JPH02503970A - プラズマ波管及び方法 - Google Patents

プラズマ波管及び方法

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JPH02503970A
JPH02503970A JP1506239A JP50623989A JPH02503970A JP H02503970 A JPH02503970 A JP H02503970A JP 1506239 A JP1506239 A JP 1506239A JP 50623989 A JP50623989 A JP 50623989A JP H02503970 A JPH02503970 A JP H02503970A
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JP1506239A
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シユーマツチアー,ロバート・ダブユ
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ヒユーズ・エアクラフト・カンパニー
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J25/00Transit-time tubes, e.g. klystrons, travelling-wave tubes, magnetrons
    • H01J25/005Gas-filled transit-time tubes

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  • Plasma Technology (AREA)
  • Electron Sources, Ion Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 プラズマ波管及び方法 この発明は、導波管内で電子ビーム駆動静電プラズマ波の非線形結合の結果とし て導波管に沿ってマイクロ波がらmm波までの電磁放射を生成し伝播させるシス テム及び方法に関簡単で低コストでコンパクトなシステムで、多重オクターブの 周波数に渡って高速周波数ホッピング及びチャーピングの能力を保持する広帯域 中間パワーの(キロワット)マイクロ波からmm波までの放射を生成することが 非常に望ましい。
このような型の軽量な装置は、電子戦における妨害用のコンパクトな広帯域送信 機構として色々な用途がある。しがしこのような機能を満足できるように高い効 率で与えることができる装置はこれまで開発されなかった。
このような用途のために考えられた装置は種々あるが、各装置にはそれぞれ重大 な限定要因がある。このような装置には、進行波管、後進波発振器、マグネトロ ン及びクライストロンのような遅波装置、ジャイロトロン及び自由電子レーザの ような高速波装置、ガン及びインバット発振器のような固体装置が含まれている 。遅波装置では生成されるmm波パワーが小さすぎ、高速波装置では非常に高い 電圧、高磁界が必要であってコンパクトな設計にできず、また固体装置で得られ る帯域は狭すぎてパワーも小さい。
工、アレクセフウ及びF、ダイヤ−による文献(P h y s。
Rev、Lett、45.351 (1980))に記載された別の型の装置は オービトロンメーザである。著者らによれば、グロー放電によりシリンダの内面 より電子が放射され、この電子はシリンダ軸を下降し、シリンダに対して正電位 を保持する細いワイヤの周囲の軌道にトラップされる。電子により負の質量不安 定性が誘導されて、電子の集群(パンチング)が生じる。そして電磁波導波管モ ードに結合する空間電荷波が生成される。しかしオービトロンメーザではmm波 周波数の非常に脆弱なワイヤ電極が必要であり、実際の応用では効率が非常に低 く (約1O−6)なってしまう。
