JPH028929B2 - - Google Patents
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- JPH028929B2 JPH028929B2 JP6778287A JP6778287A JPH028929B2 JP H028929 B2 JPH028929 B2 JP H028929B2 JP 6778287 A JP6778287 A JP 6778287A JP 6778287 A JP6778287 A JP 6778287A JP H028929 B2 JPH028929 B2 JP H028929B2
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Landscapes
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
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Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、車両用Vベルト式無段変速機の油圧
制御装置に関する。
〔従来の技術〕
Vベルト式無段変速機は、前進後進切り換え用
の遊星歯車変速機と組み合わせて自動車など車両
の自動変速装置として使用できる。第30図は、
特開昭54−157930号公報に提案されている従来の
無段変速機を示している。入力軸aには固定プー
リbと可動プーリcが設けられ、また、出力軸d
には固定プーリeと可動プーリfが設けられ、入
力軸aと出力軸d間にはベルトgが張設されてい
て、油路hおよび油路iにポンプjからの流体を
弁k,lを介して供給、排出させることにより可
動プーリc,fを移動させるようになつている。
弁lのスプールmの一端には、ピトー管nにより
入力軸aの回転数に比例した流体圧が作用してお
り、スプールmの他端には、スロツトルペダルの
動きに連動するカムpの回動による圧力が、レバ
ーq、スプリングrを介して作用している。さら
に、弁kのスプールsの一端にも、ピトー管nに
より入力軸aの回転数に比例した流体圧が作用し
ており、スプールsの他端には、入力軸aの可動
プーリcと連動して変位される検出ロツドtの圧
力が、レバーu、スプリングvを介して作用して
いる。
上記構成において、油路iに発生するライン圧
はピトー管nによる入力軸aの回転数に応じて発
生する流体圧と検出ロツドtの動きに連動したレ
バーuの回動により変化するスプリングvの荷重
とのバランスによつて制御されて、トルク比の増
加に従つて増加し、入力軸の回転数の減少に従つ
て上昇する油圧となる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来の無段変速機におい
て、停止中或いは低速時でトルク比が大きくて入
力軸回転数が小さい場合にライン圧は比較的高く
設定される。これは車両発進時においてエンジン
出力トルクが大きい場合には適した油圧となる
が、車両が発進させない場合には不必要に高い油
圧となる。
従つて、停止中或いは低速時でスロツトル開度
も小さいときはトルク比が高く設定され、ライン
圧はトルク比に応動する油圧を受けて比較的高く
設定される。ところが、このような場合にはエン
ジン回転数はアイドリング状態に近く、オイルポ
ンプの吐き出し量が少ないため、ライン圧の維持
が困難となり、さらには、オイルクーラへの供給
油量の減少により油温上昇を招くという問題を有
している。
本発明は上記問題を解決するものであつて、停
止時或いは微動時におけるライン圧の安定化を図
ると共に、油温上昇を防止することができる車両
用Vベルト式無段変速機の油圧制御装置を提供す
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そのために本発明の車両用Vベルト式無段変速
機の油圧制御装置は、入力軸および出力軸にそれ
ぞれ取付けられ、実効径が可変の入力側プーリお
よび出力側プーリと、これらプーリ間に張設され
た駆動バンドとからなり、前記プーリの実効径を
油圧により調節して入出力軸間のトルク比を制御
する車両用Vベルト式無段変速機において、油圧
源と、該油圧源からの作動油を調圧してライン圧
を発生する調圧装置と、該ライン圧を供給され該
ライン圧に応じて駆動バンドの挾持力を発生させ
る油圧サーボと、スロツトル開度が所定値以下で
かつトルク比が所定値以上の場合に、前記ライン
圧を低く設定する降圧手段とを備えることを特徴
とするものである。
〔作用および発明の効果〕
本発明においては、例えば第2図に示すよう
に、Dレンジのときには、マニユアル弁62にお
いて油路3のみが油路1と連通しており油路4お
よび油路5は排圧されている。このときはシフト
制御機構70において、シフト制御ソレノイド7
4がOFF状態で油室713にライン圧が供給さ
れている場合には、スプール712が右方に位置
することにより、油路3と油路13とが連絡さ
れ、油路3に供給されたライン圧が油路13を通
して前進用の多板クラツチ45の油圧サーボ49
に作用し、車両は前進可能な状態となる。
そして、トルク比Tがt3<T≦t4のように高い
とき、第5図Cに示す如く油路9はドレインポー
ト666から排圧され、スロツトル圧は第8図の
ニで表される。しかるにポート663が開口し油
路1と油路6とが連通するので、スロツトル開度
θが0≦θ≦θ1%の低い範囲内にあり、デイテン
ト弁64のスプール641が、第4図Aに示す如
く図示左側部にある間は、該スプール641によ
り油路6は閉じられ且つ油路7は油路5を介して
マニユアル弁62から排圧されているが、スロツ
トル開度θがθ1%<θ≦100%の高い範囲のとき
は、第4図Bに示す如くスプール641が動き油
路6と油路7とが連通し、油路7にデイテント圧
が生じる。これによりライン圧は第9図のヲ域お
よび第10図のリに示す如く、θ=θ1%でステツ
プ状に変化する特性となる。
また、P、Nレンジでは、マニユアル弁62に
おいて油路3,4および5がともに排圧されてお
り、油路5が排圧されているためレギユレータ弁
61の出力であるライン圧はDレンジと同じとな
る。このライン圧調整においてマニユアル弁62
をD、N、Pの各シフト位置にシフトしている場
合、トルク比Tがt3<T≦t4の高い範囲にあると
きのライン圧を第10図の特性曲線リの如くスロ
ツトル開度θ1%以下で低く設定したのは、アイド
リングなどスロツトル開度θが小さく且つポンプ
の吐出量が少ない運転状況においてライン圧を高
く設定していくと、高油温で油圧回路の各所から
の油洩れが大きいときなどはライン圧の保持が困
難となり、さらにはオイルクーラーへ供給される
油量の減少により油温がさらに上昇してトラブル
の原因となりやすいためである。
従つて、本発明によれば、スロツトル開度が小
さく、かつ、トルク比が大きい車両停止時や微動
時において、ライン圧が低く設定されるので、オ
イルポンプ吐出量が少なくてもライン圧を安定に
維持でき、さらに、低ライン圧のため油の各所か
らの洩れ量も少なくなり、オイルクーラへの供給
が十分に行えるので、不要な油温上昇も防止でき
る。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明す
る。
第1図は無段変速装置を用いた自動車用伝動装
置の概略図である。
100はエンジン、102はキヤブレタ、20
は該エンジン100と駆動側車軸との間に設けら
れた伝動装置であり、エンジンの出力側101に
連結された流体式フルードカツプリング21、デ
イフアレンシヤルギア22に連結された減速歯車
機構23、およびVベルト式無段変速機30と前
進後進切り換え用遊星歯車変速機40とからなる
無段変速装置により構成される。
フルードカツプリング21は、ポンプインペラ
211およびトルクコンバータ出力軸214に連
結されたタービンランナ212からなる周知のも
のである。なおフルードカツプリングの代わりに
他の流体式トルクコンバータまたは機械的クラツ
チが用いられてもよい。
Vベルト式無段変速機30は、該無段変速機3
0の入力軸であるフルードカツプリング出力軸2
14に連結された固定フランジ311、該固定フ
ランジ311と、対向してV字状空間を形成する
よう設けられた可動フランジ312、および該可
動フランジ312を駆動する油圧サーボ313か
らなる入力側プーリ31と、無段変速機30の出
力軸である中間軸26に連結された固定フランジ
321、該固定フランジ321と対向してV字状
空間を形成するよう設けられた可動フランジ32
2、および該可動フランジ322を駆動する油圧
サーボ323からなる出力側プーリ32と、これ
ら入力側プーリ31および出力側プーリ32との
間を連結する駆動バンドである所のVベルト33
とで構成される周知のものである。
上記入力側プーリ31および出力側プーリ32
の可動フランジ312および322の変位置Lは
0〜l2〜l3〜l4(0<l2<l3<l4)であり、これによ
り入力軸214と出力軸26との間でトルク比T
がt1〜t2〜t3〜t4(t1<t2<t3<t4)の範囲で変化す
る無段変速がなされる。なお本実施例では入力側
の油圧サーボ313の受圧面積は出力側の油圧サ
ーボ323の受圧面積の2倍程度の大きさとさ
れ、油圧サーボ313に加わる油圧が油圧サーボ
323に加わる油圧と等しいかまたは小さい場合
においても入力側の可動フランジ312は出力側
の可動フランジ322より大きな駆動力を得るよ
うに形成されている。この油圧サーボ313の受
圧面積の増大は、油圧サーボの直径を大きくする
か又は油圧サーボに2重の受圧面積を有するピス
トンを採用することなどにより達成される。
前進後進切り換え用遊星歯車変速機40は、無
段変速機30の出力軸である中間軸26に連結さ
れたサンギア41、変速装置のケース400に多
板ブレーキ42を介して係合されたリングギア4
3、サンギア41とリングギア43との間に回転
自在に歯合されたダブルプラネタリギア44、該
ダブルプラネタリギア44を回転自在に支持する
と共に多板クラツチ45を介して中間軸26に連
結され、さらに遊星歯車変速機40の出力軸であ
る第2中間軸47に連結されたプラネタリキヤリ
ヤ46、多板ブレーキ42を作動させる油圧サー
ボ48、および多板クラツチ45を作動させる油
圧サーボ49により構成される。この前進後進切
り換え用遊星歯車変速機40は、多板クラツチ4
5が係合し、多板ブレーキ42が解放していると
き減速比1の前進ギアが得られ、多板クラツチ4
5が解放し、多板ブレーキ42が係合していると
き減速比1.02の後進ギアとなる。この後進での減
速比1.02は通常の自動車用変速機の後進時の減速
比に比較し小さいが、本実施例では、Vベルト式
無段変速機において得られる減速比(たとえば
2.4)と、後記する減速歯車機構23において減
速を行つているので、全体として適切な減速比が
得られる。
減速歯車機構23は、Vベルト式無段変速機3
0で得られる変速範囲が通常の車両用変速装置に
より達成される変速範囲より低いことを補うため
のものであり、入出力軸間で減速比1.45の変速を
行いトルクの増大を行つている。
デイフアレンシヤルギア22は車軸(図示せ
ず)と連結され、3.727:1の最終減速を行つて
いる。
第2図は第1図に示した伝動装置における無段
変速装置を制御する油圧制御回路を示す。
油圧制御回路は、油圧源50、油圧調整装置6
0、遊星歯車変速機40における多板ブレーキ4
2および多板クラツチ45の係合のタイミングを
制御し、N−D、N−Rシフト時の衝撃を緩和す
るシフト制御機構70、およびトルク比制御装置
80からなる。
油圧調整装置60は、それぞれシフトレバー
(図示せず)により手動操作されるマニユアル弁
62、キヤブレタ102のスロツトル開度θに応
じデイテント圧およびスロツトル圧を出力するデ
イテント弁64およびスロツトル弁65、出力側
プーリ32の可動フランジ322と連動しその変
位量に応じてデイテント弁64にライン圧を供給
し且つスロツトル弁65に設けた出力油圧フイー
ドバツク油路9を排圧するトルクレシオ弁66、
および油圧源50から供給された油圧を調圧しラ
イン圧として油圧調整装置60の各所に供給する
レギユレータ弁61で構成される。
油圧源50は、オイルストレーナ51からエン
ジンにより駆動されるポンプ52で汲み上げた作
動油を、リリーフ弁53が取り付けられた油路1
1を経て、レギユレータ弁61に供給する。
マニユアル弁62は、運転席に設けたシフトレ
バーのシフト位置P、R、N、D、Lに対応して
第3図に示す如くスプール621がP、R、N、
D、Lの各位置に設定され、表に示す如くライ
ン圧が供給される油路1と出力用油路3〜5とを
連絡する。
[Industrial Application Field] The present invention relates to a hydraulic control device for a V-belt continuously variable transmission for a vehicle. [Prior Art] A V-belt continuously variable transmission can be used as an automatic transmission for vehicles such as automobiles in combination with a planetary gear transmission for switching forward and reverse. Figure 30 shows
This figure shows a conventional continuously variable transmission proposed in Japanese Unexamined Patent Publication No. 157930/1983. An input shaft a is provided with a fixed pulley b and a movable pulley c, and an output shaft d is provided with a fixed pulley b and a movable pulley c.
is provided with a fixed pulley e and a movable pulley f, a belt g is stretched between an input shaft a and an output shaft d, and fluid from a pump j is supplied to oil passages h and i through valves k and l. The movable pulleys c and f are moved by supplying and discharging the fluid through the movable pulleys c and f.
