JPH0293298A - フィルム充填パック - Google Patents

フィルム充填パック

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JPH0293298A
JPH0293298A JP23469088A JP23469088A JPH0293298A JP H0293298 A JPH0293298 A JP H0293298A JP 23469088 A JP23469088 A JP 23469088A JP 23469088 A JP23469088 A JP 23469088A JP H0293298 A JPH0293298 A JP H0293298A
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sheets
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はウォータークーリングタワーに関し特に蒸発型
クーリングタワーにて使用する改良されたフィルム充填
組立体に関する。
特に本発明は垂直方向に配置して並置関係に配列した充
填シートのパックで作られたフィルム充填組立体に関す
る。各シートは夫々、山形パターンをなす中央の空気・
水接触域を提供するのみならず、充填組立体の平担面上
に均一に温水を分与するように隣接するシートの同一区
分と相互に協働する波状の上部周縁区分をもまた画定す
るよう形成されている。各シートは更に水平方向に整合
したパック間に流入又は流出する冷却空気即ち空気流の
通路を制御する流路を画定するため組立てられた充填パ
ック内にて相互に協働する一部はちの巣形状の側縁部を
提供している。一体をなし水平方向に伸長している波状
区域が好みによって各シートの上下縁間に設けられ、温
水が各充填シートの主空気・水接触域上?流下する際、
温水の再分配をもたらしている。
フィルム充填シートの新規な形状は、公知の真空成形技
術による個々のシートの組立を可能としているのみなら
ず、不都合な空気の圧力降下を生じることなく所望の熱
交果特性を維持するノくツクを提供するよう形成されそ
の後組付けられねばならない多くの異なる形式のシート
ラ最少化することも出来るのである。
従来の技術 ウォータークーリングタワー充填組立体は、永年の間、
一般的には一連の水平方向に配列した平坦なはねかけ棒
を水平かつ垂直方向に間隔をおいた関係に配置し、該充
填物を介して重力落下する温水がその棒に衝突して飛散
し水の表面積を増しこれにより冷却効果を増大するよう
にして構成していた。
最近になって垂直方向に位置づけ水平方向に間隔をおい
て配置した合成樹脂シートから成るフィルム充填パック
が上記はねかけ棒に代って使用されてきている。これは
そのような材料の遅炎特性、充填組立体全体の寸法減少
即ち汲上高さの低下及びフィルム充填ユニットと協働し
ているタワーの全体寸法の最小化等のためである。
フィルム充填設計豊凶には、最大表面積を得るように充
填シートの表面に薄いフィルム上にて水を飛散させるこ
と、水の重力落下流を遅らせ冷却空気に対し最大限の水
が接するようにすること、余分な空気圧力降下を生じる
ことなく乱流状の空気流を提供すること、などが含まれ
る。
これらの目的のため、複数シート充填組立体を構成して
いるシート充填部材の各表面は、しばしば充填部材の利
用可能表面を有効に増大しかつ水からなる降下フィルム
の流速全減少するジグザグ状の山形パターンに構成され
ている。この山形パターンはまたプラスチック産業界で
永年使用されている公知の真空成形技術によって生産で
きるものである。この真空成形に際し、頭初平坦な合成
樹脂シートの所定部分に負圧をかけて成形金型の凹部内
へ引込み、該シートの片面に夫々谷部と突起部即ちピー
ク部とを形成し、他面に所望形状のピーク部と谷部とを
形成出来る。このことに関し、具体的な山形パターンフ
ィルム充填シートが米国特許筒3,733,063号、
同第4,32o、o73号、同第4,548,766号
等に開示されている。
フィルム充填部材の熱効率を著るしく減少するような過
度に集中する空気圧力降下の発生全防止するため、充填
組立体の隣接するシートから成る山形パターンの冷却域
間に所定の空隙関係を維持することは大変重要である。
クーリングタワーを運転中には、充填部材内に組込んだ
うすい合成樹脂シートが温水に当ることによって該シー
トがしばしばねしられ、曲り又は湾曲し、こうして空気
通路に利用できる隣接する空所の断面積を減じる傾向が
あることがわかっている。その上、この比較的薄いシー
