JPH0296203A - フィードバック制御系のパラメータ調整方法および装置 - Google Patents

フィードバック制御系のパラメータ調整方法および装置

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JPH0296203A
JPH0296203A JP6077589A JP6077589A JPH0296203A JP H0296203 A JPH0296203 A JP H0296203A JP 6077589 A JP6077589 A JP 6077589A JP 6077589 A JP6077589 A JP 6077589A JP H0296203 A JPH0296203 A JP H0296203A
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JP
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control
amount
control system
speed
evaluation function
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JP6077589A
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English (en)
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Shinji Shiraki
真二 白木
Masaki Tanaka
雅樹 田中
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の概要 フィー・ドパツク制御系における動作データを用いて所
定の評G11i関数を作成し、この評価関数を用いたフ
ァジィ推論により、同制御系の位置ゲイン、速度ゲイン
等のパラメータを自動的に調整する。
発明の背景 技術分野 この発明は、フィードバック制御系における位置ゲイン
、速度ゲイン等のパラメータをファジィ推論により自動
的に調整する方法および装置に関する。
従来技術 フィードバック制御技術は既に多くの分野において広範
囲に利用されている。フィードバック制御系において制
御量の立上り時間やオーバシュートmなどを最適に設定
しようとするとそれなりのパラメータ調整が必要である
−例としてロボットのアームの旋回を制御するフィード
バック制御系を考えてみる。
ロボットは負6:jイナーシヤ、機械系のダンピング、
剛性、摩擦等により、その動作特性が大きく異なり、制
御系パラメータ(位置ゲイン、速度ゲイン等)を上記各
種特性にあわせて調整することが必要となる。
同一種類のロボットでも個体毎に機械系のダンピングや
剛性が異なり、特に摩擦はかなり異なっている。したが
って、同一種類のロボットを同一の制御系パラメータを
用いて制御しようとすると動作性能にばらつきが生じる
ことになる。
性能のばらつきを抑えるためには個体毎に制御系パラメ
ータの調整を行なう必要があり、従来はこの調整は熟達
した技術者によって行なわれていた。たとえば1制御装
置に位置のステップ入力を指令しその際の制御系の挙動
を表わすデータを測定し、立ち上がり時間やオーバーシ
ュート量などが最適になるよう、制御系の位置ゲインや
速度ゲインを調整するのである。
しかしながらこのようなパラメータ:A整作業は熟練し
た技術者しか行なうことができない上に。
多大な作業量と時間を要していた。また熟練した技術者
であっても調整する人が異なると性能が異なってしまう
こともある。
発明の概要 この発明は、フィードバック制御系のパラメータを自動
的に調整できる方法、および装置を提供することを目的
とする。
この発明によるフィードバック制御系のパラメータ調整
方法は、目標値が与えられたときに。
この目標値と制御対象から得られる制御量とに基づいて
、制御対象から目標値と一致する制御量が得られるよう
にフィードバック制御する制御系において、制御量に関
係する少なくとも2種類の評価関数および調整すべきパ
ラメータに関係する量のそれぞれについて複数のメンバ
ーシップ関数をあらかじめ設定しておき、制御対象の動
作制御を行ない、これにより得られる制御量に関係する
少なくとも2種類の評価関数を作成し1作成した少なく
とも2種類の評価関数と設定されている複数のメンバー
シップ関数とを用いて、所定の制御ルールに基づいて所
定の演算を行ない、調整すべきパラメータに関係する量
を推論し、上記の評価関数の作成と調整すべきパラメー
タに関係する量の推論とを、推論されたパラメータに関
係する量が所定の条件を満たすまで繰返すことを特徴と
する。
変位に関するパラメータを調整するものにおいては、上
記評価関数を制御対象から得られる変位に関係する制御
量から作成する。これらの評fi![i関数の例として
は、変位の直流成分に関する量と変位の交流成分に関す
る量との少なくとも2種類。
または変位の直流成分に関する量と変位の速度に関する
量との少なくとも2Fi類がある。
速度に関するパラメータを調整するものにおいては、上
記評価関数を制御対象から得られる速度に関係する制御
量から作成する。これらの評価関数の例としては、速度
の減衰量に関する量と速度の微振動に関する量の少なく
とも2FJ類、または速度の直流成分に関する量と速度
の微振動に関する少なくとも2種類がある。
この発明によるフィードバック制御系のパラメータ調整
装置は、目標値と制御系パラメータとが与えられたとき
に、目標値と一致する制御量が制御対象から得られるよ
うにフィードバック制御する制御装置、上記制御装置か
ら得られる動作データに基づいて少なくとも2種類の評
価関数を作成する演算手段、ならびに上記演算手段から
得られる少なくとも2FJ類の評価関数を入力とし。
少なくとも2種類の評価関数および上記制御系パラメー
タの修正量のそれぞれについてあらかじめ設定された複
数のメンバーシップ関数を用いて。
所定の制御ルールに基づいて上記制御系パラメータの修
正量についてのファジィ推論演算を行ない、推論された
上記修正量を上記制御装置に与える推論手段を備えてい
ることを特徴とする。
上記推論された修正量が所定の条件を満たすまで、制御
対象の制御動作と評価関数の作成と制御系パラメータの
修正量の推論とを繰返すよう、上記制御装置+ 7ft
算手段および推論手段を制御する制御手段をさらに設け
ることが好ましい。
以上のようにしてこの発明によると初期設定さえ行なっ
ておけば、フィードバック制御系のパラメータが自動的
に調整される。したがって熟達した技術者による調整は
不要となる。また調整ごとのばらつきも殆んどなく、性
能のそろったフィードバック制御系が実現する。
実施例の説明 以下この発明をロボットのアームの旋回運動を制御する
装置に適用した実施例について詳述する。
(1)第1実施例 まず第1の実施例について詳述する。
第1図は、ロボット、ロボット制御装置およびパラメー
タ:J3整装置の全体を示すものである。
ロボットの一例として、平面作業型ロボットが示されて
いる。ロボット10は、ベース11上に支柱12により
軸支されかつ水平面内で回転する第1アーム13.  