On one end of the spool m of the valve l, fluid pressure proportional to the rotational speed of the input shaft a is applied by a pitot tube n, and on the other end of the spool m, a fluid pressure proportional to the rotation speed of the input shaft a is applied to the other end of the spool m. This pressure is applied via lever q and spring r. Furthermore, fluid pressure proportional to the rotational speed of the input shaft a is applied to one end of the spool s of the valve k by a pitot tube n, and the other end of the spool s is connected to the movable pulley c of the input shaft a. The pressure of the detection rod t, which is displaced by the pressure, acts via the lever u and the spring v. In the above configuration, the line pressure generated in the oil path i is caused by the fluid pressure generated by the pitot tube n depending on the rotation speed of the input shaft a and the spring v which changes due to the rotation of the lever u linked to the movement of the detection rod t. The oil pressure is controlled by the balance with the load, and increases as the torque ratio increases, and increases as the rotation speed of the input shaft decreases. [Problems to be Solved by the Invention] However, in the above-mentioned conventional continuously variable transmission, the line pressure is set relatively high when the torque ratio is large and the input shaft rotational speed is small when the engine is stopped or at low speed. This oil pressure is suitable when the engine output torque is large when the vehicle is started, but it becomes an unnecessarily high oil pressure when the vehicle is not started. Therefore, when the engine is stopped or at low speed and the throttle opening is small, the torque ratio is set high, and the line pressure is set relatively high in response to the hydraulic pressure responsive to the torque ratio. However, in such cases, the engine speed is close to idling and the oil pump discharges little, making it difficult to maintain line pressure.Furthermore, the oil temperature rises due to a decrease in the amount of oil supplied to the oil cooler. This has the problem of inviting The present invention solves the above problem, and provides a hydraulic control device for a V-belt continuously variable transmission for vehicles, which is capable of stabilizing line pressure during stoppage or slight movement, and preventing oil temperature from rising. The purpose is to provide [Means for Solving the Problems] For this purpose, the hydraulic control device for the V-belt type continuously variable transmission for vehicles of the present invention is provided with an input pulley having a variable effective diameter and an output pulley that is attached to an input shaft and an output shaft, respectively. In a V-belt type continuously variable transmission for a vehicle, which is composed of a side pulley and a drive band stretched between these pulleys, and controls the torque ratio between the input and output shafts by adjusting the effective diameter of the pulley using hydraulic pressure, A hydraulic source, a pressure regulating device that regulates the pressure of hydraulic oil from the hydraulic source to generate line pressure, a hydraulic servo that is supplied with the line pressure and generates a clamping force for the drive band according to the line pressure, and a throttle. The invention is characterized by comprising a pressure-reducing means for setting the line pressure low when the opening degree is below a predetermined value and the torque ratio is above a predetermined value. [Operation and Effects of the Invention] In the present invention, as shown in FIG. 2, for example, when in the D range, only the oil passage 3 of the manual valve 62 communicates with the oil passage 1, and the oil passage 4 and the oil passage 5 communicate with each other. is being depressurized. At this time, in the shift control mechanism 70, the shift control solenoid 7
4 is in the OFF state and line pressure is being supplied to the oil chamber 713, the spool 712 is positioned to the right, so that the oil passage 3 and the oil passage 13 are connected, and the line pressure is supplied to the oil passage 3. Hydraulic servo 49 of multi-disc clutch 45 for forward movement where line pressure passes through oil passage 13
The vehicle is now able to move forward. Then, when the torque ratio T is high such as t 3 < T ≦ t 4 , the pressure in the oil passage 9 is exhausted from the drain port 666 as shown in FIG. 5C, and the throttle pressure is expressed as D in FIG. 8. . However, since the port 663 is opened and the oil passage 1 and the oil passage 6 communicate with each other, the throttle opening θ is within the low range of 0≦θ≦θ 1 %, and the spool 641 of the detent valve 64 is in the range shown in FIG. 4A. As shown in , while the oil passage 6 is on the left side in the figure, the oil passage 6 is closed by the spool 641 and pressure is discharged from the oil passage 7 from the manual valve 62 via the oil passage 5, but the throttle opening θ is θ 1 In the high range of %<θ≦100%, the spool 641 moves as shown in FIG. 4B, and the oil passage 6 and the oil passage 7 communicate with each other, and detent pressure is generated in the oil passage 7. As a result, the line pressure has a characteristic that changes stepwise at θ=θ 1 %, as shown in area 2 of FIG. 9 and area 1 of FIG. 10. In addition, in the P and N ranges, oil passages 3, 4 and 5 are all depressurized in the manual valve 62, and since the oil passage 5 is depressurized, the line pressure that is the output of the regulator valve 61 is the same as in the D range. It will be the same. In this line pressure adjustment, the manual valve 62
is shifted to the D, N, and P shift positions, the line pressure when the torque ratio T is in the high range of t 3 < T ≦ t 4 is determined by the throttle opening as shown in the characteristic curve in Figure 10. The reason for setting θ so low at 1 % or less is that if the line pressure is set high in operating conditions such as idling where the throttle opening θ is small and the pump discharge amount is low, oil will leak from various parts of the hydraulic circuit due to high oil temperature. This is because when there is a large leak, it becomes difficult to maintain line pressure, and furthermore, the oil temperature increases further due to a decrease in the amount of oil supplied to the oil cooler, which is likely to cause trouble. Therefore, according to the present invention, the line pressure is set low when the throttle opening is small and the torque ratio is large, such as when the vehicle is stopped or moving slightly, so the line pressure can be stabilized even if the oil pump discharge amount is small. In addition, due to the low line pressure, the amount of oil leaking from various parts is reduced, and sufficient oil is supplied to the oil cooler, so unnecessary increases in oil temperature can be prevented. [Examples] Examples of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 is a schematic diagram of an automobile transmission using a continuously variable transmission. 100 is the engine, 102 is the carburetor, 20
is a transmission device provided between the engine 100 and the drive side axle, which includes a hydraulic fluid coupling 21 connected to the output side 101 of the engine, and a reduction gear mechanism 23 connected to the differential gear 22. , a V-belt type continuously variable transmission 30, and a planetary gear transmission 40 for forward/reverse switching. Fluid coupling 21 is well known and consists of a pump impeller 211 and a turbine runner 212 connected to a torque converter output shaft 214. It should be noted that other fluid torque converters or mechanical clutches may be used in place of the fluid coupling. The V-belt type continuously variable transmission 30 is the continuously variable transmission 3.
Fluid coupling output shaft 2 which is the input shaft of 0
14, a movable flange 312 provided to face the fixed flange 311 to form a V-shaped space, and a hydraulic servo 313 that drives the movable flange 312. , a fixed flange 321 connected to the intermediate shaft 26 which is the output shaft of the continuously variable transmission 30, and a movable flange 32 provided to face the fixed flange 321 and form a V-shaped space.
2, an output pulley 32 consisting of a hydraulic servo 323 that drives the movable flange 322, and a V-belt 33, which is a drive band connecting the input pulley 31 and the output pulley 32.
This is a well-known system consisting of The above input pulley 31 and output pulley 32
The variable position L of the movable flanges 312 and 322 is 0 to l 2 to l 3 to l 4 (0 < l 2 < l 3 < l 4 ), which causes torque to be generated between the input shaft 214 and the output shaft 26. ratio T
Continuously variable speed is performed in which the speed changes within the range of t1 to t2 to t3 to t4 ( t1 < t2 < t3 < t4 ). In this embodiment, the pressure receiving area of the input side hydraulic servo 313 is approximately twice as large as the pressure receiving area of the output side hydraulic servo 323, and the hydraulic pressure applied to the hydraulic servo 313 is equal to or equal to the hydraulic pressure applied to the hydraulic servo 323. Even if the input side movable flange 312 is small, the movable flange 312 on the input side is formed to obtain a larger driving force than the movable flange 322 on the output side. This increase in the pressure receiving area of the hydraulic servo 313 is achieved by increasing the diameter of the hydraulic servo or by employing a piston having a double pressure receiving area in the hydraulic servo. The planetary gear transmission 40 for forward/reverse switching includes a sun gear 41 connected to the intermediate shaft 26, which is the output shaft of the continuously variable transmission 30, and a ring gear engaged with the transmission case 400 via a multi-disc brake 42. 4
3. A double planetary gear 44 rotatably meshed between the sun gear 41 and the ring gear 43, which rotatably supports the double planetary gear 44 and is connected to the intermediate shaft 26 via a multi-plate clutch 45; The system further includes a planetary carrier 46 connected to a second intermediate shaft 47 that is the output shaft of the planetary gear transmission 40, a hydraulic servo 48 that operates the multi-disc brake 42, and a hydraulic servo 49 that operates the multi-disc clutch 45. Ru. This forward/reverse switching planetary gear transmission 40 includes a multi-plate clutch 4.
5 is engaged and the multi-disc brake 42 is released, a forward gear with a reduction ratio of 1 is obtained, and the multi-disc brake 42 is released.
5 is released and the multi-plate brake 42 is engaged, it becomes a reverse gear with a reduction ratio of 1.02. This reduction ratio of 1.02 in reverse is smaller than the reduction ratio in reverse of a normal automobile transmission, but in this example, the reduction ratio obtained in a V-belt continuously variable transmission (for example,
2.4), the reduction gear mechanism 23 described later performs the reduction, so that an appropriate reduction ratio can be obtained as a whole. The reduction gear mechanism 23 is a V-belt continuously variable transmission 3
This is to compensate for the fact that the shift range obtained with 0 is lower than the shift range achieved by a normal vehicle transmission, and the torque is increased by shifting with a reduction ratio of 1.45 between the input and output shafts. The differential gear 22 is connected to an axle (not shown) and performs final deceleration of 3.727:1. FIG. 2 shows a hydraulic control circuit for controlling the continuously variable transmission in the transmission shown in FIG. The hydraulic control circuit includes a hydraulic power source 50 and a hydraulic adjustment device 6.
