JPH02463A - ストレプトミセス属発現ベクター - Google Patents

ストレプトミセス属発現ベクター

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JPH02463A
JPH02463A JP24890388A JP24890388A JPH02463A JP H02463 A JPH02463 A JP H02463A JP 24890388 A JP24890388 A JP 24890388A JP 24890388 A JP24890388 A JP 24890388A JP H02463 A JPH02463 A JP H02463A
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terminator
promoter
sequence
transcription
plasmid
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JP24890388A
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English (en)
Inventor
Diego Pulido Vega
ディエゴ・プリド・ベガ
Antonio Gimenez Martinez
アントニオ・ギメネツ・マルティネツ
Margarita S Falgueras
マルガリータ・サラス・ファルゲラス
Rafael Perez Mellado
ラファエル・ペレツ・メラド
Asuncion Martin Redondo
アスンション・マルティン・レドンド
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Antibioticos SA
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Antibioticos SA
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N15/00Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
    • C12N15/09Recombinant DNA-technology
    • C12N15/63Introduction of foreign genetic material using vectors; Vectors; Use of hosts therefor; Regulation of expression
    • C12N15/74Vectors or expression systems specially adapted for prokaryotic hosts other than E. coli, e.g. Lactobacillus, Micromonospora
    • C12N15/76Vectors or expression systems specially adapted for prokaryotic hosts other than E. coli, e.g. Lactobacillus, Micromonospora for Actinomyces; for Streptomyces

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、異棒ターミネーター配列を有する新規ストレ
プトミセス属発現へフタ−に関する。
発明のh清 ゲうムl1MtlElffiのストレプトマイシート(
strepto口yceie)は複雑な形態的分化のサ
イクルを経る。
ストレプトマイシートにおける分化の機構に関与する調
節・シグナルの性質はまだ完全には理解されていない。
ストレプトマイシート +C含fit(約73%)を有するが、ストレプトマイ
シートは、ストレプトミセス属のプロモーター配列がし
ばしば工ンエリヒア・コリCEscherIchia 
eoli)の−358よび−10コンセンサス配列に関
し相同性を示さないという事実にかかわらず、イー・コ
リ(E.col i)のプロモーターを認識でさかつそ
れを使用できるR N Aポリメラーゼを有する。いく
つかのストレプトミセス属プロモーター配列は今や公知
である。
ゲノム陽性で胞子を形成する細菌ビイ・ズブチリス(B
