JPH0273886A - ゼオライトl及びゼオライトyの混合物を用いる炭化水素の接触分解 - Google Patents

ゼオライトl及びゼオライトyの混合物を用いる炭化水素の接触分解

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JPH0273886A
JPH0273886A JP17315589A JP17315589A JPH0273886A JP H0273886 A JPH0273886 A JP H0273886A JP 17315589 A JP17315589 A JP 17315589A JP 17315589 A JP17315589 A JP 17315589A JP H0273886 A JPH0273886 A JP H0273886A
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catalyst
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pat
cracking
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Francis L Himpsl
フランシス・エル・ヒンプスル
Gerald S Koermer
ジエラルド・エス・ケルマー
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    • C10G11/00Catalytic cracking, in the absence of hydrogen, of hydrocarbon oils
    • C10G11/02Catalytic cracking, in the absence of hydrogen, of hydrocarbon oils characterised by the catalyst used
    • C10G11/04Oxides
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明の技術分野 本発明は炭化水素のクラッキング触媒、及び高度なオク
タン価を有するガソリンを得るための接触的クラッキン
グにおけるその利用に関する。本発明の新規方法により
得られる追加的な利点は、オクタン価の増大が従来可能
であったよりもガソリン生成物の損失をより一層少なく
した上で得られるという事実にある。
本発明を要約すれば、本発明はゼオライトY及びゼオラ
イ)Lから成る触媒混合物を用いて炭化水素、特に軽油
を自動車用燃料範囲で沸騰する生成物に分解するが、本
発明の触媒は増大したオクタン価を有する燃料を生じ、
そして他のオクタン付加系(additive 5ys
te+++)に比較して収量の点で不利益を蒙ることの
少ない結果を与えることである。
既往技術の説明 結晶性アルミノ珪酸塩を使用する炭化水素の転化(co
nversion)方法は、特許及び科学的文献の両者
から明らかであるように、最近数年間広範な研究の主題
であった。結晶性アルミノ珪酸塩は、自動車用燃料を製
造するための軽油の接触分解を含む広範囲の炭化水素転
化方法に対し特に有効であることが見出されており、多
くの特許に記載され且つ特許請求がなされている。
マトリックス中に分散したゼオライトから成る炭化水素
クラッキング触媒は周知であり、例えば米国特許環3,
140,249号、米国特許環3゜352.796号、
米国特許環3,647,718号、米国特許環4,58
1,340号、米国特許環4.581,341号及び米
国特許環4,493,902号を参照されたい。
各種の炭化水素の転化にゼオライトの混合物を使用する
ことも又既知である。例えば米国特許環4.137,1
52号はホージャサイト(faujasite)及びモ
ルデナイト(morden 1te)の混合物を利用す
るクラッキング方法を開示している。
米国特許環3,894,934号は大孔径の細孔ゼオラ
イト及びZSM−5を用いる炭化水素の接触分解を開示
している。
米国特許環3,871,993号はZSM−5、ZSM
−ILZSM−12、ZSM−21、モルデナイトのよ
うな形状選択的(shape−selective)触
