JPH0270773A - 無水物含有ポリマー、グリシジル成分および酸官能成分を含む多成分コーテイング組成物 - Google Patents

無水物含有ポリマー、グリシジル成分および酸官能成分を含む多成分コーテイング組成物

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JPH0270773A
JPH0270773A JP1165170A JP16517089A JPH0270773A JP H0270773 A JPH0270773 A JP H0270773A JP 1165170 A JP1165170 A JP 1165170A JP 16517089 A JP16517089 A JP 16517089A JP H0270773 A JPH0270773 A JP H0270773A
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acid
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weight
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anhydride
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JP1165170A
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Robert J Barsotti
ロバート・ジェイ・バーソッテイ
Lee R Harper
リー・リチャード・ハーパー
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EIDP Inc
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EI Du Pont de Nemours and Co
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、多成分コーティング組成物に関する。
〔従来の技術および課題〕
基Hの仕上げに利用し得る多くの種類の多成分コーティ
ング組成物が存在する。これらの組成物に関して典型的
には、成分は塗布の前に一緒に混合され、次いで得られ
た組成物は噴霧のような従来の技術によって塗布される
。この組成物は、周囲温度で硬化し、または高温で硬化
させることができる。これらの組成物は、元の装置、自
動車およびトラックの仕上、自動車およびトラックの再
仕上、橋およびビルディングのような構造物、塗装機器
、金属キャビネットの塗装等に用いられる。
そのような組成物の代表的なものが以下の特許に示され
ている。
1985年3月26日発行のGordonらの米国特許
4.507.411号は、官能化ポリマー成分およびグ
リシジル成分の2成分組成物を示しており、この組成物
は、アミン、アルコール、ケチミン、アセタルまたはオ
キサゾリジンの存在下で、周囲温度で硬化する。しかし
ながら、開示された組成物は、自動車およびトラックの
仕上材としては有用ではない。
欧州特許出願0.123,793号は、一つの成分がア
ミンで開裂する無水物環を有し、かつ第2の成分がグリ
シジル基を有する2成分組成物を示している。そのよう
な組成物から形成された仕上材は、高湿度条件にさらす
ことにより白くなりかつふくれを生じ、および塗布した
後数日以内に修繕した場合に再コートの浮きを生じるた
めに、自動車およびトラックには有用ではない。
1964年6月 9日にvyncoteらに付与された
米国特許3.138.738号、およびRohn & 
Haasに譲渡された英国特許994.881号は、ポ
リエポキシドおよび無水マレイン酸共重合体を含有する
コーティング組成物に関するものである。これらの特許
は、酸官能モノマー、オリゴマー またはポリマー化合
物の使用を開示も示唆もしていない。
1988年3月22日にBlackburnらに付与さ
れた米国特許4,732.791号は、ポリエポキシド
、モノマー無水物硬化剤および数平均分子量が低いヒド
ロキシル基を含む多官能物質を有するコーティング組成
物に関する。しかしながら、開示された組成物は、硬化
させるために加熱しなければならず、ポリマー無水物よ
りも七ツマー無水物を含有し、かつ酸官能モノマー、オ
リゴマーまたはポリマー化合物を含有しない。
長いポットライフを有し、周囲温度または高温で硬化し
て、かつ塗布した基材に対する優れた密着性、戸外耐候
性、耐湿性および色を有する自動車およびトラックの外
部仕上材または再仕上材として有用な高品質の仕上材を
提供するコーティング組成物が必要とされている。
〔発明の概要〕
反応性バインダー成分20〜80重量%および有機キャ
リア80〜20重童%を含み、該バインダーが、(a)
少なくとも2つの無水物基および約2.000〜50,
000の重量平均分子量を有する無水物アクリルポリマ
ー (b)少なくとも2つの反応性グリシジル基を有する成
分、および (C)ヒドロキシ官能価を有していてもいなくてもよい
酸官能モノマー、オリゴマー またはポリマー化合物、 を有するコーティング組成物であって、該組成物が該バ
インダーの重量を基準にして約0.1〜5重量%の触媒
を含有するコーティング組成物。
〔詳細な説明〕
