JPH0311265Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0311265Y2 JPH0311265Y2 JP1985138951U JP13895185U JPH0311265Y2 JP H0311265 Y2 JPH0311265 Y2 JP H0311265Y2 JP 1985138951 U JP1985138951 U JP 1985138951U JP 13895185 U JP13895185 U JP 13895185U JP H0311265 Y2 JPH0311265 Y2 JP H0311265Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- guide
- corner
- warp
- flexible
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 6
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 6
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D47/00—Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
- D03D47/27—Drive or guide mechanisms for weft inserting
- D03D47/277—Guide mechanisms
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Looms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案はフレキシブルレピアバンドのガイ
ド、更に詳しくは先端にキヤリアを設け、緯入れ
方向にレピアの往復駆動源たる歯車と係合する係
合孔が形成されて、該歯車の往復回転により、経
糸開口内にキヤリアを進入・退出せしめることに
より緯入れを行なう形式のレピア織機に用いられ
るレピアバンドのガイドに関するものである。
ド、更に詳しくは先端にキヤリアを設け、緯入れ
方向にレピアの往復駆動源たる歯車と係合する係
合孔が形成されて、該歯車の往復回転により、経
糸開口内にキヤリアを進入・退出せしめることに
より緯入れを行なう形式のレピア織機に用いられ
るレピアバンドのガイドに関するものである。
(従来技術)
従来、第2図に示すような先端にキヤリア11
が設けれたフレキシブルピアバンド(以下、「バ
ンド」と略記する)10には長手方向、即ち緯入
れ方向に点在的に形成された係合孔13に所定の
駆動源により往復動する図示しない歯車が係合
し、該歯車の往復回転によりバンド10先端に取
り付けられた緯糸を把持したキヤリア11を経糸
開口内を往復動させ、緯入れを行うものである。
が設けれたフレキシブルピアバンド(以下、「バ
ンド」と略記する)10には長手方向、即ち緯入
れ方向に点在的に形成された係合孔13に所定の
駆動源により往復動する図示しない歯車が係合
し、該歯車の往復回転によりバンド10先端に取
り付けられた緯糸を把持したキヤリア11を経糸
開口内を往復動させ、緯入れを行うものである。
ところで、経糸開口内は寸法的に狭く、バンド
10及びその先端に取り付けられたキヤリア11
が経糸に衝突しないようにしてバンド10を往復
動させるために、リードホルダ1上にはバンド1
0の側端面を挟持するような格好で両側から該バ
ンド10を案内支承するガイド5が点在取り付け
されており、バンド10はこのガイド5群に案内
されて経糸開口内を走行(往復動)する。
10及びその先端に取り付けられたキヤリア11
が経糸に衝突しないようにしてバンド10を往復
動させるために、リードホルダ1上にはバンド1
0の側端面を挟持するような格好で両側から該バ
ンド10を案内支承するガイド5が点在取り付け
されており、バンド10はこのガイド5群に案内
されて経糸開口内を走行(往復動)する。
経糸の開口量が最大時にはバンド10が走行中
の経糸に接触することはないが、開口運動により
開口量が小さくなつているときにはどうしても、
バンド10の角部が経糸、特に下側の経糸に接触
してしまう。そこで、走行中のバンド10が経糸
に接触しても経糸が切断されたり、損傷したりす
ることがないようにするために、バンド10の長
手方向に延在する角部は第3図に示すように、丸
みをつけられて仕上げ形成されている。
の経糸に接触することはないが、開口運動により
開口量が小さくなつているときにはどうしても、
バンド10の角部が経糸、特に下側の経糸に接触
してしまう。そこで、走行中のバンド10が経糸
に接触しても経糸が切断されたり、損傷したりす
ることがないようにするために、バンド10の長
手方向に延在する角部は第3図に示すように、丸
みをつけられて仕上げ形成されている。
しかし、第4図に示すようにバンド10を案内
支承するガイド5の支承部51のコーナー部51
aは直角に形成されているため、バンド10の走
行時にバンドが支承部51の奥壁部に摺接し、該
バンド10の側端部がそれにならつて摩耗し、第
5図に示すようにバンド10の角部がガイド5の
