JPH0285498A - ボーリング孔の採水器 - Google Patents

ボーリング孔の採水器

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JPH0285498A
JPH0285498A JP23638388A JP23638388A JPH0285498A JP H0285498 A JPH0285498 A JP H0285498A JP 23638388 A JP23638388 A JP 23638388A JP 23638388 A JP23638388 A JP 23638388A JP H0285498 A JPH0285498 A JP H0285498A
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spring water
spring
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tube
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Keiji Iwasaki
岩崎 慶次
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YOSHIDA TEKKOSHO KK
Dia Consultants Co Ltd
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YOSHIDA TEKKOSHO KK
Dia Consultants Co Ltd
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ボーリング済の孔内より調査のため試料用
の水を採水するボーリング孔の採水器に関する。更に詳
しくは、ボーリング済の孔内より任意の各層から、採水
位置以外の水が混じらないように採水するボーリング孔
の採水器に関する。
[従来技術] 地下水、石油、天然ガスなどの地下資源を採取するため
の井戸、地質調査、地下水の汚染調査などのための試掘
弁などの目的で、地中に細長い穴をあける作業、ずなわ
ちボーリング作業が行われる。これらボーリング済の孔
の各層から水が湧き出る。この湧水を採水する方法は、
各種の方式が提案され実施されている。例えば、円筒ケ
ース内に開閉バルブを設けた採水器を収納したものが知
られている。採水するときは、円筒ケースを採水位置ま
で降ろして、地上から開閉バルブを開いて採水器に湧水
を流入させている。
[発明が解決しようとする課題] 前記した採水器は、ボーリング孔内で採水するときシー
ルされていないので、ある深さの層の湧水を採水しても
厳密には、その層の湧水を採水しているとは限らない。
また、単位時間当たりの湧水量を測定するには、採水と
同時にはできない。
このため、この採水器を一旦引き上げて、湧水を計測す
る計測装置をボーリング孔に再度挿入して計測している
。また、従来の採水器で地層の各層から採水するには、
各層ごとに採水器をボーリンク孔から引き上げて湧水を
取り出し、再度ボーリング孔に戻す作業を繰り返す必要
がある。この発明は、これらの問題点にかんがみても発
明されたものであり、次の課題を達成する。
この発明の目的は、ボーリンク孔の湧水を地層別に正確
に採水と湧水量の測定とを行うホーリング孔の採水器を
提供することにある。
この発明の他の目的は、ボーリンク孔の地層別に湧水の
採水と湧水量の測定とが同時にできるボーリング孔の採
水器を提供することにある。
この発明の更に他の目的は、ボーリング孔の地層別に湧
水の採水と湧水量の測定とを中断することなく連続的に
できるボーリング孔の採水器を提供することにある。
[前課題を解決するための手段] この発明は、前記課題を達成するための次の手段を採る
ボーリンク孔の採水器において、前記採水器の上下に間
隔をおいて設けられ前記ボーリング孔の壁面にクランプ
され湧水をシールする複数のパッカーと、該パッカー間
の湧水を前記採水器内に導入するバルブ手段と、該バル
ブ手段から流入した湧水を貯蔵する湧水貯蔵手段と、該
湧水貯蔵手段内に貯蔵された湧水を回収する湧水回収手
段とからなることを特徴とするボーリング孔の採水器で
ある。
前記回収手段は、前記湧水貯蔵手段に高圧ガスを圧入す
る高圧ガス注入チューブと、高圧ガスの圧入により排出
