JPH0250839A - 化粧材とその製造方法 - Google Patents
化粧材とその製造方法Info
- Publication number
- JPH0250839A JPH0250839A JP20097988A JP20097988A JPH0250839A JP H0250839 A JPH0250839 A JP H0250839A JP 20097988 A JP20097988 A JP 20097988A JP 20097988 A JP20097988 A JP 20097988A JP H0250839 A JPH0250839 A JP H0250839A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- resin
- pattern pieces
- matrix material
- cracked
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 title claims abstract description 47
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 29
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 29
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 claims abstract description 23
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 5
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 3
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 claims description 2
- 239000004575 stone Substances 0.000 abstract description 16
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 7
- 239000003085 diluting agent Substances 0.000 abstract description 6
- 235000011837 pasties Nutrition 0.000 abstract description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 abstract description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 11
- 239000004800 polyvinyl chloride Substances 0.000 description 10
- 229920000915 polyvinyl chloride Polymers 0.000 description 9
- 239000003381 stabilizer Substances 0.000 description 8
- 239000004014 plasticizer Substances 0.000 description 7
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 5
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 5
- VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L Calcium carbonate Chemical compound [Ca+2].[O-]C([O-])=O VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 4
- VLKZOEOYAKHREP-UHFFFAOYSA-N n-Hexane Chemical compound CCCCCC VLKZOEOYAKHREP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- SHLNMHIRQGRGOL-UHFFFAOYSA-N barium zinc Chemical compound [Zn].[Ba] SHLNMHIRQGRGOL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000009408 flooring Methods 0.000 description 3
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 3
- 239000000049 pigment Substances 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 241000209094 Oryza Species 0.000 description 2
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 description 2
