JPH0264327A - 給湯装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は給湯装置、特に、シャワー等の水栓器具に湯
を加圧して供給することができる給湯装置に関する。

（従来の技術） 近年においては、深夜電力を利用する電気温水器を有す
る給湯装置が種々実用されている。この種の給湯装置で
は、一般に、電気温水器内に深夜電力で加熱した湯を貯
留し、電気温水器内に貯留された渇をシャワー等の水栓
器具に供給する。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上述のような給湯装置に゛あっては、電
気温水器内に低圧（１ｋｇ／ｃｒｎ’以下）で渇を貯留
して構造の簡素化を図るとともに法的規制のため、この
電気温水器からシャワー等の水栓器具に供給される湯の
圧力も小さく、満足すべき使用感を得ることができない
という欠点があった。

この発明は、上記欠点に鑑みてなされたもので、水栓器
具に湯を高圧で供給することができる給湯装置を提供し
、シャワー等の使用感の向上を図ることを目的とする。

（課題を解決するための手段） この発明は、加熱した湯を貯留する温水器と、該温水器
から湯を供給される水栓器具と、を備えた給湯装置にお
いて、 前記温水器から前記水栓器具に供給される湯を加圧する
加圧手段を設けたことことが要旨である。

（作用） この発明にかかる給湯装置によれば、温水器に貯留され
た湯を加圧手段により加圧して水栓器具に供給でき、シ
ャワー等の比較的高い水圧を要求される水栓器具にあっ
ても使用感を向上させることができる。そして、温水器
に圧力容器としての改造を要しないため、温水器の構造
が複雑化することも無い。

（実施例） 以下、この発明の実施例を添付図面に参照して説明する
。

図面はこの発明の一実施例にかかる給湯装置を表す配管
図である。

図面中、１１は電気温水器であり、電気温水器１１には
、下部に送水管１２が、上部に送出管１３が接続されて
該送出管１３を介し湯タンク１４に連絡されている。こ
の電気温水器１１は、送水管１２から流入する水を内部
に貯留して深夜電力等で加熱し、渇を送出管１３を介し
湯タンク１４に送出する。なお、１５は送水管１２に設
けられた止水栓、１６は送出管１３に設けられた自動空
気抜弁である。

湯タンク１４は、断熱材から構成されて内部に貯留する
湯を保温する。この湯タンク１４には、流入ロ１３ａ１
送出ロ１８ａ１循環口１９ａおよび受入口２０ａが形成
されて内部に開口し、流入口１３ａに前述の送出管！３
が、送出口１８ａに給湯管１８が、循環口１９ａ＆：ｐ
Ｊ流管１９が、受入口２０ａに調整管２０が接続されて
いる。環流管１９は循環ポンプ２１が介設されて送水管
１２に接続され、給湯管１８は加圧ポンプ１７が介設さ
れて混合水栓２２に接続され、調整管２０は給湯管１８
の加圧ポンプ１７の吐出側に接続されている。この調整
管２０は給湯管１８に比較して大きな抵抗を有する。上
述の循環ポンプ２１および加圧ポンプ１７は後述するコ
ントローラ２３に結線されてコントローラ２３により制
御される。上述の渇タンク１４および加圧ポンプ１７が
加圧手段を構成する。なお、２４は流入口１３ａに設け
られたポールタップであり、周知のようにポールタップ
２４は湯タンク１４内の湯の水位に応じて流入口１３ａ
を閉止する。

また、湯タンク１４にはフロートスイッチ２５と４温セ
ンサ２６とが設けられている。これらフロートスイッチ
２５と湯温センサ２６とはコントローラ２３に結線され
、フロートスイッチ２５は湯タンク１４内の渇を水位を
表す検知信号をコントローラ２３に出力し、湯温センサ
２６は湯タンク１４内の湯温を表す検知信号をコントロ
ーラ２３に出力する。

混合水栓２２は、上述の給湯管１８と送水管２７とが接
続され、また、混合木管２８が接続されて混合木管２８
によりシャワー２９に連絡されている。この混合水栓２
２は、給湯管１８から流入する湯と給水管２７から流入
する水とを混合して混合木管２８を介してシャワー等２
９に送給する。この混合水栓２２は、コントローラ２３
に結線されたアクチュエータを備え、アクチュエータが
コントローラ２３により制御されて湯と水の混合割合お
よび流量等を調整する。

コントローラ２３は、マイクロコンピュータ等から構成
されている。このコントローラ２３には、また、シャワ
ー２９の付近に配置された各種の操作スイッチ３０およ
び浴室のドアの開閉動を検知するドアスイッチ３１が接
続されている。操作スイッチ３０はシャワー２９の湯温
および水量等の設定内容をコントローラ２３に出力し、
ドアスイッチ３１はドアの開閉動を表す検知信号をコン
トローラ２３に出力する。このコントローラ２３は、各
センサ２６およびスイッチ２５゜３０．３１の検知信号
に基づいて各ポンプ１７゜２１および混合水栓２２を制
御する。

この実施例の給湯装置は深夜電力で電気温水器１１が湯
を沸かして内部に貯留するが、またこの湯を湯タンク１
４内に導いて貯留する。そして、循環ポンプ２１は湯温
センサ２６の検知信号あるいは電気温水器１１の作動等
に応じ制御され湯タンク１４内の湯の温度が低下した場
合等に湯タンク１４内の湯を循環ポンプ２１で電気温水
器１１に戻して湯温を保持し、また、加圧ポンプ１７は
ドアスイッチ３１あるいは操作スイッチ３０からの出力
信号に応じ制御され、人が浴室内に入室している場合あ
るいはシャワー使用準備の操作スイッチ３０が操作され
た場合等に運転されて湯タンク１４内の湯を加圧して吐
出し、さらに混合水栓２２は湯量設定および湯温設定用
の操作スイッチ３０の操作に基づき駆動され、設定湯温
に応じた比率で水と渇とを混合するとともに設定水量に
応じた開度が設定されてシャワー２９へ湯を供給する。

すなわち、この給湯装置は、電気温水器１１で加熱され
た湯を湯タンク１４内に貯留した後に加圧ポンプ１７で
加圧してシャワー２９に供給するため、マツサージシャ
ワー等の比較的高い圧力を求められるシャワー２９にあ
っても良好な使用感が得られる。そして、この給湯装置
は、温水器１１に圧力容器としての改変を施す必要も無
く、温水器１１の構造を簡素化でき、製造コストの低減
が図れる。

（発明の効果） 以上説明したように、この発明にかかる給湯装置によれ
ば、温水器を圧力容器として改変すること無くシャワー
等の水栓に高い圧力の湯を供給することができ、シャワ
ー等の使用感を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例にかかる給湯装置を模式的に
示す概略図である。 １１・・・電気温水器　　　　１４・・・湯タンク１７
・・・加圧ポンプ　　　　２３・・・コントローラ２９
・・・シャワー　　　　　３０・・・操作スイッチ３１
・・・ドアスイッチ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 加熱した湯を貯留する温水器と、該温水器から湯を供給
   される水栓器具と、を備えた給湯装置において、 前記温水器から前記水栓器具に供給される湯を加圧する
   加圧手段を設けたことを特徴とする給湯装置。