0. Multi-plate brake 4 in planetary gear transmission 40
2 and a shift control mechanism 70 that controls the timing of engagement of the multi-plate clutch 45 and alleviates the impact during N-D and N-R shifts, and a torque ratio control device 80. The hydraulic adjustment device 60 includes a manual valve 62 that is manually operated by a shift lever (not shown), a detent valve 64 and a throttle valve 65 that output detent pressure and throttle pressure according to the throttle opening θ of the carburetor 102, and an output side. a torque ratio valve 66 that operates in conjunction with the movable flange 322 of the pulley 32 and supplies line pressure to the detent valve 64 in accordance with the amount of displacement of the movable flange 322, and discharges pressure from the output hydraulic pressure feedback oil passage 9 provided in the throttle valve 65;
and a regulator valve 61 that regulates the oil pressure supplied from the oil pressure source 50 and supplies it to various parts of the oil pressure adjustment device 60 as line pressure. A hydraulic source 50 supplies hydraulic oil pumped up from an oil strainer 51 by a pump 52 driven by an engine to an oil passage 1 to which a relief valve 53 is attached.
1 and is supplied to the regulator valve 61. As shown in FIG. 3, the manual valve 62 has a spool 621 which is set to P, R, N, D, L in accordance with the shift positions P, R, N, D, L of the shift lever provided at the driver's seat.
It is set at each position D and L, and connects the oil passage 1 to which line pressure is supplied and the output oil passages 3 to 5 as shown in the table.
【表】
表において〇は油路1との連絡状態を示し、
×は油路3〜5が排圧状態にあることを示す。
レギユレータ弁61は、スプール611と、デ
イテント圧およびスロツトル圧を入力してスプー
ル611を制御するレギユレータバルブプランジ
ヤ612とを備え、スプール611の変位に伴い
第2出力ポート614と連通する隙間面積を調整
し、出力ポート616から油路1にライン圧を出
力する。ポート614からは油路12を経てフル
ードカツプリング、オイルクーラおよび潤滑必要
部へ油を供給する。
デイテント弁64は、キヤブレタ102のちよ
う弁のスロツトル開度θにリンクして連動し第4
図に示す如く移動するスプール641を備え、ス
ロツトル開度が0≦θ≦θ1においては第4図Aに
示す如く油路5とレギユレータ弁61に設けられ
た入力ポート616′に連絡するデイテント圧出
力用油路7とを連通し、θ1<θ≦100%のときは
第4図Bに示す如く、油路7とデイテント弁64
をトルクレシオ弁66に連絡する油路6とを連通
する。なお、スプール641はアクセルペダルの
踏込量とリンクして連動させてもよい。
スロツトル弁65は、デイテント弁のスプール
641にスプリング645を介して直列されると
共に、他方にスプリング652が背設されたスプ
ール651を備え、スプール641およびスプリ
ング645を介して伝達されるスロツトル開度θ
の変動に応じて動く上記スプール651の作用に
より、油路1と連絡するポート653の開口面積
を調整し、レギユレータ弁61に設けられた入力
ポート618に連絡するスロツトル圧出力用油路
8へスロツトル圧を出力する。スプール651
は、それぞれ油路8から分枝すると共に、オリフ
イス654および655が設けられた出力油圧の
フイードバツク用油路9および10を介してラン
ド656と該ランド656より受圧面積の大きい
ランド657に出力油圧のフイードバツクを受け
ている。
トルクレシオ弁66は、出力側プーリ32の可
動フランジ322に連結ロツドを介してリンクさ
れたスプール662を備え、可動フランジ322
の移動量Lがl3≦L≦l4(トルク比Tがt2≧T≧t1)
のときは第5図Aに示す如くスプール662が図
示左側部に位置し、スロツトル弁65に設けられ
た出力油圧のフイードバツク用油路9と連結した
入力ポート664を閉じると共に、デイテント弁
64への出力用油路6をドレインポート665に
連通して排圧する。可動フランジ322の移動量
Lがl2≦L≦l3(t3≧T>t2)のときは、第5図B
に示す如くスプール662が中間部に位置し、油
路9と連結するポート664とドレインポート6
66とが連通し油路9は排圧される。移動量Lが
0≦L≦l2(t4≧T>t3)のときは、第5図Cに示
す如くスプール662が図示右側部に位置し、油
路1に連結したポート663と油路6とが連通し
油路6にライン圧が供給される。
また、スプール662は回転状態にある出力側
プーリ32の可動フランジ322と摺動状態にて
連動するのであるが、第5図に示すようにスプー
ル662のバルブ軸方向への移動にはスプリン
グ、油圧等の妨げになるものはない構造をもつて
いるため、可動フランジの移動を妨げないととも
に、大きな相対速度を持つ摺動部の摩耗等を防止
することができる。
シフト制御機構70は、一方にスプリング71
1が背設され他端に設けられた油室713からラ
イン圧を受けるスプール712を備えたシフト制
御弁71、油室713へライン圧を供給する油路
1に設けられたオリフイス72、該オリフイス7
2と油室713との間に取り付けられたプレツシ
ヤリミツテイング弁73、および後記する電気制
御回路により制御され油室713の油圧を調整す
るソレノイド弁74からなる。ソレノイド弁74
が作動してドレインポート741を開き油室71
3を排圧しているときは、シフト制御弁71のス
プール712はスプリング711の作用で図示左
方に移動され、遊星歯車変速機40の多板クラツ
チ45を作動させる油圧サーボ49に連絡する油
路13と多板ブレーキ42を作動させる油圧サー
ボ48に連絡する油路14とをそれぞれドレイン
ポート714と715とに連絡して排圧させ、多
板クラツチ45または多板ブレーキ42を解放さ
せる。ソレノイド弁74が作動していないときは
ドレインポート741は閉ざされ、スプール71
2は油室713に供給されるライン圧で図示右方
に位置し、それぞれ油路3および油路4を上記油
路13および油路14に連絡し、多板ブレーキ4
2または多板クラツチ45を係合させる。本実施
例においてはシフト制御弁71に油路13および
油路14の出力油圧をフイードバツクする油室7
17と油室716を設け、出力油圧の立ち上がり
を緩和し多板クラツチ45および多板ブレーキ4
2の係合時のシヨツクを防止している。
トルク比制御装置80は、トルクレシオ制御弁
81、オリフイス82と83、ダウンシフト用ソ
レノイド84、及びアツプシフト用ソレノイド8
5からなる。トルクレシオ制御弁81は一方にス
プリング811が背設されたスプール812、そ
れぞれオリフイス82および83を介して油路1
からライン圧が供給された両端の油室815およ
び816、ライン圧が供給される油路1と連絡す
ると共に、スプール812の移動に応じて開口面
積が増減する入力ポート817およびVベルト式
無段変速機30の入力側プーリ31の油圧サーボ
313に油路2を介して連絡する出力ポート81
8が設けられた油室819、スプール812の移
動に応じて油室816を排圧するドレインポート
814、及びスプール812の移動に応じて油室
815を排圧するドレインポート813を備え
る。ダウンシフト用ソレノイド84とアツプシフ
ト用ソレノイド85とは、それぞれトルクレシオ
制御弁81の油室815と油室816とに取り付
けられ、双方とも後記する電気制御回路の出力で
作動され、それぞれ油室815と油室816とを
排圧する。
第6図は第2図に示した油圧制御回路における
シフト制御機構70のソレノイド弁74、トルク
比制御装置80のダウンシフト用ソレノイド84
およびアツプシフト用ソレノイド85を制御する
電気制御回路90の構成を示す。
901はシフトレバーがP、R、N、D、Lの
どの位置にシフトされているかを検出するシフト
レバースイツチ、902は入力側プーリ31の回
転速度を検出する回転速度センサ、903は車速
センサ、904はキヤブレタのスロツトル開度ま
たはアクセルペダルの踏込量を検出するスロツト
ルセンサ、905は回転速度センサ902の出力
を電圧に変換するスピード検出処理回路、906
は車速センサ903の出力を電圧に変換する車速
検出回路、907はスロツトルセンサ904の出
力を電圧に変換するスロツトル開度検出処理回
路、908〜911は各センサの入力インターフ
エイス、912は中央処理装置(CPU)、913
はソレノイド弁74,84,85を制御するプロ
グラムおよび制御に必要なデータを格納してある
リードオンリメモリ(ROM)、914は入力デ
ータおよび制御に必要なパラメータを一時的に格
納するランダムアクセスメモリ(RAM)、91
5はクロツク、916は出力インターフエイス、
917はソレノイド出力ドライバであり出力イン
ターフエイス916の出力をアツプシフトソレノ
イド85、ダウンシフトソレノイド84およびシ
フトコントロールソレノイド74の作動出力に変
える。入力インターフエイス908〜911と
CPU912、ROM913、RAM914、出力
インターフエイス916との間はデータバス91
8とアドレスバス919とで連絡されている。
つぎにトルクレシオ弁66、デイテント弁6
4、スロツトル弁65、マニユアル弁62および
レギユレータ弁61で構成される本実施例の油圧
調整装置60の作用を説明する。
油圧制御回路に供給される作動油は、エンジン
で駆動されるポンプ52を供給源としており、ラ
イン圧が高ければそれに応じてポンプ52により
動力の消耗が増大する。よつて車両を低燃費で走
行させるためには油圧制御回路に供給するライン
圧を必要最小限に近づけることが必要となり、無
段変速装置において該ライン圧は入力側プーリ3
1および出力側プーリ32の各油圧サーボがVベ
ルト33の滑りを生ずることなくトルクの伝達を
行える油圧で規定される。エンジンを最良燃費と
なる状態で作動させた場合入出力軸間のトルク比
Tの変化に対する必要最小限のライン圧をスロツ
トル開度θをパラメータとして第7図の実線で示
す。車両の発進時には両プーリによつて実現可能
なトルク比の範囲では、エンジンを最良燃費の状
態で作動させることが不可能であるから点線で示
す如く上記実線で示した最良燃費の特性曲線より
20%程度大きな破線で示すライン圧とすることが
望ましく、またエンジンブレーキ時にはスロツト
ル開度θ=0においても一点鎖線で示すより高い
ライン圧特性とすることが望ましい。
本実施例においては、レギユレータ弁61の出
力であるライン圧は、油圧調整装置60により、
マニユアル弁62のシフト位置(L、D、N、
R、P)、スロツトル開度θおよび両プーリのト
ルク比(入出力軸間のトルク比)の変化により以
下の如く調整される。
D位置
表1に示すように、マニユアル弁62において
油路3のみが油路1と連通しており油路4および
油路5は排圧されている。このときはシフト制御
機構70において、シフト制御ソレノイド74が
OFF状態で油室713にライン圧が供給されて
いる場合には、スプール712が右方に位置する
ことにより、油路3と油路13とが連絡され、油
路3に供給されたライン圧が油路13を通して前
進用の多板クラツチ45の油圧サーボ49に作用
し、車両は前進可能な状態となる。
(1) トルク比Tがt1≦T≦t2のとき。
第5図Aに示す如くトルクレシオ弁66は、
油路1に連絡したポート663を閉じ、油路6
をドレインポート665と連通して排圧してい
る。これによりスロツトル開度θの何如にかか
わらず油路7にデイテント圧(ライン圧と等し
い)は生じない。またスロツトル弁65は、油
路9と連絡したトルクレシオ弁66のポート6
64が閉ざされており、スプール651がラン
ド656の他にランド657にもフイードバツ
ク圧を受けるので、スロツトル開度θに対し第
8図ハに示す特性のスロツトル圧を油路8を経
て調整弁61のレギユレータバルブプランジヤ
ー612に出力する。これにより調整弁61の
出力するライン圧は第9図のヘ域および第10
図のホに示す如くなる。
(2) トルク比Tがt2<T≦t3のとき。
第5図Bに示す如くトルクレシオ弁66はポ
ート663を閉じており、油路9とドレインポ
ート666とを連通させる。また油路6はポー
