JPH0283418A - 多成分変換器および地動の検知方法 - Google Patents

多成分変換器および地動の検知方法

Info

Publication number
JPH0283418A
JPH0283418A JP1224330A JP22433089A JPH0283418A JP H0283418 A JPH0283418 A JP H0283418A JP 1224330 A JP1224330 A JP 1224330A JP 22433089 A JP22433089 A JP 22433089A JP H0283418 A JPH0283418 A JP H0283418A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inertial mass
component
magnetic
motion
transducer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1224330A
Other languages
English (en)
Inventor
Christopher Crowe
クリストファー・クロー
Ralph L Cordell
ラルフ・レローイ・コーデル
Seun K Kahng
セウン・ケー・カン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BP Corp North America Inc
Original Assignee
BP Corp North America Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BP Corp North America Inc filed Critical BP Corp North America Inc
Publication of JPH0283418A publication Critical patent/JPH0283418A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01VGEOPHYSICS; GRAVITATIONAL MEASUREMENTS; DETECTING MASSES OR OBJECTS; TAGS
    • G01V1/00Seismology; Seismic or acoustic prospecting or detecting
    • G01V1/16Receiving elements for seismic signals; Arrangements or adaptations of receiving elements
    • G01V1/18Receiving elements, e.g. seismometer, geophone or torque detectors, for localised single point measurements
    • G01V1/181Geophones
    • G01V1/184Multi-component geophones
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01HMEASUREMENT OF MECHANICAL VIBRATIONS OR ULTRASONIC, SONIC OR INFRASONIC WAVES
    • G01H11/00Measuring mechanical vibrations or ultrasonic, sonic or infrasonic waves by detecting changes in electric or magnetic properties

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Geology (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geophysics (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一般に振動を検知する変換器に関し、より詳
しくは、単一の慣性質量を用いて地盤における地震の擾
乱の1つ以上の成分を検知し、それの大きさおよび周期
性を表わす信号を発生させる多成分変換器および地動の
検知方法に関する。
〔発明の概要〕
本発明の多成分変換器は、閉塞された空洞を形成する内
面を有する収容部およびその中に含まれる磁性流体中に
浸漬される単一の慣性質量を具備している。上記慣性質
量は強磁性流体力学的な力によって上記磁性流体中に浮
遊する。上記収容部の空洞および上記慣性質量は、この
慣性質量が応答した動きの方向に対して慣性質量が実質
的に拘束されないように、一般に球形である。また、上
記多成分変換器は、上記慣性質量の動きの選ばれた成分
を検知するため、そして1つ以上の独立した軸に沿った
収容部に対する慣性質量の相対的な動きの大きさおよび
周期性を表わす信号を発生させるための動き検知手段を
具備している。本発明の多成分変換器は従来の変換器と
同様の振幅および位相の応答性を有している。
〔従来の技術および発明が解決しようとする課題〕地震
の反射および屈折の調査において、地球物理探査学者や
地球地震学者たちは、人工地震の源(例えば、爆発物、
振動機、衝撃源、その他)によって発生した地震エネル
ギー、あるいは自然現象(例えば地震)によって発生し
た地震エネルギーに対する地盤の応答を検知するために
変換器を用いている。このような変換器は、一般に直線
運動を強制されている検知要素を有する受振器および地
震計を備えている。一般的にこのような検知要素は、ば
ねに取り付けられ、また選ばれた軸に沿った直線運動が
理想的に強制された単一の慣性fWkを具備している。
しかしながら、このような検知要素は選ばれた軸に沿っ
た直線運動を真に強制されない。さらに、慣性質量の動
きは上記以外の軸に沿った動きによっても影響を受ける
。その結果、このような変換器(強制された軸だけに沿
った慣性質量の動きを表わそうと意図されたもの)によ
って発生した信号は、他の軸に沿った動きによる信号成
分によって混信されてしまい、誤解されてしまう。
他の変換器が、ラッセルらによる米国特許第4゜047
.439号、ハンターらによる米国特許第4.043゜
204号、リスターによるカナダ特許第1.229,4
06号およびローゼンベイグによる米国特許第3,44
8゜531号に記載されている。このような変換器はす
べて選ばれた軸に沿った直線運動を一般に強制される強
磁性流体力学的に浮遊した単一の慣性質量を用いている
。これらの浮遊した慣性質量による変換器には、ばねに
取りつけられた質量による検知手段と同じ欠点がある。
すなわち、単一の軸に沿った動きを一般に強制される慣
性質量の直線運動を表わす信号を生じさせようとする試
みであるが、これにもかかわらず、他の全ての方向の動
きによって影響を受けてしまう。従って、このような変
換器によって発生した信号は他の全ての方向の動きによ
る信号成分によって混信される。
地震の反射および屈折に関する地球の調査における最新
の進歩結果として、地球物理学者や地震学者たちは地震
エネルギーに対する地盤の応答についての複数の成分を
検知しかつ記録し始めている。このような調査には2つ
以上の独立した変換器を用い、各変換器は各記録部署あ
るいはばねに取り付けられた2つ以上の慣性質量を有す
る単一の受振器において、1つの軸に沿って地動に応答
する。上記各慣性質量は一般に各記録位置において1つ
の軸に沿って地動に応答する。用いる変換器の特性にか
かわりなく、このような変換器によって発生する信号は
全ての方向の地動による信号成分によって混信する。
発生した地震エネルギーに対する地盤の応答についての
複数の成分を検知しかつ記録する地震の反射および屈折
の調査における最近の進歩のために、選ばれた軸に沿っ
て与えられた地震エネルギーに対する地盤の応答をより
真に表わす地震信号を得ることが切に望まれている。本
発明の多成分変換器は、1つ以上の信号をつくりだすこ
とができ、各々の信号は独立した軸に沿った地動の成分
を表わし、このような独立した軸に沿った地動の成分を
より真に表わす単一の慣性質量を用いている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の多成分変換器は、全方向の動きに応答する単一