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- -1 and if necessary Substances 0.000 description 2
- 229910000019 calcium carbonate Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009472 formulation Methods 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 2
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 description 2
- 229910019142 PO4 Inorganic materials 0.000 description 1
- QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-L Sulfate Chemical compound [O-]S([O-])(=O)=O QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 1
- ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N Tin Chemical compound [Sn] ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 1
- 239000002253 acid Substances 0.000 description 1
- 239000012752 auxiliary agent Substances 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 150000002148 esters Chemical class 0.000 description 1
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 1
- 239000008187 granular material Substances 0.000 description 1
- 229910052500 inorganic mineral Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- ZLNQQNXFFQJAID-UHFFFAOYSA-L magnesium carbonate Chemical compound [Mg+2].[O-]C([O-])=O ZLNQQNXFFQJAID-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 1
- 239000001095 magnesium carbonate Substances 0.000 description 1
- 229910000021 magnesium carbonate Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002075 main ingredient Substances 0.000 description 1
- 239000011707 mineral Substances 0.000 description 1
- 239000010452 phosphate Substances 0.000 description 1
- NBIIXXVUZAFLBC-UHFFFAOYSA-K phosphate Chemical compound [O-]P([O-])([O-])=O NBIIXXVUZAFLBC-UHFFFAOYSA-K 0.000 description 1
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 1
- 239000010081 sangu Substances 0.000 description 1
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 description 1
- 239000000454 talc Substances 0.000 description 1
- 229910052623 talc Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
- Floor Finish (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は内装材に適した天然石類似の化粧材に関する。
(従来の技術)
近年、天然素材が流行し、インテリアにおいでも天然素
材の木、石等が賞月されている。しかしながら天然石の
内装材は重いので、支持体が相当高い強度を有していな
ければならず、又施工も困難であり、天然石の雰囲気を
そのままもった合成樹脂の内装材が待望されていた。又
従来ひび割れは欠点又は傷として考えられ、ひび割れが
意匠として考えられることはなかった。特公昭52−2
3363号には九谷焼、清水焼に類似した表面に多数の
ひび割れ模様風を得るポリ塩化ビニル(pvc)シート
について開示されている。しかし天然石風のひび割れ模
様を合成樹脂に発現する方法は現在知られていない。