トが一般にポリビニールクロライドのような熱可塑性材
で作られるため、これらのシートがクーリングタワーの
正常な作動状態下でたわみかつ曲る傾向が増大している
充填パックの頂部において、シートの周縁頂部が互いに
不規則的に変形する傾向があり、これによりフィルム充
填組立体の全平坦面を横切る温水の均一な分布が妨げら
れかつ充填パックの各シートの対抗表面を横切って流下
する水の均一な重力流を邪魔している。
これまで、パックを介してシートの均一な間隔付けを維
持するため一体的な個々のスペーサがフィルム充填シー
トに形成されている。かかるスペーサーの1例が上記米
国特許筒4,320,073号に開示されている。ここ
では、外方に伸長している割出しユニットが、隣接する
シート上に位置づけられた各凹部形成壁と係合するよう
にシート部材から成る山形形状の冷却域を介して間隔づ
けられた位置に配置されている。一方、このような割出
しユニットは、山形形状の冷却域内の部分の隣接するシ
ート間に所定の間隔を維持するよう十分な数だけある場
合には満足なのであるが、この冷却域の間隔づけられた
一体的な割出しユニットは、各シートの頂部周縁部の曲
げを全体的に防止することが出来ない。更にもし充填シ
ートの変形を防止するように適当な数のスペーサが提供
されるなら、これらのスペーサは充填パックの熱効率を
変化させるような空気流に対する邪魔物となる。
はとんとの場合、フィルム充填組立体は小型のパッケー
ジタイプウォータークーリングタワーに使用されている
。しかし最近ではかかるフィルム充填組立体を大型の産
業タイプのウォータークーリングタワーに使用する気配
にある。しかしながら公知の真空成形機の特性と構造と
がそのような装置で形成される各シートの幅を実際の目
的上制限している。通常これは約4フイート以下の寸法
である。その結果、充填部材の2つのパックは、しばし
ば空気入口と空気出口との間に適当な寸法の充填組立体
を提供するため、空気流の方向に並列した関係に配置さ
れている。外側充填パックシートの最外方縁部は通常、
直立した一連の空気入口山形部を提供するように形成さ
れており、一方、内側充填パックの周辺最内方縁部は充
填組立体から流出する空気流からそこに含まれている水
滴を分離するため流れ減少構造を提供する構造となって
いる。
空気入口通路及び空気出口通路を提供しているこれらの
傾斜した空気入口山形部材及び流れ縮減要素は回旋状形
状をなし、通常の温水温度条件下で充填シートの直立最
外方縁部の主要部の実質的変形及び曲げを防止している
が、直接的に隣接するすぐ前の相対関係にある充填パッ
クの直立縁部に関する場合は同じでない。しかしまた外
方充填パックから内方充填パック内への空気の均一な伝
達が最大の熱性能効率の基本であるので、隣接関係にあ
る充填パックの縁部の曲げ及びゆがみを妨げることも大
変重要である。
最後に、充填体の全平坦面を横切る水の均一な負荷を得
るために、温水分散デツキ即ち分散装置の下方でフィル
ム充填パックの上面に対し直接上部横臥関係にデツキ組
立体又はその他の水分散構造を提供することがしばしば
必要となっている。
フィルム充填パック上に横臥する分散構造の提供によっ
て費やされる余分の費用を伴なってすら、そのような付
加的装置の協働はしばしばこの問題を解消しなかった。
なぜならフィルム充填シートの上縁部のゆがみ及び変形
は、水がフィルム充填パックの頂部に提供された開放部
分の実際の広がりによるある通路内に溝をつけるよりは
むしろ隣接する充填シート間の全空所に実質的に等しい
割合で流れるのを妨げているからである。
上記課題に鑑み、本発明は、特にフィルム充填パック上
へ分与される温水を直接受ける区域及びクーリングタワ
ーを介して流れる空気流方向に直列関係に配列されてい
るパックの隣接衝合面において、複数シートフィルム充
填組立体のシートの縁部間に等寸法の開口を確実に形成
する構造を提供する。この発明は各シートの頂縁部に沿
って広がりかつその中間域に沿って水平に広がっている
間隔をもった水分散構造を提供する。間隔をもった空気
方向付は構造が充填シート内にて協働しており、隣接す
るパックのシートの対向している側縁部に沿って直立方
向に伸長している。
より詳細には、この間隔をもった水分散構造は各シート
の中間域の全幅を横切ると共に各シートの頂縁に沿って
一体的に形成された波状の水分散・間隔付は区分を有し
ている。この波状形状は、夫々長手方向軸線を有する間
隔付けられた一連のピーク部及び谷部を提供しており、
これらの軸線は隣接するシートの対向するピーク部及び