この第1アーム13の先端部に軸支されかつ水平面内で
回転する第2アーム14.この第2アーム14の先端部
に軸支され2回転するとともにその軸方向に動く回転直
動リンク15.および回転直動リンク15に固定された
ハンド16によって構成されている。各アーム13.1
4およびリンクは、減速機を介して対応する駆動モータ
によって駆動される。
ロボット制御装置20は、オペレータの指示により、動
作プログラムにしたがってロボット−アーム13. 1
4.  リンク15を駆動するモータを制御する。また
、制御装置20はロボット10の動作データをパラメー
タ調整装置30に送信し、パラメータ調整装置30から
送信されてくる制御系パラメータ(位置ゲインと速度ゲ
イン)の修正量を受信し。
ロボット制御装置20内の制御系に設定する。
パラメータ調整装置30はたとえば、いわゆるパーソナ
ル・コンピュータによって構成することができる。この
パラメータ調整装置30は、ロボット制御装置20から
送られてくるロボットの動作データを受信し、後に詳述
するように受信した動作データにファジィ推論を適用し
てパラメータ修正量を決定し、その値をロボット制御装
置20へ送信する。
第2図はパラメータ調整装置30の機能をブロック図的
に示すものである。パラメータ調整装置30は、インタ
ーフェース部31.評価関数演算部32およびファジィ
推論部33から構成されている。
インターフェース部31はキーボード、表示装置1通信
装置等を含む。すなわちインターフェース部31は、操
作者がメンバーシップ関数や制御ルールの設定を行なう
ためのものであるとともに、ロボット制御装置20から
ロボットの動作に関するデータを取り込み、また推論結
果としてのパラメータ修正量(変化分)をロボット制御
装置20へ送出するためのものである。
評価関数演算部32はロボット制御装置20から送られ
たロボットの動作に関するデータから評6百関数を演算
する。
ファジィ推論部33は、評価関数を人力として。
あらかじめ設定された制御ルールに基づきファジィ推論
を行ない、推論結果としてパラメータ修正量(変化分)
を出力する。
これらの評価関数演算部32およびファジィ推論部33
の機能はソフトウェア(プログラム処理)により実現さ
れる。その詳細は後述する。とくに第3図はファジィ推
論部33の機能ブロック図であるが、これについても後
に説明する。
第4図はロボット制御装置20におけるロボットの制御
系を示すものである。モータ18が制御の対象であり、
このモータ18は上述したアーム■3または14.また
はリンク15を駆動するものである。すなわち第4図に
は1軸分の制御系が示され、多軸ロボットに対しては第
4図に示すような制御系が軸数分設けられる。モータ1
8の回転速度はエンコーダ19によって検出され、制御
系にフィードバックされる。
エンコーダ19によって検出されたモーター8の回転速
度は積分要素24で積分されてモータ回転角度を表わす
息に変換され、Iya算要素22において、与えられた
目標値(モータ角度)との偏差が算出され 要素2Gの
位置ゲインK が乗じられて加減要素25に加算すべき
量として与えられる。一方1口標鎖は微分要素23によ
って微分され速度を表わす量に変換されたのち、要素2
7の速度フィードフォワード・ゲインK が乗じられて
加減要素25に加■ 算すべき量として与えられる。また検出された速度は要
素28の速度フィードバック・ゲインK が■ 乗じられて加減要素25に減算すべき量として与えられ
る。加減要素25における演算結果は電流増幅器17を
経てモーター8の駆動電流として与えられる。
上述した制御系において1破線で囲った部分21はソフ
トウェアで実現されるいわゆるソフトウェア・サーボで
ある。K は位置ゲイン、K は速p        
            v度ゲインと呼ばれる。速度
ゲインK が要素27と■ 28の2箇所にあるが、これは速度のフィードフォワー
ド補償とフィードバック補償のゲインが同一であること
を意味する。位置ゲインK と速度ゲインK がパラメ
ータ調整装置30によって自動的■ に最適値に調整される制御系パラメータである。
位置ゲインK 、速度ゲインK は、モータやp   
              Vロボット・アームの特
性が明確に分っていれば理論的に設定することが可能で
ある。それは次式で与えられる。
K  −Jω  /K         ・・・(1)
p        n K  −2Jζω /K        ・・・(2)
n ここでJはイナーシャ。
ω は制御系の固有角周波数。
ζは制御系の減衰係数。
Kは電流増幅器等のハードウェアによって決まるゲイン
である。
しかしながらロボット・アームの特性等にばらつきがあ
るので位置ゲインK 、速度ゲインK。
を正確に決定するのは困難をともない、熟達した技術者
による調整が必要であったのは上述した通りである。
この発明によってゲインに、K  がパラメーp   
   v 夕調整装置30によって自動的に調整されるが、このと
き制御系、が不安定にならないように初期ゲインは小さ
な値に設定しておく。具体的には上式でω を小さくし
ておく。位置ゲインK と速度ゲp インK の調整処理は次の手順で行なわれる。第4図に
関する説明と同じように一軸のモータの制御に関しての
み述べる。
初期ゲインを設定した状態で第4図に示す制御系に対し