高密度プラズマに強力なパワーの電子ビームを注入すると、ビーム速度よりも小 さい位相速度の電子プラズマが励起されることがすでに発見されている。電子プ ラズマ波はプラズマ密度によって決まる周波数で発振する静電波である。2流不 安定性によるプラズマの励起が最初に発見されたとき電磁放射を生成するために ビーム・プラズマ相互作用を用いることが考えられた。しかしプラズマからRF エネルギを結合する問題により、この相互作用に基づく実際の発生源或いは増幅 器の開発は行われなかった。結合の問題は、RFエネルギが純粋に静電的であり 、プラズマ中にトラップされた電子プラズマ波中に蓄積されるという事実に根ざ している。プラズマが均一であれば、波の各半サイクルの電界によって位相が交 互になる同じ数の電子が加速されて、電磁波に結合可能な電源電流は純粋にはな い(電界および変動密度は位相が90度ずれる)。
、しかし最近行われた実験観察及びプラズマ理論の進展によって、静電波がプラ ズマ内部で電磁波に変換され、またアンテナとして作用するプラズマによってこ れら電磁波を直接に放射する物理的な機構が存在することが示されている。この ような方法では、電子プラズマ波が密度勾配あるいは他のプラズマ波と非線形的 な波−波の相互作用を行い、モメンタムを保持することが必要である。後者の相 互作用では2つの静電プラズマ波の結合に関係して電磁波を生成するため、3波 混合と呼ばれることが多い。このような機構は元々太陽フレアからの伝路放射の 爆発を説明するために提案されたものである。研究所ではこのような工程で生じ るプラズマ放射の証拠が観察されている。しかし、10−4を越える実際の効率 でmm波領域に延出する実際的な装置でのこのような現象の開発はこれまで行わ れていない。
発明の概要 上記のような限定に鑑みて、本発明は簡単で、低コストで、軽量でコンパクトな 構成で、急速な周波数ホッピング及びチャーピングの能力を保持する導波管電磁 波放射をマイクロ波からmm波までの領域で発生する装置を提供しようとするも のである。
これは水素あるいは不活性ガスが約1乃至100ミリトルの範囲の圧力で限定さ れた簡単な導波管ハウジングにより達成される。反対方向に進行する電子ビーム は、1対の対向する冷陰極ペニング電子ビーム発生器によりこのガスを通して方 向付けられる。ビームはガス中でプラズマを形成し、プラズマと結合して導波管 に沿って電磁放射を行う。少なくとも1アンペア/ c m 2の電流密度で少 なくとも約4kVに電子ビーム電圧を維持することにより、スレスホールドは比 較的高いパワーの効率的な出力が実現される値を越えることができる。磁界は反 対方向のビームを発生する陰極間の導波管内で設定されて、プラズマをビーム付 近に限定し、必要なビーム電圧を保持するのに十分な程度にビームインピーダン スを維持する。磁界強度は約100乃至500ガウスの範囲であることが望まし く、ガス圧力は約10乃至30ミリトルであることが望ましい。
周波数の変化は、ビーム電流でプラズマ密度を変えることによって行われる。導 波管ハウジングの一端部は閉鎖され、ビーム発生装置はこの閉鎖端部に近接させ 、それにより電磁放射は閉鎖端部から反射して反対方向に向う導波管中の電磁放 射伝播が強められる。ビーム発生装置はハウジングに対向し、各種の可能な導波 管伝播モードの任意の1つを設定することができる。
本発明の種々の特徴及び利点は、以下の望ましい実施例の説明及び添付図面によ り当業者には明白であろう。
図面の簡単な説明 第1図は本発明によるプラズマ波管である。
第2図は第1図に示されたプラズマ波管の導波管構造の断面図である。
第3図は第2図の線3−3に沿った断面図である。
第4図はプラズマ波管の電源装置の概略図である。
第5図はチャーピング動作における周波数応答を示すグラフである。