谷部の長手方向軸線に対しほぼ反対の方向に傾斜してい
る。望ましくは波状部のピーク部は隣接するシートのピ
ーク部へ2つの間隔をおいた位置又は交叉する点で接す
る長さとなっておシ、充填組立体の期待された寿命以上
に各シートの余分なゆがみを防止するような十分な安定
性を各シートが提供している。
各充填パックの頂部において、この波状の間隔付け、水
分散構造体は上部のノズル又はオリフィスから充填パッ
クの頂部へ方向づけられた水を受入れかつ下方の山形パ
ターンをなす冷却域の協働する区分のかなり均一な負荷
をもたらす流れに該水を分解する機能をする。この間隔
付は構造体の波状構造は、上部の温水分散水盤からの水
の落下を防止しかつ水の独立流又は滴を充填シートの対
向面を横切って流下するフィルム状の水に変える。
こうしてタワーの効率は、隣接するシート間の空隙内で
水が溝をなすのを妨げることによシ著るしく改良されて
いる。
フィルム充填シートの中間域が、水平に広がる波状のス
ペーサ及び水分散区域を有する場合には、その波状区域
は、内方部分に発生するかもしれない応力を解放し、シ
ートのそのような部分のゆがみ及び変形を排除し同様に
隣接するシートの冷却域間に所望の内部シート間隙を維
持する。中間間隙付け・水分散構造体の波状構造は水の
降下フィルムを再形成する作用をしかつ各充填パックの
下方部分の均一な負荷をもたらしている。
本発明の好ましい実施例においては、各シートの波状区
域のピーク部における長手方向軸線が水平から約30°
角度に傾斜しており、一方、残りのシートのピーク部の
長手方向軸線は水平から約30°の角度に反対方向に傾
斜している。各波形の突出した垂直広がりは各ピーク部
が2つの間隔をおいた位置又は交叉する点にて隣接する
シートの2つのピーク部へ接するように選択されており
、これによりこれらの波形は、各充填シートの山形パタ
ーンをした主冷却域の全体の広がりを不当に減少するこ
となくピーク部に対し適切な安定性を強化している。間
隔付け・水分散波形の傾斜角度は充填パックを介して流
れる空気の不満足な圧力降下を防止するため望ましくは
約300より大きくはない。
直列状に位置づけられた隣接する充填パックの直接対抗
している隣接側部に沿って垂直方向に広がっている間隔
付け・空気方向付構造は、垂直断面がはちの巣構造をな
しており、各シートの直立壁セグメントは隣接するシー
トの壁セグメントと接触している。これらのシートは、
山形パターンの冷却域とはちの巣構造との間に円滑な変
遷部を提供するよう形成されている。これにより外囲充
填パックを出る空気は隣接するパックの空気入口面のは
ちの巣構造内に入るよう水平方向に案内される0このは
ちの巣構造及び変遷部表面はパック間を流れる空気の乱
れを減じかつ例えば外側充填パックのシートが内側充填
パックの直接隣接するシートと共通面に横たわっていな
いときに発生するかもしれないような各パックのシート
の不整合の影響を最小化している。
水平方向に伸長している波状間隔付け・水分散構造体と
双方の充填パックのシートの隣接する縁部に沿って伸長
しているはちの巣形状の空気方向付は構造体との協働効
果は、タワーを介して流れる空気流に対する抵抗を最小
化すると同時に各冷却域の周縁及びシートの周辺に適当
なシート間隔を維持することである0 作    用 ウォータークー・リングタワー用の真空成形された充填
シートがシート内に形成された内部冷却域間及びシート
の周囲に適当な間隔を維持するよう隣接するシートと接
触する構造に設けられている。
シートの頂部周縁部は波状パターンに形成されており、
隣接するシートのピーク部及び谷部が下方の冷却域に対
しその上方の水にフィルム状の流れを可能とすると同時
にシート間隔を維持するため反対方向に傾斜している。
また隣接するシートの対向している側縁部に沿って形成
されたはちの巣構造は必要なシート間隔の維持を助は同
時に圧力損失を最小にすると共に水平方向における隣接
する充填パック間に空気を円滑に案内する機能をなして
いる。このはちの巣構造及び波状区域はシートのゆがみ
、たわみ又は曲げを発生するようなシート内の応力を減
少している。
実施例 初めに第1図を参照する。水冷却塔即ちウォータークー
リングタワー用のフィルム充填組立体が番号10で概括
的に示してあり、該組立体は、外側フィルム充填パック
12と、隣接した内側フィルム充填パック14と、を含
んでいる0図示していないが、これらの充填パック12
.14は充填組立体10の平坦面を横切って冷却される
べき高温水を搬送する一連のノズル、孔又はその他の手