て目標値として第5図に示すような動作位置指令を与え
る。この位置指令は各時点におけるモータ角度を与える
ものである。このときのモータの回転速度指令は第6図
のグラフのようになる。始動時からある時点t までは
一定加速度で速度が増大し、その後1時点t から停止
の少し前の時点tbまでは速度が一定に保たれる。そし
て1時点t、から停止時点t。までは負の一定加速度で
減速される。
このような指令が与えられると制御系はこの指令にした
がってモータを駆動する。このとき得られる制御系の位
置偏差et  (減算要素22の出力)および検出速度
Vt  (デコーダ19の検出速度)の−例が第7図お
よび第8図にそれぞれ示されている。これらの位置偏差
波形および速度波形は初期ゲインが設定されたときの第
1回目の制御のときのちのと考えてもよいし、後に示す
ように同一指令に対してモータの駆動制御を繰返すこと
によりゲインK  、K  を調整していく過程のもの
と考V えてもよい。いずれにしても1位置偏差etおよび速度
v1は一定周期でサンプリングして得られるものであり
、この制御系は上述したようにソフトウェア争サーボで
あるから、与えられた動作指令、モータ角度、角速度v
l等のδP1定値、偏差e1などの数値データはRAM
等の記憶装置に・ストアしておくことができる。
ロボット制御装置20からパラメータ調整装置30に送
出されるデータは次の2種類である。
l)位置偏差e の時系列データ  (第7図)2)速
度v1の時系列データ    (第8図)パラメータ調
整装置30において、インターフェース部31を介して
得られた上記2種類の動作データは評価関数演算部32
によって次のような評価関数に変換され、ファジィ推論
部33に与えられる。
位置ゲインK を調整するための評価関数には次の2つ
がある。
PI2−(1/β)[1/(k  −に1)]P 1・
・・(4) ここでα、βはスケールあわせの定数である。
またk  、k  は時点1 −1bの間における1 
     2         a適当なサンプリング
時点を示す(k2>kl)。
さらに第(4)式のPIは次のようにして求められるP
llの最終的な値である。
v  −v>C1(C,は適当な定数)の場合に。
PI    −PI     +V   −Vl   
    1−1     1 (PIの初期値を0としてi−k を 囲でこの計算を実行する) ・・・(5) 〜に2の範 pHは等速動作詩位置偏差の直流成分。
PI2は等速動作詩位置偏差の交流成分ということがで
きる。
速度ゲインK を調整するための評価関数は次■ の2つである。
k。
PI4−[1/(k  −に3)IPV  ・・・(8
)k は時点t のサンプリング時点、に4はそC れ以降の適当な時点におけるサンプリング時点である。
またPMは次のようにして求められるPvlの最終的な
値である。
V 1くC(C2は適当な定数)の場合に。
PV  −PV   + l V、  l      
−(9)(pvの初期値を0として、  i−k a〜
に4の範囲でこの計算を実行する) PI3は速度の減衰率に関するi、PI4は速度の微振
動に関する量ということができる。
ファジィ推論部33では、評価関数演算部32から与え
られる評価関数pH,PI2を用いて位置ゲインK の
修正量ΔK を推論演算する。修正p 量ΔK の推論演算のために用いる制御ルールはμ この実施例では14個設定されており、それらが第9図
に表の形でまとめられている。これらのルールは次のよ
うに表現される。
(ルール1)  pHがPBでかつPI2がPSならば
、ΔK はPBである。
(If  P I 1=PB  and P I 2−
PS。
then  ΔK  −PB) (第9図にR1で示す箇所に示されたルールである) (ルール2)  pHがPRBでかつPI2がpsなら
ば、ΔK はPRSである。
(If  pH−PRB  andPI2−PS。
then   ΔK   −PRS) (第9図にR2で示す箇所に示されたルールである) 以下同じように表現されるルール3〜ルール14までの
制御ルールが第9図にまとめられている訳である。
ここでPBは正の大きな値を、FRBは正の比較的大き
な値を、PMは正の中くらいの値を。
PRSは正の比較的小さな値を、PSは正の小さな値を
、ZRは零付近の値を、NBは負の大きな値を、NRB
は負の比較的大きな値を、NMは負の中くらいの値を、
NRSは負の比較的小さな値を、NSは負の小さな値を
それぞれ意味する。これらはメンバーシップ関数によっ
て表わされる。
そのうちのPB、FRB、PM、PRS、PSおよびZ
Rのメンバーシップ関数の一例が第11図に示されてい
る。NB、NRB、NM、NR3゜NSはPB、PRS
、PM、PRS、PSと縦軸を中心として左右対称の形
をしている。
第9図に示す制御ルールは位置ゲインK の修正量ΔK
 を導くために充分なものであって、場合によってはこ
れらの制御ルールのうちの1またはいくつかを省略して
もさしつかえない。
上記のルールに基づいて修正量ΔK を推論するための
ファジィ推論部33の構成の一例が第3図に示されてい
る。評価関数pH,PI2のそれぞれについて、メンバ
ーシップ関数PBPRB、・・・、PS、ZRがたとえ
ばメモリにあらかじめ設定されている(要素41.42
)。評価関数演算部32から与えられるpH,PI2の
値にそれぞれ応じたメンバーシップ関数値が要素41.