媒を用いてナフサのオクタン価の向上方法を開示してい
る。
米国特許環3.702.886号は炭化水素の接触分解
に、ZSM−5ゼオライト単独、又はゼオライト又は不
活性材料のような他の材料との併用を開示している。
米国特許環3,804,747号はゼオライトX及びY
を利用する炭化水素の転化方法を開示している。
米国特許環3.758□403号はシリカ質マトリック
ス中のゼオライトYのような大きい細孔のゼオライト及
びZSM−5のような小さい細孔のゼオライトから成る
接触分解を開示している。マトリックスはシリカ−アル
ミナ又はアルミナのように活性又は不活性であってもよ
い。ZSM−5型ゼオライトの使用の結果、燃料のオク
タン価を増大させることができる。
米国特許環3,769,202号は、一つは8人よりも
大きい孔径を有し、他者は7人よりも小さい孔径を有す
る二種の異なったゼオライトの混合物複合触媒を開示し
ている。該ゼオライトはシリカ−アルミナのような無機
酸化物マトリックスと混合される。この触媒は炭化水素
のクラッキング及び水素添加分解に適していると述べら
れている。
米国特許環3,925.195号は、非晶質マトリック
ス中の希土類水素Y−型ゼオライド及び水素又は遷移金
属交換モルデナイト、カルシウム交換A型ゼオライト又
は水素交換エリオナイト(erionite)の混合物
から成る触媒を利用するクランキングを開示している。
米国特許環3,764,520号は、一つは6ないし1
5人の孔径を有し、他者は6人よりも小さい孔径を有す
る二種の異なったゼオライトの混合物と無機酸化物支持
体との複合物から成る触媒を開示している。
米国特許環4,287,048号はエリオナイト、モル
デナイト、ゼオライトA1チヤバザイト(chabaz
iLe)、オ7レタイト(offretite)から選
択された小孔径アルミノ珪酸塩ゼオライト及び触媒的無
機酸化物マトリックスと混和された超安定(ultra
stable)Y型結晶性アルミノ珪酸塩を開示してい
る。
米国特許環4,309,280号は、シリカ対アルミナ
の比が約12よりも大きく、拘束指数(consLra
int 1ndex)が約l:12の範囲にある結晶性
アルミノ珪酸塩ゼオライトを、ゼオライl−Yのような
ゼオライトクラッキング触媒を含むクラッキング装置に
添加することによって、接触分解のガソリンオクタン価
及び/又はガソリンの総収量を増大させる方法を開示し
ている。
ヨーロッパ特許環243,629号は、ゼオライトX、
ゼオライトY17エリエライt・(ferrierit
e)、モルデナイト又はそれらの混合物であることがで
きる、最高30重量%の副次的ゼオライトを含んでいて
もよい、ゼオライト ベータ又はZSM−20から成る
高オクタンガソリンを製造するクラッキング触媒を開示
している。
ジャーナル・オブ・カタリシス(Juornal of
 Catalysis)、55巻、240−249頁(
1978)において、ペロツタ(Perrotja)等
は、触媒が同時結晶化(co−crystalliza
tion)技術により製造されたオメガ−ホージャサイ
ト系での軽油の接触分解を記載している。
ゼオライトLの触媒的性質が研究されており、即ち、ジ
ャーナル・オブ・カタリシス、40巻、52−60頁(
1975)所載のバラ(Parra)等tie Cra
cking)と題するA、W、ビーターズ(Peter
s)等の抄録を参照されたい。該抄録は1987年、5
月17−22日、サン・ジエゴ(San Diego)
で行われた触媒学会(the Catalysis 5
ociety)の第1O回北アメリカ大会に関連して発
行されている。
簡単に事実を述べれば、ガソリンの収量の損失を最少に
して増強されたオクタン価を有するガソリンを製造する
ための軽油の接触分解に、ゼオライ2−及びYの混合物
を利用することの意義が認識されていないということで
ある。
本発明の説明 ゼオライトY及びゼオライトLの混合物から成る触媒組
成物を利用して軽油をクラッキングすれば、軽油のクラ
ッキングにおけるオクタン価及び総収量に関して改善さ
れた結果を挙げることができることが新規に見出された
ゼオライトY及びゼオライトLの両者は技術上周知であ
り、特許を含む多数の技術的刊行物に記載されている。
ゼオライ)Lは米国特許第3,216,789号に開示