段から成る高温水分与手段を有する直交流形機械的通風
クーリングタワーに使用されることが理解されよう0公
知のように、低温水収集水盤がフィルムパック12.1
4へ対し下方に横たわるように設けである。
公知のようにクーリングタワーのファンが、重力によっ
て降下する水の流れに対しほぼ横方向にフィルムパック
12.14’を介して空気の流れを吸引する。
各フィルムパック12.14は、夫々一連の間隔づけら
れた対抗した直立の対面している交互のシート状充填部
材16及び18.20及び22の形状をなしている0各
シ一ト部材16〜22は一体構造であることが有利であ
り、好ましくはポリ塩化ビニールのような適当な合成樹
脂材料によって真空成形法によシ形成されている。
外側充填パック12の夫々のシー)16.18の最外方
エツジは組立体10の全長に沿って伸びる一連の空気入
口ルーバー即ち山形パターンの部材24を提供するよう
に形成されている。更に、内側フィルム充填パック14
の夫々のシート20゜22の最外方エツジ部分は、組立
体10の頂部から底部まで伸長する一連の形成された通
風減縮部材26を有している。ルーパー24と減縮部材
26とは、当業者に明らかなように水平に対し傾斜した
、夫々長手方向軸線を有している。
冷却域28は各シート部材16〜22の両面の大部分を
横切って伸長している。第1図に示すように、各シート
16〜20は、図示上、夫々2つの冷却域28を有する
ように示している。しかし例えば充填パック12.14
の平行四辺形状シート16〜22の長さがより大きいタ
ワーにて利用出来る空間に適合するよう伸長する場合に
は、よシ多くの冷却域28が望まれる。
第1〜3図及び第5図を参照すると、冷却域28は、よ
り詳細には、シート16〜22の両面にて所定間隔の隆
起部30を形成している一連のジグザグ状の蛇行する山
形によって表わされている真空成形された波状の繰返パ
ターンから成っており、これらの山形は、隣接する6対
の隆起部30間に各補助的に形成されたジグザグ状の溝
32を画定している。冷却域28の隆起部30及び溝3
2は、前述米国特許第4548766号にて示した冷却
域のジグザグ隆起部及び溝に構造的に一致している。
第1.2.4図を参照するに、各シート16〜22は、
トップシート間隔材は水分散区域34と中間シート間隔
材は空気方向区域36とを提供するように形成されてお
り、選択的に、シート間隔材は区域は、例えば各充填シ
ートの垂直長が図に示すより大きい場合に設けられる。
シート間隔材は区域34.36の両者は実質的に各充填
シート16〜22の全幅を横切って伸びている。
シート間隔材は区域34.36は、各充填シート16〜
22と一体に波状形状に形成されており、充填シート1
6〜22の両面に所定間隔で一連の細長イヒーク部38
を提供し・ている。これらのピーク部38は所定間隔で
一連の対応する谷部40によって相互連結され、各充填
シート16〜22の片面にあるピーク部がその他面に谷
部40を形成している。
シート16〜22の各面にあるピーク部38は、隣接す
る冷却域28の隆起部30の頂部を介して水平方向に外
方に伸長している。例として、冷却域28の厚み(即ち
シートの片面上の各隆起部30の頂部から同じシートの
他面上の隣接する隆起部30の頂部までの水平距離)は
、約0.180〜0.30インチであり、一方、間隔材
は区域の厚み(即ち、1つのピーク部38の頂部から同
一シートの反対面上の対抗している隣接するピーク部3
8の頂部までの水平距離)は約0.75インチ程度であ
る。しかし他の寸法も可能である。
これらのシート16〜22の各面上のピーク部38及び
谷部40の夫々の長手方向軸線は、第1図に示すような
シー)16.20の破断部分をみることによってよく理
解されるように、隣接するシート16〜22の隣接する
面のピーク部38及び谷部40の長手方向軸線に関して
反対方向に傾斜されている。各ピーク部38及び谷部4
0の長手方向軸線は、水平からある角度望ましくは約2
0°〜300の範囲にて傾いており、本発明の特に好ま
しい実施例では、ピーク部38と谷部40との長手方向
軸線の傾斜は水平から約30゜である。
第4図を参照すると、各シート16〜22の夫々の面の
ピーク部38は、充填シーi一定の水平間隔に維持しこ
れにより隣接するシート16〜22の対応する冷却域2
8間に所望の所定の水平間隔を保持するために隣接する
各シート16〜22の中央面のピーク部38と接触状態
にある。重要なことは、隣接する充填シート16〜22
のピーク部の円滑に曲った形状及び該ピーク部38の反
対方向に傾斜した方向性がシートの伸長面に平行な方向
