JPH03113022A - ロータ式オープンエンド紡績装置 - Google Patents

ロータ式オープンエンド紡績装置

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JPH03113022A
JPH03113022A JP15380690A JP15380690A JPH03113022A JP H03113022 A JPH03113022 A JP H03113022A JP 15380690 A JP15380690 A JP 15380690A JP 15380690 A JP15380690 A JP 15380690A JP H03113022 A JPH03113022 A JP H03113022A
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JP
Japan
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rotor
spinning
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spinning rotor
fibers
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Pending
Application number
JP15380690A
Other languages
English (en)
Inventor
Stanislav Didek
スタニスラブ ディーデグ
Petr Blazek
ペテル ブラジェク
Alois Stejskal
ステイスカル アロイス
Zdenek Havranek
ジデニュク ハブラーネク
Jaroslav Slingr
ヤロスラフ シュリノル
Josef Dolezal
ヨゼフ ドゥレジャル
Zelmira Borovcova
ジェルミーラ ボロブツォバー
Jarmila Steklikova
ヤルミラ シエクリーコバー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Vyzkumny Ustav Bavlnarsky AS
Original Assignee
Vyzkumny Ustav Bavlnarsky AS
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Filing date
Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H4/00Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques
    • D01H4/04Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques imparting twist by contact of fibres with a running surface
    • D01H4/08Rotor spinning, i.e. the running surface being provided by a rotor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はロータ式オープンエンド紡績装置に関し、より
詳しくは片側が開いた紡糸ロータ、リング、チューブそ
の他の形状をした積極駆動の案内部材、該案内部材の前
方端に組合される固定のカバー部材、および紡糸ロータ
の軸線およびカバー部材の軸線を通って延びて紡糸ロー
タから糸を引出すのに役立つ引出しダクト (チューブ
)から成り、前記案内部材はその後方端で案内ローラに
同軸状態で入り、且つ案内部材の内側壁が供給された複
数の繊維を堆積し、支持しながら案内し、且つ最終的に
は複数の繊維を紡糸ロータに伝達するのに役立ち、前記
案内部材の内壁に複数の繊維を供給するためにカバー部
材を通って案内ダクト(チューブ)が延びており、紡糸
ロータと案内部材の間には環状空間が設けられており、
該環状空間を経て、紡糸ロータと案内部材間の連通空間
が第1吸引装置に連結されているロータ式オープンエン
ド紡績装置に関する。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕独逸公開
公報Nα2.126.841に開示されて前述のタイプ
と特性を有する公知の装置において、紡出されることに
なる複数の繊維は紡糸ロータと案内部材の連通空間の中