され、特許請求事項となっており、その全体の開示を参
照して参考とされたい。
ゼオライトLの製造の方法並びにゼオライトLの特殊な
形態学を含む方法において改良が為された。こうした方
法は米国特許第4.593.133号に総括されており
、その開示全体を参照して参考とされたい。
ゼオライトYは広義には°′通常の″′ゼオライトY1
並びに屡々超安定Y型ゼオライトと称される、熱処理に
よって安定化されたゼオライトYの両者を含んでおり、
該超安定Y型ゼオライトは技術上周知であり、且つ例え
ば米国特許第3,293,192号、米国特許第3,4
02.996号及びソサ行のモノグラフ分子篩(Mol
ecular 5ieves)、186頁(1968)
にC,V、マクダニエル(McDan 1e1)及びP
、に、マエル(Maher)により記載されており、こ
れらの教示を参照して参考とされたい。ゼオライトYは
希土類又は他の金属交換形のような金属イオン交換形、
並びにアンモニウムイオン及び希土類又は他の金属イオ
ンで交換されたゼオライトYをも含むことを意図してい
る。
周知のように、結晶性アルミノ珪酸塩ゼオライトが、極
めて細かい粒子を利用するFCC(流動床式接触分解法
)及び移動床式の反応器を使用するTCC(サーモフォ
ア接触分解法)のような工業的なりラッキング操作に使
用される場合、ゼオライトは必要な物理的特性を備える
ために何等か一 の方式でマトリックスと結合していることが必要である
本発明の新規方法で使用されるマトリックスは接触分解
技術では普通のものであり、触媒的に活性又は不活性で
、一般には無機酸化物、特にアルミナ又はシリカのよう
なものである。クレー、化学的に処理されたクレー、シ
リカ、シリカ−アルミナ等のような触媒的に活性な無機
酸化物は、優れた多孔性且つ耐摩耗性を提供することが
できるので、特に好適である。
一つの具体化において、本発明の新規触媒組成物は共通
のマトリックス中のY及びLの物理的混合物から成る。
又一方、マトリックス中のYの混合物及びマトリックス
中のしの混合物を物理的に配合することができる。両方
のゼオライトのマトリックスが同一である必要はない。
本発明の更に他の具体化においては、ゼオライトYを含
むクラッキング装置中にゼオライトYを導入することが
できる。本発明のこの具体化においては、ゼオライトし
は微粉砕された粉末の形態として、又は触媒的に活性で
あるか又は触媒的に不活性であるマトリックスと一緒に
して、循環する触媒の残留分中に導入することができる
。ゼオライトLは再生基中に導入でき、又は炭化水素供
給原料と接触させることができる。
ゼオライトし及びゼオライトYはゲルから合成され、次
いでマトリックスと配合でき、或いは又合成方法の結果
として元々シリカ−アルミナマトリックスを有するよう
に、マトリックス中のゼオライトLの粒子又は同じマト
リックス中のゼオライ)L及びY両者の粒子が、元来既
知の方法の変更法(例えば米国特許第3,647.71
8号及び米国特許第4,493,902号に記載された
ように)によりクレー先駆体から誘導できることが理解
されよう。
当該技術で周知のように、望ましい触媒活性を有するた
めには、ゼオライトYのナトリウム含量を減少しなけれ
ばならない。ゼオライトしに結合している元々の陽イオ
ンは当該技術で周知の技術によって他の陽イオンで置換
することができる。
ゼオライトY及びLに典型的な置換陽イオンは、同種の
ものの混合物を含めて、水素、アンモニウム及び金属陽
イオンを包含する。典型的な置換金属陽イオンとして希
土類、マグネシウム、亜鉛、マンガン、アルミニウム及
びカルシウムが含まれる。
典型的なイオン交換技術は粒子状のゼオライト又はゼオ
ライト混合物を所望の置換陽イオンの塩の一種又は多種
と接触させることである。広範囲の塩が使用できるが、
特に塩化物、硝酸塩及び硫酸塩が挙げられる。イオン交
換技術の代表的な方法は米国特許第3,140,249
号、米国特許第3.140,251号及び米国特許第3
,140.253号を含む各種の特許に開示されている
ゼオライトの水熱(hydrotherma I)安定
性を増進させるために、骨組構造(framework
 5tructure)のシリカ対アルミナのモル比を
上げることが往々にして望ましい。これは多数の方法に