に該シート16〜22を割出す必要なく波状間隔材は区
域34.36を隣接する区域34゜36に係合させるこ
とが出来る。
望ましくはこれらの波状区域34.36は、シート16
〜22ひいては充填パック12.14に対し、所定量の
安定さを提供するため2つの位置即ち交差点において隣
接するシート16〜22のピーク部38にピーク38が
接する高さとなっている。その上、波状区域34.36
の突出した垂直の広がりは、有利には、隣接した対向ピ
ーク部38間に2つの交叉する接触点を提供するために
十分なよりも大きくないことである。それにより冷却域
28のために利用出来る充填シート16〜22の面積は
不当に減縮されはしない。シート16〜22の間隔は、
ピーク部38及び協働する谷部40の形状によって決定
される。望ましくはピーク部゛38の傾斜角が300の
ときに限定された突出垂直広がり内でシート16〜22
の所定の安定性のため充分な2つの接触点を提供するこ
とがわかっている。
更に波状区域34.36は、その下方の各冷却域28の
頂部を横切って水を均一に平静に分与する機態を有する
。各シート16〜22の頂部周縁に沿って、上部シー、
ト間隔づけ区域34は、ノズル装置、孔又はその他の分
与構造から分散された水の流れ又は滴を受け、かつその
水を分散して隣接するピーク部38の各接触点において
付加的分散と共にそこを横切って下方へ重力流下する波
状区域34の各面の表面にフィルムを形成する。上方波
状区域34の下方末端に到達すると、このフィルムは冷
却域28の協働する区域の方へ降下し続は例えば第2図
に示すように、充填シート16〜22の表面は、水より
成るフィルムの不必要な溝付けをさけるために波状区域
34.36とその下方の冷却域28との間の部分にて円
滑に交わる。
第4図を参照すると、ピーク部38の形状は、上方のス
プレー装置から分散される水の実質的に全ての落下をブ
ロックするようになっていることがわかる。この水は上
方の波状区域32へ衝突し、下方の、タワーの収集水盤
に達するまで冷却域28間の空所を介して水が自由に落
下するの全防止するためシート16〜22の面でフィル
ム状の水に変わる。さもなければそのような自由落下の
ため水のバイパス作用が充填組立体の熱作用に逆に影響
するであろう。
上方の波状間隔付は水分散区域34はまた有利には実質
的に真直な垂直参照面に各シート16〜22の上縁を維
持しこれにより各充填シートの頂部自由縁のゆがみが防
止される。更にこの波状区域34は、内部に発生するで
あろうような実質的量のシートストレスを軽減すること
がわかっている0 同様にして中間波状区域36は、協働する充填シート1
6〜22内に発生するのであろうような実質的量のスト
レスを軽減する。加えて、この中間波状区域36は、隣
接する充填シート間に空間を維持する機能の外に、上部
の冷却域28の協働する区域から降下するフィルム状の
水を受けかつ隣接して下方に横たわっている冷却域28
の頂縁の長さに沿って該水を均一に分与する作用をする
第1図を再び参照すると、外側充填パック12の隣接す
る充填シー)16.18の最も内側の側方即ち周辺のエ
ツジ部分は、第2〜5図により詳細に示すように、はち
の巣構造42を提供するよう空気入口ルーパー24から
はなれた位置にて一体的に形成されている。同様に外側
充填パック12のシー)20.22の内側即ち周辺のエ
ツジ部分は、はちの巣構造42を補助しこれに対面して
いるはちの巣構造44′lt提供するよう構成されてい
る。これら双方のはちの巣構造42.44は各充填パッ
ク12.14の全垂直方向広がりに沿って拡がっている
より詳細には、第2及び3図を参照するに、充填シート
16の周辺側縁部は、第1直立壁セグメント46と、該
壁セグメント46から垂下している第1傾斜壁セグメン
ト48と、該セグメント46から側方にずれている第2
の直立壁セグメント50と、壁セグメント48の傾きの
方向と反対の方向に該セグメント50から垂下している
第2傾斜壁セグメント52と、から成る。反対に、充填
シート18の周縁側縁部は反対方向に傾斜した壁セグメ
ン)56.60へ接続されている直立したオフセット壁
セグメント54.58’i提供するように形成されてい
る。セグメント46〜52は充填シート16の縁部の長
さに沿って繰返しパターンを継続している。一方セグメ
ント54〜60は充填シート18の側部の長さに沿って
繰返しサイクルとなっている。
波状間隔付は区域34.36が互いに接するように充填
パック12が組立てられているときには、充填シート1
6の直立壁セグメント46は充填シート18の直立壁セ
