JPH0254321B2 - - Google Patents

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JPH0254321B2
JPH0254321B2 JP57137761A JP13776182A JPH0254321B2 JP H0254321 B2 JPH0254321 B2 JP H0254321B2 JP 57137761 A JP57137761 A JP 57137761A JP 13776182 A JP13776182 A JP 13776182A JP H0254321 B2 JPH0254321 B2 JP H0254321B2
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JP
Japan
Prior art keywords
insect repellent
parts
latex
rubber
thickener
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP57137761A
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Japanese (ja)
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JPS5927801A (en
Inventor
Osamu Ueda
Koichi Nasu
Koji Watanabe
Akira Kinoshita
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NICHIZOORU KK
OOSAKA KASEI KK
Original Assignee
NICHIZOORU KK
OOSAKA KASEI KK
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Publication date
Application filed by NICHIZOORU KK, OOSAKA KASEI KK filed Critical NICHIZOORU KK
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Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

本発明は防虫ラテツクス組成物及びその製法に
関し、詳しくはじゆうたん、カーペツト、マツト
等の繊維製敷物に塗布して当該敷物類に防虫性を
付与するためのラテツクス組成物に関する。 近年、生活様式の変化とりわけ家屋の気密性の
向上、冷暖房の普及にともない害虫が家屋内に常
在化し易い環境となることが知られている。 加えてカーペツトやじゆうたん等の敷物が普及
し、これらのカーペツトやじゆうたん等が微細な
チリやほこりを吸い込みやすいことから家屋内に
おけるカーペツトやじゆうたんにはチリ、ほこり
と共にダニ類が寄生し易くなり、これらダニ類の
うちにはある種のアレルギーや疾患の原因とされ
ているものもある。又、ゴキブリ等に至つては家
屋害虫の代表的なものであつて種々の病原菌を媒
介する害虫であることは言うまでもなく、これら
の害虫駆除の必要性は軽視できぬものとなつてい
る。 しかしながら従来これらのダニ類やゴキブリ等
を駆除する方法としては例えば廚房等に捕獲器を
設置する方法や殺虫剤を直接噴霧する方法しかな
く。その殺虫効果が極めて短時間に消失するか、
あるいは特定の害虫に対するものであつて恒常的
にダニ類、ゴキブリ類を駆除する方法は知られて
いない。 本発明はじゆうたん、カーペツトその他繊維製
敷物に塗布した場合にきわめて長期間有効な殺虫
効果乃至防虫効果を発揮させ得る新規防虫ラテツ
クス組成物を提供するものである。 すなわち、本発明は天然ゴム又は合成ゴムのコ
ロイド粒子が水相に均一に乳化されてなるラテツ
クスエマルジヨンにさらに防虫成分と充填剤およ
び(または)増粘剤とが配合されてなる防虫ラテ
ツクス組成物である。かかる防虫ラテツクス組成
物は分散媒たる水相に天然ゴム又は合成ゴムのコ
ロイド粒子および乳化剤が分散・乳化されて成る
ラテツクスエマルジヨン中に防虫成分と充填剤お
よび(または)増粘剤をそれぞれ乳化状態で混合
するか、或いは上記ラテツクスエマルジヨン中に
防虫成分と充填剤および(または)増粘剤を混合
した後乳化せしめることにより製することができ
る。 本発明の防虫ラテツクス組成物の具体例として
は、好ましくは水相に粒径が概ね0.01〜2μのコロ
イド状の天然ゴム又は合成ゴム粒子を約20〜
80W/W%、乳化剤を約0.1〜10W/W%それぞ
れ含有すると共に、防虫成分を約0.01〜1.0W/
W%、充填剤を約1〜70%および(または)増粘
剤を約0〜10%それぞれ配合してなるものをあげ
ることができ、このような割合で各成分を配合す
れば淡黄色〜白色のクリーム状の液体組成物とし
ての防虫ラテツクスが得られる。 本発明においてラテツクスエマルジヨン中に配
合される防虫成分は防虫ラテツクスを塗布後ラテ
ツクス層構成成分と適度な不相溶性を有する必要
があり、このような防虫成分としてはその蒸気圧
(20℃)が約1×10-7〜1×10-2mmHgである防虫
成分があげられる。 かかる防虫成分としては例えばダイアジノン、
フエニトロチオン、フエンチオン、クロルピリフ
オスメチルの如き有機リン酸系殺虫剤、BPMC
(化学名;2−sec−ブチルフエニル−N−メチル
カーバメート)、MIPC(化学名;2−イソプロピ
ルフエニル−N−メチルカーバメート)、XMC
(化学名;3,4−キシリル−N−メチルカーバ
メート)、PHC(化学名;2−イソプロポキシフ
エニル−N−メチルカーバメート)、MTMC(化
学名;3−メチルフエニル−N−メチルカーバメ
ート)の如きカーバメート系防虫剤、或いはピレ
トリン、フタルスリン、アレスリン、フエノトリ
ン、レスメトレン、パーメストリンの如きピレス
ロイド系防虫剤を用いることができる。これらの
うち好ましい防虫成分としてはダイアジノン、フ
エントロチノン、フエンチオン、BPMC等があ
げられる。 上記の如き防虫成分はラテツクスエマルジヨン
100重量部に対して約0.01〜2重量部、好ましく
は約0.07〜1.5重量部とりわけ好ましくは約0.1〜
1.2重量部用いるのが好ましい。これらの防虫成
分は概ね水に溶解し難いため予め水に乳化分散さ
せて用いるのが好ましい。防虫剤成分の水に対す
る乳化分散に際しては乳化剤を用いてもあるいは
機械的にこれを実施してもよい。この場合乳化剤
としては防虫成分に対し不活性なものであれば特
に限定されず、例えばアビエチン酸ナトリウム、
デヒドロアビエチン酸カリウム、テトラヒドロア
ビエチン酸ナトリウムの如きロジン酸セツケン、