された湧水を地上に回収する防水用チューブとからなる
。前記湧水貯蔵手段内に湧水計測手段を組み込むと湧水
量が同時に計測できて良い。
前記バルブ手段と、前記湧水貯蔵手段と、高圧ガス注入
チューブと、吸水用チューブとを前記採水器の本体と分
離して一体にしたユニットと、このユニットを採水器本
体に仮固定するラッチ手段とで構成すると、−層効果的
である。
[作 用] ボーリングマシンのロッドに採水器を取り付け、ロッド
と共にボーリング済の孔内の測定位置に降ろす。採水器
のパッカーを作動させてボー11= 5− ング孔内に採水器を固定する。両パッカー間の地層から
てる湧水をバルブ手段を開にして、湧水貯蔵手段内に貯
蔵する。湧水貯蔵手段内に貯蔵された湧水は、湧水回収
手段により回収される。
[実施例] 実」1舛!1」贋□ 第1図に示すものは、実施例の概要を示す図である。ボ
ーリング済のボーリンク孔内の採水器1は、ボーリング
のロット先端に固定して、ロッドと共にボーリング済の
ボーリング孔内の採水位置に降ろして使用される。採水
器1は、ロッドと同一の円筒状の形を有している。採水
器1が、目的位置に達すると、ウィンチ80に内部管4
0を吊り下げたケーブル70を取り付けてボーリング孔
内に降ろず。内部管40を採水器]にラッチ61.61
を引っ掛けてセットする。ケーブル70を引っ張ること
で、採水器1の上部パッカー11、下部パッカー1−〇
を膨張させて目的とする地層以外の水を遮断する。
上部パッカー11、下部パッカー10間の地層から湧水
した水は、ポールチエツクバルブ25を通って採水収納
部22に入る。採水収納部22内の複数の電極板34は
、水を順次検出して、その時間間隔で水量を測定する。
採水した水は、地上より注入ガスをチューブ70内の高
圧ガスチューブに圧入して、吸水用チューブを通して採
水収納部22内の採水を地上に採集する。
」源」へ11 第2図(a)、(b)は、採水器1の断面構造である。
第2図(a)の図と第2図(b)の図面は連続した図面
である。採水器1は、使用時には第21図(a)の部分
を上に、第2図(b)の部分を下にして使用される。採
水器1の長手方向中央部の外管2は、パイプ状のもので
ある外管2の下端には、スライド管3の一端がねじ込ん
で固定しである。スライド管3の下端は、段部を有し、
直径が小さいスライド部4が形成しである。スライド部
4は、円筒状のスライドカラー5の内孔の一端に摺動自
在に挿入されている。
スライド管3の外周には、開口33が設けてあり、この
開口33から湧水を導入する。スライドカラー5の他端
には、リフター15の下端・の段部に挿入されている。
一方、外管2の上端の内孔には、円筒状のスライド管6
のスライド部7が挿入されている。スライド管6の上端
には、アダプタカップリング8の下端がねし結合されて
一体に連結されている。
アダプタカップリング8の上端には、円筒状のロッキン
グカップリング9の下端がねじ込んであり一体に連結さ
れている。ロッキングカップリング9の上端の内孔の内
周には、ボーリング用のロッドが採れ器1の使用時には
ねじ込まれる。スライド部4の外周には、パッカーラバ
ー10が巻いである。パッカーラバー10は、ゴムなど
の弾性材料で作られている。スライド部7にも同様のパ
ッカーラバー11が巻いである。
一方、スライドカラー5には、リフター15の下端部分
が挿入しである。リフター15は、円筒状のものであり
中の一部は空孔16を有している。空孔16の上部には
、流入孔17がスライド管3の内孔の内周面に接するよ
うに半径方向に、この半径方向の穴に連続して軸線方向
に設けである。更に流入孔17に連続して挿入孔18が
形成しである。この挿入孔18には、下部ボールバルブ
ケース19の下端が挿入しである。下部ボールバルブケ
ース19の上端には、上部ボールバルブケース20の下
端がねじ込んであり一体になっている。
下部ボールバルブケース19の下端には、円形の流入孔
21が流入孔17に連続して明けである。更に、この流
入孔21に連通して空間である採水収納部22が形成し
である。採水収納部22の下端には、ポールチエツクバ
ルブ25が収納しである。したがって、このポールチャ
ックバルブ25は、逆止弁の役割を果たす。リフター1
5の上端外周には、おねじが切ってあり、このおねじに
円筒状の保持管30の下端がねじ込んであり、両者は一
体となる。
保持管30の上端には、おねじが切ってあり、このおね