の慣性質量およびこのような全方向の動きの1つ以上の
成分を検知し、それらの大きさと周期性を表わす信号を
発生させるのに用いられる動き検知手段を具備している
多成分変換器は、磁性流体で満たされ閉塞された空洞お
よびその中に浸漬される慣性質量を有する収容部を具備
する。磁性流体に対して磁場を与えることによって、慣
性質量を平衡位置近(に浮遊させることができる。慣性
質量と収容部の閉塞された空洞とは共に、慣性質量が応
答できる動きの方向に対して慣性質量が実質的に拘束さ
れてないように球状であることが好ましい。動き検知手
段は選ばれた軸に沿ったキャパシタンスの変化を検出す
る手段を具備し、それによって収容部に対する慣性質量
の動きを知る。このようなキャパシタンスの変化は、各
軸に沿った慣性質量の相対的な動きの成分の大きさと周
期性を表わす信号に変換される。与えられる磁場は、多
成分変換器の振幅と位相の応答がこれらの軸に沿って実
質的に同一であるように、そして各軸に関連したキャパ
シタンスの変化は直接に比較できるように、少なくとも
選ばれた軸に沿って放射状に対称である。
慣性質量を全方向の動きに対して実質的に拘束しないこ
とによって、また対象とする全方向の動きの成分のみを
検知することによって、所望の動きの成分だけをより真
に表わす選ばれた動きの成分を表わす信号を発生できる
。上記多成分変換器の上述のおよび他の利点は、本発明
の図面および実施例によって当業者に明らかになるであ
ろう。
〔実施例〕
本発明は、一般に、振動を検知し、その大きさと周期性
を表す信号を発生させる変換器に関するものである。
本発明をより理解するために、次のような簡潔な説明を
用意した。即ち、本体は強磁性流体力学的な力を用いる
ことによって浮遊することができる。このような強磁性
流体力学的な力の性質は、次のような単純な例によると
最も理解できるであろう。本体を磁性流体(例えば、キ
ャリア液体中の細かな磁粉のコロイド状懸濁液)中に浸
漬することによって、そしてこの磁性流体に磁場を付与
することによって、本体上に強磁性流体力学的な力(磁
性流体圧力)の分布が生じ、本体が平衡位置付近に浮遊
する。本体は浮遊するが、それは本体に働く強磁性流体
力学的な力と重力とが平衡するからである。説明のため
に、付与される磁場は、1つの棒状磁石によってつくら
れた1つの双極子磁場あるいは相反する棒状磁石によっ
てつくられた2つの相反する双極子磁場のような外部手
段によって与えることができる。強磁性流体力学的な力
の概念は、ローゼンスウェイ(Ro−sensweig
)著[強磁性流体力学(Ferrohydrodyna
−Opics) Jケンブリッジ大学出版(cambr
idge Univ、Press) (1985)、ロ
ーゼンスウェイその他著「磁性液体の流体力学および科
学(Fluid Dynamics and 5cie
nce ofMagnetic Liquid)J A
dvances in Electron Physi
cs。
48巻、103〜179頁(1973)および「強磁性
流体力学的なセンサーの開発(Ferrohydrod
ynan+1cSensor Dvelopment)
j + Air Force Flight Dyna
micsLavoratory Technical 
 Report TR−67−162(1968)によ
り完璧に記載されており、これらすべてはここで参考文
献として組み入れられる。
本発明の多成分変換器は、磁性流体で満たされた一般に
は閉塞された空洞を有する収容部および磁性流体で満た
された収容部の空洞の中に浸漬された単一の慣性質量を
それぞれ具備している。好ましい態様において、慣性質
量と収容部の空洞との両方は、慣性質量が応答する動き
の方向に対して慣性質量が実質的に拘束されないように
一般的に球状である。慣性質量が浸漬される磁性流体に
磁場を与えることによって、慣性質量は平衡位置の近く
で磁性流体中で強磁性流体力学的に浮遊する。好ましく
は、与えられた磁場は少なくとも選ばれた軸に沿って放
射状に対称であり、その結果、多成分変換器の振幅およ
び位相の応答はほぼこの選ばれた軸に沿って同じになる
。また、多成分変換器は、慣性質量の収容部に対する動
きを検知するためおよび1つ以上の選ばれた軸に沿った
収容部に対する慣性質量の相対的な動きの大きさと周期
性を表わす信号を発生させるため収容部に取付けられた
動き検知手段を具備している。
慣性質量は多成分変換器の収容部に対して定められた平
衡位置の近くで浮遊するから、多成分変換器に作用する
振動は慣性質量を収容部に対するその平衡位置から変位
させることができる。さらに、その平衡位置からの慣性
質量の変位は、この変位に比例した強磁性流体力学的な
復帰力を誘発する。このようにして、往復動は慣性tl
へ伝えられることができて変換器に作用する振動の振幅
と周波数に関係づけられる。この往復動は慣性質量と収
容部の空洞壁との間の環状の間隙における磁性流体の流
れによって緩衝される。また、平衡位置からの慣性質量
の変位は、慣性質量の電極と収容部の電極との間のキャ
パシタンスに変化をもたらす。このようなキャパシタン
スの変化を検知するための動き検知手段を具備すること
によって、収容部に対する慣性質量の動きの大きさおよ
び周期性を表わしそれ故多成分変換器に作用する振動を
表わす信号を発生できる。
慣性f量を浮遊させるために強磁性流体力学的な力を用
いることは、ばね懸架系のある特性および摩擦のないジ
ンバルのある特性を結合したものである。従って、本発
明の多成分変換器は従来の変換器の特性に類似した振幅
および位相の応答性を有することができる。慣性質量に
作用する強磁性流体力学的な力は従来の変換器における
ばねと同じ効果を一般に有するので、このような類似点
が生じるのである。磁性流体は慣性質量に作用する緩衝
力を発生するにもかかわらず、この緩衝力は、従来の変
換器におけるような慣性質量と収容部との間の相対速度
に単純に関連するものではなく、慣性質量および収容部
の速度、磁性流体の粘度、慣性質量の半径および収容部
の空洞の半径の間のより複雑な関係に関連する。
第1図および第2図を見ると、本発明による多成分変換
器Tの一実施例がより詳しく記載されている。第1図お
よび第2図は多成分変換器Tの別々の断面図である。即
ち、第1図はXYZ座標のZおよびX軸に沿った多成分
変換器Tの断面を示すものであり、第2図はXYZ座標
系のXおよびY軸に沿った多成分変換器Tの断面を示す
ものである。特に、第2図は第1図に示す多成分変換器
Tの2−2線の断面である。
多成分変換器Tは、一般に球状で半径Rの閉塞された空
洞5を形成する内面を有する収容部1を具備する。この
収容部1は非磁性、非導電性の材料でつくられるのが好
ましい。慣性質量3は空洞5に満たされた磁性流体(符
号はつけてない)の中に浸漬される。慣性質量3は、磁
性流体の密度より大きな密度を有する非磁性かつ非導電
性の材料(例えば、テフロン(商標)やルーサイト(商
標)など)からつくることができる。慣性質量3は一般
に形状が半径にを有する球体である。従って、慣性質量
3は、慣性質量3が空胴5に浮遊している間に応答する
動きの方向に関して実質的に拘束されない。
慣性質it3を磁性流体の満たされた空洞5内の平衡位
置の近くに浮遊させるために、磁気手段りが多成分変換
器Tに設けられている。簡単に説明するためだけである
が、磁気手段りは双極子棒磁石6として第1図に示され
ているが、別の手段も用いることができ(後述する)、
磁性流体に磁場を与え、空洞5内に最小または最大強度
の磁場をつくる。磁気手段りは少なくとも選ばれた軸に
沿って放射状に対称な磁場を発生するものが好ましい。
慣性質量3の応答できる動きの方向を拘束しないことに
よって、そして磁性流体に放射状に対称な磁場を与える
こととによって、多成分変換器Tの振幅および位置の応
答は対称的になり、即ち、これらの応答は空洞5内で慣
性質量3の動きの全ての方向、あるいは少な(とも選ば
れた軸に沿って一般に同じになる。
磁気手段りは収容部1に取付けられるから、重力と強磁
性流体力学的な力との平衡から得られる浮遊する慣性質
量3の平衡位置は収容部1に対して定まっている。従っ
て、多成分変換器Tが振動のため往復動すると、平衡位
置も往復動する。慣性質量3は前述した復帰力のため平
衡位置をたどろうとするが、その慣性のため慣性質量3
は追いつ(ことができない。その結果、収容部1と慣性
