JPH0260917A - 改善された流動性を有するポリ尿素rim系 - Google Patents

改善された流動性を有するポリ尿素rim系

Info

Publication number
JPH0260917A
JPH0260917A JP1162854A JP16285489A JPH0260917A JP H0260917 A JPH0260917 A JP H0260917A JP 1162854 A JP1162854 A JP 1162854A JP 16285489 A JP16285489 A JP 16285489A JP H0260917 A JPH0260917 A JP H0260917A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
isocyanate
carbonate
weight
parts
groups
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1162854A
Other languages
English (en)
Inventor
Neil H Nodelman
ネイル・エイチ・ノーデルマン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer Corp
Original Assignee
Mobay Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mobay Corp filed Critical Mobay Corp
Publication of JPH0260917A publication Critical patent/JPH0260917A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皇」L坐」L景 反応射出成形(RIM)されたポリウレタンは当該技術
分野でよく知られておりそしてかなりの商業的成功を収
めている。米国特許第4,218,543号はRIM部
品の製造に比較的高分子量の水酸基含有物質、鎖伸長剤
としての収挿の芳香族ジアミン、およびイソシアネート
を使用することを記載している。
より最近には、当該技術分野における活動はポリ尿素R
IM部品の製造に向っている。典型的には、これら部品
はアミン基を含有する比較的高分子量のポリエーテル、
ジアミン鎖伸長剤およびイソシアネートから作られる。
使用される物質の代表例および当該技術分野で知られて
いる技術は米国出願5N443.414(1982年1
1月22日出H)、米国出願Nα853,520(19
86年4月18日出願)、および米国特許第4,396
,729.4,433,067.4.444,910お
よび4,530,941号に記載れさているものである
。当該技術分野で知られているように、RIM部品は一
般に2つの別々の流れから製造される。一方の流れは一
般にイソシアネート成分を含有し、他方の流れはアミン
含有ポリエーテルおよびアミン鎖伸長剤を含有する。1
つの問題は収挿のアミン含有ポリエーテルとアミン鎖伸
長剤のブレンドが慣用の商業的RIM機械に使用するに
は一般に粘稠すぎるということである。従って本発明の
目的は実質的に低減した粘度従って改善された流れ特性
を有するアミン含有ポリエーテルとアミン鎖伸長剤の混
合物を提供することであった。
加うるに、この流れ特性の改善は最終RIM部品の物理
的性質に悪影響を及ぼさずに達成されねばならなかった
ポリウレタン化学における環状アルキレンカーボネート
の使用は知られている。米国特許第3.883,466
号は硬質稠密速硬化性ポリウレタンの製造におけるヒド
ロキシ成分とポリイソシアネートの間の反応発熱量を緩
和する液体調節剤としての環状アルキレンカーボネート
の使用を記載している。米国特許第4.709,002
および4,73L427号は硬質RIMポリイソシアヌ
レートおよびウレタン変性ポリイソシアヌレート部品の
製造における環状アルキレンカーボネートの使用を記載
している。これら2つの文献は何故環状アルキレンカー
ボネートを使用するかを示しておらず、カーボネートは
イソシアネート流にその粘度を低下させるために添加し
うろことを示唆している。
米国特許第4,000.105および4,154,71
6号は硬質の非弾性ポリウレタンの製造に使用しうるア
ルキレンカーボネートを含む種々の異なる液体調節剤を
記載している。該文献は何故液体調節剤を使用するかを
示していない。米国特許第4,530,941号は第7
136−52行に、これら2つの特許に記載されている
調節剤はポリ尿素RIM部品の製造に使用しうろことを
示唆している。
発1と鳶二哉 本発明は反応混合物をイソシアネート指数が約70ない
し約130であるような成分比でRIM機械を通して金
型キャビティへ射出することを含む反応射出成形された
エラストマーの製造方法に向けられている。反応混合物
は a) 有機ジ−および/またはポリイソシアネート、 b)少なくとも2個のイソシアネート反応性基および1
800ないし12,000の分子量を有し、該イソシア
ネート反応性基の少なくとも50%が第1および/また
は第2アミン基であるポリエーテル、 C)末端アミン鎖伸長剤、および d)成分b)およびc)4−00重量部あたり2ないし
20重量部の環状アルキレンカーボネート、を含む。
本発明はまた )少なくとも2個のイソシアネート反応性基および18
00ないし12,000の分子量を有し、該イソシアネ
ート反応性基の少なくとも50%が第1および/または
第2アミン基であるポリエーテル、 ii)末端アミン鎖伸長剤、および iii)成分i)およびii)100重量部あたり2な
いし20重量部の環状アルキレンカーボネート、を含む
イソシアネート反応性混合物に向けられている。
本発明によるアルキレンカーボネートの使用にいくつか
の利点がみられる。カーボネートの添加はB側の有意な
粘度低下をもたらす。優れた熱たるみ性が得られること
も特に意外である。一般に、極性の高いカーボネートは
高められた温度で硬いブロック相に溶解して有意な剛性
低下を惹起すであろうと予想されたはずである。更に、
アルキレンカーボネートを含有する系は米国特許筒4.