この発明のコーティング組成物のフィルム形成バインダ
ーは、塗布の前に混合される成分を有する。この組成物
のフィルム形成バインダーの含有量は、通常バインダー
の溶媒である有機キャリアの約20〜80重量%である
この組成物は、着色された仕上膜の上に優れた透明コー
ティングを形成する。このコーティングは、着色された
仕上膜に対する良好な密着性、優れた耐湿性を有し、耐
候性および耐久性がある。
この組成物は、自動車およびトラックの外部の仕上およ
び再仕上に有用であり、顔料で着色して着色仕上膜を形
成することが可能である。また、こノ組成物は、フィラ
ーパネル、サイドパネル、フェンダ−拡張部、成型物お
よび他のトリム部材のような自動車およびトラックに使
用されるプラス。
チック基材に使用することもできる。
この組成物は、また、顔料で着色して着色仕上膜を形成
することが可能である。これらの着色組成物は、元の装
置の外部仕上、自動車およびトラックの再仕上コーティ
ング、タンク、橋、工場および石油精製所のような建築
物のメンテナンス・コーティングおよび器具、金属キャ
ビネット、棚の工業用コーティング等として有用である
このコーティング組成物は、好ましくは、高い固形分含
量を有し、かつバインダー約40〜80ffiffi%
および有機溶媒20〜60重量%を含有する。この組成
物のバインダーは、少なくとも2つの無水物基を有する
無水物アクリルポリマー約25〜90重量%、グリシジ
ル含有成分約5〜50重量%、およびヒドロキシル官能
価を有していてもいなくてもよい酸官能モノマー、オリ
ゴマー またはポリマー化合物5〜50重量%を含有す
る。
無水物アクリルポリマーは、ポリメチルメタクリレート
を標準として使用するゲル浸透クロマトグラフィーによ
って決定された約2.000〜50.000の重量平均
分子量を有しており、好ましくは、約3.000〜25
.000の重量平均分子量を有している。
無水物アクリルポリマーは、重合容器にモノマ、溶媒お
よび第3ブチルパーベンゾエートのような従来の触媒を
仕込み、約0.5〜6時間、約75〜200℃に加熱し
てポリマーを形成する従来の技術によって調製される。
無水物アクリルポリマーは、アルキルメタクリレートま
たはアルキルアクリレートのモノマーまたはそれらの混
合物(ここで、前記アルキル基は、1〜12個の炭素原
子を有する)と、エチレン性不飽和無水物(または重合
の間に酸無水物に変換されるエチレン性不飽和ジカルボ
ン酸)を重合することにより形成される。無水物アクリ
ルポリマーは、任意に、約0.1〜50重量%の量で、
スチレン、α−メチルスチレン、アクリロニトリル、メ
タクリロニトリルのような他の成分を含有することがで
きる。
無水物アクリルポリマーの形成に使用することができる
典型的なアルキルアクリレートおよびメタクリレートと
しては、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート
、プロピルメタクリレート、ブチルメタクリレート、ペ
ンチルメタクリレート、ヘキシルメタクリレート、オク
チルメタクリレート、デシルメタクリレート、ラウリル
メタクリレート、メチルアクリレート、エチルアクリレ
ート、プロピルアクリレート、ブチルアクリレート、オ
クチルアクリレート、ノニルアクリレート、デシルアク
リレート、ラウリルアクリレ−・ト等がある。
無水物アクリルポリマーの形成に使用することができる
他の成分は、アクリルアミド、メタクリルアミド、γ−
メタクリロイルプロピルトリメトキシシランのようなア
クリロアルコキシシランである。また、無水物アクリル
ポリマーは、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、
マレイン酸のようなエチレン性不飽和酸約0.1〜5重
量%を含有することができる。
典型的には、有用なエチレン性不飽和無水物としては、
無水イタコン酸、無水マレイン酸、イソブテニル無水コ
ハク酸等がある。上述のように、反応の間に酸無水物に
変わるエチレン性不飽和ジカルボン酸を使用することに
より、無水物アクリルポリマーに無水物官能価を付与す
ることが可能である。使用することができるエチレン性
不飽和ジカルボン酸は、イタコン酸、マレイン酸、イソ
ブテニルコハク酸等である。
好ましい無水物アクリルポリマーとしては、スチレン/
ブチルメタクリレート/ブチルアクリレ−ト/無水イタ
コン酸、メチルメタクリレート/ブチルアクリレート/
無水イタコン酸、ブチルアクリレート/スチレン/無水
マレイン酸/マレイン酸、メチルメタクリレート/ブチ
ルアクリレト/無水イタコン酸がある。
グリシジル成分は、少なくとも2つのグリシジル基を含
み、オリゴマーであってもポリマーであっても良い。典
型的なグリシジル成分としては、ソルビトールポリグリ
シジルエーテル、マンニトールポリグリシジルエーテル
、ペンタエリスリトールポリグリシジルエーテル、グリ
セロールポリグリシジルエーテル、エピクロロヒドリン
とビスフェノールへのエポキシ樹脂のような低分子量エ
ポキシ樹脂、酸のジーおよびポリグリシジルエステル、
NagaseからのrDenccol J EX301
のようなイソシアヌレートのポリグリシジルエーテルが
ある。C1ba−Gelgyからの Araldite
 XUGY−358(登録商標)のようなソルビトール
ポリグリシジルエテル、およびC1ba−Ge1gから