ト665を通して排圧される。よつてデイテン
ト圧は発生せず、スロツトル圧は油路9が排圧
されスプール651のランド657にフイード
バツク圧が印加されなくなつた分だけ増大し、
第8図のニに示す特性曲線で表される。このと
きのライン圧は第9図のル域および第10図の
トに示す特性を有する。
(3) トルク比Tがt3<T≦t4のとき。
第5図Cに示す如く油路9はドレインポート
666から排圧され、よつてスロツトル圧は上
記(2)と同様第8図のニで表される。しかるにポ
ート663が開口し油路1と油路6とが連通す
るので、スロツトル開度θが0≦θ≦θ1%の範
囲内にあり、デイテント弁64のスプール64
1が、第4図Aに示す如く図示左側部にある間
は、該スプール641により油路6は閉じられ
且つ油路7は油路5を介してマニユアル弁62
から排圧されているが、スロツトル開度θがθ1
%<θ≦100%のときは、第4図Bに示す如く
スプール641が動き油路6と油路7とが連通
し、油路7にデイテント圧が生じる。これによ
りライン圧は第9図のヲ域および第10図のリ
に示す如く、θ=θ1%でステツプ状に変化する
特性となる。
L位置
マニユアル弁62において油路5が油路1と連
通する。油路3と油路4はD位置と同じ。
(1) トルク比Tがt1≦T≦t2のとき。
スロツトル開度θが0≦θ≦θ1%のとき、デ
イテント弁64において油路5と油路7とが連
通し、デイテント圧が発生してスロツトルプラ
ンジヤーを押し上げ、高いライン圧を生ずる。
θ1%<θ≦100%のとき、油路7は油路6およ
び第4図Bに示す様にトルクレシオ弁のドレイ
ンポート665を経て排圧されてデイテント圧
は発生せず、またスロツトル圧はD位置の場合
と同じである。よつてライン圧は第11図のル
に示す特性となる。
(2) トルク比Tがt2<T≦t3のとき。
上記(1)との相違は、トルクレシオ弁66にお
いて油路9がドレインポート666と連通して
排圧され、スロツトル弁65が油路8を介して
調整弁61に出力するスロツトル圧が増大する
ことにあり、これによりライン圧は第11図の
チに示す如き特性曲線で表される。
(3) トルク比Tがt3<T≦T4のとき。
トルクレシオ弁66によつて油路6と油路1
とが連通され、油路9はドレインポート666
から排圧されている。油路6と油路5の両方に
ライン圧が供給されているので、デイテント弁
64はスロツトル開度に関係なくデイテント圧
を出力し、該デイテント圧および上記(2)と同じ
スロツトル圧を入力する調整弁61は第11図
ヌに示すライン圧を出力する。
R位置
表に示すように、マニユアル弁62において
油路4および油路5が油路1と連通し、油路3は
排圧されている。このときシフト制御機構70に
おいて、シフト制御ソレノイド74がOFF状態
で油室713にライン圧が供給されている場合に
は、スプール712が右方に位置することによ
り、油路4が油路14とが連通され、油路4に供
給されたライン圧が油路14を通して後進用多板
ブレーキ42の油圧サーボ48に供給され、車両
は後進状態となる。また、油路5にライン圧が導
かれているため、ライン圧はL位置のときと同一
の特性となる。R位置ではVベルト式無段変速機
30におけるトルク比Tを最大のT=t4として使
用する。このため、遊星歯車変速機40内で変速
(減速)を行う必要はないが、本実施例によれば、
R位置においてトルク比Tを変化させた場合で
も、L位置の場合と同様のライン圧の制御が可能
である。
P位置およびN位置
マニユアル弁62において油路3,4および5
がともに排圧されており、油路5が排圧されてい
るためレギユレータ弁61の出力であるライン圧
はD位置と同じとなる。
このライン圧調整においてマニユアル弁62を
D、N、Pの各シフト位置にシフトしている場
合、トルク比Tがt3<T≦t4の範囲にあるときの
ライン圧を第10図の特性曲線リの如くスロツト
ル開度θ1%以下で低く設定したのは、アイドリン
グなどスロツトル開度θが小さく且つポンプの吐
出量が少ない運転状況においてライン圧を高く設
定していくと、高油温で油圧回路の各所からの油
洩れが大きいときなどはライン圧の保持が困難と
なり、さらにはオイルクーラーへ供給される油量
の減少により油温がさらに上昇してトラブルの原
因となりやすいためである。また、マニユアル弁
62がL、Rの各シフト位置にシフトしている場
合、第11図の特性曲線チ,ルに示す如くトルク
比Tがt1≦T≦t2の範囲で且つスロツトル開度θ
がθ1%以下の運転条件においてライン圧を高く設
定したのは、エンジンブレーキ時においては低ス
ロツトル開度のときも比較的高い油圧が要求され
ることによる。そのときの必要油圧は第7図に一
点鎖線で示されている。このように第9図に示す
如くライン圧を第7図に示す必要最小限の油圧に
近づけることにより、ポンプ52による動力損失
を小さくできるので燃費および燃料消費率が向上
できる。
つぎに、第6図で説明した電気制御回路90に
より制御されるシフト制御機構70およびトルク
比制御装置80の作動を第18図ないし第23図
に示すプログラムフローチヤートとともに説明す
る。
本実施例では電気制御回路90により、各スロ
ツトル開度θにおいて最良燃費となるよう入力側
プーリ回転数Nを制御する例が示されている。
一般に、エンジンを最良燃費の状態で作動させ
る場合、第12図のグラフに示す破線の最良燃費
動力線に従つて運転する。この第12図で横軸は
エンジン回転数(rpm)、縦軸はエンジン出力軸
のトルク比(Kg・m)を示し、最良燃費動力線は
次の様にして得られる。すなわち、第12図で実
線で示すエンジンの等燃料消費率曲線(単位は
g/ps・h)と、2点鎖線で示す等馬力曲線(単
位はps)とから、図中のA点における燃料消費率
Q(g/ps・h)、馬力をP(ps)とすると、A点
では毎時
S=Q×P(g/h)
の燃料を消費することになる。各等馬力曲線上の
全ての点において1時間当たりの燃料消費量Sを
求めることにより、各等馬力線上でSが最小とな
る点が決定でき、これらの点を結ぶことにより各
馬力に対し最良燃費となるエンジン運転状態を示
す最良燃費動力線が得られる。しかるに本実施例
の如く、エンジン100と流体式伝達機構である
フルードカツプリング21とを組合わせた場合に
は同様の方法にて、第13図に示す各スロツトル
開度θにおけるエンジン出力性能曲線と、第14
図に示すフルードカツプリング性能曲線と、第1
5図に示すエンジン等燃費率曲線から第16図に
示すように、フルードカツプリング出力性能曲線
上に最良燃費フルードカツプリング出力線を求め
ることができる。第17図は第16図に示す最良
燃費フルードカツプリング出力線をスロツトル開
度とフルードカツプリング出力回転数の関係にお
きかえたものである。このフルードカツプリング
出力回転数は、本実施例の無段変速装置ではその
まま入力側プーリ回転数となる。
本実施例の無段変速装置においては、以上の様
にして得られた最良燃費入力側プーリ回転数と検
出した実際の入力側プーリ回転数により、入力側
プーリ31および出力側プーリ32間の変速比を
制御する。
トルク比制御装置80の制御は、第17図で求
めた最良燃費入力側プーリ回転数と、実際の入力
側プーリ回転数とを比較することにより、入出力
プーリ間の変速比の増減をトルク比制御装置80
に設けた2個のソレノイド弁84および85の作
動により行い、実際の入力側プーリ回転数を最良
燃費入力側プーリ回転数に一致させるようになさ
れる。第18図は入力側プーリ回転数制御の全体
のフローチヤートを示す。
スロツトルセンサ904によりスロツトル開度
θの読み込み(921)を行つた後、シフトレバー
スイツチ901によりシフトレバー位置の判別を
行う(922)。判別の結果、シフトレバーがP位置
またはN位置の場合には、第19図に示すP位置
またはN位置処理サブルーチンによりソレノイド
弁84および85の双方をOFFし(931)、Pま
たはN状態をRAM914に記憶せしめる
(932)。これにより入力プーリ31のニユートラ
ル状態が得られる。シフトレバーがP位置または
N位置からR位置に変化した場合、およびN位置
からD位置に変化した場合には、それぞれN−R
シフトおよびN−Dシフトに伴うシフトシヨツク
を緩和するためにシフトシヨツクコントロール処
理を行う(940、950)。シフトシヨツクコントロ
ールは、パルス巾が次第に小さくなつていくパル
スを第20図に示すシフト制御ソレノイド弁74
に加えることによりなされる(以下これをデユー
テイーコントロールという)。このようにシフト
制御ソレノイド弁74をデユーテイーコントロー
ルすることにより、シフト制御弁71の油室71
3にデユーテイーに対応して調整された油圧Psが
生じる。
シフト制御機構70は前述した電気制御回路9
0の出力により制御されるソレノイド弁74の作
用で、遊星歯車変速装置40の油圧サーボ48お
よび49への油圧の給排タイミングを調整しシフ
ト時の衝撃を防止すると共に、プレツシヤリミツ
テイング弁73の作用で油圧サーボ48および4
9へ供給される油圧の上限を設定値以下に保つ作
用を有し、クラツチおよびブレーキの係合圧を制
限している。
N−DシフトおよびN−Rシフト時における係
合シヨツクを緩和する場合、油圧サーボ48また
は油圧サーボ49への供給油圧PbまたはPcの立
ち上がりを第24図Bに示す油圧特性曲線の如く
コントロールし、図中、AC間での多板クラツチ
45または多板ブレーキ42の係合を完了せしめ
る。このように油圧サーボ48または49への供
給油圧をコントロールするためのソレノイド弁7
4のデユーテイ(%)とソレノイド弁74の作動
で油室713に生じるソレノイド圧Psとの関係を
第25図に示す。デユーテイ(%)は次式で与え
られる。
デユーテイ(%)=1周期における
ソレノイドON時間/ソレノイド作動時間×100
第25図に示すソレノイド圧は、シフト制御弁
71により増幅され、第26図に示す油圧サーボ
48または49への供給油圧PbまたはPcが得ら
れる。
本実施例において、第24図Aに如す如く、シ
フト制御弁71のスプール712に設けたランド
の受圧面積を、図示左側順にS1、S1、S1、S2、ス
プリング711の弾性力をFs1、油室713の油
圧をPsとすると、前進時に係合される多板クラツ
チ45の油圧サーボ49および後進時に係合され
る多板ブレーキ42の油圧サーボ48への供給油
圧PcおよびPbは、それぞれシフト制御弁71の
油圧平衡式である第式および式から次のよう
に与えられる。
前進時 Ps×S1=Pc×S2+Fs1
Pc=S1/S2Ps−Fs1/S2
後進時 Ps×S1=Pb×(S1−S2)+Fs1
Pb=S1/S1−S2Ps−Fs1/S1−S2
また、プレツシヤリミツテイング弁73内に挿
設された弁体731の受圧面積をS3、該弁体73
1に背設されたスプリング732の弾性力をFs2
とすると、プレツシヤリミツテイング弁73は油
圧平衡式第式によりPsの最高圧p limitで作
動する。
p limit×S3=Fs2
p limit=Fs2/S3
このときPcおよびPbは第式および第式に
従つて最高圧pc limit、pb limitが制限される。
前進時
pc limit=S1/S2p limit−Fs1/S2
後進時
pb limit=S1/S1−S2p limit−Fs1/S1−S2
第18図に戻つて説明すると、N−Dシフトシ
ヨツクコントロール処理950の次には、入力側プ
ーリの回転速度センサ902により実際の入力側
プーリ回転数Nを読み込み(923)、つぎにスロツ
トル開度θが0か否かの判別を行い(924)、θ≠
0のときは、第21図に示すサブルーチンに従い
予めデータとしてROM913に格納してある第
17図のスロツトル開度θに対応する最良燃費入
力側プーリ回転数N*の設定をする(960)ため、
スロツトル開度に対応した入力側プーリ回転数
N*データの格納アドレスのセツトをし(961)、
セツトしたアドレスからN*のデータを読みだし
(962)、読み出したN*のデータをデータ格納用
RAM914に一時格納する(963)。
次に実際の入力側プーリ回転数Nと最良燃費入
力側プーリ回転数N*との比較を行い(927)、N
<N*のときはダウンシフトソレノイド弁84の
作動指令を発し(928)、N>N*のときはアツプ
シフトソレノイド弁85の作動指令を発し
(929)、N=N*のときは両ソレノイド弁84およ
び85のOFF指令を発する(920)。θ=0でス
ロツトル全閉時には、エンジンブレーキの必要性
を判断するためシフトレバーがD位置に設定され
ているかまたはL位置に設定されているかの判別
を行い(926)、必要に応じてエンジンブレーキ処
理970または980を行う。D位置のエンジンブレー
キ処理970は、第22図に示す如く、車速センサ
903により車速Vを読み込み(971)、その時点
での加速度αを算出し(972)、つぎに該加速度α
が車速に対して適当な加速度Aであるか否かの判
別をする(973)。α>Aのときはダウンシフトの
コントロール974を行うためN*にNより大きい値
を設定した後リターンし、α≦AのときはN*に
スロツトル開度0に対応する最良燃費入力側プー
リ回転数N*の設定を行つた(975)後リターンす
る。車速と適当な加速度Aとの関係は、各車両に
ついて実験または計算により求められるものであ
り、第22図のBのグラフに示す。
L位置のエンジンブレーキ処理980では、第2
3図に示すように、車速Vの読み込み(981)を
示した後、車速Vと入力側プーリ回転数Nからト
ルク比Tを次式から算出する演算を行う(982)。
T=(N/V)×k
kはトランスミツシヨン内部の減速歯車機構2
3の減速比、車両の最終減速比およびタイヤ半径
等とから決定される定数である。つぎに現在のト
ルク比Tがその車速Vに対して安全かつ適性なエ
ンジンブレーキが得られるトルク比T*より大き
いか否かの判別を行い(983)、T<T*のときは
ダウンシフトがなされるようにN*にNより大き
い値の設定を行い(984)、T≧T*のときはN*に
Nと等しい値の設定を行つて(985)リターンす
る。各車速に対して安全かつ適性なエンジンブレ
ーキが得られるトルク比T*は、各車両について
実験または計算により求められるものであり、第
23図Bのグラフに示す。