42から読出され、MIN演算部43.44等に与えら
れる。図示されたMIN演算部43.44は上述のルー
ル1.2に対応するものである。一方、修正mΔKpに
ついてもそのメンバーシップ関数PB。
PRB、・・・、NBがメモリ等にあらがしめ設定され
ている(要素45)。そして、これらのメンバーシップ
関数と上記M夏N演算部43.44等にょるMIN演算
結果とのMIN演算がそれぞれ行なわれCM I N演
算部46.47等)、その演算結果のMAX演算が行な
われる(MAX演算部48)。
MAX演算部48の演算結果もメンバーシップ関数で表
わされるが、これが非ファジィ化される(デファジイケ
ーシ日ン部49)ことにより、最終的なj回目の修正量
ΔK 、が得られる。
1)J 同じようにファジィ推論部33では、評価関数演算部3
2から与えられる評価関数PI3.PI4を用いて速度
ゲインK の修正量ΔK を推論演算v       
          vする。修正量ΔK の推論演算
のために用いる制■ 御ルールはこの実施例では16個設定されており。
それらが第1O図に表の形でまとめられている。位置ゲ
インの修正量ΔK の推論と同じように第1O図の制御
ルールにしたがう推論演算が行なわれ。
最終的な第3回目の修正量ΔK 、が得られる。修Vコ 正量ΔK を推論するための制御ルールも第10図に示
すものからそのいくつかを省略することができる。
推論結果として導びかれたゲイン修正量ΔK 、。
pJ ΔK 、は、インターフェース部31を介し、ロボッV
コ ト制御装置i!20へ送出される。ロボット制御装置2
0は制御系の前回のゲインKK、にこの修正をpj’ 
 VJ 加えて新たな位置ゲインKp (j+l)   v (
j+1)、 K を次のようにして算出する。
Kp (j+L)−に’ (1+ΔK  、)    
・・・(lO)pJ            pコ ’ (J+1) ”= K  、(1+ΔK  、) 
   −・・(11)VJ            V
J そして、ロボット制御装置20はこの新たなパラ、に メータKp (J+1)   v U+1)を設定して
再度。
指令に応じた動作を実行し、その動作データを再びパラ
メータ調整装置30に送出する。パラメータ調整装置3
0は新たな動作データに基づいて再びゲイン修正量を推
論し、ロボット制御装置2oに与える。というサイクル
を繰返す。そして、パラメータ調整装置30で推論され
たゲイン修正量が負になったとき、すなわちゲインを減
らすという結果をもってゲイン調整処理を終える。
上述したゲイン調整処理の手順が第12図に示されてい
る。
操作者によって位置ゲインK と速度ゲインK の初期
値として上述したように小さな値が設定され、ロボット
制御装置20が起動される(ステップ51)。そして指
令された目標値に応じたロボット制御装置20によるモ
ータの制御動作が行なわれ(ステップ52)、この制御
動作によって得られる動作データ(位置偏差e1の時系
列データ)が制御装置20からパラメータ調整装置30
に伝送される(ステップ53)。パラメータ調整装置3
0では第(3) 、 (4)式に基づいて評価関数pH
PI2が算出され(ステップ54)、この評価関数とあ
らかじめ設定されたメンバーシップ関数と複数個の制御
ルールを用いて位置ゲインの修正値ΔKpjが推論され
る(ステップ55)。推論されたこの修正値ΔK 、は
ロボット制御装置20に伝送さVJ れ(ステップ5[+) 、 1(10)式にしたがって
、ロボット制御装置20において新たな位置ゲインが算
出されかつ設定される(ステップ57)。推論された修
正値ΔK 、が正であれば(ステップ58で1)J YES)、ステップ52に戻って新たな位置ゲインを用
いて再びモータの制御動作が行なわれ、その動作データ
に基づいて修正値が推論される。ステップ52〜57の
処理は推論された修正値ΔK 、が負にな1)J るまで繰返し続けられる。そして、修正値Δに、jが負
になると位置ゲインK の調整が終了し1次に速度ゲイ
ンl(の、71!J整に移る。
■ 速度ゲインK の調整処理手順も上記と同じよ■ うに行なわれる。ロボット制御装置20からパラメータ
調整装置30に伝送される動作データは速度v1の時系
列データであり、それに基づいて第(7) 、 (8)
式により評価関数PIB、PI4が算出される。また速
度ゲイン調整用のメンバーシップ関数と制御ルールとを
用いて速度ゲインの修正値ΔK 、が推論され、第(1
1)式にしたがって新たVJ な速度ゲインが設定される(ステップ59〜64)。
このような一連の動作は推論された修正量ΔK 。
■コ が負になるまで繰返され、ΔK 、が負になったVJ ときに速度ゲインの調整が終了する(ステップ65)。
第12図ではまず位置ゲインを調整したのち速度ゲイン
を調整しているが、この逆の順序で行なってもよい。ま
た、ステップ52〜57の処理とステップ59〜64の
処理とを交互に繰返すようにしてもよい。また、修正量
が負になったときに調整完了としているが、調整完了の
条件としては他に種々考えられる。たとえばpH,PI
2.PIB。