質N3との間に相対的な動きが生じる。多成分変換器T
に設けられた動き検知手段Mはそのような相対的な動き
を検知しそしてそのような相対的な動きの選ばれた成分
の大きさと周期性とを表わす信号を発生するために用い
られる。
収容部1に設けられた動き検知手段Mは、複数の一対の
円形の電極(7a、7b;9a、9b;11a、1lb
)を具備し、多成分変換器Tの3つの独立した軸(即ち
、X、YおよびZ)に沿ってその平衡位置からの慣性質
量3の位置の変位を検知するのに用いられる。互いに直
交する軸X、Y、Zを示したが、当業者ならばそのよう
な選択は単なる例でしかないことを理解できるであろう
慣性質量3のほぼ全表面は金属膜8でおおわれている。
この慣性質量3上の金属膜8は、電極を構成し、収容部
1に設けた複数の円形の電極について共通である。動き
検知手段Mは、慣性質量3の相対的な動きから得られる
金属膜8と複数の円形の電極との間のキャパシタンスの
変化を検出する。
さらに第1図および第2図に示すように、円形の電極9
aおよび9bは第1の一対のキャパシタンスセンサを構
成し、X軸に沿って収容部1の互いに向かいあう側に取
り付けられている。円形の電極9aおよび9bは、金属
膜の設けられた慣性質13のX軸に沿った相対的な動き
の成分から得られる時間の関数としてのキャパシタンス
C,(t)の変化を検知するのに用いられる。同じよう
に、円形の電極11aおよびllbは第2の一対のキャ
パシタンスセンサを構成し、Y軸に沿って収容部lの互
いに向かいあう側に取り付けられている。
電極11aおよびllbはキャパシタンスC,(t)の
変化を検知するのに用いられ、このC,(t)は金属膜
の設けられた慣性X量3のY軸に沿った相対的な動きの
成分から得られる。さらに、円形の電極7aおよび7b
は第3の一対のキャパシタンスセンサを構成し、Z軸に
沿って収容部1の互いに向かいあう側に取り付けられて
いる。電極7aおよび7bはキャパシタンスCm (t
)の変化を検知するのに用いられ、このC,(t)は金
属膜の設けられた慣性質量3のZ軸に沿った相対的な動
きの成分から得られる。各々の電極はワイヤ(図示省略
)を備えて各1対の電極によって計測されたキャパシタ
ンスの変化を表わす信号を回路手段まで運び、このよう
なキャパシタンスの変化を選ばれた軸に沿った慣性質量
3の相対的な動きの大きさと周期性を表わす信号に変換
する。
次に第3図を参照する。動き検知手段Mは回路手段C,
SC,およびC,を備えることができ、一対の電極9a
、9b;lla、llb;7a、7bによってそれぞれ
検知された時間と共に変化するキャパシタンスC,(t
) 、Cy(t)およびC2(1)を時間と共に変化す
る電圧信号に変換し、これらの電圧信号は3つの独立し
た軸に沿った金属膜の設けられた慣性質量3の相対的な
動きの成分の大きさと周期性を表わす。特に、C,と符
号をつけられた第1の回路は一対の電極9a、9bによ
って検知されるキャパシタンスCX (t)の変化を変
換するのに用いられる。回路CX内の第1および第2の
コンデンサ13a、13bは、金属膜の設けられた慣性
質量3と電極9a、9bの各々との間のキャパシタンス
を表わすものであって、それ故一対の電極9a、9bに
よって検知されるキャパシタンスCつ(1)の変化を表
わす。また、回路CXには発振器15が設けられて、時
間と共に変化するキャパシタンスCX (t)が時間と
共に変化する周波数の変量fX (t)に変換され、次
にFM受信機17へ送られることによって、第1の軸(
例えばX軸)に沿った金属膜の設けられた慣性質I3の
相対的な動きの大きさおよび周期性を表わす時間と共に
変化する電圧Vx(t)を発生できる。同様に、第2お
よび第3の回路C7およびC,は、一対の電111a、
Ilbおよび1as7bによってそれぞれ検知されたキ
ャパシタンスC,(t)およびC5(t)の変化をYお
よびZ軸に沿った金属膜の設けられた慣性質量3の相対
的な動きの大きさと周期性を表わす信号に変換する。
回路C,およびC1はコンデンサ19aS 19bおよ
び25a、25bを含み、これらは金属膜の設けられた
慣性質量3と電極11a、llbおよび7a、7bとの
間のキャパシタンスを表わし、それ故一対の電極11a
Sllbおよび7a、7bによってそれぞれ検知された
キャパシタンスCy(1)およびC,(t)の変化を表
わす。第2の回路C2において、発振器21によって時
間と共に変化するキャパシタンスCy (t)が時間と
共に変化する周波数の変量f、 (t)に変換され、次
にFM受信機23へ送られることによって、第2の軸(
例えばY軸)に沿った金属膜の・設けられた慣性質量3
の相対的な動きの大きさおよび周期性を表わす時間と共
に変化する電圧Vy (t)を発生できる。
さらに、第3の回路C8において、発振器27によって
時間と共に変化するキャパシタンスCg(t)が時間と
共に変化する周波数の変量f、 (t)に変換され、次
にFM受信機29へ送られることによって、第3の軸(
例えばZ軸)に沿った金属膜の設けらた慣性質I3の相
対的な動きの大きさおよび周期性を表わす時間と共に変
化する電圧V、 (t)を発生できる。C1、C9およ
びC8のような回路手段は多成分変換器Tに取り付けら
れても多成分変換器Tから分離されてもよいことは理解
できる。
第3図に示す回路手段C,,C,およびC1は、動き検
知手段Mによって検知された時間と共に変化するキャパ
シタンスを、独立した軸に沿った慣性質量3の相対的な
動きの成分の大きさおよび周期性を表わす信号に変換す
る。位相ロックループをFM受信機23の代わりに用い
てもよい。また、ユゴー(Hugo) らによる[近接
した導電性の小球によるコイルのインピーダンス変化(
ImpedanceChanges in a Co1
1 Due to a Nearby Small C
In−ducting 5phere) J Jour
nal of Physics (AppliedPh
ysics)、第21巻、隘1.1〜33頁(1988
)には、慣性質量3の動きを検知し独立した軸に沿った
慣性質量3の相対的な動きの成分の大きさと周期性を表
わす信号を発生するための別の手段が記載されている。
二底公拭禮 基本型である一成分変換器T+を、上述したような一般
に1つの軸に沿った慣性質量の動きを検知しその大きさ
および周期性を表わす信号を発生させるための動き検知
手段Mの感度を評価するように構成した。
第4a図は一成分変換器T、の側面を、第4b図は第4
a図に示す一成分変換器T+の12−12線の断面をそ
れぞれ示す。基本型の一成分変換器T1は、磁性流体で
満たされた一般に円筒状の空洞5を有する円筒状の収容
部1、空洞5の長手方向(垂直)の軸に沿った直線運動
を通常は強制するために一般に円筒形状を有する慣性質
量3、および慣性質量3の収容部1に対する動きを検知
し収容部1の長手方向の軸に一般に沿った慣性質量3の
相対的な動きの大きさと周期性を表わす信号を発生する
ための一成分の動きの検知手段りをそれぞれ具備してい
る。慣性質量3を浮遊させるために用いられる磁気手段
りは双極子磁石6を具備する。
動き検知手段りは第1の一対の四角形の電極7a、7b
を含み、電極7a、7bは収容部1に順に取付けられた
円筒状のスリーブ4の互いに向かいあう側に取り付けら
れている。動き検知手段M1の電極7a、7bは収容部
1に直接に取り付けることができたが、この場合−成分
変換器T。
の構造を容易にするスリーブ4に取り付けられる。
慣性質量3と電極7a、7bとの間の相対的な長手方向
の動きが電極7a、7bによって検知されるキャパシタ
ンスを変化させるように、金属リング8aが慣性’i1
3の円周方向に取り付けられている。電極7a、7bを
コネクタ14を通して発振回路に接続し第3図に示すよ
うなFM受信機を用いることによって、時間と共に変化
するキャパシタンスは慣性質量3の相対的な動きの大き
さおよび周期性を表わす時間と共に変化する電圧に変換
することができる。
スリーブ4の互いに向かいあう側に取り付けられる第2
の一対の外側の電i7c、7dを備えて、また第1の一
対の電極7a、7bと並列に接続して、さらに慣性質量
3の回りに第2のリング8bを同様に設けることによっ
て、動き検知手段M。
の感度を増大することができる。
上記−成分変換器TIを垂直振動台に置き、この振動台
を周波数範囲20〜47Hzの正弦波でピークからピー
クまで(p−t−p)約5X10−’インチの振幅で駆
