JPH02676Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH02676Y2 JPH02676Y2 JP16536883U JP16536883U JPH02676Y2 JP H02676 Y2 JPH02676 Y2 JP H02676Y2 JP 16536883 U JP16536883 U JP 16536883U JP 16536883 U JP16536883 U JP 16536883U JP H02676 Y2 JPH02676 Y2 JP H02676Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- hole
- core
- tubular container
- sample
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 14
- 210000002700 urine Anatomy 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 1
- 239000013060 biological fluid Substances 0.000 description 1
- 239000008280 blood Substances 0.000 description 1
- 210000004369 blood Anatomy 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 1
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
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- -1 urine Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は試料の縮分採取や縮分蓄留による全体
量の測定が容易な試料採取装置に関するものであ
る。
量の測定が容易な試料採取装置に関するものであ
る。
従来試料を経時的に採取する場合には蓄留容器
からその都度別の容器で採取したり、或いは全体
量を測定する場合には大きな蓄留容器やバツグが
必要であり、移し換えの手間がかかつたり、容器
の収納、保管にも不便であつた。
からその都度別の容器で採取したり、或いは全体
量を測定する場合には大きな蓄留容器やバツグが
必要であり、移し換えの手間がかかつたり、容器
の収納、保管にも不便であつた。
本考案は特に経時的に量の変化する試料を、任
意の時点で一定量サンプリングしたり、又は経時
的に全体量を測定するために、上述の欠点を解消
したものである。
意の時点で一定量サンプリングしたり、又は経時
的に全体量を測定するために、上述の欠点を解消
したものである。
最近この様な目的を達成するものとして、特開
昭57−82744号公報にて尿量測定器が考え出され
ている。この尿量測定器は、試料の縮分採取や縮
分蓄留による全体量の測定には、原理的にきわめ
て優れたものである。この尿量測定器の器底部の
連通部及び排出口に、特定の構造の通路切替えコ
ツクを設けることにより、更に取扱いの容易な優
れた測定器となることに着目して、本考案者は昭
和57年実用新案登録願第129834号による試料採取
装置を考案している。
昭57−82744号公報にて尿量測定器が考え出され
ている。この尿量測定器は、試料の縮分採取や縮
分蓄留による全体量の測定には、原理的にきわめ
て優れたものである。この尿量測定器の器底部の
連通部及び排出口に、特定の構造の通路切替えコ
ツクを設けることにより、更に取扱いの容易な優
れた測定器となることに着目して、本考案者は昭
和57年実用新案登録願第129834号による試料採取
装置を考案している。
本考案は、これらの原理、機能および基本構造
は同様であるが、通路切替機構を、前述の考案に
おける円方向の動作とは異なる、直線方向の動作
によるプランジヤー式にすることによつて、取扱
いが容易で操作性の一層優れた試料採取装置を提
供するものである。
は同様であるが、通路切替機構を、前述の考案に
おける円方向の動作とは異なる、直線方向の動作
によるプランジヤー式にすることによつて、取扱
いが容易で操作性の一層優れた試料採取装置を提
供するものである。
以下図面により本考案を詳細に説明する。
第1図は、本考案の試料採取装置の全体を示す
断面図である。
断面図である。
試料を採液する管状容器1とその試料を縮分採
取する細管状容器2の二室よりなる容器であつ