000,105および4.154.716号に記載され
ている好ましい液体調節剤を含有する系と比較した時有
意により緩慢に反応することが意外にも見出された。こ
の性質はより大きいRIM部品の完全な充填を許容する
ので特に望ましい。
本発明で用いられる環状アルキレンカーボネートはイソ
シアネート反応性成分100重量部につき2ないし20
好ましくは4ないし15重量部の量で使用される。ここ
で有用な環状アルキレンカーボネートは一般に式: (式中Rは水素、メチル、エチル、またはC3ないしC
1゜炭化水素であることができる)に相当する。有用な
環状アルキレンカーボネートはエチレンカーボネート、
プロピレンカーボネート、ブチレンカーボネート、スチ
レンカーボネート、オクチレンカーボネート、それらの
混合物等を含む。目下好ましいカーボネートはエチレン
およびプロピレンカーボネートである。
本発明の方法で使用されるイソシアネート(成分a))
は好ましくは芳香族ジイソシアネートおよび/またはポ
リイソシアネート、即ちすべてのイソシアネート基が芳
香族結合したポリイソシアネートである。そのような化
合物の例は2,4−および/または2,6−ジイツシア
ナトトルエン;2.2’−12,4′−および/または
4.4′ −ジイソシアナトジフェニルメタン、最後に
述べた諸異性体とそれらのより高次の同族体の混合物(
アニリン/ホルムアルデヒド縮合体の既知ホスゲン化反
応から得られるような);上記ジ−および/またはポリ
イソシアネートと当量未満の量の分子量62ないし10
,00メ脩リヒドロキシ化合物(例えばエチレングリコ
ール、トリメチロールプロパン、プロピレングリコール
、ジプロピレングリコールまたはポリプロピレングリコ
ール、および上記分子量範囲のポリエステルグリコール
)の反応生成物として得られるウレタン基含有化合物、
上記ジ−および/またはポリイソシアネートのイソシア
ネート基の部分カルボジイミド化により変性されたジ−
および/またはポリイソシアネート;ジフェニルメタン
系のメチル置換ジイソシアネートまたはそれらの混合物
(例えば欧州明細書0,024.665号に記載されて
いるもの);または該芳香族ジ−およびポリイソシアネ
ートの混合物を含む。
好ましいイソシアネートには室温で液体の4,4′−ジ
イソシアナトジフェニルメタンの誘導体が含まれる。そ
のような化合物の特定例はドイツ特許1.618,38
0号(米国特許3,644,457号)により1モルの
4,4′ −ジイソシアナトジフェニルメタンと0.0
5−0.3モルの低分子量ジオールまたはトリオール(
好ましくは分子量700以下のポリプロピレングリコー
ル)を反応させることにより得られるウレタン基含有ポ
リイソシアネート;米国特許3,152,162 、3
,384,653および3.449.256号、ドイツ
公開公報2,537,685号および欧州明細書523
3号(米国SN 903,308)に開示されているよ
うな4,4′ −ジイソシアナトジフェニルメタンに基
くカルボジイミドおよび/またはウレタンイミン基含有
ジイソシアネートである。好ましいポリイソシアネート
には2.4′−および4.4′−ジイソシアナトジフェ
ニルメタンの混合物に基く対応する変性生成物または上
記変性4,4′−ジイソシアナトジフェニルメタンと少
量のジフェニルメタン系の二官能性より高次のポリイソ
シアネートの混合物も含まれる。そのようなポリイソシ
アネートはドイツ公開公報2,624,526号に記載
されている。
好ましいジフェニルメタン系のポリイソシアネート混合
物は室温で液体でありそして場合により上記のように化
学変性されており、平均イソシアネート官能価2ないし
2.2(好ましくは2)で主成分として4.4′−ジイ
ソシアナトジフェニルメタンを(50重量%より多く)
含有する。
本発明で(成分b)として)使用されるポリエーテルは
少な(とも2個のイソシアネート反応性基を末端位置に
含有しそして平均分子量(官能価およびイソシアネート
反応性基含量から計算) 1800ないし12.000
好ましくは2000ないし8000を有する。イソシア
ネート反応性末端基の少なくとも50当量%(好ましく
は80−100当量%)は第1および/または第2(好
ましくは第1)芳香族または脂肪族結合アミノ基であり
、残余は第1および/または第2脂肪族結合水酸基であ
る。
ポリエーテル混合物を使用する場合、混合物の平均分子
量が1800ないし12,000の範囲内であれば、混
合物の個々の成分は1800より低い分子量を有しても
よい。しかし、個々の成分が1800より低い分子量を
有する該混合物の使用は好ましくはない。
アミノ末端基含有化合物はウレタンまたはエステル基に
よりポリエーテル鎖に付けられてもよい。
これら“アミノポリエーテルパは既知方法により製造し
うる。1つの該方法はポリヒドロキシポリエーテル(例
えばポリプロピレングリコールエーテル)のラネーニッ
ケルおよび水素の存在下でのアンモニアとの反応による
アミン化(ベルキー特許634,741号)である。米
国特許3,654,370号はポリオキシアルキレンポ