第6図は一定の周波数動作における周波数応答を示すグラ第1図には本発明の望 ましい実施例が記載されている。この発明で用いられている基本的な技術は、1 対の反対方向に進行する電子ビーム2,4を導波管B内に限定されたガス中に注 入し、それによってガスをイオン化させて高密度プラズマ8を形成するというも のである。適切な条件下では、2つのビームがプラズマと交差結合して1対の逆 向きの平行電子プラズマ波を励起する。このプラズマ波はプラズマ密度によって 決まる周波数で発振する静電波である。2つの電子ブラ子は同相で集群し、純粋 な非線形的なプラズマ電流密度が生成される。波エネルギーを保存する結果、こ の電流はプラズマ周波数の2倍で発振する。発振電流により、ビーム方向に沿っ て電界ベクトル10が偏波し、また電磁波伝播方向12はビームを横切るように 電磁波が放射される。冷陰極ペニング放電技術の使用により、電子ビーム−プラ ズマシステムは方形導波管6の断面の内側に限定される。線状の磁化プラズマ列 が方形導波管の短い方の側を横切る状態で、通常のTE、、モードが励起されて 反対方向に流れる電子ビームに対して垂直な方向で外部に進行する。
冷陰極電子銃を用いることにより、従来の熱電子陰極装置に付随する色々な問題 、例えばヒータを約1000℃に加熱する必要性、非常に真空度を高くする必要 性、及び大部分のガス及びプラズマ放電と両立しないことなどの問題を回避によ る文献(“磁界中での冷却カソード放電の研究″、アフライト・フィジックス誌 、Vol、30、No、12.1959年12月、第1866−69頁)に記載 されている。
冷陰極1.4.18はそれぞれ、導波管壁の広い側の断面部に沿って切断され約 1cmの長さが望ましいスロット18.20の外側に設けられている。これらカ ソードは非磁性で、高導電性で、低仕事関数を有し、高融点の金属、特に耐火性 金属で形成することが望ましい。モリブデンあるいはクロムが望ましいが、ステ ンレス鋼でも良い。このような冷陰極は電子ビーム生成及びプラズマ生成の二重 の機能を実行する。
水素、ヘリウム、ネオンあるいはアルゴンのようなイオン化可能なガスは約1乃 至100ミリトルの範囲の圧力で導波管内に限定されるが、この圧力は10乃至 30ミリトルが望ましい。圧力範囲をこのように設定することで、プラズマ波か らネネルギーを取り出しこのエネルギーを非常に高速度でプラズマ粒子に伝達す る非線形的な不安定性の問題を解決することができる。本発明では比較的高い圧 力が用いらることにより、このような不安定性が著しく減少され、パワーレベル 及び効率を充分に高くすることができると考えられる。しかし圧力が高すぎると 、必要となる比較的高い電圧を陰極が維持することが困難になる。ペニング放電 は通常10乃至500ボルト、典型的には約100ボルトの電圧で生成されるが 、本発明では導波管ハウジングに対して少なくとも約4kVのカソード電圧が必 要である。ただし20kV以下が望ましい。
磁界はU字型磁石のような装置によって生成され、プラズマを2つの陰極間の領 域に限定する。約100乃至500ガウス、望ましくは約250ガウスの磁界を 陰極表面に直角に与え、少なくとも約4kVの電位を陰極とアノード導波管ハウ ジング間に供給した時に、付随する電子ビーム電流密度が少なくとも約1アンペ ア/cm2となって、あらかじめ決められたガス中にグロー放電が設定される。
プラズマ電子は外部から供給された磁界によって導波管に沿った方向に限定され 、また導波管アノードとプラズマ電極に対する負の陰極バイアスにより2つの陰 極間に静電的に限定される。磁界は500ガウスを大きく越えてはならず、越え た場合は適切なビームインピーダンスを維持するための過剰な電子トラッピング 及び不安定性が生じる。
通常は、グロー放電により放電電流とは独立してカソードとアノードの間の電圧 下降が約200ボルトに調節される。
この放電電圧の大部分はカソードシースにわたって現われる。
この領域で200eV近くのエネルギーでイオンがカソード表面に加速され、2 次電子が放出される。これらの電子はシースを通って戻りシース電圧のエネルギ ーにまで加速され、バックグラウンドガス原子の衝撃イオン化によってペニング 放電を保持する。カソードから放出された2次電子電流はカソードに入射するイ オン電流より小さく、2次電子放射率と呼ばれる通常0.01乃至1の係数だけ 小さい。従って外部より計測された放電電流は通常入射イオン電流と放電2次電 子電流の合計である。