より実行することができるが、その最も普通の方法には
、蒸気の存在で焼成すること(時として“超安定化″と
称される)、及び米国特許第4,610.856号のよ
うにアンモニウムヘキサフルオロ珪酸塩(NH+)zs
iFeのような試薬で化学的に脱アルミニウムすること
が含まれる。高い5i02/AL20、比又は超安定ゼ
オライトは、特定の製造方法に関係なく高い安定性を有
することが技術上周知である。本発明者等はゼオライト
Lの水熱安定性が蒸気の存在において焼成することによ
り顕著に向上できることを見出した。焼成は一般ににイ
オン交換工程に続いて行われる。典型的な焼成温度は5
00下ないし1500下(好適には1000下ないし1
500°F)の範囲であり、その際の焼成時間は1ない
し48時間又はそれ以上の範囲である。本処理は部分的
に又は全体的に蒸気から成る雰囲気中で実施することが
できる。これは、例えば蒸気未処理触媒を装置に段階的
に添加することにより、化学的タラソキング装置内で実
施し易い処理である。
軽油のクラッキングに関して有利な性質を得るためには
、添加されるゼオライトLの量は重要であることが見出
された。更に、水熱安定化工程(蒸気の存在における焼
成)の際、一般ににX−線回折により測定される全体の
ゼオライトLの結晶性の減少が認められる。即ち、ゼオ
ライトLの効果的な量が、特定の分解用途に必要な安定
化の度合の要因となると思われる。接触分解装置へのゼ
オライ)Lの添加(即ち、流動分解触媒成分の添加又は
炭化水素供給物への話力a)の方式によって、必要な安
定化の度合、及び従って要求されるゼオライトLの添加
量が著しく異なるものと考えられる。一般に、゛′純粋
″なゼオライトL対パ純粋″なゼオライトYの比は、0
.02ないし0.8の範囲になければならないことが見
出された。上記の記述における゛′純粋″という用語は
、マトリックスを含まないゼオライトを定義することを
意図している。マトリックスを考慮する時には、ゼオラ
イトYは一般に全体の触媒成分の5ないし70%を占め
るべきであり、及びゼオライトしは全体の触媒成分の0
.1ないし60%を占めるべきである。これらの水準は
本発明の方法によるガソリンのRON (reseac
h octane number)を増大するのに効果
的であると思惟されるが、本発明の範囲を限定するもの
と考えてはならない。
下記の実施例は本発明の新規方法を突施するための最良
の方式を説明するものである。
実施例 1 本実施例は本発明の触媒組成物を製造する一方法を説明
するものである。
ゼオライトし及びYを含む微小球体(microsph
ere)試料はユニオン・カーバイド(Union C
arbide)社ラインド・ディヴイジョン(Lind
e Division)から市販されている二種のゼオ
ライトをカオリン(ASP−600)及び接合材として
の珪酸ナトリウムと共に噴霧乾燥することにより製造で
きる。典型的な全体の固形分組成は、5%のカリウム形
のゼオライトし120%のナトリウム形のゼオライトY
120%の珪酸ナトリウム及び55の%カオリンである
。噴霧乾燥に続いて、例えばpH3゜0ないし3.2で
、硝酸アンモニウムの2モル溶液を用いて徹底的に触媒
試料をアンモニウムイオン交換し、適当に減少したアル
カリ金属含量を有する完成触媒が得られる。
実施例 2 本実施例は本発明の触媒i酸物の他の製造方法、及び軽
油の接触分解におけるその使用を説明する。
30%のカリウム形ゼオライトL (KL) 、20%
の珪酸ナトリウム(S + 027 N a 20−2
 )及び50%の含水(hydrous)高純度カオリ
ン クレーから成る微小球体が、ゼオライトL結晶、A
SPOカオリン及び珪酸ナトリウム溶液を含むスラリー
を噴霧乾燥することにより製造された。微小球体はカリ
ウム含量が0.95に!○となるまで2Mの硝酸アンモ
ニウム溶液でアンモニウム交換処理された。イオン交換
に続いて、乾燥したL含有微小球体を1ooo’Fで1
時間空気中で焼成した。蒸気で失活させて水熱的に安定
化したゼオライトY含有クラッキング触媒(以後触媒A
とする)に、全体の触媒重量を基準としてゼオライトし
含量が15%、3%及び0%となるように、種々の量の
微小球体りを追加して配合した。含水カオリンのスラリ