.subtilis)においては、−・連のRNAポリ
メラーゼシグマ因子が産生されるため、RNAポリメラ
ーゼの鋳型特異性は分化の間!.:変化する。
ストレプトミセス・ケリカラー(Streptomyc
eseoel ieolor>は1以上のR N Aポ
リメラーゼホロ酵素を含有するので、ニス・ケリカラー
における分化の調節は、バチラス属種ニス・ケリカラー
において、イー・コリのものと異なる一:35および1
0コンセンサスを有するエス・リビダンスプロ七ーター
をRNAポリメラーゼがin  vijrOで認識する
点で似ている。加えて、2′)のビイ・ズブチリスブ+
7モーター、すなわち1つはイー・コリー3513よび
−10コンセンサス配列を何するもの、も−)1つはイ
イさないもの、は異な5ニス・ケリカラーR N Aポ
リメラーゼによって認識さ!する。かくして、ストレプ
トマイシートに存在するRNAポリメラーゼホロ酵素は
同−属の異な5種間のみならず異なる翼間に8いても類
似性を何し得る。
ニス・リヒダンスプロモーターーグローブブラスミドに
8いてクローン化さJlだ主要な即時型および遅延型ウ
ィルスプロモーターを含有するビイ・ズブヂリスファー
ジI29からのSNAフラグメントは、ビイ・ズブチリ
スR N Aポリメラーぜの場合と同一の部位でl n
  V I V l) lこて転写を開始するのに利用
することができる。これらのウィルスプロモーターはエ
ス・リビダンスにjiいて高活性を示す。
しかしながら、共にキャラクタライゼーシ1ンが行われ
かつ推定さnたストレプトマイシートのターミネータ−
配列は、高G+C含量を有する7%ツムlこついてT−
illIJさFL5ご.!:<、自由工率ルキーが低い
(−30ないし 80kca11モル)大きなスデムー
ルーブ構造を有し、ウリジンに富むテール部を有り,な
い点で区別される。
ストレプトミセス属遺伝子aph、tqrj;よびvp
h,hygおよびsphおよびa(に至る3゛領域は、
転写停止シグナルであると提案さitたlまたはそれ以
上のIRS (逆反復配列)を含有し、aph遺伝子の
IRSはストレプトミセス・リヒダン′ス(Strep
Lomyces lividans)において転写停止
活性を有することが示された。加えて、ストレプトミセ
ス属プラスミドplJ101からのI R S i含有
する205bpDNAフラグメントはエス・リビダンス
およびイー・コリ双方において10 vivθターミネ
ータ−として作用する。
他のストレプトミセス属遺伝子のこれらの2つのターミ
ネータ−または推定されるターミネータ−のIRSいず
れにも、チミジンに富む配列、イー・コリ4こBけるほ
とんどのRho−非依存性ターミネーターの特許な特徴
は伴わない。
従って、ストレプトマイン−I・でいかにして転写か停
止されるかはまだほとんど知られていない。
イー・コリ染色体からのampCターミネータ−および
イー・コリ7アージfdからの主要ターミネータ−はス
トレプトミセス属において 1nvivoで活性なター
ミネータ−であるが、これらの場合、このプロセスがい
かにして起こるかについてその他のことはほとんど知ら
れていない。
発明の開示 本発明者らは、今回、2方向転写ターミネータ−TDl
を含有するビイ・ズブチリスファージ−29からのDN
Aフラグメントを確立したが、そこでは即時型転写およ
び遅延型ウィルス転写のターミネートがストレプトミセ
ス名種1こおいて効果的に認識され、ビイ・ズブチリス
RNAポリメラーゼと同一の部位で転写が停止される。
かくして、本発明のwcIの態様において、少なくとも
1つの異種Rho−非依存性ターミネータ−を含有する
ストレプトミセス属発現ベクターが提供される。特に、
ビイ・ズブチリス7アージー29に由来する少なくとも
1つのRho−非依存性ターミネーターを含有するベク
ターが提供され本明細書中で用いる「発現ベクター」な
る語は発現配列を含有するいずれのベクターも、あるい
はかかる配列を含有するのに適合し!こいずれのベクタ
ーもいう。
129由米のターミネータ−配列は好ましくはrTDI
Jとして公知の配列である。当該分野の性質により、本
発明はかかる配列の同等物あるいはいずれかの機能性突
然変異体形も包含する。「同等」とは元の配列に類似で
あるが必ずしもそれから由来しない機能性配列を意味す
る。すなわち、同等な配列は部分的にまたは全体的に合