に案内ダクトを経て流れ込む空気を用いて案内部材の内
側壁に供給され、そこから紡糸ロータと案内部材間の環
状空間を経て外に出される。案内部材は回転するので、
遠心力の作用によって複数の繊維は案内部材の内側壁上
を紡糸ロータに向って進む。この時紡糸ロータは案内部
材と同じ方向で但し案内部材より早い速度で回転してい
る。最終的に複数の繊維は紡糸ロータの壁に置かれそこ
から既に複数の繊維に堆積されている紡糸ロータの内側
にのり、既に形成されている糸の端部を取出し、紡糸ロ
ータの内側から糸の形で引出される。複数の繊維は紡糸
ロータの中にのせられているので、複数の繊維が、直線
状に延ばされるように、案内部材の内側壁によって一時
的に支えられており、その状態が最終的に糸の品質に積
極的に影響する。
前記装置の欠点は製造されることになる綿繊維又は綿繊
維タイプの合成繊維から広範囲のタイプの糸を得ること
ができないことにある。実際上、この装置は比較的に短
くて且つ太い繊維を用いる紡績のための、いわゆるカー
ド糸の14.5番手から100番手、すなわち166テ
ツクスに関する。水より細い繊維を用いるならば、明ら
かにいわゆるコーマ糸の糸番手範囲にさえ到達すること
は可能であるが、得られた糸は望ましい品質に達するこ
とができない。この事が5テツクスから14.5テツク
スのようなコーマ−糸が比較的に長くて細い繊維を用い
てリング精紡機で独占的に製造される理由である。しか
しながらリング精紡機による紡出は比較的複雑で費用の
かかる準備工程を用いて行われる。すなわちカード工程
の後に、3列の練糸機上のドラフトが加えられ、スライ
バダブラ−でタブリングされ、場合によってはドラフト
は2回にとソ′められたり、1台の練糸機上でスライバ
がタブリングされたりする。次にコーマ−用ラップが作
られ、このラップがコーマ−機に供給され、コーマ−機
で短繊維が除去された上でタブリングされて、強い糸を
作る準備がなされる。
本発明の目的は、一方においてドラフト作用がその後に
行われるコーマ工程を伴うことなしにコーマ糸を紡績す
るのに適した繊維から第1級の品質を有する糸を製造す
ることを可能にするか、他方においてカード糸を紡績す
るに適した細い繊維から太いコーマ糸を含む少くともコ
ーマ−糸の糸番手範囲でコーマ−糸の特性を有する糸を
製造することを可能にする前述のタイプと特性を有する
装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、案内部材の前方端側に空気
排出孔が設けられ、その空気排出孔を経て紡糸ロータと
案内部材間の連通空間が第2吸引装置に互いに連結され
、少くとも第1吸引装置の前に空気調節部材が配置され
るか、選択的な吸引出力を有する第1吸引装置が配置さ
れるか、あるいは空気調節部材が紡糸ロータと案内部材
間の環状空間に平行に第1吸引装置が配置され、空気調
節部材が環状空間と空気排出孔に組合される構成を有す
るロータ式オープンエンド紡績装置が提供される。
このような装置は、複数の繊維を供給するために役立つ
全ての空気量が案内部材の前方端側における空気排出孔
を経て紡糸ロータと案内部材の内側空間を離れるように
、装置中の空気流の容積あるいは速度を調節することを
可能にする。紡糸ロータと案内部材間の環状空間を経た
、紡糸ロータと案内部材の前記連通内側空間からの空気
の逃失のために、選択可能な長さの短い繊維が紡出ロー
タの外側に排出され、一方残された複数の繊維が紡糸ロ
ータ内で希望するタイプと品質、すなわちコーマ−糸の
品質を持つ糸に紡績される。正確に豫め定められた長さ
の短い繊維を引出す工程および紡績工程中に望ましい長
さのより長い繊維を残す工程は紡糸ロータと案内部材の
回転比を調節することによって行うことができる。除外
された短い繊維は例えば他のタイプの糸用原料として用
いることができるので、短い繊維の除去が生産上のロス
に直接結びつくものではない。
しかしながら、上述の紡績ローターと案内本体との回転
比と同様に該2要素間の環状スペースでの空気流速も、
紡績ローターに供給された繊維のどの部分も引戻されも
排出されもしないような仕方で、調整することが可能で
ある。この事は、装置が慣用のオープンエンド紡績機と
して操作出来、多品種の糸の製造の可能なことを意味す
る。これは別として、はとんどの空気量が紡績ローター
と案内本体を案内本体の前端側面で連通しているスペー
スを出る事実は、また繊維の紡績ローターへの進行と繊
維のローター内部での配置の過程で何ら影響しないよう
に空気が案内ダクトから空気排出孔へ短経路で流れる点