じには円筒状のラッチケース31の下端がねじ込まれて
供給されている。ラッチケース31の上端の内孔には、
大径部32が形成しである。この大径部32は、後述す
るラッチ61.61が内部管40の使用時に収納される
。上部バルブケース20の上端には、管状の内部管40
の下端がねじ結合されている。内部管4oの上端近傍に
は、スリット41が明けである。
このスリット41には、後述するラッチ61.61が挿
入される。スリブ1へ41の下端は傾斜41aが形成し
てあり、ラッチ61.61を押し上げる。内部管40の
上端には、内部管継手42の一端がねし結合されている
。内部管継手42の上端には、管状のスピア管43の下
端がねし結合されている。スピア管43の上端には、管
状のスピアヘッド44がねし結合されている。スピアヘ
ッド44の下端面45は、後述するオーバーショット1
00の係止爪108.108を引っ掛ける端面である。
高圧チューブ人ケーブル70の最下端には、ケーブルコ
ネクタ51を介してリフト管60が連結されている。
ケーブルコネクタ51は、ケーブル70内の後述する高
圧チューブ、電極用ケーブルなどを保護するためのかい
装のステンレス線に固定する継手である。このため、ケ
ーブルコネクタ51に重量物を連結しても内部の高圧チ
ューブ、電極用ケーブルなどには張力の影響を与えない
。ケーブルコネクタ本体52は、円筒状の形をしていて
内部に円錐孔53が設けである。円錐孔53内には、こ
の円錐孔53と同一テーパの円錐体54が挿入しである
。円錐体54の中心にはケーブル70が挿入できる程度
の中心孔55が明けである。
ケーブル70の外装は、2重のステンレス線で補強され
ている。この内側のステンレス線は、ケーブル70に巻
き付けたままで中心孔55に挿入する。このステンレス
線の内側の端部は、中心孔55を通り円錐体54の後端
を折り返して円錐体54の外周に巻く。一方、外側のス
テンレス線は、円錐孔53と円錐体54との間に介在さ
せる内、外側のステンレス線は、円錐体54の外周の小
径部56て突き合わせる。
この内、外側のステンレス線は、半割またはスリ割され
た環状のクランプカラー57て円錐体54の小径部56
に仮止めされる。ケーブルコネクタ本体52の下端には
、リフト管継手58がねじ込んである。このリフト管継
手58の押し込みにより円錐体54の後端は押される。
円錐体54は、テーパ53との間で外側のステンレス線
を締め付けて固定される。内側のステンレス線ちり71
〜管継手58と円錐体54の後端との間で挾まれて強固
に固定される。リフト管継手58の下端には、リフト管
60の上端がねし結合しである。
リフI−管60の下端部には、2枚の板状のラッチ61
の下端がピン62を中心に揺動自在に設けである。ラッ
チ6]。の上端には、スプリング63の始端と終端が挿
入しである。このため、2枚のラッチ61は、常にスプ
リング63によりピン62を中心に外側に開く方向に押
されている。ケーブル70内の、電極用ケーブル73、
高圧ガス注入管74、吸水用チューブ75の下端は、上
部バルブケース20の上端に継手管を介して取り付けで
ある。上部バルブケース2oの上端は、採水した水を通
ずように穴(図示せず)が明けである。
この穴を通って上部バルブケース2oを満たした水は上
方に貯まる。採水収納部22内には、吸水用チューブ7
5に連通ずる吸入口39が突出するように設けである。
オーバーショット 第3図は、オーバーショット100である。
オーバーショット1−Ooは、採水器1がらラッチ6]
を外して内部管40を地上へ回収するものである。本体
]01は、円筒を軸線方向に切断した形をしていて、中
心には断面が半円のケーブルクロを通すための孔を有し
ている。本体1o1、本体102とは同様の形をしてい
て、両者はポル1へ103により向がい合わせて結合さ
れている。すなわち、全体で円筒状の形をしている。
本体101.102の下端には、各々2本のリフティン
グドッグ105がピン106を中心に揺動自在に設けで
ある。2本のリフティングドッグ105の上端には、ス
プリング107か掛は渡しである。このため、リフティ
ングドッグ105の下端は、常に開く方向にある。リフ
ティングドッグ105の下端には、L字形の係止爪10
8、]08が形成しである。係止爪108.108は、
採水器1のスピアヘット44の下端面45に引っ掛けて
引き上げるものである。
一方、本体102の上端には、逆U字状のフック110