のAraldltc CY−184(登jj商標)のよ
うな酸のジーおよびポリグリシジルエステルは、それら
が高品質の仕上膜を形成する理由から好ましい。
グリシジルメタクリレート/ブチルメタクリレートのラ
ンダムおよびブロックポリマーのような、グリシジルメ
タクリレートまたはアクリレートを含有するアクリルポ
リマーを使用することができる。ブロックポリマーは、
アニオン重合または基転移重合(group tran
sl’er polyIllerizatio)によっ
て、TJ製することができる。
ヒドロキシル官能価を有していてもいなくともよい酸官
能モノマー、オリゴマー またはポリマ化合物をコーテ
ィング組成物に添加して、改良された色およびより長い
ポットライフを与える。
それは、無水物およびグリシジル成分の架橋に悪影響を
与えることなく行われる。これらのタイプの一官能性、
非ヒドロキシル成分は、硬化条件の下では揮発性でなけ
ればならない。
酸官能物質は、現実にポリマーであることができ、アル
キルメタクリレートまたはアルキルアクリレートのモノ
マーまたはそれらの混合物を重合させることによって形
成される。ここで、アルキル基は1〜12個の炭素原子
およびエチレン性不飽和酸を存する。酸官能ポリマーは
、スチレン、メチルスチレン、アクリロニトリル、メタ
クリロニトリルのような他の成分もまた、約0.1〜5
0重量%の量で、任意に含有することができる。
酸官能ポリマーの形成に使用することができる典型的な
アルキルアクリレートおよびメタクリレートとしては、
メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、プロピ
ルメタクリレート、ブチルメタクリレート、ペンチルメ
タクリレート、ヘキシルメタクリレート、オクチルメタ
クリレート、デシルメタクリレート、ラウリルメタクリ
レート、メチルアクリレート、エチルアクリレート、プ
ロピルアクリレート、ブチルアクリレート、オクチルア
クリレート、ノニルアクリレート、デシルアクリレート
、ラウリルアクリレート等がある。酸官能アクリルポリ
マーの形成に使用することができる他の成分は、アクリ
ルアミド、メタクリルアミド、γ−メタクリロイルプロ
ピルトリメトキシシランのようなアクリロルコキシシラ
ンである。
典型的に有用なエチレン性不飽和酸には、アクリル酸、
メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸等がある。
このポリマーは、ヒドロキシエチルアクリレト、ヒドロ
キシエチルメタクリレートおよびヒドロキシプロピルア
クリレートのようなモノマーを使用することによってヒ
ドロキシル価を有することもできる。ヒドロキシル価は
、酸と、5hel lChemical Compan
yからのCardura E (登録商標)(ヴアーサ
テイツクアシッド(vcrsaNc acid )のグ
リシジルエステル)およびプロピレンオキシドのような
化合物を含むエポキシとの後反応によって等大すること
ができる。
酸官能物質は、現実にモノマーであることができ、酸お
よびヒドロキシル価の両方を含むことが可能である。そ
のような化合物の例には、酢酸、グリコ一ル酸、乳酸お
よびクエン酸がある。
無水物アクリルポリマーの調製に使用され、およびコー
ティング組成物の希釈剤として使用される典型的な溶媒
には、トルエン、キシレン、酢酸ブチル、エチルベンゼ
ン、高沸点芳香族炭化水素、酢酸アミル、酢酸エチル、
酢酸プロピル、エチレンまたはプロピレングリコールモ
ノアルキルエーテルアセテートがある。
上に列記した溶媒に加えて、あるアルコール溶媒も有用
である。ある使用条件の下において、このアルコール溶
媒は、無水物部分を、この系において反応体として有用
な半エステルに変換する。
そのようなアルコールの例としては、プロパツール、イ
ソブタノール、メタノール、イソプロパツール、第3ブ
タノール、n−ブタノール、プロピレングリコールモノ
メチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテ
ル、および他のアルコール溶媒がある。
組成物の硬化を強めるために、コーティング組成物のバ
インダーの重量を基準にして、約0.1〜5重量%の触
媒が添加される。典型的な触媒には、トリエチレンジア
ミン、キヌクリジン、ジメチルエタノールアミン、ジエ
チルエタノールアミン、ジブチルエタノールアミン、ジ
エチルヘキサノールアミンのようなジアルキルアルカノ
ールアミン、リチウム第3ブトキシド、トリ(ジメチル
アミノメチル)フェノール、ビス(ジメチルアミノ)プ
ロパン−2−オール、N、N、N’ 、N’−テトラメ
チルエチレンジアミン、Nlメチルジェタノールアミン
、N、N−ジメチル−1,3−プロパンジアミンおよび
l−ジメチルアミノ−2−プロパツールまたは臭化第3
ブチルアンモニウム、ベンジルトリメチルアンモニウム
ホルメートのような第四アンモニウム塩がある。
この触媒は、コーティング組成物に添加される必要はな
い。品物をコートした後、この品物を触媒蒸気を含むチ
ャンバー内に通す。ジメチルエタノールアミンが、気化
することができ、かつ組成物の硬化に使用することがで
きる触媒である。また、硬化を達成するために、複式ス
プレーガン(dual 5pray gun)を使用し
てコーティング組成物と共に触媒を噴霧することができ
る。
一般に、この組成物は、吹付けおよび静電吹付けのよう
