JPH02500387A - 枠付きの井戸により貫通された地層における導電度測定 - Google Patents

枠付きの井戸により貫通された地層における導電度測定

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JPH02500387A
JPH02500387A JP62504808A JP50480887A JPH02500387A JP H02500387 A JPH02500387 A JP H02500387A JP 62504808 A JP62504808 A JP 62504808A JP 50480887 A JP50480887 A JP 50480887A JP H02500387 A JPH02500387 A JP H02500387A
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カウフマン,アレクサンダー エイ.
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オイル ロツギング リサーチ,インコーポレイテツド
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    • G01V3/00Electric or magnetic prospecting or detecting; Measuring magnetic field characteristics of the earth, e.g. declination, deviation
    • G01V3/18Electric or magnetic prospecting or detecting; Measuring magnetic field characteristics of the earth, e.g. declination, deviation specially adapted for well-logging
    • G01V3/20Electric or magnetic prospecting or detecting; Measuring magnetic field characteristics of the earth, e.g. declination, deviation specially adapted for well-logging operating with propagation of electric current

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 枠付きの井戸により貫通された 地層における導電度測定 この出願は出願連続番号第740734号の一部継続出願である。
発明の分野 不発明は井戸ロギングに関する、詳細には井戸により例えば枠付きの井戸により 貫通された地下の地層の導電率を測定する方法に関する。
背景となる情報 井戸(ポーリングホール)を囲む地下層または地層の導11度は、この地層の多 孔性またはこの地層を添み通るまたはこの地層中にとらえられる何らかの液体の 量および性質等の要因に依存して、変化する。地層導電度の大きさは井戸の堀ら れた地層の或種の性質を推定させさらKこの井戸の産出物における見込のある成 果を予想する際の情報となる。この成果は、石油およびガス井戸、地熱井戸、地 下水井戸、鉱物井戸その他を含む多種の井戸に関連づけると有利である。ある種 の役立つ情報は、導電度の相対的な差を匂ることにより与えられる、即ち所定の 地層が別の地層よりも4讐度が大きいか小さいかを知ること、または2つの層ま たは組織の導電度の比に関して知ることにより、与えられる。しかし最も役立つ 情報は、地層の相対溝1度の値ではな(、例えばmho/mのような単位で聚わ される絶対溝を度である。
この情報の有効性のために、導を度(抵抗率)の絶対値をめるための試みとして 種々の方法が工夫されている。この場合、多くは井戸そのものにおける電気パラ メータの測定を用いている。これらの方法は枠なし井戸の、または部分的に枠の 設けられた井戸の枠無しの部分における導電度情報の供給において、多少の成功 はおさめている。しかしこれらの方法は、井戸の枠つき部分を囲む地層の導%l の絶対値をめるためKは、使用できない。何故ならばこれらの方法は枠無し井戸 においてだけ適切Kかつ正確に動作するように設計されているため、この方法は 枠付の井戸においては動作しない。
枠付き井戸の近傍における地層導JflL度の測定法は、通常直面する多(の情 況においては役立つであろう。
この状況は、旧来の油田の採掘1石油およびガスの再度の発見におけるマツピン グ インジェクション プロフィル、およびプーリング直後の完全なまたは部分 的な枠付けを必要とされる時の地層の特別な状態を含む。
多くの試みが枠付き井戸に対して瞥気検層技術を適用するためになされているが 、原子核法および音#f:だけが枠付井戸において普及しているにすぎない。枠 付き井戸における霜気法のための提案は、米国特許第2.459,196号@E lectrical Logging Method andApparatu s’ (5tevart )およびソ連特許第56.026号”Method  of the Electrical Lagging 1nWeils Wi th Casing”(Alpin)に示されている。
この3t*wart の文献は、枠に電流を加えるための乍流隼極および受信電 極を用いて枠の種々の区間を流れる気流を測定することにより、枠付のポーリン グホールの貫通した地層の抵抗率の相対変化を推定する方法を開示している。こ の場合この電流1′極はを流源と嘗気接続されており、さらに受信を極は枠を流 れる電流の路に沿って設けられている。原理的にはこれらの測定から地層導%度 に関する情報を得ることができる。
しかしこの特許に示された試みは実質的に次の(al 、 (bl。
(e)の理由によりこの問題を解決できない:即ち(alこの方法は、隼流警極 と受信電極との間のおよび受信を極間の最適相対距離の範囲が存在することの認 識および、枠の厚さまたは導電度の変動および受信%極間の距離の、理想距離か らの偏差が測定値に著しい影響を与えることの認識を欠いていること;(b)枠 の各間隔における電流の大きさが別個に測定されること:そのため各測定が、増 幅器利得における変化、vPとの接地抵抗の変動および’tliR源の不安定性 等の複数個の要因にもとづくn度の差を伴ってなされること;(C)地層への漏 洩電流が測定電流よりも著しく小さい限りはこの種の方法では、I#に地層の厚 さが著しく小さい時は測定電流から取り出されるこの漏洩電流を通切な積度で評 価することは実質的に不可能であること:これらの各原因の影響は、′漏洩1電 流(部ち枠を流れる電流ではな(枠を通って地層中へ漏洩する一流)の値は、1 ノイズ信号の大きさに匹敵するかまたはそれよりも小さくなる。
Alpinの文献は、電流源を枠の1つの位置に直接接続し、枠に別の位置で直 接接触するセンサの両端の電圧降下を測冗する檎成を開示している。このAlp in法は、)流源へ電気接続され枠へtiを供給する2つの電流電極を使用する 。さらにこの方法は、ポーリングホールにおける寒気パラメータの値の供給され るためKまたは測定するために用いられる受信電極も備えている。−万の電流電 極は受信電極の著しく近傍に設けられ、他方の電流電極は受信電極から著しく遠 方に設けられる。電圧測定を複数個のレベルで繰り返すことにより、Alpin 法は1つの曲線を得る。この曲線は皮相抵抗率の通常の曲線と同じ目的で用いら れる。Alpinにより示されたこの試みは次の(11、(b) 、 (e)の 理由により、地層導W率に関する有効な情報を供給するためには笑施できない。
即ち(1)この試みは、枠の厚さおよび導**における変勲および受信電極間の 距離の、理想距離からの偏差が測定品質に著しい形勢ヲ与えることを認識してい ないとと:(b)相対導電度しか理論的に得られない:および(elA1p1n 法は、電圧測定に対する電極との間に最小の距離が必要とされることを認識して いないこと。
併願の特許出願刊行物第740734号に開示された方法および装置はここに述 べられた方法および装置と多少の類似性を有する。しかしこの特許出トの方法は 、枠の厚さおよび枠の導を度における変化と受信電極間の距離の、理想距離から の偏差が測定品質に対して著しい影響を与えることを認識しておらす、そのため これらの影響を除去するまたは補償するための方法を開示していない。
一般的に、枠付井戸における3気ロギングのための方法は基本としてデータを提 供する。しかしこの種のデータはS/N比が小さすきて周囲の地層に関する有効 情報が信頼できるようには得られないという性質を伴なう。改嵜されたS/N比 を肩するデータを発生させる方法の理解のためには、枠付のポーリングホールと 周囲の地層中に存在する電界の性質の多少の考察を必要とする。
(界分布の理解は、近似円に井戸の長手軸上Kかつ地下数百フィートに位置され る一流を極を有する、少くとも数百メートルの長さの枠付井戸を考察することに より、支持される。一流が電流電極へ供給されるとこの電流電極の位置の近併の 電流が即ちが−リングホールの半径の数倍より小さい距離内の一流は、半径方向 に即ち全部の方向に対称的に流れる。ポーリングホールの半径よりも約10〜2 0倍の大きい電流電極からの距離においては、この電流は実質的にポーリングホ ールの軸に平行に方向づけられる。多少の%流がポーリングホール媒体中をまだ 流れるが、電流の大部9分は、を流!極からのこの距離における井戸粋により導 ひかれる。テーリングホールの軸に沿う電界は近似的に次の弐により定められる 。
ただしE、(L)は電流電極から距離りにおける電界:工はsit極における一 流SSeは枠のコンダクタンス:Soはプーリングホールのコンダクタンス;a はゴーリングホールの半径:σfは地層導電度を表わす。この関係式の3つの項 の相対値は(L/a)の値に著しく依存する。電流電極の著しく近傍の領域にお いて、(L/、)の値が約10よりも小さい時は、電界は王として式(11の第 2項により足められる。%流電極からより遠い距離において、(L/a )が約 10よりは大きいが11流の流れがポーリングホールの軸に実質的に平行である 時は、電界は式(1)の第1項と最後の項により支配される。
もし電圧測定用の受信電極がゴーリングホールの中へ挿入されて複数個の理論的 な理由にもとづいて1中間の”領域(即ち電流の流れがポーリングホールの軸に 実質的に平行な領域)における点に位置されるとすれば、受i@電極MとNとの 間の電圧は、式(2)により高い精度で与えられる。
ただしVM)rは受信電極MとNとの間で測定された1圧であり、この場合Nは Mよりも上方に設けられている:MNは電極MとNとの距離;Sう、はMとNと の間の枠のコンダクタンス;α=(ρ・SMN)−1/2:ρは地層の抵抗率; LOつ、は電流電極から間隔MNの中点までの距離である。