PI4等が所定範囲に収まったときとしてもよい。さら
に修正量が負になったのち再び正の値に戻すような制御
ルールを設定してもよいなど種々の変形例が考えられう
る。評価関数も他の動作データを検出して決定すること
もできる。
(2)第2実施例 次に第2の実施例について詳述する。ここで第1の実施
例に適用した図面のうち第1図、第2図および第4図か
ら第6図は第2の実施例においても適用することができ
る。
第1の実施例と同様に、初期ゲインを設定した状態で第
4図に示す制御系に対して目標値として第5図に示すよ
うな動作位置指令を与える。この位置指令は各時点にお
けるモータ角度を与えるものである。この゛ときのモー
タの回転速度指令は第6図のグラフのようになる。始動
時からある時点t までは一定加速度で速度が増大し、
その後。
時点t から停止の少し前の時点tbまでは速度が一定
に保たれる。そして1時点t、から停止時点t までは
負の一定加速度で減速される。
に のような指令が与えられると制御系はこの指令にしたが
ってモータを駆動する。このとき得られる制御系の速度
偏差■。1(−微分要素23の出力−エンコーダ19の
検出速度)の−例が第14図に示されている。この速度
偏差波形は、初期ゲインが設定されたときの第1回目の
制御のときのものと考えてもよいし、後に示すように同
一指令に対してモータの駆動制御を繰返すことによりゲ
インに、、K  を調節していく過程のものと考えても
よい。いずれにしても、速度偏差■。1は一定周期でサ
ンプリングして得られるものであり、この制御系は上述
したようにソフトウェア・サーボであるから、与えられ
た動作指令、モータ角度、角速度等のハ1定値、速度偏
差V8工などの数値データはRAM等の記憶装置にスト
アして、おくことができる。
ロボット制御装置20からパラメータ調整装置30に送
出されるデータは次の1種類である。
速度偏差■。iの時系列データ(第14図)パラメータ
調整装置30において、インターフェース部31を介し
て得られた上記1種類の動作データは評価関数演算部3
2によって次のような評価関数に変換され、ファジィ推
論部33に与えられる。
速度ゲインI(を、7!l整するための評価関数には2
次の2つがある。
1n2 PI   5− Σ X(1)/ Σ X(1)   
 ・・・(12)a!−11−1 P  I   6 =A/ n           
      −(13)ここでX(1)は1時点t か
ら連続する02個の速度偏差V8□を離散的フーリエ変
換後、スペクトル演算した値であり、X(0)は、直流
成分を。
X(1)は、基本波成分を、X(j)(ただしj≧2)
は高周波成分をそれぞれ示している。n2は1時点t 
から時点tbまでのサンプルデータ数であす、ntはX
(1)のうち低周波成分までのサンプルデータ数である
。ただし、低周波成分は。
任意に定められる(n2<n、)。またAは1時点t 
から連続するn個の速度偏差■。1のうち。
±1に収まっているサンプルデータの数であり。
r】は1時点(から時点tbまでのサンプルデーり数で
ある。
PI  5は、等速動作詩の全振動成分に占める低周波
数成分の比を示しており、交流成分PI  6は1等速
動作時に目標速度に対して。
どれ程追従しているかを示しており、直流成分。
とそれぞれいうことができる。上記第(12)式および
第(13)式はいずれもOから1までの値をとり。
この間に、最適な速度ゲインK のときの値が存O 在する。最適な速度ゲインK とは熟達した技術■0 者が調整した値である。第15図にPI  5およびP
I  6と速度ゲインK の関係が示されていa   
                   vる。第15
図に示されるPI  5およびPI  6のa    
            aうち最適な速度ゲインK 
のときのPI  5゜vOa PI  6の値をそれぞれC,C2とすると1次a  
                 1の各式で示され
る補正を行ない、ファジィ推論用のパラメータとする。
PI5−(PI  5−C)/C・・・(14)a  
   1    1 PI6−(PI  6−C)/C・・・(15:a  
   2    2 また1位置ゲインl(を調整するための評価p 関数には次の2つがある。
Pr  7−8  /(S  +S  )    ・・
・(1B)a    2   12 P I  8−A/n            =(1
7)ここでSlは1時点11からtaまでの連続する速
度偏差V のうち、v8□≧0のデータの絶対値の和で
ある。ただし11はロボットが摩擦等に打勝って動き始
める時点である。S2は時点t1からt までの連続す
る速度偏差V。1のうち。
V8.<0のデータの絶対値の和である。
PI  7は、加速動作時の目標速度に対して。
どれだけオーバーシュートしたかを示す比率であり、P
I8は、速度ゲインK のPI  [1と同a    
                   v     
    aじである。上記第(1G)式および第(17
)式はいずれも0から1までの値をとり、この間に最適
な位置ゲインK のときの値が存在する。最適な位置ゲ
