隠れマルコフ
モデルのシンボル出力確率を、各コードベクトルを平均
値とする複数個の多次元正規分布重み関数に対する各フ
レームの関数値と、各コードベクトルに対する離散的な
シンボル出力確率値との積和として算出し、フォワード
・バークワード法またはビタビ算法により、入力パター
ンに対するパターン生成確率を算出している。
文献〔5〕の方法では、使用するコードブックを一般的
なりラスタリングアルゴリズム、例えばrlEEE T
ransactions on Communicat
ion 、Vol。
C0N−28,Nal、pp 84−95. Jan、
、 1980に掲載されている論文”An a1gor
ith+w for vector quantize
rdesign  J  (以下、文献〔6〕と称する
)で紹介されている方法で、学習用データから求めてい
る。
しかし、このようなコードブックは、必ずしも入力パタ
ーン全体の特徴量の出現確率密度分布を反映したものと
は限らないため、最もパターン認識性能が向上するよう
に入力パターンの各フレームに対する隠れマルコフモデ
ルのシンボル出力確率を算出することができないという
問題がある。
この発明は、上記の諸問題を解消し、文献〔5〕の方法
の認識性能をさらに向上させることが可能なパターン認
識方法を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕 この目的を達成するために、この発明ではコードブック
と各コードベクトル(代表ベクトル)に対するシンボル
出力確率を設定し、入力パターンの各フレームに対する
隠れマルコフモデルのシンボル出力確率を、各コードベ
クトル(代表ベクトル)を平均値とする複数個の多次元
正規分布重み関数に対する各フレームの関数値と、各コ
ードベクトル(代表ベクトル)に対するシンボル出力確
率値との積和から算出し、フォワード・バックワード法
またはビタビ算法によりパターン生成確率を求める際に
おいて、全入力パターンの特徴量の出現確率密度分布が
、複数個の多次元正規分布関数の重み付き線形和で表わ
されるとして、学習用データから統計的に求めた各多次
元正規分布関数の平均値を各コードベクトル (代表ベ
クトル)として用い、認識を行なう構成としている。
〔実施例〕
以下では、この発明を音声認識方法に適用した実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
第1図において、1は音声入力部、2は音声分析部、3
はシンボル出力確率d1算部、4は音声パターン生成確
率計算部、5は認識判定部、6は認識結果出力部、7は
コードベクトル記憶部、8はモデルパラメータ記憶部、
9はコードベクトル推定部、lOは推定・認識モード切
替部である。第2図はこの実施例におけるコードベクト
ル推定モードの動作を示すフローチャートである。
最初に本実施例全体にかかわる説明に関する前提条件を
述べる。まずここでは認識対象としてに単語の語霊を考
えることとし、それぞれ次のように番号kが付けられて
いるものとする。
認識対象単語:11・ (klk・1.2,3.・・・
、K)・・・(1)また、コードベクトル記憶部7には
、コードベクトル推定モードの動作の結果として得られ
るM個のコードベクトル(代表ベクトル)が記憶される
ものとし、それぞれ次のように番号mが付けられるもの
とする。
:2− トヘクトル: ν= (Vll  l +n 
=1+2+3+  ・IM)・・・(2) さらに各認識対象単語:kに対応して、モデルパラメー
タ記憶部8には、隠れマルコフモデルの構造を特徴づけ
る基本的なパラメータとして、状態数Nk、状態lが初
期状態となる確率π□、状態iから状態jへの遷移確率
akij、また各コードベクトルにも対応して、各状態
遷移におけるコードベクトルVいに対するシンボル出力
確率b h+j(Ill)、各入力音声フレームに対す
るシンボル出力確率の算出に使用する各コードベクトル
を平均値とする多次元正規分布重み関数における分散・
共分散行列がM個だけ記憶されているものとする。
分散・共分散行列:σ51.σ、・・・、σ、・・・(
3)0 これら初期状態確率π1、遷移確率ahij、シンボル
出力確率b*== (III) 、分散・共分散行列に
ついては、例えば文献(1)で紹介されているバウムウ