もし第3の電圧測定が部ち受信電極M1が電極Nの上方に位置され、さらに電極 Nが電極Mの上方にあるならば、式(3)が地層抵抗率を弄わすために用いられ る。
ただしΔvle=vMN−vNM。
式(3)は次の(11(21(31が前提とされる場合に、媒体の抵抗率とΔv Ie との関係を形成することが示されている。
即ち(11霜極MとNとの間の距離が電極NとMlどの間の距離に等しいとと: (21を極MとNとの間の枠抵抗率が電極NとMlとの間の枠抵抗率に等しいこ と:および(3)重圧測定が、電流の流れが実質的にポーリングホールの町に平 行であるようなゴーリングホールにおいてなされること。
この方法の理論によれば、もしもし上述の3つの前提が満たされれば、第1の電 圧測定位置に横で隣接する地層抵抗率と第2の電圧測定位置に横で隣接する地層 抵抗率との比は、次のように表わされる:ただしρ1は位置IK横で隣接する地 層の抵抗率:ΔV (” =VMN−VNM4、?、:?、mL[1M 、 N kヨヒM 1e は互いに第1の所定の関係(位kl)におかれている:Δv1 e(2)””w x −vNMl % タタシti極M、Nおよび旧は互いに舅2の所定の関係( 位置2)におかれている。
式(3)を測定可能な電圧を用いて式(4)Kよるように地層溝1度の比を表わ せるように簡単にすることが妥当であるか否かは、上述の3つの前提の妥当性に 依存する。前提(1)および(2)の非充足が測定を圧に与える形勢の大きさを 評価することができる。電極間の距!における変動は、ポーリングホールにおい て生する熱膨叛または熱収縮および高い圧力等の要因により引き起こされる。枠 における導電度の差は、枠の厚さにおけ′る変動または枠材料の抵抗率における 変動または亀裂の存在等の要因により生ぜさせらhる。これらの要因はいずれも 製造中の変動によりまたはゴーリングホールにおいて生ずる腐食により引きおこ される。1圧測定に対するこの種の変動の影響の大きさが、濁足に必要とされる 電圧信号の大きさに比較される時は、前述の前提の非充足のため得られる勤王は 、測定に必要とされる電圧と同じ大きさを有するようKなる。換言すれば通常の ポーリングホールの状態においては前提(11および(2)の非充足は、測定さ れつつある信号に大きさの点で実質的に等しい1ノイズ′を生せさせる。そのた め地層抵抗率の信頼できる指示値を供給するために解決すべき問題点の1つは、 電極間隔における変動および/または枠環1[度における変動に対する補償であ る。
発明の要旨 本発明は受信電極における間隔の変動および/または枠環算UKおけるR拗に対 する補償の間賄を、地層導電度に関する唯1つの値を得るために2つのステップ を導入することにより、解決している。第1ステツプは枠のコンダクタンスに関 する測定の実施を含む。
粋のコンダクタンスは、枠の導電度および受at極の配量または間隔の両方九よ り影響を受ける。第2ステツプは、地層導電度に関連する値を得るために、枠の 導1度および受信電極間隔における変動に対して、2組の受信電極間の測定可能 な隻圧差を補償するための5%1測定の利用を含む。この補償は計算装置により 行なえる、匙ち電子的に行なえる。
粋のコンダクタンスとは枠の抵抗の逆数のことである。上述のように、地層導電 度に関連てる値を得る目的で粋のコンダクタンスにおける変動が2つの要因によ り実質的に生ゼさせられることが示されている;枠の導電fI/Cおける変動お よび電極位置における変動である。抵抗率の逆数である導電度は、mhos /  clllのように単位長さ轟りのコンダクタンスとして表わさhる。
第1ステップ即ち枠コンダクタンスに関する沖」定の実施は、井戸内で間隔を設 けて配置されているtfL%極間をXiが流れている間に、カーリングホール内 の受信電極の両端の電圧を測定することにより行なわれる。枠コンダクタンス測 定のために用いられるw−i電極は、1対の受信電極両端の重圧間の差が実質的 に枠コンダクタンスの影響を表わすような位置く設けられる。電流電極は、各電 流電極が受信電極の近傍に位置する時は、受信電極においてこの影響を生ぜさせ る。
電極のこの種の配*miにおいて、プーリングホール内の2つの間隔の間におけ る1圧の測定は、例えば間隔の設けられた3つの受?!電極により得られるよう な1、圧の測定は、枠の導tHの差および枠の2つの区間の間に間隔を設けて配 置される受信を極に関する値を得るために、用いられる。
井戸の中の1つの距離にわたる重圧に関する値を得 ・ることを含む第2ステツ プは、枠コンダクタンスに関する値について述べたような電極の同じ配置を成を 用いて実施される。ただし異なる点は、受信電極の近傍に置かれた少(とも1つ の負極が、代って、受信を極から離れた位置に設けられることである。この配置 構成において、受信電極間隔 ける補償されない差が、地層中への電流漏洩の影響と、枠コンダクタンスにおけ る差の影響の即ち枠4を度と電極位置における差の影響とを両方とも表わす。
1つの測定配負極成により枠コンダクタンスに関する値が得られると、この値が 重圧に関する値を補償するために用いられる。枠コンダクタンスの差にだけ所属 する部分を除去して、1流漏洩だけに関連する値は残すようKし、このようにし て隣接する地下地層の抵抗率を表わすようにする。この除去は籠算によるかまた はコンピュータを用いた計算により部ち電子的に実施できる。この除去の結果、 隣接する地下地層の抵抗率に関する値を得ることができる。この値は枠に流れる 電流の大きさを検出する必要なくかつ大きい基本値Kまたは〕母うメー/値に与 えられる小さい振幅信号を判別する必要な(得られることは、明らかである。
ポーリングホール申の電界の理解がこの得られた値を、地層導を度の相対指示k を供給するためにだけではな(細ち2つの地層の抵抗率の比の相対指示値を供給 するためKだけでなく、抵抗率の絶対値を即ちohm/mのような標準単位で狭 わすことのできる抵抗率を供給するためにも用いることを可能にする。
粋付きの井戸に隣接する地層の抵抗率の供給に加えてさらにこの発明は、部分的 に枠の設けられた井戸、枠無しの井戸、実際に、)−+ リング中の井戸に隣接 する地層の導電度をめるために、後述のように変形することができる。
この発明は枠の異なる部分の導電度を得ることにより井戸枠の状態を評価するた めにも片いられる。
図面の簡単な説明 第1図は、電流寒極および本発明の実施において用いられる電気パラメータを測 定するための3つの受信電極を有するグローブを含む枠付井戸の断面図、第2図 は2つの電流電極が井戸枠と電気接触し、1つの電流電極が井戸中に設けられ4 つの受信電極が本発明の51!施において用いられる1、気ノクラメータを測定 するために設けられている枠付き井戸の断面図、第3図は2つの電流1極および 、井戸枠と接触している3つの受信電極を五する枠付き井戸の断面図、第4図は 、電流電極および受信II極を有しこの中でターミナル抵抗が用いられているよ うなプローブを含む、部分的に枠の電流電極および3つの受信電極ン示すために 部分的に切欠したグローブな■する枠無し井戸の断面図を示す。
発明の実施例の詳細な説明 本発明により、井戸に隣接する地下地層の導1′度を測定するための方法および 装か゛が提供される。図面の第1図は導体の枠112で轟張りされた井戸110 の断面を示す。第1図はその性質上、模式必であり比例穴では示されていない。
少くともい(っかの井戸においては、厚さが5〜1ocIrLであり通常は2o cIILを上回わらないセメント1140層による場所において枠は支持するこ とができる。この井戸は、採掘の泥、塩水。
水または他の液体で満たされていることがあり得る。
グローブ116が井戸の中に入れられており、導1度またはこれに関連する抵抗 率のめられるべき地層1200部分に隣接して位置される。プローブ116はプ ラスチックまたはこの種の他の材料の実質的に非導霜性の通常は円筒状の物体を 含む。Ml、第2および算3%流t、極122.124.126がプローブ11 6の上に設けられている。第4電流電極130が受信電極から遠(崩れた位置に 設けられており、躯1図の実施例においては井戸の外で地面と%気接触している 。電流電極122.124.126.130は銅またはこのような他の導隻材料 から形成される。納lおよび第2w流源132,134が電流1゛極へ電流を供 給するために設けられている。瞥流源132.134は井戸110の中に曾゛か れている。詠1覧流源132が、)−1笛流供給および帰還線路136.140 によりそれぞれ第1および第4 %、流算極122および130と接続されてい る。第2隻流源134は、それぞれ第21[流供給および帰還線路142,14 4により第2および第3−流電極124.126へ接研されている。聾流供給源 ] 32 、I 34は、直流tFL流または交流電流を含む複数個の形式で電 流を供給する。この交流電流イは著しく低い周波数の交流襲、流を即ち時間に対 する著しく低い割合の変化を臂する交流1流を含む。
算1.第2および第3受信へ゛極146.150.152は銅、鉛から形成され 、または非誘を性の電極も含む。これらの受信電極は間隔を診いて11および第 2を流嘗極122,124の上方にかつ第3警流電極126の下方に固足されて いる。第2受信隼極150は第1受信電極146と第3受@電極152との実質 的に中間に設けられている。第3受信電極152から第3亀流電極126までの 距離および一1受信電極146から第2電流電極124までの距離は、次のよう に十分に小さくされている。aち第2および13を流電極124,126の間に 電流が流された時に、第1および第2受信電極146,150の両端の動圧と第 2および第3受信電極150.152の両端の電圧との差が、地層導電度の影舎 の大きさに比較して、実質的に枠の導1度および受信1極位悔における変化にも とづくように、十分に小さくされている。約10〜30メートルを下回わる距離 は大ていの場合はこの目的に対して十分である。有利には受信電極146.15 0.152は第2および第3電流電極124,126に対して実質的に対称的に 設けられる。第1電流電極122から第1受信電極146への距離は、次のよう に十分に大きくされる。即ち第1および諏4電流宣極122の間に電流が流され た時に第1受信電極146の近傍の電流が井戸の長手軸に実質的に平行の向きを 有しさらに大部分の電流が枠112により流されるように、十分に太き(される 。井戸110の半径の約10〜20倍の距離で十分である。第3受信電極152 から第4瞥流を極への距離は次のように十分に太き(される。即ちmlおよび第 4電流電極122.130の間をへ流が流された時に、第1および第2受信t、 極146.150の両端の1圧と第2および第3受信電極150,152の両端 の電圧との間の差が、受信電極146,150.152に隣り合う地層120の 導を度の影醤と枠環亀度および受信電極の間隔における変化との両方に実質的に もとづ(ようK、十分に大きくされる。
受信型&146,150,152へそれぞれ接続されているテータ案内線路15 6,160,162は、第1および第2受信隻極146.150の間の電圧に関 する値と、第2および第3受信篭極150,152の間の電圧に関する値とを、 測足長ニツ)166へ案内する。実際には、測定された値はこれらの2つの%7 圧の比を表わす。
受信電極の間のち圧に関する値は、代我的には電気信号の形式で測定ユニット1 66へ導ひかれる。これらの信号は信号の不所望のある種のノイズを除去するた めに、電気フィルタを通過させられる。
データ線路170が、電流源132.134に:より供給される電流め大きさに 関する値を測定ユニット166へ導ひくために、設けられている。データ線路1 72が演1」足ユニット166からのデータをプロセッサ/レコーダ174へ導 び(。測定ユニツ)166は1つまたは複数個の増幅器、がルトメータ、マイク ロコンピュータまたはブリッジのような回路を含む。このブリッジ回路が、受信 電極146,150,152の隣り合う対の間で足められる2つの鄭圧間の差ま たは比を同時に測定する。プロセッサ/レコーダ174は、受信電極146,1 50,152を用いて測定された電圧に関する情報を供給される。プロセッサ/ レコーダ174は沖」定二二ツ)166から供給されたデータを表示するための または記録するためのハードウェアおよび、測定された/ぐラメータおよびこれ らの/4ラメータを組み合わせて導出した相互関係を用いて、当該の地層の導電 度および/または抵抗率を測定するためのコンピュータ制御のハードウェアを含 む。基準電位1極180がグランドとの接触のために設けられる。
この基準電極180は以下で説明される地層導電度の絶対値を得る方法の1つの ために必要とされる。も′しこの方法を用いることが望まれない場合は電極18 0は設ける必要がない。基*を極180はデータ線路182により測定ユニット 166へ接続されている。基準電極180は次の目的で受信電極146.,15 0゜152から十分遠(に設けられる。即ち第2受信を極150において測定さ れる1界鶏位が通常は安定な値(即ち漏洩1流または枠コンダクタンスにおける 変動により実質的に影善な受けない)となり、さらに基準物位すなわちグランド 1位に対する、第2受信を極150における1界電位を得るために用いられるよ うK。
十分達(に設けられる。基准電位電極180は地表にまたはポーリングホール中 に設けられる。
朶1図の実施例の動作を説明する前に不発明の可能な様態の基礎を最初に説明す る。本発明は電圧および/または2つの電圧の間の比の淵」足にもとづ(。これ らの得られた量および他のパラメータも用いて、誘導された相互関係として定め られて、当該の地層の導電度をめることができる。
詳細には、枠112を囲む厄1j120が完全な絶縁体であるならば、電流電極 122へ加えられた全部の電流は実質的にケーシング112および井戸110の 中を平行に流れることになる。しかし地下の地#120は通常はある程度の有限 の値の抵抗率を有するため、地Ffi120の中への多少の漏洩電流が存在する 。あるレベルにおける漏洩電流の値はこのレベルにおける地ml 20の抵抗率 に関係づけられる。
枠112は通常は良導体材料から形成されているため、これらの電流の間の差− これは漏洩電流の値を表わす−よりも通常は著しく大きい。この理由のため個別 に枠の電流を測定することKより地層の相対導電度特性を推定する試みは、電流 の高感度の測定と測定点の間の著しく大きいリニヤな範囲とを、枠の中での任意 の2つのレベルにおいて流れる電流の間の差の小さい値を組か(分析するために 、必要とされる。
しかし不発明は電流源により発生される電圧の測定を含む。得られる値は地層の 導S−率に依存する。不発明は、電圧および/または電圧の差(またはち圧の比 )が有利に同時に測定される捨成にもとづいている。
枠付きの井戸に隣接する地下の地層の導電度の測定と結びつけて、最初の測定位 置に横で隣接する地層の抵抗率と第2の測定位置に横で隣接する地層の抵抗率と の比は、前述の式(4)により表わすことができる。式(4)Kもとづく結果の 精度は、前述のように、前提(1)および(2)の充足に依存する。即ち(11 を極MとNとの間の距離がt、極NとMlとの間の距離に等しいという前提と;  (21を極MとNとの間の枠の抵抗軍が電極NとMlとの間の枠の抵抗y4に 等しいという前提である。前提(1)および/または(2)が充足されないにも かかわらす、式(4)を用いて正確な結果を得るために、電極位置および/また は枠の導電度における変動が以下に述べるよ ・うに補償される。
第1図において受信電極M、N、M1がそれぞれ146.150,152で、第 2亀流電極124と銅3−流電極126との間に示されている。第2および第3 を流電極124,126の間を電流の流れる桝成が、前提(1)および(2)か らの偏差に対する補償な足めるために次のように用いられる。第2および第3’ 1.fit極124.126の間の第11流の流れている間中に、第1および第 2受信1極146,150と第2および第3受信電極150,152との間の電 圧に関して値が得られる。これらの値は受信電極の間の区間に横で隣接する枠の 部分の間の抵抗の比を次の式により得るために戸いられる。
R146,150=第1および第2受信電極146,150の間の区間に横で隣 接する枠の部分の抵抗;R150,15r第1および第2受信電極146.15 0の間の区間に横で隣接する枠の部分の抵抗:”146.150 ”第2および 第3を流電極124,126の間を流れる第1を流に相応する第1および第2受 信電極146.150の間の電圧: ”150,152 ”第2および第3を流電極124.126の間を流れる第1 電流に相応する第2および第3受信電極150.152の間の気圧; 第1t流の作用により生ずる電圧の比が次に、電極位置または枠の導電度におけ る変化に対する補償のために用いられる一ΔV の補償された値はΔV ′で1 e 1・ 示される。この場合、ダッシュはΔv06の、枠の導電度と電極位置における変 化の影替に対する補償を示す。
(これは式(3)により前に定義されている)。
ΔV ′は次の式(6)ま“たは(7)の−万を用いてめるl・ ことができる。
ただしΔV ′ は、第1および第4を流電極122゜e 130の間を流れる第2電流に相応する、第2および第3受信電極150,15 2の両端の補償されたち圧を第1および第2受信電極146,150から引いた 値であり、この補償は電極間隔および枠のコンダクタンスにおける変動に対する ものである:■146,150 はmlおよび第4電流電極122,130の間 を流れる第2電流に相応する、第1および第2特表千2−500387 (10 ) 受信電極146.150の間の気圧; ■150.152 は第1および第4市流1極122,130の間を流れる第2 11流に相応する、第2および第・3受信電極150,152の間の気圧: ただしΔV ′は第2および第3受信電極150.11・ 52の間の電圧から、第1および第4電流宣極122゜130の間を流れる第2 瞥流に相応する、第1および第2受信電極146,150の間の補償された電算 を引き算した値; 求められた値である゛漏洩にもとづ(電圧と、枠の導電率または電極位置におけ る変化にもとづ(電圧差との関係は式(8)において表わされる。
ΔV =ΔV+Δvnoise (8)otal ただしΔV、。、1 は、第1および第2受信電極146゜150の間の気圧か ら、第1および躯4を流1極122.130の間を流れる第2電流に相応する第 2および第3受信電極150,152の間の電圧を引き算した値すなわちv14 6,150−v150,152 :Δv3゜i、、は枠の導電度および/または 受信電極位置における変動により生ずるノイズ信号を実際に表わすΔV、。ta lの部分: 前述の方法は地層の導電度の指示値をΔV、。□1 だけから導出する試みであ り、そのためΔV を直接otal 測定するだけで十分のものであった。重要な点はこの方法を′7 ・を部ちV1 46.150 150.152を測total −V 足するものではな(、Δv11ols。が測定されて次にΔV ′を得るために 用いられるよう和したものであe る。
もしΔV ′ がテーリングホールに沿う2つの位置1・ において得られるならば式(6)または(7)が、測定の行なわれた2つの位置 に横方向で隣り合う地層の各抵抗率の比を与える形式を、次の式を用いて形成す るために用いられる。
実際には、測定された値の差に関連する測にではなく測定された値の比に関連す る測定ができるようにするために、式(6)および(7)を次の式のように多少 変形すると有利である。
式(至)およびαυは、測定された値の間の差を得るために必要とされる一層複 雑な電子装置または計算器に比較して、2つの測定された値の比に関連する値を 直接出力できる著しく簡単な電子111J足回路の使用に用いられる。差の計算 ではなく比の測定は、比の測定の万が電流における変化により受ける影響が少な いという別府も有する。もし2つの電圧沖1足の闇の差が計算されるならば、1 番目の気圧測定がなされた時刻と2番目の電圧測定のなされた時刻との間に電流 が変動することがあり得る。比の測定は少なくとも部分的にこの問題を解決して いる。
前述の式に示されているように、井戸における異なる点における異なる電流値は 必要とされず、井戸の2つの区間にわたる電圧の測定がなされる。この種の電圧 は井戸の0.5〜In<らい小さい区間にわたり測定される。
式(6)〜αυは次の前提が満たされる時は代数的に操作されて別の形式に変形 できる、即ち別の公式が導出されてさらにこの発明の実施のために用いられる。
即ち受信電極のごく近傍に設けられた電流電極を流れる電流に相応して形成され る電圧に関連する値が、受信電極から著しく遠くに少くとも1つの電流!極が位 置する個所での電流に相応して現われる電圧に関連する値を、枠の導を度および 受信電極位tj&cおける変動を補償するために、補償するために用いられる時 は、前述の変形が可能となる。
以下第1図の実施例の動作を説明する。プローブ116は地層120部分に隣接 する抗弁110内に配である。第2供給電源134が作動されると、第2電流は 第2電流供給綜路142を介して第2電流電極124へ流れ、またケーシングお よびマッドのようながアホール内の導電液を介して第3電流電極126へ流れ、 (ゾロープ116自体は非導電性である)、そこから電流は戻シ線路144によ シ第2電流源134に戻る。第1および第2受信電極146.150間の電圧に 関連する値がデータ線路156.160によって測定ユニット166に伝送され る。第2および第3受信電極150.152間の電圧に関連する値はデータ線路 160,162によって測定ユニット166に伝送される。これらの値は、V*  対”150,152の146.150 比、またはv”146,150と”150,152との差に関連する値を得るた めに用いられる。