材の木、石等が賞月されている。しかしながら天然石の
内装材は重いので、支持体が相当高い強度を有していな
ければならず、又施工も困難であり、天然石の雰囲気を
そのままもった合成樹脂の内装材が待望されていた。又
従来ひび割れは欠点又は傷として考えられ、ひび割れが
意匠として考えられることはなかった。特公昭52−2
3363号には九谷焼、清水焼に類似した表面に多数の
ひび割れ模様風を得るポリ塩化ビニル(pvc)シート
について開示されている。しかし天然石風のひび割れ模
様を合成樹脂に発現する方法は現在知られていない。
(発明が解決しようとする課題)
本発明の目的は天然石を使用した内装材の雰囲気を保持
し、しかも安価、軽量で施工し易い化粧材及びその製造
方法を提供することにある。
し、しかも安価、軽量で施工し易い化粧材及びその製造
方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明は模様片と該模様片とは異色樹脂のマトリックス
材とからなる化粧材において、模様片にはひび割れがあ
り、該ひび割れ部分に上記マトリックス材が浸透してい
ることを特徴とする化粧材に係る。
材とからなる化粧材において、模様片にはひび割れがあ
り、該ひび割れ部分に上記マトリックス材が浸透してい
ることを特徴とする化粧材に係る。
以下図面に基づいて本発明を説明する。本発明の化粧材
は、例えば熱可塑性樹脂未ゲル化塊状物にひび割れを付
与する工程と、該塊状物を分割して模様片を得る工程と
、該模様片をひび割れを残した状態でゲル化する工程と
、模様片を模様片と異色のマ) リツクス材で完全被覆
し、上記ひび割れ部分にマトリックス材を浸透させた後
加熱加圧して一体化する工程により!!遺することがで
きる。
は、例えば熱可塑性樹脂未ゲル化塊状物にひび割れを付
与する工程と、該塊状物を分割して模様片を得る工程と
、該模様片をひび割れを残した状態でゲル化する工程と
、模様片を模様片と異色のマ) リツクス材で完全被覆
し、上記ひび割れ部分にマトリックス材を浸透させた後
加熱加圧して一体化する工程により!!遺することがで
きる。
第1図は本発明化粧材の製造工程図である。容器1、望
ましくは耐熱性容器にPVCペースト状組成物2が注入
される。
ましくは耐熱性容器にPVCペースト状組成物2が注入
される。
PVCペースト状組成物は、塩化ビニルペースト樹脂、
可塑剤、安定剤、充填剤を主成分とし、必要に応じて顔
料、紫外線吸収剤等の助剤を加え混練して調製される。
可塑剤、安定剤、充填剤を主成分とし、必要に応じて顔
料、紫外線吸収剤等の助剤を加え混練して調製される。
可塑剤としては7タル酸エステル系、リン酸エステル系
、直鎖二塩基酸エステル系、す7−ル酸エステル系等の
一般に塩化ビニル樹脂に用いられている可塑剤を用いる
ことができ、代表例としてノオクチルホス7工−)(D
OP)を挙げることができる。可塑剤は、塩化ビニルペ
ースト樹脂100部に対して好ましくは約25〜40部
配合される。
、直鎖二塩基酸エステル系、す7−ル酸エステル系等の
一般に塩化ビニル樹脂に用いられている可塑剤を用いる
ことができ、代表例としてノオクチルホス7工−)(D
OP)を挙げることができる。可塑剤は、塩化ビニルペ
ースト樹脂100部に対して好ましくは約25〜40部
配合される。
安定剤はバリウム−亜鉛系液状安定剤、錫系液状安定剤
等の一般に塩化ビニル樹脂に用いられる安定剤で単独も
しくは2種以上の混合物として用いてもよい。安定剤は
、塩化ビニルペースト樹脂100部に対して好ましくは
約2〜5部配合される。
等の一般に塩化ビニル樹脂に用いられる安定剤で単独も
しくは2種以上の混合物として用いてもよい。安定剤は
、塩化ビニルペースト樹脂100部に対して好ましくは
約2〜5部配合される。
充填剤は炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、シリカ粉
、タルク等の一般に塩化ビニル樹脂に用いられている充
填剤で単独もしくは2種以」二の混合物として用いても
よい。充填剤は、塩化ビニルペースト樹脂100部に対
して好ましくは0〜200部程度配合される。
、タルク等の一般に塩化ビニル樹脂に用いられている充
填剤で単独もしくは2種以」二の混合物として用いても
よい。充填剤は、塩化ビニルペースト樹脂100部に対
して好ましくは0〜200部程度配合される。
上記の比率で調製したPVCペースト状組成物2を耐熱
性容器1に投入する。それをオーブン又はプレス等の加
熱装置を利用して80〜120℃で加熱して可塑剤を塩
化ビニル樹脂に吸収させ半ゲル状態にする。得られたP
VC組成物は容器から取り出された状態でブロック状物
3である。このブロック状物3にひび割れ4を付与する
。ひび割れを発生させる方法としてペースト状の塩化ビ
ニル樹脂を調製する際に希釈剤を配合しておき、ゲル化
温度以下で希釈剤(例えばミネラルスピリット、+1−
ヘキサン等)を蒸発させた後、冷却することにより樹脂
が収縮して比較的大きいひび割れが生じる。又上記ブロ
ック状物に機械的に歪をかける方法によってもブロック
状物3にひび割れ模様4を形成することができる。得ら
れたブロック状物3をひび割れ模様4を含むような10
〜50 m mの大きさの模様片5に分割する。
性容器1に投入する。それをオーブン又はプレス等の加
熱装置を利用して80〜120℃で加熱して可塑剤を塩
化ビニル樹脂に吸収させ半ゲル状態にする。得られたP
