JPH0246903Y2 - - Google Patents

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JPH0246903Y2
JPH0246903Y2 JP1985008460U JP846085U JPH0246903Y2 JP H0246903 Y2 JPH0246903 Y2 JP H0246903Y2 JP 1985008460 U JP1985008460 U JP 1985008460U JP 846085 U JP846085 U JP 846085U JP H0246903 Y2 JPH0246903 Y2 JP H0246903Y2
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tube
layer
polyethylene
infusion
flow rate
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JP1985008460U
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JPS61124641U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は輸液セツトに関する。さらに詳しく
は、薬剤等の吸着の少ないチユーブを使用した輸
液セツトに関する。
〔従来の技術〕
体内へ薬液を連続的に注入するために、従来よ
り輸液セツトが使用されている。輸液セツトにお
いて液が最も長く接触するチユーブの部分は、ほ
とんどの場合軟質ポリ塩化ビニルより形成されて
いるが、軟質ポリ塩化ビニルは溶液中の薬剤を吸
着する現象がしばしば認められる。薬剤の吸着が
起きると、予定した量の薬剤が体内へ注入されず
所期の目的を達成することができないので、治療
上大きな問題となる。特に近年になつて微量で高
い治療効果を発揮する薬剤が数多く開発されてい
るが、このような薬剤は軟質ポリ塩化ビニルチユ
ーブに大半が吸着されてしまうことが多いので、
従来より使用されている輸液セツトを使用するこ
とはできない。
このような問題を解決せんがために、実開昭59
−114146号公報においては、定量ポンプまたは流
量調整用クランプ装着部だけをゴムまたは軟質ポ
リ塩化ビニルで形成し、他は吸着の起こりにくい
ポリエチレンなどで形成した輸液セツトが提案さ
れている。この場合、薬剤の吸着量はある程度減
少するものの、やはりまだゴムまたは軟質ポリ塩
化ビニルの部分にかなりの量の薬剤の吸着が認め
られ、問題を完全に解決しているとは言い難い。
また、チユーブ全体をポリエチレンのように吸着
の起こりにくい樹脂で形成することも考えられる
が、この場合にはチユーブの復元力が乏しいため
ポンプローラやクランプで挾搾するとすぐに偏平
化してしまい、正確な流量調整ができない。そし
てポリエチレンの場合、点滴筒や瓶針などとの接
続を単なる圧入嵌合によつて行なつたのでは簡単
に離脱してしまうので接着剤を使用する必要があ
るにもかかわらず、接着性のよい接着剤がないと
いう問題がある。
さらに、ポリ塩化ビニルと並ぶ代表的な軟質合
成樹脂であるエチレン−酢酸ビニル共重合体から
なるチユーブを使用することも考えられるが、こ
の場合にもかなりの薬剤吸着が認められ、使用す
ることはできない。
このように、現状では薬剤の吸着、流量調整及
び部品接続のいずれの点でも満足できる輸液セツ
トは実用化されていなかつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案の目的は、薬剤の吸着がほとんどなく、
定量ポンプや流量調整用クランプを装置して正確
な流量調整のできる輸液用チユーブを提供するこ
とにある。他の目的は、圧入嵌合による接続の可
能な輸液用チユーブを提供することにある。さら
に他の目的は、剥離のおそれのない二重構造の輸
液用チユーブを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、内層が厚さ0.35mm以下のポリエチレ
ンからなり、且つ外層が内層よりも肉厚の軟質合
成樹脂で形成されてなる二重構造のチユーブが、
他の部材に圧入嵌合により接続されてなることを
特徴とする輸液セツトである。
本考案において使用される軟質合成樹脂として
は、エチレン−酢酸ビニル共重合体及びポン塩化
ビニルをあげることができる。このなかでも、エ
チレン層との接着性が良く外層と内層との剥離の
おそれがない点で、エチレン−酢酸ビニル共重合
体が好ましく使用される。また、ポリエチレンと
しては、高密度ポリエチレン及び低密度ポリエチ
レンのいずれも使用することができる。
本考案の輸液用チユーブの製造は、ポリエチレ
ンと軟質合成樹脂との同軸二層押出によつて行な
うことができる。また、他の方法として、あらか
じめ作成しておいたポリエチレンチユーブ上に軟
質合成樹脂を溶融押出して製造することもでき
る。
〔作用〕
本考案においては、チユーブを二重構造にした
ことによりチユーブの復元性が良好になり、定量
ポンプやクランプに装着して正確な流量調整がで
きる。そして、より正確な流量調整を可能にする
ためには、ポリエチレンからなる内層の肉厚が
0.5mm以下であることが好ましく、0.35mm以下で
あることが特に好ましい。また、嵌合力の点から
は内層が外層よりも肉薄に形成されていることが
好ましい。内層が外層よりも肉厚の場合には嵌合