動した。用いた振動台の構造上の制限により、動き検知
手段りによって検出された最も小さな振動台の振幅はp
−t−pで2×10−sインチであった。この振幅以下
では、振動台の動きは周期的ではなく、動き検知手段M
1の応答に相関できなかった。振幅がp−t−pで5×
10づインチと5X10−’インチとの間でかつ周波数
が20〜47H2の範囲で振動台を振動させると、−成
分変換器TIの動き検知手段旧からの信号が明瞭に認め
られ振動台の動きと相関した。
上記−成分変換器T、の試験の間、双極子磁石6だけに
よる慣性質量3の浮遊は水平方向に不安定であることが
わかった。この不安定性を改善するために、第4a図お
よび第4b図に示す磁気手段りを改造し、第5図に示す
ように収容部1の赤道の回りに等間隔に取り付けられた
複数の双極子磁石20を備えた磁気中心化手段を設ける
ことによって、慣性質13を水平方向の中心に定めるよ
うにした。各双極子磁石20の同一極が内側に向き、収
容部1の中心から外に向かって増大す、る強さの磁場を
発生する。それ故、もし慣性質量3がその平衡位置から
一方向へ水平方向に動くと、慣性質I3は収容部1によ
り近い側でより大きな強磁性流体力学的な力に出合い、
平衡位置に向かって戻される。
慣性質量3を中心位置にするための磁石20および浮遊
させるための磁石6を備えた一成分変換器T、はある範
囲にわたって自己水平化できる。
即ち、変換器を現場に配置する間、この−成分変換器T
、は、真の垂直線に一直線に並ぶその直線軸を有するた
めの必要性の度合が従来の変換器よりも低(なる。
旦底分跋狭 基本型である三成分変換器Tは、通常球状の空洞5と第
1図で示したのと類似の球状の慣性質量3とを有する収
容部lを備えて構成された。上記基本型の三成分変換器
Tは、収容部1にピンポンボールおよび慣性質量3に固
体のテフロン(商標)球をそれぞれ用いて構成された。
ピンポンボールを切ってキャップとし、慣性質量3を空
洞5に挿入した。キャップは収容部1に接着し直され、
次に空洞5には磁性流体がキャップの小孔を通して満た
され、この小孔は後で密封された。ピンポンボールは基
本型の三成分変換器Tの収容部1に用いられたが、これ
は簡単にしかも安価に入手できまた一般に確実な球状の
空洞を有しているからである。現場における使用のため
の多成分変換器においては、収容部工はより肉厚の厚い
、それ故より剛性のあるものであろう。
第4a図および第4b図の一成分動き検知手段H2は、
第1図に示すような三成分動き検知手段Hに拡張された
。この動き検知手段台は、収容部1の外面に3つの独立
した軸(Z、X、、Y)にそれぞれ沿った一対の円形の
電極(7a、7b;9a、9b;lla、1lb)を具
備している。あるいは、円形の電極(7a、7b、9a
、9b。
11a、11b)は収納部1の内面に直接取り付けたり
間接に置いたりしてもよい。慣性質量3は導電性材料8
 (例えば、銀塗料)で覆われている。
円形の電極(7a、7b、9as 9b、11a。
11b)は収納部lの外側に慣性質量3の塗膜に用いら
れたのと同じ導電性材料を用いて塗装された。フレキシ
ブルな導線が上記電極に銀の導電性エポキシを用いて接
着され、慣性質量3の相対的な動きの大きさと周期性を
表わすキャパシタンスの変化による時間と共に変化する
信号を第3図に示すような回路手段へ伝送する。
三成分変換器は、最初、第1図に示すような1つの双極
子磁石6だけを用い、また−成分変換器T、について既
述したのと同じ垂直振動台を用いて試験された。−成分
変換器T、の場合のように、1つの双極子磁石6だけに
よって浮遊する慣性質量3は水平方向に不安定となる。
この不安定性を改善するために第1図に示す磁気手段り
を改造し、第5図に示すように多成分変換器Tの収容部
1の赤道の回りに等間隔に取り付けられた複数の双極子
磁石20を備えた磁気中心化手段を設けることによって
、慣性113を水平方向の中心に定めるようにした。各
双極子磁石20の同一極が内側に向き、収容部1の中心
から外に向かって増大する強さの磁場を発生する。それ
故、もし慣性質量3がその平衡位置から一方向へ水平方
向に動(と、慣性質量3は収容部1により近い側でより
大きな強磁性流体力学的な力に出合い、平衡位置に向が
って戻される。
慣性質量3を中心位置にするためのおよび浮遊させるた
めの磁気手段し、収容部の球状の空洞5および球形の慣
性質量3をそれぞれ備えた多成分変換器Tはある範囲に
わたって自己水平化できる。
即ち、変換器を現場に配置する間、多成分変換器Tは、
真の垂直線に一直線に並ぶその直線軸を有するための必
要性の度合が従来の変換器よりも低くなる。
基本型の三成分変換器Tは3つの独立した動き検知手段
Mについて評価された。評価された第1の三成分動き検
知手段Mは第1図に示して既述したように円形の電極を
備えていた。部分的に重なり合い絶縁された四角形の電
極を備えた第2の三成分動き検知手段Maが第6a図お
よび第6b図に示されている。また、収容部の全表面を
ほぼ覆う部分的に分けられ、重なり合わない電極を備え
た第3の三成分動き検知手段Mbが第7a図および第7
b図、あるいは第8a図および第8b図に示されている
第6a図および第6b図は、三成分変換器Tの第2の動
き検知手段Maの側面および平面を示すものである。第
6a図および第6b図において、収容部1の円周上に取
り付けられた電極11aおよびllbは、収容部1の互
いに向きあう側に取り付けられた一対の四角形の電極か
ら構成されて、X軸に沿った慣性質量(第6a図および
第6a図においては図示省略)の動きの一成分を検知す
るために用いられる。収容部1の円周上に取り付けられ
た電極7a、7bは、収容部1の互いに向きあう側に取
り付けられた一対の四角形の電極から構成されて、Y軸
に沿った慣性質量の動きの一成分を検知するために用い
られる。他の電極と部分的に重なり合ったいずれの電極
の部分においても、他の電極から絶縁されている。第2
の動き検知手段Maにおいて、各一対の電極(例えば7
a、7b)は一対の電極の長い寸法部分に平行な慣性質
量3の動きよりも短い寸法部分に平行な慣性質量3の動
きによるキャパシタンスの変化に対してわずかにより敏
感である(例えば、電極11a、11bはYまたはZ軸
に沿った動きよりもX軸に沿った動きに対してわずかに
より敏感である)。部分的に重なり合った電極は、他か
ら絶縁されているにも拘らず、フリンジ電界によって結
合でき、いずれの方向の動きに対してほぼ同じ感度を有
する。
第3の動き検知手段Mbは、この検知手段Mbの平面お
よび側面を表した第7a図、第7b図および第8a図、
第8b図に示すように、収容部のほぼ全表面にわたって
取り付けられたセグメントに分けられた複数の電極30
を備えている。第2の動き検知手段Maとは違って、こ
の第3の動き検知手段Mbは部分的に重なり合わない電
極を備えている。セグメント化された電極は、第7a図
および第7b図に示すように一般に四角形であるか、ま
たは第8a図および第8b図に示すように月形(即ち、
大円を横切ることによって形成される領域)である。
第3の動き検知手段Mbにおいて、部分的に重なり合わ
ない電極によって上記フリンジ電界効果をなくすことが
できる。第7a図、第7b図および第8a図、第8b図
に示す複数のセグメント化された電極によって、収容部
1の互いに向き合う側にある一対の電極の1つ以上の組
み合せを選ぶことができて複数の軸に沿った慣性質量の
相対的動きを表わす信号を発生できる。
多成分変換器Tのい(つかの実施例を示したが、これら
に対する変更および改造は当業者に明らかであろう。こ
のような変更には多成分変換器の動き検知手段の強化、
あるいは慣性質量、収容部および磁性流体の構成上の改
良などが例として挙げられ、多成分変換器の感度の改良
を行うことができる。
変換器の感度は、機械的な動きを電気的信号に変える際
の効率の基準である。変換器の感度およびそのような感
度における周波数の関数としての変化は、その目的の使
用における変換器の適合性を決定する上での2つの重要
な特性である。地震の調査において、変換器は10−’
インチ/秒はどの小さい地面上の速度に感じなければな
らず、周波数範囲4〜500Hz内で動作し、0.5〜
10ボルト/インチ/秒の感度を有していなければなら
ない。
我々は、予定した試験を行い、多成分変換器を構成する
上で重要なパラメータについてまた多成分変換器Tの感
度を個々におよび全体的に高めることのできる改造につ
いて確認した。