コーナー部51aと同じ直角状になる。
支承するガイド5の支承部51のコーナー部51
aは直角に形成されているため、バンド10の走
行時にバンドが支承部51の奥壁部に摺接し、該
バンド10の側端部がそれにならつて摩耗し、第
5図に示すようにバンド10の角部がガイド5の
コーナー部51aと同じ直角状になる。
そうすれば、経糸がバンド10の角部に接触し
た場合、該経糸が切断されたり損傷したりするこ
とになる。したがつて、バンド10の上記角部
が、このようにして直角状に摩耗形成された場合
には、該バンド10を新しいものに取り替えてや
らねばならない。
た場合、該経糸が切断されたり損傷したりするこ
とになる。したがつて、バンド10の上記角部
が、このようにして直角状に摩耗形成された場合
には、該バンド10を新しいものに取り替えてや
らねばならない。
近時のように、高速運転下における毎分当りの
回転数が高いレピア織機の場合には、バンド10
の摩耗もそれに比例して早まつているので、その
取り替え回数もおのずから多くなる。
回転数が高いレピア織機の場合には、バンド10
の摩耗もそれに比例して早まつているので、その
取り替え回数もおのずから多くなる。
これでは取り替えに要する作業が頻発し面倒な
ばかりでなく、この取り替えにあたつては当然な
がら織機を停台して行わねばならず、これでは織
機の稼動効率が低下し好ましくない。
ばかりでなく、この取り替えにあたつては当然な
がら織機を停台して行わねばならず、これでは織
機の稼動効率が低下し好ましくない。
(考案の目的)
この考案は、このような事実に着目して提案さ
れたもので、長時間織機を稼動させてバンドの側
端部分(特に角部)がガイドに長時間摺接されて
摩耗したとしてもその角部が直角状に摩耗するこ
となく、ガイドが適正走行に耐えられなくなるま
で損傷した時に始めて取り替えてやれば良いよう
にし、もつて織機の稼動効率を高めてやろうとす
るものである。
れたもので、長時間織機を稼動させてバンドの側
端部分(特に角部)がガイドに長時間摺接されて
摩耗したとしてもその角部が直角状に摩耗するこ
となく、ガイドが適正走行に耐えられなくなるま
で損傷した時に始めて取り替えてやれば良いよう
にし、もつて織機の稼動効率を高めてやろうとす
るものである。
(問題点を解決するための基本的構成)
この考案は上記目的を達成するため、第1図に
示すように、ガイド6のバンド10を支承する部
分の形状を予めバンド10の摺接部の形状に対応
するように曲率半径0.5mm以上の丸みを帯びたも
の形成しておいてやるものである。
示すように、ガイド6のバンド10を支承する部
分の形状を予めバンド10の摺接部の形状に対応
するように曲率半径0.5mm以上の丸みを帯びたも
の形成しておいてやるものである。
(実施例)
第1図及び第6図に示すように、この考案のガ
イド6は、そのバンド10との摺接面の形状をバ
ンド10の被摺接面の形状に合せて、支承部61
の奥壁部のコーナー部61aを丸みを帯びさせた
形状に形成しておく。即ち、ガイド6のバンド支
承部のコーナー部をバンド10の長手方向に延在
する角部の形状に対応させるように形成してお
く。この丸み(曲率半径R)の寸法はバンドの厚
さが薄いことから、それほど大きなRとすること
はできないが、通常バンド10の厚さが2〜3mm
であるので、該Rは0.5〜1.0位に設定しておくの
が好ましい。もつとも、このRはバンド10の厚
さとの間で相対的に決められるものであるので、
上記値に限定されるものではないことはいうまで
もない。
イド6は、そのバンド10との摺接面の形状をバ
ンド10の被摺接面の形状に合せて、支承部61
の奥壁部のコーナー部61aを丸みを帯びさせた
形状に形成しておく。即ち、ガイド6のバンド支
承部のコーナー部をバンド10の長手方向に延在
する角部の形状に対応させるように形成してお
く。この丸み(曲率半径R)の寸法はバンドの厚
さが薄いことから、それほど大きなRとすること
はできないが、通常バンド10の厚さが2〜3mm
であるので、該Rは0.5〜1.0位に設定しておくの
が好ましい。もつとも、このRはバンド10の厚
さとの間で相対的に決められるものであるので、
上記値に限定されるものではないことはいうまで
もない。
また、バンド10がその上下角部が丸みを帯び
るように形成されていても、この考案のガイドは
そのコーナー部の上下両方の丸みをつけなければ
ならないものではなく、特に下経糸が接触するバ
ンド10の下側の角部に対応するコーナー部61
aにのみ丸みを付けるとより効果的である。さら
に、ガイドの上方のコーナー部61aにのみ丸み
を付けても良いことはいうまでもない。
るように形成されていても、この考案のガイドは
そのコーナー部の上下両方の丸みをつけなければ
ならないものではなく、特に下経糸が接触するバ
ンド10の下側の角部に対応するコーナー部61
aにのみ丸みを付けるとより効果的である。さら
に、ガイドの上方のコーナー部61aにのみ丸み
を付けても良いことはいうまでもない。
(考案の作用・効果)
この考案によれば、ガイド6のバンド支承部6
1に奥壁コーナー部61aの形状がバンドの角部
の形状に対応して、丸みを帯びるように形成され
ているので、バンド10が緯入れに伴なう長期に
亙る走行運動によつて、それが摺接するガイド6
