JPH028167Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH028167Y2 JPH028167Y2 JP19100982U JP19100982U JPH028167Y2 JP H028167 Y2 JPH028167 Y2 JP H028167Y2 JP 19100982 U JP19100982 U JP 19100982U JP 19100982 U JP19100982 U JP 19100982U JP H028167 Y2 JPH028167 Y2 JP H028167Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- rotating shaft
- plastic case
- bearing
- fitted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 17
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 12
- 239000006059 cover glass Substances 0.000 claims description 7
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 7
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 3
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Measuring Volume Flow (AREA)
- Details Of Flowmeters (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、乾式型の方位計構造に関するもの
である。
である。
従来の構造は、第１図に示すように磁針体５ａ
は、回転軸石７を収容する金属リング１２に取付
けられ、プラスチツクケース１ｂに嵌挿された円
錐軸６ａによつて回転軸石７の円錐形状の穴７ａ
に回転自在に支持されているため、磁針体５ａの
バランスをとる必要があり、また磁針体５ａの回
転時の上下動を生ずるいわゆる針あおりを減少さ
せるため、プラスチツクケース１ｂとプラスチツ
クケース１ａとよりなるケース内に油８を封入し
なければならないという欠点があつた。
は、回転軸石７を収容する金属リング１２に取付
けられ、プラスチツクケース１ｂに嵌挿された円
錐軸６ａによつて回転軸石７の円錐形状の穴７ａ
に回転自在に支持されているため、磁針体５ａの
バランスをとる必要があり、また磁針体５ａの回
転時の上下動を生ずるいわゆる針あおりを減少さ
せるため、プラスチツクケース１ｂとプラスチツ
クケース１ａとよりなるケース内に油８を封入し
なければならないという欠点があつた。
本考案は、上記の欠点を除去するために、磁針
体に回転軸を設けスラスト方向の両端をガラス面
で支持することにより、磁極を有する磁針体の針
あおり等をなくし、かつ、油を使わない乾式と
し、磁針体の動きを円滑にすることを目的とした
ものである。
体に回転軸を設けスラスト方向の両端をガラス面
で支持することにより、磁極を有する磁針体の針
あおり等をなくし、かつ、油を使わない乾式と
し、磁針体の動きを円滑にすることを目的とした
ものである。
以下、第２図により詳細に説明する。
第２図は、この考案の乾式型防水構造の方位計
の断面図である。９は中空のプラスチツクケース
であり、中空の下方の段部には防水パツキン１０
ｂを介して凹部である円錐形状の穴２ａを有する
下面軸受ガラス２が固着されている。プラスチツ
クケース９の中空部には下部軸受ガラス２に接し
て中空段部１１ａを有する金属リング１１が嵌合
されている。さらに、金属リング１１の上面に係
合しプラスチツクケース９の上方中空内面に防水
パツキンに１０ａを介してカバーガラス４が固着
されている。金属リング１１の段部１１ａには、
通し穴３ａを有する中間軸受ガラス３が嵌合され
ている。下面軸受ガラス２の円錐形状の穴２ａに
はつばを有する回転軸６ｂの円錐形状の先端が係
合し、ピボツト型軸受を形成している。回転軸６
ｂのつば面には磁針体５ｂが固着され、回転軸は
中間軸受ガラス３の通し穴３ａに嵌挿されて半径
方向の支持をされると共に、回転軸６ｂの上端部
はカバーガラス４の下面に係合し軸方向の規制を
されて、回転軸６ｂと一体に保持された磁針体５
ｂは回転自在に支持される。
の断面図である。９は中空のプラスチツクケース
であり、中空の下方の段部には防水パツキン１０
ｂを介して凹部である円錐形状の穴２ａを有する
下面軸受ガラス２が固着されている。プラスチツ
クケース９の中空部には下部軸受ガラス２に接し
て中空段部１１ａを有する金属リング１１が嵌合
されている。さらに、金属リング１１の上面に係
合しプラスチツクケース９の上方中空内面に防水
パツキンに１０ａを介してカバーガラス４が固着
されている。金属リング１１の段部１１ａには、
通し穴３ａを有する中間軸受ガラス３が嵌合され
ている。下面軸受ガラス２の円錐形状の穴２ａに
はつばを有する回転軸６ｂの円錐形状の先端が係
合し、ピボツト型軸受を形成している。回転軸６
ｂのつば面には磁針体５ｂが固着され、回転軸は
中間軸受ガラス３の通し穴３ａに嵌挿されて半径
方向の支持をされると共に、回転軸６ｂの上端部