ーを噴霧乾燥して微小球体を生成し、次いで事実上米国
特許第4,593,902号16欄、6ないし15行に
記載されたように微小球体を焼成することによって製造
された活性調節成分とl=1に配合された同じ触媒Aか
ら成る対照試料も利用された。各実験試料は50重量%
の触媒Aを含み、残りはゼオライトし含有微小球体及び
活性調節微小球体から構成されていた。
触媒Aに類似した触媒は1986年、9月lO日付けの
ヨーロッパ特許EPA第0.194.t。
1号に記載されており、その開示を参照して参考とされ
t;い。
本実施例で使用された触媒Aの典型的な分析値及び物理
的性質は下記のようである: %Al、03     42.20 %5in2     54.90 %Na2O0,36 %TiO□       1.59 %Fe2O,1,42 %CaOO,02 %MgOC1,02 %に、o            O,03%ReOO
,00 物理的性質: ゼオライト指数(zeolite 1ndex)=35 単位細胞サイズ=24.65人 全表面積=385+*”7g N、多孔度(<100人)=O,15cc/i+N、多
孔度(<600人)=O,19cc/g合計N2多孔度
−0,33cc/g 上記の触媒は米国特許第4.493,902号第3欄、
3(1−50行に引用されたMAT試験法により評価さ
れた。MAT試験を行うに先だって、触媒A(単独)は
米国特許第4.493,902号第4欄、28−41行
に記載されたように蒸気により失活された。MAT試験
と同時に、M、W、ケロッグ(Kellog)社のW、
クロンクライト(Cronkright)により開発さ
れ、”W、A、クロンクライト及びM、W、パトラ−(
Butler)、ミクロ活性試験を使用するFCC供給
原料評価法(FCCFeedsLock Evalua
tions Using the Micro Act
ivity Te5t)″(1984)と題するM、W
、ケロッグ社の刊行物に記載されている試験方法によっ
て、MATシン(syn)*油のガソリン留分の相対リ
サーチ(research)オクタン価(RON)を測
定することにより、触媒を更に評価した。上記の試験方
法において、シン原油のガソリン留分り芳香族性及びオ
レフィン性(olef 1nicity)が互いに相関
して、リサーチオクタン価の計算値が得られる。
下記の実施例で使用されたクロンクライト法は、アンダ
ーソン(Anderson)、シャークレー(Shar
kley)8巻、83頁1982年に報告された初期の
方法の変更法であり、総ての該方法に関する開示全体を
参照して参考とされたい。
下記の表は触媒Aへのゼオライ)Lの添加の結果認めら
れた選択的効果を示している。
下記の表から明らかなように、ゼオライトLの濃度15
%において、ガソリンの収量減少は事実上コークス及び
ガスの収量の大きな増大を伴っていた。ゼオライト濃度
を3%に減らすことにより、ガソリンの損失は70%転
化で絶対値約2.3%と少なからず減少し、コークスの
生成は対照試料よりも別に悪くなかった。しかしゼオラ
イトし03%の添加濃度ではRONの相当な増大が観察
され、それはガソリンの収量の損失を最低として高いオ
クタン価を有するガソリンを生産する際の有用性を示す
ことに注目されたい。0.5%ゼオライトLを含む配合
物は生成物の選択性に関する効果が小さく、従って本発
明の新規方法又は組成物内に含めるには量的に少な過ぎ
る。しかし、ガソリンの収量及びRONについて観察さ
れた効果は供給原料tこ依存性であり、そしてこのよう
にゼオライトLの添加濃度が小さいものでも、別な供給
物については生成物の性質を改善することもあり得る可
能性がある。
Z 部 口 実施例 3 下記の実施例は本発明の新規触媒の更に別な製造技術並
びに増大したオクタン価を示すための触媒作用試験方法
を説明する。これらの実験においては、異なるクラッキ
ング触媒(触媒B)が使用された。本タラッキング触媒
は事実上米国特許第3.647,718号の教示による
焼成されたカオリンクレーの微小球体の混合物から製造
された希土類含有Yであり、上記特許の開示全体を参照
して参考とされたい。ゼオライトY含有触媒の分析値及
びその物理的性質は下記の表に記載された通りである: %A + 203        52゜50%S  