力が不足し、圧入嵌合を行なつた場合には外れや
すくなる。
〔実施例〕
実施例 1 高密度ポリエチレンを内層としエチレン−酢酸
ビニル共重合体を外層として同軸押出法により内
径2.3mm、外径3.8mmの2層チユーブを作成した。
得られたチユーブの各層の肉厚は、ポリエチレン
層が0.31mm、エチレン−酢酸ビニル共重合体層が
0.43mmであつた。このチユーブの正面図並びに断
面図を第1図及び第2図に示す。
このチユーブをローラクランプで1時間挾搾し
た後の復元性と、1分ごとに挾搾−開放を60回繰
り返した後のチユーブの復元性を観察したが、い
ずれの場合もほぼ元通りに復元していた。
次に、このチユーブをローラポンプに装着して
初期設定流量96ml/hrで生理食塩液を24時間流
し、1時間ごとに流量を測定した。その結果、流
量変動は3%以内であつた。また、使用後のチユ
ーブの内層と外層との剥離はまつたく認められな
かつた。これらの結果から、このチユーブを輸液
セツトに使用した場合、正確な流量調整ができ耐
久性にも優れていることがわかる。
次にこのチユーブを点滴筒の上部及び下部に圧
入嵌合し、引き抜き強度を測定した。その結果、
それぞれ7.9Kg及び8.3Kgであり、強固に固定され
ていた。
比較例 1 実施例1と同様にしてポリエチレン(内層)と
エチレン−酢酸ビニル共重合体(外層)からなる
内径2.5mm、外径3.7mmの2層チユーブを作成し
た。このチユーブのポリエチレン層は0.34mm、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体層は0.26mmの肉厚を
有していた。
このチユーブを実施例1と同様にしてローラク
ランプによる挾搾とローラポンプによる送液試験
を行なつた。その結果、チユーブの復元性は良好
で、流量変動は3%以内であつた。
次いで、このチユーブを点滴筒の上部及び下部
に圧入嵌合し、引き抜き強度を測定したところ
6.4Kg及び3.9Kgであつた。また、チユーブに周方
向の力を加えると嵌合部で容易に回転し、実施例
1のものにくらべて不安定であつた。
比較例 2 内径2.6mm、外径3.8mm、肉厚0.6mmのポリエチレ
ン単層チユーブについて、ローラクランプによる
挾搾とローラポンプによる送液試験を試みたがチ
ユーブが硬すぎて実施できなかつた。
また、内径3.0mm、外径3.6mm、肉厚0.3mmのポリ
エチレン単層チユーブについて、ローラクランプ
による挾搾試験を行なつたところ、実施例のもの
にくらべて復元性が不良であつた。さらに、ロー
ラポンプによる送液試験を実施したところ、試験
開始後約1時間してチユーブに亀裂が入り、液漏
れを生じたので試験を中止した。このチユーブを
点滴筒の上部と下部の接続部に圧入したところ、
嵌合はできたがきわめて外れやすかつた。
実施例 3 上記の実施例及び比較例で使用したチユーブに
ニトログリセリン溶液を流し、溶液中のニトログ
リセリン濃度の変化からチユーブへの吸着を調べ
たが、いずれのチユーブについても吸着はほとん
ど認められなかつた。
〔考案の効果〕
本考案の輸液用チユーブは薬剤の吸着がほとん
どなく、輸液速度を正確に調整することができ
る。また、圧入嵌合により他の輸液用部品と接続
することができるので、輸液セツトの組み立てが
容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の輸液チユーブの1実施例を示
す正面図であり、第2図は第1図の線−に沿
つて切断した断面図である。 1……チユーブ、2……エチレン−酢酸ビニル
共重合体層、3……ポリエチレン層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内層が厚さ0.35mm以下のポリエチレンからな
    り、且つ外層が内層よりも肉厚の軟質合成樹脂で
    形成されてなる二重構造のチユーブが、他の部材
    に圧入嵌合により接続されてなることを特徴とす
    る輸液セツト。
JP1985008460U 1985-01-23 1985-01-23 Expired JPH0246903Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985008460U JPH0246903Y2 (ja) 1985-01-23 1985-01-23

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JP1985008460U JPH0246903Y2 (ja) 1985-01-23 1985-01-23

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JPS61124641U JPS61124641U (ja) 1986-08-05
JPH0246903Y2 true JPH0246903Y2 (ja) 1990-12-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5836974B2 (ja) * 1974-10-23 1983-08-12 株式会社クラレ 二重構造輸液管ならびにその製造方法

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JPS61124641U (ja) 1986-08-05

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