JPH028428B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH028428B2 JPH028428B2 JP20522086A JP20522086A JPH028428B2 JP H028428 B2 JPH028428 B2 JP H028428B2 JP 20522086 A JP20522086 A JP 20522086A JP 20522086 A JP20522086 A JP 20522086A JP H028428 B2 JPH028428 B2 JP H028428B2
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- Japan
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- weight
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- Expired
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 2
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Description
【発明の詳細な説明】
(発明の目的〕
イ 産業上の利用分野
本発明は送配電線路を電撃等によつて発生する
衝撃電流から保護するため、電柱に設置し電柱の
自重を利用して高い放電効果が得られるようにし
た対衝撃電流アース極に関する。
衝撃電流から保護するため、電柱に設置し電柱の
自重を利用して高い放電効果が得られるようにし
た対衝撃電流アース極に関する。
ロ 従来の技術
電柱の自重を利用するアース極の従来技術とし
ては、本出願人によつて先に出願された特公昭52
−40424「螺旋状押入アースの埋設方法及び構造」
が代表例として挙げられるが、これは第7図及び
第8図が示すように電柱底部に設置された渦巻状
の丸棒アース極aを電柱b自重で土中に埋入し、
アース極aの全周面を土壌に密接せしめた上、更
に接地抵抗低減用薬液を浸透させて当該土壌の電
導性を改善しながらアース極の接地効果向上を図
つたものである。
ては、本出願人によつて先に出願された特公昭52
−40424「螺旋状押入アースの埋設方法及び構造」
が代表例として挙げられるが、これは第7図及び
第8図が示すように電柱底部に設置された渦巻状
の丸棒アース極aを電柱b自重で土中に埋入し、
アース極aの全周面を土壌に密接せしめた上、更
に接地抵抗低減用薬液を浸透させて当該土壌の電
導性を改善しながらアース極の接地効果向上を図
つたものである。
ハ 発明が解決しようとする問題点
上記従来の技術は電柱の自重を利用して電柱底
部に設置された渦巻状アース極を土中に押し込
み、丸棒状の全周面を土壌に密着させるものであ
り、電撃以外の所謂定常電流によつて生じる過電
圧に対しては十分な接地効果を発揮するが、衝撃
電流が発生した場合のアース極の土壌に対する面
接触は極めて放電効果が小さいことが指摘されて
いた。
部に設置された渦巻状アース極を土中に押し込
み、丸棒状の全周面を土壌に密着させるものであ
り、電撃以外の所謂定常電流によつて生じる過電
圧に対しては十分な接地効果を発揮するが、衝撃
電流が発生した場合のアース極の土壌に対する面
接触は極めて放電効果が小さいことが指摘されて
いた。
即ち衝撃電流を最も効果的に放電させるために
は、多数の針状突起物を有するアース極を電導性
の良い土中に埋設して尖鋭な針状突起の先端から
一挙に放電しなければならない。
は、多数の針状突起物を有するアース極を電導性
の良い土中に埋設して尖鋭な針状突起の先端から
一挙に放電しなければならない。
(発明の構成)
ニ 問題点を解決するための手段
本発明は電柱建込み孔の穴底に設置し、建て込
まれた電柱の自重を利用して土中に多数の針状突
起が押し込まれ、衝撃電流を効果的に放電せしめ
るようにした対衝撃電流アース極に関するもので
あり、以下図面によつてその実施例を説明する。
まれた電柱の自重を利用して土中に多数の針状突
起が押し込まれ、衝撃電流を効果的に放電せしめ
るようにした対衝撃電流アース極に関するもので
あり、以下図面によつてその実施例を説明する。
ホ 実施例
第1図及び第2図は接地体1であり、2は円形
の支持板3と同じく良電性金属からなる適宜長さ
の放電針であり、尖鋭な先端4を有する。
の支持板3と同じく良電性金属からなる適宜長さ
の放電針であり、尖鋭な先端4を有する。
この放電針2は支持板3の下面に於て環状に配
列され、それぞれ尖鋭な先端4を下に略垂直状態
に形成されている。
列され、それぞれ尖鋭な先端4を下に略垂直状態
に形成されている。
図中の5は支持板3の端部に接続されたリード
線であり、支持板3の上面には樹脂材料による絶
縁板6が載せられている。
線であり、支持板3の上面には樹脂材料による絶
縁板6が載せられている。
第3図及び第4図は円錘体の頂部を切落させた
形状の錘体7を示すもので、上端面は前記環状に
配列された放電針2の内側に納まる程度の直径を
有する。
形状の錘体7を示すもので、上端面は前記環状に
配列された放電針2の内側に納まる程度の直径を