VC組成物は容器から取り出された状態でブロック状物
3である。このブロック状物3にひび割れ4を付与する
。ひび割れを発生させる方法としてペースト状の塩化ビ
ニル樹脂を調製する際に希釈剤を配合しておき、ゲル化
温度以下で希釈剤(例えばミネラルスピリット、+1−
ヘキサン等)を蒸発させた後、冷却することにより樹脂
が収縮して比較的大きいひび割れが生じる。又上記ブロ
ック状物に機械的に歪をかける方法によってもブロック
状物3にひび割れ模様4を形成することができる。得ら
れたブロック状物3をひび割れ模様4を含むような10
〜50 m mの大きさの模様片5に分割する。
次に該模様片に模様片と異色のペースト状のPVC用脂
樹脂jζすか、模様片をこのペースト中に浸漬する。こ
のようにして上記模様片を完全にマトリックス材として
のP V Cペーストで被覆し、このとき模様片中のひ
び割れ部分にも該模様片とは異色のマトリックス材の部
分を形成する。マトリックス材としてはベース1状以外
にトライブレンド等の粉体樹脂でもよい。上記マトリッ
クス材で被覆された模様片は、所望により模様材中のひ
び割れが溶融消滅しない程度に熱圧成型することもでき
る。この条件としては120〜180℃でするのが望ま
しい。この時の模様片5とマトリックス樹脂6の比率は
1:Ollから1 : 0,3が好ましく、1: 0,
15から1 : 0.2が更に好ましい。このようにし
て模様ブロック7が得られ、粗粒状片は模様材として全
く天然石と同様な外観が得られる。尚、8は必要に応じ
て用いられる、5とは異色の模様片でひび割れ部分があ
っても無くてもよく、アクセントとして意匠性を高める
のに効果がある。この模様ブロックは適宜表面のみ研摩
して化粧仕上げしてそのまま装飾材として使用でき、ま
た適当な厚さにスライスし床タイルその他の内装材とし
て利用できるし、スライス品とPVC等の合成樹脂やフ
ェルト等の公知の裏打ち材と積層して床タイル、その他
の内装材として利用できる。
樹脂jζすか、模様片をこのペースト中に浸漬する。こ
のようにして上記模様片を完全にマトリックス材として
のP V Cペーストで被覆し、このとき模様片中のひ
び割れ部分にも該模様片とは異色のマトリックス材の部
分を形成する。マトリックス材としてはベース1状以外
にトライブレンド等の粉体樹脂でもよい。上記マトリッ
クス材で被覆された模様片は、所望により模様材中のひ
び割れが溶融消滅しない程度に熱圧成型することもでき
る。この条件としては120〜180℃でするのが望ま
しい。この時の模様片5とマトリックス樹脂6の比率は
1:Ollから1 : 0,3が好ましく、1: 0,
15から1 : 0.2が更に好ましい。このようにし
て模様ブロック7が得られ、粗粒状片は模様材として全
く天然石と同様な外観が得られる。尚、8は必要に応じ
て用いられる、5とは異色の模様片でひび割れ部分があ
っても無くてもよく、アクセントとして意匠性を高める
のに効果がある。この模様ブロックは適宜表面のみ研摩
して化粧仕上げしてそのまま装飾材として使用でき、ま
た適当な厚さにスライスし床タイルその他の内装材とし
て利用できるし、スライス品とPVC等の合成樹脂やフ
ェルト等の公知の裏打ち材と積層して床タイル、その他
の内装材として利用できる。
又マトリックス材は模様片と異色であれば部分′的に多
色使用すると、天然石酷似の外観で意匠性がさらに向上
する。
色使用すると、天然石酷似の外観で意匠性がさらに向上
する。
本発明装飾材の製造方法により従来天然石使用装飾材と
外観の変わらない合成樹脂使用化粧材が安価で効率よく
作成される。又マトリックス樹脂を適宜選択する等の方
法で可撓性が得られ曲げ加工等も容易である。
外観の変わらない合成樹脂使用化粧材が安価で効率よく
作成される。又マトリックス樹脂を適宜選択する等の方
法で可撓性が得られ曲げ加工等も容易である。
第2a図、第21)図は本発明化粧材の斜視図である。
模様籾粒状物5とマトリックス6からなる加熱ゲル化さ
れた模様ブロック7をスライスして厚さ約0.5〜1
、5 m +nの化粧層9が得られる。この化粧層には
P V C等の合成樹脂裏打ち材10を積層することも
できる。
れた模様ブロック7をスライスして厚さ約0.5〜1
、5 m +nの化粧層9が得られる。この化粧層には
P V C等の合成樹脂裏打ち材10を積層することも
できる。
上記模様片は、一般にPJ、様片と異色のマトリックス
樹脂を合わせた体積に対して、80%以上の体積率で分
散しているのが好ましい。模様片は天然石をそのままス
ライスした形状で、かつ多数の模様片が上記化粧層中に
貫jm模様を形成しており、しかも模様片が71リツク
ス樹脂全厚にわたって分散しているので、歩行による摩
耗により模様が才肖滅する、ことは無い。
樹脂を合わせた体積に対して、80%以上の体積率で分
散しているのが好ましい。模様片は天然石をそのままス
ライスした形状で、かつ多数の模様片が上記化粧層中に
貫jm模様を形成しており、しかも模様片が71リツク
ス樹脂全厚にわたって分散しているので、歩行による摩
耗により模様が才肖滅する、ことは無い。
上記化粧材は天然石装飾板と全く同じ外観を現わし、立
体感のある意匠性の優れたものである。
体感のある意匠性の優れたものである。
本発明化粧材は床材、壁材として好適な他、カウンター
トップ等の内装材、その他、装飾材として優れた被覆材
料である。
トップ等の内装材、その他、装飾材として優れた被覆材
料である。
(発明の効果)
