JPH0262134A - 無線通信制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、無線中心局に対し該無線中心局配下の複数の
無＃ｉ端末局が共通の制御チャネルを時分割的に用いて
発信情報を送信する無線通信方式において、無線端末局
からの発Ｍ情報の伝送効率を高める手段を持つ無ａａ信
Ｉ！ＩＩＩＩＩＩ方式に関するものである。

〔従来の技術〕

第１図は、無線中心局と複数の無線端末局からなる通常
の無線通信システム構成を示す図である。

第１図に示すように、無線中心局１の配下に複数の無線
端末局２ａ〜２ｃが存在し発着信を行なう無線通信方式
の場合、共通の制御チャネルを時分割して使用する手段
が有効である。

このような制御チャネルは、通常、着信用制御チャネル
と発信用制御チャネルに大別される。

第２図は、従来技術で着信情報と発信情報を別のチャネ
ルで伝送制御する場合の着信用制御チャネル構成の第１
の例を示す図である。

第２図（インは、無線中心局からｍＡＩｊｌ末局への下
りの着信用制御チャネルで、着信情報を送信するタイム
スロッ）３ａ〜３ｄに時分割されている。

第２図Ｃ口）は、無線端末局がら無線中心局への上りの
着信用制御チャネルで、着信情報３８〜３ｄｌｆｔ応す
る着信応答情報を送信するタイムスロッ）４ａ〜４ｄに
時分割されている。

無＃１Ｉｙａ末局は下りの着信用制御チャネル中の着信
情報を受信し、自局に対する着信が検知された場合、着
信応答情報を該着信情報に対応する上りの着信用制御チ
ャネル中のタイムスロットで送信する。

Ｐｔ５２図（ハ）、（ニ）は、着信用制御チャネルにつ
いて、より具体的に説明する図で、（ハ）は下りの着信
用制御チャネル、（ニ）は上りの着信用制御チャネルを
表わしている。

無線中心局が着信情報を送出するタイミングに有効な着
信情報が無い場合、中心局は、１５２図（ハ）に示すよ
うにダミー情報５（図のり、）を送出する。このときダ
ミー情報５に対応する上りの着信用制御チャネル（ニ）
中のタイムスロット６は、着信応答情報のない無効なタ
イムスロット　（図の■Ｉ）となる。

また、従来、発信情報は無線端末局加入者より発信要求
送出指示があった場合、無＃ａ端末局から無線中心局へ
上りの発信ｍ制御チャネルをランダムアクセスして送出
される。アクセス方式としては、アロハ・スロッテッド
・アロハ（＾ＬＯＨ＾、　５ｌｏＬｔｅｄ−八ＬＯＨ＾
）等がある。

以上説明した従来方式の無線端末局の発着信制御を流れ
図として、第６図に示す。

第３図は従来の着信用制御チャネル構成の第２の例を示
す図で、下りの着信用制御チャネル（イ）中に無線中心
局から無＃ａ端末局への−・斉報知を目的とする共ａｍ
ａを送出するタイムスロッ）７ａ、７ｂがあり、上りの
着信用制御チャネル（ロ）中には該タイムスロット７ａ
、７ｂに対応するタイムスロット８ａ、８ｂがある点で
前述の第１の例と異なっている０発信用制御チャネルの
構成は第１の例の場合と同様である。このときの無線端
末局の発着信制御を流れ図として第７図に示す。

上記説明においては、着信制御と発信制御を別のチャネ
ルで行なう例について示したが、これらの制御を統合し
て同一の無線周波数のチャネルで行なう方法も知られて
いる。

第４図、第５図は従来の発着信を統合した制御チャネル
構成の例を示す図である。＠４図は、第１の例として第
２図に示した着信用制御チャネルに発信制御用のタイム
スロットを付加した制御チャネル構成の例を示す図で、
（イ）は、上りの制御チャネルを示し、３ａ〜３ｄは着
信情報タイムスロット、９ａ〜９ｄは発信制御情報タイ
ムスロ・ント、（ロ）は、下りの制御チャネルを示して
おり、４８〜４ｄは９Ｎ信応答情報タイムスロツト、１
０ａ〜１０ｄは発信情報タイムスロットを表わしている
。

タイミング３ａ〜３ｄでは先に第１の例として述べた場
合と同様の着信制御が、タイミング９ａ〜９ｄではやは
り、第１の例として述べた場合と同様の発信制御が行な
われるにのときの無線端末局の発着信制御も第１の例の
場合と同様で第６図に示す流れ図のとおりである。