i O242゜40 %NazOO,46 %T i  O!           2−1 8%
FexOs          O,46%CaOO,
02 %MgO0,02 %に20           0.01%ReO1,
88 物理的性質: ゼオライト指数−16 単位細胞サイズ−24,74人 全表面積−265m2/g N2多孔度(<100人)= 0.15cc7gN2多
孔度(<600人)−0,20cc/g合計N2多孔度
−0,29cc/g ゼオライトし含有微小球体の試料はユニオン・カーバイ
ド社から購入したゼオライトLをカオリン(ASP−6
00)及び接合材としての珪酸ナトリウムと共に噴霧乾
燥することによって製造された。乾燥機供給物の組成は
30%のゼオライトL/20%の珪酸ナトリウム150
%の含水カオリンであった。30%のゼオライトLを含
む微小球体の試料は、市販の54%硝酸アンモニウム溶
液の水性l:l希釈物から成る溶液を用いて、約1%K
zOまでアンモニウム交換された。交換手順は触媒を水
性硝酸アンモニウム中に1:2の比で、pHを3.0−
3.2に調節しながら、撹拌しつつスラリー化し、次い
で約15分間180″Fに加熱することから成る。これ
に引き続き、試料を濾過し、触媒と少なくとも等量の水
で洗浄した。
般にこの方法による10回又はそれ以上の交換が、カリ
ウム含量(%K 20として)を少なくとも1.0の所
望の濃度まで減少させるために必要である。
ゼオライトLを含む微小球体は、焼成前に10%の水を
添加された、覆い付きのシリカ焼成トレーから成る″自
己蒸熱(self−steaming)”条件下で11
00″Fで3時間焼成される。この焼成段階に続いて、
試料を上記の手順に従って二回アンモニウム交換し、次
いで更に3時間1100″F′で焼成した。触媒B及び
L含有微小球体は、次いでゼオライトし含有微小球体と
5%添加濃度で、及びゼオライ)L含有微小球体と20
%0%添加濃配合される。
第2表における添加されたゼオライトLのバセントは、
噴霧乾燥の間微小球体内に混和された゛純粋′″なゼオ
ライトLの量を示すことに留意することか重要である。
引き続くイオン交換及び安定化工程の間に幾分結晶性が
失われる。従ってここに記されたゼオライトLの量は実
際に存在するゼオライトLの量よりもやや大きい可能性
があるが、なお一般に機能性添加配合量を代表するもの
である。
添加剤を含まない対照物と比較して得られた結果が、F
CCクラッキングに触媒を利用する場合を示す下記の表
に示されている。使用された試験条件も又下記の表に付
記されている。
プロパン 1−ブタン ブチレン類 n−ブタン トランス−ブテン−2 シス−ブテン−2 1,3−ブタジェン ic、ic、  オレフィン類 C2−マイナス PG ガソリン(421EP) LCO(602EP) 残油(602+) コークス 0.29 1.72 2.13 0.22 0.90 0.02 ■、09 8.85 57.05 19.42 10.84 2.75 0.29 1.73 2.14 0.22 0.90 0.64 0.02 0.81 1.09 8.88 57.26 19.25 10.75 2.76 0.35 1.92 2.36 0.26 0.99 0.70 0.02 1.17 9.90 56.14 19.32 10.67 2.79 0.35 1.92 2.36 0.26 0.99 0.70 0.02 0.81 1.17 9.90 56、+3 19.33 10.67 2.79 0.49 2.24 2.54 0.35 1.09 0.76 0.02 ■。27 11.28 56.45 17.87 10゜56 2.57 0.48 2.48 0.34 1.07 0.74 0.02 0.88 1.24 11.03 55.21 18.86 jl、14 2.51 反応器 T1下 再生器 T、F デルタ カーボン Ca−421′F  RON C,−421″F MON 14.64 0.18 89.2 78.4 14.24 0.19 89.2 78.4 15.65 0.16 90.3 78.8 上記の表から明らかなように、純粋なゼオライトし6重
量%に等しいゼオライトし含有微小球体の20%添加物
を利用する場合は、僅か2.05%のガソリンの収量減
で、得られるガソリンのリサーチ・オクタン価は+1.