成されたものであってよい。「突然変異体」とは必要な
特徴はなお保持しているがある程度それから変化した元
のまたは同等のいずれかの配列の形態を意味する。かか
る変化は、例えば、挿入、転換、欠失または突然変異誘
発によって行うことができる。
エス・リビダンスは〆29プロモーターを非常に効率的
に認識することが示されているが、〆29ターミネータ
−は天然に生じるストレプトミセス属ターミネータ−と
は全く異なる構造を有するので、−29ターミネータ−
が認識されることは驚くべきことである。
ストレプトミセス名種が異種Rho−非依存性ターミネ
ータ−を認識する能力により、ストレプトマイシートを
大規模な蛋白製造に使用する道が開かれた。
異種プロモーターと一緒での前記ターミネータ−の使用
は、特に両者がビイ・ズブチリスファージ−29に由来
する場合が好ましい。プロモーターは適当な同等物また
は突然変異体形であってよいことも理解されるであろう
ファージ−29転写についての研究は、即時型プロモー
ター、CIおよびC2双方で開始した、および主要遅延
型プロモーター、A3、で開始した転写が停止する領域
の(EcoRIフラグメントにおける)存在を示す。こ
のターミネータ−領域はI29ゲノムのnt17265
および17304間に正確に位置し、−29に感染した
ビイ・ズブチリスにおいて、いずれかの向きであるRh
o−非依存性ターミネーターングナルとして作用する。
その間にコーディング配列を有する少なくとも1つのプ
ロモーターおよび少なくとも1つのターミネータ−を含
有するストレプトミセス属ベクターが、コード付けされ
る蛋白の高発現レベルを得るのに特に有用である。コー
ディング配列を何さないがプロモーターおよびターミネ
ータ−配列間に少なくとも1つのユニーク制限部位を有
するプラスミドは選択したコーディング配列が必要とさ
れるとおりに挿入されることを可能とする。
本明細書中で例示するプラスミドは、−29TDIター
ミネータ−に対しいずれかの向きであるu29即時型プ
ロモーターA2a%A2bおよびA2cならびにI29
遅延型プロモーターA3を含有する。親のプラスミドは
plJ486であり、それには、2つの制御配列間にX
baI。
Bam1lIおよび5stlについての3つのユニーク
制限酵素部位が存在する。これらのプラスミドは本発明
の特に好ましい具体例をなす。
実施例 次に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明する。
実施例1 既知配列のメ29DNAの763−bpHindm −
Hフラグメントは、即時型プロモーターA2a。
A2bおよびA2cならびに遅延型プロモーターA3を
有する。異種プロモーターを認識するストレプトマイシ
ートからのRNAポリメラーゼの能力を試験するために
、1l129DNAのHind[[−Hフラグメントを
、ユニークHindlI[部位にてストレプトミセス属
プロモーター−プローブプラスミドplJJ86に挿入
した。この部位は、グラスミドにより担持されるTn5
−由来のneo遺伝子より上流に位置するリンカ−配列
に存在する。I29DNAの即時型転写はL鎖から起こ
り、遅延型転写はH鎖から起こるため、1lf3Q遺伝
子はウィルスDNAフラグメントのいずれかの向きであ
るI29プロモーターにより制御されると予想される。
neo遺伝子の発現は、カナマイシン耐性(Kmゝ)を
41与する。プラスミドplJ486はチオストレプト
ン タープロモーターからneo遺伝子への転写読み取りを
防げるイー・コリファージfdの主転写ターミネータ−
もHする。遅延型および即時型I29プロモーターの制
御下にある、口eO遺伝子を有する組換体プラスミドp
SH3およびpSH5を、各々、第1E図に示す。両プ
ラスミドは選択培地にJiける増殖について安定である
ことが示され、その分子サイズのバラツキは検知されな
かった(結果は示さず)。
I29転写の以前の研究から、転写が、 1nvivo
にて、Hindnl−H7ラグメント内のA2a。
A2b%A2CおよびA3プロモーターで開始すること
は公知である。エス・リビダンスRNAポリメラーゼが
、in vivoにおいてI29プロモーターを認識す
るか否かを調べるt;め、ウィルス性HiniJIu−
Hフラグメントを精製し、5′−突出末端を[γ−”P
l ATPで放射能標識し、分離した鎖をクロラムフエ
ーコール(eh loramphen ico l )