第５図は、第２の例としてｔｊＳ３図に示した着信用制
御チャネルに発信制御用のタイムスロットを付加した制
御チャネル構成の例を示す図で、（イ）は上り制御チャ
ネルを、（ロ）は下りの制御チャネルを示している。こ
のときの無線端末局の発着信制御も前記第２の例の場合
と同様に第７図に示す流れ図のとおりである。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述したような従来の方式においては、第１の例におい
て、ｔＩＳ２図（ハ）、（ニ）に示したように、下りの
着信用制御チャネル中に着信情報が無いダミー情報タイ
ムスロット５が存在する場合、これに対応して上りの着
信用制御チャネル中に無効なタイムスロット６が発生す
る欠点があった。

また、ｆ：ＩＳ２の例およびこれに発信制御用のタイム
スロットを付加したＦＡ３図、第５図に示したような制
御チャネルの構成とした場合には、下りの着信用制御チ
ャネル中に共通情報のタイムスロッ）７ａ、７ｂが存在
する場合に、これに対応する上りの着信用制御チャネル
中に無効なタイムスロッ）８ａ、’８ｂが発生する欠点
があった。

無線周波数有効利用の観点から、このような無効なタイ
ムスロットの存在は非常に大きな問題といえる。

本発明は、上りの制御チャネル中に発生するこれらの無
効なタイムスロットを、発信情報の伝送に利用すること
により発信情報の伝送効率を高める手段を提供すること
を目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

本発明によれば、上述の目的は前記特許請求の範囲に記
載した手段により達成される。

すなわち、本発明は、下りの制御チャネル中に着信情報
の無いダミータイムスロットか共通情報のタイムスロッ
トが存在する場合に、無線端末局がこれらの存在を検知
し、該タイムスロットに対応する上りの制御チャネル中
のタイムスロットを、無線端末局加入者からの発Ｍ要求
送出の指示に対する発信情報の伝送に使用する無線通信
制御方式である。

〔作　用〕

第８図は、本発明の詳細な説明する図で、（イ）、（ロ
）は下りの制御チーネルを示し、（ハ）、（ニ）はとワ
の制御チャネルを示してしする。

このうち（イ）は一般的な信号７オーマツト、（（コ）
、（ハ）、（ニ）は本発明を適用しうる具体例を示して
いる。

下りの制御チャネル（イ）の着（ｉ情報タイムスロッ）
３ｂに有効な着信が無く、　（ロ）に示すようにダミー
タイムスロット５が存在する場合、従来は上りの制御チ
ャネル（）））には、これに対応して無効なタイムスロ
ット６が存在した。

また下りの制御チャネル（ロ）中に共通情報タイムスロ
ッ）７ａが存在する場合、上りの制御チャネル（ハ）に
は、これに対応して無効なタイムスロット８ａが存在し
た。

本発明では、これらの無効なタイムスロット（ハ）６．
８ｇを、上りの制御チャネル（ニ）に示すように発信情
報タイムスロット１１ａ。

１１ｂとして割り当てている。従って、上りの制御チャ
ネル中の無効なタイムスロットは無（なり、かつ、発信
情報タイムスロットは従来より増大するための発信１ａ
報の伝送効率は向上する。

〔実施例〕

ｆｉＳ９図は、第１の実施例として着信情報と発信情報
を別のチャネルで制御する場合の着信用制御チャネルｖ
ｔ威例を示す図で、　（イ）、（ロ）は下りの′Ｘｊ信
用制御チャネル、（）旬は上りの着信用制御チャネルを
示している。

同図において、３ａ〜３ｄは着信情報タイムスロットを
示し、４８〜４ｄは着信応答情報タイムスロットを表わ
している。

下りの着信用制御チャネル（イ）において着信情報３ｂ
のタイミングに有効な着信が無い場合、下りの制御チャ
ネルは（ロ）に示すように着信情報タイムスロット中に
ダミー情報タイムスロット５が発生する。着信情報とダ
ミー情報はスタートパターンを変える等の方法で、無線
端末局に着信情報とダミー情報を選別する手段を持たせ
、これによって無＃Ｉ端末局は（ロ）に示すダミー情報
５を検知する。

このとき無線端末局加入者より発信要求送出の指示があ
った場合、無＃Ｉ端末局は上りの着信用制御チャネル（
ハ）中のｌｌａのタイミングで発信情報を送出する。こ
れとは別に上りの発信用制御チャネル中の発信情報タイ
ムスロットで、発信情報を送出することもできる。

第１３図は上述した実施例の無線端末局の構成の例を示
すブロック図である。

同図において、下りの着信用制御チャネルは受信装置１
２より受信制御回路１３に入力される。入力信号はクロ
ック１７で制御される受信タイミング検出回路１５によ
ってタイミング制御され、着信情報検出回路１４に入力
される。

着信情報検出回路１４で、着信情報とグミ−情報の選別
を前述したようなスタートパターンの相違を検出する等
の手段によって行なう。着信情報は着信情報処理装置１
６に入力され、自局に対する着信が検出された場合は送
信制御回路１９に伝達され、着信応答回路２０より着信
応答情報が、クロック１７で制御される送信タイミング
検出回路２２より検出される着信応答情報タイミングで
送信装置１８より送信される。