リアミンを、ニッケル、銅、クロム触媒の存在下での対
応ポリオールとアンモニアおよび水素の反応により製造
することを開示している。シアノエチル化ポリオキシプ
ロピレンエーテルの水素化によるアミン末端基含有ポリ
エーテルの製造はドイツ特許1,193.671号に記
載されている。ポリオキシアルキレン(ポリエーテル)
アミンの他の製造法は米国特許筒3,155,728お
よび3,236,895号およびフランス特許1,55
1,605号に記載されている。フランス特許1,46
6.708号は第27ミノ末端基含有ポリエーテルの製
造を開示している。米国特許4,396,729.4,
433,067.4.444,910および4,530
,941号に記載されているポリエーテルポリアミンも
有用である。
本発明の方法に適当な比較的高分子量のポリヒドロキシ
ポリエーテルは無水イサト酸との反応により対応アント
ラニル酸エステルに転化しうる。
ドイツ公開公報2,019,432および2.619.
840および米国特許3,808,250:3,975
,428および4,016.143号は芳香族アミノ末
端基含有ポリエーテルの製法を開示している。
アミノ末端基含有比較的高分子量化合物はドイツ公開公
報2,546,536号または米国特許3,865,7
91号によればポリヒドロキシポリエーテルに基くイソ
シアネートプレポリマーをヒドロキシ含有エナミン、ア
ルジミンまたはケチミンと反応させそして反応生成物を
加水分解することにより得ることができる。
イソシアネート末端基含有化合物の加水分解により得ら
れたアミノポリエーテルは好ましい出発物質である(ド
イツ公開公報2,948,419号)。好ましくは2ま
たは3個の水酸基を含有するポリエーテルを(ドイツ公
開公報2,948.419号に開示されている方法で)
ポリイソシア2−トと反応させてイソシアネートプレポ
リマーを生成させそして次にイソシアネー1−.1を第
2段階で加水分解によりアミノ基に転化する。最も好ま
しいのはイソシアネート基含量0.5ないし40重量%
のイソシアネート化合物の加水分解により製造されたポ
リアミンである。最も好ましいポリアミンはまず2ない
し4個の水酸基を含有するポリエーテルを過剰の芳香族
ポリイソシアネートと反応させて末端イソシアネートプ
レポリマーを生成させ、次にイソシアネート基を加水分
解によりアミノ基に転化することにより製造される。イ
ンシアネート加水分解法による有用なポリアミンの製造
法は米国特許4.386,218.4,456,730
.4,472,568.4,501,873.4.51
5,923.4,525,534.4,540,720
.4,578,500および4,565,645号、欧
州特許帆097 、299号およびドイツ公開公報2,
948,419号に記載されている。
同様の生成物が米国特許4,506,039.4,52
5,590.4.532.266および4,532,3
17号および米国出願SN : 437,641 (1
982年lO月19日出願);778.656  (1
985年9月23日出願); 895,629(198
6年8月11日出願)  1908,535 (198
6年9月16日出願)および916,923 (198
6年10月9日出願)にも記載されている。最も好まし
いポリアミンは2ないし4個のアミノ基を含有しそして
350ないし6000の分子量を有する。
本発明で(成分b)として)使用される“アミノポリエ
ーテル”は多(の場合上記化合物の混合物である。これ
ら混合物は一般に(統計的平均で)2ないし3のイソシ
アネート反応性末端基を含有すべきである。
本発明の方法で、“アミノポリエーテルパはアミノ基を
含まないポリヒドロキンポリエーテル(米国特許4.2
18.543号に例示されているもののようなまたは約
3ないし6の平均ヒドロキシ官能価および約500ない
し1000の分子量を有する高度に分7にしたポリエー
テルポリオールさえ)との混合物として使用することも
できる。そのような混合物は好ましくはないが。しかし
、そのような混合物を使用するなら、混合物中に存在す
るイソシアネート反応性基の少なくとも50当世%は第
1および/または第2アミノ基であることを確保する必
要がある。
本発明の方法で成分C)として使用されるジアミンは一
般に108−400の分子量を有しそして好ましくは専
ら芳香族結合の第1または第2(好ましくは第1)アミ
ノ基を含有する。そのようなジアミンの例は1,4−ジ
アミノベンゼン、2,4−ジアミノトルエン、2,4−
および/または4,4′−ジアミノジフェニルメタン、
3.3′ −ジメチル−4,4’−ジアミノジフェニル
メタン、4.4′ジアミノジフェニル−プロパン−(2
,2)、該ジアミンの混合物等である。
好ましいジアミンはアミノ基に対しオルトである少なく
とも1つの位置にアルキル置換基を有する。最も好まし
いジアミンは第1のアミノ基にオルトの位置に少なくと
も1つのアルキル置換基が存在しそして第2のアミン基
にオルトの位置に2つのアルキル置換基が配置され、各
アルキル置換基が1ないし4個の炭素原子を有するもの