1だけ増大し、モター・オクタン価は+0.4だけ増大
する。
ゼオライトLを1.5%だけ含む触媒配合物を使用する
時には、事実上標準量以上のオクタン価の増加は得られ
なかった。
実施例 4 本実施例は前記の実施例で利用されたように、6重量%
のしを使用する代わりに、1.2重量%のZSM−5を
利用した。ZSM−5はモービル・オイル(Mobil
 0il)社の製品である。試験条件は実施例3と同じ
であった。
得られた結果は下記の表に示されている。
第 触  媒 転化率 % 活性度 触媒B 69.64 2.29 H2S           O,22水素     
    0.04 メタン        0.52 エチレン       0.41 エタン         0.27 プロピレン      3.33 プロパン       0.35 1−ブタン      1.94 ブチレン類      2,56 0−ブタン      0.26 トランスー2−ブテン 1.12 シス−2−ブテン   0.80 1.3−ブタジェン   0.03 C3−ガス      11.85 ガソリン      55.44 LCOl 9.17 残油        11.20 コークス       2.35 乾性ガス       1.47 ON 0N 88.6 77.7 表 触媒B+ 1.2%ZSM* 69.75 2.31 0゜23 0.04 0.45 0.50 0.23 5.35 0.45 2.34 3.45 0.31 1.53 1.09 0.03 16.01 51.45 19.33 10.92 2.29 78.1 * 全体の触媒配合物を基準とした重量実施例3と実施
例4の比較 1.2%のZSM−5に対して5%のゼオライトLを使
用すると、下記の表から明らかなように、より少ない収
量減少で事実上オクタン価の増加がもたらされる。
添加ゼオライト 旦立凡  琶q旦  収象隊    %触媒B/L  
  +1.)、   +0.4  −2.05   +
5.Q*触媒B/ZSM  +1.5   +0.4 
 −3.99   +1.2(*示されたゼオライトL
濃度は安定化及び蒸熱処理以前のものであり:最適では
ないがもしれない)本発明の主なる特徴及び態様は以下
の通りである。
1、結晶性のアルミノ珪酸塩ゼオライト類及び、一方又
は両方のゼオライトと結合しているか又は分離した別個
の粒子として存在している無機性マトリックスとを軽油
と高温下で接触させる、ガソリンを得るだめの軽油の接
触分解方法において、ゼオライトLが全触媒lii成物
に対し0.1ないし60重量%の範囲の量で存在してい
る、ゼオライトLとゼオライトYとの混合物を利用する
改良方法。
2、接触分解が流動接触分解装置、又はTCC法装置中
で行われる上記lに記載の方法。
3、該ゼオライトYが水熱的に安定化されたゼオライト
Yである上記lに記載の方法。
4、該ゼオライトLが超安定しである上記lに記載の方
法。
5、多孔性の無機マ)・リックス及びゼオライトし及び
ゼオライトYの混合物を含んで成り、該ゼオライトLが
全触媒混合物に対し3−6Ii量%の範囲の量で存在し
ている触媒組成物。
6、該ゼオライトYがクレーから製造される上記5に記
載の触媒組成物。
7、該ゼオライトYが水熱的に安定化されたゼオライ)
Yである上記5に記載の触媒組成物。
8、該ゼオライ トLが超安定しである上記5に 記載の触媒組成物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、結晶性のアルミノ珪酸塩ゼオライト類及び、一方又
    は両方のゼオライトと結合しているか又は分離した別個
    の粒子として存在している無機性マトリックスとを軽油
    と高温下で接触させる、ガソリンを得るための軽油の接
    触分解方法において、ゼオライトLが全触媒組成物に対
    し0.1ないし60重量%の範囲の量で存在している、
    ゼオライトLとゼオライトYとの混合物を利用すること
    を特徴とする改良方法。 2、多孔性の無機マトリックス及びゼオライトL及びゼ
    オライトYの混合物を含んで成り、該ゼオライトLが全
    触媒混合物に対し3−6重量%の範囲の量で存在してい
    る触媒組成物。
JP17315589A 1988-07-07 1989-07-06 ゼオライトl及びゼオライトyの混合物を用いる炭化水素の接触分解 Pending JPH0273886A (ja)

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AU3704089A (en) 1990-01-11
EP0350331A1 (en) 1990-01-10

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