上記の着信情報検出回路１４でダミー情報が検出された
場合、送信制御回路１９中の送信タイミング検出回路２
２に伝達され、上記ダミー情報タイムスロットに対応す
る上りの着信用制御チャネルのタイムスロットは、発信
情報タイムスロットとして認識される。このとき発信割
り込み検出装置２３で発信割り込みが検出された場合、
発信回路２１より発信情報が、送信タイミング検出回路
２２で検出される上りの発信用または着信泪制御チャネ
ル中の発信情報タイムスロットで、送信装置１８より送
信される。

以上の制御を流れ図として第１４図に示す。

第１０図は＠２の実施例の着信用制御チャネルの構成の
例を示す図で、（イ）、（ロ）は下りの着信用制御チャ
ネル、（ハ）は上りの着信用制御チャネルを示している
。第１の実施例との違いは、下りの着信用制御チャネル
（イ）、（ロ）中に無線中心局から無線端末局への一斉
報知を目的とする共通情報を送出するタイムスロット７
ａがある点である。

同図（ロ）に示されるように下りの着信用制御チャネル
中にグミ−情報５が存在すると、第１の実施例の場合と
同様に、ダミー情報タイムスロット５に対応する上りの
着信用制御チャネル（ハ）のタイムスロットｌｌａは発
信情報タイムスロットとしてＨ識される。さらに、下り
の着信用制御チャネル（ロ）の中に共通情報７ａが存在
すると、これに対応する上りの着信用制御チャネル（ハ
）のタイムスロット１１ｂも発信情報タイムスロットと
して認識される。このとき無線端末局加入者より発信要
求送出の指示があった場合、無線端末局は上りの着信用
制御チャネル（ハ）中の上記の発信情報タイムスロン）
１１ａ、Ｉｌｂのタイミングで発信情報を送出する。

以上の制御を流れ図として第１５図に示す。

上記第１、第２の実施例においては、着信制御と発信制
御を別のチャネルで行なう例について示したが、これら
の制御を統合して同一の無線周波数のチャネルで行なう
場合も本発明を適用することができる。

Ｐｔｒ１１１図、第１２図は発着信を統合した制御チャ
ネル構成の例を示す図である。

同図において、それぞれ（イ）、（ロ）は上りの制御チ
ャネルを示し、３ａ〜３ｄは着信情報タイムスロット、
９ａ〜９ｂは発信制御情報タイムスロット、　（ハ）は
下りの制御チャネルを示し、４ａ〜４ｄは着信応答情報
タイムスロット、１０ａ〜１０ｂは発信情報タイムスロ
ットを表わしている。

（イ）において、着信情報タイムスロット数ｍと発信制
御情報タイムスロット数ｎはシステム条件によって選択
できる。

第１１図は、第９図に示した着信用制御チャネルに発信
制御用タイムスロットを付加した制御チャネル構成の例
を示す図で、！＠１の実施例と同様に下りの着信用制御
チャネル（イ）中の着信情報タイムスロッ）３ｂに有効
な着信が無い場合、（ロ）に示すようにダミー情報タイ
ムスロット５が発生しし、これに対応する上りの着信用
制御チャネル（ハ）中のタイムスロット１１ａは発信情
報タイムスロットとして認識される。このとき無ｍｉ末
局加入者より発信要求送出の指示があった場合、無線端
末局は上りの着信用制御チャネル（ハ）中のｌｌａのタ
イミングで発信情報を送出する。このときの無線端末局
の発着信制御は第１の実施例と同様に第１４図に示す流
れ図のとおりである。

第１２図は、第１０図の示した第２の実施例の着信用制
御チャネルに発信用のタイムスロットを付加した制御チ
ャネルＨＩＩ成の例を示す図で、無線端末局の発着信制
御は第２の実施例と同様に１５１５図に示す流れ図のと
おりである。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、下りの着信用制
御チャネル中に有効な着信情報の無いダミータイムスロ
ットや共通情報のタイムスロットが存在する場合に、こ
れらのタイムスロットに対応する上りの制御チャネル中
のタイムスロットを発信情報の送信に利用するので、上
りの着信用制御チャネル中の無効なタイムスロットを無
くすとともに、制御チャネルの発信情報の伝送効率を高
めることができる。

発明の効果の例を第１６図に示す。

ｆｊ４１６図は発信信号ランダムアクセスプロトコルと
して、スロッテッド・アロハを用いた例であり、発着信
を統合した制御チャネルで共通情報を含む場合である。

このとき信号長は１０Ｏｍ５ｅｃ、再送はなしで、［着
信情報タイムスロット数ｍ　：発信制御情報タイムスロ
ット数ｎ　：共通情報タイムスロット数］を［７：２　
：Ｉ　Ｊとし、ｉｎは信号生起率、縦紬は発（ｉ情報の
信号伝送成功率を示す。