しかし第1図に示された導波管の構成では磁界線に沿った2次電子放射により、 1対の反対方向に流れる電子ビームが効率的に生成され、ビームエネルギーは放 電電圧にほぼ等しい。これらのビームにより放電中に電子プラズマ波が駆動され る。しかしビームエネルギーが約200ボルトの通常のグロー放電電圧範囲に維 持されるならば、顕著な波の減衰が生じ電磁放射に結合するパワーは非常に小さ くなる。−力木発明では出力パワー、放電電圧及びビーム電流密度の間の関係が 非線形的であり、またある一定のスレスホールド電圧及び電流密度を越えると出 力パワーが非常に急速に増大することが発見された。スレスホールド電圧及び電 流密度レベルはそれぞれ約4kV及び1アンペア/cm2に決定される。放電電 圧が約4kVかそれ以上に保持されるならば、高エネルギービームによって駆動 される電子プラズマ波はバックグラウンドプラズマ電子と共鳴せず、また強力な 電子プラズマ波フィールドは放電列に保持される。従って顕著な電子プラズマ波 パワーは電磁放射フィールドに結合することができる。
ペニング放電インピーダンスを放電電源の出力インピーダンスより充分に高くす ると、約4乃至20kVの範囲の放電電圧を維持することができる。高放電イン ピーダンスは、比較的酸化不純物のない2次電子放射率が比較的低い値、望まし くは約0.1に減少されたステンレス鋼の陰極表面を用いることにより得られ、 。さらに比較的低い強度の磁界を与えることによって高い放電インピーダンスが 得られ、高エネルギー電子トラッピングがかろうじて効果を発揮する。このよう な条件では放電が電圧調整よりも抵抗性を示し、放電電圧は外部のカソード電源 のレベルで制御することができる。
ここに記載された高放電インピーダンス技術でノよ、第1図に示された導波管シ ステムが顕著な静電放射を生成することが観察されている。ビーム−プラズマ放 電列8中の反対方向に流れる電子プラズマ波は放射フィールドを生成し、このフ ィールド内では電界ベクトルが列に沿った方向で偏波する。
次に放射はカットオフより十分に上の周波数でTE1o導波管モードで導波管内 を伝播する。X帯域の導波管でのこの技術により10乃至140GHzの周波数 範囲の放射が生成される。
導波管ハウジングは一般的に陰極14.16の近くの壁22によって一端部が閉 鎖されていることが望ましい。従って矢印24が示すように導波管の左側に向か う電磁放射は壁22で反射され、右に伝達される出力放射を強める。
さらに第2図及び第3図には導波管の構成部材が示されている。カソードは1組 のステンレスの“ボタン“26.28から構成され、これらボタンは各々セラミ ック絶縁管30.32によって支持され、またそれぞれスロット18.20の後 方に配置されている。導波管は導波壁の微少孔(図示されていない)のアレイを 通してターボ分子ポンプによって排気され、水素ガスを導入して10乃至30ミ リトルの範囲で導波管内の圧力を上昇させる。このために壁22の外側にはZr H2ガス貯蔵器34が取付けられている。貯蔵器内のコイルヒータ3Gは入力/ 出力リードワイヤ38を流れる電流によって加熱され、孔40を通して導波管に 水素を放出する。あるいは、ガスボトル貯蔵器及び漏れバルブを用いても良い。
電磁放射は導波管上の出力フランジ44に付着しOリング46によって閉鎖され ている石英窓42を通して導波管から結合して取出される。
第3図には方形導波管の狭い部分を横切って互に対向して設けられ基礎的なTE 、。導波管モードを励起するカソード2628の方向が示されている。導波管の 大きさは最低限度としてもイオン化のためにはカソードスロット18.20間に は十分な空間が必要であり、少なくとも3mmは必要であると考えられる。