上のバラメー 多成分変換器Tを構成する上でのより重要な2つのパラ
メータは、共振周波数f′nと減衰定数δである。共振
周波数fイは、多成分変換器Tが用いられる周波数範囲
内にある、周波数応答に対する多成分変換器の振幅およ
び位相の領域を決定する、減衰定数δは行き過ぎ量を決
定し、多成分変換器Tの振幅および位相の応答の大きさ
を決定することに寄与するファクターである。本発明に
おいて、我々は、収容部の空洞の半径Rに対する慣性質
量の半径rの比r / Rが多成分変換器Tの感度およ
び減衰定数δについて重要な効果を有し、また共振周波
数f7の選択についても間接的に影響があることを見い
だした。慣性質量と収容部の空洞壁との間に形成される
環状の間隙における粘性のある磁性流体の流れは、これ
らの間に相対的な動きがあるとき、慣性質量の動きを低
下させる。
減衰定数δは磁性流体の粘性および慣性質量と収容部と
の間に形成される環状の間隙のサイズの関数とすること
ができる。
第9図を見ると、多成分変換器の慣性質量の異なった質
mwiについて共振周波数fn対有効ばね定数K(対数
軸)のグラフが示されている。それぞれの曲線は異なっ
た質量を表わし、矢印方向に質量は増大する。このよう
なグラフへの入口点は、多成分変換器Tの望ましい共振
周波数であって、そこから慣性質量の望ましい質量ある
いは有効ばね定数にのいずれかを選ぶことができる。そ
の結果得られた有効ばね定数あるいは慣性質量の質量が
次にそれぞれ決定される。
多成分変換器Tを共振周波数において用いることは避け
なければならないがら、共振周波数fnは一般に多成分
変換器Tの動作周波数範囲の上限あるいは下限のいずれ
かを確定する。低共振周波数fnでかつ多成分変換器T
の周波数の応答の範囲を限定しないように共振周波数f
nよりも大きい周波数範囲で動作させることが好ましい
慣性質量の質量W、が増大するにつれて、必要な有効ば
ね定数には、必要な共振周波数fnを維持するために、
得られる振幅の応答が減少するように増大する。有効ば
ね定数には与えた磁場の強さと多成分変換器Tの比r/
Rとによって影響を受け、磁場の強さあるいは比r /
 Hのいずれかが増大すると有効ばね定数が増大する。
例として、第10図に複数の磁場の強さに関して有効ば
ね定数Kについての比r / Hの変化を示すが、矢印
方向に磁場の強さが増大する。
第11図を見ると、慣性質量の相対速度V対多成分変換
器の比r/Hのグラフが示されており、ここで収容部の
速度、慣性質量の質量および磁性流体の粘性と密度はそ
れぞれ一定値である。慣性質量の相対速度Vを最大にす
るため、従って多成分変換器の感度を最大にするため、
r/Rの最適な比は約0.7である。しかし、実際上、
遼ばれる比r / Rは低有効ばね定数にと最適な減衰
定数δとの折衷によって決まる。多成分変換器の比が0
.4−≦−r/R<0.9であると満足に動作するであ
ろう。
第12図は、集中パラメータAの異なった値についての
減衰定数δ対比r/Rのグラフである。
パラメータAは収容部の空洞の半径、慣性質量の質量、
有効ばね定数および磁性流体を組み合せたものである。
慣性質量の半径が大きくなると、あるいは逆に収容部の
空洞が小さくなると、減衰定数δは大きくなる。
■入玉段 慣性質量を浮遊させ中心位置にするための磁気手段りは
、放射状に対称的な強磁性流体力学的な中心への力およ
び強磁性流体力学的な浮遊させる力を発生させなければ
ならない。基本型の三成分変換器における磁気手段りは
垂直振動台における試験に適した最も都合のよいもの、
即ち浮遊のための永久双極子磁石であり、そして慣性質
量を水平方向の中心に定めるために収容部の円周に取り
付けられたセラミック磁石であった。その結果、有効ば
ね定数には水平方向および垂直方向で同じでなかった。
実際上、有効ばね定数には少なくともX、YおよびZ方
向において同一かあるいはほぼ同一であることが好まし
い。
第13a図に概略的に示すように、他の磁気手段り、は
複数の環状の磁石5oを備え、この磁石50は収容部の
選ばれた緯度近くに取り付けられている。このような外
形をしていると、有効ばね定数には角度依存性を有さな
い、即ち、全ての放射方向において同じであるという利
点を有する。
多成分変換器Tの選ばれた軸に沿って電磁石または電磁
石コイル60を備えた別の磁気手段L2が第13b図に
概略的に示されており、対称軸(例えば、X5YSZ軸
)の方向において等しい有効ばね定数Kを発生させる。
さらに、電磁石または電磁石コイル60を用いると、慣
性質量の平行位置、有効ばね定数および減衰定数を制御
する(磁性流体の粘性が磁場に依存する範囲まで)方法
が可能となる0次に、多成分変換器Tの応答は、ばね定
数および減衰定数によってその応答が制御される範囲ま
で制御可能となる。さらに、電磁石あるいは電磁石コイ
ル60は、動き検知手段Mの出力を用いるフィードバッ
ク回路によって制御可能となる。この方法によって時間
と共に変化するばね定数を発生させ、多成分変換器Tの
応答を改善することができる。電磁石あるいは電磁石コ
イル60は多成分変換器Tに温度補償手段を備えてもよ
い。
もし多成分変換器Tを設置している間にこの垂直軸が地
球上の真の垂直軸から傾り(シばしばおこることである
カリと、平衡位置が横向きに動く。
慣性質量と収容部の空洞との半径に依存して、傾きは慣
性質量が収容部の壁に接触する前のある角度まで許容で
きる。放射状に対称的な強磁性流体力学的な力を発生す
る電磁石または電磁石コイルの磁気手段りおよびフィー
ドバック回路によって、自己中心化が実現できる。
の              の 浮遊させ中心化させる磁場の放射状の対称性に関連する
慣性質量および収容部の空洞の球状の形状は、慣性質量
の動きを決めるファクターがどの方向においても同じ効
果を有するといった必要性から決まる0球状の対称性は
重要であって、粘性の流れと磁場の効果を単純にするか
、らである。空洞、慣性質量および磁場の対称性によっ
て、全ての方向においてできる限り一定である減衰定数
および有効ばね定数を結果的に得る。
および   の  の 慣性質量の互に向き合う側に作用する強磁性流体力学的
な力における差異は、慣性質量と収容部との間に相対的
な動きがあるとき、ばね定数のように作用する。慣性質
量の半径rが収容部の空洞の半径Rに比して大きくなる
と、慣性質量に作用する磁場が増大し、これによって慣
性質量に働く強磁性流体力学的な力を引き起こし、有効
ばね定数が大きくなる。
慣性質量の半径rが減少するにつれて、粘性抵抗および
慣性質量の慣性は小さくなり、収容部に対する慣性質量
の速度は零に近づく、慣性質量の半径rが収容部の空洞
の半径Rに近づくにつれて(即ち、環状の間隙が非常に
小さ(なる)、流体の粘性は慣性質量が動くのを防ごう
とし、相対速度Vは再び零に近づく、中間に、相対速度
Vが第11図に示すように最大となる環状の間隙のサイ
ズ(それ故、比r / R)がある、最適な半径比r/
Rは約0.7である。
実際には、比r / Rは、周波数の関数としての振幅
と位相の望ましい応答を得るために必要な減衰定数δと
有効ばね定数にとの大きさに依存する。
用いる半径比r / Rは、低有効ばね定数にと最適な
減衰定数δとを折衷したものに相当する。収容部の実際
の半径、即ち収容部の空洞の半径Rは動き検知手段の望
ましい感度によって決定される。
慣性質量の質量についての要求、即ちその半径rは1つ
のファクターとなることができる。好ましい態様におい
ては、収容部の半径、即ち収容部の空洞の半径Rが小さ
くなるにつれて、動き検知手段の電極領域、即ち多成分
変換器の感度は小さくなる。このようにして、電極領域
の下限、即ち収容部の空洞の半径R(収容部の表面)は
所望の感度によって制御される。
計!様生歎 3つの直交する対電極を多成分変換器の一実施例につい
て述べてきた。実際には各一対の電極はそれ自身の回路
を有し第3図に示すようにキャパシタンスの変化を電圧
変化に変換する。これらの回路は同時に動作する。もし
1つの回路から他の回路へ十分な早さで切換える手段が
可能ならばただ1つの回路で間に合う。
3つ以上の直交する対電極が動きのX、Y、Z成分をそ
れぞれ表わす信号を発生するために必要となるであろう
。というのは電極は他の方向における球の相対的な動き
に対してわずかに感度があるためであって、また、実際
には多成分変換器は常に真の垂直方向からある角度まで
傾けられる(即ち、一対の電極は地球を基準としたX、
Y、Z軸に正確に並べられない)ためである、マククロ