グメント54に係合する。同時に、充填シー)18の直
立セグメント58は充填シート16の直立壁セグメント
50に接する。
その結果、セグメント46〜60は組合さって、垂直断
面にて繰返形状を有する重ね合さっている千鳥足状の六
角形パターンを提供し、こうしてはちの巣形状の外観を
提している。
本発明の好ましい形状においては、シート16゜18の
壁セグメン)46.58は、夫々はぼ円錐形状を有する
水平方向に伸長している割付は二二ット62を提供する
ように形成されている。このユニット62は、直立壁セ
グメント50.54の一部として一体的に形成されてい
る壁64を形成している対応する補助凹み内に受入れら
れている。
このユニット62は、パック12.14がそれらのパッ
ク12.14の剛性を増すために組付けられ同時に所望
の位置及び方向にシート16〜22の隣接する区域を維
持するときに凹部形成壁64と相互に鎖錠するd 壁セグメント46〜60は、第2図によく示す部所66
.68のような傾斜壁部によって冷却域28(又は波状
間隔付は区域34又は36)の隣接域内にて交シ合って
いる。こうして隣接冷却域28の隆起部30.32の隣
接端部は直接、傾斜壁部分66.68の各部と接触して
いる。
はちの巣構造42.44及び特にその壁セグメント46
〜60は、充填組立体10を介してほぼ水平方向に流れ
る空気流を案内する作用をしている。より詳細には、こ
のはちの巣構造42.44は、水平通路に沿ってかつ最
小の圧力損失でもって外側充填パック12から出て内側
充填パック14から入る空気を案内している。充填パッ
ク12.14は組立を容易化するためしばしば僅かな距
離(例えば0.25インチ)だけはなして設けこれによ
り充填パック12.14の1つに発生するストレスが他
方のパックへ伝わらないようにしている。
空気を充填パック12から充填パック14iで水平に案
内することに加え、はちの巣構造42゜44は、充填パ
ック12から排出されかつ充填パック14へ入る空気の
流速は組立体10の全垂直面広さにわたり実質的に均一
であるようにし、これによシ空気の均一な供給が冷却域
28の全面に提供される。また直立した壁セグメン)4
6.50゜54.58は隣接する充填シート16〜22
を互いに水平方向に所定距離だけはなして維持する手段
を提供し、こうして冷却域28の隣接する部分間の間隙
が、ある予かじめ選択された寸法に確実に保持される。
この点について、偏倚した直立壁セグメント46.50
,54.58間の水平距離は実質的に波状区域34.3
6のピーク部38と谷部40との間の水平距離に等しく
、これによりはちの巣構造42.44は冷却域28の隣
接面間に空隙を維持するように波状区域34.36と協
働する。
最後に、再度第1図を参照するに、シート16〜22は
冷却域28を介して散在された一体的スペーサ70と共
に形成される。また隆起部30及び溝32の蛇行パター
ンを妨げている円形ノックアウト部72がタワー内に充
填パック12.14を載置するための水冷却ケーシング
の対抗側壁に固定された管状支持体を受入れろために除
去されうる。円形ノックアウト72とスペーサ70とは
前記米国特許第4,548,766号に詳細に記述され
ている。
発明の効果 はちの巣構造42.44と、波状区域34.36と、ス
ペーサ70と、ルーパー即ち山形パターンの部材24と
、減縮部材26と、の協働効果は、充填シート16.2
2の実用的寸法内でこれらのシー)16.22の全周辺
に適当な間隔を維持することである。こうしてシート1
6.22内のストレスは減じられ充填シート16〜22
の同様のゆがみが非常に防止される。この結果、組立体
10内に吸引される空気は、充填パック12.14の全
域を介して均一な圧力降下をし、流下する水の均一な冷
却が得られかつ、空気と水との溝が実質的に減少する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理に基づいて構成した充填組立体の
側方立面図であって、該組立体が2つの側方に並んだ複
式シート充填パックから成りかつ各パックの1つのシー
トの一部が隣接するシートを示すために切断している状
態を示す図である。 第2図は第1図に示す外側充填パックの3枚のシートの
角部の拡大破断斜視図であって、はちの巣形状の垂直方
向に伸長しているスペーサ構造と波状形状の水平方向に
伸長しているスペーサ構造とを示す図である。 第3図は、はちの巣桐造を介して充填パックの外側の方
向にみた第1図に示す外側充填組立体の3枚のシートの