第4図には冷陰極14.16を駆動するための1つの可能な電源回路が示されて いる。かなり弱いDCキープアライブ放電が小さな1.5kVの電源52によっ て約15mAに維持される。この電源52は高インピーダンス抵抗R1と非常に 低いインピーダンスの抵抗R2を通してカソードに接続され、電磁放射を発生す るために用いられるパルス放電を低いジッターで命令によりトリガできるように する。放電パルス自体は、コンデンサ54を4乃至20 k V、望ましくは約 5kVで高インピーダンス抵抗R3を通して電源56で充電することによっテ形 成される。コンデンサは、スイッチ制御装置60によって動作しパルスを望まし い速度でカソードに与え、コンデンサがパルス間に再充電されるようにする小さ なサイラトロンスイッチ58を通して、カソードに放電される。アノードとして 作用する導波管壁はカソードに対する基準電圧で、望ましくは接地電位で維持さ れる。
初期動作中、プラズマ放電は上記のように約200乃至1000ボルトに調整さ れた電圧によって行われ、直列抵抗R2によって電流を制限しなければならない 。しかしIHzのパルス反復速度で数時間の動作後、導波管内の水素放電はカソ ード表面に影響を与え、2次電子放射率が低下し、放電インピーダンスは50オ ームの放電電源インピーダンスよりはるかに大きくなる。そしてプラズマ放電が 電源調節現象ではなく抵抗的なものとして現れ、放電抵抗の値は磁界強度を調節 することによって制御することができる。
第4図に示された回路により、各コンデンサパルスの期間にわたって変化するダ イナミック放射周波数によって特徴付けられる電磁放射出力が得られる。周波数 はプラズマ密度の平方根で増大し、2つの反対ダイナミック係数が作用して、各 パルス中に純粋の増大する周波数が生成される。コンデンサパルスの直前に基本 的に導波管にプラズマがない状態で、パルス電子ビームによって電圧パルスが供 給される時にプラズマの成長が進行する。このためプラズマ密度は徐々に増大し 、それによって出力電磁波周波数も増大する。この周波数の増大とは反対に、コ ンデンサがパルス期間にわたって放電し、カソード電圧が徐々に減少することに よってビーム電流が制限される。純粋の効果としてコンデンサの選択によって制 御することができる速度で上方周波数掃引が行われる。サイラトロンスイッチは カソードに供給される電流及び電圧を高速にそらすことができるMO3FETト ランジスタ回路のような電流−電圧調整器と置換させることができる。
第5図には結晶周波数検出器で2°0マイクロ秒にわたって計測される出力放射 波形と共に、放電電圧及び電流波形のオシログラムが示されている。非常に広い 範囲の周波数変化がこの短い期間にわたって達成される。任意の瞬間において出 力周波数はかなり狭い帯域であることが観察され、中心周波数のおおよそ10% の周波数範囲に広がっている。この周波数帯域はプラズマ内の密度勾配から生じ るものと考えられる。
理論的には、プラズマ密度勾配が全体的に回避される場合は任意所定の時間にお ける単一周波数に狭められることができる。
サイラトロンスイッチは時間Toで閉じ、トレース62で示された負のカソード は急速に5kVに上昇し、その後コンデンサがカソードに放電するにしたがって 下降する。カソード電流(電流放電)は約8マイクロ秒の期間にトレース64に 沿9てゆっくりと約40アンペアまで上昇する。電流が上昇すると、プラズマ密 度及びプラズマ周波数も増大する。その結果出力電磁波放射の周波数も同様に時 間と共に増加する。すなわちこの型の周期的なパルスは周波数“チャーピングを 生じる。
導波管放射の周波数は実験装置において異なる限定周波数帯域に設定されて周波 数検出器によって観察された。トレース66は電圧パルスが開始した後に約0. 8マイクロ秒でオンになったX帯域(8〜12GHz)検出器を示す。その後す ぐにに帯域(18〜26GHz)検出器(トレース68)がオベアであり、放射 周波数の計測により、プラズマ密度がすでに約1012c m−3であることが 示された。カソード電流が上昇し続けると、Ka帯域(26〜40GHz) 、 W帯域(75〜110GHz)及びD帯域(110〜170GHz)の検出器が それぞれトレース70.72及び74によって示されるように順次オンにされる 。低い方の周波数波形の減衰により、この装置は任意の瞬間において実際には狭 い周波数帯域でのみ放射されていることがわかる。パルス開始から6マイクロ秒 後、約30アンペアの電流で出力放射周波数は約140GHz、あるいは2mm 波長の放射に到達する。