次に、トルク比制御装置80の作用を第27図
と共に説明する。
定速走行時
第27図Aに示す如く、電気制御回路の出力に
より制御されるソレノイド弁84および85は
OFFされている。これにより、油室816の油
圧P1はライン圧となり、油室815の油圧P2も
スプール812が図示右側にあるときはライン圧
となつている。スプール812はスプリング81
1による押圧力P3があるので図示左方に動かさ
れる。スプール812が左方に移動され油室81
5とドレンポート813とが連通するとP2は排
圧されるので、スプール812は油室816の油
圧P1により図示右方に動かされる。スプール8
12が右方に移動されるとドレインポート813
は閉ざされる。よつて、スプール812はこの場
合、第27図に示すように、ドレインポート81
3とスプール812とのランドエツジにフラツト
な切り欠き812bを設けることにより、より安
定した状態でスプール812を第27図Aの如く
中間位置の平衡点に保持することが可能となる。
この状態においては油路2は閉じられており、
入力側プーリ31の油圧サーボ313の油圧は、
出力側プーリ32の油圧サーボ323に加わつて
いるライン圧によりVベルト33を介して圧縮さ
れる状態になり、結果的に油圧サーボ323の油
圧と平衡する。実際上は油路2においても油洩れ
があるため、入力側プーリ31は徐々に拡げられ
てトルク比Tが増加する方向に変化して行く。従
つて第27図Aに示すように、スプール812が
平衡する位置においては、ドレインポート814
を閉じ、油路1はやや開いた状態となるようスプ
ール812とのランドエツジにフラツトな切り欠
き812aを設け、油路2における油洩れを補う
ようにしている。また第29図に示すように切り
欠き812aの代わりに油路1と油路2の間をオ
リフイス821を有する油路822で連結しても
同様な機能を果たすことは明らかである。
アツプシフト時
第27図Bに示す如く電気制御回路の出力によ
りソレノイド弁85がONされる。これにより油
室816が排圧されるため、スプール812は図
示左方に動かされ、スプール812の移動に伴
い、油室815もドレインポート813から排圧
されるが、スプリング811の作用でスプール8
12は図示左端に設定される。
この状態では油路1のライン圧がポート818
を介して油路2に供給されるため油圧サーボ31
3の油圧は上昇し、入力側プーリ31は閉じられ
る方向に作動してトルク比Tは減少する。従つて
ソレノイド弁85のON時間を必要に応じて制御
することによつて所望のトルク比だけ減少させア
ツプシフトを行う。
ダウンシフト時
第27図Cに示す如く電気制御回路の出力によ
りソレノイド弁84がONされ、油室815が排
圧される。スプール812は油室816のライン
圧により図示右方に動かされ、油路2はドレイン
ポート814と連通して排圧され、入力側プーリ
31は拡がる方向に作動してトルク比増大する。
このようにソレノイド弁84のON時間を制御す
ることによりトルク比を増大させダウンシフトさ
せる。
以上のように入力側(ドライブ側)プーリ31
の油圧サーボ312は、トルクレシオ制御弁81
の出力油圧が供給され、出力側(ドリブン側)プ
ーリ32の油圧サーボ323にはライン圧が導か
れており、入力側油圧サーボ312の油圧をPi、
出力側油圧サーボ322の油圧をPpとすると、
Pp/Piはトルク比Tに対して第28図のグラフに
示す如き特性を有し、例えば、スロツトル開度θ
=50%、トルク比T=1.5(図中a点)で走行して
いる状態からアクセルを緩めてθ=30%とした場
合、Pp/Piがそのまま維持されるときはトルク比
T=0.87の図中b点に移行し、逆にトルク比T=
1.5の状態を保つ場合には、入力側プーリを制御
するトルク比制御装置80の出力によりPp/Piの
値を増大させ図中c点の値に変更する。このよう
にPp/Piの値を必要に応じて制御することによ
り、あらゆる負荷状態に対応して任意のトルク比
に設定できる。[Table] In the table, 〇 indicates the connection status with oil path 1,
× indicates that the oil passages 3 to 5 are in a discharged pressure state. The regulator valve 61 includes a spool 611 and a regulator valve plunger 612 that controls the spool 611 by inputting detent pressure and throttle pressure. The line pressure is output from the output port 616 to the oil passage 1. Oil is supplied from the port 614 through the oil passage 12 to the fluid coupling, oil cooler, and parts requiring lubrication. The detent valve 64 is linked to and interlocks with the throttle opening θ of the rear valve of the carburetor 102.
It is equipped with a spool 641 that moves as shown in the figure, and when the throttle opening degree is 0≦θ≦ θ1 , the detent pressure is connected to the oil passage 5 and the input port 616' provided in the regulator valve 61 as shown in FIG. 4A. When θ 1 <θ≦100%, the oil passage 7 and the detent valve 64 are connected to each other as shown in FIG. 4B.
and the oil passage 6 which communicates with the torque ratio valve 66. Note that the spool 641 may be linked and operated in conjunction with the amount of depression of the accelerator pedal. The throttle valve 65 includes a spool 651 which is connected in series with the spool 641 of the detent valve via a spring 645 and has a spring 652 on the other side, and has a throttle opening θ transmitted via the spool 641 and the spring 645.
By the action of the spool 651 that moves in accordance with the fluctuation of Outputs pressure. Spool 651
The output hydraulic pressure is branched from the oil passage 8 and sent to a land 656 and a land 657 having a larger pressure receiving area than the land 656 via output oil pressure feedback oil passages 9 and 10 provided with orifices 654 and 655, respectively. I am receiving feedback. The torque ratio valve 66 includes a spool 662 linked to the movable flange 322 of the output pulley 32 via a connecting rod.
The amount of movement L is l 3 ≦L≦l 4 (torque ratio T is t 2 ≧T≧t 1 )
In this case, as shown in FIG. 5A, the spool 662 is located on the left side in the drawing, and closes the input port 664 connected to the output oil pressure feedback oil passage 9 provided in the throttle valve 65, and also closes the input port 664 connected to the output oil pressure feedback oil passage 9 provided in the throttle valve 65. The output oil passage 6 is communicated with the drain port 665 to discharge pressure. When the moving amount L of the movable flange 322 is l 2 ≦L≦l 3 (t 3 ≧T>t 2 ), Fig. 5B
As shown in FIG.
66, and the oil passage 9 is depressurized. When the amount of movement L is 0≦L≦l 2 (t 4 ≧T>t 3 ), the spool 662 is located on the right side of the figure as shown in FIG. The oil passage 6 is in communication with the oil passage 6, and line pressure is supplied to the oil passage 6. The spool 662 slides in conjunction with the movable flange 322 of the rotating output pulley 32, but as shown in FIG. Since it has a structure that does not hinder the movement of the movable flange, it is possible to prevent wear and the like of sliding parts that have a large relative speed. The shift control mechanism 70 has a spring 71 on one side.
A shift control valve 71 equipped with a spool 712 that receives line pressure from an oil chamber 713 provided at the other end, an orifice 72 provided in the oil passage 1 that supplies line pressure to the oil chamber 713, and the orifice 7
2 and an oil chamber 713, and a solenoid valve 74 that is controlled by an electric control circuit to be described later and adjusts the oil pressure in the oil chamber 713. Solenoid valve 74
operates and opens the drain port 741 and the oil chamber 71
3, the spool 712 of the shift control valve 71 is moved to the left in the figure by the action of the spring 711, and the oil passage connected to the hydraulic servo 49 that operates the multi-disc clutch 45 of the planetary gear transmission 40 is released. 13 and an oil passage 14 communicating with a hydraulic servo 48 for operating the multi-disc brake 42 are connected to drain ports 714 and 715, respectively, to discharge pressure, thereby releasing the multi-disc clutch 45 or the multi-disc brake 42. When the solenoid valve 74 is not operating, the drain port 741 is closed and the spool 71
2 is the line pressure supplied to the oil chamber 713 and is located on the right side in the figure, and connects the oil passages 3 and 4 to the oil passages 13 and 14, respectively, and connects the multi-disc brake 4.