(Cm)(初期(early)鎖)の存在下または薬剤
の不在下(後期( late)鎖)で、I29で感染し
たビイ・ズブチリスから抽出したRNAでハイブリダイ
ズした。遅延型転写はI29即時型遺伝子4、夕〉バク
?tp4産土物の合成に依存しているため、Cmの存在
下においては、即時型ウィルス転写のみが起こり得るが
、Cmの不在下においては、即時型13よび遅延型RN
Aが共に生成され1!Jる。組換体プラスミドp S 
H 3またはp S H 5を担持するエス・リビダン
ス66の培養物から抽出したRNAを、同様にして、I
 2 9HindIII−Hフラグメントの放射能標識
鎖にハイブリダイズした。ハイブリダイゼーションの後
、該試料をSl消化に付し、保護オリボデオキシスクレ
オチドを変性P Aゲル上で分画した (第1A図およ
び第C図) o neo遺伝子をI29即時型(第1c
図、lおよび」)または遅延型(第1A図、第り図およ
び第E図)プロモーターいずれかによって制御する場合
、A2a,A2b,A2cおよびA3I29プロモータ
ニにて開始する転写が、エス・リビダンスで見いだされ
た。第1A図、第8図および第C図に示めすごとく、I
29に感染させたビイ・スブチリスの初期鎖からの転写
が、主としてA2bプロモーターから起こり、さらに少
ない程度でA2aおよびA2cプロモーターから起こり
、後期鎖からの転写か遅延型A3プロモーターから起こ
る。ビイ・ズブチリスまたはエス・リビダンスR N 
AポリメラーゼによるI29転写の正確な位置は、同一
部位にて起こり、A3プロモーターにて開始するRNA
により保護されたオリボデオキシスクレオチドは、すべ
ての場合、配列決定反応の一連の産生物産物と並んで変
性PAゲル上を移動した.ld29DNAからの転写は
組換体プラスミFpsH3(第1B図、rおよびg)お
よびpSH5 (第1D図、kJiよび1)からの転写
と一致し、これは、エス・リビダンスRNAポリメラー
ゼか異種429プロモーターを特異的に認識でさること
を明らかに示す。
(b)組換体プラスミドに8けるneo遺伝子のエス・
リビダンスにおけるI29プロモーターの効率を決定す
るために、neo遺伝子の発現により付与されるKm’
レベルを立証した。neo遺伝子が〆29即時型プロモ
ーター(プラスミドpSH5)の制御下にある場合、耐
性は300μg/mlと観察されたのに対して、A3プ
ロモーター(プラスミドpSH3)の制御下では、エス
・リビダンスは、150μg/mlのKm耐性コロニー
を形成した。ストレプトミセス属プロモーターを有する
同様のマルチコピープラスミドにより付与されるKm”
レベルと比較した場合、これらのKm”レベルは高いと
考えられる。これらの結果に一致して、AHP I +
活性は、プラスミドpSH5を保持するエス・リビダン
スのほうが、プラスミドpsH3を含有する株よりも高
かった(第」表)。かくして、プラスミドpSH5を担
持するエス・リビダンスで合成されたneo遺伝子産生
物の量は、生じた総蛋白のほぼ6%であり、プラスミド
p S I3を担持する細胞では2%であった。これら
のレベルは、総細胞タンパク質を分画した後、染色した
I’Aゲルのデンシトメトリーによって測定した。
実施例2 区  区  区  区  ・・     ・・?ll(
?l)(帽    ク ブラスミドpsH3およびpsH5(実施例1)は、唯
一のEcoR1部位に挿入された、ウィルス性のTDI
ターミネータ−を含む、既知の配列〔ガーベイ(Gar
vey)等、1985]の、/29  DNAの912
0bp EcoRI−D7ラグメントヲ含ンテいた(第
2A図)。この部位は、これらプラスミド中に担持され
ているTn5由来のneo遺伝遺伝フキI29プロモー
ターのリンカ−配列中に含まれている。neo遺伝子が
発現すると、親プラスミドpSH3またはpSH5を保
持している細胞にKm耐性を付与する。有効なターミネ
ータ−配列を挿入するとこの耐性を減少させるか、また
は無くしてしまうはずである。
また、これらの組換えプラスミドは、元のプラスミドp
lJ486に存在している推定のプロモーターからne
o遺伝子への転写読み取りを妨げる、イー・コリ(E、
coli)ファージfdの主転写ターミ不一ター、なら
びに遺伝子T sr”を含有している。
I29  DNA EcoRI−Dフラグメントを挿入
しうる2つの可能性ある配向のうち、82の形質転換体
をスクリーニングした後、そノ1ぞれの場合について1