か固定しである。このフック]、 01は、オーバーシ
ョッI〜100をワイヤなどで吊り下げるためのもので
ある。
ケーブル 第8図に示すものは、ケーブル70の断面構造である。
ケーブル70は、耐水、耐圧、耐張力構造である。ケー
ブル70のかい装は、ステンレス線71を編み上げた2
重構造で覆われている。なお、ステンレス線71は、ス
テンレス以外の金属、非金属線でも良い。このかい装の
内周には、管状のシース72が構成されている。このシ
ース72は、この実施例では、塩化ビニル樹脂で作られ
ている。シース72内には、3本の線が組み込= 14
− まれている。電極用ケーブル73、高圧ガス注入チュー
ブ74、吸水用チューブ75の3本である。
電極用ケーブル73の内部構造は、通常の通信用の電気
線と同一である。電極用ケーブル73内には複数の導体
76を有し、この外周は合成樹脂製の絶縁体で被覆され
ている。この隙間は、ポリプロピレンなどのひもで充填
されている。高圧ガス注入チューブ74、吸水用チュー
ブ75は、ナイロンなど比較的硬質のエンジニアリング
プラスチックスで作られている。電極用ケーブル73、
高圧ガス注入チューブ74間は、ポリプロピレンのひも
77などが介在させである。更に、電極用ケーブル73
と、電極用ケーブル73、高圧ガス注入チューブ74、
吸水用チューブ75の外周は、押さえテープ78で固定
しである。
良肚温 まず、ボーリングマシンで地中に通常の方法で孔を明け
る。ボーリングマシンのロッドに採水器1を取り付はロ
ッドと共に測定位置に降ろす。このとき内部管40は、
採水器1内にまだセットされていない。次に、チューブ
70に吊り上げられた内部管40をウィンチ80を回し
て降ろす。内部管40は、下部バルブケース19を最下
端にして除々に降ろして行く。下部バルブケース19が
リフター15の挿入孔18内に挿入され、下部バルブケ
ース19の端面19aが挿入孔18の上端面18aに接
触して止まる。
この動作と同時に、ラッチ61.61は、ラッチケース
31の上端31aで両側から押されて狭くなる。しかし
、ラッチ61.61が上端31aを通り過ぎると、大径
部32内にラッチ61.61は挿入されて、ラッチ61
.61は大径部32内で開く。ラッチ61.61の下降
は、この位置で停止する。次にチューブ70を引っ張る
と、ラッチ61.61の上端が大径部32の上端面32
aに引っ掛はラッチケース31、リフター15を引っ張
るすなわち、地上側に引っ張る。
この引っ張りは、採水器1に連結したロッドに圧縮応力
を負荷することになる。ロッド1は、剛体であるから縮
むことはない。しかし、ロッキング継手9、アダプタ継
手8、スライド管6が圧縮され、パッカーラバー11も
圧縮される。パッカーラバー11は、この圧縮で外径方
向に膨張しく鎖線位置)、ボーリング孔の壁面を圧迫す
る。
このとき、パッカーラバー11のスライド部7は、外管
2内の内孔に挿入される。更に、パッカーラバー11の
圧縮力は、外管2、スライド管3を圧縮する。
スライド管3は、パッカーラバー10を圧縮しパッカー
ラバー10を膨張させる。この膨張によりボーリング孔
の内壁面を圧迫し採水器1をクランプする。この上下の
パッカーラバー10.11のクランプにより、採水器1
をボーリング孔内にクランプし、かつパッカーラバー1
0.11の上下からの水を遮断する。この遮断と同時に
、スライド管3内をリフター15が摺動し流入孔17は
、開口33に位置する。このなめボーリング壁面からの
湧水は、開口33、流入孔17、流入孔21を通りポー
ルチエツクバルブを押し上げて、採水収納部22に入る
水は、除々に採水収納部22の下部から満たしていく。
最初に採水収納部22を溢れた水は、上部バルブケース
20の穴を通って上方の採水収納22内に入る。この内
の電極板34に達すると、電極板34がこの瞬間を記録
する。更に水が上昇すると次に上段の電極板34に達す
る。この瞬間を記録し、次の電極板34も同様に検知す
る。この間の電極板34.34間の水の上昇の瞬間を順
次記録して、この時間間隔を計算して水の流量とする。
次に、高圧チューブ74内に高圧の窒素ガスを圧入する
。窒素ガスは、採水収納部22内の水を押し出し、吸入
口3つを通って吸水用チューブ75に押し出し、水は、
地上で採水される。
この位置で採水と計測が終了すると、前記逆の操作でパ
ッカーラバー10.11をゆるめて、ボーリングの壁面