2 or multiple plate clutch 45 is engaged. In this embodiment, the oil chamber 7 feeds back the output oil pressure of the oil passages 13 and 14 to the shift control valve 71.
17 and an oil chamber 716 are provided to alleviate the rise of output hydraulic pressure and to reduce the rise of the output hydraulic pressure, and
2. This prevents shock when engaged. The torque ratio control device 80 includes a torque ratio control valve 81, orifices 82 and 83, a downshift solenoid 84, and an upshift solenoid 8.
Consists of 5. The torque ratio control valve 81 is connected to the oil passage 1 through a spool 812 having a spring 811 on one side and orifices 82 and 83, respectively.
oil chambers 815 and 816 at both ends to which line pressure is supplied, an input port 817 that communicates with oil passage 1 to which line pressure is supplied, and whose opening area increases or decreases according to the movement of the spool 812, and a V-belt type stepless An output port 81 that communicates with the hydraulic servo 313 of the input pulley 31 of the transmission 30 via the oil path 2
8, a drain port 814 that evacuates the oil chamber 816 as the spool 812 moves, and a drain port 813 that evacuates the oil chamber 815 as the spool 812 moves. The downshift solenoid 84 and the upshift solenoid 85 are attached to an oil chamber 815 and an oil chamber 816, respectively, of the torque ratio control valve 81, and both are operated by the output of an electric control circuit to be described later. The pressure in the oil chamber 816 is evacuated. FIG. 6 shows the solenoid valve 74 of the shift control mechanism 70 and the downshift solenoid 84 of the torque ratio control device 80 in the hydraulic control circuit shown in FIG.
The configuration of an electric control circuit 90 that controls the upshift solenoid 85 is also shown. 901 is a shift lever switch that detects whether the shift lever is shifted to P, R, N, D, or L; 902 is a rotation speed sensor that detects the rotation speed of the input pulley 31; 903 is a vehicle speed sensor; 904 is a throttle sensor that detects the throttle opening of the carburetor or the amount of depression of the accelerator pedal; 905 is a speed detection processing circuit that converts the output of the rotational speed sensor 902 into voltage; 906
907 is a throttle opening detection processing circuit that converts the output of the throttle sensor 904 into voltage; 908 to 911 are input interfaces for each sensor; and 912 is a central processing circuit. Device (CPU), 913
914 is a read-only memory (ROM) that stores programs for controlling the solenoid valves 74, 84, and 85 and data necessary for control, and 914 is a random access memory (ROM) that temporarily stores input data and parameters necessary for control. RAM), 91
5 is a clock, 916 is an output interface,
A solenoid output driver 917 converts the output of the output interface 916 into operating outputs of the upshift solenoid 85, the downshift solenoid 84, and the shift control solenoid 74. Input interfaces 908 to 911
A data bus 91 is connected between the CPU 912, ROM 913, RAM 914, and output interface 916.
8 and an address bus 919. Next, torque ratio valve 66, detent valve 6
4. The operation of the hydraulic pressure adjusting device 60 of this embodiment, which is composed of the throttle valve 65, the manual valve 62, and the regulator valve 61, will be explained. The hydraulic oil supplied to the hydraulic control circuit is supplied from a pump 52 driven by the engine, and if the line pressure is high, power consumption by the pump 52 increases accordingly. Therefore, in order to run a vehicle with low fuel consumption, it is necessary to bring the line pressure supplied to the hydraulic control circuit close to the minimum necessary, and in a continuously variable transmission, this line pressure is applied to the input pulley 3.
Each hydraulic servo of the V-belt 1 and the output pulley 32 is defined by a hydraulic pressure that allows torque to be transmitted without causing the V-belt 33 to slip. The solid line in FIG. 7 shows the minimum line pressure necessary for a change in the torque ratio T between the input and output shafts when the engine is operated in a state that provides the best fuel efficiency, using the throttle opening θ as a parameter. When the vehicle is started, it is impossible to operate the engine at the best fuel efficiency within the range of torque ratios that can be achieved by both pulleys, so the characteristic curve for the best fuel efficiency shown by the solid line above is shown by the dotted line.
It is desirable that the line pressure be approximately 20% larger as shown by the broken line, and during engine braking, it is also desirable to have a line pressure characteristic that is higher than that shown by the dashed line even when the throttle opening θ=0. In this embodiment, the line pressure, which is the output of the regulator valve 61, is controlled by the hydraulic pressure adjustment device 60.
Shift position of manual valve 62 (L, D, N,
R, P), throttle opening θ, and the torque ratio of both pulleys (torque ratio between input and output shafts) are adjusted as follows. Position D As shown in Table 1, in the manual valve 62, only the oil passage 3 communicates with the oil passage 1, and the oil passage 4 and the oil passage 5 are discharged. At this time, in the shift control mechanism 70, the shift control solenoid 74 is activated.
When line pressure is supplied to the oil chamber 713 in the OFF state, the spool 712 is positioned to the right, so that the oil passage 3 and the oil passage 13 are connected, and the line pressure supplied to the oil passage 3 is acts on the hydraulic servo 49 of the multi-plate clutch 45 for forward movement through the oil passage 13, and the vehicle becomes ready to move forward. (1) When the torque ratio T is t 1 ≦T≦t 2 . As shown in FIG. 5A, the torque ratio valve 66 is
Close port 663 connected to oil passage 1, and close oil passage 6.
is communicated with the drain port 665 to exhaust pressure. As a result, detent pressure (equal to line pressure) is not generated in the oil passage 7 regardless of the throttle opening degree θ. Further, the throttle valve 65 is connected to the port 6 of the torque ratio valve 66 which communicates with the oil passage 9.
64 is closed, and the spool 651 receives feedback pressure from the land 657 in addition to the land 656. Therefore, the throttle pressure having the characteristic shown in FIG. output to the regulator valve plunger 612. As a result, the line pressure output from the regulating valve 61 is adjusted to
The result will be as shown in E of the figure. (2) When the torque ratio T is t 2 <T≦t 3 . As shown in FIG. 5B, the torque ratio valve 66 closes the port 663 and allows the oil passage 9 and the drain port 666 to communicate with each other. In addition, the pressure in the oil passage 6 is exhausted through the port 665. Therefore, no detent pressure is generated, and the throttle pressure increases by the amount that the pressure in the oil passage 9 is exhausted and the feedback pressure is no longer applied to the land 657 of the spool 651.
This is expressed by the characteristic curve shown in FIG. 8D. The line pressure at this time has the characteristics shown in area R in FIG. 9 and area G in FIG. (3) When the torque ratio T is t 3 <T≦t 4 . As shown in FIG. 5C, the pressure in the oil passage 9 is exhausted from the drain port 666, and therefore the throttle pressure is expressed by D in FIG. 8 as in (2) above. However, since the port 663 opens and the oil passage 1 and the oil passage 6 communicate with each other, the throttle opening θ is within the range of 0≦θ≦θ 1 %, and the spool 64 of the detent valve 64
1 is on the left side in the figure as shown in FIG.
However, the throttle opening θ is θ 1
When %<θ≦100%, the spool 641 moves as shown in FIG. 4B, and the oil passage 6 and the oil passage 7 communicate with each other, and detent pressure is generated in the oil passage 7. As a result, the line pressure has a characteristic that changes stepwise at θ=θ 1 %, as shown in area 2 of FIG. 9 and area 1 of FIG. 10. L position The oil passage 5 communicates with the oil passage 1 at the manual valve 62. Oil passage 3 and oil passage 4 are the same as the D position. (1) When the torque ratio T is t 1 ≦T≦t 2 . When the throttle opening θ is 0≦θ≦θ 1 %, the oil passage 5 and the oil passage 7 communicate with each other at the detent valve 64, and detent pressure is generated to push up the throttle plunger and generate high line pressure.
When θ 1 %<θ≦100%, the pressure in the oil passage 7 is exhausted through the oil passage 6 and the drain port 665 of the torque ratio valve as shown in FIG. 4B, and detent pressure is not generated, and the throttle pressure is is the same as for the D position. Therefore, the line pressure has the characteristics shown in FIG. (2) When the torque ratio T is t 2 <T≦t 3 . The difference from (1) above is that in the torque ratio valve 66, the oil passage 9 communicates with the drain port 666 to exhaust pressure, and the throttle pressure output from the throttle valve 65 to the adjustment valve 61 via the oil passage 8 increases. In particular, as a result, the line pressure is expressed by a characteristic curve as shown in FIG. (3) When the torque ratio T is t 3 <T≦T 4 . Oil passage 6 and oil passage 1 are connected by the torque ratio valve 66.
and the oil passage 9 is connected to the drain port 666.