な従来の技術によって塗布される。得られたコーティン
グは、周囲温度で乾燥および硬化させることができ、ま
たは8口ないし200℃の高温で硬化させることができ
る。周囲温度においては、約180分以内にコーティン
グは指触乾燥の状態になり、約24時間以内にコーティ
ングは実質的に硬化する。約5〜7日で、コーティング
は完全に硬化する。コーティングを行って、約0.5〜
5ミル厚、好ましくは1〜2ミル厚の仕上膜を形成する
この仕上膜は、優れた光沢、基材に対する良好な密着性
、優れた耐候性、および高い固形分含有量を有する。
このコーティング組成物の透明仕上膜の耐候性を改良す
るために、バインダーの重量を基準にして、約0.1〜
5ffi量%の紫外線安定剤または紫外線安定剤の組み
合わせを添加することができる。
これらの安定剤は、紫外線吸収剤、スクリーナー(5c
reener) 、クエンチ+ −(quencher
)および特別なヒンダードアミン(hlndered 
amine)光吸収剤を含む。また、バインダーの重量
を基準にして、約011〜5重量%の酸化防止剤を添加
することができる。
有用である典型的な紫外線安定剤には以下に示すものが
ある。
ヒドロキシドデシクロベンゾフェノン、2.4−ジヒド
ロキシベンゾフェノン、スルホン酸基を含有するヒドロ
キシベンゾフェノン、2.4−ジヒドロキシ−3″、5
゛−ジ−t−ブチルベンゾフェノン、ジカルボン酸の2
.2−.4−−)リヒドロキシベンゾフェノンエステル
、2−ヒドロキシ−4−アクリロキシエトキシベンゾフ
ェノン、2.2−.4− )ジヒドロキシ−4′−アル
コキシベンゾフエノンの脂肪族モノエステル、2−ヒド
ロキシ−4−メトキシ−2′カルボキシベンゾフエノン
のようなベンゾフェノン類、 2−フェニル−4−(2″−4゛−ジヒドロキシベンゾ
イル)トリアゾール類、2−(2−ヒドロキシ−5″−
メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2−ヒド
ロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2−ヒド
ロキシ−5゛−オクチルフェニル)ナフトトリアゾール
等のヒドロキシフェニルトリアゾールのような置換ベン
ゾトリアゾール類などのトリアゾール類、 トリアジンの3,5−ジアルキル−4−ヒドロキシフェ
ニル誘導体、ジアルキル−4−ヒドロキシフェニルトリ
アジンの硫黄含有誘導体、ヒドロキシフェニル−1,3
,5−1−リアジンおよびそれらのスルホン酸試含有物
、アリール−1,3,5−トリアジン、オルソヒドロキ
シアリール−s−トリアジンのようなトリアジン類、 ジフェニルロールプロパンのジベンゾエート、ジフェニ
ロールプロパンのt−ブチルベンゾエート、ノニルフェ
ニルベンゾエート、オクチルフェニルベンゾエート、レ
ゾルシノールジベンゾエートのようなベンゾエート類。
使用可能である他の紫外線安定剤には、低級アルキルチ
オメチレン含有フェノール類、1.3−ビス(2′ヒド
ロキシベンゾイル)ベンゼンのような置換ベンゼン、3
.5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルプロピ
オン酸の金属誘導体、非対称シュウ酸ジアリールアミド
、アルキルヒドロキシフェニルチオアルカン酸エステル
、ジーおよびトリーペンタエリスリトールのジアルキル
ヒドロキシフェニルアルカン酸エステル、フェニル−お
よびナフタレン−置換シュウ酸ジアミド、メチル−β−
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロピオネート、α、α −ビス(2−ヒドロキシフェ
ニル)ジイソプロピルベンゼン、3.5−−ジブロモ−
2−一ヒドロキシアセトフェノン、芳香族性ヒドロキシ
ル基に対してオルト位に少なくとも1つの非置換部位が
存在する4、4−ビス(4′−ヒドロキシフェニル)ペ
ンタン酸のエステル誘導体、ビス(ジフェニルホスフィ
ノチオイル)モノスルフィドおよびビス(ジフェニルホ
スフィノチオイル)ジスルフィドのような有機リン硫化
物、4−ベンゾイル−6−(ジアルキルヒドロキシベン
ジル)レゾルシノール、ビス(3−ヒドロキシ−4−ベ
ンゾイルフェノキシ)ジフェニルシラン、ビス(3−ヒ
ドロキシ−4−ベンゾイルフェノキシ)ジアルキルシラ
ン、■、8−ナフタルイミド、α−シアノ −β、β−
ジフェニルアクリル酸誘導体、ビス(2−ベンゾキサゾ
リル)アルカン、ビス(2−ナフトキサゾリル)アルカ
ン、アリールおよび複素環置換基を有するメチレンマロ
ニトリル、アルキレンビス(ジチオ)カルバメート、4
−ベンゾイル−3−ヒドロキシフェノキシエチルアクリ
レート、4−ベンゾイル−3−ヒドロキシフェノキシエ
チルメタクリレート、アリールまたはアルキル置換アク
リロニトリル、3−メチル−5−イソプロピルフェニル
−6−ヒドロキシクマロン、8−アセチル−3−ドデシ
ル−7,7,9,9−テトラメチル−1,3,8−)リ
アザスピロ(4,5) デカノール−2,4−ジオンが
含まれる。
使用可能である特に有用な紫外線安定剤は、1977年
12月 6日に付与されたムラヤマらの米国特許4.0
81.816号、カラム2第65行目ないしカラム4第
2行目に開示されているようなピペリジル誘導体のヒン
ダードアミン類、および[l−フェニル−3−メチル−