で有利である。
実際、空気排出孔はカバー本体内に備えられ該カバー本
体の内側の吸引口部が少くとも環状空洞の一部の形態を
有し、且つ該案内本体の内側縁部に沿って周方向に延び
る貫通孔としてか、案内本体とカバー本体間の環状間隙
として作成可能である。若し、空気排出孔が上述された
如く貫通孔であれば、ラビリンスパツキンが案内本体の
前端とカバー本体との間に備えられるのが好都合であり
、該パツキンは該貫通孔の内部を外気から完全に隔てて
空気の漏えいの防止に役立つ。
しかしながら、どのような場合にも本発明に従がえばm
維を保持し、収集するフィルター要素が紡績ローターと
案内本体間の環状スペースと関連されるのが有利である
本発明に係るオープンエンドローター紡績装置の幾つか
の好適実施例を添付図面を参照して以下に詳述する。
〔実施例〕
本発明に係る装置の一構成成分を形成している紡績ステ
ーション又はユニットは、幾つかの変形例に関しては新
規空気吸引システムのために通常の構成の紡績ローター
と案内本体の連通スペースを除くことが出来る。同様に
このようなユニットと空気吸引システムの複数から慣用
のオープンエンドローター紡績機を組立てることは可能
であり、該システムは第1及び第2空気吸引システムか
第1吸引システムのみを含んでいる。
図面特に第1図から明らかな如く、紡績ユニット1の紡
績ローター2は従動シャフト3に固定されており、そし
て該シャフトはローターボックス6のブツシュ部5内に
往復動のために受入れられ、締付ボルト7によってブツ
シュ部に固定された軸受ブツシュ4に回転するように据
付けられている。
紡績ローター2は、平坦円形底8と該底8より小径のま
るくなった口9と底8から突き出て口9の方へ円錐状に
傾斜している内壁10とを備えた浅い皿の形態である。
底8と壁10は共に繊維収集チャンネルを形成している
半径方向に距離を置いて紡績ローター2を取囲んでいる
ローターボックス6は、またその前面に紡績ローター2
に同心の凹部11を備えており、該凹部には積極駆動さ
れて回転する案内本体13が受入れられて、ころがりラ
ジアル軸受によって取付けられている。案内本体13は
環状形態であって、紡績ローター2に向いたその後端1
4に正面円形凹部15を有し、該凹部15によって該後
端14がそれぞれ内側部分16と外側部分17とに半径
方向で分けられており、内側部分16は紡績ローター2
の口9内に配置されているが外側部分17は該口の外側
に配置されている。しかしながら、紡績ローター2が案
内本体13から軸方向に幾分かスペースがあるから、紡
績ローター2の口9と案内本体13の後端14の該部分
16.17との間に、紡績ローター2と案内本体13の
連通スペースをローターボックス6の内側エアースペー
ス19と接続スる環状スペース18が該部分16.17
間の推移を含んで生ずる。この内側エアースペース19
は、ローターボックス6の側面で、その後壁20と、シ
ール仕切りとして案内本体13の後端14の該外側部分
17を半径方向平面で備えた環状突起21とにより、且
つ該後壁20と該環状突起21との間の内側周壁22に
よって制限され、そして孔23を介して第1吸引パイプ
ライン24と通じている。
案内本体13の内壁25は断面円錐形であり、その最小
径は案内本体13の前端側である。
ローターボックス6は、取外し可能であるが別な方法で
は取外し出来ないカバー本体27によってカバーされて
おり、カバー本体の内壁28は案内本体13の前端26
から非常に小さな距離で間隔が設けられている。
第1図に示す如く、装置は、案内本体13の回転軸Xへ
半径方向に本体27を貫通して通じている貫通孔29に
よって構成され、且つ第2吸引パイプ30に接続した空
気排出孔を備えている。該パイプライン30の吸引口部
分31は環状空洞の形態を有し、そして第2図から明ら
かな如く案内本体13の内側縁部32に沿って周方向に
延びている。場合によっては、貫通孔29はカバー本体
27内に挿入された管部材とすることが出来る。このよ
うな実施例は図には示されていない。
空気放出孔の他の実施態様が第3図に示されている。こ
れは案内本体13の内側ヘリ部分32と前記カバー本体
27の内壁28上に設けられた円錐形突起35の周囲の
表面34との間の環状間隙33からなり、この突起は案
内本体13の前端26に配設されている。
さらにこの実施態様においては、カバー本体27に第1
図に示されるのと同じ貫通孔29が設けられる。
しかし前記孔29の入口部分31は完全な環状の空洞の
形状を有しそして前記円錐形突起35の直近位置にある
上記の実施態様の両方に貫通孔29を設けたことにより