内方頂部角部の拡大した破断端面図を示す図である。 第4図は第3図に示す充填パックの角部の拡大破断平面
図である。 第5図は第1図に示す外側充填パックの一蔀の、冷却域
のはちの巣構造と山形部分とをみた拡大破断水平断面図
である。 符号の説明 10:フィルム充填組立体 12:外側フィルム充填パック 14:内側フィルム充填パック 16、18.20.22 :シート状充填部材24:空
気入ロルーパー即ち空気入口山形パターン部材    
 26:通風減縮部材 28:冷却域     30:隆起部 32:溝 34ニドツブシ一ト間隔付は水分散区域36:中間シー
ト間隔付は空気方向区域38:ピーク部    40:
谷 部 42.44:はちの巣構造 46:第1直立壁セグメント 48:第1傾斜壁セグメント 50:第2直立壁セグメント 52:第2傾斜壁セグメント 54:オフセット壁セグメ7 56:壁セグメント  58 メント        60 62:割付はユニット 64 70ニスペーサ    72 ト :オフセット壁セグ :壁セグメント :壁 :ノツクアウト部 手 続 補 正 書(ガ心 16事件の表示 昭和63年特許願第234690号 2、発明の名称 フィルム充填パック 3゜ 補正をする者 事件との関係   特許出願人 住所 名 称  マーレイ・クーリング−タワー・tンパ二−
4、代理人 住所 東京都千代田区大手町二丁目2番1号 新大手町ビル 206区 6、補正の対象

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ウォータークーリングタワー用のフィルム充填パッ
    クであつて、 夫々が2つの面を提供している一連の垂直したほぼ平行
    なシート材料と、 前記シートが一般に互いに対面関係に列状に配置されて
    おり、 前記シートの夫々の各面が冷却されるべき水の降下フィ
    ルム流を上部に受けるようになつている少なくとも1つ
    の冷却域を提供しており、前記シートの各面の前記少な
    くとも1つの冷却域が隣りのシートの前記少なくとも1
    つの冷却域の水平方向に隣接するものでありかつ冷却さ
    れるべき水の前記降下流に対しほぼ横行関係にて前記パ
    ックを介してそこから空気流を可能とするため間隔づけ
    られており、 前記シートの夫々がほぼ水平方向に伸長している少なく
    とも1つのシート間隔付け区域であつて前記シートの各
    面上の間隔づけられた一連の細長いピーク部を提供して
    いる波状パターンに形成されているシート間隔付け区域
    を有し、該ピーク部が間隔づけられた一連の対応する谷
    部によつて相互連結されており、 各シートの1つの面上のピーク部が対抗する面上に谷部
    又はその逆の関係を形成しており、シートの各面上のピ
    ーク部が各対応するシートの夫々の面の前記少なくとも
    1つの冷却域を通つて水平方向に外方に伸長しており、 各面の前記ピーク部の長手方向軸線が隣りのシートの隣
    接面のピーク部の長手方向軸線に対し傾斜しており、 各面の前記ピーク部が隣接するシートの冷却域間に所望
    の予かじめ選択した水平間隔を維持するため隣接するシ
    ートの隣接面のピーク部と接触しており、 冷却域のいくつかが、各シートの余分なねじれを排除し
    かつ液体を再分配するため前記シートの中間部にて各シ
    ートの全幅を実質的に横切つて伸びる対応するシート間
    隔付け区域によつて上下を束縛されている、 ウォータークーリングタワー用のフィルム充填パック。 2、前記少なくとも1つのシート間隔付け区域が各夫々
    のシートの全幅を実質的に横切つて伸長しこれによりシ
    ートの各面上をその下方に配置したいくつかの冷却域ま
    でフィルム状に降下する水を分与するように作動する請
    求項1に記載のフィルム充填パック。 3、前記シート間隔付け区域のいくつかが、上方の水分
    散装置から冷却されるべき温水を受入れかつ夫々下方に
    存する冷却域まで該温水を分与するため対応するシート
    の上部周縁域に沿つて伸長している請求項2に記載のフ
    ィルム充填パック。 4、前記ピーク部の夫々が、隣接するシートの前記ピー
    ク部へ2つの間隔づけられた位置にて接触するようなあ
    る直線長さとなつている請求項1に記載のフィルム充填
    パック。 5、前記ピーク部の夫々の長手方向軸線が水平に対し約
    20°から30°迄の範囲の角度で傾斜されている請求
    項1に記載のフィルム充填パック。 6、前記ピーク部の夫々の長手方向軸線が、水平から約