ェルヒ再推定法を応用することにより、学習データを用
いて最適値に設定することができる。
以上の前提条件の下に、本実施例における音声認識手順
を説明する。本実施例の動作は、コードベクトル推定モ
ードと認識モードに分かれており、コードベクトル推定
モードにおいて学習データからコードブックが生成され
た後に、認識モードで入力音声の認識が可能となる。
まずコードベクトル推定モードでは、推定・認識モード
切替部10において音声分析部2の出力はコードベクト
ル推定部9に接続されており、コードベクトルを作成す
るための学習用音声データが複数個続けて音声入力部1
から入力されると、音声分析部2で特徴パラメータに変
換、され、全体でT個のフレームデータとしてコードベ
クトル推定部9に蓄積される。この複数個の学習用音声
データからなる蓄積されたフレームデータの集合を1 次のように表わすことにする。
フレームデータの集合: Y”’ (Yt 、Yz・・・yt)   ・・・(4
)次にフレームデータの集合Yが出現する確立密度P(
IB)を、(5)式のように複数個の多次元正規分布関
数の重み付き線形和であると仮定して、以下のような第
2図のフローチャートに示す統計的手順から(5)式に
含まれているパラメータである混合係数λ、および多次
元正規分布関数の平均値μ1、分散・共分散行列Σ1を
推定する。
P(YIB)−π P(YL IB)       ・
・・(5)但し、 P(Yt lB)   Σ λl、N(YLIII11
+  Σ、)  ・・・(6)B=  (λ1.μい。
Σ。
m=1〜M ) λ、;混合係数、  Σ N(Yt+//++++  Σl11)=[(2π)″
1Σ1ト1/l・exp ]Σ−]−’[Yt−μm1/2) λ1 = ( [yt ・・・(7) μ ]1 ・・・(8) 2 :平均値がμ1、分散・共分散行列がΣ、の多次元正規
分散関数 Σn 1は、分散・共分散行列Σ、の行列式%式% 1Σ、1−1は、分散・共分散行列Σ、の逆行列を表す
[yt−μ ]1は、列ヘクトル行列[yt−μm1の
転置行列を表す。
まずステップ(1)において混合係数λい、平均値μm
、分散・共分散行列Σ、の初期値として任意の値を設定
する。これらを用いてステップ(2)では(5)式から
フレームデータの集合Yが出現する確率密度P (Y 
I B)を求める。次にステップ(3)では、全フレー
ムデータを用いて(9)、 G[Il、 (It)式に
よって新しい混合係数λい′、平均値μ、′、分散・共
分散行列Σ、′を推定する。
λ、′ −Σ (λnN(Yt+  lI+m、Σ、)
/P (YL  I B)) /T     ・・・(
9)μm ′ −Σ (λmN (Yt lu# 、Σ
、)Yt/3 P(Yt B))/  Σ (λlIN (YL μn+ Σ、)/ P(viB))       ・・・0ωΣ、′ −Σ
  (λmN(Yt+  μm 、ΣlI)[yt −
μ、][yt −μm ]t/  P(Yt  IB)
) /Σ (λBIN(Yt+#+a+  2m )/
 P(Yt   B))・・・(10 但し、m=1〜M この新たに求められた混合係数λ1′、平均値μ、′、
分散・共分散行列Σ、′を、ステップ(4)において(
5)、 (6)、(8)式に適用することによって、フ
レームデータの集合Yが出現する新しい確率密度P(Y
:B’)’を求める。次にステップ(5)では、さきに
求めておいた確率密度P (Y : B)と新しい確率
密度P(Y:B’)’との差の絶対値(以下では、推定
誤差と称する)が、予め定めておいた誤差基準E、以下
であるかどうかの判定を行なう。この判定において推定
誤差がE9以下ではないと判定された場合にはステップ
(6)において、混合係数λ。
4 をλ、′で、平均値μ、をμ、′で、分散・共分散行列
Σ1をΣ1′で、確率密度P (Y : B)を新しい
確率密度P(Y:B’)’で置き換えた後、再びステッ
プ(3)に戻って推定を継続する。またステップ(5)
の判定において、推定誤差がE2以下であると判断され
た場合には、ステップ(7)で、推定された平均値ベク
トルμ、をコードベクトルV、とじてコードベクトル記
憶部7に転送し、コードベクトル推定モードの動作を終
了する。
次に認識モードでは、推定・認識モード切替部10にお
いて音声分析部2の出力は、シンボル出力確率計算部3