第5図に示された結果では周波数がチャーブモードで動作し、放電電流が時間と 共に急速に変化している。この装置はまた放電電流を制御することによって周波 数安定源として動作することができる。これは低い磁界を用いて達成されて放電 インピーダンスが増大し、電流は経時的にゆっくりと変化する。この方法での動 作の結果は第6図に示されたグラフによって示される。カソード電圧はトレース 76及び78によって示され、カソード放電電流はトレース80及び82によっ て、X帯域(18−26GHz)検出器の応答はトレース84により、またKa 帯域(26−40GHz)検出器の応答はトレース86によって示される。そこ に示されている電流はずっと低く、またに帯域検出器信号は時間的にほとんど平 坦となる。しかし電流がピークに達すると、出力周波数はやつとKa帯域範囲に 到達し、次に電流がゆっくりと下降するにつれて、下降してにレベルに戻る。K a帯域のピークと一致するに帯域信号における落ち込みにより、非常に狭い帯域 の周波数出力であることがさらに明らかにされる。
このような実験の結果により、他のmm波源によっては得られない広い同調性、 コンパクトなパッケージング、低い動作電圧及び簡単で堅牢な機械的構造を含む 独特の性能が示される。当業者には多数の変形実施例が可能であり、本発明の技 術的範囲は添付請求の範囲の記載でのみ限定されるべきものである。
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Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)導波管ハウジングと、 前記導波管ハウジング内にイオン化可能なガスを限定する手段と、 導波管ハウジングに対して約4KV以上の電圧でハウジング内に限定されたガス を通して反対方向に進行する1対の電子ビームを発生し、それにより相互に結合 して導波管内に電磁放射を行う1対の静電プラズマ波を形成する手段と、導波管 内に磁界を設定して電子ビームによって設定されたプラズマを限定し、前記ビー ム電圧を維持するのに充分なビームインピーダンスを維持する手段とを具備して いるプラズマ波管。
  2. (2)プラズマ密度を変化させ、それによって電磁放射周波数を変化させる手段 を具備する請求の範囲第1項記載のプラズマ波管。
  3. (3)前記電子ビーム発生手段が各ビームの冷陰極ペニング放電手段を備え、前 記プラズマ密度を変化させる手段がカソード電圧及び各放電手段の電流を変化す るための回路を備えている請求の範囲第2項記載のプラズマ波管。
  4. (4)前記電子ビーム発生手段が、各ビームの冷陰極ペニング放電手段を備えて いる請求の範囲第1項記載のプラズマ波管。
  5. (5)前記電子ビーム発生手段が導波管ハウジングに対しで約4kV乃至20k Vの範囲の電圧で各ビームを生成する請求の範囲第1項記載のプラズマ波管。
  6. (6)前記電子ビーム発生手段が約1アンペア/cm2以上の電流密度で各ビー ムを生成する請求の範囲第5項記載のプラズマ波管。
  7. (7)前記ガス限定手段が約1乃至100ミリトルの範囲の圧力で導波管ハウジ ング内にガスを限定する手段を備えている請求の範囲第1項記載のプラズマ波管 。
  8. (8)ガス圧力が約10乃至30ミリトルの範囲にある請求の範囲第7項記載の プラズマ波管。
  9. (9)前記導波管ハウジングが一端が閉鎖した管から成り、前記電子ビーム発生 手段が前記ビームをこの管の閉鎖端部に近接した位置に放射することにより、少 なくとも電磁放射の一部をこの閉鎖端部で反射させる請求の範囲第1項記載のプ ラズマ波管。
  10. (10)前記磁界が約100乃至500ガウスの範囲にある請求の範囲第1項記 載のプラズマ波管。