である。
エチル、n−プロピル、イソプロピル、t−ブチルおよ
び/またはメチルチオ置換基がアミノ基にオルトの少な
くとも1つの位置に存在しそして多分メチル置換基がア
ミノ基にオルトの他の位置に存在する化合物を使用する
のが特に好ましい。
好ましいアミンの特定例は2,4−ジアミノメシチレン
、L3,5−1−リエチルー2,4−ジアミノーヘンゼ
ン、1,3.5− トリイソプロピル−2,4−ジアミ
ノベンゼン、1−メチル−3,5−ジエチル−2,4−
ジアミノベンゼン、1−メチル−3,5−ジエチル−2
,6−ジアミツベンゼン、−4,6−ジメチル−2−エ
チル−1,3−ジアミノベンゼン、3.5.3’ 、5
’−テトラエチル−4,4′ −ジアミノジフェニルメ
タン、3,5.3’ 、5’〜テトライソプロピル−4
4′ −ジアミノジフェニルメタン、3.5−ジエチル
−3’ 、5’−ジイソプロピル−4,4′−ジアミノ
ジフェニルメタン、t−ブチルトルエンジアミンおよび
ビス−チオメチルトルエンジアミンを含む。これらアミ
ンとエポキシ樹脂の付加物も有用である。米国特許4,
246,363.4.269,945.4,495,0
81および4,530,941号に記載されているよう
な脂肪族アミン鎖伸長剤の使用も、好ましくはないが、
本発明の範囲内である。
上記ジアミンは勿論混合物としても使用しうる。
1−メチル−3,5−ジエチル−2,4−ジアミノベン
ゼンまたはこの化合物と1−メチル−3,5−ジエチル
−2,6−ジアミノベンゼンの混合物を使用するのが特
に好ましい。
本発明の方法でジアミン鎖伸長剤(成分c))は好まし
くは(成分b))として使用されるポリエーテルを基準
にして)5ないし50重量%最も好ましくは10ないし
40重項九の量で使用される。
既知離型剤を使用して優れた離型特性を有する成形品を
製造することができる。そのような内部離型剤は本発明
の方法で有利に使用しうる助剤の中にある。原則的に、
当該技術分野で知られているいかなる離型剤も本発明に
使用しうるが、例えばドイツ公開公報L953,637
(米国特許3,726,952)、ドイツ公開公報2,
121,670 (英国特許L365,215)、ドイ
ツ公開公報352,431,968(米国特許4,09
8,731)、ドイツ公開公報2.404.310 (
米国特許4,058..492)および米国特許4,5
19,965および4,581,386に記載されてい
るもののような内部離型剤が好ましい。
好ましい離型剤は少なくとも12個の脂肪族炭素原子を
有する脂肪酸と2個またはそれより多い炭素原子を含む
第1モノ−、ジ−またはポリアミンまたはアミドまたは
エステル基を含みそして少なくとも1つの第1、第2ま
たは第3アミン基を有するアミンの塩(少なくとも25
個の脂肪族炭素原子を含む);単一および/または多官
能価カルボン酸と多官能価アルコールの飽和および/ま
たは不飽和C00)Iおよび/または011基を含有し
そして少なくとも5の酸価またはヒドロキシル価を有す
るエステル、リシノール酸と長鎖脂肪酸のエステル型反
応生成物;カルボン酸と第3アミンの塩;および天然お
よび/または合成油、脂肪またはワックスを含む。米国
特許4,519,965および4.581,386に記
載されている亜鉛塩も好ましい。
N−ジメチルアミノプロピルアミンとオレイン酸または
トール油脂肪酸の反応により得られたアミド基含有アミ
ンのオレイン酸またはトール油脂肪酸塩が特に好ましい
上記好ましい離型剤は別として、当該技術分野で知られ
ている他の離型剤も原則として、単独でかまたは好まし
い離型剤と混合して使用しうる。
これら付加的離型剤は例えば脂肪酸エステルとポリイソ
シアネートの反応生成物(ドイツ公開公報2.319,
648号による);反応性水素原子含有ポリシロキサン
とモノ−および/またはポリイソシアネートの反応生成
物(ドイツ公開公報2,356,692号(米国特許4
,033,912号)による);モノ−および/または
ポリカルボン酸とヒドロキシメチル基含有ポリシロキサ
ンのエステル(トイ・ン公開公報2,363,452号
(米国特許4,024,090号)による);およびア
ミン基含有ポリシロキサンと脂肪酸の塩(ドイツ公開公
報2,417,273号またはドイツ公開公報2,43
1,968号(米国特許4,098,731号)による
)を含む。
内部離型剤を使用するなら、それは一般に全反応混合物
の0.1ないし25重量%好ましくは1ないし10重量
%となる量で使用される。
イソシアネート基と反応体ポリエーテルおよびジアミン
(成分b)およびc))のイソシアネート反応性基の間
の反応に触媒は必要でない。しかし、ポリウレタンフォ
ームおよび微孔質エラストマーの製造において知られそ
して一般に使用される触媒は本発明に適当な助剤および
添加剤の群に含まれる。
適当な触媒はトリエチルアミン、トリブチルアミン、N
−メチルモルホリン、N−エチルモルホリン、N−ココ
モルホリン、N、N、N’ 、N’ −テトラメチルエ
チレンジアミン、1,4−ジアザビシクロ−(2,2,