1、本発明により天然石類似、の化粧材が得られる。
2、得られた化粧材は天然石と比較して軽く施工性も優
れている。
れている。
3、効率的にかつ安価に天然石模様状の化粧材が製造で
きる。
きる。
4、貫通模様部分を有し、しかも全厚にわたって模様片
が分散しているので摩耗により模様が消滅することが無
い。
が分散しているので摩耗により模様が消滅することが無
い。
(実 施 例)
以下に本発明の実施例を示す。
実施例1
配合A
塩化ビニルベース1樹脂 100部(商品名
カネビニルP S L 10)可塑剤 (DOP)
30部バリウム−亜鉛系安定剤
3部充填剤 (炭酸カルシウム)120部 希釈剤 (l−ヘキサン) 5部顔料
2部上記配合AのPVC組
成物をミキサーで混練して、餅状のペーストを得た。こ
れを底面が正方形の鉄製容器に充填し100℃のオーブ
ン中で1時間加熱し半ゲル状態のブロックを作製した。
カネビニルP S L 10)可塑剤 (DOP)
30部バリウム−亜鉛系安定剤
3部充填剤 (炭酸カルシウム)120部 希釈剤 (l−ヘキサン) 5部顔料
2部上記配合AのPVC組
成物をミキサーで混練して、餅状のペーストを得た。こ
れを底面が正方形の鉄製容器に充填し100℃のオーブ
ン中で1時間加熱し半ゲル状態のブロックを作製した。
この時希釈剤が蒸発し内部から三次元的にひび割れが発
生した。この塊状物をひび割れ状の部分を含んだまま粉
砕機により破砕して最大長10〜50 +n Illの
模様片を得た。この模様片を色調の異なる下記配合Bの
ペースト中に模様片二ペーストを1 : 0,2の比率
で混合し、模様片のひび割れ部分にPVCペーストが浸
透し、ひび割れ部分だけ異色になった状態で表面を充分
なP ”11 Cペーストマトリックス材で被覆した。
生した。この塊状物をひび割れ状の部分を含んだまま粉
砕機により破砕して最大長10〜50 +n Illの
模様片を得た。この模様片を色調の異なる下記配合Bの
ペースト中に模様片二ペーストを1 : 0,2の比率
で混合し、模様片のひび割れ部分にPVCペーストが浸
透し、ひび割れ部分だけ異色になった状態で表面を充分
なP ”11 Cペーストマトリックス材で被覆した。
この後上記混合物を1. m角のプレス板に10 +n
+n厚に充填し160°Cでゲル化して深みのあるひ
び割れ模様を有する模様片が充填された塩化ビニル樹脂
製床材を得た。プレス品を31厚にスライスし表面をサ
ングーで研磨して床材に仕上げた。
+n厚に充填し160°Cでゲル化して深みのあるひ
び割れ模様を有する模様片が充填された塩化ビニル樹脂
製床材を得た。プレス品を31厚にスライスし表面をサ
ングーで研磨して床材に仕上げた。
得られた床材にはひび割れ模様が存在した高級石材と同
じであり、貫通模様を有し天然石と酷似した意匠性の高
い床材であった。
じであり、貫通模様を有し天然石と酷似した意匠性の高
い床材であった。
配合B
塩化ビニルペースト樹脂 100部(商品名
カネビニルP S L 10)可塑剤 (DOP)
40部バリウム−亜鉛系安定剤
3部顔料 2部
カネビニルP S L 10)可塑剤 (DOP)
40部バリウム−亜鉛系安定剤
3部顔料 2部
第1図は本発明化粧材の製造工程図、第2a図及び第2
b図は本発明化粧材の斜視図である。5は模様片、6は
マトリックス、7は模様ブロック、8は別の模様片、9
は化粧層、10は裏打ち層、11は化粧材である。 (以 上)
b図は本発明化粧材の斜視図である。5は模様片、6は
マトリックス、7は模様ブロック、8は別の模様片、9
は化粧層、10は裏打ち層、11は化粧材である。 (以 上)
Claims (2)
- (1)模様片と該模様片とは異色樹脂のマトリックス材
とからなる化粧材において、模様片にはひび割れがあり
、該ひび割れ部分に上記マトリックス材が浸透している
ことを特徴とする化粧材。 - (2)熱可塑性樹脂未ゲル化塊状物にひび割れを付与す
る工程と、該塊状物を分割して模様片を得る工程と、該
模様片をひび割れを残した状態でゲル化する工程と、模
様片を模様片と異色のマトリックス材で完全被覆し、上
記ひび割れ部分にマトリックス材を浸透させた後加熱加
圧して一体化する工程からなることを特徴とする化粧材
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63200979A JPH0653410B2 (ja) | 1988-08-11 | 1988-08-11 | 化粧材とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63200979A JPH0653410B2 (ja) | 1988-08-11 | 1988-08-11 | 化粧材とその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0250839A true JPH0250839A (ja) | 1990-02-20 |