つだけを得た。これは、おそらく、適切な配向において
はRNAポリメラーゼがウィルス性ターミネータ−配列
に達する前に転写されることもある、ウィルスタンパク
Np16の一部をコードしてい5オーブンリーデイング
フレームの存在によるものであろう;p16フラグメン
トの合成は宿主細胞に害を及ぼし、この特定の配向での
EcoRI−Dフラグメントの挿入を生存できないよう
Iこrる。
組換えプラスミ白)SH3およびpSH5、ならびに−
29TDlターミネータ−を含有しているそのそれぞれ
の誘導体pSHT3およびpSHT5を第2A図に示す
。これらプラスミドのすべては、選択培地での増殖に対
して安定であることがわかり、その分子の大きさの変化
は全く観察されなかった(結果は示していない)、。
一29転写に関する以前の研究から、TDlターミネー
タ−での右側初期転写終止はEcoR[−Dフラグメン
トの右側末端からnt107〜112の間で起こること
がわかっていた。エス・リビダンス(S 、 l 1v
idans)もこの位置で終止するかどうかを調べるた
め、ウィルスのEcoRI −D7ラグメントを精製し
、その3′末端をPo1lkの存在下、[σ−31pl
dATPで放射活性標識化し、そして分離した鎖を、組
換えプラスミドpSHT3またはpSHT5を歯付して
いるエス・リビダンス(S .lividans) 6
6の培養物から抽出したRNAとハイブリダイズさせた
ハイブリダイゼーシヨンの後、この試料をS】消化に付
し、保護したオリゴデオキシヌクレオチドを変性PAゲ
ルで分画した。ハイブリダイゼーションはEcoRI−
Dフラグメン・トの鎖の1つとで起こったが、その他の
ものとでは起こらず、pSHT3およびpSHT5の両
方で約110ntの大きさを有する一部のオリゴデオキ
シヌクレオチド、Jiよび完全なりNA鎖を保護する結
果になった(結果は示していない)。これは、終止ング
ナルを通ってDNAフラグメントの末端に達するいくつ
かの転写体を含むD N Aフラグメント内で転写終止
が起こるときに予想される結果である。
この終止部位を正確に配置するため、I29プロモータ
ーから始まるRNAによって保護されたオリゴデオキシ
ヌクレオチドを、−群のDNA配列決定反応産物ととも
l二、変性PAゲルにかけた。
エス・リビダンス(S 、 l 1vidans)では
ウィルス性プロモーターから始まる転写体は、両ケース
のI29  EcoRI−Dフラグメントの右側末端か
らnt108−114の間で停止しく第2B図、レーン
aおよびb)、その位置はI29に感染させたビイ・ス
ブチリス(B 、5ubtilis)培養物のTDIタ
ーミネータ一番こJiいて転写が終止する位置と一致し
、I29  TD1転写終止シグナルもin  vIV
+)でエス・リビダンス(S .lividans)に
よ−)で認識されることがわかった。
エス・リビダンス(S 、 l 1vidans)での
TDI配列の転写終止効率を調べるため、neo(K 
ml′)遺伝子の発現によって付与されるKm耐性のレ
ベルを測定した。第2表は、ターミネータ−配列が存在
すると(プラスミドpSHT3およびpSHT5)、親
プラスミドpSH3およびpSH5によって付与される
Km耐性のレベルと比べてKm耐性のレベルかそ11ぞ
t1約1/7に低下したことを示している。
これらの結果と一致して、プラスミドpSHT313よ
びpSHT5を保持している細胞ではA P HII活
性も著しく減少した(第2表)。
プラスミドpsH5またはpSH3を保持しているエス
・リビダンス(S 、 l 1vidans)で合成さ
れるτ1eo遺伝子産物は、リポソームを含まない1;
清のしタンパク質のそれぞれほぼ6%Bよび2.5゛%
であったが、一方、S 、 I iv 1dansがプ
ラスミドpS HT 5およびpSHT3を保持してい
るとこれらの値はそれぞれ0.9%および0.5%であ
った(?12 表’)。これらのレベルは、総細胞タン
パク質を分画した後の染色PAゲルのデンシトメトリー
(写真濃度法)によって測定した(第3図)。プラスミ
ドps+(T3またはpSHT5が付与するKm耐性の
レベルの減少は、第3図に示したプラスミド−特異的な
タンパク質の相対量から推定しうるプラスミドコピー数
の減少によるものではなかった。
9組換えグラスミドにコードされているneo遺伝子S
.lividans  66           <