チップを発振器、周波数−電圧変換器およびフィードバ
ック回路に用いることができ、機器のサイズが大きくな
らぬようにこれらを収容部内に含めることができる。
多成分変換器の収容部は、剛性のある材料からつくる必
要があり、また電界が収容部に結合することによって生
じる電極の外形の変質を防ぐために非導電性でなければ
ならない。
収容部は、これに取付けられている磁気手段による磁場
との短絡を防ぐために非磁性でなければならない。
」互と遇佐孟迷 最近用いられる磁性流体には下記のような幾種類かのタ
イプがある: (a)  金属液体(例えば、水!I)あるいは非金属
液体(例えば、水)の中に磁粉(例えば、マグネタイト
)をコロイド状に懸濁した強磁性流体;(b)常磁性の
塩溶液; (c)  純水な物質(例えば、液体酸素);および(
d)  磁性のある流体化された固体。
磁性流体は下記の一般的な要求を満たさなければならな
い: (al  作動温度で磁性を有しかつ液体であること;
および (bl  もしコロイド状の場合、数年間安定であるこ
と。
好ましい磁性流体は、一般に、水、灯油、またはフェロ
フルーズ社(Ferrofluids Corp、)、
Na5huasNH5(強磁性流体の商業上の供給者と
してのみ知られている)が製造している有機液体などを
ペースにした強磁性流体である0強磁性流体は密度、粘
度、誘電率および熱伝導率のような種々の物理特性を有
することができるから、磁性流体は多成分変換器の与え
られた応用に最も適したこれらの物理特性の選択に基づ
いて一般に選ばれる。
ユU箪11 慣性質量は非磁性でかつ非導電性でなければならない、
もし磁性であると、浮遊させるための磁場は慣性質量を
ほとんど一直線に透過してしまうであろう、その結果、
磁場強さ、即ち磁性流体の圧力は上も下もほとんど同じ
になってしまう、従って、慣性質量は浮遊しない。もし
慣性質量が導電性であると、ここで用いたタイプの球状
のコンデンサ電極は形成されない、導電性の慣性質量は
表面上で球状の電極から絶縁できるが、その大きな重量
のために、より軽い例えばプラスチック製の慣性質量の
場合よりもより大きな密度の別な磁性流体、あるいはよ
り強い浮遊させるための磁場が必要となる。より強い磁
場はより大きな有効ばね定数をもたらす。
本発明の幾つかの態様を示してきたが、多成分変換器に
ついての変更および改造は請求項に記載されている本発
明の範囲から逸脱することな(行なわれるであろうこと
は当業者にとって明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は多成分変換器の断面図、第2図は第1図の2−
2線に沿った多成分変換器の断面図、第3図は多成分変
換器において検知されたキャパシタンスの変化を慣性質
量の動きの大きさと周期性を表わす信号に変換するため
の回路図、第4a図および第4b図は基本型の一成分変
換器の側面図および断面図、第5図は磁気中心化手段を
有する変換器の断面図、第6a図および第6b図は三成
分動き検知手段の一実施例を示す側面図および平面図、
第7a図および第7b図は動き検知手段の他の実施例を
示す側面図および平面図、第8a図および第8b図は動
き検知手段の別の実施例を示す側面図および平面図、第
9図は共振周波数r7対有効ばね定数にのグラフ、第1
0図は複数の異なった磁場強さに関する有効ばね定数に
対比r/Rのグラフ、第11図は慣性質量の相対速度V
対比r / Rのグラフ、第12図は減衰定数δ対比r
/Rのグラフ、第13a図および第13b図は多成分変
換器の慣性質量を浮遊させかつ中心位置にするための磁
気手段の別の実施例を示す斜視図である。 なお図面に用いた符号において、 1・−収容部 3     ・−慣性質量 5   ・・−・−空洞 T・・    多成分変換器 M  −・−・動き検知手段 L・・−・−・・・−−−−−−・−・磁気手段(慣性
質量を浮遊させる手段/慣性質量を水平方 向の中心に定める手段) である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)慣性質量と (b)上記慣性質量が少なくとも2つの独立した軸に沿
    った動きに応答するように上記慣性質量を浮遊させる手
    段と (c)上記独立した軸に沿った上記慣性質量の動きの成
    分を検知する動き検知手段とを夫々具備する多成分変換
    器。 2、上記慣性質量が非磁性である請求項1記載の多成分
    変換器。 3、上記慣性質量が非導電性である請求項1または2記
    載の多成分変換器。 4、上記慣性質量が球形である請求項1〜3のいずれか
    記載の多成分変換器。 5、上記慣性質量を浮遊させる上記手段が (a)上記慣性質量が浸漬される磁性流体と (b)上記慣性質量を上記磁性流体中に強磁性流体力学
    的に浮遊させる磁気手段とを具備する請求項1記載の多
    成分変換器。 6、上記慣性質量が上記磁性流体の密度よりも大きい密
    度を有する請求項5記載の多成分変換器。 7、上記磁性流体がキャリア流体中に磁粉のコロイド状
    の懸濁液を含むものである請求項5または6記載の多成
    分変換器。 8、上記磁性流体がキャリア流体中に強磁性粉のコロイ
    ド状の懸濁液を含むものである請求項5または6記載の
    多成分変換器。 9、上記慣性質量を水平方向の中心に定める手段をさら
    に具備する請求項1〜8のいずれか記載の多成分変換器
    。 10、上記慣性質量を浮遊させる上記磁気手段が放射状
    に対称な磁場を発生させる磁気手段を含む請求項5〜9
    のいずれか記載の多成分変換器。 11、少なくとも2つの軸に沿った慣性質量の動きの成
    分から得られる上記2つの軸に沿ったキャパシタンスの
    変化を表わす少なくとも第1および第2の信号を発生す
    るためのキャパシタンス検知手段を上記動き検知手段が
    具備する請求項1〜10のいずれか記載の多成分変換器
    。 12、キャパシタンスの変化を表わす上記第1および上
    記第2の信号を上記2つの軸に沿った上記慣性質量の動
    きの成分の大きさと周期性を表わす第1および第2の信
    号に変換する手段をさらに具備する請求項11記載の多
    成分変換器。 13、(a)慣性質量と、 (b)上記慣性質量が応答する動きの方向に対して上記
    慣性質量が実質的に拘束されないようにした上記慣性質
    量を浮遊させる手段と、 (c)上記慣性質量の選ばれた動きの成分を検知する動
    き検知手段とを夫々具備する多成分変換器。 14、上記慣性質量が球形である請求項13記載の多成
    分変換器。 15、上記慣性質量を浮遊させる上記手段が(a)上記
    慣性質量が浸漬される磁性流体と(b)上記慣性質量を
    上記磁性流体中に強磁性流体力学的に浮遊させる磁気手
    段とを具備する請求項13または14記載の多成分変換
    器。 16、上記磁気手段が放射状に対称な強磁性流体力学的
    な力を発生させて上記慣性質量を上記磁性流体中に浮遊
    させるようにした請求項15記載の多成分変換器。 17、上記動き検知手段が選ばれた軸に沿った慣性質量
    の動きの成分から得られるキャパシタンスの変化を検知
    するキャパシタンス手段を含む請求項13〜16のいず
    れか記載の多成分変換器。 18、選ばれた軸に沿った上記慣性質量の動きの大きさ
    および周期性を表わすキャパシタンスの変化から信号を
    発生する手段をさらに具備する請求項17記載の多成分
    変換器。 19、上記磁気手段が永久磁石を具備する請求項15ま
    たは16記載の多成分変換器。 20、上記磁気手段が電磁石を具備する請求項15また
    は16記載の多成分変換器。 21、上記磁気手段が電磁石コイルを具備する請求項1
    5または16記載の多成分変換器。 22、上記磁気手段が環状の磁石を具備する請求項15
    または16記載の多成分変換器。23、(a)一般に閉
    塞された空洞を含む収容部と、 (b)上記収容部の空洞を一般に満たす磁性流体と、 (c)上記磁性流体が満たされた上記収容部の空洞中に
    浸漬される慣性質量と、 (d)上記磁性流体の満たされた上記空洞中に上記慣性
    質量を浮遊させる磁気手段と、 (e)上記浮遊した慣性質量の少なくとも2つの動きの
    成分を検知する動き検知手段とを夫々具備する多成分変
