JPH0310611Y2 - - Google Patents

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JPH0310611Y2
JPH0310611Y2 JP1983003263U JP326383U JPH0310611Y2 JP H0310611 Y2 JPH0310611 Y2 JP H0310611Y2 JP 1983003263 U JP1983003263 U JP 1983003263U JP 326383 U JP326383 U JP 326383U JP H0310611 Y2 JPH0310611 Y2 JP H0310611Y2
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terminals
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は複数個の素電池を直列に集合してな
る集合電池に関する。
例えばLR44タイプのボタン型アルカリ電池の
ような偏平電池は、単独で使用される場合も多い
が、素電池として複数個用いられることにより集
合電池に組まれる場合も多い、第1図はその集合
電池の従来例を示す。同図に示す集合電池は、4
個の偏平電池10を直列に積層してなる積層体1
2を金属製の筒状外装体14に装填するととも
に、上記積層体12の上下端面に陽極端子16,
陰極端子18をそれぞれ配置し、されらに各端子
16,18を上記外装体14の両端開口部にて上
記積層体12側に押え付けるようにしてある。外
装体14の両端開口部はそれぞれ内方へ折曲加工
され、その折曲部22はそれぞれ絶縁ワツシヤー
24を介して上記端子16,18の周辺部を積層
体12側に押え付けている。積層体12と外装体
14との間には中筒26が介挿され、これにより
積層体12の側部と外装体14の間を絶縁隔離し
ている。また、陽極端子16と積層体12との間
には板バネ20が弾性屈曲させられた状態で介在
させられており、これにより端子16,18と積
層体12との間および各素電池10の間がそれぞ
れ電気的に良好かつ安定な接触状態を保つことが
できるようになつている。
以上のように、従来の集合電池では、各素電池
10の間および端子16,18と積層体12との
間の電気的接触状態を良好かつ安定なものとする
ために、上記板バネ20を介在させることが不可
欠なものとなつている。この板バネ20がない
と、集合電池の内部における電気的接触状態を安
定かつ良好に保つことができないばかりか、素電
池10の積層方向に対する寸法誤差を吸収するこ
とができなくなつて、集合電池そのものを組立て
ることすら困難になる。しかしながら、上記板バ
ネ20は、従来においては、これを独立の部品と
して用いていたため、これが集合電池の部品点数
を増し、また組立工程を面倒にする原因の1つと
なつていた。また、板バネ20を弾性屈曲させた
状態でもつて正しく位置決めさせることは意外と
面倒であつて、例えば第2図に示すように、積層
体12,板バネ20,端子16および絶縁ワツシ
ヤー24をあらかじめ正確に位置決めして重ね合
せたとしても、例えば上記外装体14の両端開口
部を折曲加工する際に板バネ20がその弾性復元
力により側方へ逃げてしまうといつたようなこと
が起こりやすかつた。このように板バネ20の位
置決めがずれてしまうと、外観的な不良が発生す
るとともに、端子16,18と積層体12との間
および各素電池10の間における電気的接触状態
が著しく不安定になつてしまう。
この考案は以上のような従来の問題を鑑みてな
されたもので、従来のように独立のバネ部材を使
うことを不要にし、これにより低コスト化および
組立能率の向上を達成し、さらに内部における電
気的な接触状態を確実に良好かつ安定なものにす
ることができるようにした集合電池を提供するこ
とにある。
上記の目的を達成するために、この考案は、複
数個の素電池10と、両端が開口した外装体14
と、陰極および陽極端子16,18と、一対の絶
縁ワツシヤー24とを有する集合電池であつて、
上記端子16,18は、凹形の中央端子部28
と、その外周に設けられたつば部30とを有し、
上記つば部30は、陰極および陽極端子16,1
8のいずれか一方に波形に折曲された複数条のバ
ネ部32を有し、上記素電池10は、直列に積層
されて上記外装体14内に装填されるものであ
り、上記陰極および陽極端子16,18は、上記
外装体14に装填された上記素電池10の上下端
にそれぞれ載置されるものであり、上記絶縁ワツ
シヤー24は、上記つば部30上に載置されると
ともに、上記外装体14の両端開口部に折曲部2
2を設けることにより上記つば部30側に押付け
られて固定されていることを特徴とする。
以下、この考案の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。なお、各図中共通あるいは相当する
部分は同一符号を用いて示す。
第3図および第4図はこの考案による集合電池
の一実施例を示す。先ず、第3図において、4個
のアルカリ偏平素電池10を直列に積層してなる
積層体12を金属製の筒状外装体14に装填す
る。これとともに、上記積層体12の上下端面に
陽極端子16,陰極端子18を配置する。上記外