O インK とは熟達した技術者が調整した値であO る。第16図に、PI7およびPI  8と位置ゲa 
              a インK の傾向が示されている。第16図に示されるP
I  7およびPI  8のうち最適なゲインa K のときのPI  7およびPI  8の値をそれp
o              a         
      aぞれC、Cとすると9次の各式で示され
る補正を行なってファジィ推論用のパラメータとする。
PI7−(PI  7−C)/C・・・(18)a  
   11   11 PI8−(PI  8−C)/C・・・(19)a  
   12   12 ファジィ推論部33では、評価関数演算部32から与え
られる評価関数PI5.PI6を用いて速度ゲインK 
の修正量ΔK を推論演算する。修正V       
           V量ΔK の推論演算のために
用いる制御ルールはこの実施例では21個設定されてお
り、それらが第17図に表の形でまとめられている。こ
れらのルールは次のように表現される。
(ルール1)  PI5がNLでかっPI6がN Mな
らば、ΔK はNLである。
(If  P l5−NL  and P 16−NM
then  ΔK  −NL) ■ (第17図にR3で示す箇所に示されたルールである) (ルール2)  PI5がNLでかつPI6がZRなら
ば、ΔK はNLである。
(If  PI5−NL  andP16−ZR。
tben   ΔK   −NL) (第17図にR4で示す箇所に示されたルールである) 以下同じように表現されるルール3〜ルール21までの
制御ルールが第17図にまとめられている訳である。
ここでPLは正の大きな値を、PMは正の中くらいの値
を、PSは正の小さな値を、ZRは零付近の値を、NL
は負の大きな値を、NMは負の中くらいの値を、NSは
負の小さな値をそれぞれ意味する。これらはメンバーシ
ップ関数によって表わされる。この実施例におけるメン
バーシップ関数の一例が第18図に示されている。各メ
ンバージップ関数は、三角波であり、全て共通に使用さ
れる。
第17図に示す制御ルールは速度ゲインKvの修正量Δ
K を導くために充分なものであって、場■ 合によってはこれらの制御ルールのうちの1またはいく
つかを省略してもさしつかえない。
上記のルールに基づいて修正量ΔK を推論す■ るためのファジィ推論部33の構成は上述した第3図と
同様であり、その構成の一例が第13図に示されている
。評価関数PI5.PI6のそれぞれについて、メンバ
ーシップ関数PL、PM、・・・NM、NLがたとえば
メモリにあらかじめ設定されている(要素41a、 4
2a)。評価関数演算部32から与えられるPI5.P
I6の値にそれぞれ応じたメンバーシップ関数値が要素
41a、 42aから読出され、MIN演算部43.4
4等に与えられる。
一方、修正量ΔK についてもそのメンバーシラ■ ブ関数PL、PM、・・・、NLがメモリ等にあらかじ
め設定されている(要素45a)。そして、これらのメ
ンバーシップ関数と上記MIN演算部43゜44等によ
るMIN演算結果とのMIN演算がそれぞれ行なわれC
MIN演算部48.47等)、その演算結果のMAX演
算が行なわれる(MAX演算部48)。MAX演算部4
8の演算結果もメンバーシップ関数で表わされるが、こ
れが非ファジィ化される(デファジイケーション部49
)ことにより、i&柊的なj回目の修正量Δに、jが得
られる。また。
ファジィ推論部33の出力は−1から1までである。
同じようにファジィ推論部33では、評価関数演算部3
2から与えられる評価関数PI7.PI8を用いて位置
ゲインK の修正量ΔK を推論演p 算する。修正量ΔK の推論演算のために用いる制御ル
ールは速度ゲインK の制御ルールと同じである。速度
ゲインの修正量ΔK の推論と同じように第17図の制
御ルールにしたがう推論演算が行なわれ、最終的な第3
回目の修正量ΔKpjが得られる。修正量ΔK を推論
するための制御ルールも第17図に示すものからそのい
くつかを省略することができる。
推論結果として導びかれたゲイン修正量ΔK 、。
j ΔK 、は、インターフェース部31を介し、ロボッJ ト制御装置20へ送出される。ロボット制御装置20は
制御系の前回のゲインKK  にこの修正をvj’  
pj 加えて新たな位置ゲインKv (jet   p (j
や1)、 K を次のようにして算出する。
K 、 (jet) −K  −(1+ΔK  、) 
    ・・・(20)VJ            
Vj Kp(jet)−K  、 (1+ΔK  、)   
 ・・・(21)pJ           pJ そして、ロボット制御装置20はこの新たなパラメータ
Kv (jet)   p (jet)を設定して再度
、 K 指令に応じた動作を実行し、その動作データを再びパラ
メータ調整装置30に送出する。パラメータ調整装置3
0は新たな動作データに基づいて再びゲイン修正2を推
論し、ロボット制御装置20に与える。というサイクル
を繰返す。そして、パラメータ調整装置30で推論され