て、細管状容器2は底部に排出口4を有し、また
管状容器1は細管状容器の排出口4の近傍の底部
に排出口3を有している。細管状容器2は、第1
図に示す如く管状容器1の内部に位置して二重容
器を形成していてもよく、又管状容器1の外部に
位置していてもよいが、外部に位置する場合には
管状容器1と一体化しているのが好ましい。外部
に位置している場合には、蓄留された試料量の確
認や不要な試料を管状容器1から廃棄する場合に
操作が簡単になり好ましい場合がある。
取する細管状容器2の二室よりなる容器であつ
て、細管状容器2は底部に排出口4を有し、また
管状容器1は細管状容器の排出口4の近傍の底部
に排出口3を有している。細管状容器2は、第1
図に示す如く管状容器1の内部に位置して二重容
器を形成していてもよく、又管状容器1の外部に
位置していてもよいが、外部に位置する場合には
管状容器1と一体化しているのが好ましい。外部
に位置している場合には、蓄留された試料量の確
認や不要な試料を管状容器1から廃棄する場合に
操作が簡単になり好ましい場合がある。
管状容器1と細管状容器2の同一高さにおける
各々の断面積の比を一定にしておけば、試料の正
確な縮分が可能になり、細管状容器2内の試料量
より逆算して全体量を簡単に知ることができる。
管状容器1及び細管状容器2の断面積比を一定に
するためには、各々中空円筒状の形状が簡単であ
るが、これに限るものではなく、各々の断面が正
方形、長方形、楕円状であつてもよく、又上部と
下部の断面積が同一であつても或いは上部の断面
積が下部の断面積に比し大きなつていても差支え
ない。
各々の断面積の比を一定にしておけば、試料の正
確な縮分が可能になり、細管状容器2内の試料量
より逆算して全体量を簡単に知ることができる。
管状容器1及び細管状容器2の断面積比を一定に
するためには、各々中空円筒状の形状が簡単であ
るが、これに限るものではなく、各々の断面が正
方形、長方形、楕円状であつてもよく、又上部と
下部の断面積が同一であつても或いは上部の断面
積が下部の断面積に比し大きなつていても差支え
ない。
又これらの各々の容器は試料の状態、量を簡単
に目視出来るように、透明材料、例えば各種の透
明可塑性樹脂から成形されているのがよい。
に目視出来るように、透明材料、例えば各種の透
明可塑性樹脂から成形されているのがよい。
管状容器の排出口3と細管状容器の排出口4の
間にはプランジヤー式の通路切換機構5が設けら
れており、又下部には必要により蓄留槽6が付属
していてもよい。蓄留槽6を付属させる場合は、
管状容器1及び細管状容器2と一体であつても、
ねじ込み又ははめ込み等による嵌合式であつても
よく、更には蓄留液を排出させる排出口なり、キ
ヤツプが設けられていてもよい。
間にはプランジヤー式の通路切換機構5が設けら
れており、又下部には必要により蓄留槽6が付属
していてもよい。蓄留槽6を付属させる場合は、
管状容器1及び細管状容器2と一体であつても、
ねじ込み又ははめ込み等による嵌合式であつても
よく、更には蓄留液を排出させる排出口なり、キ
ヤツプが設けられていてもよい。
通路切換機構5は第2図にも示したように、ボ
デイー7と中子8から構成されており、ボデイー
7は管状容器の排出口3と細管状容器の排出口4
に相応した位置に第1の孔部9と第2の孔部10
があり、更に第2の孔部10の対向側に第3の孔
部11を有している。又中子8はボデイー7の中
で前進・後退可能に設けられ、ボデイーの第1の
孔部9と第2の孔部10を連通するための中子8
の長手方向に伸びた連通通路12を有すると共
に、その位置から中子8をボデイー7の奥側へ前
進させたときに第2の孔部10と連通する部位
に、第2の孔部10と第3の孔部11とを連通す
るための中子8を径方向に横切る貫通孔13が設
けられている。このとき、第1の孔部9は中子8
の側部によつて閉塞されている。中子には必要に
応じ中子をボデイー中で直線的に作動させるため
の把手14が具備されている。把手14の作動
は、前進・後退共手動で行つても良く、また把え
ている指等を離せば自動的に後退する方式や、前
進後自己保持され再び把手14部を押してやれば
自己復帰して後退する方式等、あらゆる考えられ
る方式を採用しても差支えない。
デイー7と中子8から構成されており、ボデイー
7は管状容器の排出口3と細管状容器の排出口4
に相応した位置に第1の孔部9と第2の孔部10
があり、更に第2の孔部10の対向側に第3の孔
部11を有している。又中子8はボデイー7の中
で前進・後退可能に設けられ、ボデイーの第1の
孔部9と第2の孔部10を連通するための中子8