に接続されており、利用者が認識語霊中の任意の単語に
対する発声を音声入力部1へ入力すると、入力された音
声は音声分析部2によって特徴量の抽出が行なわれ、長
さTの特徴ベクトルの時系列X”” (X+’、X2 
、・・・、Xt)に変換される。ここで、得られた各特
徴ベクトルXtの次元は、コードベクトル記憶部7に記
憶されている各コードベクトルの次元と等しいものとす
る。
これに引続きシンボル出力確率計算部3では、5 得られた特徴ベクトルの時系列Xを用いて、コードベク
トル記憶部7に記憶されている各コードベクトル■、と
モデルパラメータ記憶部8に記憶されている単語kにお
けるコードベクトル■1に対応する分散・共分散行列σ
工とから0り式で示される多次元正規分布関数によって
、各認識対象単語におよび各時刻りごとに重み係数uk
・(Xt)を求める。これとモデルパラメータ記憶部8
に記憶されている単語kにおける状態遷移i−+jでの
コードベクトル■、に対するシンボル出力確率す、目(
蒙)との積和を測成のように算出することにより、単語
kにおける状態遷移i→jでの時刻tの各入力音声フレ
ームに対するシンボル出力確率ω■。
(X、)を求める。
uk+* (Xt) −N (Xt : Vs 、  
σhlI)=〔(2π)N Iσに、1) −1/l・
exp (−CXL−Vll) ’ (σ工) −’ 
(xt−v、) /2)・・・Q21 但し、 σに、1は、分散・共分散行列σに、の行列式の6 値を表す。
〔σ、〕−1は、分散 表す。
(xt−v、)’は、 の転置行列を表す。
・共分散行列σ、の逆行列を 列ベクトル行列(X、−V。
〕 ωkij  (xt  )  = Σ uk+++ (
xt  )  −bkij  (a+)・・・側 音声パターン生成確率計算部4では、単語kにおける状
態遷移i −+ jでの各入力音声フレームのシンボル
出力確率ω□j(XL)を用いて、各単語に対する隠れ
マルコフモデルからの入力音声パターンの生成確率を算
出する。ここでの計算手法は、文献〔1〕で紹介されて
いる隠れマルコフモデルでの基本的なアルゴリズムであ
るフォワード・バックワード法またはビタビ算法におい
て、各状態遷移におけるコードベクトル■、に対するシ
ンボル出力確率bktj(m)  (但し、■、は時刻
りの入力音声フレームをベクトル量子化した場合のコー
ドベクトルである)をω1*(Xt)を置き換7 えた算出法によることができる。以下に、フォワード・
バックワード法を適用した場合の計算方法を示す。まず
、単語にのモデルにおいて、時刻tで部分的な特徴ベク
トルの時系列X’ t = (Xt 。
Xt、・・・、Xt)を生成して状態iにいる条件付き
確率α□(i)は、状態iが初期状態となる確率π■、
状態jから状態iへの遷移確率akj!、各入力音声フ
レームのシンボル出力確率ωIlJ!(Xt)を用いて
、(財)、 051式の漸化式より求められる。
α1゜(i)−π■           ・・・(ロ
)αkt(i)−Σαht−+(D  a kJ*  
ωkji(Xt)−1 ・・・0つ 但しt=1.2.・・・、T 以上のα□(i)の定義から明らかなように、単語にの
モデルにおいて、長さTの特徴ベクトルの時系列X= 
(X、、xz 、 ・、XT)が生成される確率P(X
lk)は、ae式によって求められる。
P (X  l k)  = Σcr*t(i)’  
     −Oe8 最後に認識判定部5では、すべての認識対象単語kに対
応する隠れマルコフモデルから得られた入力音声パター
ンの生成確率P(χ lk)を単語間で相互比較し、音
声パターンの生成確率が最大値となる単語に′を決定し
、認識結果出力部6へ認識結果として出力する。
以上の動作により、本実施例では、認識に必要なパター
ン生成確率をフォワード・バックワード法またはビタビ
算法によって算出するにさきだって、入力パターンの各
フレームに対する隠れマルコフモデルのシンボル出力確
率を、予め設定した各コードベクトルに対する離散的な
シンボル出力確率と、各コードベクトルを平均値とする
複数個の多次元正規分布重み関数に対する各フレームの
関数値との積和として算出する際に、全人カバターンの
特徴量の出現確率密度分布が、複数個の多次元正規分布
関数の重み付き線形和で表わされるとして、学習用デー
タから統計的に求めた各多次元正規分布関数の平均値を
