JPH02501629A - 揮発性液状製品の拡散を加速する方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 九１しと翫丼− ゛　のム　をロ　る　゛　び　１ 飢じ１１ 本発明は、特に室内又は建物内でその空気の脱臭、処理、浄化又は香り付与のた め、揮発性液状製品の拡散を加速する方法及び装置に関する。

た１１１へ１１ 揮発性液状製品を加熱する原理に基づく香料又は精油の拡散装置があるが、加熱 のため装置内に含まれる揮発性製品又は精油が頻々変性乃至分解する欠点がある 。

先ｉへ１」 加圧ガスを含有するアエロゾル型の拡散装置又は蒸発装置も知られており、これ は使用時に液状製品滴の雲を大気中又は物この雲に露出された地面又は物品上に 落下するまでに成長する。

この事情は、揮発性製品を適正に拡散しないこと及び液滴が落下する物品（例え ばラッカー塗付した家具）の表面を汚したり損じたりする危険があることの二重 欠点を有する。

本発明の目的は、別種の作用モードを有して、これまでに知られている手段の欠 点を伴なわずに揮発性液状製品を大気中に急速拡散する方法及び装置にある。

この目的で本発明は、一定容積の揮発性液状製品を通して非毒性ガス流を流すこ と、前記製品と接触したこのガス流を細かく分割すること及び引続きこのガスを 大気中とくに室内空気又は建物内空気の脱臭、浄化又は処理のため、室内又は建 物内に排出することからなる揮発性液状製品の拡散を加速する方法を提案するも のである。

細分割は、粒径数ミクロン以下の微粒子雲形態で実施することが好ましい。

問題のガスは、室温又は室温に近い温度を有して大気圧より高目又は若干高目の 空気が有利である。

本発明の一好適案施態様では、前記のガスを製品中に浸漬した或いはそれと接触 する多孔質片を通して液状製品に流す。

本発明はまた。特に前記の方法を実施して揮発性液状製品の拡散を加速するため の、一定容積の揮発性液状製品中に非毒性ガス流を配送する手段、該液状製品と 接触してこのガス流を細分割する手段及び該ガスを大気中又は室内若しくは建物 内に排出する手段を含む装置を提案するものである。

分割手段は、ガス流の供給を受け、かつ、液状製品中に浸漬された多孔質材料片 を含むものが好ましく、多孔質材料は例えば軽石、木材又はその他の適当な材料 である。

本発明の装置は、簡単、効果的、無騒音かつ安価なる利点を以下に述べる説明で は一例として図面を引用する０本図は、本発明装置の断面図である。

熊　の＝ 図面に示した本装置は、室又は建物の雰囲気を脱臭、浄化、処理又は香り付与す る揮発性液状製品を一定容積保持するために使用する容器１０を包含する。

容器（１０）は、液（１２）によって変化を受けない不浸透性材料たとえば砂岩 （ｓａｎｄｓｔｏｎｅ）　、ガラス、プラスチ・ツク材料、フェス塗付していな いアルミニウム・・・等から製作される。

容器（１０）は、多孔質材料たとえば木材、すなわちハンノキ（ａｌｄｅｒｗｏ ｏｄ）　、又はその他の適当な多孔質から製作される片状物（１４）を液（１２ ）内に浸漬された状態で含有し、それを経由してガス源（１８）から供給される 加圧ガス流（１６）が通過する。ガス源（１８）は、加圧ガス貯器、小電動モー タその他適当な手段で駆動されるコンプレッサー又はブースターである。

問題のガスは空気であることが好ましい。

多孔質片（１４）を経由するガス流の循環は、このガス流の細分割を通して見る ことができ、次にこのガス流は液（１２）と接触し、図面の矢印で示されるよう に容器（１０）の１以上の出口から出て、直径数ミクロン以下、時には１ミクロ ン程度の微粒子雲を形成する。

本発明の一実施態様を非制限的実施例として説明すると（図には示していない） 、多孔質片が木材Ｉ！Ｊ維の向きに対して実質上垂直な穴に入る軸方向ガス入口 点を有する木材円筒の形態をなすものである。ガスは木材繊維と平行に該繊維を 経由して通過し、続いて正反対のニセクションを経由して細分割されたあと該円 筒を出るのである。

容器（１０）に含まれる揮発性液（１２）は、例えば精油を含有する。

すなわち精油又はその他の芳香製品若しくは付番製品を含有することができる。

このようにして、揮発性液はその性質を変えることなく大気内に直ちに分散し、 ガス（１６）は室温又は室温に近い温度にある。

（１６）のガス流と圧力は、漏れ、渦及び雑音を防止しながら、ガスと揮発性液 状製品（１２）が可能最良の接触をなすよう定められる。ガス圧は、多孔質片（ １４）内でのチャージ損失を補うに十分なものでなければならない、これには少 くとも１６０ミリバールまでの加圧で一般に十分である。

更に多孔質片（１４）の大きさ及び直径は、容器（１０）のそれの１０％を超え ないことが好ましい。

国際調査報告 ＦＲ８８００５０７ ＳＡ　２４９９２

Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. １．非毒性ガス（１６）を一定容積の揮発性液状製品（１２）を経由して流すこ と、前記の液状製品と接触するこのガス流を細分割すること及び次に該ガスを室 又は建物の雰囲気内に排出してその中の空気を脱臭、浄化又は処理することから なる揮発性液状製品の拡散を加速する方法。
2. ２．直径数ミクロン以内の微粒子雲の形態で細分割を実施する請求項１記載の方 法。
3. ３．ガスが、室温又は室温に近い温度と大気圧を超える圧力の空気である請求項 １又は２記載の方法。
4. ４．揮発性液状製品が精油又は芳香製品若しくは芳香製品を含有する請求項１乃 至３に記載の方法。
5. ５．液状製品（１２）に浸潰された又はそれと接触する多孔質片（１４）を経由 してガスを液状製品に通すことからなる請求項１乃至４記載の方法。
6. ６．特に請求項１乃至５記載の方法を実施することにより揮発性液状製品の拡散 を加速するための、非毒性ガス流を一定量の揮発性液状製品（１２）に配送する 手段（１８）、液状製品（１２）と接触するこのガス流を細分割する手段（１４ ）及び該ガスを室内又は建物内に排出する手段を包含する装置。
7. ７．細分割の手段が、ガス流（１６）の供給を受け、かつ、液（１２）内に浸潰 された又はそれと接触する多孔質材料の片状物（１４）を包含する請求項６記載 の装置。
8. ８．前記の片状物（１４）が、軽石、木材又はその他の適当な多孔質材料から製 作されたものである請求項６又は７記載の装置。
9. ９．前記の片状物（１４）が、木材繊維の向きに対して実質上垂直な穴内へのガ ス入口点を有した木材片の形態にある請求項８記載の装置。
10. １０．木材片（１４）が、木材繊維の向きに対して実質上垂直な軸穴を有した円 筒の形態にある請求項９記載の装置。
11. １１．ガスが、加圧された空気又は非毒性ガスである請求項６乃至１０記載の装 置。
12. １２．液状製品（１２）が、安定な材料から製作された容器（１０）内に含まれ る請求項６乃至１１記載の装置。