2)−オクタン、N−メチル−N′−ジメチルアミノエ
チルピペラジン、N、N−ジメチルベンジルアミン、ビ
ス−(N、N−ジエチルアミノ)−アジペート、N、N
−ジエチルベンジルアミン、ペンタメチルジエチレント
リアミン、N、N−ジメチルシクロヘキシルアミン、N
、N、N’ 、N’ −テトラメチル−1,3−ブタン
ジアミン、1.2−ジメチルイミダゾールおよび2−メ
チルイミダゾールのような第3アミンを含む。
有機金属触媒も本発明の実施に使用しうる。特に有用な
有機金属触媒はカルボン酸の錫(I[)塩(例えば酢酸
錫(■)、ラウリン酸錫(n)およびカルボン酸のジア
ルキル錫塩(例えばジブチル錫ジアセテート、ジブチル
錫ジラウレート、ジブチル錫マレートまたはジオクチル
錫ジアセテート)のような有機錫触媒単独または第3ア
ミンとの組合せを含む。他の適当な触媒およびこれら触
媒の作用に関する詳細はKunststoff Han
dbuch、 Vol。
■、 ViewegおよびHochtlen、 Car
l Hanser Verlag+Munich、  
1966年の例えば96−102頁に示されている。
触媒を使用するなら、約o、ootないし10重量%、
好ましくは0.05ないし1重量%(成分b)を基準に
して)の量が適当である。
本発明の方法の生成物は好ましくは成形されたエラスト
マー物品である。発泡剤を使用して質密な表面と気泡質
内部を有する成形品を製造することもできる。使用する
発泡剤は水および/または易揮発性有機物質および/ま
たは溶解した不活性ガスであることができる。
適当な有機発泡剤の例1ゴアセトン;酢酸エチル;メタ
ノール;エタノール;塩化メチレン、クロロホルム、塩
化エチリデン、塩化ビニリデン、モノフルオロトリクロ
ロメタン、クロロジフルオロメタンおよびジクロロジフ
ルオロメタンのようなハロゲン置換アルカン;およびブ
タン、ヘキサン、ヘプタンまたはジエチルエーテルを含
む。
窒素、空気および二酸化炭素は適当な不活性ガスの例で
ある。
発泡剤の効果は室温より高い温度で分解してガス例えば
窒素を放出する化合物の添加により得ることもできる。
アゾイソ酪酸ニトリルのようなアブ化合物はそのような
化合物の例である。発泡剤の他の例および発泡剤の使用
に関する詳細はKunststoff Handbuc
h、 Vol、■+ Vieweg  および11oc
htlen、 Carl Hanser Verlag
、 Munich、1966年の例えば108−109
.453−455および507−510頁に見出しうる
本発明に従い、表面活性添加剤(乳化剤および気泡安定
剤)を反応混合物成分として使用することもできる。適
当な乳化剤はリシノールスルホネートのまたは脂肪酸の
ナトリウム塩または脂肪酸とアミンの塩(オレイン酸ジ
エチルアミンまたはステアリン酸ジェタノールアミンの
ような)を含む。スルホン酸(例えばドデシルベンゼン
スルホン酸またはジナフチルメタンジスルホン酸)のま
たはリシノール酸または重合体脂肪酸のような脂肪酸の
アルカリ金属またはアンモニウム塩も表面活性添加剤、
として使用しうる。
気泡安定剤を使用するなら、それらは水溶性ポリエーテ
ルシロキサンであるのが好ましい。これら化合物は一般
にポリジメチルシロキサン基に結合した酸化エチレンと
酸化プロピレンの共重合体である。この型の気泡安定剤
は米国特許2,764,565号に記載されている。
本発明の方法で場合により使用してもよい他の助剤およ
び添加剤は既知気泡調整剤(パラフィンまたは脂肪アル
コールまたはジメチルポリシロキサンのような)、既知
顔料、染料および難燃剤(例えばトリス−クロロエチル
ホスフェートおよびポリホスフェ))、老化および屋外
暴露に対する安定剤、可塑剤、静カビおよび静細菌物質
、および充填剤(硫酸バリウム、ガラス繊維、珪藻土ま
たは白亜)を含む。
適当な表面活性添加剤および気泡安定剤、難燃剤、可塑
剤、染料、充填剤および静カビおよび静細菌物質の他の
例およびこれら添加剤の作用機序の使用に関する詳細は
Kunststoff Handbuch。
Vol、■、 ViewegおよびHochtlen、
 Carl HanserVerlag、 Munic
t++  1966年の例えば103−113頁に見出
しうる。
本発明の方法を実施する際、ポリイソシアネート(成分
a))の量は好ましくは反応混合物中でイソシアネート
指数が70ないし130、最も好ましくは90ないし1
10となるようであるべきである。“イソシアネート指
数パはイソシアネート基の数をイソシアネート反応性基
の数で割った商に100を掛けた値を意味する。イソシ
アネート指数を計算する際、離型剤中に恐らく存在する
イソシアネート反応性基(カルボキシル基)は勘定に入
れない。
本発明の方法は既知の反応射出成形技術(RIM法)に
より実施される。この成形技術では一般に2つの流が用
いられる。本発明ではポリイソシアネート(成分a))
が第1の反応体であり、そして°“ポリアミン成分゛′
(即ちポリエーテル成分b)、ジアミン成分C)および
カーボネートd)の混合物)が第2の反応体である。助