有する。
上記のように構成された本発明「対衝撃電流ア
ース極」は、先ず第5図のように掘削された電柱
建込み孔9の穴底に錘体7を置き、錘面8に放電
針2の先端4を載せてから建込み孔9に電柱b′を
挿入する。
ース極」は、先ず第5図のように掘削された電柱
建込み孔9の穴底に錘体7を置き、錘面8に放電
針2の先端4を載せてから建込み孔9に電柱b′を
挿入する。
穴底の支持板3上に電柱b′が置かれると、電柱
b′の重みで放電針2の先端4は錘面8を下方に滑
り、第6図のように支持板3下面が錘体7の上端
面に当接したときには放電針2の先端所定部分が
建込み孔9穴底の土中に放射状に拡大した状態に
押し込まれる。支持板3に取り付けられたリード
線5を電柱側に接続した後、建込み孔9の隙間を
埋め戻して作業を完了する。
b′の重みで放電針2の先端4は錘面8を下方に滑
り、第6図のように支持板3下面が錘体7の上端
面に当接したときには放電針2の先端所定部分が
建込み孔9穴底の土中に放射状に拡大した状態に
押し込まれる。支持板3に取り付けられたリード
線5を電柱側に接続した後、建込み孔9の隙間を
埋め戻して作業を完了する。
ヘ 作用及び効果
上記のように本発明は電柱の建込み工事に付随
して行われるものであるが、建込み孔9の穴底に
置くだけで電柱の自重を利用して非常に簡単に施
工し得る。
して行われるものであるが、建込み孔9の穴底に
置くだけで電柱の自重を利用して非常に簡単に施
工し得る。
放電針2は環状に多数配列されてはいるが、先
端4は尖鋭で土の受ける抵抗が小さいため電柱が
底部の土中に容易に押し込まれ、錘体7の錘面8
に沿う角度で、環状の放電針2が放射状に拡大さ
れた状態で設置され、衝撃電流を効果的に放電す
る上で理想的な形状になるのである。
端4は尖鋭で土の受ける抵抗が小さいため電柱が
底部の土中に容易に押し込まれ、錘体7の錘面8
に沿う角度で、環状の放電針2が放射状に拡大さ
れた状態で設置され、衝撃電流を効果的に放電す
る上で理想的な形状になるのである。
第1図は接地体1を示す平面図であり、第2図
は同じく側面図である。第3図及び第4図はそれ
ぞれ錘体7の平面図と側面図である。第5図及び
第6図は施工に係る側面図であり、第7図及び第
8図は従来技術に係るそれぞれ側面図及び平面図
である。 記、1…接地体、2…放電針、3…支持板、7
…錘体。
は同じく側面図である。第3図及び第4図はそれ
ぞれ錘体7の平面図と側面図である。第5図及び
第6図は施工に係る側面図であり、第7図及び第
8図は従来技術に係るそれぞれ側面図及び平面図
である。 記、1…接地体、2…放電針、3…支持板、7
…錘体。
Claims (1)
- 1 良電性金属からなり適宜長さと尖鋭な先端部
を有する放電針が同質円形の支持板を介してそれ
ぞれ垂直に環状配列された接地体と、頂部を切落
させた円錘形状の上方が前記環状に配列された放
電針により所定量小径な錘体とから構成されたこ
とを特徴とする対衝撃電流アース極。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20522086A JPS6362173A (ja) | 1986-09-02 | 1986-09-02 | 対衝撃電流ア−ス極 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20522086A JPS6362173A (ja) | 1986-09-02 | 1986-09-02 | 対衝撃電流ア−ス極 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6362173A JPS6362173A (ja) | 1988-03-18 |
JPH028428B2 true JPH028428B2 (ja) | 1990-02-23 |
Family
ID=16503398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20522086A Granted JPS6362173A (ja) | 1986-09-02 | 1986-09-02 | 対衝撃電流ア−ス極 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6362173A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4993116A (en) * | 1989-03-01 | 1991-02-19 | Taiyo Fishery Co., Ltd. | Method and apparatus for gutting fish |
JP3017698U (ja) * | 1995-04-22 | 1995-10-31 | 中央防雷株式会社 | 防雷用接地電極 |
-
1986
- 1986-09-02 JP JP20522086A patent/JPS6362173A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6362173A (ja) | 1988-03-18 |
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