JPH0310383Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0310383Y2 JPH0310383Y2 JP3518787U JP3518787U JPH0310383Y2 JP H0310383 Y2 JPH0310383 Y2 JP H0310383Y2 JP 3518787 U JP3518787 U JP 3518787U JP 3518787 U JP3518787 U JP 3518787U JP H0310383 Y2 JPH0310383 Y2 JP H0310383Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- burner
- scavenging
- temperature
- flame
- low
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002000 scavenging effect Effects 0.000 claims description 20
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 241000238413 Octopus Species 0.000 description 1
Landscapes
- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はデイーゼル機関の低温始動用バーナに
関する。
関する。
従来の２サイクルデイーゼル機関の低温始動用
バーナは第２図の掃気室断面図に示すように、バ
ーナ１を点火して火焔を掃気室２の上部に吹き込
み、始動可能な室温まで全掃気室を予熱した後、
エンジンをクランクしてシリンダライナ４の掃気
孔３をへて予熱した給気をシリンダ内に送り込み
エンジンを低温始動するようにしていた。
バーナは第２図の掃気室断面図に示すように、バ
ーナ１を点火して火焔を掃気室２の上部に吹き込
み、始動可能な室温まで全掃気室を予熱した後、
エンジンをクランクしてシリンダライナ４の掃気
孔３をへて予熱した給気をシリンダ内に送り込み
エンジンを低温始動するようにしていた。
ところが前記従来型の低温始動用バーナ機構で
は掃気室全体を予熱しているためその熱容量が大
きく又外壁にも熱がにげる為、掃気室温を始動可
能な温度まで上昇させるには長い予熱時間を要す
る欠点があつた。
は掃気室全体を予熱しているためその熱容量が大
きく又外壁にも熱がにげる為、掃気室温を始動可
能な温度まで上昇させるには長い予熱時間を要す
る欠点があつた。
本考案の目的は前記従来装置の問題点を解消
し、バーナ点火時間を大幅に短縮できるデイーゼ
ル機関の低温始動用バーナ装置を提供するにあ
る。
し、バーナ点火時間を大幅に短縮できるデイーゼ
ル機関の低温始動用バーナ装置を提供するにあ
る。
本考案ではバーナ火焔導入管をライナ掃気孔付
近まで延長することによつて、バーナ点火後火焔
を直接にライナ掃気孔付近までみちびき、該付近
の掃気室を局部的かつ効果的に予熱するようにし
たこを特徴としている。
近まで延長することによつて、バーナ点火後火焔
を直接にライナ掃気孔付近までみちびき、該付近
の掃気室を局部的かつ効果的に予熱するようにし
たこを特徴としている。
掃気孔付近の給気のみを重点的に直接加熱するよ
うにしたので、低温始動までのバーナ点火時間を
大幅に短縮できる。
うにしたので、低温始動までのバーナ点火時間を
大幅に短縮できる。
以下第１図を参照し、本考案の一実施例につい
て説明する。
て説明する。
図において１０はクランクケース、２は該クラ
ンクケース１０のＶバンクの間に形成された掃気
室、４はシリンダライナ、３は該シリンダライナ
４に設けられた掃気孔、１１はピストン、１２は
連接棒である。１は機関の上方に取付けられたバ
ーナ、５はバーナの下方に連設された火焔導入管
で耐熱管よりなりその出口部が掃気孔３の近傍に
開口するように設けられている。
ンクケース１０のＶバンクの間に形成された掃気
室、４はシリンダライナ、３は該シリンダライナ
４に設けられた掃気孔、１１はピストン、１２は
連接棒である。１は機関の上方に取付けられたバ
ーナ、５はバーナの下方に連設された火焔導入管
で耐熱管よりなりその出口部が掃気孔３の近傍に
開口するように設けられている。
次に前記実施例の作用について説明する。前記
のように構成したので、低温始動時に点火された
バーナ１の火焔は、バーナ火焔導入管５を介して
掃気孔３の近傍まで導入され、掃気孔３付近の給
気のみを局部的に直接予熱しているので、熱の有
効利用が能となる。
のように構成したので、低温始動時に点火された
バーナ１の火焔は、バーナ火焔導入管５を介して
掃気孔３の近傍まで導入され、掃気孔３付近の給
気のみを局部的に直接予熱しているので、熱の有
効利用が能となる。
〔考案の効果〕
本考案ではバーナ火焔導入管の開口部をシリン
ダライナ掃気孔付近に設けているので、バーナ火
焔により掃気孔付近の給気が局部的に重点的に予
熱され、低温始動時のバーナ点火時間を大幅に短
縮できる。
ダライナ掃気孔付近に設けているので、バーナ火
焔により掃気孔付近の給気が局部的に重点的に予
熱され、低温始動時のバーナ点火時間を大幅に短
縮できる。
第１図は本考案の掃気室断面図、第２図は従来
例の第１図応当図である。 １……バーナ、３……掃気孔、４……シリンダ
ライナ、５……バーナ火焔導入管。
例の第１図応当図である。 １……バーナ、３……掃気孔、４……シリンダ
ライナ、５……バーナ火焔導入管。
Claims (1)
- 火焔出口がシリンダライナの掃気孔近傍に開口
するバーナ火焔導入管をバーナに連設したことを
特徴とするデイーゼル機関の低温始動用バーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3518787U JPH0310383Y2 (ja) | 1987-03-12 | 1987-03-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3518787U JPH0310383Y2 (ja) | 1987-03-12 | 1987-03-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63143766U JPS63143766U (ja) | 1988-09-21 |
| JPH0310383Y2 true JPH0310383Y2 (ja) | 1991-03-14 |
Family
ID=30844447
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3518787U Expired JPH0310383Y2 (ja) | 1987-03-12 | 1987-03-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0310383Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-03-12 JP JP3518787U patent/JPH0310383Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63143766U (ja) | 1988-09-21 |
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