    30°の角度に傾斜されている請求項5に記載のフィル
    ム充填パック。 7、ウォータークーリングタワー用のフィルム充填組立
    体であつて、 列状に沿つて配列された一連の直立したほぼ平行に対向
    しているシート材料を有する外側充填パックと、 該外側充填パックのシート列に対し実質的に平行でかつ
    該シート列から水平方向にづれている列状に配置された
    一連の直立したほぼ平行に対向しているシート材料を有
    している内側充填パックと、を有し、 前記外側充填パックと内側充填パックとの各シートは直
    立周縁部を提供しており、前記内側充填パックの周縁部
    が外側充填パックに対し並置した対面関係にて直立外側
    充填パックの周縁部に隣接しており、 外側充填パック及び内側充填パックの夫々の前記シート
    材料はその上面に冷却されるべきフィルム状の流下水を
    受入れるための少なくとも1つの冷却域を含んでおり、 前記冷却域の夫々は隣接するシートの冷却域から水平方
    向に間隔づけられた関係に配置されており、 前記外側充填パックはフィルム状の流下水と熱的相互関
    係のため隣接するシートの冷却域間の空所に空気を導入
    する空気入口を形成している壁を含んており、 前記内側充填パックは前記冷却域間の空所から空気を排
    出する出口を形成する手段を含み、前記外側充填パック
    及び内側充填パックの夫々の周縁部は外側充填パックの
    冷却域から内側充填パックの夫々の隣接する冷却域の方
    へほぼ水平通路に沿つて空気を案内する構造を含み、該
    構造が前記外側充填パック及び内側充填パックの冷却域
    間に所望の間隔を維持するため、相互に水平方向に所定
    距離だけはなして隣接するシートを維持するシートと接
    触する手段を含み、 夫々がほぼ水平方向に伸長している少なくとも1つのシ
    ート間隔付け区域を有しかつ前記シートの両面上の一連
    の間隔付けられた細長いピーク部を提供している波状パ
    ターンに形成されており、該ピーク部が一連の間隔付け
    られた波状谷部によつて相互連結されており、各シート
    の片面上のピーク部が他面上の谷部又は片面上の谷部が
    他面上のピーク部を形成しており、シートの各面上のピ
    ーク部が各対応するシートの夫々の面の少なくとも1つ
    の冷却域を介して水平方向に外方に伸長しており、各面
    の前記ピーク部の長手方向軸線が隣接するシートの隣接
    面のピーク部の長手方向軸線に対し傾斜しており、各面
    の前記ピーク部が隣接するシートの冷却域間に所望の予
    かじめ選択された水平方向間隔を維持するよう隣接する
    シートの隣接面のピーク部と接触している、 ウォータークーリングタワー用のフィルム充填組立体。 8、前記構造体が隣接するシートの直立壁セグメントと
    接する各シートの直立壁セグメントを有する垂直区域に
    概ねはちの巣形状構造を提供している請求項7に記載の
    フィルム充填組立体。 9、前記周縁部の構造体と協働する複数の水平方向に伸
    長する割付けユニットと、夫々が対応する割付けユニッ
    トを受入れる壁を形成している複数の補助形状凹みと、
    を含んで成る請求項8に記載のフィルム充填組立体。 10、前記構造体が各夫々の充填パックシートの実質的
    に全垂直域に伸長している請求項7に記載のフィルム充
    填組立体。 11、前記少なくとも1つのシート間隔付け区域が各夫
    々のシートの実質的に全幅を横切つて伸長しそれにより
    下方に配置された冷却域へ対しシートの各面上へフィル
    ム状に流下する水を分与できるようになつている請求項
    7に記載のフィルム充填組立体。 12、前記構造体が垂直断面にてほぼはちの巣形状を提
    供し、かつ各夫々の充填パックシートの実質的に全垂直
    面に広がり、各シートの前記構造体が隣接するシートの
    直立壁セグメントと接触する直立壁セグメントを含んで
    いる請求項11に記載のフィルム充填組立体。
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JP2014134315A (ja) * 2013-01-08 2014-07-24 Kuken Kogyo Co Ltd 熱交換装置用充填材
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