、案内本体13の前端26とカバー本体27との間にラ
ビリンスパツキン36が設けられ、このラビリンスパツ
キン36は第1図に示すように、カバー本体27の内壁
28上に設けられた環状突起37と、案内本体13の前
端26の対向前側表面上の対応凹所38とからなってい
る。しかし、バッキング要素は逆に配置され、又は所望
の空気の通るのを阻止する効果を有するような任意の他
の実施態様とすることができることが理解される。
第1図に見られるように、繊維39を案内本体13の内
壁25に供給する案内チューブ40は、カバー本体27
を貫通して延出し、これに代え円錐形突起35が上記し
たように前記本体27の内壁28上に設けられた場合に
は、この案内チューブ40は案内ダクト41によって置
換えられる(第3図)。しかしどの場合でも、さらに取
り出しチューブ42がカバー本体27を通って延在し、
この本体27を通って糸43が紡糸ロータ2の外に引き
出される。
第1図に示される空気吸引機構は複数の紡糸スチージョ
ン1のための中央機構であり、上流側ろ過要素46を有
する第1の吸引ユニット45に連結された第1の主導管
44を具備し、この中に、個々の紡糸ステーション1か
ら導通する第1の吸引バイブライン24が入る。第2の
主導管47が、第2の吸引パイプライン30がその中に
開口する第2の吸引ユニット48に連結され、このパイ
プライン30もまた個々の紡糸ステーション1から導通
している。
2つの吸引ユニッ)45.48とろ過要素46は空気吸
引手段を有する繊維機械にとって普通の任意の構造とす
ることができる。これら2つの吸引ユニット45・48
の前方に、例えば弁の形式の空気調整部材49.50が
それぞれ設けられるが、しかしこの弁は選択可能な吸引
出力を有する吸引ユニット45゜48が設けられた場合
には省略することができる。
第4図はまた他の中央空気吸引機構を示し、この吸引機
構は第1の主導管44と第2の主導管47とを具備しこ
れら主導管44と47はその相似の端部が相互に連結さ
れ中央ダクト51を形成し、このダクト51はさらに上
流側ろ過要素46を有する第1の吸引ユニット45に連
結されている。また第1の吸弓パイプライン24は第1
の主導管44の中に入り、また第2の吸引バイブライン
30は第2の主導管47の中に入る。空気調整部材49
と50が、紡糸ロータ2と案内本体13との間の環状間
隙18と協同し、またカバー本体270貫通孔29と協
同し、そして前記第1の主導管44と第2の主導管47
の端部にそれぞれ配設されている。この場合、ろ過要素
46はその代わりに、第4図に点線で示される関連空気
調整部材50の前方の第1の主導管44に設けるこ七が
できる。
第1図又は第2図に示される空気放出孔と第1図又は第
4図による空気吸引機構に関し、本発明の装置における
コーマ特性の糸を製造する工程は次のようになされる。
紡糸ロータ2と案内本体13との間の環状間隙18の大
きさを含む作動パラメータの調節により、この紡糸ロー
タ2と案内本体13は同じ方向に回転し、しかし案内本
体13は紡糸ロータより遅くしかも一方において前記本
体13の内壁25に繊維39を供給する空気の速度より
も速く回転する。同時に、紡糸ロータ2と案内本体13
の連通内側間隙に入る繊維担持空気の容量の殆んど全部
が前記本体13の前端26の側面の前記間隙を出て行き
、これに対しほんの小量の残りの空気部分が紡糸ロータ
と案内本体との間の環状間隙を通って逃げる。
繊維39は空気の流れの助けのちとに、繊維が繊維スラ
イバーから特にカード又はドラフトスライバーから分離
される繊維開繊装置(図示しない)から供給される。案
内本体13の内壁25に係合した後、繊維39は遠心力
の作用により紡糸ロータに向ってこの内壁25上を前進
させられる。しかし紡糸ロータ2の壁10に到達する前
に、繊維はまず紡糸ロータ2と案内本体13との間の環
状間隙18を乗り越えなければならない。そのため繊維
39は前記環状間隙18を通って逃げる空気の流れの作
用にさらされ、それにより案内本体13の内壁25を離
れる繊維39はその進路を、より良き理解のために第5
図及び第7図に角度A及びBで示すように周辺の進路に
急に変更する。このようにして、案内本体13の内壁2
5と紡糸ロータ2の内壁10との間のその軌道Sは、こ
れより小さな長さの繊維が空気で運ばれることのできる
ような部分U(第6図)を有し、これはそのどの部分も
案内本体13の内壁25か又は紡糸ロータ2の壁10か
に接触することがないことを意味する。
次にこの繊維39−以下、「短繊維52」と称する−は
スピニングロータ2と案内ボディ13との間の環状隙間
18を通って逃避する空気に簡単に追従し、スピニング
ロータの外側へ吸引される。一方、残りの長繊維53は
それらの通路が妨げられずに上記スピニングロータ2へ
向かう。従って、スピニングロータ2と案内ボディ13
の回転速度の所定の比率に従って、全く一定の長さの短
繊維52を吸引又は排出することが可能となり、長繊維
53をスピニング工程に留め、所望の種類及び品質の糸
に処理できるようにする。短繊維52を追従させ且つ吸
引する工程は動力に関し極端な要求をするものではない
ことに注目される。しかしながら、スピニングロータ2
と案内ボディ13との間の環状隙間18を通過して逃避
する空気の速度が秒速30メートルを越えない時はこれ
で充分であることが確認されている。これに対し、高速
になると、動力の消費をもたらすだけでなく、特に所望
のものよりも大きな長さを有する短繊維52が排出され
るという結果をもたらす。これらの空気の実際の速度の
値は通常空気吸引調整器により調節される。
上述の方法とは別に、排出されるべき繊維52の正確な
長さはスピニングロータ2と案内ボディ13との間の環
状隙間18のサイズを調整することによっても調節する
ことができる。スピニングロータ2のシャフト3に使用
されているベアリングブツシュ4を保持しているボルト
7を緩めた後、ロータとブツシュの両者を所望の位置ま
で軸方向に移動し、ここでベアリングプツシ54を上記
ボルト7により再度締め付けることができる。しかしな
がら、多くの場合において、上記環状間隙18のサイズ
は一度で永久的に調節してしまうことが認められる。
短繊維52を吸引する工程をより良く理解するために、
第5図に1つのそして同一の繊維52の一連の連続的な
位置を示す。図示のように、短繊維52は一時的に上記
案内ボディ13の内壁25上の第1の位置P1をとり、
次に案内ボディ13の内壁25とスピニングロータ2の
壁10との間のセクションUの第2の位置P2、スピニ
ングロータ2と案内ボディ13との間の環状隙間18内
の第3の位置P3、及びロータボックス6の内部空気隙
間19内の第4の位置P4をとる。短繊維の対応する位
置P1゜P2及びP3を第6図に示す。
長繊維53(第7図)は吸引されない。というのは、こ
れらは常に案内ボディ13の内壁25に接触し又は当該
内壁25及びスピニングロータ2の壁10の両者に接触
する軌道S上にあるからである。かくして長繊維53は
スピニングロータ2と案内ボディ13との間の環状隙間
18を横切る際、この間隙18を通過して逃避する空気
の作用に曝されるのが機械的に防止される。1つのそし
て同一の長繊維53の一連の連続的な位置を第7図に符
号pH,PI3及びPI3で示す。
このようにしてスピニングロータ2に供給された繊維3
9から、スピニングロータ2及び案内ボディ13の所定
の回転速度に応じ、更にスピニングロータ2と案内ボデ
ィ13との間の環状隙間18を通過する空気の速度に対
応した長さの短繊維52に分離され且つ排出される。一
方、長繊維53はその後スピニングロータ2の壁10の
遠心力及び支持力により真っ直ぐに引き延ばされると共
に、スピニングロータ2の底部8と壁10との間に形成
される収集通路へ搬送され、ここでこれらの長繊維は曝
され且つここから糸43の開放端へ連続的に取り出され
る且つ引き出される。
正規の結合ステップには不向きのステーブルファイバを
含んだ、即ち最も頻繁には短繊維52の比較的大きな部
分を含んでいるスライバを処理しようとする場合、この
ような生の材料は、それから短繊維52を引き離すこと
により環状隙間18の内部で非常に効率良く分類分けさ
れることが可能である。一方、残りの長繊維53は細か
い糸43に処理される。しかしながら、このような材料
は残りの長繊維53から非常に細い糸43を紡ぐことを
可能にするような充分細かい繊維390部分を含んでい
ない。
このような事実にもかかわらず、例えば10テツクスま
でのような細かいコームド糸のカウントの範囲内でいく
つかの種類の糸を製造することがなお可能である。
これに対し、正規のコーミング工程に適した繊維を含ん
だスライバが使用される場合、スピニングロータ2と案
内ボディ13との間の環状隙間18は、排出される際の
長さが例えば2Ornm長となる短繊維52に適合する
ように調整することができる。一方、残りの長繊維53
はその後細かいコームド糸43に処理される。
上述の両方の種類の繊維は非常に経済的である。
というのは、それらはスピニング工程を実質的に短くす
ると共に、細い糸43の断片を製造するためにインク種
類かの低級の繊維材料を使用するのを可能にする。
排出された且つフィルタ要素の内部に蓄積され短繊維5
2は、その後他の種類の糸又は繊維に処理することも可
能である。非常に純粋な「浪費物」しかないので、短繊
維52はカード機に戻すこともできる。そして、これら
をカードされた糸に処理することが可能であり、且つ特
に従来のオープンエンド型のスピニング機械又は本発明
の装置の使用により可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は空気吸引システムを備えた1つの紡績ユニット
又はステーションの全体断面図である。 第2図は第1図に示されたカバー本体の内側を示す上面
図である。 第3図は空気排出孔の変形例と紡績ステーションの詳細
断面図である。 第」図は、空気吸引システムの変形例を示す図である。 第5図は、紡績ローターと案内本体との間の環状スペー
スの領域を短#a維の軌道と共に示す詳細断面図である
。 第6図は、第5図で矢印P方向に90°回転して見た図
である。 第7図は、第5図に示された図に対応しているが、長繊
維、即ち再結繊維の軌道を示している図である。 2・・・紡糸ロータ、   13・・・案内部材、18
・・・環状空間、    27・・・カバー部材、29
・・・貫通孔、     33・・・環状ギャップ、4
5・・・第1吸引装置、  48・・・第2吸引装置、
49・50・・・空気調節部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、片側が開いた紡糸ロータ、リング、チューブその他
    の形状をした積極駆動の案内部材、該案内部材の前方端
    に組合される固定のカバー部材、および紡糸ロータの軸
    線およびカバー部材の軸線を通って延びて紡糸ロータか
    ら糸を引出すのに役立つ引出しダクト(チューブ)から
    成り、前記案内部材はその後方端で案内ローラに同軸状
    態で入り、且つ案内部材の内側壁が供給された複数の繊
    維を堆積し、支持しながら案内し、且つ最終的には複数
    の繊維を紡糸ロータに伝達するのに役立ち、前記案内部
    材の内壁に複数の繊維を供給するためにカバー部材を通
    って案内ダクト(チューブ)が延びており、紡糸ロータ
    と案内部材の間には環状空間が設けられており、該環状
    空間を経て、紡糸ロータと案内部材間の連通空間が第1
    吸引装置に連結されているロータ式オープンエンド紡績
    装置において、 案内部材(13)の前方端(16)側に空気排出孔が設
    けられ、該空気排出孔を経て紡糸ロータ(2)と案内部
    材(13)間の連通空間が第2吸引装置(48)に互い
    に連結され、少くとも第1吸引装置(45)の前に空気
    調節部材(49)が配置されるか、選択的な吸引出力を
    有する第1吸引装置(45)が配置されるか、あるいは
    空気調節部材(49)が紡糸ロータ(2)と案内部材(
    13)の間の環状空間(18)に平行に第1吸収装置(
    45)が配置され、空気調節部材(49,50)が環状
    空間(18)と空気排出孔に組合されていることを特徴
    とするロータ式オープンエンド紡績装置。 2、前記空気排出孔がカバー部材(27)に設けられて
    いる貫通孔(29)であり、前記カバー部材(27)の
    内側における貫通孔(29)の内側部分が環状キャビテ
    ィの少くとも一部分を形成し、且つ前記案内部材(13
    )の内側縁部(32)に沿って周面方向に延びる請求項
    1記載のロータ式オープンエンド紡績装置。 3、前記空気排出孔が案内部材(13)とカバー部材(
    27)間の環状ギャップ(33)によって形成されてい
    る請求項1記載のロータ式オープンエンド紡績装置。 4、紡糸ロータ(2)と案内部材(13)との間の環状
    空間(18)に、複数の繊維を戻して収集するためにフ
    ィルタ部材(46)が組合されている請求項2又は3に
    記載のロータ式オープンエンド紡績装置。 5、案内部材(13)の前方端(26)とカバー部材(
    27)の間にラビリンスパッキン(36)が設けられて
    いる請求項2記載のロータ式オープンエンド紡績装置。
JP15380690A 1989-06-21 1990-06-12 ロータ式オープンエンド紡績装置 Pending JPH03113022A (ja)

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