JPH0653410B2 JPH0653410B2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=16433497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63200979A Expired - Fee Related JPH0653410B2 (ja) | 1988-08-11 | 1988-08-11 | 化粧材とその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0653410B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018135740A (ja) * | 2017-02-20 | 2018-08-30 | 胡 厚 飛 | 亀裂面装飾体、及びその作成方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01320162A (ja) * | 1988-06-22 | 1989-12-26 | Toyo Linoleum Co Ltd | 化粧材とその製造法 |
-
1988
- 1988-08-11 JP JP63200979A patent/JPH0653410B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01320162A (ja) * | 1988-06-22 | 1989-12-26 | Toyo Linoleum Co Ltd | 化粧材とその製造法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018135740A (ja) * | 2017-02-20 | 2018-08-30 | 胡 厚 飛 | 亀裂面装飾体、及びその作成方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0653410B2 (ja) | 1994-07-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US1596482A (en) | Method of producing cement tiles, slabs, and like products | |
US5364672A (en) | Artificial stones | |
US5372676A (en) | Method for producing replicated paving stone | |
US7815827B2 (en) | Method of producing slabs of artificial stone and polymerisable resin having a veined effect by means of vibro-compression under vacuum | |
US5055324A (en) | Method of forming a synthetic surface simulating stone, marble or the like | |
US6403004B1 (en) | Process for making a multi-layered solid surface article | |
US3230284A (en) | One-coat marbleizing process | |
JP2016508089A (ja) | 層状及び塊状の人造石物 | |
US5055327A (en) | Simulated stone | |
WO2000058084A1 (en) | Composite materials with bulk decorative features and process for producing same | |
US3242242A (en) | Method for the production of decorative wall and flooring tile | |
US4664954A (en) | Process for forming simulated ornamental stone and product thereof | |
JPH0250839A (ja) | 化粧材とその製造方法 | |
US4908257A (en) | Simulated stone | |
KR20190104655A (ko) | 건축 내장재 제조방법 및 건축 내장재 | |
KR19980069671A (ko) | 미끄럼방지용 합성수지 바닥 타일 및 그 제조방법 | |
RU2690252C1 (ru) | Способ изготовления "гибкого" камня | |
JPH01320162A (ja) | 化粧材とその製造法 | |
US6649257B1 (en) | Composite materials with bulk decorative features and process for producing same | |
US20030077431A1 (en) | Jaspe pattern flooring and welding rod | |
JPH032650B2 (ja) | ||
JPS6220894B2 (ja) | ||
EP0368294A2 (en) | Method of forming a synthetic surface simulating stone, marble or the like | |
JPH07195325A (ja) | 粉粒体重合層による模様入り成形体の成形方法 | |
JPS6112764B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |