JPH02501274A - 吸引物受け器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 吸引物受は器 技術分野 本発明は、一般に、初期段階の流産用及び子宮内膜の生検用の装置に関し、特に 吸引物受は器（ａｓｐｉｒａｔｅ　ｒｅｃｅｉｖｅｒ）に関する。

本発明は、得られる吸引物の量及び質に関する情報を提供するのに役立つ。

従来の技術 吸引物受は器の縦軸の方向に細長く、且つその内部に中央室と導管を有している ハウジングを備えている一つの現在の技術水準の吸引物受は器が従来知られてい る（ＵＳ、＾、４，３３４，５３８）　。

吸引物収集用容器が、該ハウジングの基部に保持されており、該吸引物収集用容 器は、ハウジングの中央室に連絡しており、且つハウジングの縦軸と直角に配置 されている。前記導管は、ハウジングの中央室をハウジングの向かい合っている 端に連絡するようにハウジングの長さ全体にわたって延びている。

貫通孔がハウジング壁に設けられており、鎖孔はハウジング内の圧力を調整し、 且つハウジングの中央室を大気に連絡するように適合せしめられている。前記導 管の一端は、真空源に連絡しており、一方他端は、吸引ノズル（ａｓｐｉｒａｔ ｉｏｎ　ｔｉｐ）に連絡している。

従来既知の吸引物受は器は、該受は器を、真空源、及び、且つ子宮腔の中に挿入 された吸引ノズルに接続させたのち、外科医が、吸引装置に往復運動を与えるこ とに加えて、吸引装置の縦軸を中心として吸引装置を回転させることを特徴とす る。その結果として、入れ牝の先端部は向きを変えられて、吸引物は、真空系（ ｖａｅｕｕａ　ｓｙｓｔｅｍ）に行くように流出せしめられ、このことはこのよ うに収集された吸引物の定量及び定性分析を妨げる。

該既知の吸引物受は器は、ハウジングがその回転に不便な円筒形状以外の形状を 有しているので、ハウジングの回転が不均一であり、それによって受精卵子の若 干の断片（ｆｒａｇｍｅｎｔｓ）が子宮腔内に残ることもまた特徴とする。

前記のすべてが、長引いた時間を手術に費やす結果となる。

もう一つの吸引物受は器が現在の技術水準において知られており、それは本質的 にキャップを有する円筒形容器（ｂｏｗｌ）である（ＤＥ、Ｂ、１，９４７，１ ２３）　、貫通孔（ｔｈｒｏｕｇｈ　ｏｐｅｎｉｎｇ）が円筒形容器のキャップ に設けられており、該貫通孔は、円筒形容器の内部と連絡し、且つ接続要素を介 して吸引ノズルの遠い方の端部（ｄｉｓｔａｌ　ｅｎｄ）と連絡している。該貫 通孔の軸は、該円筒形容器の軸に対して外れている。この円筒形容器はポリマー 材料で作られており、且つ複数の半径方向貫通孔を備える管を取り巻く円筒形の 網の目をなす要素を収容している。前記管の内部は真空源に連絡している。

前記受は器に入れられた吸引物はその液体部分を失い、該液体部分は円筒形の網 の目をなす要素を介して真空源に進む。

該既知の吸引物受は器は、液体の吸引物部分の損失が収集された吸引物の定量分 析を妨げることもまた特徴とする。

該既知の吸引物受は器は、吸引ノズルの偏心位置が、ハウジングの該ノズルと一 緒の均一な回［を提供することができず、これは子宮腔における受精卵子の若干 の断片の保持（ｒｅｔｅｎｔｉｏｎ）を結果するという不利益を被る。このすべ ては長引いた手術時間をもたらす。

該既知の装置は、円筒形の網目状の要素が、そこに突きささった固体の吸引物小 片（ａｓｐｉｒａｔｅ　ｐａｒｔｉｃｌｅ）を取り除き難い点でもまた不利であ る。更に該円筒形の要素から取り除かれるとき、このような小片は、傷付けられ 、それらの次の組織学的検査を妨げる。

発明の開示 本発明の目的は、吸引物受は器の連続する操作を確保するように、真空吸引中に 収集される全吸引物を入れること、収集された吸引物の個々の定量及び定性分析 をすること、及び手術後の円筒形容器の処理の時間を削減することを可能にする 、ハウジング内の円筒形容器の配置及び吸引ノズルのハウジングのカバーへの接 続を特色とする吸引物受は器を提供することである。

前述の目的は、キャップを備える円筒形容器を備え、該円筒形容器の内部は、真 空源に連絡し且つ円筒形容器のキャップの貫通孔を経て吸引ノズルに接続されて いる吸引物受は器において、本発明にしたがって、キャップを有する円筒形容器 が、カバーを備えるハウジング内に収容され、且つハウジングと同心に配置され ており、それによって環状間隙がハウジングの内側壁と円筒形容器の外０１壁間 に設けられており、該間隙は真空源に連絡しており、そして前記円筒形容器のキ ャップの貫通孔は前記環状間隙と同心であり、またハウジングのカバーにはスリ ーブが備えられ、該スリーブの一端部は吸引ノズルの近い方の端部（ｐｒｏｘ　 ｉｍａ　ｌ　ｅｎｄ　）への接続に適合せしめられており、一方ハウジングの内 側に面するスリーブの他端部は、円筒形容器のキャップの孔と同軸に配置され、 前記円筒形容器によって包囲されていることによって達成される。

このような吸引物受は器の構造物の配置は、行われた手術の結果生じる吸引物を 完全に且つ損失なく収集することを可能にする。これは、また、人が遅滞なく該 吸引物の定量及び定性分析を実施することを可能にする。

このような吸引物受は器の実施のＭ様は、吸引物が接続要素及び真空系要素の方 へ行くことを妨げているが、これは、手術後の処理に近づき難くしている（ｈａ ｒｄ−ｏｆ−ａｃｃｅｓｓ）接続要素に付着した血液のしみ及びはね並びに凝固 血塊に含まれる感染症のいかなる伝播をも防ぐので、エイズ（ＡＩＤＳ）の予防 に関して非常に重要である。

加えて、ここに提案される吸引物受は器の円筒形容器は、ハウジングから容易に 引き出すことができ（ｅａｓｙ−ｔｏ−豐ｉｔｈｄｒｉｗ）、また、容易に且つ 迅速に消毒され、さらにその後に、感染症の伝播のいかなる危険もなしに再び使 用することができる。これは手術後の円筒形容器の処理時間を削減し、かくして 吸引物受は器の連続する操作を確保する。

また、吸引物ノズルの近い方の端部と連絡するように適合せしめられているスリ ーブの端部の妨げのない通過面積（ｃｌｅａｒｐａｓｓａｇｅ　ａｒｅａ）はハ ウジングの内部に面するスリーブの端部の妨げのない通過面積よりも大きいこと が得策である。

このようなスリーブの構造物の配置は、吸引ノズルの適当な保持に有利であり、 円筒形容器の内側壁に吸引物がはねかかるのを妨げ、また、手術の結果生じる吸 引物を損失なしに、人に収集できるようにする。

図面の概要 次に本発明が、本発明の一つの特別の模範的な実施の態様に関して、添付の図面 を参照して説明される。

図面において、 第１図は、本発明による吸引物受は器の概略の縦断面図であり； 第２図は、本発明による吸引物受は器の分解組立の縦断面図であり； 第３図は、キャップを有する円筒形容器の一部分についての一つの実施の態様の 縦断面図であり、本発明による円筒形容器の内部に面する円錐形のキャップの壁 を示す。

発明を実施する最良の態様 吸引物受は器は、キャップ２を備える円筒形容器１（第１図）を組み込んでいる ０円筒形容器１の内部３（第１図）は真空源（図面において省略されている）に 連絡している０貫通孔４（第２図）はキャップ２に作られており、該貫通孔を通 して円筒形容器ｌの内部３（第１図）が吸引ノズル５と連絡している。

円筒形容器１のキャップ２は、円錐台に形づくられており、その円錐形部を円筒 形容器１の内部３の外方に（第２図）或いは内方に（第３図）向けている０円筒 形容器１は、透明なポリマー材料で作られており、円筒形容器が吸引物で一杯に なるのを外科医に監視できるようにしている。

キャップ２を有する円筒形容器１（第１図）は、カバー７を備えるハウジング６ 内にハウジング６と同心に収容されており、それによって、環状間隙１０がハウ ジング６の内壁８と円筒形容器１の外壁９の間に設けられており、該間隙は真空 源（図面において省略されている）に連絡している０円筒形容器１のキャップ２ の貫通孔４（第２図）は、環状間隙１０と同心である。

更によい空気の通過を与える支持要素１１（第２図）が円筒形容器１の底部の外 側表面に備えられている。

ハウジング６のカバー７には外側端部１３と内側端部１４を有するスリーブ１２ が備えられている。スリーブ１２の内側端部１４の妨げのない通過面積は、外側 端部１３のそれよりも小さく、該外側端部は吸引ノズル５を適所に保持するよう に適合せしめられている。ゴムキャップ１５がスリーブ１２の外側端部１３には められており、該キャップ１５は、その直径が吸引ノズル５の外側直径（ｏｕｔ ｅｒｓｉｄｅ　ｄｉａｍｅｔｅｒ）より小さい孔１６を有する。スリーブ１２の 内側端部１４の減らされた妨げのない通過面積は、異なる直径の吸引ノズルの確 実な固定を提供する。

スリーブ１２の内側端部１４は、円筒形容器１のキャップ２の孔４と同軸であり 、孔４を通して円筒形容器１の内部３内へ自由に入ることができる。

本発明の吸引物受は器は次のように作用する。

円筒形容器１は、キャップ２が除かれて、また、真空源（図面において省略され ている）に接続されているハウジングの端部にその底部を対面させて、ハウジン グ６の中にそれと同心に配置されている１次いで円筒形容器１及びハウジング６ は、それらのそれぞれのキャップ２及びカバー７で閉じられる。その結果、スリ ーブ１２の内側端部１４は、キャップ２の孔４を通して円筒形容器１の内部３に 入る。所定の位置に吸引ノズル５をより良く保持するために、また受け器の気密 シールのために、ゴムキャップ１５がスリーブ１２の外側端部１３にはめられ。

そこで、子宮腔の中に挿入されるべき吸引ノズル５は、ゴムキャップ１５の孔１ ６を通過せしめられ、十分に正しくスリーブ１２の外側端部１３の中に挿入され る。

次いで、外科医は、彼の手でハウジング６を握み、受は器を真空源に接続し、次 いで、ハウジング６に往復揺動及び回転（ハウジングの縦軸を中心として）運動 を与える。吸引ノズル５が、後方に移動して、それにより該吸引ノズルの長孔の 小さな部分が子宮口からあられれるとき、吸引物が円筒形容器ｌ内に吐き出され るという結果をともなって圧力平衡が発生する。吸引物のしぶきがハウジング６ の内側壁８に付着しないように、スリーブ１２の内側端部１４の横断面Ｍ（ｃｒ ｏｓｓ−ｓｅｃｔｉｏ＋ｂａｌａｒｅａ　）が外側端部１３と比べて減らされて いる。

手術を終えると、人は、スリーブ１２の外側端部１３から吸引ノズル５を除き、 ハウジング６のカバー７を開き、キャップ２と共に円筒形容器１を引き出し、該 円筒形容器を新しい円筒形容器と取り替え、次の同様な処置を開始する。

次いで、引き出されたばかりの円筒形容器内に入れられた吸引物は、定量及び定 性分析され、該円筒形容器が洗浄され、消毒液内に浸漬され、その結果円筒形容 器は別の外科的処置で使用する準備が整う。

かくして吸引物受は器の前記の実施の態様によれば、円筒形容器からの吸引物の いかなる損失も排除され、吸引物の包括的な個々の定量及び定性分析を迅速に行 うことができ、また円筒形容器の手術後の処理のための時間が削減されるため、 受は器の故障のない連続する操作が確保される。

産業上の適用の可能性 本発明は、２０日までの妊娠期間以内に流産させるために利用されるとき、最も 有用性を見い出すことができる。一杯になった円筒形容器は１０ないし１５秒の 短時間で空の円筒形容器と取り替えられるので、外科医は、彼の勤務時間の間に ４０以上の手術を行うことができる。

国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．キャップ（２）を備える円筒形容器（１）を備え、該円筒状容器の内部（３ ）が真空源に連絡し且つキャップ（２）の貫通孔（４）を経て吸引ノズル（５） に接続されている吸引物受け器において、キャップ（２）を有する円筒形容器（ １）が、カバー（７）を有するハウジング（６）内に同心に収容されており、そ れによって環状間隙（１０）がハウジング（６）の内壁（８）と円筒形容器（１ ）の外壁（９）の間に設けられ、該環状間隙は真空源と連絡しており、そして、 円筒形容器（１）のキャヅブ（２）の貫通孔（４）は環状間隙（１０）と同軸で あり、またハウジング（６）のカバー（７）にはスリーブ（１２）が備えられ、 該スリーブの端部の一つ（１３）は吸引ノズル（５）の近い方の（ｐｒｏｘｉｍ ａｌ）端部への接続に適合せしめられており、一方ハウジング（６）の内側に面 するスリーブ（１２）の他端部（１４）は円筒形容器（１）のキャップ（２）の 孔（４）と回軸に配置され、該円筒形容器によって包囲されていることを特徴と する吸引物受け器。 ２．前記吸引ノズル（５）の遠い方の端部との接続に適合せしめられたスリーブ （１２）の端部（１３）の妨げのない通過面積（ｃｌｅａｒｐａｓｓａｇｅ　ａ ｒｅａ）がハウジング（６）の内方に面するスリーブ（１２）の端部（１４）の 妨げのない通過面積より大きいことを特徴とする請求の範囲第１項に記載の吸引 物受け器。