JPH0287944A - 変電機器の予防保全システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、変電機器に係り、特に変電機器の信頼度確認
と監視に好適な予防保全システムに関するものである。

（従来の技術） 現代社会にとって、電力は不可欠のものであり、停電が
しばしば社会問題化しているように、電力の安定供給に
対する要求は今後とも増大するものと考えられる。

変電機器の事故時の影響は非常に大きなものとなる可能
性があることから、事故に至る前の前兆現象を自動的に
とらえて、事故の未然防止を図ることを目的とした予防
保全システムへの要求が近年高まっている。

この様な予防保全シテスムは通常、変電機器本体に取り
つけたセンサ類とそれらの受信器、受信器出力を処理・
伝送するプログラマブルコントローラおよび計測データ
を記憶・表示・出力する計算機等から構成されている。

第５図はこの様な予防保全シテスムの一構成例を示した
ものである。

検出センサ２１は通常変電機器本体又はそれらの制御回
路に取り付けられる。それらセンサの出力は、光ケーブ
ル２４又は電線にて１機器近傍に設置される現場監視盤
２２へ伝送される。

現場監視盤２２内には、前述した各検出センサ２１に対
応した各受信器やそれら受信器出力を光信号に変換し、
粗側データ処理部２３に伝送するためのデータ入出力伝
送装置（プログラマブルコントローラ）が収納されてい
る。

プログラマブルコントローラでは、計測データの入出力
と、それらの簡単な判定および伝送等を行い、異常があ
れば、それから警報を出力する。

粗側データ処理部２３では、前記の計測データをもとに
した複雑な演算、計測結果や異常の表示・およびデータ
の記憶、出力等が行われる。

第４図は変電所の一平面図を示したもので、Ａ部ハ５０
０ＫＶガス絶縁開閉装置、Ｂ部は５００ＫＶ／２７５Ｋ
Ｖ変圧器、０部は２７５ＫＶ気中絶縁開閉装置、　０部
はは２７５ＫＶ／６６ＫＶ変圧器、Ｅ部は６６ＫＶ気中
絶縁型開閉装置である。

近年、電力需要の増大とともに２７５ＫＶ、　５００Ｋ
Ｖといった高電圧大容量ガス絶縁開閉装置が、気中絶縁
機器が従来から適用されている変電所に増設される場合
が増えている。

第５図に示した予防保全シテスムを第４図におけるＣ−
Ｅに対応する既設の機器に適用する場合。

長期間の機器の停止や、大幅な機器改造等が必要となり
、多くの困難を伴う場合が多い。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、第５図に示すような予防保全シテスムを
変電所の一部の機器に適用できれば、他の機器に関して
の機器情報をこのシテスムに入力し、同一データベース
化することにより変電所の機器全体をスルーした機器状
態の監視・確認や、巡視記録、運転履歴の記録等の作成
・保管といった変電所日常業務の効率化が促進できる。

本発明は、以上の様に、変電所に於て自＊監視を適用し
ていない機器に対しても、それらの機器データを監視シ
テスムの計算機に入力し、同一データベース化すること
により、変電所全体としての効率的な監視や日常業務の
効率化をはかることを目的とする。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 本発明は、自動監視シテスム適用外の機器については短
い停止時間で設置が可能なセンサ類を取り付け、巡視時
に第３図に示す様な可搬式計算機にこれらのデータを吸
い上げるとともに、そのデータを自動監視シテスムの計
算機に設けたインターフェースを介して自動監視シテス
ムによるデータと同じデータベース化とするものである
。

（作用） この様なデータより、各データのトレンド分析やメンテ
ナンス等が容易となり、変電所全体としての効率的な監
視が可能になるだけでなく、巡視記録・運転履歴の作成
保管等の変電所の日常業務の効率化をも可能１こする。

また、本発明における自動監視用計算機を通信回線を介
して遠方の制御所等に設置された計算機と接続し、かつ
、この計算機にも同様な可搬式計算機接続用インターフ
ェースを設け、かつ、一方の計算機に接続した可搬式計
算機のデータを他方の計算機にも伝送できる様にしてお
けば、変電所のみならず、制御所における業務の効率化
にもつながる。