”146,150対”150,152の比は抵抗R146,150対8150. 152の比に関連する。この比を電極位置かケーシングの導電率の変動を補償す るため2通りに用いるこまたは”、46..50と”150.152の差がデー タ線路172によってプロセッサ/レコーダ174へ伝送される。第2電流源1 34は遮断され、第1電流源132が第1電流電極122と第4電流電極130 間に電流を形成するため作動される。第1電流は第1電流供給線路136t−介 して第1電流電極122へ流れる。第1電流は初め放射状(半径方向)に外側に 向い、次に抗弁110の半径の10〜20倍の距離の後方向を変化して、所定範 囲の距離内で、ケーシング112に沿って軸方向に向けられる。ケーシング11 2に沿った1つまたは複数の地点で、第2電流の一部がケーシング112から隣 接地層部へ漏れる。この漏れ電流の大きさが隣接する地層部の抵抗率に関連する 。この漏れ電流は地層部を通って第4電流電極130に達する。この第4電流電 極はプローブから所定の間隔を置いて配設されている。次いで電流は戻シ線路1 40により第1電流源132へ戻シ、回路を形成する。第1および第4電流電極 122.130は受信電極146,150゜152から比較的離れて配置されて いるので、電極146.150,152近傍の電流線路は実質的に抗弁の縦方向 軸に平行に向けられている。従ってこの距離間隔では、電流の大部分はケーシン グ112によって伝導される。電圧は実質的に、同じ垂直方向の間隔では同じ値 を有するようになる。これはケーシング112にて測定するのかケーシング11 2から離れた抗弁110内で測定するのかには無関係である。
第1および第2受信電極146.150間の電圧と第2および第3受信電極15 0,152間の電圧との差を、隣接する地層部120への漏れ電流と、ケーシン グの導電率および電極位置の変動との2つに関連させるため、第4電流電極13 0を受信電極146゜150.152から十分に離して配置する必要がある。
例えば半径が約10伽のケース化された抗弁または一部ケース化された抗弁では 、笑4電流電極は少なくとも200〜300fn受信電極146,150.15 2から離さなければならないことがわかっている。これは第4電流電極130を グランドと電気的に接続した表面に配置すること罠よ少有利に実現される。
測定ユニット1661df−1伝送線路156,160゜162によシそれぞれ 、−第1および第2受信電極146゜150間の電圧値と第2および第3受信電 極間の電圧値とを出力する。前に述ぺたように実際上は、電圧v146,15゜ とvl 50.152 との比を測定するのが有利である。
この比はデータ線路172によりプロセッサ/レコーダ174へ伝送される。
受信電極150.152に隣接する地層部分の導電率の相対的大きさは、式(6 )または(7)、有利には式(10)または(11)に従い測定電圧を数学的に 結合することによシ得られる。グローブ116を別の位置に移動した後、処理を 繰返せば、式(9)を地層部導電率の比を得るために用いることができる。
電極位置およびケーシング導電率の変動を補償する第2の方法によれば、電子回 路が第1および第2受信電極146.150間、および/または第2および第3 受信電極150,152間に接続される。第2電流が第2電流源134から第2 電流電極124.第3電流電極126へ流れ、第2電流源134へ戻る間に、こ れら電子回路の1つまたは両方が、電極位置およびケーシング導電率の変動に対 して電気的に補償調整される。この補償方法の特質は、電圧間の比が測定される のかまたは差が測定されるのかに部分的に依存している。前者の場合、■s 対 V* の比が1か146.150 .150,152 ら有意に異なれば、可変抵抗を有するブリッジ回路または可変利得の増幅器のよ うな電子回路を、第1および第2受信電極146.150問および/または第2 および第3受信電極150.152間に接続する。第1および第2受信電極14 6,150間の電圧と、それらの間に接続された電子回路を通る電圧が% ’1 46,150に対する新しい値を得るために測定される。同様に第2および第3 受信電極150.152間の電圧とそれらの間の(もしあれば)電子回路を通る 電圧の2つの(ti 4 含メ”C”・”150,152に対する新しい値が測 定される。1つまたは2つの電子回路が、”146,15゜対”150,152 の比が電子回路も含めて約1になるまで調整される。この比が十分に1に近けれ ば下に述べるようKして得られた補償電圧は有用信号となり、地層部導電率を表 わす。この導電率は、ケーシングの導電率および/または電極位置の変動から生 じる電圧に起因する1ノイズに対して識別できる。
測定されるならば、電子的補償に対する同じ方法を使用することができる。ただ し、電子回路を比を約1にするために調整するのではなく、■9 とv8146 .150 150.152 との間の差を最小化するために調整する場合は同じ方法を使用できない。すなわ ち、約1の比を得るために回路を調整するのではなく、差を約0にするため調整 する場合である。
第2電流源134が遮断された時点で、M1電源132が起動される。第1電流 の流れは実質的に、上に述べた補償の第1方法と同じである。しかし受信電極間 に既に接続された電子回路がそのまま同じ場所にあるため、電極位置とケーシン グの導電率の変動による電圧差は電子的に°要因除外”される。゛従って第1お よび第2受信電極246.150間の電圧(およびそれらの間の電子回路)と、 第2および第3受信電極150.152間の電圧(およびそれらの間の電子回路 )との差はΔvto□1f:表わさないがしかし隣接する地層部120の導を率 に関連し、それ以上の補償を必要としない。これら2つの電圧間の比はデータ線 路172によシプロセッサ/レコーダ174へ伝送される。
電子技術では良く知られているように、上の述べた方法に用いる電子回路は、理 想電子特性から不可避に偏位する。例えば増幅器は次のような非線形反応を有す る。すなわち”146,150− ”150,152が所望のように最小となる よう正しく調整されているときでも、第2電流源134が電流を供給している間 、同じ増幅器は、異なりた大きさまたは波形を有する第1電流に対する反応にお いて所望の補償を提供しない。理想特性または反応からの電子回路の出発は少な くとも部分的に次のようにして考慮される。すなわち、2つまたはそれ以上の電 子回路を第1および第2受信電極146゜150間に接続し、および/または2 つまたはそれ以上の電子回路を第2および第3受信電極150.152間に接続 する。得られた測定値の平均を使用することにより、受信電極の各ベアが2つま たはそれ以上の備えられた電子回路と接続されていれば、理想電子特性からの各 増幅器の出発が考慮される。
上に述べた方法はまず第1電流、次に第2電流を連続して適用するものであるが 、第1電流と第2電流を同時に適用することによってもこの方法を実行できる。
供給されるこれらの電流を次のような形態にすると、第1電流による受信電極1 46,150.152での電圧と第2電流による電圧とが区別される。すなわち 、この電流のうちの一方を直流で供給し、2つの電流のうちの他方を交流で供給 するか、または2つの電流を異なる周波数または波形の交流として供給すること によって効果的に区別を行うことができる。
上に述べた測定が所定の位置で行われた後、プローブ116は第2の位置に移動 され、この過程が繰返される。このようにして2つの地層部の抵抗比が得られる 。
電流源132,134の1つまたは2つが交流を供給する場合、正確な平均値を 定めるため電流の複数サイクルにわたって電圧を測定すると良い。周波数が低下 すると所定の位置で要求される時間の長さが増大するので、比較的に高い周波数 を使用すると測定が迅速化される。一方比較的に高い周波数では不所望の量の誘 導リアクタンスがケーシング112に形成されることが予想される。使用する実 用周波数の上限はケーシングによりて定められる。この周波数の実際値はケーシ ング112の製造される材質の誘導特性にほぼ依存している。ケーシング112 が、20〜40 Hz Q:) 比較的高い周波数を使用することのできる材質 から成る場合、1つの位置に対して要求される総時間は、プローブ116を坑井 内で連続的に降下させることができるという意味で測定法が実質的に連続的なも のKなる程短縮される。
1つまたはそれ以上の電流源132,134で交流を使用することの別の問題点 は、ケーシング112の誘導リアクタンスが上昇し、そのため第1および第2受 信電極146,150間の電圧が、第2および第3受信電極150.152間の 電圧に対して位相シフトされることである。特に交流電源が、式v146#15 0°V(ωt) (12)で表わされる第1および第2受信電極146.150 間の時間依存する電圧を形成する場合、誘導リアクタンスは式 %式%(13) で表わされる、受信電極150.152間の電圧において位相シフトを惹起し得 る。この位相シフトは、式(12)と(13)の電圧の実部分のみを計算または 測定するという電子技術での周知手段によシ考慮できる。
坑井内の複数位置で上に述べた方法を実行することによシ、ケース化された抗弁 に隣接する地層部の相対抵抗率の特性を作成することができる。
本発明は相対抵抗率の特性を作成するのに有用でちるほか、坑井に隣接する地層 部の抵抗の絶対値を得るのにも使用できる。この結果を得るのにいくつかの方法 を用いることができる。ある状況では、地層の1つまたはそれ以上の絶対値が、 導電率を直接測定することKより、または所定の地層部の特性が既知であるので 、別個の情報源から知ることができる。1つの地層の絶対値に関する知識を、こ の地層の上および下の層の相対抵抗率の知識と結合することによシ、絶対抵抗値 が既知である地層の上および下の層すべての絶対値を算出できる。
地層部導電率の絶対値を得るための別の方法を、地層の絶対値が独立して既知で ない場合でも、地層部導電率の直接の指標を得るために使用できる。1つの方法 によれば、絶対的導電率を定めるべきである地層部は少なくとも受信電極間の距 離と同じ厚さでなければならない。この方法は理論的考察から派生された公知の 関係 に基づく。ここでUは、グランド電位または零電位に対する、ぎアホールに沿っ た地点での電位:2はボアホールの軸方向の距離;dは前の式(2)に関係して 定められた値。
地層部導電率の直接指標を得るための式(14)の適用は、本発明による方法を 使用すると漏れ電圧が得られるから初めて可能となるのである。この手段によシ 以下の関係から地層部導電率を直接得ることができる。
ここでz、5o−2,46は第1および第2受信電極146゜150間の距離m ;Δv1.は式(6)から得られる;U、5oは第2受信電極150での1グラ ンド2電位、例えば電極180の電位を基準とした電界ポテンシャル■、電極1 80は第2受信電極150から十分に離れて配置されているので、電位U、5o は通常安定した値である。すなわち、漏れ電流やケーシング導電率の変動からあ まり影響を受けない。
S、vは受信電極の領域における平均ケーシング導電によシ得られる。
ここで駅は第1および第2受信電極146,150間の距離であり、この距離は 実質的に第2および第3受信電極150,152間の距離に等しい:l0Fi第 2および第3電流電極間を流れる第1電流の大きさである。
U150の値を得るためには、基準1グランド2電位を得ることが必要である。
基準電位は電極180を使用して測定し得る。従ってU、5oは、ぎルトメータ 等の電圧測定装置を受信電極150と基準電極180との間に接続することによ り得られる。
地層部抵抗率の絶対値を得るための別の方法は、第2図を参照するとよく理解で きる。導電性のケーシング212と一列に並んだ坑井210は、興味の対象であ る地層部に隣接するプローブ216をその中に有する。従って坑井210内には 第1電流電極222が、プローブ216から物理的に別個に配置されている。
この実施例では、電流電極222は坑井210内の固定位置に保持することがで き、一方ゾロープ216は坑井内を上方向に移動される。第2および第3電流電 極224.226は、興味対象の地層部220近傍に配置される。第4電流電極 230は図示のように1表面ではなく(第1図に示したように表面の位置でも作 動可能であるが)、キアホール内に配置される。第2および第3電流電極224 .226は受信電極246゜250.252,254に十分に近接する。有利に はこれら電流電極を受信電極に対して実質的に対称形に配置する。このようにす ると第1電流が第2および第3受信電極224,226間を流れる際、第1およ び第2受信電極246.250間の電圧と、第3および第4受信電極252.2 54間の電圧との差が、実質的にケーシング導電率と受信電極位置の変動を地層 部導電富の影響よシもよく表わすこととなる。第4電流電極230は受信電極2 46.250.252.254から十分に離れて配置されており、電流が第1お よび第4電流電極222.230間を通る場合、第1および第2受信電極246 .250間の電圧と、第3および第4受信電極252.254間の電圧との差は 実質的に、受信電極220に隣接する地層部の導を率の影響と、ケーシング導電 率および受信電極間隔の変動との両者によるものとなる。
第1電流源232は、線路242を介して第2電流電極224さらに第3電流電 極224へ流れ、戻り線路244によシ第1電流電源232へ戻る第1電流を供 給する。第2電流電源234は、電流供給纏絡236を介し固定電流電極222 さらに第4電流電極230、そして戻シ線路240を介して第2電流電源234 へ戻る第2電流を供給する。!ロープ216には4つの受信電極246,250 ,252,254が設けられている。この構成では、第1電流と第2電流の両方 に応答する電圧が、第1および第2受信電極246゜250間と、第3および第 4受信電極252,254間で測定される。データ線路256.260.262 ゜264は受信電極246.250.252.254間の電圧値に関連する信号 をそれぞれ測定ユニット266へ伝送する。データ線路270を第1および第2 電流の値に関連した信号を測定ユニツ) 266.へ伝送するために設けること ができる。データ線路272は測定ユニツ)からのf−タラプロセッサ/レコー ダユニット274へ伝送する。
第2図の実施例の作用を以下説明する。プローブ216が上へ移動される時に、 第1図の実施例に関連して述べたように固定電極222から徐々に移動する位置 で相対抵抗率の値が得られる。各位置で、その位置のΔv1eとその前の位置の Δv1゜との比が得られる。厚さが実質的に不均一である位置に達すると、受信 電極に隣接する地層部120の導電率が十分大きくなり、Δv1eの値が指数関 数的に低下するのが観察される。すなわち、 ここでΔv (n)は位置nで測定されたΔv1.の値;e Δv(n−1)はnよシ下の位置n−1で測定されたΔ■1゜e の値: zn−2Ill−1は位置nと位置n−1との垂直間隔:そしてαは式(2)K 関連して定められた値である。
Δv1eの値が指数関数的に減少するのが観察された地点では、その地点を囲む 地層部の導電率は以下の関係に従って算出され得る。
ここでσ、は地層部の導電率mQ/Cm ;S はケーシングコンダクタンスm Ω;zn−2n−4はellFl。
ケーシングコンダクタンスS の値は、多数のコンダクタンス測定手段、例えば 周知のように誘導コイル等を使用することにより得られる。ケーシングコンダク タンスはまた第2電流電極と一3電流電極の間を流れる第1電流工 と受信電極 間に形成される電圧とからも得られる。有利には第1および第2受信電極間のケ ーシング導電率の平均と、第2および第3受信電極との間の導電率が使用される 。この導電率は式(16)から得易前の測定値すなわち各地層の次の低位層に対 する導電率の比が既知であるから、1つの層の導電率の絶対値が一度わかれば、 他のすべての層の導電率を算出することができる。
固定電流電極がグローブ216から物理的に離れて設けられているほか、第2図 に示された実施例では、第1図に示したノ・−ドクエアおよび装置の別の変形が 多数設けられている。
固定電流電極222と第2および第3電流電極224゜226はケーシング21 2と電気的VC接触して配置されている。このような接触はバネカ接触素子とし て知られるようなバードウェア構成素子によって行うことができる。このような 直接の電気接触mvを採用することによって第2図の電流電極を、第1.第2電 流電極と第3電流電極222,224.226およびケーシング212との間に 導電のための導電数を宮まない坑井環境でも使用できる。
本発明と共に使用し得るハードウェアの別の変形が第3囚に示されている。この 実流例では、導電ケーシング312を有する?アホール310は、具味対象の地 層部320近傍にグローブ316を該メアホール内に有する。第1訃よび第2電 流電極322,326はケーシング312と電気的に接触して設けられている。
第1および第2電流電極は十分に第1.第2訃よび第3受信電極346,350 ,352に近接している。
そのため、電流が第1および第2電流電極322゜326間を流れる場合、第1 および第2受信電極346゜350間の電圧と、第2および第3受信電極350 ゜352間の電圧との差は、地層部導電率の2ける差の影響と比較して、実質的 にケーシング導電率と受信電極の位置の変動によるものとなる。
第3電流電極330はグランドと電気接触して設けられる。第3電流電極330 は受信電極346 、350゜352から十分に離れておシ、電流が第1および 第3電流電極322,330間を流れる場合、第1および第2受信電極346, 350間の電圧と、第2および第3受信電憧350.352間の電圧との差は、 地層部導電率の影響と同様にケーシング導電率訃よび受信電極位置の影響とを表 わす。1流源332は電流線路336により第1電流電極322に電流を供給す る。
電流は、第2ンよび@3電a電極326.330から電流源332へ戻るための 線路340と344を介してそれぞれ戻る。第1.第2および第3受信電極34 6゜350.352は坑井ケーシング312と直接電気接触して設けられている 。データ線路356.360 。
362Fi、第1および第2受信電極346,350間の電圧と第2訃よび第3 受信電極350,352間の電圧とに関連する信号情報を測定ユニット366へ 伝送する。データ線路372はデータを測定ユニット366からプロセッサ/レ コーダユニット374へ伝送する。
電流源332は、電流線路336によシミ流を第1電流電極322に供給する。
電流は、第2電流電極326または第3電流電極330のどちらかからスイッチ 380の位置に依存して電流源へ戻る。第1の位置ではスイッチ380は電流源 332と第2電流電極326との間の回路t−第1電流戻シ線路340によシ形 成する。スイッチ380が第2位置にある場合1回路は第3電流成極330と第 2電流戻り線路344によりて形成さnる。
動作時にはスイッチ380が第1位置にセットされ。
電流電極322から流れる電流がケーシングを通りて上方の!211E電極32 6に供給される。スイッチ380が第1位置にある際の、受信電極間の電圧に関 するデータは、電極位置2よびケーシング導電率の作用を補償するために用いら れる。補償は第1図の実施例に関して上に述べた方法の1つにより行われる。す なわち1手計算または電子計算、または補償電子回路を2つまたはそれ以上の受 信電極346,350゜352間に設けることによシ行われる。
次にスイッチ380は第2位置にセットされ、電流は電流電極322から、離間 して配置された第3電流電極330に流れ、そこから戻り線路344を介して電 流源332へ戻る。第3電流電極330は受信電極346.350.352から 十分に離れて設けられて訃シ、受信電極346,350,352近傍の電流は、 第1図の実施例と同様に、メアホール310の軸方向く実質的に平行に向けられ る。第1>よび第2受信電極346,350間の電圧と、第2および第3受信電 極350,352間の電圧Fi測定ユニツ)360へ伝送され、上に述べたよう に補償される。受信電極に隣接する地層部320の相対導電柔に関連した値はデ ータ線路372によりfαセッサ/レコーダ374に伝送される・この方法は2 7ホール310内の複数の位r1tiCて、地層部相対抵抗値の特性または、第 1図ないし第2図の実施例に関連した上で述べた地層部絶対抵抗値を提供するた めに繰返すことができる。
有用であるが、しかしこれと同じ方法および装置tヲ相る。?アホール内の多数 の条件に応じて、坑井は一部でケース化される。例えばボアホールが特に弱い地 層部や、流体の?アホール内への漏れの予防が所望されるような、流体き含有す る地層を横切つ友場合である。
第4図に図示するように、デアホール410は、デアホール410の全長の一部 を貫通して延在するケーシング材412を有している。ケーシング412はセメ ント材414により適当な位置に保持される。グローブ416は坑井のうちケー シング(枠)の設けられた部分に隣接する地層部420の直ぐ側方のところに配 置される。グローブ416は、第1電極及び第2電極422.424を有する。
電流が第1電極と第2電極422.424との間を流れる場合、第1受信電極及 び第2受信電極446.450間の電圧と、第2受信電極及び第3受信電極45 0.452間の電圧との差が、ケーシングの導電率の変化と受信電極のスペーシ ングの変化に実質的に起因する(地層部の導電率の変化の影響と比較して)よう に、第1電極及び第2電極422,424は、受信電極446 、450 、4 52に十分に近接して配置される。第1電極及び第2電極422.424は、受 信電極446,450.452に関して実質的に対称的に配置されるのが有利で ある。
第3電極426は終端抵抗482を通ってケーシング412と接続され、グラウ ンドと電気的に接触している坑井の外側に配置される。第3電極426は、図示 のように表面においてか、またはボアホール410の内部でグラウンドと接触す ることができる。第1電源及び第2電源432.434は、第1電極、第2電極 。
及び第3電極422,424,426と各々電流供給線431及び帰線440. 442によって接続されている。第1受信電極、第2受信電極及び第3受信電極 446.450,452はグローブ416上に、第2電極424の下方に配置さ れている。データ線456゜460.462は、受信電極444,450.45 2間の電圧に関連する値を測定ユニット466へ供給する。データ琢470は、 電源432.434の大きさに関連する値を測定ユニット466へ供給するよう に配置され得る。データ線472は、通常測定ユニットによシ検出される値をプ ロセッサ/レコーダ474に供給する。
ケーシング412は、完全にケーシングの設けられた坑井に通常存在するケーシ ングと比較して短いようにし得るために、第3電極426は終端抵抗482′t −用いてケーシング412と電気的に接続されている。
この終端抵抗482の値は、ケーシング412の全長とケーシング412の材料 組成を含む幾つかのファクタに依存する。
終端抵抗482の目的と機能を理解するために、終端抵抗が極値、すなわちゼロ 抵抗値または無限抵抗値をとる場合の状況を考慮することは有用でちる。終端抵 抗482がゼロ抵抗値をとるものとしたとすれば、電流は、ケーシング412を 通って第1電極422から流れてから、実質的な抵抗にさらされずに残りの電流 路を通過して電源434に戻ることとなる。周囲の地層部420全通しての漏れ 電流に対する抵抗に比してこの電流路の抵抗は大変小さいので、地層部420を 通しての漏れ電流は極端に小さく、測定は事実上不可能である。
終端抵抗482が無限値であれば、ケーシング412と電源434との間は開路 となシ、その結果電流はケーシング412を通過して流れない。ケーシング41 2を通過する有効電流が欠落するので、受信電極446゜450.452間の電 圧は実質的に発生されず、従って漏れ電流の測定を行うことはできない。
このように、受信電極446,450,452間に測定可能な電圧を発生するた めに十分な電流がケーシング412を流れることができるほど十分小さな値に終 端抵抗482は設計選定されるべきである。しかし。
また地層部の抵抗の変化に対応する受信電極446゜450.452間の電圧の 検出を可能にするために十分な量の電流が地層部420を通って漏れるほど十分 大きな値に終端抵抗482は設計選定されるべきである。これらの所望の結果を 屯たらす値ならば、いかなる値でも終端抵抗に用いることができる。約1オーム のオーダの値の場合は、スチール製の長さ約30メートルのケーシングに接続し て操作可能であることが判明した。
終端抵抗482ft用いる代わシにグランドと接触する第3電極426を、ケー シングから十分な距離をとって配置することができその際、終端抵抗482によ って供給されるべき筈の抵抗を、介在するグラウンドの抵抗が供給し得るような 、十分な距離をとって配置するのである。この目的に対しては、たいていの場合 、約100メートルの距離?とれば十分である。
第4図に図示する実施例の動作は、前述の他の実施例の場合と同様である。電流 は第1電極422から流れ、ケーシング412を通過して第2電極424へ達し 、帰線440によって第1電源432に戻るように摘取され、それにより、電極 の位置の変化とケーシングの導電率の変化に関連した値が得られる。順次連続的 に、または同時に、第2電源434からの第2電流は第1電極422と、離れて 位置する第3電極426との間を流れ、それから帰@442f通って第2電源4 34へ流れる。受侶電憔446.450.452間の電圧に関連した値は、電極 の位置の影響とケーシングの導電率の影響の補償後に、前述の実泥例と関連して 上述した方法でプロセッサ/レコーダ474へ供給される。
第5図はケーシングの設けられていない坑井510によって二分される地層部の 抵抗を測定するための実施例を示している。この実施例で使用される装置は、5 16に、一般に導電材料、例えばスチールや銅製の円筒体として設けられる。こ のプローブは、調査されるべき地層部520に隣接する坑井510内に設置され る。プローブ516には第1電極及び第2電極522゜524が設けられる。電 流が第1電極及び第2電極522.524の間を流れる場合に、第1受信電極及 び第2受信電極546,550間の電圧と、第2受信電極及び第3受信電極55 0.552間の電圧との差が、地層部の導電率の影響に比べて、プローブの導電 率の変化と受信電極のスイーシングの変化に実質上起因するように第1電極及び 第2電極は、受信電極546゜550.552の十分近くに配置される。第3電 極526はグラウンドと電気的に接触する坑井510から離れた位置で設置され る。電流が第1を極及び第3電極522.526の間を流れる場合に、第1受信 電極と第2受信電極546.550間の電圧と第2受信電極と第3受信電極55 0,552間の電圧との差が受信電極520に隣接した地層部の導電率の影響と 、同様にプローブの導電率の変化と受信電極のスイーシングの変化の影響を反映 するように、第3電極526はプローブ516から十分に距離をおいて設置され る。
たいていの場合、約100メートルの距離で十分である。
第1電源と第2電源532.534は電流供給線536および帰線540.54 2によって、前述の実施例と関連して述べた方法で、第1電極、第2電極および 第3電極522,524,526に接続されている。また、プローブ516には 第1受信電極、第2受信電極、および第3受信電極が設置されている。図面では 、第1電極及び第2電極522.524そして第1受信電極、第2受信電極及び 第3受信電極546゜550.552はグロー2516の外部表面に環状構造の 形態で取付けられている。これらの電極は、?アホール510の壁面から距Li t’eおいて設置されているので、この実施例では、電流に周囲の地層部520 に供給するために導電体554を有する坑井の中でプローブ516が使用される ことが必要でおる。電極522゜524.546,550,552は、ばね式装 置を用いる公知の方法でがアホール510の壁面との直接の電気的接触を形成す るような形態で設けられることもできる。
データ線556.560.562は受信電極546゜550.552間の電圧に 関連した値を浜」定ユニット566に供給する。データ線570は第1電源及び 第2電源532.534の大きさに関連する値を測定ユニット566に供給する ように設けられることができる。データ線572はmu定ユニットからプロセッ サ/レコーダ574ヘデータを供給する。終端抵抗582は電源532 、53 4と導電性のプローブ516の先端との間に設けられておシ、第4図に図示した 実泥例に関して述べた終端抵抗482に類似した方法で動作する。
第5図に示されている実施例の動作は、前述した実施例の動作に類似している。
第1の電流源532は第1の電流電極522へ第1の電流を供給する。この電流 はプローブ516の導電体を介して第2の電流電極524へ流れ、さらにそこか ら電流帰還線路540を介して第1の電流源532へ流れる。受信電極546゜ 550.552の間の電圧に関する値は、電極の位置の変動あるいはグローブ5 16の導電率の変動に対する補償を行なうために用いられる。第2の電流源53 4は第1の電流電極552に対して第2の電流を供給する。第2の電流は導電性 のプローブ516を介してターミナル抵抗582へ流れる。受信電極546,5 50゜552の間の電圧に関する値は、電極の位置ならびにプローブの導電率の 変動に対して補正されて、測定ユニット566に供給され、さらにそこからプロ セッサ/レコーダ574へ供給される。測定過程では井戸510の内部の複数の 場所で、地層の導電率の相対値および/″またけ絶対値を供給するために繰シ返 される。
第5図に示された実施例において、周囲の地層520の相対的な抵抗率は、前述 の式(10) k以下の式に置き換えることにより得られる。
この場合、にはグローブに依存するパラメータ、v546,5.。は、第1と第 3の電流電極522.526の間を流れる第2の電流に対応する第1および第2 の受信電極の間の電圧、σ、は地層の導電率−R582はオ′−ムで表わされる ターミナル抵抗582の値、そして第55゜−2546は、第2の受信電極55 0と第1の受信電極546の間のメートルで表わされる画直方向の距離を表わす 。
グローブ516を既知の導電率の媒質中に置いて受信電極546,550,55 2の間の電圧を測定し。
そのうえでKの値を算出するための式(19)を用いることによって、パラメー タにの値は著しく簡単に経験的に設定される。またKFiプローブの構成材料お よびその長さ、厚さならびにその他のパラメータなどのデータから、理論的にめ ることもできる。
第5図に示されているように、回転状態において電気的な接触を形成するための 、適切なブラシあるいは他の部材を有する導電性の掘削ストリングに接続されて いるような電極を設けることにょシ、本発明の方法は掘削中の井戸における地層 の導電兆を測定するためにも用いることができる。
当業者に周知のように、第1図から第5図に示されている実施例の種々の変形や 組み合わせを本発明の範囲内の方法を用いて行なうことが可能である。電圧に関 する電気的なノ4ラメータが存在するので、地層の導電率の測定は、そのような 関連づけられたパラメータを含む数式を用いて本発明の方法により行なうことが いるが、各電極間に適切な間隔が維持されるかぎり、いかなる形状でもよい。図 面において個々の電極が枠と接触されているように示されているが、一般的には これらの電極を枠と直接電気接触しない位置へ設置することも可能である。どの 実施例においても、離れたところに位置している電流電極はプーリングホールな いし切削状の中にあるいは地表面上に設置することができる。第1図において、 第4電流電極130および基準電位電極180は別個の構成部材として示されて いるが、ただ1つの電極を両方の目的のために使用することができる。その場合 は、ただ1つの電極からの線を電流源132,134へ接続するかまたは測定装 置160へ接続する切換スイッチを設ける。・第2図では井戸の中に配置された 4つの受信電極が示されているが、さらに多数の電極を用いることもできる。3 つよシ多い受信電極が存在する場合は、2つあるいは3つの地層の導電率を同時 に測定することが可能である。
さらに第1図から第5図では測定装置とプロセッサ/レコーダが別個のユニット として示されているが、適切にプログラミングされたコンピュータを有する単一 のユニットとすることもできる。所望の測定を行なった後にコンピータ以外の装 置が導電率を算出するために用いられることも理解される。前述のように地層の 導電率の絶対値をめる場合に電流の大きさが用いられる。そのため各導電率の比 率のみが必要とされる時は、電流の大きさを測定ユニットへ供給するためのデー タ線路は必要とされない。
受信電極を第1の電流電極よりもさらに深い場所に設置するような付加的な構造 上の変形を行なうこともできる。いくつかの受信電極を第1の電流電極の上方へ 設置し、他方いくつかの電流電極を第1の電流電極よりも深い位置に設置するこ ともできる。また第1図では電圧の測定される井戸の区間が隣シ合う状態で示さ れており、第2図では電圧が測定される井戸の区間が離れている状態で示されて いるが、電圧が測定される井戸の区間は部分的に重なり合っていてもよい。第1 図から第5図に描かれている各実施例のいくつかの構成部分は一方を他方に交換 可能であることは容易に理解できる。例えば第1図の3個の受信電極は、第3図 の受信電極のように枠と接触状態を保つようにできる。第2図で示された実施例 を第1図に示されている3個の受信電極のみを使用するように、変形することも 可能である。換言すれば、2紐の受信電極が3個あるいは4個の受信電極を含む ようにすることもできる。
導電率の測定に及はす枠のセメントの影響は、セメントの厚さが約20c+m以 内であれば、実質的には無視することができることが示されている。
石油に対するロギングのための方法はとシわけ調査の深さによシ特徴づけられる 。つまシこの方法によって地層の特性が測定されつつある、せん孔からの横方向 の距離により特徴づけられる。本発明は調査の十分な深さを提供する。何故なら ばせん孔の近傍でしばしば発生する液体の浸透あるいは漏れのような地層の変動 が導電率の測定に著しい影響を及ぼすことがないからである。
前述の本発明の詳細な説明により、多くの利点を容易に理解することができる。
電極が理想的な位置からずれることによって起こる変動、および枠あるいはプロ ーブの導電率が垂直方向に一様でないことから生ずる変動Vi補正される。地層 の抵抗高に関連づけられる信号は、有利なSN比が得られるように十分大きい値 を有する。枠で囲まれた井戸と隣接する地層の導電率の相対値ではなく絶対値を 良好に得ることができる。周囲の地層の厚さが0.5メートルから1メートルの 場合の導電率データの分析は本発明を実施することにより可能となる。電流漏れ の量を推定するために電流の直接測定が必要とされない。掘削された穴の内部に おける電界の性質およびこれが受信電極の間の電圧に及ぼす影響を認識すること によシ、電流電極に対して受信電極を適切に配置することが可能である。完全に ちるいは部分的に枠の設けられた、もしくはまったく粋の設けられない井戸、さ らKは現在掘削中の井戸の地層の導電率のデータを、唯一の装置および方法をわ ずかに変更するだけで得ることができる。井戸内部の種々の高さにおいて本発明 を実施するためのパラメータの有利な測定のためならびに周囲の地層の導電率の 値を検出するために筆算での計算を必要とせずKこの装置を用いることができる 。
当業者に明らかなように、補正係数の計算によシ枠の導電率に関するいくつかの 情報を提供するため、情報を粋の状態を推定するのに用いることができる。特に 本発明の方法によれば、導電性に中断あるいは不連続を生ぜさせる腐食あるいは 亀裂の入った枠領域を検出することが可能である。
本発明を複数個の実施例に基づき説明してきたが、本発明の技術思想と範囲内に おいて、請求の範囲第2項以下に記載したように一層の変更を行なうことが可能 である。
補正書の翻訳文提出書(#!f許法MIB4条の8)平成1年1月30日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ケース化された坑井に隣接する地下地層の導電率を決定する際に使用する方 法において、ケース化された坑井を使用し、該ケース化された坑井に電流を供給 し、前記ケース化された坑井において距離に亘って前記ケーシングのコンダクタ ンスに関連して測定される第1の大きさを得、前記ケース化された坑井において 前記距離に亘って電圧に関連して測定される第2の大きさを得、かつ少なくとも 前記測定された第1の大きさおよび前記決定された第2の大きさを使用して前記 ケース化された坑井に隣接する地下地層の導電率に関連付けられている値を形成 することを特徴とする方法。 2.前記ケース化された坑井における前記距離を既知としかつ該距離を前記地下 地層の導電率を測定する際に使用する請求項1記載の方法。 3.前記第2の大きさを得る前記ステップが次のステップ、即ち前記ケース化さ れた坑井の第1部分に亘って電圧に関連付けられた電気パラメークの第1の値を 測定すること、および前記ケース化された坑井の第2部分に亘って電圧に関連付 けられた電気パラメータの第2の値を測定ないし決定することを含んでいる請求 項1記載の方法。 4.側定ないし決定された第2の大きさを得る前記ステップが、実質的に前記ケ ース化された坑井の前記第2部分の距離に等しい前記第1部分の距離を設定する ことを含んでいる請求項3記載の方法。 5.前記決定された第2の大きさを得る前記ステップは、前記ケース化された坑 井内に複数の受信電極を位置設定することを含んでいる請求項1記載の方法。 6.電流を供給する前記ステップが、間隔を置いた第1および第2の電流電極を 設定することを含んでいる請求項1記載の方法。 7.前記使用するステップが、前記地層の導電率の絶対値を計算することを含ん でいる請求項1記載の方法。 8.ケース化された坑外に隣接する地下地層の導電率を決定する際に使用する方 法において、ケース化された坑井を使用し、該ケース化された坑井の第1および 第2の部分に十分近接して配設されている電流電極を使用しその際、前記第1お よび第2の部分における電圧が地層導電率に比して実質的にケーシングコンダク タンスの変動を表わすように前記ケース化された坑井に電流を供給し、前記ケー ス化された坑井の前記第1の部分を介して形成される第1の電圧を測定し、前記 ケース化された坑井の前記第2の部分を介して形成される第2の電圧を測定し、 かつ前記第1の電圧および第2の電圧の間の関係を定めることによって、決定さ れている大きさを得、かつ少なくとも該決定された大きさを使用して、前記ケー ス化された坑井に隣接する地下地層の導電率に関係付けられている値を形成する ことを特徴とする方法。 9.ケース化された坑井に隣接する地下地層の導電率を決定する際に使用する方 法において、ケース化された坑井を使用し、該ケース化された坑井内の第1の電 流電極に電流を供給し、該第1の電流電極に供給される電流が前記のケース化さ れた坑井の半径の少なくとも10倍の所定の距離を流れるようにし、少なくとも 2つの電圧に関連して決定される大きさを得、該電圧のおのおのは前記電流が前 記第1の電流電極に供給されている間に測定されかつ前記ケース化された坑井内 の距離に関連付けられており、かつ少なくとも前記決定された大きさを使用して 前記ケース化された坑井に隣接する地下地層の導電率に関連付けられている値を 形成することを特徴とする方法。 10.ケース化された坑井に隣接する地下地層の導電率を決定する際に使用する 方法において、第1および第2の電流電極を、坑井ケーシングの部分に隣接する 前記坑井内の第1の領域に配設し、前記第1および第2の電流電極の間に受信電 極の第1および第2の対を配設し、第3の電流電極を前記受信電極から少なくと も前以って決められた距離の所に配設し、電流が前記第1および第2の電流電極 の間に流れるようにし、前記第1の受信電極対の間の電圧に関連付けられている 電気パラメータの第1の値を測定し、前記第2の受信電極対の間の電圧に関連付 けられている電気パラメータの第2の値を測定し、電流が前記第1および第3の 電流電極の間に流れるようにし、前記第1の受信電極対の間の電圧に関連付けら れている電気パラメータの第3の値を側定し、前記第2の受信電極対間の電圧に 関連付けられている電気パラメータの第4の値を測定し、前記第1および第2の 値を使用して、前記第1の受信電極対間のケーシングコンダクタンスの、前記第 2の受信電極対間のケーシングコンダクタンスからの差異を補償し、かつ前記第 3、第4および第5の値を使用して、前記坑井に隣接する第1の地下地層の導電 率に関連付けられている値を形成することを特徴とする方法。 11.前記ケース化された坑井に隣接する第2の地下地層の導電率に関連付けら れている値を形成するために前記ケース化された坑井の第2の領域に第1および 第2の受信電極対を配設し、かつ前記第1の地下地層の導電率の、前記の第2の 地下地層の導電率に対する比を得る請求項10記載の方法。 12.前記第1および第2の値を使用するステップが次のことを含んでいる、即 ち前記第1および第2の値を使用して、前記第1の受信電極対間の第1の電圧の 、前記第2の受信電極対面の第1の電圧に対する比を得、前記第3の値を使用し て、前記第1の受信電極対間の第2の電圧を取出し、前記第4の値を使用して、 前記第2の受信電極対間の第2の電圧を取出し、前記比を前記第2の受信電極対 間の前記第2の電圧に乗算することによって補償量を計算し、かつ該補償量を前 記第1の受信電極対間の前記第2の電圧から減算する請求項10記載の方法。 13.前記第1および第2の値を使用する前記ステップが次のことを含んでいる 、即ち前記第1の受信電極対間に電気回路を設け、かつ該電気回路を含んでいる 、前記第1の受信電極対間の電圧が実質的に前記第2の受信電極対間の電圧に等 しいように、前記第3の値を測定しか前記第4の値を測定する前記ステップを実 施する前に前記電気回路を調整する請求項10記載の方法。 14.電流が前記第1および第2の電流電極間に流れるようにする前記ステップ を、電流が前記第1および第3の電流電極間に流れるようにする前記ステップと 同時に実施する請求項10記載の方法。 15.前記坑井の部分がケース化されていない場合に、更に、前記ケーシングと 前記第3の電流電極との間に電気的な抵抗素子を設ける請求項10記載の方法。 16坑井に隣接する地下地層の導電率を決定する際に使用する方法において、導 電性のボデーを有しかつ第1および第2の電流電極間に配設されている第1およ び第2の受信電極対を支承するプローブを設け、前記プローブを前記坑井内に配 設し、第3の電流電極を、前記電流電極と前記受信電極との間の距離より大きく 前記プローブから離れた所に配設し、前記プローブと前記第3の電流電極との間 に抵抗素子を接続し、電流が前記第1および第2の電流電極の間に流れるように し、前記第1の受信電極対間の電圧に関連付けられている電気パラメータの第1 の値を測定し、前記第2の受信電極対間の電圧に関連付けられている電気パラメ ータの第2の値を測定し、電流が前記第1および第3の電流電極間に流れるよう にし、前記第1の受信電極対間の電圧に関連付けられている電気パラメータの第 3の値を測定し、前記第2の受信電極対間の電圧に関連付けられている電気パラ メータの第4の値を測定し、前記第1および第2の値を使用して、前記第1およ び第2の受信電極間のプローコンダクタンスと、前記第2および第3の受信電極 間のプローコンダクタンスとの差異を補償し、かつ前記第3、第4および第5の 値を使用して、前記坑井に隣接する地下地層の導電率に関連付けられている値を 形成することを特徴とする方法。 