4−デカノイルピラゾレート(5) ] −Nl 。
ビス[フエニルジチオカルバメート] −Nl(n )
、および上記特許、カラム8第44行目ないし第55行
目に列記されているようなニッケル化合物である。
紫外線安定剤 2−[2−−ヒドロキシ−3−,5−−
1(1−1−ジメチル−プロピル)フェニル] −ベン
ゾトリゾールおよびビス−[4−(1,2,2,6,8
−ペンタメチルピペリジル)]]2−ブチルー2− [
(3,5−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)メチ
ルコプロパンジオエートの混合物を使用することができ
る。この安定剤は、どのような割合においても使用する
ことができるが、プロパンジオエートに対するベンゾト
リアゾールの割合が1:1であることが好ましい。
他の有用な紫外線安定剤の混合物は、2−(ベンゾトリ
アゾール−2−VL ) −4,8−ビス(メチルエチ
ル−1−フェニルエチル)フェノール、および2−(3
−ヒドロキシ−3,5−−ジ−t−アミルフェニル)ベ
ンゾトリアゾールの混合物である。
一般に、この発明のコーティング組成物が透明コーティ
ングとして使用される場合には、自動車またはトラック
のカラーコートまたはベースコートに、従来の吹付は技
術によって塗布され、好ましくは、静電吹付けが用いら
れる。コーティングは、約60ないし 140℃で約I
Oないし40分ベークする。自動車またはトラックの再
仕上においては、透明コーティングをカラーコートに塗
布し、次いで周囲温度で乾燥し、またはベークして透明
仕上膜を形成させることができる。得られた透明コート
または仕上膜は、約1〜5ミル厚、好ましくは1〜2ミ
ル厚であり、優れた光沢、カラーコートに対する良好な
密着性および優れた耐候性を有する。
この組成物は、顔料で着色して着色仕上膜またはブライ
マーを形成することができる。顔料、分散剤および溶媒
を含有する練り顔料がまず調製される従来の技術を用い
て、バインダーの重量を基準にして、従来の顔料約0.
1〜200重量%を添加することができる。次いで、こ
の練り顔料を組成物と混合して着色組成物を形成する。
この組成物は、上述のように塗布および硬化させること
ができる。
以下の実施例はこの発明を説明するものである。
他に指示がなければ、すべての部およびパーセンテージ
は重量に基づくものである。分子量は、ポリメチルメタ
クリレートを標準として使用するゲル浸透クロマトグラ
フィーによって決定される。
実施例1 無水アクリルポリマー 温度計、スターシー、滴下漏斗、窒素導入管、並びに凝
縮器を備えた反応器内に以下の成分を導入した。
第1成分              重量部キシレン
           182.4ブチルアセテート 
       20.2第2成分 メチルメタクリレートモノマ−96,0ブチルアクリレ
ートモノマー  293.4キシレン        
    10.0第3成分 イタコン酸          167.2キシレン 
           59.8第4成分 子−ブチルペルアセテート    26.7ブチルアセ
テート        10.6キシレン      
       6.7計              
       973.0第1成分を反応器に導入し、
窒素ブランケットで覆い、その還流温度(約135℃)
に加熱した。
その後、第2成分を180分間にわたり滴下した。
第3成分を第2および第4成分と同時に180分間にわ
たり加えた。この場合、5分ごとに固体イタコン酸を増
加し、次いでキシレンの洗液を加えた。第4成分を予備
混合し、第2および第3成分と同時に200分間にわた
り滴下した。得られた組成物を、100ガロンバツチサ
イズ当たり22ボンドの水が除去されるまで還流した。
得られたポリマー組成物は、64ないし66重量%の固
形分及びX−22のガードナーホルト(Gardner
−11o1dt )粘度を有していた。ポリマーは、3
500の重量平均分子量を有していた。
酸ポリマー 温度計、スターシー、滴下漏斗、窒素導入管、並びに凝
縮器を供えた反応器内に以下の成分を導入した。
第1成分              重量部プロピレ
ングリコールモノメチル エーテルアセテート (2Mアセテート>        168.4ブチル
アセテ−)         46.3キシレン   
        130゜5第2成分 ブチルアクリレート      254.8メタクリル
酸         171.2第3成分 第3ブチルペルアセテート    25.5キシレン 
           21.0第4成分 2Mアセテート         72.7計    
                 890. 4第1
成分を反応器に導入し、窒素ブランケットで覆い、その
還流温度(約135〜140℃)に加熱した。第2成分
を予備混合し、180分間にわたって滴下して反応器に
添加した。第3成分を予備混合し、第2成分と同時に開
始して、200分間にわたって滴下して反応器に添加し
た。添加を完了した後、反応器内の還流を60分間維持
した。その後、第4成分を10分間にわたって反応器に
添加し、組成物を冷却した。
得られた酸ポリマー組成物は、50〜52重量%の固形
分およびYないしZ−4のガードナー−ホルト粘度を有
していた。このポリマーは、5000の重量平均分子量
を有していた。
下記成分を完全に混合し、コーティング組成物を調製し