Pressure is being released from the Since line pressure is supplied to both the oil passage 6 and the oil passage 5, the detent valve 64 outputs the detent pressure regardless of the throttle opening, and inputs the detent pressure and the same throttle pressure as in (2) above. The regulating valve 61 outputs the line pressure shown in FIG. R position As shown in the table, the oil passage 4 and the oil passage 5 communicate with the oil passage 1 in the manual valve 62, and the oil passage 3 is discharged. At this time, in the shift control mechanism 70, if the shift control solenoid 74 is in the OFF state and line pressure is being supplied to the oil chamber 713, the spool 712 is positioned to the right, so that the oil passage 4 is connected to the oil passage 14. The line pressure supplied to the oil passage 4 is supplied to the hydraulic servo 48 of the reverse multi-disc brake 42 through the oil passage 14, and the vehicle enters the reverse traveling state. Furthermore, since the line pressure is guided to the oil passage 5, the line pressure has the same characteristics as in the L position. At the R position, the torque ratio T in the V-belt continuously variable transmission 30 is set to the maximum, T= t4 . Therefore, there is no need to perform a speed change (deceleration) within the planetary gear transmission 40, but according to this embodiment,
Even when the torque ratio T is changed in the R position, the line pressure can be controlled in the same way as in the L position. P position and N position Oil passages 3, 4 and 5 in manual valve 62
Both are exhausted, and since the oil passage 5 is exhausted, the line pressure, which is the output of the regulator valve 61, is the same as at the D position. When the manual valve 62 is shifted to the D, N, and P shift positions in this line pressure adjustment, the line pressure when the torque ratio T is in the range of t 3 < T ≦ t 4 is determined by the characteristics shown in Fig. 10. The reason for setting the throttle opening θ as low as 1 % or less as shown in curve 2 is because if the line pressure is set high in operating conditions such as idling where the throttle opening θ is small and the pump discharge amount is low, the oil temperature will be high. This is because when there is a large amount of oil leaking from various parts of the hydraulic circuit, it becomes difficult to maintain line pressure, and furthermore, the oil temperature further increases due to a decrease in the amount of oil supplied to the oil cooler, which is likely to cause trouble. Further, when the manual valve 62 is shifted to the L and R shift positions, the torque ratio T is in the range of t 1 ≦T≦t 2 and the throttle opening is θ
The reason why the line pressure is set high under operating conditions where θ 1 % or less is because relatively high oil pressure is required during engine braking even when the throttle opening is low. The required oil pressure at that time is shown by a dashed line in FIG. In this way, as shown in FIG. 9, by bringing the line pressure close to the minimum necessary oil pressure shown in FIG. 7, the power loss caused by the pump 52 can be reduced, thereby improving fuel efficiency and fuel consumption rate. Next, the operations of the shift control mechanism 70 and the torque ratio control device 80 controlled by the electric control circuit 90 described in FIG. 6 will be explained with reference to the program flowcharts shown in FIGS. 18 to 23. In this embodiment, an example is shown in which the electric control circuit 90 controls the input pulley rotation speed N to obtain the best fuel efficiency at each throttle opening θ. Generally, when operating an engine in a state with the best fuel efficiency, the engine is operated according to the best fuel efficiency power line, which is a broken line shown in the graph of FIG. In FIG. 12, the horizontal axis shows the engine rotation speed (rpm), the vertical axis shows the torque ratio (Kg·m) of the engine output shaft, and the best fuel efficiency power line is obtained as follows. In other words, from the engine's equal fuel consumption rate curve (in g/ps/h) shown by the solid line in Figure 12 and the equal horsepower curve (in ps) shown by the two-dot chain line, the fuel at point A in the figure can be calculated. Assuming that the consumption rate is Q (g/ps·h) and the horsepower is P (ps), at point A, fuel will be consumed per hour by S=Q×P (g/h). By determining the fuel consumption per hour S at all points on each equal horsepower curve, the point where S is the minimum on each equal horsepower curve can be determined, and by connecting these points, the best value for each horsepower can be determined. The best fuel efficiency power line indicating the engine operating state resulting in fuel efficiency can be obtained. However, when the engine 100 and the fluid coupling 21, which is a fluid transmission mechanism, are combined as in this embodiment, the engine output performance curves at each throttle opening θ shown in FIG. , 14th
The fluid coupling performance curve shown in the figure and the first
As shown in FIG. 16, the best fuel efficiency fluid coupling output line can be found on the fluid coupling output performance curve from the engine equivalent fuel consumption rate curve shown in FIG. FIG. 17 shows the best fuel efficiency fluid coupling output line shown in FIG. 16 replaced by the relationship between throttle opening and fluid coupling output rotation speed. This fluid coupling output rotation speed directly becomes the input pulley rotation speed in the continuously variable transmission of this embodiment. In the continuously variable transmission of this embodiment, the speed is changed between the input pulley 31 and the output pulley 32 based on the best fuel economy input pulley rotation speed obtained as described above and the detected actual input pulley rotation speed. Control the ratio. The torque ratio control device 80 controls the increase or decrease in the gear ratio between the input and output pulleys by comparing the rotational speed of the input pulley with the best fuel efficiency obtained in FIG. 17 and the actual rotational speed of the input pulley. Control device 80
This is done by actuating two solenoid valves 84 and 85 provided in the input side, so that the actual input pulley rotation speed matches the input pulley rotation speed for the best fuel efficiency. FIG. 18 shows an overall flowchart of input side pulley rotation speed control. After the throttle opening θ is read by the throttle sensor 904 (921), the shift lever position is determined by the shift lever switch 901 (922). As a result of the determination, if the shift lever is in the P position or N position, both the solenoid valves 84 and 85 are turned off by the P position or N position processing subroutine shown in FIG. 19 (931), and the P or N state is transferred to the RAM 914. (932) As a result, a neutral state of the input pulley 31 is obtained. When the shift lever changes from P position or N position to R position, and from N position to D position, N-R respectively.
Shift shock control processing is performed to alleviate shift shock caused by shift and N-D shift (940, 950). The shift shock control uses a shift control solenoid valve 74 shown in FIG. 20 to generate pulses whose pulse widths gradually become smaller.
(hereinafter referred to as duty control). By duty-controlling the shift control solenoid valve 74 in this way, the oil chamber 71 of the shift control valve 71
3, a hydraulic pressure P s is generated that is adjusted in accordance with the duty. The shift control mechanism 70 includes the electric control circuit 9 described above.
By the action of the solenoid valve 74 controlled by the output of 0, the timing of supplying and discharging the hydraulic pressure to the hydraulic servos 48 and 49 of the planetary gear transmission 40 is adjusted to prevent shock during shifting, and the pressure limiting valve Hydraulic servo 48 and 4 due to the action of 73
It has the function of keeping the upper limit of the oil pressure supplied to 9 below a set value, and limits the engagement pressure of the clutch and brake. When relaxing the engagement shock during N-D shift and N-R shift, the rise of the hydraulic pressure P b or P c supplied to the hydraulic servo 48 or hydraulic servo 49 is controlled as shown in the hydraulic characteristic curve shown in FIG. 24B. Then, in the figure, the engagement of the multi-disc clutch 45 or the multi-disc brake 42 between AC is completed. The solenoid valve 7 for controlling the hydraulic pressure supplied to the hydraulic servo 48 or 49 in this way
FIG. 25 shows the relationship between the duty (%) of No. 4 and the solenoid pressure P s generated in the oil chamber 713 by the operation of the solenoid valve 74. Duty (%) is given by the following formula. Duty (%) = Solenoid ON time in one cycle/Solenoid operating time x 100 The solenoid pressure shown in Fig. 25 is amplified by the shift control valve 71, and the hydraulic pressure P b shown in Fig. 26 is supplied to the hydraulic servo 48 or 49. Or P c is obtained. In this embodiment, as shown in FIG. 24A, the pressure receiving area of the land provided on the spool 712 of the shift control valve 71 is S 1 , S 1 , S 1 , S 2 and the elastic force of the spring 711 in order from the left side in the figure. Assuming that F s1 is F s1 and the oil pressure of the oil chamber 713 is P s , the hydraulic pressure P c supplied to the hydraulic servo 49 of the multi-disc clutch 45 that is engaged during forward movement and the hydraulic servo 48 of the multi-disc brake 42 that is engaged during reverse movement is P c and P b are given as follows from the equations 1 and 2, which are hydraulic equilibrium equations for the shift control valve 71, respectively. When moving forward P s × S 1 = P c × S 2 + F s1 P c = S 1 /S 2 P s −F s1 /S 2 When moving backward P s × S 1 = P b × (S 1 − S 2 ) + F s1 P b = S 1 /S 1 -S 2 P s -F s1 /S 1 -S 2 In addition, the pressure receiving area of the valve body 731 inserted in the pressure limiting valve 73 is S 3 , and the pressure receiving area of the valve body 731 is S 3 . body 73
The elastic force of the spring 732 installed behind 1 is F s2
Then, the pressure limiting valve 73 operates at the maximum pressure p limit of P s according to the hydraulically balanced equation. p limit×S 3 =F s2 p limit=F s2 /S 3 At this time, the maximum pressures p c limit and p b limit of P c and P b are limited according to the formulas 1 and 2. When moving forward p c limit = S 1 / S 2 p limit - F s1 / S 2 When moving backward p b limit = S 1 / S 1 - S 2 p limit - F s1 / S 1 - S 2
Returning to FIG. 18, following the N-D shift shock control processing 950, the input pulley rotation speed sensor 902 reads the actual input pulley rotation speed N (923), and then the throttle opening is adjusted. Determine whether θ is 0 or not (924), and θ≠
When it is 0, the best fuel economy input side pulley rotation speed N * corresponding to the throttle opening degree θ shown in FIG. 17, which is stored in the ROM 913 as data in advance according to the subroutine shown in FIG. 21, is set (960).
Input pulley rotation speed corresponding to throttle opening
N * Set the data storage address (961),
Read N * data from the set address (962), and use the read N * data for data storage.
It is temporarily stored in RAM 914 (963). Next, compare the actual input pulley rotation speed N and the best fuel efficiency input pulley rotation speed N * (927), and
When <N * , a command to operate the downshift solenoid valve 84 is issued (928), when N>N * , a command to operate the upshift solenoid valve 85 is issued (929), and when N=N * , both solenoids are activated. An OFF command for valves 84 and 85 is issued (920). When the throttle is fully closed when θ=0, it is determined whether the shift lever is set to the D position or the L position to determine whether engine braking is necessary (926), and engine braking is applied as necessary. Perform processing 970 or 980. As shown in FIG. 22, the engine brake processing 970 at the D position reads the vehicle speed V using the vehicle speed sensor 903 (971), calculates the acceleration α at that point (972), and then calculates the acceleration α.
It is determined whether or not the acceleration A is appropriate for the vehicle speed (973). When α>A, the downshift control 974 is performed, so N * is set to a value larger than N, and then the return is made. When α≦A, N * is the best fuel consumption input pulley rotation corresponding to throttle opening 0. Returns after setting the number N * (975). The relationship between vehicle speed and appropriate acceleration A is determined by experiment or calculation for each vehicle, and is shown in the graph B in FIG. 22. In the engine brake processing 980 at the L position, the second
As shown in FIG. 3, after reading the vehicle speed V (981), a calculation is performed to calculate the torque ratio T from the following equation from the vehicle speed V and the input pulley rotation speed N (982). T=(N/V)×k k is the reduction gear mechanism 2 inside the transmission
3, the final reduction ratio of the vehicle, the tire radius, etc. Next, it is determined whether the current torque ratio T is larger than the torque ratio T * that provides safe and appropriate engine braking for the vehicle speed V (983), and if T<T * , the downshift is performed. N * is set to a value larger than N so as to be executed (984), and when T≧T * , N * is set to a value equal to N (985), and the process returns. The torque ratio T * that provides safe and appropriate engine braking for each vehicle speed is determined by experiment or calculation for each vehicle, and is shown in the graph of FIG. 23B. Next, the operation of the torque ratio control device 80 will be explained with reference to FIG. 27. When traveling at a constant speed, as shown in FIG. 27A, the solenoid valves 84 and 85 controlled by the output of the electric control circuit are
It is turned off. As a result, the oil pressure P 1 in the oil chamber 816 is the line pressure, and the oil pressure P 2 in the oil chamber 815 is also the line pressure when the spool 812 is on the right side in the figure. Spool 812 is spring 81
Since there is a pressing force P 3 due to 1, it is moved to the left in the figure. The spool 812 is moved to the left and the oil chamber 81
5 and the drain port 813 communicate with each other, the pressure P 2 is exhausted, so the spool 812 is moved to the right in the figure by the oil pressure P 1 in the oil chamber 816. Spool 8
When 12 is moved to the right, the drain port 813
will be closed. Therefore, the spool 812 is connected to the drain port 81 in this case, as shown in FIG.
By providing a flat notch 812b at the land edge between the spool 812 and the spool 812, it becomes possible to more stably hold the spool 812 at an intermediate equilibrium point as shown in FIG. 27A. In this state, the oil passage 2 is closed,
The hydraulic pressure of the hydraulic servo 313 of the input pulley 31 is
The line pressure applied to the hydraulic servo 323 of the output pulley 32 causes it to be compressed via the V-belt 33, resulting in equilibrium with the hydraulic pressure of the hydraulic servo 323. Actually, since there is oil leakage in the oil passage 2 as well, the input pulley 31 is gradually expanded and the torque ratio T changes in the direction of increasing. Therefore, as shown in FIG. 27A, in the position where the spool 812 is balanced, the drain port 814
A flat notch 812a is provided at the land edge with the spool 812 so that the oil passage 1 is closed and the oil passage 1 is slightly open, thereby compensating for oil leakage in the oil passage 2. Furthermore, it is clear that the same function can be achieved by connecting oil passages 1 and 2 with an oil passage 822 having an orifice 821 instead of the notch 812a as shown in FIG. During an upshift, the solenoid valve 85 is turned ON by the output of the electric control circuit as shown in FIG. 27B. As a result, the pressure in the oil chamber 816 is evacuated, so the spool 812 is moved to the left in the figure.As the spool 812 moves, the pressure in the oil chamber 815 is also evacuated from the drain port 813, but due to the action of the spring 811, the spool 812
12 is set at the left end in the figure. In this state, the line pressure of oil passage 1 is at port 818.