剤または添加剤を使用するなら、それらは一般に“ポリ
アミン成分”と混合される。しかし、例えばイソシアネ
ート基含有離型剤を使用する場合、本発明の方法を実施
する前に離型剤を反応体ポリイソシアネート(成分a)
)に組込むのが有利でありうる。個々の成分の予備混合
が不要になるように3または4の別々の成分を同時に導
入しうる混合類を使用することも原則として可能である
。型中に導入される反応混合物の量は一般に0.8ない
し1.4 g /aa好ましくは0.9ないし1.2g
/c(の密度を有する成形品が生ずるように計算される
。しかし、鉱物性充填剤を使用する場合は、成形品は1
.2g/cnより高い密度を有しうる。成形品の型中に
5ないし90秒好ましくは20ないし60秒放置後型か
ら取出しうる。
反応混合物は一般に10ないし60°C好ましくは20
ないし50°Cの出発温度で型に導入される。
型自身の温度は一般に40ないし100°C好ましくは
50ないし70°Cである。
本発明の方法により得られる成形品は可決性自動車ハン
パまたは車体部品の製造に特に適する。
しかし、出発成分の適当な変化(特に比較的少割合のジ
アミン(成分C)の使用)は良好な摩耗抵抗および優れ
た機械的強度を有する軟質靴底を得ることを可能にする
本発明を次の実施例により更に説明するがそれらにより
限定することを意図するものではない。
実施例中すべての部および百分率は別にことわらない限
り重量による。
田1 実施例において次の物質を使用した: ボiエーテルアミン: トルエンジイソシアネートと4
800の分子量のグリセリン/酸化プロピレン/酸化エ
チレンポリエーテル(17重量%の酸化エチレン末端を
有する)から形成されたプレポリマーの加水分解により
製造;加水分解生成物は30.3のアミン価を有する。
DETDA  :  ジエチルトルエンジアミン。
MOD−DETDA  :  26重量部のDETD八
と4重量部のEPON 828 (Shellから入手
しうるビスフェノールAのビスグリシジルエーテル)を
反応させることにより製造された反応生成物。
M−4050:  630のO)1価を有するプロピレ
ン/エチレンジアミン付加物。
厘皿:  Cas Chemから入手しうるヒマシ油。
ハ: ステアリン酸亜鉛。
L−5304:  Union Carbideから入
手しうるシリコーン界面活性剤。
匹: エチレンカーボネート。
匹: プロピレンカーボネート。
TCB  :  1,2.4−トリクロロベンゼン。
DPE  :  ジフェニルエーテル。
EAA  :  アセト酢酸エチル。
興し: フタル酸ジオクチル。
ISO:  使用したイソシアネートは(1)イソシア
ネート含量32.5%、2,4′−異性体含量19重量
%およびイソシアネート官能価約2.4を有するポリメ
チレンポリ(フェニルイソシアネート)20重量部と(
ii ) a) 4.4’−メチレンビス(フェニルイ
ソシアネート)56部、b) N G O含量29.3
%のカルボジイミド基変性4,4′ −メチレンビス(
フェニルイソシアネート)6重量部およびc) 200
0の分子量のポリエステルジオール(アジピン酸、■、
4−ブタンジオールおよびエチレングリコールに基く)
を反応させることにより製造された19%のイソシアネ
ート含量のプレポリマー80重量部のブレンドであった
。このブレンドは21.5重量%のNCO含量を有した
開上二旦 実験室用ピストン計量装置およびクランプ装置を使用し
てRIMFi、状試料を製造した。計量装置は最大計量
容量0.6リツトルを有する2成分装置であった。30
0mmX 200mmX 3胴の長方形型を使用して次
の条件で試料を成形した:成分A温度        
  40°C成分B温度          60″C
イソシアネート指数       105型温度   
  65°C 混合圧力       2646 psi型からの取出
し時間      45秒使用した配合および物理的性
質は次表に示す通りりであった。試料は密度(ASTM
 D−792) 、曲げ弾性率(ASTM D−790
)、引張強度および伸び(ASTM 0638)、熱た
るみ(ASTM I)−3769) 、ノツチ付アイゾ
y ト(ASTM D−256)および引裂強度−ダイ
“C”(157M D−624)について試験した。例
1および4は比較例である。
例において、エチレンおよびプロピレンカーボネートの
添加はB−側の粘度の有意な低下をもたらした。該デー
タについて特に驚くべきことは、優れた熱たるみ性が実
質的に維持されたことである。高度に極性のカーボネー
トは高められた温度で硬いブロック相に溶解して剛性の
有意な低下を惹起すであろうと予期されたはずだからで
ある。
■に上1 例1−7に示したものと同じ技法を使用して、表2に示
した配合を用いて更に板状試料を製造した。試験結果は
表2に示す通りであった。例7および9−12は比較例
である。
例7−12の配合物を反応性についても試験した。10
0重量部の各配合物を開放缶に入れた。
次に市販の5ervodyne装置を使用して反応混合
物から回転粘度を得た。データを時間に対する粘度の図