    換器。 24、上記収容部の空洞が半径Rを有する実質的に球状
    である請求項23記載の多成分変換器。 25、上記収容部が非磁性である請求項23または24
    記載の多成分変換器。 26、上記収容部が非電導性である請求項23〜25の
    いずれか記載の多成分変換器。 27、上記磁性流体がキャリア流体中に磁粉のコロイド
    状の懸濁液を含むものである請求項23〜26のいずれ
    か記載の多成分変換器。 28、上記磁性流体が非電導性である請求項23〜27
    のいずれか記載の多成分変換器。 29、上記慣性質量が半径にを有する実質的に球形であ
    る請求項24〜28のいずれか記載の多成分変換器。 30、上記慣性質量が非磁性である請求項23〜29の
    いずれか記載の多成分変換器。 31、上記慣性質量が非電導性である請求項23〜30
    のいずれか記載の多成分変換器。 32、上記慣性質量が上記磁性流体よりも密度が大きい
    請求項23〜31のいずれか記載の多成分変換器。 33、上記慣性質量の半径と上記収容部の空洞の半径と
    の比r/Rが0.4〜0.9の範囲にある請求項29記
    載の多成分変換器。 34、上記磁気手段が上記慣性質量を平衡位置の近くに
    浮遊させかつ中心位置にするための放射状に対称な強磁
    性流体力学的な力を発生する手段を具備する請求項23
    〜33のいずれか記載の多成分変換器。 35、上記慣性質量の選ばれた動きの成分の大きさと周
    期性を表わす信号を得るために用いられる、上記収容部
    の互いに向き合う側に取り付けられる一対以上の電極を
    上記動き検知手段が具備する請求項23〜34のいずれ
    か記載の多成分変換器。 36、各一対の電極が選ばれた軸に沿って上記収容部の
    互いに向き合う側に取り付けられる一対の円形の電極を
    構成する請求項35記載の多成分変換器。 37、各一対の電極が選ばれた軸に沿って上記収容部の
    互いに向き合う側に取り付けられる一対の四角形の電極
    を構成する請求項35記載の多成分変換器。 38、各一対の電極が選ばれた軸に沿って上記収容部の
    互いに向き合う側に取り付けられる一対の月形状の電極
    を構成する請求項35記載の多成分変換器。 39、上記動き検知手段が上記収容部の空洞のほぼ全表
    面にわたって一対以上の電極を具備する請求項23〜3
    8のいずれか記載の多成分変換器。 40、上記動き検知手段が上記慣性質量のほぼ全表面に
    わたって金属膜を具備する請求項39記載の多成分変換
    器。 41、(a)閉塞された半径Rのほぼ球状の空洞を含む
    収容部と、 (b)上記球状の空洞を一般に満たす磁性流体と、 (c)上記磁性流体中に浸漬される半径rのほぼ球形の
    慣性質量と、 (d)上記球状の空洞内の平衡位置近くに上記慣性質量
    を浮遊させる手段と上記平衡位置近くで上記慣性質量を
    水平方向の中心に定める手段と、 (e)上記平衡位置の近くにおける慣性質量の少なくと
    も2つの動きの成分を検知する動き検知手段とを夫々具
    備する多成分変換器。 42、慣性質量を用いて地動の独立した成分を検知する
    方法であって、 (a)上記慣性質量を地動の少なくとも2つの成分に応
    答させるために上記慣性質量を平衡位置近くに浮遊させ
    るステップと (b)上記慣性質量の上記平衡位置から少なくとも2つ
    の動きの成分を検知することにより上記動きが上記地動
    の独立した成分の大きさと周期性を表わすステップとを
    具備する地動の検知方法。 43、上記慣性質量の検知された変位を表わす信号を発
    生させるステップをさらに具備する請求項42記載の方
    法。 44、上記浮遊させるステップが上記平衡位置近くに上
    記慣性質量を浮遊させかつ中心位置にするための放射状
    に対称な力を発生させることを具備する請求項42また
    は43記載の方法。
JP1224330A 1988-08-31 1989-08-30 多成分変換器および地動の検知方法 Pending JPH0283418A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US239,367 1981-03-02
US07/239,367 US4905517A (en) 1988-08-31 1988-08-31 Multicomponent transducer

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0283418A true JPH0283418A (ja) 1990-03-23

Family

ID=22901863

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1224330A Pending JPH0283418A (ja) 1988-08-31 1989-08-30 多成分変換器および地動の検知方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4905517A (ja)
EP (1) EP0357268A3 (ja)
JP (1) JPH0283418A (ja)
DK (1) DK426789A (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5687391A (en) * 1992-12-11 1997-11-11 Vibrametrics, Inc. Fault tolerant multipoint control and data collection system
US5430663A (en) * 1992-12-11 1995-07-04 Vibrametrics, Inc. Fault tolerant multipoint data collection system
US5485748A (en) * 1994-01-26 1996-01-23 Zeamer; Geoffrey H. Magnetically levitated force/weight measurement system
US5650880A (en) * 1995-03-24 1997-07-22 The University Of British Columbia Ferro-fluid mirror with shape determined in part by an inhomogeneous magnetic field
NO301674B1 (no) * 1995-05-24 1997-11-24 Petroleum Geo Services As Fremgangsmåte for installering av en eller flere instrumentenheter
US5756896A (en) * 1995-09-05 1998-05-26 Texas Components Corporation Extended range accelerometer
US6062081A (en) * 1995-09-05 2000-05-16 Texas Components Corporation Extended range accelerometer
DE19641737B4 (de) * 1996-06-01 2006-05-24 Messerschmid, Ernst, Prof. Dr. Vorrichtungen und Verfahren zur Levitation von nichtmagnetischen Festkörper-, Gas- und/oder Flüssigkeitsvolumina sowie die Verwendung der Vorrichtungen und der Verfahren
US20060059988A1 (en) * 2004-09-23 2006-03-23 Innalabs Technologies, Inc. Magnetofluidic accelerometer with non-magnetic film on drive magnets
US7178399B2 (en) * 2004-03-03 2007-02-20 Innalabs Technologies, Inc. Housing for magnetofluidic accelerometer