Hydraulic servo 31
3 increases, the input pulley 31 operates in the closing direction, and the torque ratio T decreases. Therefore, by controlling the ON time of the solenoid valve 85 as necessary, the upshift is performed by reducing the torque ratio by a desired amount. During a downshift, as shown in FIG. 27C, the solenoid valve 84 is turned on by the output of the electric control circuit, and the pressure in the oil chamber 815 is evacuated. The spool 812 is moved to the right in the figure by the line pressure of the oil chamber 816, the oil passage 2 is communicated with the drain port 814 and the pressure is discharged, and the input pulley 31 is operated in the expanding direction to increase the torque ratio.
By controlling the ON time of the solenoid valve 84 in this way, the torque ratio is increased and a downshift is performed. As described above, the input side (drive side) pulley 31
The hydraulic servo 312 is connected to the torque ratio control valve 81.
The output hydraulic pressure is supplied, and the line pressure is guided to the hydraulic servo 323 of the output side (driven side) pulley 32, and the hydraulic pressure of the input side hydraulic servo 312 is set as P i ,
If the oil pressure of the output side hydraulic servo 322 is P p ,
P p /P i has a characteristic as shown in the graph of FIG. 28 with respect to the torque ratio T. For example, the throttle opening θ
= 50%, and when driving with torque ratio T = 1.5 (point a in the figure), release the accelerator and set θ = 30%. If P p /P i is maintained as it is, torque ratio T = It moves to point b in the figure at 0.87, and conversely the torque ratio T=
When maintaining the state of 1.5, the value of P p /P i is increased by the output of the torque ratio control device 80 that controls the input pulley and changed to the value at point c in the figure. By controlling the value of P p /P i as necessary in this way, it is possible to set an arbitrary torque ratio corresponding to any load condition.
第1図は車両用Vベルト式無段変速機の概略
図、第2図は本発明の1実施例を示す無段変速機
の油圧制御回路図、第3図はマニユアル弁の作動
を説明するための図、第4図はデイテント弁およ
びスロツトル弁の作動を説明するための図、第5
図はトルクレシオ弁の作動を説明するための図、
第6図は電気制御回路の構成図、第7図は油圧制
御回路の必要ライン圧特性を示す図、第8図はス
ロツトル圧の特性を示す図、第9図、第10図お
よび第11図は本発明の制御装置により得られる
ライン圧特性を示す図、第12図はエンジンの最
良燃費動力線を示す図、第13図はエンジンの出
力性能の特性を示す図、第14図は流体伝達機構
の性能曲線を示す図、第15図はエンジンの等燃
費率曲線を示す図、第16図は最良燃費フルード
カツプリング出力曲線を示す図、第17図は最良
燃費フルードカツプリング出力回転数の特性を示
す図、第18図、第19図、第21図、および第
22図A、第23図Aは電気制御回路における処
理の流れを説明するための図、第20図はソレノ
イド弁の作用を説明するための図、第22図Bは
設定加速度を示す図、第23図Bは設定トルク比
を示す図、第24図Aはシフト制御機構の作動を
説明するための図、第24図Bは入力側および出
力側の油圧サーボの供給油圧の特性を示す図、第
25図はソレノイド圧の特性を示す図、第26図
はシフト制御弁の出力油圧の特性を示す図、第2
7図はトルク比制御装置の作動を説明するための
図、第28図はトルク比と入出力側油圧サーボの
圧力比との関係を示す図、第29図はトルク比制
御装置の他の実施例を示す構成図、第30図は従
来の車両用Vベルト式無段変速機の概略図であ
る。
214……入力軸、26……出力軸、31……
入力側プーリ、32……出力側プーリ、33……
Vベルト、30……無段変速機、90……電気制
御回路、61……レギユレータ弁、64……デイ
テント弁、65……スロツトル弁、66……トル
クレシオ弁、313,323……油圧サーボ、7
1……シフト制御弁、81……トルクレシオ制御
弁。
Fig. 1 is a schematic diagram of a V-belt type continuously variable transmission for vehicles, Fig. 2 is a hydraulic control circuit diagram of a continuously variable transmission showing one embodiment of the present invention, and Fig. 3 explains the operation of a manual valve. Figure 4 is a diagram for explaining the operation of the detent valve and throttle valve.
The figure is a diagram to explain the operation of the torque ratio valve.
Figure 6 is a diagram showing the configuration of the electric control circuit, Figure 7 is a diagram showing the required line pressure characteristics of the hydraulic control circuit, Figure 8 is a diagram showing the characteristics of the throttle pressure, Figures 9, 10, and 11. 12 is a diagram showing the line pressure characteristics obtained by the control device of the present invention, FIG. 12 is a diagram showing the best fuel consumption power line of the engine, FIG. 13 is a diagram showing the engine output performance characteristics, and FIG. 14 is a diagram showing the fluid transmission. Figure 15 is a diagram showing the performance curve of the mechanism, Figure 15 is a diagram showing the equal fuel consumption rate curve of the engine, Figure 16 is a diagram showing the best fuel consumption fluid coupling output curve, and Figure 17 is a diagram showing the best fuel efficiency fluid coupling output rotation speed. Figures showing the characteristics, Figures 18, 19, 21, 22A, and 23A are diagrams for explaining the flow of processing in the electric control circuit, and Figure 20 shows the action of the solenoid valve. Figure 22B is a diagram showing the set acceleration, Figure 23B is a diagram showing the set torque ratio, Figure 24A is a diagram explaining the operation of the shift control mechanism, Figure 24 B is a diagram showing the characteristics of the oil pressure supplied to the hydraulic servo on the input side and the output side, FIG. 25 is a diagram showing the characteristics of the solenoid pressure, FIG. 26 is a diagram showing the characteristics of the output oil pressure of the shift control valve,
Fig. 7 is a diagram for explaining the operation of the torque ratio control device, Fig. 28 is a diagram showing the relationship between the torque ratio and the pressure ratio of the input/output side hydraulic servo, and Fig. 29 is a diagram showing another implementation of the torque ratio control device. FIG. 30, a configuration diagram showing an example, is a schematic diagram of a conventional V-belt type continuously variable transmission for a vehicle. 214...Input shaft, 26...Output shaft, 31...
Input side pulley, 32... Output side pulley, 33...
V-belt, 30...Continuously variable transmission, 90...Electric control circuit, 61...Regulator valve, 64...Detent valve, 65...Throttle valve, 66...Torque ratio valve, 313, 323...Hydraulic servo ,7
1...Shift control valve, 81...Torque ratio control valve.
Claims (1)
実効径が可変の入力側プーリおよび出力側プーリ
と、これらプーリ間に張設された駆動バンドとか
らなり、前記プーリの実効径を油圧により調節し
て入出力軸間のトルク比を制御する車両用Vベル
ト式無段変速機において、油圧源と、該油圧源か
らの作動油を調圧してライン圧を発生する調圧装
置と、該ライン圧を供給され該ライン圧に応じて
駆動バンドの挾持力を発生させる油圧サーボと、
スロツトル開度が所定値以下でかつトルク比が所
定値以上の場合に、前記ライン圧を低く設定する
降圧手段とを備えることを特徴とする車両用Vベ
ルト式無段変速機の油圧制御装置。 2 上記降圧手段は、トルク比に応じて油圧を発
生しライン圧を調節するように上記調圧装置に該
油圧を供給するトルクレシオ弁と、スロツトル開
度が所定値以下でかつトルク比が所定値以上の場
合に、前記調圧装置に対する前記トルク比に応じ
た油圧の調節作用を抑制する抑制手段を備えるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の車両
用Vベルト式無段変速機の油圧制御装置。 3 上記抑制手段は、トルク比が所定値以上の場
合に前記トルク比に応じた油圧を上記調圧装置に
供給する油路と、スロツトル開度が所定値以下の
場合に前記油路を遮断する弁体とを備えることを
特徴とする特許請求の範囲第2項記載の車両用V
ベルト式無段変速機の油圧制御装置。[Claims] 1. Attached to the input shaft and the output shaft, respectively,
A vehicle that consists of an input-side pulley and an output-side pulley with variable effective diameters, and a drive band stretched between these pulleys, and controls the torque ratio between the input and output shafts by adjusting the effective diameter of the pulleys using hydraulic pressure. In a V-belt type continuously variable transmission for use, a hydraulic source, a pressure regulating device that regulates the pressure of hydraulic oil from the hydraulic source to generate line pressure, and a pressure regulating device that is supplied with the line pressure and controls the drive band according to the line pressure. A hydraulic servo that generates clamping force,
1. A hydraulic control device for a V-belt continuously variable transmission for a vehicle, comprising a step-down means for setting the line pressure low when the throttle opening is below a predetermined value and the torque ratio is above a predetermined value. 2. The pressure reducing means includes a torque ratio valve that generates hydraulic pressure according to the torque ratio and supplies the hydraulic pressure to the pressure regulating device so as to adjust the line pressure, and a torque ratio valve that generates hydraulic pressure according to the torque ratio and supplies the hydraulic pressure to the pressure regulating device, and a torque ratio valve that generates hydraulic pressure according to the torque ratio. The V-belt type continuously variable transmission for a vehicle according to claim 1, further comprising a suppressing means for suppressing the hydraulic pressure adjustment effect on the pressure regulating device according to the torque ratio when the torque ratio is greater than or equal to the torque ratio. Machine hydraulic control device. 3. The suppressing means shuts off an oil passage that supplies oil pressure according to the torque ratio to the pressure regulating device when the torque ratio is greater than or equal to a predetermined value, and shuts off the oil passage when the throttle opening is less than or equal to a predetermined value. The vehicle V according to claim 2, further comprising a valve body.
Hydraulic control device for belt type continuously variable transmission.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6778287A JPS63176749A (en) | 1987-03-24 | 1987-03-24 | Hydraulic controller for v-belt type continuously variable transmission for vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6778287A JPS63176749A (en) | 1987-03-24 | 1987-03-24 | Hydraulic controller for v-belt type continuously variable transmission for vehicle |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3726080A Division JPS56134658A (en) | 1980-03-24 | 1980-03-24 | Controller for torque ratio of v-bent type stepless transmission for vehicle |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63176749A JPS63176749A (en) | 1988-07-21 |
JPH028929B2 true JPH028929B2 (en) | 1990-02-27 |
Family
ID=13354872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6778287A Granted JPS63176749A (en) | 1987-03-24 | 1987-03-24 | Hydraulic controller for v-belt type continuously variable transmission for vehicle |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63176749A (en) |
-
1987
- 1987-03-24 JP JP6778287A patent/JPS63176749A/en active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63176749A (en) | 1988-07-21 |
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