との摩擦によつて摩耗したとしても、経糸が接触
する角部は、コーナー部61aの丸みに応じて摩
耗するので依然丸みを維持しており、該角部に経
糸が接触しても経糸が損傷・切断されるといつた
ことがなくなる。
1に奥壁コーナー部61aの形状がバンドの角部
の形状に対応して、丸みを帯びるように形成され
ているので、バンド10が緯入れに伴なう長期に
亙る走行運動によつて、それが摺接するガイド6
との摩擦によつて摩耗したとしても、経糸が接触
する角部は、コーナー部61aの丸みに応じて摩
耗するので依然丸みを維持しており、該角部に経
糸が接触しても経糸が損傷・切断されるといつた
ことがなくなる。
これにより、バンド10が多少摩耗したとして
も、その走行運動に支承をきたさない限りは交換
する必要がなくなり、織機を停台させる数もそれ
だけ減り、織機稼動効率上から好ましい。
も、その走行運動に支承をきたさない限りは交換
する必要がなくなり、織機を停台させる数もそれ
だけ減り、織機稼動効率上から好ましい。
第1図;この考案のバンドのガイドを示す斜視
図。第2図;バンドを用いたレピア舟織機のガイ
ド周りを示す部分斜視図。第3図;バンドの緯入
れ方向に直交する方向の断面図。第4図;従来の
バンドのガイドを示す側面図。第5図;バンドの
摩耗状態を示す断面図。第6図;この考案のバン
ドのガイドを示す側面図。 1……リードホルダ、3……筬、5,6……ガ
イド、10……バンド、11……キヤリア、5
1,61……支承部、51a,61a……コーナ
ー部。
図。第2図;バンドを用いたレピア舟織機のガイ
ド周りを示す部分斜視図。第3図;バンドの緯入
れ方向に直交する方向の断面図。第4図;従来の
バンドのガイドを示す側面図。第5図;バンドの
摩耗状態を示す断面図。第6図;この考案のバン
ドのガイドを示す側面図。 1……リードホルダ、3……筬、5,6……ガ
イド、10……バンド、11……キヤリア、5
1,61……支承部、51a,61a……コーナ
ー部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 先端にキヤリアを有するフレキシブルバンドを
緯入れ方向に摺接しつつ往復走行可能に案内支承
するために設けられたガイドであつて、 フレキシブルレピアバンドが摩耗してもその角
部の丸みが保たれるように、該ガイドの支承部の
うちフレキシブルレピアバンドの角部と摺接する
コーナー部61aが曲率半径0.5mm以上の丸みを
帯びた形状に仕上げ形成されている ことを特徴とするフレキシブルレピアバンドのガ
イド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985138951U JPH0311265Y2 (ja) | 1985-09-10 | 1985-09-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985138951U JPH0311265Y2 (ja) | 1985-09-10 | 1985-09-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6246674U JPS6246674U (ja) | 1987-03-23 |
JPH0311265Y2 true JPH0311265Y2 (ja) | 1991-03-19 |
Family
ID=31044401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985138951U Expired JPH0311265Y2 (ja) | 1985-09-10 | 1985-09-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0311265Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49126965A (ja) * | 1973-04-18 | 1974-12-05 | ||
JPS5477763A (en) * | 1977-11-08 | 1979-06-21 | Sulzer Ag | Shuttle guiding instrument of gripped shuttle weaving machine |
-
1985
- 1985-09-10 JP JP1985138951U patent/JPH0311265Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49126965A (ja) * | 1973-04-18 | 1974-12-05 | ||
JPS5477763A (en) * | 1977-11-08 | 1979-06-21 | Sulzer Ag | Shuttle guiding instrument of gripped shuttle weaving machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6246674U (ja) | 1987-03-23 |
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