として示し、イソシアネートをB−側に注入した点を時
間スケールのゼロとした。次にこの点から粘度対時間の
曲線が垂直になるところまでの時間を測定する。この点
をゲル化時間として記録する。得られた結果は次の通り
であった:促−企一血    y酉化詩胛−並 7         3.34 8         3、56 9         3.24 10         3.24 11         3.16 12         3.28 明らかなように、対照である例7は26部のDETDA
を有し、他方すべての他の配合物は29部を有した。従
って、添加剤を含有するすべての系は対照よりも早く反
応すると予期されたはずである。
以上説明の目的で本発明を詳細に記載したが、該詳細は
その目的のためだけのものであること、および特許請求
の範囲により制限されうる以外は本発明の精神および範
囲から逸脱することなく種々の変更が当該技術分野の熟
達者によりそこになされうろことが理解されるべきであ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)a)有機ジ−および/またはポリイソシアネート
    、 b)少なくとも2個のイソシアネート反応性基および1
    800ないし12,000の分子量を有し、該イソシア
    ネート反応性基の少なくとも50%が第1および/また
    は第2アミン基であるポリエーテル、 c)末端アミン鎖伸長剤、および d)成分b)およびc)100重量部あたり2ないし2
    0重量部の環状アルキレンカーボネート、を含む反応混
    合物を、イソシアネート指数が約70ないし約130で
    あるような成分比で、RIM機械を通して金型キャビテ
    ィへ射出することを含む反応射出成形されたエラストマ
    ーの製造方法。 (2)成分d)を、成分b)およびc)100重量部あ
    たり4ないし15重量部の量で使用する特許請求の範囲
    第1項記載の方法。 (3)該環状アルキレンカーボネートが式:▲数式、化
    学式、表等があります▼ (式中Rは水素、メチル、エチルまたはC_3ないしC
    _1_0炭化水素基を表わす) に相当する特許請求の範囲第1項記載の方法。 (4)該カーボネートがエチレンカーボネートである特
    許請求の範囲第1項記載の方法。(5)該カーボネート
    がプロピレンカーボネートである特許請求の範囲第1項
    記載の方法。 (6)該ポリエーテルがイソシアネート末端基を含有す
    る化合物の加水分解により得られる特許請求の範囲第1
    項記載の方法。 (7)i)少なくとも2個のイソシアネート反応性基お
    よび1800ないし12,000の分子量を有し、該イ
    ソシアネート反応性基の少なくとも50%が第1および
    /または第2アミン基であるポリエーテル、 ii)末端アミン鎖伸長剤、および iii)成分i)およびii)100重量部あたり2な
    いし20重量部の環状アルキレンカーボネート、を含む
    イソシアネート反応性混合物。 (8)成分iii)を、成分i)およびii)100重
    量部あたり4ないし15重量部の量で使用する特許請求
    の範囲第7項記載の混合物。 (9)該環状アルキレンカーボネートが式:▲数式、化
    学式、表等があります▼ (式中Rは水素、メチル、エチルまたはC_3ないしC
    _1_0炭化水素基を表わす) に相当する特許請求の範囲第7項記載の混合物。 (10)該カーボネートがエチレンカーボネートである
    特許請求の範囲第7項記載の混合物。 (11)該カーボネートがプロピレンカーボネートであ
    る特許請求の範囲第7項記載の混合物。 (12)該ポリエーテルがイソシアネート末端基を含有
    する化合物の加水分解により得られる特許請求の範囲第
    7項記載の混合物。
JP1162854A 1988-06-28 1989-06-27 改善された流動性を有するポリ尿素rim系 Pending JPH0260917A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US21275188A 1988-06-28 1988-06-28
US212,751 1988-06-28
US34618689A 1989-05-04 1989-05-04
US346,186 1989-05-04

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0260917A true JPH0260917A (ja) 1990-03-01

Family

ID=26907426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1162854A Pending JPH0260917A (ja) 1988-06-28 1989-06-27 改善された流動性を有するポリ尿素rim系