たゲイン修正量があらかじめ定められた許容範囲内であ
れば、ゲイン調整処理を終える。つまり、IFIゲイン
修正量1≦許容範囲 then  調整完了と判断する
。この許容範囲は、 O,OSから0.1の間が望まし
い。
上述したゲイン調整処理の手順が第19図に示されてい
る。
操作者によって位置ゲインK と速度ゲインK の初期
値として上述したように小さな値が設定され、ロボット
制御装置20が起動される(ステップ71)。そして指
令された目標値に応じたロボット制御装置20によるモ
ータの制御動作が行なわれ(ステップT2)、この制御
動作によって得られる動作データ(速度偏差v81の時
系列データ)が制御装置20からパラメータ調整装置3
0に伝送される(ステップ73)。パラメータ調整装置
30では第(12)〜(15)式に基づいて評価関数P
!5゜PI6が算出され(ステップ74)、この評価関
数とあらかじめ設定されたメンバーシップ関数と複数個
の制御ルールを用いて速度ゲインの修正値ΔK 、が推
論される(ステップ75)。推論されたこの修正値ΔK
 、はロボット制御装置20に伝送さVJ れ(ステップ76)、第(20)式にしたがって、ロボ
ット制御装置20において新たな速度ゲインが算出され
かつ設定される(ステップ77)。推論された修正値Δ
に、jが許容範囲外であれば(ステップ78でNo )
、 ステップ72に戻って新たな速度ゲインを用いて再
びモータの制御動作が行なわれ、その動作データに基づ
いて修正値が推論される。ステップ72〜77の処理は
推論された修正値ΔK 、がVJ 許容範囲内になるまでで繰返し続けられる。そして、修
正値ΔK 、が許容範囲内になると速度ゲイJ ンK の調整が終了し1次に位置ゲインK の調V  
                         
         p整に移る。
位置ゲインK の71.!Ja処理手順も上記と同じよ
うに行なわれる。ロボット制御装置20からパラメータ
調整装置30に伝送される動作データは速度偏差■ 、
の時系列データであり2それに基づいて第(lf3)〜
(19)式により評価関数PI7.PI8が算出される
。また速度ゲイン調整用のメンバーシップ関数と制御ル
ールとを用いて速度ゲインの修正値ΔK 、が推論され
、第(21)式にしたがって1)J 新たな位置ゲインが設定される(ステップ79〜84)
。このような一連の動作は推論された修正量Δに、jが
許容範囲内になるまで繰返され、ΔKpjが許容範囲内
になったときに位置ゲインの調整が終了する(ステップ
85)。
(3)第3実施例 第3の実施例は第20図に示すように速度ループだけの
フィードバック系のパラメータ調整に本、頚発明を適用
したものである。すなわちtAlおよび第2の実施例に
おいては位置、速度ループのフィードバック系に対して
行なっているが、第20図に示すような速度ループだけ
のフィードバック系のパラメータ調整にも第1および第
2の実施例と同様に速度ゲインK の評価関数、メンバ
ー■ シップ関数等を同様の手段で使用することができる。
(4)第4実施例 第4の実施例は第21図に示すように位置ループだけの
フィードバック系のパラメータ調整に本願発明を適用し
たものである。このように位置ループだけのフィードバ
ック系のパラメータ調整にも、第1および第2の実施例
と同様に位置ゲインK の評価関数、メンバーシップ関
数等を同様の手順で使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第12図は主として第1の実施例に適用され
る図面を示している。 第1図はロボット、ロボット制御装置およびパラメータ
2J整装置の全体構成を示す斜視図である。 第2図はパラメータ調整装置の機能を示すブロック図で
ある。 第3図はファジィ推論部の機能を示すブロック図である
。 第4図は制御系の機能を示すブロック図である。 第5図はロボット制御装置に与えられる動作位置指令の
一例を示すグラフ、第6図は動作速度指令の一例を示す
グラフである。 第7図はロボット制御の結果得られる位置偏差波形を、
第8図は速度波形をそれぞれ示すものである。 第9図は位置ゲインの修正量の推論のための制御ルール
を、第1O図は速度ゲインの修正量の推論のための制御
ルールをそれぞれ示すものである。 第11図はメンバーシップ関数の一例を示すグラフであ
る。 第12図は位置ゲインおよび速度ゲインの調整処理手段
を示すフロー・チャートである。 第13図から第19図は第2の実施例に適用される図面
を示している。 第13図はファジィ推論部の機能を示すブロック図であ
る。 第14図はロボット制御の結果得られる速度偏差波形を
、第15図は速度ゲインと評価関数の関係を、第16図
は1位置ゲインと評価関数の関係を示すグラフである。 第17図は各ゲインの修正量の推論のための制御ルール
を示すものである。 第18図はメンバーシップ関数の一例を示すグラフであ
る。 第19図は位置ゲインおよび速度ゲインの調整処理手順
を示すフロー・チャートである。 第20図は第3の実施例に適用されるもので、速度のみ