  11. (11)導波管ハウジングと、 約1乃至100ミリトルの範囲の圧力で前記ハウジング内にイオン化ガスを限定 する手段と、 前記ガスを通して反対方向に進行する電子ビームを放射するための、導波管ハウ ジングの対向壁に設けられた1対の冷陰極ペニング電子ビーム発生器と、 基準アノード電圧に導波管ハウジングを維持するための手段と、 前記ビーム発生器のカソードに約4乃至20KVの範囲の電圧を与えるために接 続され、前記ビームが前記ガス内でプラズマを設定して前記プラズマと相互に結 合して導波管内に電磁放射を行わせる電源手段と、 前記導波管ハウジングの外側に設けられ、その磁極間に前記電子ビーム発生器が 配置され、約100乃至500ガウスの範囲で前記ビーム発生器間のハウジング 内に磁界を設定する磁石とを具備しているプラズマ波管。
  12. (12)前記電源は前記カソードに与えられる電圧を変化する手段を具備し、そ れによって電磁放射の周波数を変化させる請求の範囲第11項記載のプラズマ波 管。
  13. (13)前記電源が前記カソードに4KVより小さいが電磁放射が望ましくない 時にも前記電子ビームを維持するには十分な電圧を与えるために接続された第1 の電圧源と、コンデンサ放電回路と、約4KV以上の電圧を前記放電回路に充電 する第2の電圧源と、電磁放射が望ましい時に前記カソードに前記放電回路を接 続するスイッチとを具備している請求の範囲第12項記載のプラズマ波管。
  14. (14)前記ビーム生成器が前記電圧で少なくとも約1アンペア/cm2の電流 密度で電子ビームを放射する請求の範囲第11項記載のプラズマ波管。
  15. (15)前記導波管ハウジングが一端が閉鎖した管から成り、前記電子ビーム発 生器がこの管の閉鎖端部に近接した位置にビームを放射して、電磁放射の少なく とも一部を前記閉鎖端で反射させる請求の範囲第11項記載のプラズマ波管。
  16. (16)前記導波管ハウジングが実質的に方形の管であって2つの対向壁が他の 2つの対向壁よりも長く、前記電子ビーム発生器がこの長い方の壁に設けられて 前記電磁放射が導波管を通してTE10モードで伝播される請求の範囲第15項 記載のプラズマ波管。
  17. (17)導波管ハウジングの内部にイオン化可能なガスを限定し、 約4KV以上の電圧で前記ガスを通して1対の反対方向に進行する電子ビームを 導き、それによって前記ビームが前記ガス内でプラズマを形成し、このプラズマ と相互に結合して導波管内に電磁放射を行い、 磁界を前記ビームと平行に設定して、このビームに近接してプラズマを限定し、 このビーム電圧を維持するのに充分な高さのビームインピーダンスを維持する電 磁導波管の伝播を設定する方法。
  18. (18)電磁放射のプラズマ密度及び周波数が時間にわたって変化される請求の 範囲第17項記載の方法。
  19. (19)前記ビームが各冷陰極ペニング電子ビーム発生器のカソードに動作電圧 を与えることによって形成され、プラズマ密度がこのカソード電圧を変えること によって一部変化される請求の範囲第18項記載の方法。
  20. (20)前記ビーム電圧が約4乃至20KVの範囲にある請求の範囲第17項記 載の方法。
  21. (21)前記電子ビームがガスを通して少なくとも約1ァンペア/cm2の電流 密度で導かれる請求の範囲第17項記載の方法。
  22. (22)前記ガスが約1乃至100ミリトルの範囲の圧力で導波管ハウジング内 に限定される請求の範囲第17項記載の方法。
  23. (23)前記ガスが約10乃至30ミリトルの範囲の圧力で導波管ハウジング内 に限定される請求の範囲第17項記載の方法。
  24. (24)前記磁界の強度が約100乃至500ガウスの範囲にある請求の範囲第 17項記載の方法。
JP1506239A 1988-04-14 1989-03-06 プラズマ波管及び方法 Pending JPH02503970A (ja)

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