トール油セツケン、ミリスチン酸ナトリウム、ラ
ウリル酸カリウム、ステアリン酸ナトリウム、オ
レイン酸ナトリウムの如き脂肪酸セツケン等を用
いることができる。 又、機械的に実施する場合には例えば市販の乳
化機、高圧乳化機等を用いて実施することができ
る。上記のいずれの場合によるときも防虫成分の
乳化分散液中における防虫成分の濃度は約20〜
60W/W%であるのが適当である。 上記の防虫成分はマイクロカプセル化して用い
てもよく、例えばダイアジノンであればポリアミ
ド系ポリマー、ポリエステル系ポリマー又は架橋
ナイロン等の壁膜中に含有せしめて用いることが
できる。さらには、これらのマイクロカプセル化
された防虫成分は単独で又は前記した如き乳化剤
と共にけん濁せしめて水性乳剤として用いること
もできる。 本発明で用いられるラテツクスエマルジヨンと
しては水相にコロイド状の天然ゴム又は合成ゴム
粒子を乳化剤により安定に乳化分散してなるもの
であればよい。かかるラテツクスエマルジヨンと
しては該エマルジヨンにおいてコロイド状ゴム粒
子成分が天然ゴムの他、スチレン−ブタジエンゴ
ム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、クロロプ
レンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、
イソブチレン−イソプレンゴム、アクリルゴム、
アクリル酸−アクリロニトリルゴム、エチレン−
プロピレンブタジエンゴムまたはこれらの混合物
であるエマルジヨンがあげられる。これらのうち
ゴム成分が天然ゴム、スチレン−ブタジエンゴ
ム、ブタジエンゴム、アクリロニトリル−ブタジ
エンゴム、アクリル酸−アクリロニトリルゴム、
アクリルゴムまたはこれらの混合物であるラテツ
クスエマルジヨンがとりわけ好ましい。これらの
ゴム成分は水相中に概ね30〜70W/W%程度含有
されていればよく、又、その粒子径は前記の防虫
ラテツクス組成物の説明におけるが如き粒子径の
範囲内であればよい。 又、これらのゴムコロイド粒子を安定に乳化さ
せる乳化剤としては前記において防虫成分を乳化
分散せしめるに際して用いた乳化剤を用いること
ができる他、更には合成ゴム製造に際して用い得
る乳化剤であればいずれも用いることができる。 上記のゴムラテツクスエマルジヨン中のゴム成
分の劣化防止あるいは品質改善を目的として加硫
剤、加硫促進剤、老化防止剤等の添加剤を配合し
てもよい。これらの添加剤は天然ゴム又は天然ゴ
ムの劣化防止や品質改善に際し通常用いられるも
のであればいずれも用いることができ、加硫剤と
しては例えばイオウ、ジベンジルキノンジオキシ
ム、P−キノンジオキシム、ジチオジモルフイ
ン、セレニウム、テルル、亜鉛華等があげられ
る。加硫促進剤としてはジメチルジチオカルバミ
ン酸ナトリウム、ジエチルジチオカルバミン酸ナ
トリウム、ピペコリルジチオカルバミン酸エステ
ル、エチルフエニルジチオカルバミン酸亜鉛、ジ
メチル・ジチオカルバミン酸亜鉛の如きジチオカ
ルバミン酸系加硫促進剤、ジフエニルグアニジ
ン、ジ−O−トルイルグアニジン、O−トルイル
グアニジンの如きグアニジン系加硫促進剤、2−
メルカプトベンゾチアゾール、ジベンゾチアジル
ジスルフイド、N−シクロヘキシル−2−ベンゾ
チアジルスルフエンアミドの如きチアゾール系加
硫促進剤等を用いることができる。更に老化防止
剤としては例えばジ−t−ブチルクレゾール、ス
チレン化フエノール、ジヒドロキシジフエニルシ
クロヘキサンの如きフエノール系老化防止剤、フ
エニルナフチルアミン、ジナフチルフエニレンジ
アミン、ジアリルフエニレンジアミンの如きアリ
ルアミン系老化防止剤等を好適に用いることがで
きる。 これらはラテツクスエマルジヨン中において加
硫剤を約0.5〜3W/W%、加硫促進剤を約0.3〜
2W/W%、老化防止剤を約0.3〜2W/W%それ
ぞれ配合するのが適当である。 本発明のもう一方の構成成分たる充填剤として
はカーボンブラツク、ホワイトカーボン、炭酸カ
ルシウム、水酸化アルミニウム、塩基性炭酸マグ
ネシウム、クレー、亜鉛華、けいそう土、アルミ
ナ、アスベスト等を用いることができ、とりわけ
水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、クレー等
が好ましい。これらの充填剤はラテツクスエマル
ジヨンに対し約100〜300W/W%用いるのがよ
く、とりわけ200W/W%が好ましい。 更に本発明において増粘剤を用いる場合におい
て該増粘剤は本発明のラテツクス組成物を所望の
粘度に調整でき、かつ殺虫成分に対し不活性なも
のであればいずれの増粘剤であつても使用し得る
が、具体的に例えばアルギン酸ナトリウム、カゼ
イン、にかわ、ゼラチン、メチルセルロース、カ
ルボキシメチルセルロース、ポリアクリル酸ナト
リウム、酢酸ビニル、エマルジヨン、アンモニウ
ムカゼイン、ポリビニルアルコール、アクリル・
エマルジヨン、デンプン、ケイ酸ナトリウム、ベ
ントナイト等を用いることができ、これらは必要
に応じラテツクスエマルジヨンに対し約1〜
5W/W%配合するのが好ましい。 本発明の防虫ラテツクスを製するにはまず所望
によりラテツクスエマルジヨン中に加硫剤、加硫
促進剤、老化防止剤を加えて混合し、ついでこの
混合物中に防虫成分と充填剤および(または)増
粘剤を加えて混合し乳化分散せしめるか、或いは
防虫成分と充填剤および(または)増粘剤を予め
水に乳化せしめた後上記ラテツクスエマルジヨン
中に加硫剤等を混合物に加えて混合することによ
り製することができる。 上記において全成分を加えてのち乳化分散せる
場合も、また各成分を個別に水に乳化せしめて用
いる場合もいずれも乳化は常法により実施でき、
例えば市販の乳化機を用いて実施することができ
る。尚。このときラテツクスエマルジヨン中に添
加する各種の添加剤によりラテツクスエマルジヨ
ンのPHが変動し防虫成分の効力が低下する場合も
あるため、かかるPHの変動を避け防虫成分にとつ
て望ましいPH範囲となるよう適宜PH調整するのが
好ましい。かかる望ましいPH範囲としては例えば
ダイアジノンであれば7〜8、その他の有機リン
酸系防虫成分、カーバメート系防虫成分であれば
いずれもPHが3〜7.5であるのが適当である。PH
調整に際して用い得るPH調整剤としては例えばア
ンモニア、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等
の塩基性物質、塩酸の如き鉱酸、クエン酸の如き
有機酸等の酸性物質、更には陽イオン界面活性剤
等を適宜用いることができる。 ついで得られる混合物に必要に応じて水を加え
て所望の粘度及び全固形分濃度に調整することに
よつて防虫ラテツクス組成物を得ることができ
る。 かくして得られた防虫ラテツクス組成物はPHが
前記防虫成分の至適PH範囲内でありかつその粘度
は約100〜40000c.p.s.であつて、スプレー塗布す
る場合は約100〜2000c.p.s.,又ローラーコーテイ
ングする場合は約10000〜30000c.p.s.であるのが
とりわけ好ましい。又組成物中の全固形分濃度は
約20〜80W/W%であつてスプレー塗布する場合
は約20〜60W/W%、ローラコーテイングする場
合は約40〜80W/W%であるのがとりわけ好まし
い。 尚、本発明の防虫ラテツクス組成物中には所望
より消泡剤、着色剤、軟化剤、難燃剤等を適宜添
加することもできる。消泡剤としては例えばシリ
コーンオイル、コロイダルシリカ等を、着色剤と
しては例えばチタン白、カドミウム黄、カドミウ
ム赤等を、軟化剤としては例えばスピンドル油、
流動パラフイン等をそれぞれ用いることができ、
更には難燃剤としてはハロゲン化物等を用いるこ
とができる。これらの各種配合剤は防虫ラテツク
ス組成物の製造の任意の段階で適宜加えることが
できるが、増粘剤および水を加えて粘度を調整す
る迄に加えるのが好ましい。 かくして得られた本発明の防虫ラテツクス組成
物は塗布用ラテツクス組成物として種々の繊維製
品(じゆうたん、カーペツトの他、玄関マツト、
バスマツト等の各種マツト、布製シート等)に塗
布したのち、乾燥硬化処理することによつて当該
繊維製品の塗布面に防虫ラテツクスを形成せしめ
ることができる。かかる繊維製品の具体例として
は例えばカーペツトであればループカーペツト、
カツトカーペツトの如きタフトカーペツト、ニー
ドルパンチカーペツト等もしくはそれらにつきジ
ユートで裏打ちしたもの等の通常家屋内外におい
て用いるカーペツトがあげられる。又、これらの
カーペツト素材も特に限定されず例えばウール、
リネン、コツトンの如き天然繊維、ポリエステ
ル、ナイロン、アクリル、ポリプロピレンの如き
合成繊維等からなるものを好適に用いることがで
きる。 これらの敷物類に防虫ラテツクス組成物を塗布
するには例えば市販のカーペツトコーター、ある
いはスプレー装置の如きこの技術分野における常
法を好適に採用し得る。塗布量はラテツクス組成
物として約0.2〜2Kg/m2、とりわけ約1Kg/m2
であり、防虫成分が例えば有機リン系防虫成分、
カーバメート防虫成分の場合は約0.1〜10g/m2
とりわけ約0.5〜5g/m2、ピレスロイド系防虫
成分であれば約0.1〜5g/m2、とりわけ0.5〜2
g/m2となるように防虫ラテツクス組成物の塗布
量を適宜調節するのが好ましい。ついで該カーペ
ツトを約80〜160℃とりわけ約100〜140℃で乾燥
することによりラテツクス組成物が硬化し防虫効
果を有するラテツクス層が形成される。 以上の通り本発明の防虫ラテツクス組成物は繊
維製敷物に塗布して防虫性を付与することのでき
るきわめて有用なものであつて、これをじゆうた
ん、カーペツト、マツト等に塗布してラテツクス
層を形成せしめた場合にはチリダニ、コナダニ、
ツメダニ等の屋内性ダニ類、チヤバネゴキブリ、
クロゴキブリ、ワモンゴキブリ、ヤマトゴキブリ
等のゴキブリ類、イガ、ヒメマルカツオブシム
シ、イエヒメアリなどの繊維害虫等に対し殺虫乃
至防虫効果を示す上、ダニ類等に対しては増加を
抑制する効果を示すものである。しかも、本発明
のラテツクス組成物はラテツクス層が形成された
後は該ラテツクス層内部の防虫成分がラテツクス
を形成するゴム成分と不相溶性を有することか
ら、ラテツクス表面における防虫成分の蒸散に対
しラテツクス層内部から防虫成分が表面に到達す
ることによつて表面からの蒸散により失なわれた
防虫力の低下を補うので該カーペツト全体として
長期間防虫効果を示すという特徴と有するもので
ある。 以下、実施例、実験例により本発明をさらに詳
細に説明する。 実験例 殺虫性ラテツクスをジユータンに塗布して、そ
の効力を調べた。 <実験方法> カーペツト(10×10cm)に下記第1表に示す薬
剤を含有する殺虫性ラテツクス(実験例1と同様
にして製したもの)を1.3Kg/m2の割合で塗布す
る(このとき、各薬剤は2g/m2の割合でカーペ
ツトに塗布されている)。ついで140℃で10〜20分
乾燥する。ついでこのカーペツトのラテツクス塗
布面、繊維面の両方にチヤバネゴキブリ成虫20匹
を接触させてその内の経時的死亡数を確認し効果
を確認した。 <結果> 結果は下記表に示す通りである。
The present invention relates to an insect repellent latex composition and a method for producing the same, and more particularly to a latex composition that can be applied to textile rugs such as carpets, carpets, and mats to impart insect repellent properties to the rugs. In recent years, it is known that changes in lifestyles, especially improvements in the airtightness of houses and the spread of air conditioning and heating, have created an environment in which pests are more likely to reside in houses. In addition, rugs such as carpets and rugs have become popular, and these carpets and rugs tend to absorb fine dust and dust, making it easy for dust mites to infest carpets and rugs in homes. Some of these mites are said to be the cause of certain allergies and diseases. Furthermore, it goes without saying that cockroaches and the like are typical household pests and transmit various pathogens, and the necessity of exterminating these pests cannot be ignored. However, conventional methods for exterminating these mites, cockroaches, etc. are limited to, for example, installing a trap in a cellar or the like or directly spraying insecticides. The insecticidal effect disappears in a very short time, or
Alternatively, there is no known method for permanently exterminating mites and cockroaches that is directed against specific pests. The present invention provides a novel insect repellent latex composition that can exhibit an extremely long-term effective insecticidal or repellent effect when applied to carpets, carpets, and other textile rugs. That is, the present invention provides an insect repellent latex composition comprising a latex emulsion in which colloidal particles of natural rubber or synthetic rubber are uniformly emulsified in an aqueous phase, and further blended with an insect repellent component, a filler, and/or a thickener. It is a thing. Such insect repellent latex compositions are made by emulsifying insect repellent components, fillers and/or thickeners in a latex emulsion in which colloidal particles of natural rubber or synthetic rubber and an emulsifier are dispersed and emulsified in an aqueous phase serving as a dispersion medium. It can be produced by mixing the insect repellent component with the filler and/or thickener in the latex emulsion and then emulsifying the mixture. A specific example of the insect repellent latex composition of the present invention preferably includes colloidal natural rubber or synthetic rubber particles having a particle size of approximately 0.01 to 2μ in the aqueous phase.
Contains 80W/W%, emulsifier approximately 0.1-10W/W%, and insect repellent component approximately 0.01-1.0W/W%.
W%, about 1 to 70% filler, and/or about 0 to 10% thickener, and if each component is blended in these proportions, it will turn pale yellow to An insect repellent latex is obtained as a white creamy liquid composition. In the present invention, the insect repellent component blended into the latex emulsion must have appropriate incompatibility with the constituent components of the latex layer after the insect repellent latex is applied. An example of this is an insect repellent component having a pressure of about 1×10 -7 to 1×10 -2 mmHg. Examples of such insect repellent ingredients include diazinon,
Organophosphate insecticides such as fenitrothion, fenthion, chlorpyrifosmethyl, BPMC
(Chemical name: 2-sec-butylphenyl-N-methylcarbamate), MIPC (Chemical name: 2-isopropylphenyl-N-methylcarbamate), XMC
(Chemical name: 3,4-xylyl-N-methylcarbamate), PHC (Chemical name: 2-isopropoxyphenyl-N-methylcarbamate), MTMC (Chemical name: 3-methylphenyl-N-methylcarbamate) Carbamate insect repellents or pyrethroid insect repellents such as pyrethrin, phthalthrin, allethrin, phenothrin, resmetren, and permethrin can be used. Among these, preferred insect repellent ingredients include diazinon, fentrotinone, fenthion, and BPMC. The above insect repellent ingredients are latex emulsion.
About 0.01 to 2 parts by weight, preferably about 0.07 to 1.5 parts by weight, particularly preferably about 0.1 to 1.5 parts by weight, per 100 parts by weight.
Preferably, 1.2 parts by weight is used. Since these insect repellent components are generally difficult to dissolve in water, it is preferable to use them by emulsifying and dispersing them in water in advance. When emulsifying and dispersing the insect repellent component in water, an emulsifier may be used or this may be carried out mechanically. In this case, the emulsifier is not particularly limited as long as it is inert to insect repellent ingredients, such as sodium abietate,
Rosin acid preparations such as potassium dehydroabietate and sodium tetrahydroabietate,
Fatty acid bases such as tall oil bases, sodium myristate, potassium laurate, sodium stearate, and sodium oleate can be used. In addition, when it is carried out mechanically, it can be carried out using, for example, a commercially available emulsifier, high-pressure emulsifier, or the like. In any of the above cases, the concentration of the insect repellent component in the emulsified dispersion of the insect repellent component is approximately 20~
A suitable value is 60W/W%. The insect repellent component described above may be used in the form of microcapsules. For example, diazinon can be used by being contained in a wall film such as a polyamide polymer, polyester polymer, or crosslinked nylon. Furthermore, these microencapsulated insect repellent components can be used alone or in suspension together with the above-mentioned emulsifiers to form an aqueous emulsion. The latex emulsion used in the present invention may be one obtained by stably emulsifying and dispersing colloidal natural rubber or synthetic rubber particles in an aqueous phase using an emulsifier. Such a latex emulsion includes, in addition to natural rubber, colloidal rubber particle components in the emulsion, such as styrene-butadiene rubber, butadiene rubber, isoprene rubber, chloroprene rubber, acrylonitrile-butadiene rubber,
Isobutylene-isoprene rubber, acrylic rubber,
Acrylic acid - acrylonitrile rubber, ethylene -
Examples include emulsions of propylene butadiene rubber or mixtures thereof. Among these, the rubber component is natural rubber, styrene-butadiene rubber, butadiene rubber, acrylonitrile-butadiene rubber, acrylic acid-acrylonitrile rubber,
Particularly preferred are latex emulsions of acrylic rubber or mixtures thereof. It is sufficient that these rubber components are contained in the aqueous phase in an amount of approximately 30 to 70 W/W%, and the particle size thereof may be within the range of the particle size as described above for the insect repellent latex composition. . In addition, as the emulsifier for stably emulsifying these rubber colloid particles, the emulsifier used in emulsifying and dispersing the insect repellent component above can be used, and any emulsifier that can be used in the production of synthetic rubber can also be used. Can be done. Additives such as a vulcanizing agent, a vulcanization accelerator, and an anti-aging agent may be added for the purpose of preventing deterioration or improving the quality of the rubber components in the rubber latex emulsion. Any of these additives can be used as long as they are commonly used for natural rubber or for preventing deterioration or improving the quality of natural rubber. Examples of vulcanizing agents include sulfur, dibenzylquinone dioxime, and P-quinone dioxime. , dithiodimorphine, selenium, tellurium, zinc white, etc. Examples of vulcanization accelerators include dithiocarbamic acid-based vulcanization accelerators such as sodium dimethyldithiocarbamate, sodium diethyldithiocarbamate, pipecolyldithiocarbamate, zinc ethylphenyldithiocarbamate, zinc dimethyldithiocarbamate, diphenylguanidine, and dithiocarbamate. -O-tolylguanidine, guanidine-based vulcanization accelerator such as O-tolylguanidine, 2-
Thiazole-based vulcanization accelerators such as mercaptobenzothiazole, dibenzothiazyl disulfide, and N-cyclohexyl-2-benzothiazyl sulfenamide can be used. Furthermore, anti-aging agents include, for example, phenolic anti-aging agents such as di-t-butyl cresol, styrenated phenol, and dihydroxydiphenylcyclohexane, and allylamine anti-aging agents such as phenylnaphthylamine, dinaphthylphenylenediamine, and diallylphenylenediamine. Agents and the like can be suitably used. These include approximately 0.5 to 3 W/W% of the vulcanizing agent and approximately 0.3 to 3 percent of the vulcanization accelerator in the latex emulsion.
It is appropriate to mix 2W/W% and an anti-aging agent at about 0.3 to 2W/W%, respectively. As the filler which is the other component of the present invention, carbon black, white carbon, calcium carbonate, aluminum hydroxide, basic magnesium carbonate, clay, zinc white, diatomaceous earth, alumina, asbestos, etc. can be used. Particularly preferred are aluminum hydroxide, calcium carbonate, clay, and the like. These fillers are preferably used in an amount of about 100 to 300 W/W%, particularly preferably 200 W/W%, based on the latex emulsion. Further, when a thickener is used in the present invention, the thickener may be any thickener as long as it can adjust the latex composition of the present invention to a desired viscosity and is inert to insecticidal ingredients. Specific examples include sodium alginate, casein, glue, gelatin, methylcellulose, carboxymethylcellulose, sodium polyacrylate, vinyl acetate, emulsion, ammonium casein, polyvinyl alcohol, and acrylic.
Emulsion, starch, sodium silicate, bentonite, etc. can be used, and if necessary, these may be added from about 1 to
It is preferable to mix 5W/W%. To produce the insect repellent latex of the present invention, first, if desired, a vulcanizing agent, a vulcanization accelerator, and an anti-aging agent are added and mixed into a latex emulsion, and then the insect repellent component and filler and (or ) Add a thickener and mix to emulsify and disperse, or emulsify the insect repellent component, filler, and/or thickener in water in advance, and then add a vulcanizing agent, etc. to the mixture in the latex emulsion. It can be produced by mixing. In the above case, whether all the components are added and then emulsified and dispersed, or if each component is individually emulsified in water and used, emulsification can be carried out by a conventional method.
For example, it can be carried out using a commercially available emulsifier. still. At this time, the pH of the latex emulsion may vary depending on the various additives added to the latex emulsion, which may reduce the effectiveness of the insect repellent component. Therefore, such PH fluctuations can be avoided and the desired PH range for the insect repellent component is determined. It is preferable to adjust the pH appropriately so that The desirable pH range is, for example, 7 to 8 for diazinon, and 3 to 7.5 for other organophosphate insect repellent components and carbamate insect repellent components. PH
Examples of pH adjusting agents that can be used for adjustment include basic substances such as ammonia, sodium hydroxide, and potassium hydroxide, acidic substances such as mineral acids such as hydrochloric acid, organic acids such as citric acid, and cationic surfactants. can be used as appropriate. An insect repellent latex composition can then be obtained by adding water to the resulting mixture as needed to adjust the viscosity and total solids concentration to a desired level. The insect repellent latex composition thus obtained has a PH within the optimum PH range of the insect repellent component and a viscosity of approximately 100 to 40,000 c.ps, approximately 100 to 2,000 c.ps when applied by spraying, or approximately 100 to 2,000 c.ps when applied by spraying. Especially preferred is about 10,000 to 30,000 c.ps when coated. The total solids concentration in the composition is preferably about 20-80 W/W%, particularly about 20-60 W/W% for spray coating and about 40-80 W/W% for roller coating. preferable. In addition, an antifoaming agent, a coloring agent, a softening agent, a flame retardant, etc. can be appropriately added to the insect repellent latex composition of the present invention, if desired. Examples of antifoaming agents include silicone oil and colloidal silica; colorants include titanium white, cadmium yellow, and cadmium red; and softeners include spindle oil, etc.