17.坑井に隣接する地下地層の導電率を得る際に使用される装置において、第 1の電流電極および第2の電流電極の間に第1の電流を供給するための手段と、 前記第1の電流電極および第3の電流電極の間に第2の電流を供給するための手 段と、前記第1および第2の電流が電気的に伝えられる受信電極手段と、前記第 1の電流に応答して前記受信電極と関連付けられている電圧に関連して決定され る第1の大きさと、前記第2の電流に応答して前記受信手段に関連付けられてい る電圧に関連して決定される第2の大きさを使用して、前記地下構造の導電率を 決定する際に使用される前記受信電極手段に応動する手段とをそなえていること を特徴とする装置。 18.前記決定された第1の大きさは前記受信電極手段に関連付けられた電圧差 に関連している請求項17記載の装置。 19.ケーシングを有する坑井に隣接する地下地層の導電率を決定する際に使用 する方法において、前記地層の導電率および前記ケーシングのコンダクタンスに 関連して決定される第1の値を得、かつ該決定された第1の値を前記ケーシング の導電率の変動に対して補償して、前記地層の導電率に関連して決定される第2 の値を形成することを特徴とする方法。 20.決定される第1の値を得る前記ステップが、第1および第2の距離を定義 する少なくとも3つの受信電極を設けることを含んでおり、かつ前記補償ステッ プが前記決定された第1の値を前記第1および第2の距離の間の差に対して補償 することを含んでいる請求項19記載の方法。 21.ケーシングを有する坑井に隣接する地下地層の導電率を決定する除に使用 する方法において、第1および第2の距離を定める少なくとも3つの受信電極を 設け、該受信電極を使用して、前記地層の導電率および前記ケーシングのコンダ クタンスに関連して決定される第1の値を得、かつ該決定された第1の値を前記 第1および第2の距離の間の差に対して補償して、前記地層に導電率に関連して 決定される第2の値を形成することを特徴とする方法。 22.前記決定された第2の値を使用して前記地層の導電率の絶対値を得る請求 項19又は21記載の方法。 23.更に、第2の地層の導電率および前記ケーシングの第2の部分のコンダク タンスに関連して決定される第3の値を得、該決定された第3の値を、前記ケー シングのコンダクタンスの変動に対して補償して、前記第2の地層の導電率に関 連して決定される第4の値を形成し、かつ前記決定された第2の値および前記決 定された第4の値を使用して、前記第1の地層の導電率の、前記第2の地層の導 電率に対する比を得る請求項19又は20記載の方法。 24.ケーシングを有する坑井に隣接する地下地層の導電率を求める際に使用す る装置において、前記地層の導電率および前記ケーシングのコンダクタンスに関 連して決定される第1の値を得るための第1の手段と、前記決定された第1の値 を前記ケーシングのコンダクタンスの変動に対して補償して、前記地層の導電率 に関連して決定される第2の値を形成するための第2の手段とを備えていること を特徴とする装置。 25.前記第1の手段が、第1および第2の距離を定める少なくとも3つの受信 電極を含んでおり、かつ前記第2の手段が前記決定された第1の値を、前記第1 および第2の距離の間の差に対して補償するための手段を含んでいる請求項24 記載の装置。 26.ケース化された坑井に隣接する地下地層の導電率を決定する際に使用され る装置において、第1および第2の距離を定める少なくとも3つの受信電極と、 前記受信電極を使用して、前記地層の導電率および前記ケーシングのコンダクタ ンスに関連して決定される第1の値を得るための第1の手段と、前記決定された 第1の値を前記第1および第2の距離の間の差に対して補償して、前記地層の導 電率に関連して決定される第2の値を形成するための第2の手段とを備えている ことを特徴とする装置。 27.更に、前記決定された第2の値を使用して前記地層の導電率の絶対値を得 るための第3の手段を備えている請求項24又は26記載の装置。 28.第2の地層の導電率および前記ケーシングの第2の部分に関連して決定さ れる第3の値を得るために前記第1の手段を移動させるための第3の手段と、前 記地層の前記第2の部分の導電率との関連において決定される第4の値を形成す るために前記第2の手段を移動するための第4の手段と、前記決定された第2の 値および前記求められた第4の値を使用して前記第1の地層の導電率の、前記第 2の地層の導電率に対する比を得るための手段とを備えている請求項24又は2 6記載の装置。 29.ケース化された部分およびケース化されない部分を有する坑井に隣接する 地下地層の導電率を決定する際に使用する方法において、前記坑井のケース化さ れた部分に隣接する地層の部分の導電率に関連して決定される値を得、前記坑井 のケース化された部分に電流を供給するための手段を設け、かつ前記坑井のケー ス化されない部分の電気的な効果を補償することを特徴とする方法。 30.電流を供給する手段を設ける前記ステップが、電流源を設けることを含み 、かつ前記補償するステップが前記ケーシングおよび前記電流源の間に抵抗素子 を電気的に接続することを含んでいる請求項29記載の方法。 31.電流を供給するための手段を設ける前記ステップが少なくとも1つの電流 電極を設けることを含んでおり、かつ前記補償手段が前記ケーシングおよび前記 少なくとも1つの電流電極の間に抵抗を有する素子を電気的に接続することを含 んでいる請求項29記載の方法。 32.ケース化された部分およびケース化されない部分を有する坑井に隣接する 地下地層の導電率を決定する際に使用される装置において、前記坑井のケース化 された部分に電流を供給するための手段と、前記地層の導電率に関連して決定さ れる値を得るための手段と、前記坑井の前記ケース化されない部分の電気的な効 果を補償するための手段とを備えていることを特徴とする装置。 33.電流を供給する前記手段が電流源を含んでおり、かつ前記補償のための手 段が前記ケーシングおよび前記電流源の間に電気的に接続された抵抗を有する素 子を含んでいる請求項32記載の装置。 34.電流を供給する前記手段が少なくとも1つの電流電極を含んでおり、かつ 補償するための前記手段が前記ケーシングおよび前記少なくとも1つの電流電極 の間に電気的に接続されている抵抗を有する素子を含んでいる請求項32記載の 装置。 35.ケース化されていない坑井に隣接する地下地層の導電率を決定する際に使 用する方法において、前記坑井に電流を供給するための手段を設け、少なくとも 2つの電流電極を設け、少なくとも3つの受信電極を設け、前記電流を供給する ための手段が前記電流電極の少なくとも1つに電流を供給するために使用されて いる間に前記受信電極の少なくとも2つの間に生じる電圧に関連付けられた値を 測定することによって前記地層の導電率に関連して決定される値を得、かつ坑井 ケーシングの少なくとも2.3の電気的な効果をシミュレートするための手段を 設けることを特徴とする方法。 36.前記シミュレートするための手段を設ける前記ステップは前記2つの電流 電極および前記3つの受信電極に隣接する導電性のプローブを設けることを含ん でいる請求項35記載の方法。 37.更に、前記シミュレートするための手段と前記電流を供給するための手段 との間に抵抗を有する素子を電気的に接続することを含んでいる請求項35記載 の方法。 38.ケース化されていない坑井に隣接する地下地層の導電率を決定する際に使 用される装置において、前記坑井に電流を供給するための手段と、少なくとも2 つの電流電極と、少なくとも3つの受信電極と、前記電流を供給するための手段 が前記電流電極の少なくとも1つに電流を供給するために使用されている間に前 記受信電極の少なくとも1対に生じる電圧を測定することによって、前記地層の 導電率に関連して決定される値を得るための手段と、坑井ケーシングの少なくと も2.3の電気的な効果をシミュレートするための手段とを備えていることを特 徴とする装置。 39.前記シミュレートするための手段は、前記2つの電流電極および前記3つ の受信電極に隣接する導電性のプローブを含んでいる請求項38記載の装置。 40.更に、前記シミュレートするための手段および前記電流を供給するための 手段の間に電気的に接続されている抵抗素子を含んでいる請求項38記載の装置 。 41.ある半径を有する坑井に隣接する地下地層の導電率を決定する際に使用す る方法において、前記坑井に間隔をおいて第1、第2および第3の受信電極を配 置し、第1の電流電極を前記坑井内に配置し、その際前記第1の電流電極からそ れぞれ前記第1、第2および第3の受信電極への距離がそれぞれ、前記半径の約 10倍以上大きく、間隔をおいて第2および第3の電流電極を前記坑井内に配置 し、前記第1、第2および第3の電流電極を使用して、前記坑井に電流を供給し 、前記第1、第2および第3の受信電極を使用して、前記ケース化された坑外に 隣接する地下地層の導電率に関連付けられている値を形成することを特徴とする 方法。 42.ある半径を有する坑井に隣接する地下地層の導電率を決定する際に使用さ れる装置において、前記坑井内に配設された第1、第2および第3の受信電極と 、前記坑井内に配設された第1の電流電極とを備え、その際前記第1の電流電極 から前記第1、第2および第3の受信電極への距離はそれぞれ、前記半径の約1 0倍以上に大きく、前記坑井に配設されている第2の電流電極と、前記第1およ び第2の電流電極を使用して、前記坑井に電流を供給するための手段と、前記第 1、第2および第3の受信電極を使用して、前記坑井に隣接する地下地層の導電 率に関連付けられている値を形成するための手段とを備えていることを特徴とす る装置。 43.ケーシングを有する坑井に隣接する地下地層の導電率を決定する際に使用 する方法において、前記地層の導電率を精確に決定することができるように前記 ケーシングの導電率の変動を考慮することを特徴とする方法。 44.ケース化された坑井に隣接する地下地層の導電率を決定する方法において 、第1の距離および第2の距離を定め、かつ前記地層の導電率を精確に求めるこ とができるように前記第1および第2の距離の間にある変動を考慮することを特 徴とする方法。 45.ケーシングを有する坑井に隣接する地下地層の導電率を決定する際に使用 される装置において、前記坑井に配設するためのプローブ手段と、前記地層の導 電率を精確に決定することができるように前記ケーシングの導電率の変動を考慮 するための手段とを備えていることを特徴とする装置。 46.ケーシングを有する坑井に隣接する地下地層の導電率を決定する際に使用 される装置において、そこから第1の距離および第2の距離を定めることができ る手段と、前記地層の導電率を精確に決定することができるように、前記第1お よび第2の距離の間にある差を考慮するための手段とを備えていることを特徴と する装置。
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