た。
第1成分              重量部無水物ア
クリルポリマ (上で調製したもの)       192.9酸ポリ
マー(上で調製したもの)53.4ブチルアセテート 
       70.0P Niアセテート     
   164.4キシレン            1
9.0Tlnuvln 1130 (Ciba−GelryU Vスクリーナー)   6
、ITlnuvln 292  (Clba−Ge1g
yヒンダードアミン光安定剤)4.1 Araldlte CY 184 (CI ba−Ge I gyエポキシ樹脂>    
 52.5ジメチルエタノールアミンの 15.5%プロパツール溶液    41.6計   
                   604. 0
得られたコーティング組成物の粘度を、ブチルアセテー
トを添加することにより、Nα2ザーンカツプ(Zah
n Cup)を使用するApJ定で35秒のスプレー粘
度に減少した。
このコーティング組成物を、水系ベースコートでコート
した下塗り金属パネル上に噴霧し、180〜200°F
で硬化させ、優れた色、耐久性、耐湿性および膜特性を
有するクリアーコートを得た。また、このコーティング
組成物を、溶媒系メラミン硬化ベースコート上に噴霧し
、240〜295’Fで硬化させた。得られたコーティ
ングは、優れた色、耐久性、耐湿性および他の膜特性を
表わした。
実施例2−無水物アクリルポリマー“へ〇スチレン/ブ
チルメタクリレート/ブチルアクリレート/イタコン酸
(無水物)共重合体を以下のようにして調製した。
キシレン09B、7部およびブチルアセテート 586
1部を反応器に仕込み、窒素の存在下で還流温度まで加
熱した。この反応器には、蒸留物の除去または還流を、
必要に応じて、容易にするために、種々のティクオフ蒸
留ヘッド(takeof’f dlstlllatlo
n head )が設けられている。
次いで、以下に示す成分の混合物を、還流を維持しなが
ら3時間にわたって、均一な線形速度で添加した。
スチレンモノマー        276.1部ブチル
メタクリレートモノマー  844.0部キシレン  
          28.8部間時に、以下の固形モ
ノマーを、5分毎に均一なショットで添加した。
イタコン酸          481.0部また同時
に、しかし 200分にわたることはなく、以下に示す
開始剤溶液を均一な線形速度で添加した。
第3ブチルペルオキシアセテート76.8部P Mアセ
テート30.5部 キシレン            19.3部計   
                   1758.5
部重合の間、重合したイタコン酸の脱水によって水が形
成され、そのようにして無水物が形成される。この水は
、水分離器蒸留装置(water 5eparator
 dlstlllatlon apparatus)に
よって蒸留物から合計で63.3部の水が分離されるま
で、連続的に除去される。
このポリマー溶液は、Z1+1/2のガードナー・ホル
ツ粘度および69,7%のAFJ定固形分を有していた
。無水物含量は0.91 Meq/gおよび酸含量は0
.19 Meq/gであると測定された。ゲル浸透クロ
マトグラフィーによって、分子量は、Mn−2074お
よびM w −5093であると測定された。
酸ポリマー′Bm ブチルアクリレート/メタクリル酸共重合体を以下のよ
うにして調製した。
以下に示す成分を反応器に仕込んだ PMアセテート        1804.0部ブチル
アセテ−)         441.0部キシレン 
          L243.0部この混合物を、窒
素の存在下で、攪拌しながら加熱して還流した。その後
、下記混合物を還流を維持しながら3時間にわたって均
一な線形速度で添加した。
ブチルアクリレートモノマー  2427.0部メタク
リル酸モノマー     1830.0部第3ブチルペ
ルオキシアセテート224.0部次いで、下記混合物を
、還流温度を維持しながら10分間にわたって添加した
キシレン            200.0部第3ブ
チルペルオキシアセテート 19.0部この反応混合物
を還流温度で1時間維持し、その後、下記化合物で希釈
した。
PMアセテート         692.0部計  
                   8480.0
部このポリマーは、Z1+1/2のガードナー・ホルツ
粘度および52.3%の測定固形分を有していた。酸含
量は2.28 Meq/gであると測定され、ゲル浸透
クロマトグラフィーによる分子量はMn−2702、M
w−8108であった。
クリアーコート配合 第1成分 無水物アクリルポリマー11 A II(上述のもの)
        211.4部酸ポリマー“B” (上述のもの)          83.2部Tln
uvin 1130        10.3部T1n
uvln 292の 10%キシレン溶液       20.6部Re51
flov S (Bstron CheslcalCo
ipanyの流れ添加剤)     1.8部P Mア
セテート エチルアセテート 第2成分 Araldite CY1g4 Araldlte XUGY−358 (Cibal−Gelgy エポキシ樹脂)第3成分 N−ブチルアルコール DABCO(Alr Products Corpのl