はカバーガラス４の下面に係合し軸方向の規制を
されて、回転軸６ｂと一体に保持された磁針体５
ｂは回転自在に支持される。
この考案は上述の構造になつており、組立てる
際は、金属ケース９に下面軸受ガラス２を防水パ
ツキン１０ｂにより嵌挿し、中間軸受ガラス３を
接着固定した見切部を形成する金属リング１１と
共に、磁針体５ｂを一体に保持した回転軸６ｂを
セツトし、さらに中間軸受ガラス３の上部をカバ
ーガラス４を防水パツキン１０ａによつて嵌挿す
る。
際は、金属ケース９に下面軸受ガラス２を防水パ
ツキン１０ｂにより嵌挿し、中間軸受ガラス３を
接着固定した見切部を形成する金属リング１１と
共に、磁針体５ｂを一体に保持した回転軸６ｂを
セツトし、さらに中間軸受ガラス３の上部をカバ
ーガラス４を防水パツキン１０ａによつて嵌挿す
る。
以上述べてきたように、この考案は回転軸６ｂ
をピボツト形軸受で回転支持しているので、磁針
の回転時の摩擦を軽減するとともに、針のあおり
等も従来のものに比べて著しく向上させ、磁針等
の破損など不具合を生じた時も各部品が、同じ方
向から組込まれているため、組込み分解も容易で
ありアフターサービス面からの対応がしやすく、
時計体に容易に組込めるなどの効果を奏する。
をピボツト形軸受で回転支持しているので、磁針
の回転時の摩擦を軽減するとともに、針のあおり
等も従来のものに比べて著しく向上させ、磁針等
の破損など不具合を生じた時も各部品が、同じ方
向から組込まれているため、組込み分解も容易で
ありアフターサービス面からの対応がしやすく、
時計体に容易に組込めるなどの効果を奏する。
第１図は従来の油入り防水構造の方位計、第２
図はこの考案の乾式型防水構造の方位計である。 １ａ……上側プラスチツクケース、１ｂ……下
側プラスチツクケース、２……下面軸受ガラス、
２ａ……円錐形状の穴、３……中間軸受ガラス、
３ａ……通し穴、４……カバーガラス、５ａ……
磁針体、５ｂ……磁針体、６ａ……回転軸、６ｂ
……回転軸、７……回転軸石、７ａ……円錐形状
の穴、８……油、９……金属ケース、１０ａ……
防水パツキン、１０ｂ……防水パツキン、１１…
…金属リング、１１ａ……中空段部、１２……金
属リング。
図はこの考案の乾式型防水構造の方位計である。 １ａ……上側プラスチツクケース、１ｂ……下
側プラスチツクケース、２……下面軸受ガラス、
２ａ……円錐形状の穴、３……中間軸受ガラス、
３ａ……通し穴、４……カバーガラス、５ａ……
磁針体、５ｂ……磁針体、６ａ……回転軸、６ｂ
……回転軸、７……回転軸石、７ａ……円錐形状
の穴、８……油、９……金属ケース、１０ａ……
防水パツキン、１０ｂ……防水パツキン、１１…
…金属リング、１１ａ……中空段部、１２……金
属リング。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 中空のプラスチツクケース９と、該プラスチ
ツクケース９の下方段部にパツキン１０ｂを介
して固着された軸受用凹部２ａを有する下面軸
受ガラス２と、前記下面軸受ガラス２に係合し
前記プラスチツクケース９の中空部に嵌合され
た中空段部１１ａを有する金属リング１１と、
前記プラスチツクケース９の上方中空部には前
記金属リング１１に係合しパツキン１０ａを介
して固着されたカバーガラス４と、前記金属リ
ング１１の段部１１ａに嵌着され、通し穴３ａ
を有する中間軸受ガラス３と、前記下面軸受ガ
ラス２の凹部２ａと前記カバーガラス４との間
に軸支され、前記中間軸受ガラス３の通し穴３
ａに嵌挿された回転軸６ｂと、該回転軸６ｂに
一体に保持された磁針体５ｂと、を備えたこと
を特徴とする方位針。 (2) 回転軸の一端を円錐形状とし、これを支持す
る軸受ガラス２の凹部２ａを円錐形状としてピ
ボツト軸受を形成したことを特徴とする実用新
案登録請求の範囲第１項記載の方位計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19100982U JPS5995212U (ja) | 1982-12-17 | 1982-12-17 | 方位計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19100982U JPS5995212U (ja) | 1982-12-17 | 1982-12-17 | 方位計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5995212U JPS5995212U (ja) | 1984-06-28 |
| JPH028167Y2 true JPH028167Y2 (ja) | 1990-02-27 |
Family
ID=30411424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19100982U Granted JPS5995212U (ja) | 1982-12-17 | 1982-12-17 | 方位計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5995212U (ja) |
-
1982
- 1982-12-17 JP JP19100982U patent/JPS5995212U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5995212U (ja) | 1984-06-28 |