Liquid paraffin etc. can be used, respectively.
Furthermore, halides and the like can be used as flame retardants. These various compounding agents can be added as appropriate at any stage of the production of the insect repellent latex composition, but it is preferable to add them before the viscosity is adjusted by adding a thickener and water. The thus obtained insect repellent latex composition of the present invention can be used as a coating latex composition for various textile products (in addition to carpets and carpets, doormats,
An insect repellent latex can be formed on the coated surface of the textile product by applying it to various types of pine such as bath mats, cloth sheets, etc., and then drying and curing it. Specific examples of such textile products include carpets such as loop carpets,
Examples include carpets commonly used inside and outside houses, such as tufted carpets such as cut carpets, needle punch carpets, etc., and those lined with jute. Moreover, these carpet materials are not particularly limited, and may include wool,
Natural fibers such as linen and cotton, synthetic fibers such as polyester, nylon, acrylic, and polypropylene can be suitably used. In order to apply the insect repellent latex composition to these rugs, conventional methods in this technical field, such as commercially available carpet coaters or spray devices, can be suitably employed. The coating amount is about 0.2 to 2 Kg/m 2 as a latex composition, especially about 1 Kg/m 2
The insect repellent component is, for example, an organophosphorus insect repellent component,
In the case of carbamate insect repellent ingredients, approximately 0.1 to 10 g/m 2 ,
Especially about 0.5 to 5 g/m 2 , about 0.1 to 5 g/m 2 for pyrethroid insect repellent ingredients, especially 0.5 to 2
It is preferable to adjust the amount of the insect repellent latex composition applied so that the insect repellent latex composition has an amount of g/m 2 . The carpet is then dried at about 80 DEG to 160 DEG C., especially about 100 DEG to 140 DEG C., thereby hardening the latex composition and forming a latex layer having an insect repellent effect. As mentioned above, the insect repellent latex composition of the present invention is extremely useful as it can be applied to fiber rugs to impart insect repellent properties, and can be applied to carpets, carpets, pine, etc. to form a latex layer. dust mites, dust mites,
Indoor mites such as claw mites, German cockroaches,
It has an insecticidal or repellent effect on cockroaches such as black cockroaches, American cockroaches, and Japanese cockroaches, as well as textile pests such as burrs, Japanese burrs, and house ants, and also shows an effect on controlling the growth of mites. . Moreover, in the latex composition of the present invention, after the latex layer is formed, the insect repellent component inside the latex layer is incompatible with the rubber component forming the latex. The carpet as a whole exhibits a long-term insect repellent effect because the insect repellent component reaches the surface from inside the layer and compensates for the loss of insect repellent power due to evaporation from the surface. Hereinafter, the present invention will be explained in more detail with reference to Examples and Experimental Examples. Experimental example Insecticidal latex was applied to jutan to examine its effectiveness. <Experimental method> Apply insecticidal latex (produced in the same manner as in Experimental Example 1) containing the chemicals shown in Table 1 below to a carpet (10 x 10 cm) at a rate of 1.3 kg/m 2 (at this time , each agent was applied to the carpet at a rate of 2 g/m 2 ). Then, dry at 140℃ for 10 to 20 minutes. Next, 20 adult German cockroaches were brought into contact with both the latex-applied surface and the fiber surface of this carpet, and the number of deaths over time was confirmed to confirm the effectiveness. <Results> The results are shown in the table below.

【表】 実施例 1 <処方> (注) スチレン−ブタジエンゴムゴムラテツクス
200部(固形分濃度 50%) スチレン−ブタジエン共重合体A 70部 スチレン−ブタジエン共重合体B 30部 脂肪酸セツセン 2部 無 機 塩 2部 パラオクチルフエノール 2部 コロイダルシリカ 2部 スチレン化フエノール 2部 亜 鉛 華 2部 ジメチルジチオカルバミン酸ナトリウム 1部 防虫成分(25%乳化液として) 4.8部 BPMC 1.2部 ポリオキシエチレンノニル フエニールエーテル 0.5部 水酸化アルミニウム 400部 カルボキシメチルセルロース 2部 ポリアクリル酸ナトリウム 2部 水 適量 上記処方においてスチレン−ブタジエンゴムラ
テツクスに、かく拌下防虫成分を徐々に加える。
しばらくかく拌を続け更に充填剤、増粘剤を加え
てかく拌する。ついで水を加えて混合することに
より防虫ラテツクス組成物を得る。 粘度 15000c.p.s 全固形分濃度 70% PH 7.5 (注) 実験例、実施例においてはいずれも重量部で
あることを表わす。 実施例 2 <処方> アクリル酸ブチル−アクリロニトリルゴムラテツ
クス 200部 (固形分濃度 50%) アクリル酸ブチル−アクリロニトリル共重合体
100部 脂肪酸セツケン 2部 無機塩 1部 ポリオキシエチレンフエニルエーテル 1部 防虫成分(25%乳化液として) 4.8部 ダイアジノン 1.2部 ポリオキシノニルフエニルエーテル 0.5部 沈降性炭酸カルシウム 50部 ポリアクリル酸ナトリウム 2部 水 適量 上記処方を用いて実施例1と同様に実施するこ
とにより防虫ラテツクス組成物を得る。 粘度 10000c.p.s 全固形分濃度 50% PH 7.5 実施例 3 天然ゴム−スチレン−ブタジエンゴムラテツクス
200部 (固形分濃度 50%) 天然ゴム 60部 スチレン−ブタジエン共重体 40部 脂肪酸セツケン 2部 無機塩 3部 パラオクチルフエノール 2部 シリコーンオイル 2部 スチレン化フエノール 2部 コロイドイオウ 1部 ジエチルジチオカルバミン酸ナトリウム 0.5部 2−メルカプトベンゾチアゾール亜鉛 0.5部 防虫成分(25%乳化液として) 4.8部 BPMC 1.2部 ポリオキシエチレンノニルフエニールエーテル
0.1部 沈降性炭酸カルシウム 400部 ポリアクリル酸ナトリウム 2部 カルボキシメチルセルロース 2部 水 適量 上記処方を用いて実施例1と同様に実施するこ
とにより防虫ラテツクス組成物を得る。 粘度 1500c.p.s. 全固形分濃度 70% PH 6.0 実施例 4 <処方> アクリロニトリル−ブタジエンゴムラテツク
ス、スチレン−ブタジエンゴムラテツクスの混
合ラテツクス 200部 (固形分濃度 50%) アクリロニトリル−ブタジエン共重合体 80部 スチレン−ブタジエン共重合体 20部 脂肪酸セツケン 2部 無機塩 2部 パラオクチルフエノール 2部 コロイダルシリカ 2部 亜鉛華 3部 ジメチルジチオカルバミン酸ナトリウム 2部 防虫成分(25%乳化液として) 3.48部 ダイアジノン 0.87部 ポリオキシエチレンノニルフエニールエーテル
0.07部 水酸化アルミニウム 200部 ポリアクリル酸ナトリウム 3部 カルボキシメチルセルロース 3部 水 適量 上記処方を用いて実施例1と同様に実施するこ
とにより防虫ラテツクス組成物を得る。 粘度 10000c.p.s. 全固形分濃度 60% PH 7.5 実施例 5 <処方> アクリル酸ブチル− アクリロニトリルゴムラテツクス 200部 (固形分濃度 50%) アクリル酸ブチル−アクリロニトリル共重合体
100部 脂肪酸セツケン 2部 無機塩 1部 パラオクチルフエノール 1部 防虫成分(25%乳化剤として) 0.48部 フエンチオン 0.12部 ポリオキシエチレンノニルフエニールエーテル
0.01部 沈降炭酸カルシウム 2部 ポリアクリル酸ナトリウム 2部 水 適量 上記処方を用いて実施例1と同様に実施するこ
とにより防虫ラテツクス組成物を得る。 粘度 1000c.p.s 全固形分濃度 50% PH 6.5 実施例 6 スチレン−ブタジエンゴムラテツクス 200部 (固形分濃度 50%) スチレン−ブタジエン共重合体A 70部 スチレン−ブタジエン共重合体B 30部 脂肪酸セツケン 2部 無機塩 2部 パラオクチルフエノール 2部 コロイダルシリカ 2部 スチレン化フエノール 2部 亜鉛華 2部 ジメチルジチオカルバミン酸ナトリウム 1部 防虫成分 (23%乳化液として) 4.8部 (グイアジノンのポリアミド系マイクロカプセ
ル剤) 1.2部 水酸化アルミニウム 400部 カルボキシメチルセルロース 2部 ポリアクリル酸ナトリウム 2部 水 適量 上記処方においてスチレン−ブタジエンゴムラ
テツクスに、かく拌下防虫成分を徐々に加える。
しばらくかく拌を続け更に充填剤、増粘剤を加え
かく拌する。ついで水を加えて混合することによ
り防虫ラテツクス組成物を得る。 粘 度 15000c.p.s 全固形分濃度 70% PH 7.5
[Table] Example 1 <Formulation> (Note) Styrene-butadiene rubber rubber latex
200 parts (solids concentration 50%) Styrene-butadiene copolymer A 70 parts Styrene-butadiene copolymer B 30 parts Fatty acid setene 2 parts Inorganic salt 2 parts Para-octyl phenol 2 parts Colloidal silica 2 parts Styrenated phenol 2 parts Zinc flower 2 parts Sodium dimethyldithiocarbamate 1 part Insect repellent (as a 25% emulsion) 4.8 parts BPMC 1.2 parts Polyoxyethylene nonyl phenyl ether 0.5 parts Aluminum hydroxide 400 parts Carboxymethylcellulose 2 parts Sodium polyacrylate 2 parts Water Appropriate amount In the above formulation, gradually add the insect repellent ingredient to the styrene-butadiene rubber latex while stirring.