の長手方向に伸びた連通通路12を有すると共
に、その位置から中子8をボデイー7の奥側へ前
進させたときに第2の孔部10と連通する部位
に、第2の孔部10と第3の孔部11とを連通す
るための中子8を径方向に横切る貫通孔13が設
けられている。このとき、第1の孔部9は中子8
の側部によつて閉塞されている。中子には必要に
応じ中子をボデイー中で直線的に作動させるため
の把手14が具備されている。把手14の作動
は、前進・後退共手動で行つても良く、また把え
ている指等を離せば自動的に後退する方式や、前
進後自己保持され再び把手14部を押してやれば
自己復帰して後退する方式等、あらゆる考えられ
る方式を採用しても差支えない。
第2図aは通路切換機構5の中子8を操作し
て、管状容器の排出口3と細管状容器の排出口4
を切換機構5のボデイーの第1の孔部9、中子の
連通通路12及びボデイーの第2の孔部10を介
して連通した状態を示している。この状態では管
状容器に注入した試料は管状容器と細管状容器に
蓄留し、両容器のレベルは同一であり、大量の試
料が細管状容器に縮分されている。
て、管状容器の排出口3と細管状容器の排出口4
を切換機構5のボデイーの第1の孔部9、中子の
連通通路12及びボデイーの第2の孔部10を介
して連通した状態を示している。この状態では管
状容器に注入した試料は管状容器と細管状容器に
蓄留し、両容器のレベルは同一であり、大量の試
料が細管状容器に縮分されている。
細管状容器に目盛りをつけておけば、この数値
は断面積による一定の定率をかけて逆算し、試料
の全体量を簡単に求めることができる。
は断面積による一定の定率をかけて逆算し、試料
の全体量を簡単に求めることができる。
第2図bは中子を前進させ、管状容器の排出口
3と細管状容器の排出口4の間が遮断され、細管
状容器の排出口4はボデイーの第2の孔部10、
中子の貫通孔13及びボデイーの第3の孔部11
を介して、外部又は蓄留槽6に開放された状態を
示している。この状態では細管状容器に縮分され
た試料が下部に流出し、これを採取すれば試料を
縮分された状態で容易に採取出来、各種の分析、
定量に用いることができる。
3と細管状容器の排出口4の間が遮断され、細管
状容器の排出口4はボデイーの第2の孔部10、
中子の貫通孔13及びボデイーの第3の孔部11
を介して、外部又は蓄留槽6に開放された状態を
示している。この状態では細管状容器に縮分され
た試料が下部に流出し、これを採取すれば試料を
縮分された状態で容易に採取出来、各種の分析、
定量に用いることができる。
又この縮分された試料量より逆算して、試料の
全体量も容易に求めることもできる。
全体量も容易に求めることもできる。
このように試料を採取する操作が終了した後、
中子8を後退させれば第1図aの状態に戻り、再
び管状容器の排出口3と細管状容器の排出口4が
中子の連通通路12を介して連通した状態とな
る。この中子8の後退は前述した如く、手動で
も、バネ状物15の反発力等を利用して自動復帰
させてもよく、また前進、後退位置で夫々そのま
まロツク出来て押えるだけでロツクが解除する方
式等各種適用出来る機構を備えても差支えない。
中子8を後退させれば第1図aの状態に戻り、再
び管状容器の排出口3と細管状容器の排出口4が
中子の連通通路12を介して連通した状態とな
る。この中子8の後退は前述した如く、手動で
も、バネ状物15の反発力等を利用して自動復帰
させてもよく、また前進、後退位置で夫々そのま
まロツク出来て押えるだけでロツクが解除する方
式等各種適用出来る機構を備えても差支えない。
下部に蓄留槽6が取付けられている場合には、
蓄留槽の構造にもよるが、密閉状態になり縮分さ
れた試料が切換機構を通じて下部に流出しにくい
場合があるが、この場合には第2図に示すよう
に、切換機構のボデイー7の側部にエアー孔16
を、中子8の側部にエアー溝17を設けておけ
ば、これらを通じてエアー抜きが出来るのでスム
ーズに試料は流出する。勿論試料を流出させない
時は、第2図aに示すように、エアー孔16とエ
アー溝17は連通されてなく、蓄留槽6の試料液
は外部に洩れることは無い。
蓄留槽の構造にもよるが、密閉状態になり縮分さ
れた試料が切換機構を通じて下部に流出しにくい
場合があるが、この場合には第2図に示すよう
に、切換機構のボデイー7の側部にエアー孔16
を、中子8の側部にエアー溝17を設けておけ
ば、これらを通じてエアー抜きが出来るのでスム
ーズに試料は流出する。勿論試料を流出させない
時は、第2図aに示すように、エアー孔16とエ
アー溝17は連通されてなく、蓄留槽6の試料液
は外部に洩れることは無い。