・リエチレンジアミン)の lO%PMアセテート溶液 ジメチルエタノールアミンの 109≦PMアセテート溶液 第4成分 PMアセテート エチルアセテート 計 10.8部 12.7部 56.3部 79.7部 19.5部 27.6部 55.2部 92.6部 3.3部 685.0部 この溶液を順に混合し、混合した後噴霧した。
評価のために、適切に下塗りしたパネル上の水系ベース
コートの上に噴霧した。コーティング溶液は、以下の特
性を有していた。
#2ザーン粘度   52秒 ガロン重量      8. 65 1b/gal固形
分       49.23% V、 O,C,4,39lb/gal コートされたパネルを周囲温度(70〜75’F)で硬
化させて、光沢があり、硬く、かつ魅力的に仕上がった
外観を得た。
実施例3 以下の成分を共に完全に混合することによってコーティ
ング組成物を調製した。
無水物アクリルポリマー組成物 (実施例1で調製したもの)    22.4部ブチル
アセテート         3.0部Araldlt
e CY 1g4          5.4部グリコ
ール酸の 20%プロパツール溶液       2.9部ジメチ
ルエタノールアミンの 15%プロパツール溶液       4.3部計  
                     38.0
部得られたコーティング組成物は、ブチルアセテートを
添加することによって、その粘度をNo、 2ザーンカ
ツプを用いて測定した35秒のスプレー粘度に減少した
このコーティング組成物を水系ベースコートでコートし
た下塗り金属パネルに噴霧し、J80〜200°Fで硬
化させて、優れた色、耐久性、耐湿性および膜特性を有
するクリアーコートを得た。また、このコーティング組
成物を有機系メラミン硬化ベースコート上に噴霧し、2
40〜295°Fで硬化させた。得られたコーティング
は、優れた色、耐風性、耐湿性および他の膜特性を表わ
した。
無水物アクリルポリマー (実施例1で調製したもの)     305.39T
lnuvln 1130           12.
59Reslf’lov S            
  2.13P Mアセテート           
23.69第2成分 Araldlte CY 184          
 B5.09Araldite XUGY−35885
,09第3成分 グリコール酸の 25%エタノール溶液         61.89T
lnuv1n 292            12.
80DAr3COの25%エタノール溶液    45
.35PN1アセテート           50.
00計                      
   644.02実施例4 以下の成分を完全に混合することによってコーイング組
成物を調製した。
混合しながら順に添加した。それぞれの成分は、添加の
前に予備混合した。
得られたコーティング組成物を水系カラーコート(ベー
スコート)でコートした下塗りパネル上に噴霧した。
このクリアーコートは、次の液体特性を有していた。
ザーン#2粘度 −67秒 ガロン重量   −8,77 固形分含量   −57,95% V、 O,V、    −3,82lb/galこのパ
ネルは室温で硬化することができ、光沢があり、硬くか
つ魅力的な仕上りを有するコーティングが得られた。硬
化の3週間後、このパネルの湿度および塩水噴霧に対す
る試験を行った。両方の試験において、このパネルは、
可能な完全スコアー10の中の8以上であると評価され
た(6をこえるものは商業的に受は入れられるものと考
えられている)。
出願人代理人 弁理士 鈴江武彦

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)反応性バインダー成分20〜80重量%および有
    機液状キャリア80〜20重量%を含み、該バインダー
    は、実質的に、 (a)バインダーの約25〜90重量 %の、少なくとも2つの反応性無水物基を有し、かつエ
    チレン性不飽和無水物の重合されたモノマーと、アルキ
    ルメタクリレート、アルキルアクリレートおよびそれら
    の混合物からなる群の中から選ばれた重合されたモノマ
    ーとからなる無水物アクリルポリマーであって、該アル
    キル基は1〜8個の炭素原子を有し、該ポリマーは約2
    ,000〜50,000の重量平均分子量を有するもの
    、(b)バインダーの約5〜50重量% の、少なくとも2つの反応性グリシジル基を有するグリ
    シジル成分、および (c)バインダーの約5〜50重量% の、ヒドロキシ官能価を有していてもいなくてもよい酸
    官能モノマー、オリゴマーまたはポリマー化合物、 からなるコーティング組成物であって、該組成物は、該
    バインダー重量の約0.1〜5重量%の触媒を含有する
    、コーティング組成物。
  2. (2)グリシジル成分が、低分子量ポリオールのポリグ
    リシジルエーテル、低分子量エポキシ樹脂、ポリ酸のポ
    リグリシジルエステル、イソシアヌレートのポリグリシ
    ジルエーテル、グリシジルメタクリレートもしくはグリ
    シジルアクリレート含有アクリルポリマーまたはこれら
    いずれかの相溶性混合物から選ばれる請求項1記載のコ
    ーティング組成物。
  3. (3)無水物アクリルポリマーが、スチレン、アクリロ
    ニトリル、メタクリロニトリルおよびこれらのいずれか
    の混合物からなる群の中から選ばれたモノマーを約0.