Continue stirring for a while, then add the filler and thickener and stir. Then, water is added and mixed to obtain an insect repellent latex composition. Viscosity 15000c.ps Total solids concentration 70% PH 7.5 (Note) In the experimental examples and examples, parts by weight are shown. Example 2 <Formulation> Butyl acrylate-acrylonitrile rubber latex 200 parts (solid content concentration 50%) Butyl acrylate-acrylonitrile copolymer
100 parts Fatty acid soap 2 parts Inorganic salt 1 part Polyoxyethylene phenyl ether 1 part Insect repellent (as a 25% emulsion) 4.8 parts Diazinon 1.2 parts Polyoxynonyl phenyl ether 0.5 parts Precipitated calcium carbonate 50 parts Sodium polyacrylate 2 parts Water Appropriate amount An insect repellent latex composition is obtained by carrying out the same procedure as in Example 1 using the above formulation. Viscosity 10000c.ps Total solids concentration 50% PH 7.5 Example 3 Natural rubber-styrene-butadiene rubber latex
200 parts (solids concentration 50%) Natural rubber 60 parts Styrene-butadiene copolymer 40 parts Fatty acid soap 2 parts Inorganic salts 3 parts Para-octylphenol 2 parts Silicone oil 2 parts Styrenated phenol 2 parts Colloidal sulfur 1 part Sodium diethyldithiocarbamate 0.5 parts 2-mercaptobenzothiazole zinc 0.5 parts Insect repellent ingredient (as 25% emulsion) 4.8 parts BPMC 1.2 parts Polyoxyethylene nonyl phenyl ether
0.1 part precipitated calcium carbonate 400 parts sodium polyacrylate 2 parts carboxymethylcellulose 2 parts water Appropriate amount An insect repellent latex composition is obtained by carrying out the same procedure as in Example 1 using the above formulation. Viscosity 1500c.ps Total solids concentration 70% PH 6.0 Example 4 <Formulation> Mixed latex of acrylonitrile-butadiene rubber latex and styrene-butadiene rubber latex 200 parts (solids concentration 50%) Acrylonitrile-butadiene copolymer 80 Parts Styrene-butadiene copolymer 20 parts Fatty acid soap 2 parts Inorganic salts 2 parts Paraoctylphenol 2 parts Colloidal silica 2 parts Zinc white 3 parts Sodium dimethyldithiocarbamate 2 parts Insect repellent ingredients (as a 25% emulsion) 3.48 parts Diazinon 0.87 parts Polyoxyethylene nonyl phenyl ether
0.07 parts aluminum hydroxide 200 parts sodium polyacrylate 3 parts carboxymethylcellulose 3 parts water Appropriate amount An insect repellent latex composition is obtained by carrying out the same procedure as in Example 1 using the above formulation. Viscosity 10000c.ps Total solids concentration 60% PH 7.5 Example 5 <Formulation> Butyl acrylate-acrylonitrile rubber latex 200 parts (solids concentration 50%) Butyl acrylate-acrylonitrile copolymer
100 parts Fatty acid mixture 2 parts Inorganic salt 1 part Paraoctylphenol 1 part Insect repellent ingredient (as a 25% emulsifier) 0.48 parts Fenthion 0.12 parts Polyoxyethylene nonyl phenyl ether
0.01 part precipitated calcium carbonate 2 parts sodium polyacrylate 2 parts water Appropriate amount An insect repellent latex composition is obtained by carrying out the same procedure as in Example 1 using the above formulation. Viscosity 1000c.ps Total solids concentration 50% PH 6.5 Example 6 Styrene-butadiene rubber latex 200 parts (solids concentration 50%) Styrene-butadiene copolymer A 70 parts Styrene-butadiene copolymer B 30 parts Fatty acid mixture 2 parts Inorganic salt 2 parts Paraoctylphenol 2 parts Colloidal silica 2 parts Styrenated phenol 2 parts Zinc white 2 parts Sodium dimethyldithiocarbamate 1 part Insect repellent ingredient (as a 23% emulsion) 4.8 parts (Guiazinon polyamide microcapsule) 1.2 parts Aluminum hydroxide 400 parts Carboxymethylcellulose 2 parts Sodium polyacrylate 2 parts Water Appropriate amount In the above recipe, gradually add the insect repellent ingredient to the styrene-butadiene rubber latex while stirring.
Continue stirring for a while, then add the filler and thickener and stir. Then, water is added and mixed to obtain an insect repellent latex composition. Viscosity 15000c.ps Total solids concentration 70% PH 7.5

【図面の簡単な説明】[Brief explanation of the drawing]

図面は防虫ラテツクス組成物を塗布した防虫カ
ーペツトを示し、同図面中1はカーペツト本体
を、2は防虫ラテツクス層を、3は裏打ちジユー
トをそれぞれ示す。
The drawing shows an insect repellent carpet coated with an insect repellent latex composition, in which 1 represents the carpet body, 2 represents the insect repellent latex layer, and 3 represents the backing jute.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 天然ゴムまたは合成ゴムのコロイド粒子が水
相に均一に乳化されてなるラテツクスエマルジヨ
ンに、さらに防虫成分と充填剤および(または)
増粘剤とが配合されてなる防虫ラテツクス組成
物。 2 天然ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、アク
リル酸−アクリロニトリルゴム、アクリロニトリ
ル−ブタジエンゴムもしくはそれらの混合物のコ
ロイド粒子が乳化されてなるラテツクスエマルジ
ヨン中に防虫成分としてダイアジノン、フエニト
ロチオン、フエンチオンもしくはBPMC、充填
剤として水酸化アルミニウムもしくは炭酸カルシ
ウム、増粘剤としてカルボキシメチルセルロース
もしくはポリアクリル酸ナトリウムがそれぞれ配
合されてなる特許請求の範囲第1項記載の組成
物。 3 天然ゴムまたは合成ゴムのコロイド粒子が均
一に乳化されてなるラテツクスエマルジヨンに防
虫成分と充填剤および(または)増粘剤を加えて
乳化・混合せしめるか、或いはラテツクスエマル
ジヨンに防虫成分と充填剤および(または)増粘
剤をそれぞれ乳化・分散させて加え混合すること
を特徴とする防虫ラテツクス組成物の製法。
[Claims] 1. A latex emulsion in which colloidal particles of natural rubber or synthetic rubber are uniformly emulsified in an aqueous phase, further containing an insect repellent component, a filler and/or
An insect repellent latex composition containing a thickener. 2 Diazinon, fenitrothion, fenthion, or BPMC as an insect repellent ingredient in a latex emulsion in which colloidal particles of natural rubber, styrene-butadiene rubber, acrylic acid-acrylonitrile rubber, acrylonitrile-butadiene rubber, or a mixture thereof are emulsified, and a filler. 2. The composition according to claim 1, which contains aluminum hydroxide or calcium carbonate as the hydroxide, and carboxymethyl cellulose or sodium polyacrylate as the thickener. 3 Add insect repellent ingredients, fillers, and/or thickeners to a latex emulsion made by uniformly emulsifying colloidal particles of natural rubber or synthetic rubber, and emulsify and mix them, or add insect repellent ingredients to a latex emulsion. A method for producing an insect repellent latex composition, which comprises emulsifying and dispersing, adding and mixing a filler and/or a thickener.
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