装体14は、例えば鉄を素地材とする金属薄板を
筒状に丸めたものであつて、その外側面には必要
に応じて化粧および表示のための印刷が施されて
いる。この外装体14の両端開口部はそれぞれ内
方に折曲加工され、その折曲部22が上記端子1
6,18の周辺部をそれぞれ上記積層体12側に
押え付けている。折曲部22と端子16,18の
間にはそれぞれ絶縁ワツシヤー24が介在させら
れている。また、積層体12の側部と外装体14
の間には中筒26が介挿されていて、これにより
積層体12と外装体14の間を絶縁隔離してい
る。
ここで、上記陽極端子16は、第4図aあるい
はbに示すように、その中央端子部28の囲りに
つば部30が一体に形成された形状をなすととも
に、このつば部30が複数条の波形に屈曲させら
れることにより該部分がバネ部32を形成するよ
うになつている。そして、このバネ部32が弾性
屈曲させられた状態でもつて該陽極端子16が上
記折曲部22により上記積層体12側に押し付け
られている。これにより、積層体12と端子1
6,18の間および各素電池10の間にそれぞれ
バネ効果が作用するようになつて、独立のバネ部
材を用いてないにもかかわらず、積層体12と端
子16,18との間および各素電池10の間にそ
れぞれ良好かつ安定な電気的接触状態が保たれる
ようになつている。上記つば部30の屈曲形状と
しては、第4図aに示すように同心円上ウエーブ
あるいは同図bに示すような放射状ウエーブのい
ずれでもよい。そして、このような波状の屈曲形
状は、陽極端子16を例えばプレス成形により加
工する際に同時に形成することができる。また、
その波状の屈曲形状は、要するにバネ効果を持た
せるためのものであるから、その寸法的精度条件
は比較的緩かにすることができる。そして、ここ
でもつとも注目すべきことは、従来においては不
可欠であつた独立のバネ部材がここでは不要とな
り、これにより部品点数が少くなつて低コスト化
と組立工程の簡略化がそれぞれ達成され、さらに
そのバネ部32が勝手に移動したりすることが確
実に防止されることにより、内部接触を良好かつ
安定に保つためのバネ効果が確実に得られ、また
バネ部材がずれることによる内部短絡の発生も確
実に防止されるようになるということである。
なお、上記絶縁ワツシヤー24は、上記バネ部
32を押圧するために硬質の材料で形成すること
が望ましい。また、その絶縁ワツシヤー24は、
陽極側と陰極側とでそれぞれ色分けするようにす
れば、極性の表示体としても機能することができ
る。
以上のように、この考案による集合電池は、従
来よりも部品点数と簡単な組立工程でもつて低コ
ストに構成することができるとともに、内部にお
ける電気的接触状態を確実に良好かつ安定なもの
に保つことができ、さらに内部短絡を生じさせる
といつたようなことも確実に防止できるという利
点を有する。
【実用新案登録請求の範囲】 複数個の素電池10と、両端が開口した外装体
14と、陰極および陽極端子16,18と、一対
の絶縁ワツシヤー24とを有する集合電池であつ
て、 上記端子16,18は、凹形の中央端子部28
と、その外周に設けられたつば部30とを有し、 上記つば部30は、陰極および陽極端子16,
18のいずれか一方に波形に折曲された複数条の
バネ部32を有し、 上記素電池10は、直列に積層されて上記外装
体14内に装填されるものであり、 上記陰極および陽極端子16,18は、上記外
装体14に装填された上記素電池10の上下端に
それぞれ載置されるものであり、 上記絶縁ワツシヤー24は、上記つば部30上
に載置されるとともに、上記外装体14の両端開
口部に折曲部22を設けることにより上記つば部
30側に押付けられて固定されていることを特徴
とする集合電池。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の集合電池の一例を示す断面図、
第2図はその一部分を分解して示す断面図、第3
図はこの考案による集合電池の一実施例を示す断
面図、第4図a,bはその要部に用いられている
部品の実施例を示す斜視図である。 12……積層体、14……金属製の筒状外装
体、16……陽極端子、18……陰極端子、22
……折曲部、24……絶縁ワツシヤー、26……
中筒、28……端子部、30……つば部、32…
…バネ部。
JP1983003263U 1983-01-17 1983-01-17 集合電池 Granted JPS59110970U (ja)

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JP1983003263U JPS59110970U (ja) 1983-01-17 1983-01-17 集合電池

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JPS59110970U JPS59110970U (ja) 1984-07-26
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JPS4844172U (ja) * 1971-09-28 1973-06-08

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