からクランプを外す。更に計測を続けるときは、ロッド
を伸縮させて所望の位置に位置させて、前記と同様に流
量の計測と採水を連続的に行う。
採集終了後は、オーバーショット100のフック110
をワイヤーケーブルで吊るして降ろす。
オーバーショット100の最下端の係止爪108が、ス
ピアヘッド44の係止端45に係合し接続する。次に、
ワイヤーケーブルを引っ張るスピア管43、内部管継手
42、内部管40を引っ張り上昇する。内部管40の側
面41aでラッチ61.61の外側を下方から押し上げ
る。ラッチ61.61は、挾くなり、ラッチケース31
の大径部32から離脱する。このまま引き上げて、内部
管40を引き上げ、最初の状態に戻る。
[他の実施例] 第9図は、パッカーの他の実施例である。ゴム材で作ら
れたパッカー120は、内部に空洞の空気室121を備
えている。空気パイプ122を介して地上から圧縮空気
を空気室121に送ると、パッカー120は、膨張して
、ボーリング孔の壁面を圧迫して固定する。また、テー
パーとテーパーを組み合わせて膨張させる機械式の構造
でも良い。前記した前記流入孔17は、開口33と一致
するときのみ湧水採水収納部22内に流入する。しかし
、電磁バルブを備え地上から電磁バルブを操作して、流
入口17への湧水の流入を制御しても良い。また、前記
した湧水測定手段は、電極管の時間を計測して湧水量を
計測しているが他の公知のいかなる手段でも良い。
[発明の効果] 以上詳記したように、この発明は、目的の層の湧水のみ
を連続的に採水できる。同時に湧水量の測定もできるな
どの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の概要を示す断面図、第2図(a)、(
b)は採水器の断面図、第3図、はオーバーショットの
の断面図、第4図は第3図の側面図、第5図は第3図の
■−■断面図、第6図は第3図のVl−Vl断面図、第
7図は第3図の■−■断面図、第8図はケーブルの断面
図、第9図はパッカーの他の実施例を示す断面図である
。 1・・・採水器、2・・・外管、3・・スライド管、5
・・・スライドカラー、6・・・スライド管、10.1
1・・・パッカーラバー、17・・・流入孔、15・・
・リフター、25・・・ポールチャックバルブ、61・
・・ラッチ、70・・・ケーブル、74.75・・・高
圧チューブ特許出願人 株式会社ダイヤコンサルタント
株式會社吉 1)鉄 工 所

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ボーリング孔の採水器において、前記採水器の上下
    に間隔をおいて設けられ前記ボーリング孔の壁面にクラ
    ンプされ湧水をシールする複数のパッカーと、該パッカ
    ー間の湧水を前記採水器内に導入するバルブ手段と、該
    バルブ手段から流入した湧水を貯蔵する湧水貯蔵手段と
    、該湧水貯蔵手段内に貯蔵された湧水を回収する湧水回
    収手段とからなることを特徴とするボーリング孔の採水
    器。 2、第1項記載において、前記湧水回収手段は前記湧水
    貯蔵手段に高圧ガスを圧入する高圧ガス注入チューブと
    、高圧ガスの圧入により排出された湧水を地上に回収す
    る吸水用チューブとからなることを特徴とするボーリン
    グ孔の採水器。 3、第1または2項記載において、前記湧水貯蔵手段内
    に前記湧水の単位時間当たりの量を計測する湧水計測手
    段を有したことを特徴とするボーリング孔の採水器。 4、第2項記載において、前記バルブ手段と、前記湧水
    貯蔵手段と、高圧ガス注入チューブと、吸水用チューブ
    と電極用ケーブルとを前記採水器の本体と分離して一体
    にしたユニットと、該ユニットを前記採水器本体に仮固
    定するラッチ手段とからなることを特徴とするボーリン
    グ孔の採水器。
JP23638388A 1988-09-22 1988-09-22 ボーリング孔の採水器 Granted JPH0285498A (ja)

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010055900A1 (ja) 2008-11-14 2010-05-20 ディナベック株式会社 樹状細胞の製造方法

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