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH0260917A (ja)
CA (1) CA1328526C (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
CA1328526C (en) 1994-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4218543A (en) Rim process for the production of elastic moldings
EP1264850B1 (en) Polyurethane foams having improved heat sag and a process for their production
US4442235A (en) Process and composition for the production of polyurethane elastomer moldings
US4897428A (en) Internal mold release agent for use in molding polyurethanes and/or polyureas
CA1336022C (en) Internal mold release agent for use in reaction injection molding
US4937366A (en) Process and compositions for production of moldings
US5137966A (en) Internal release agents, active hydrogen containing mixtures which contain such agents and the use thereof in a process for the production of molded products
US5002999A (en) Internal mold release agent for use in reaction injection molding
US4857561A (en) Novel neopentyladipate based prepolymers and reaction injection molded products made therefrom
US6271279B1 (en) High resilient flexible urethane foam and flexible molded foams based on allophanate modified isocyanates
US5028635A (en) Polyurea-cyclic carbonate RIM systems having improved flow properties
US5076989A (en) Internal mold release agent for use in reaction injection molding
US5149458A (en) Polyurea rim systems having improved flow properties and containing an organic cyclic carbonate
EP0350644A1 (en) Polyurea rin sytems having improved flow properties
US5420188A (en) Internal mold release agent for use in reaction injection molding
US5019600A (en) Internal mold release agent for use in reaction injection molding
JPH0260917A (ja) 改善された流動性を有するポリ尿素rim系
US5098984A (en) Isocyanate terminated prepolymers and the use thereof in a rim process
US5239038A (en) Cyclohexanedimethanoladipate based prepolymers and reaction injection molded products made therefrom
US5622777A (en) Heat-resistant reinforced foam
JPH04272918A (ja) 反応射出成形エラストマーの製造方法
US4960537A (en) Process and compositions for production of moldings
JPH01204921A (ja) 弾性エラストマー成形物の製造方法
GB2222594A (en) Internal mold release agent for use in reaction injection molding
JPS63132920A (ja) 弾性エラストマ−成形物