第１６図においで、２４は従来方式の場合の特性を示し
ており、２５．２６は本発明による結果を示している。

これらの内、２５は着信情報の呼量が０．８ｅｒｌ　、
２６は０　、５　ｅｒｌの場合を示している。

なお、着信情報の呼量は、全て有効な着信情報のときに
１　ｅｒｌ　としている、第１６図から本発明の効果は
、信号生起率が高い場合はど大きいことがわかる。

【図面の簡単な説明】

第１図は無線中心局と複数の無線端末局からなる無線シ
ステム条件成を示す図、第２図〜ｔ５５図は従来の制御
チャネルの構成の例を示す図、第６図、ｆ：ｌＳ７図は
従来の無線端末局の発着信制御を示す流れ図、第８図は
本発明の詳細な説明する図、第９図は第１の実施例の着
信用制御チャネルの構成を示す図、第１０図は第２の実
施例の着信用制御チャネルの構成を示す図、ｐｔ４１１
図、第１２図はＮＭ用副制御チャネル発信用制御チャネ
ルを統合した実施例の制御チャネルの構成の例を示す図
、第１３図は実施例の無線端末局の構成の例を示すブロ
ック図、第１４図、第１５図は本実施例の制御を示す流
れ図、第１６図は「信号生起率−発信情報の信号伝送成
功率」特性の例を示す図である。 １　・・・・・・無線中心局、　　　　２ａ〜２ｃ・・
・・・・無線端末局、　　　　　３ａ〜３ｆ　・・・・
・・着信↑り報、　　　４ａ〜４ｆ　・・・・・・着信
応答情報、５　・・・・・・ダミー情報、　　　６　・
・・・・・無効なタイムスロット、　　　　７ａ　　　
７ｂ　　・・・・・・共通情報、　　　８ａ、８ｂ　　
・・・・・・無効なタイムスロット、　　　９ａ〜９ｂ
　・・・・・・発信制御情報、１０ａ　、　１０ｂ　　
−−＝　発信情報、　　　　１１ａ　。 １１ｂ　・・・・・・発信情報、　　　１２　・・・・
・・受信装置、　　　１３　・・・・・・受信制御回路
、　　１４・・・・・・着信情報検出回路、　　　　１
５　・・・・・・受信タイミング検出回路、　　　　１
６　・・・・・・着信情報処理装置、　　　　１７　・
・・・・・　クロック、１８　・・・・・・送信装置、
　　　　１９　・・・・・・送信制御回路、　　　　　
２０　・・・・・・着信応答回路、２１　・・・・・・
発信回路、　　　　２２　・・・・・・送信タイミング
検出回路、　　　　２３　・・・・・・発信割り込み装
置、　　　　２４　・・・・・・従来方式の特性、２５
　・・・・・・本発明の場合の着信情報の呼量が０゜８
ｅｒｌのときの特性、　　　　２６　・・・・・・本発
明の場合の着信情報の呼量が０　、５　ｅｒｌのときの
特性 代理人　弁理士　　本　　間　　　　　崇肩刹 ７μ司 第 図 第 図 算 図 第 図 第 り 図 第 図 第 図 卒１４図 第 １５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、少なくとも一つの無線ゾーンでサービスエリアを構
   成し、無線ゾーンに無線中心局を配置し、無線中心局は
   該無線中心局配下の複数の無線端末局に対し、着信情報
   を無線中心局から無線端末局への下りの着信用制御チャ
   ネルによって送信する手段を具備し、 無線端末局は無線中心局に対し、着信情報に対する着信
   応答情報を、前記下りの着信用制御チャネルに対応する
   無線端末局から無線中心局への上りの着信用制御チャネ
   ルによって送信する手段を具備する無線通信方式におい
   て、 無線端末局加入者より発信要求送出の指示があったとき
   、下りの着信用制御チャネル中に有効な着信情報が存在
   しない場合、無線端末局が該有効な着信情報が存在しな
   いタイムスロットに対応する着信応答情報を送信する上
   りの制御チャネルのタイミングで、前記発信要求送出指
   示に対応する発信情報を送信することを特徴とする無線
   通信制御方式。 ２、着信用制御チャネル中に、着信情報以外にシステム
   共通情報が含まれ、システム共通情報が着信情報と同一
   の着信用制御チャネルで共に無線端末局に報知される場
   合に、無線端末局加入者より発信要求送出の支持があっ
   たとき、下りの着信用制御チャネル中の共通情報のタイ
   ムスロットに対応する上りの着信用制御チャネル中のタ
   イムスロットで、発信情報を送信する手段を持つことを
   特徴とする請求項１記載の無線通信制御方式。