（実施例） 以下、本発明の実施例を第１図、第２図に基いて説明す
る。

第１図において、変電機器本体に取り付けられた検出セ
ンサ２１の出力は現場監視盤２２内のセンサ受信部２６
へ送られ、さらにデータ入出力伝送装置２５によって、
光ケーブル２４を通って、粗側データ処理部２３へ送ら
れる。

現場監視盤２２内のプログラマブルコントローラ２５で
は、計測データの入出力の他に、簡単な判定を行い、異
常があれば警報を出力する。

また、粗側データ処理部２３では、計算機２７によって
、送られてきた計測データをもとに複雑な計算や、計算
結果の表示・データの記憶、出力等を行う。さらに可搬
式計算機３３によって、自動監視シテスム適用外の機器
にとりつけたセンサから吸い上げられたデータも、イン
ターフェース３１を介して計算機２７へ伝送し、同様に
計算・記憶・出力等を行うことができる。尚、可搬式計
算機３３としては第３図（ａ）（ｂ）に示すものがある
。

これらのデータや計算結果はモデム３０を介して、通信
回線４０を通って制御所５１内の計算機２７へ送られる
。前記の可搬式計算機はまた。制御所５１内の計算機へ
も、インターフェース３１を介して接続可能である。

以上第１図では制御所５１の計算機２７には、一つの変
電所５０の計算機２７シか接続されていないが、さらに
複数の変電所の計算機を接続することにより、複数の変
電所を効率良く監視することができるうえ、制御所にお
りる保守業務の効率化・機械化にもつながる。

この様な構成を有する本実施例の変電機器の予防保全シ
テスムにおいては、自動監視シテスム適用外の機器に対
しても、長期間の機器の停止や、大幅な機器改造をする
ことなしに、自動監視シテスム適用の機器と同一のデー
タベース化の構成ができ、変電所全体の監視ができる。

そして、複数の変電所の効率的な監視を制御所で行うこ
とができる。

〔発明の効果〕

以上述べた様に、本発明によれば、従来の予防保全シテ
スムの適用外の機器に関するデータも。

自動監視下の機器のデータと、同一のデータベースとす
ることができ、それによって変電所全体としての効率的
な監視が可能になるうえ、巡視記録・運転履歴の作成・
保管等の日常業務の効率化をもたらし、さらには制御所
における業務の効率化にもつながる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の一実施例を示す変電機器の
予防保全シテスムの構成図、第３図は第１図に示す可搬
式計算機の一例を示す斜視図、第４図は一般的な変電所
の平面図、第５図は従来の予防保全シテスムの構成図で
ある。 ２１・・・検出センサ　　　２２・・・監視盤２３・・
・粗側データ処理部　　２４・・・光ケーブル２５・・
・データ入出力伝送装置（プログラマブル・コントロー
ラ） ２６・・・センサ受信部　　２７・・・計算機３０・・
・モデム　　　　　３１・・・インターフェース３２・
・・伝送ケーブル　　３３・・・可搬式計算機４０・・
・通信回線　　　　４１・・・データ処理部５０・・・
変電所　　　　　５１・・・制御所代理人　弁理士　則
　近　憲　佑 第子丸　健 同 第１図 ｄ３ 第 図 第 図 （久） ＜１！Ａ） 第 図 第 図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）一部変電機器又はその制御回路等に設けた検出セ
   ンサ出力を入力し、伝送する入出力制御装置および入出
   力制御装置に接続される計算機を具備し、検出センサか
   らの計測データを自動的に処理・記憶・出力等を行う、
   変電所の予防保全システムにおいて、前記計算機に、 前記予防保全システム適用外の機器に関するデータを構
   内巡視時に入力する可搬式計算機を接続可能なインター
   フェースが接続可能であることを特徴とする変電機器の
   予防保全システム。
2. （２）計算機に通信回線を介して、他の計算機を接続し
   、それぞれの計算機において、前記可搬式計算機が接続
   可能なインターフェースを設けることを特徴とする請求
   項１記載の変電機器の予防保全システム。
3. （３）一つの計算機が通信回線を介して複数の計算機に
   接続されることを特徴とする請求項２記載の変電機器の
   予防保全システム。
4. （４）可搬式計算機からのデータの授受が、それが接続
   された計算機および通信回線を介してこの計算機と接続
   される他方の計算機双方から可能とすることを特徴とす
   る、請求項２または３記載の変電機器の予防保全システ
   ム。