以上詳述したように、本考案の試料採取装置は
採液した各種試料を通路切換機構の操作により簡
単に縮分し、各種の分析、観察等に供する縮分試
料を採取することができるとともに、縮分された
試料量より逆算して全体量を測定することの出来
るものである。
採液した各種試料を通路切換機構の操作により簡
単に縮分し、各種の分析、観察等に供する縮分試
料を採取することができるとともに、縮分された
試料量より逆算して全体量を測定することの出来
るものである。
試料が連続又は非連続の状態で時間の経過とと
もに採取される用途にきわめて好適であり、例え
ば各種の廃水の試料採取や、尿、血液、排膿等各
種の生体液の試料採取に好適に用いられるもので
ある。
もに採取される用途にきわめて好適であり、例え
ば各種の廃水の試料採取や、尿、血液、排膿等各
種の生体液の試料採取に好適に用いられるもので
ある。
第1図は本考案の試料採取装置の概略図を示
し、第2図は通路切換機構部の概略図を示してい
る。第2図aは管状容器の排出口と細管状容器の
排出口とが連通状態にあり、試料を採取中の通路
切換機構部の状態を示し、第2図bは細管状容器
の排出口が下部に開放され、縮分された試料を採
取する際の通路切換機構部の状態を示している。
し、第2図は通路切換機構部の概略図を示してい
る。第2図aは管状容器の排出口と細管状容器の
排出口とが連通状態にあり、試料を採取中の通路
切換機構部の状態を示し、第2図bは細管状容器
の排出口が下部に開放され、縮分された試料を採
取する際の通路切換機構部の状態を示している。
Claims (1)
- 管状容器と該管状容器より容積の小さな細管状
容器の二室よりなる容器であつて、細管状容器は
底部に排出口を有し、管状容器は細管状容器の排
出口近傍の底部に排出口を設け、両排出口間には
通路切換機構を具備するものであり、該通路切換
機構はボデイーとその中でプランジヤー式に前
進・後退可能に設けられた中子より構成され、ボ
デイーは管状容器と細管状容器の各々の排出口に
通ずる第1及び第2の孔部を有すると共に、細管
状容器の排出口に対応する第2の孔部に対向側に
第3の孔部を有し、中子はボデイーの第1及び第
2の孔部を連通するための中子の長手方向に伸び
た連通通路を有すると共に、その位置から前記第
1の孔部が閉塞するまで中子が前進したとき第2
の孔部と連通する部位に前記第2の孔部と第3の
孔部を連通するための中子を径方向に横切る貫通
孔を具備するものであることを特徴とする試料採
取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16536883U JPS6074050U (ja) | 1983-10-27 | 1983-10-27 | 試料採取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16536883U JPS6074050U (ja) | 1983-10-27 | 1983-10-27 | 試料採取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6074050U JPS6074050U (ja) | 1985-05-24 |
JPH02676Y2 true JPH02676Y2 (ja) | 1990-01-09 |
Family
ID=30362319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16536883U Granted JPS6074050U (ja) | 1983-10-27 | 1983-10-27 | 試料採取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6074050U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2563901A4 (en) * | 2010-04-28 | 2018-03-21 | Siemens Healthcare Diagnostics Inc. | Sample analysis system and method of use |
-
1983
- 1983-10-27 JP JP16536883U patent/JPS6074050U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6074050U (ja) | 1985-05-24 |
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