US6374673B1 (en) 2000-03-01 2002-04-23 Texas Components Corporation Velocity sensor
US7225662B2 (en) * 2004-08-27 2007-06-05 Schlumberger Technology Corporation Geophone calibration technique
US7143648B2 (en) * 2004-09-29 2006-12-05 Ferrolabs, Inc. Magnetofluidic accelerometer with capacitive sensing of inertial body position
US7505369B2 (en) * 2005-12-30 2009-03-17 Input/Output, Inc. Geophone with mass position sensing
CN100432677C (zh) * 2006-01-28 2008-11-12 华南理工大学机械工程学院 一种加速度传感器
US9411060B2 (en) * 2012-04-03 2016-08-09 Westerngeco L.L.C. Electromagnetically driven marine vibrator
DE102012006891B4 (de) * 2012-04-05 2019-05-23 Krohne Ag Magnetisch-induktives Durchflussmessgerät
US10620335B2 (en) 2017-05-02 2020-04-14 Ascension Technology Corporation Rotating frequencies of transmitters
US10779892B2 (en) 2017-08-10 2020-09-22 Northern Digital Inc. Tracking a cylindrical opening
US11529193B2 (en) 2017-08-10 2022-12-20 Northern Digital Inc. Tracking a sensor that includes a ferrofluid

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3449956A (en) * 1965-09-03 1969-06-17 John M Goodkind Force measuring instrument
US3488531A (en) * 1965-09-15 1970-01-06 Avco Corp Means for and method of moving objects by ferrohydrodynamics
US3516294A (en) * 1966-04-12 1970-06-23 Robert W Schmieder Acceleration sensitive device
US3508445A (en) * 1967-08-07 1970-04-28 United Aircraft Corp Magnetic suspension accelerometer
US3902374A (en) * 1973-10-19 1975-09-02 Singer Co Electrostatic rate gyroscope
GB1492142A (en) * 1975-03-26 1977-11-16 Russell A Linear accelerometers
SU605180A1 (ru) * 1975-05-16 1978-04-30 Уфимский Авиационный Институт Имени Орджоникидзе Компенсационный акселерометр
US4043204A (en) * 1976-08-16 1977-08-23 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Magnetic fluid bearing accelerometer
US4583207A (en) * 1982-11-29 1986-04-15 Greer Jr Sedley J Magnetohydrodynamic geophone
US4618949A (en) * 1984-03-19 1986-10-21 Lister Clive R B Self-orienting directionally sensitive geophone

Also Published As

Publication number Publication date
DK426789D0 (da) 1989-08-30
DK426789A (da) 1990-03-01
EP0357268A3 (en) 1991-05-02
EP0357268A2 (en) 1990-03-07
US4905517A (en) 1990-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0283418A (ja) 多成分変換器および地動の検知方法
US5007292A (en) Multicomponent transducer
US3273397A (en) Measurement of static force field gradients
US5962781A (en) Apparatus for the measurement of gravitational fields
US4517514A (en) Vibration transducer with dual opposed magnetic assemblies and counterbalanced mass
US4334296A (en) Seismic method and apparatus
CA1229406A (en) Self-orienting directionally sensitive geophone
CN206497210U (zh) 地震勘测设备
CN101002088A (zh) 振动传感器
Piso Applications of magnetic fluids for inertial sensors
US4791617A (en) Motion sensing device
US11698433B2 (en) Acoustic vector sensor
US5126980A (en) Self-orienting vertically sensitive accelerometer
US3924261A (en) Displacement detector using magnetometer sensor
CA2465994C (en) Apparatus for the measurement of gravitational gradients
US5046056A (en) Self-orienting vertically sensitive accelerometer
AU2002327966A1 (en) Apparatus for the measurement of gravitational gradients
US3054085A (en) Self-orienting geophone
US4513618A (en) Gravity gradiometer and method
US3449956A (en) Force measuring instrument
RU2438151C1 (ru) Гравитационный вариометр
RU2687297C1 (ru) Низкочастотная двухкомпонентная донная сейсмическая коса
US20220120927A1 (en) Neutrally buoyant particle velocity sensor
US2648055A (en) Apparatus for detecting and recording measurements of seismic, gravitational, and other forces
CA2233598C (en) Apparatus for the measurement of gravitational fields