    1〜50重量%含有する請求項1記載のコーティング組
    成物。
  4. (4)酸官能成分が、アルキルメタクリレートまたはア
    ルキルアクリレートまたはヒドロキシアルキルアクリレ
    ートまたはヒドロキシアルキルメタクリレートのモノマ
    ーまたはそれらの混合物を重合することによって形成さ
    れたポリマーであって、アルキル基が1〜12個の炭素
    原子およびエチレン性不飽和酸を有する請求項1記載の
    コーティング組成物。
  5. (5)酸官能成分がブチルアクリレートおよびメタクリ
    ル酸のポリマーである請求項4記載のコーティング組成
    物。
  6. (6)酸官能成分がヒドロキシル官能価を持たない一官
    能カルボン酸であり、かつ硬化条件の下で揮発性である
    請求項1記載のコーティング組成物。
  7. (7)酸官能成分が酸およびヒドロキシル官能価を有す
    る請求項1記載のコーティング組成物。
  8. (8)酸官能成分がグリコール酸である請求項7記載の
    コーティング組成物。
  9. (9)酸官能成分がブチルメタクリレート、ブチルアク
    リレート、ヒドロキシエチルアクリレートおよびメタク
    リル酸のポリマーである請求項4記載のコーティング組
    成物。
  10. (10)無水物アクリルポリマーが、0ないし70℃の
    ガラス転移温度、および約3,000〜25,000の
    重量平均分子量を有する請求項1記載のコーティング組
    成物。
  11. (11)無水物アクリルポリマーが、該アクリルポリマ
    ーの重量を基準として、メチルメタクリレート、スチレ
    ンまたはメチルメタクリレートとスチレンとの混合物2
    0〜40重量%、アルキル基中に2〜4個の炭素原子を
    有するアルキルメタクリレートもしくはアルキルアクリ
    レート35〜55重量%、および重合性エチレン性不飽
    和無水物5〜55重量%から実質的になる請求項10記
    載のコーティング組成物。
  12. (12)グリシジル成分が、ポリオールのポリグリシジ
    ルエーテルまたは酸のジもしくはポリグリシジルエステ
    ルを包含する請求項11記載のコーティング組成物。
  13. (13)無水物アクリルポリマーが、メチルメタクリレ
    ート、ブチルアクリレート、およびイタコン酸無水物の
    重合されたモノマーからなる請求項12記載のコーティ
    ング組成物。
  14. (14)無水物アクリルポリマーが、メチルメタクリレ
    ート、スチレン、ブチルアクリレートおよびイタコン酸
    無水物の重合されたモノマーから実質的になり、 グリシジル成分が、ソルビトールポリグ リシジルエーテルまたは酸のジもしくはポリグリシジル
    エステルあるいはその混合物から実質的になり、 触媒が、トリエチレンジアミン、ジメチ ルエタノールアミンまたはその混合物である請求項11
    記載のコーティング組成物。
  15. (15)無水物アクリルポリマーが、ブチルアクリレー
    ト、スチレン、マレイン酸無水物およびマレイン酸の重
    合されたモノマーから実質的になり、グリシジル成分が
    、ソルビトールポリグ リシジルエーテルまたは酸のジもしくはポリグリシジル
    エステルあるいはそれらの混合物から実質的になり、 触媒が、トリエチレンジアミン、ジメチ ルエタノールアミンまたはそれらの混合物である請求項
    11記載のコーティング組成物。
  16. (16)バインダー重量の約0.1〜200重量%の顔
    料を含有する請求項1記載のコーティング組成物。
  17. (17)無水物アクリルポリマーが、アルキル基中に9
    〜12個の炭素原子を有するアルキルアクリレート、ア
    ルキルメタクリレートもしくはその混合物から選ばれた
    重合されたモノマーを約40重量%まで含有する請求項
    1記載のコーティング組成物。
  18. (18)水系(waterborne)ベースコートの
    層および請求項1の組成物のクリアコートで塗布された
    基材であって、該ベースコートおよびクリアコートは、
    常温または高められた温度で硬化されている基材。
  19. (19)溶媒系(solventborne)メラミン
    架橋ベースコートの層および請求項1の組成物のクリア
    コートで塗布された基材であって、該ベースコートおよ
    びクリアコートは、高められた温度で硬化されている基
    材。
  20. (20)溶媒系(solventborne)ラッカー
    ベースコートの層および請求項1の組成物のクリアコー
    トで塗布された基材であって、該ベースコートおよびク
    リアコートは、常温で硬化されている基材。
JP1165170A 1988-06-27 1989-06-27 無水物含有ポリマー、グリシジル成分および酸官能成分を含む多成分コーテイング組成物 Pending JPH0270773A (ja)

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