各コードベクトルとして用いることによって、入力パタ
ーン全体の特徴9 量の出現確率密度分布を反映したコードブックからシン
ボル出力確率を算出できるという利点があり、従来の隠
れマルコフモデルを用いたパターン認識方法を持つ問題
点を解消した良好な認識性能を発揮するパターン認識を
実現することができる。
なお、第1図に示した実施例は、この発明を音声認識に
適用した場合についてであったが、認識対象となるパタ
ーンは音声情報だけではなく、画像、文字情報等にもこ
の発明によるパターン認識方法を適用することができる
〔発明の効果〕
この発明によるパターン認識方法では、パターン生成確
率をフォワード・バックワード法またはビタビ算法によ
って算出するにさきだって、入力パターンの各フレーム
に対する隠れマルコフモデルのシンボル出力確率を、予
め設定した各コードベクトルに対する離散的なシンボル
出力確率と、各コードベクトルを平均値とする複数個の
多次元正規分布重み関数に対する各フレームの関数値と
の積和として算出する際に用いるコードベクトル0 として、全入力パターンの特徴量の出現確率密度分布が
複数個の多次元正規分布関数の重み付き線形和で表わさ
れるとし、学習用データから統計的に求めた各多次元正
規分布関数の平均値を用いている。
この発明において、モデルを構成するために必要なパラ
メータは、コードベクトルv1、状態数Nk、状態iが
初期状態となる確率π5ム、状態iから状態jへの遷移
確率akij、各状態遷移におけるコードベクトルV、
に対するシンボル出力確率b□J(#) 、各入力音声
フレームに対するシンボル出力確率の算出に使用する各
コードベクトルを平均値とする多次元正規分布重み関数
における分散・共分散行列σ工である。コードベクトル
V、は、コードベクトル推定モードにおいて、全入力パ
ターンの特徴量の出現確率密度分布が複数個の多次元正
規分布関数の重み付き線形和で表わされるとの仮定の下
で最適となるように、学習用のデータから求められてい
る。また、状態数N。
は、認識対象単語に応じて任意に設定でき、初期1 状態確率π1、遷移確率a□1、シンボル出力確率bk
!、(Im)、分散・共分散行列σに、についても、例
えば文献〔1〕で紹介されているバウムウェルヒ再推定
法を応用して、学習データを用いてその最適値を容易に
推定することができる。
このように本発明では、パターン生成確率を求めるため
のフォワード・バックワード法またはビタビ算法にさき
だって、入力パターンの各フレームに対するシンボル出
力確率が算出できると同時に、その構成に必要な各モデ
ルのパラメータが学習によって容易に求められ、またコ
ードベクトルについても入力パターン全体の特徴量の出
現確率密度分布を反映したものを容易に推定できるとい
う利点があり、従来の隠れマルコフモデルを用いたパタ
ーン認識方法が持つ問題点を解消した良好な認識性能を
発揮するパターン認識を実現することができものである
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を音声認識に適用した場合の実施例を
示す装置のブロック構成図、第2図はこ2 の実施例におけるコードベクトル推定モードの動作を示
すフローチャートである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力パターンの各フレームに対するシンボル出力
    確率を、あらかじめ定められた複数個の代表ベクトルを
    各平均値とする複数個の多次元正規分布重み関数に対す
    るその各フレームの各関数値と、各代表ベクトルに対す
    るシンボル出力確率値との積和で与えることを特徴とす
    る隠れマルコフモデルを用いたパターン認識方法におい
    て、全入力パターンの特徴量の出現確率密度分布が、複
    数個の多次元正規分布関数の重み付き線形和で表わされ
    るとして、学習用データから統計的に求めたその多次元
    正規分布関数の各平均値を上記代表ベクトルとすること
    を特徴とするパターン認識方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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