の制御系の機能を示すブロック図である。 第21図は第4の実施例に適用されるもので1位置のみ
の制御系の機能を示すブロック図である。 IO・・・ロボット。 20・・・ロボット制御装置。 30・・・パラメータ調整装置。 32・・・評価関数演算部。 33・・・ファジィ推論部。 K ・・・位置ゲイン。 K ・・・速度ゲイン。 以  上

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)目標値が与えられたときに、この目標値と制御対
    象から得られる制御量とに基づいて、制御対象から目標
    値と一致する制御量が得られるようにフィードバック制
    御する制御系において、 制御量に関係する少なくとも2種類の評価関数および調
    整すべきパラメータに関係する量のそれぞれについて複
    数のメンバーシップ関数をあらかじめ設定しておき、 制御対象の動作制御を行ない、これにより得られる制御
    量に関係する少なくとも2種類の評価関数を作成し、 作成した少なくとも2種類の評価関数と設定されている
    複数のメンバーシップ関数とを用いて、所定の制御ルー
    ルに基づいて所定の演算を行な上記の評価関数の作成と
    調整すべきパラメータに関係する量の推論とを、推論さ
    れたパラメータに関係する量が所定の条件を満たすまで
    繰返す、フィードバック制御系のパラメータ調整方法。
  2. (2)変位に関するパラメータを調整するものにおいて
    、 上記評価関数を制御対象から得られる変位に関係する制
    御量から作成し、 この評価関数が、変位の直流成分に関する量と変位の交
    流成分に関する量との少なくとも2種類である。 特許請求の範囲第(1)項に記載のフィードバック制御
    系のパラメータ調整方法。
  3. (3)速度に関するパラメータを調整するものにおいて
    、 上記評価関数を制御対象から得られる速度に関係する制
    御量から作成し、 この評価関数が、速度の減衰量に関する量と速度の微振
    動に関する量の少なくとも2種類である、 特許請求の範囲第(1)項に記載のフィードバック制御
    系のパラメータ調整方法。
  4. (4)変位に関するパラメータを調整するものにおいて
    、 上記評価関数を制御対象から得られる変位に関係する制
    御量から作成し、 この評価関数が、変位の直流成分に関する量と変位の速
    度偏差に関する量との少なくとも2種類である、 特許請求の範囲第(1)項に記載のフィードバック制御
    系のパラメータ調整方法。
  5. (5)速度に関するパラメータを調整するものにおいて
    、 上記評価関数を制御対象から得られる速度に関係する制
    御量から作成し、 この評価関数が、速度の直流成分に関する量と速度の交
    流成分に関する量の少なくとも2種類である、 特許請求の範囲第(1)項に記載のフィードバック制御
    系のパラメータ調整方法。
  6. (6)目標値と制御系パラメータとが与えられたときに
    、目標値と一致する制御量が制御対象から得られるよう
    にフィードバック制御する制御装置、上記制御装置から
    得られる動作データに基づいて少なくとも2種類の評価
    関数を作成する演算手段、ならびに 上記演算手段から得られる少なくとも2種類の評価関数
    を入力とし、少なくとも2種類の評価関数および上記制
    御系パラメータの修正量のそれぞれについてあらかじめ
    設定された複数のメンバーシップ関数を用いて、所定の
    制御ルールに基づいて上記制御系パラメータの修正量に
    ついてのファジィ推論演算を行ない、推論された上記修
    正量を上記制御装置に与える推論手段、 を備えたフィードバック制御系のパラメータ調整装置。
  7. (7)上記推論された修正量が所定の条件を満たすまで
    、制御対象の制御動作と評価関数の作成と制御系パラメ
    ータの修正量の推論とを繰返すよう、上記制御装置、演
    算手段および推論手段を制御する制御手段を備えた特許
    請求の範囲第(6)項に記載のフィードバック制御系の
    パラメータ調整装置。
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JP15950088 1988-06-29
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6102584A (en) * 1998-07-01 2000-08-15 Seagate Technology, Inc. Fiber orientation mechanism
WO2002017023A1 (fr) * 2000-08-18 2002-02-28 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Dispositif de commande predictive

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