2         50S、1ividans[pl
J4861      <5        125S
.lividans[pSH3]    150   
900    2.5S、1ividans[pSHT
3]   20   160   0.5S、1ivi
dans[pSH5]   300  2200   
6.0測定[ホップウッドQlo−α沁)、+9671
゜ゝ他で記載されている方法で測定[)・−スおよびダ
ウディング(Haas and Dovding)、1
975] ; l muは、1分間あたり、タンパク質
1■あたりのホスホリル化したにlllpモルと等価で
ある。
’ 50S−12SP^ゲルで分画した総細胞タンパク
質のデンシトメトリーによって測定。
S、1ividans株[pSHT3]および[pSH
T5]は、1987年9月30田こドーリ−〇リサーチ
・ステーション(Torry Re5aarch 5t
ation、 Aberdeen)に寄託され、それぞ
れ寄託番号NCIB 12550およびNCIB 12
551を取得している。
第2図において、拡大図の縦棒は/29プロモーターを
示している。転写の方向を矢印で示している;白い矢じ
りの矢印は転写終止を示し、一方、黒い矢じり矢印は転
写開始を示している。・はEcoRI ;○はHind
lll、変性6%PA−7M尿素ゲルでの電気泳動で分
画した、プラスミドpSHT3(レーンa)またはpS
HT5(レーンb)を保持しているS 、 l 1vi
dansで作られたRNAによってSl消化からDNA
フラグメントを保護した。
Sl−保護したフラグメントの大きさをntで示す。
配列決定反応Fサンガー(Sanger)等、1977
]は、既知配列の129  DNAの右側末端Acc+
7ラグメントからであり[ニスカルミスおよびサラス(
Escarmis and 5alas)、1981;
ヨシカワ(Yoshikava)等、!981]、これ
を大きさの標準として用いた。 S.lividans
の定常期培養物からのRNAをジャウリンおよびコーエ
ン(Jaurin and Cohen。
1984)の記載のようにして調製した。
第3図は、組換えプラスミドにコードされているneo
遺伝子産物の合成を示すものである。ベクターpx48
6Cレーンb)、または組換えプラスミドpSH3(レ
ーンC)、pSHT3(レーンd)、pSH5(レーン
e)、pSHT5(レーンf)を保持しているか、また
はプラスミドを全く保持していない(レーンa )S 
.lividansで作られたタンパク質を、対応する
5100抽出物から、0.1%5DS−12%PAゲル
での電気泳動によって分画した[スキンナーおよびカン
ドリッ7工(Sk 1nnerand Cundlif
fe)、19801゜右余白の数字はkDで示した分子
量マーカーである。マーカーは上から下へ、ウシアルブ
ミン、卵アルブミン、グリセルアルデヒド 3−ホスフ
ェート デヒドロゲナーゼ、炭酸脱水酵素、トリプシノ
ーゲン、大豆トリプシン阻害剤およびα−ラクトアルブ
ミンである。
APRI!タンパク質の推定の分子!(27,6kD)
は、以前に報告されているもの[ベック(Beck)等
、1982]と一致する。
第4図は、プラスミドpSHT3およびpSHT5のあ
る種の特徴の配置および配向を示す模式図である。Fd
はファージfdの主転写ターミネータ−の位置を、TD
lは/29の主転写ターミネータ−の位置を示している
。ムは/29の即時型プロモーター(A 2a、 A 
2b、 A 2c)であり、△はI29の遅延型プロモ
ーター(A3)である。
【図面の簡単な説明】
第1A図、第1B図、第1C図および@lD図は保護オ
リゴデオキシヌクレオチドの変成PAゲル分画図であり
、 第1E図は組換体プラスミドpSH3およびpS H5
の転写開始を示す図面であり、第2A図は組換体プラス
ミドpsH3およびpSH5の転写開始を示す図面であ
り、 第2B図は保護オリゴデオキシヌクレオチドの変成PA
ゲル分画図であり、 第2C図は塩基配列図であり、 第3図はneo遺伝子産生タンパク質のPAゲル分画図
であり、 第4図はプラスミドp S HT 3およびpS HT
5の配置および配向を示す図面である。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも1つの異種Rho−非依存性ターミネ
    ーター配列を含有することを特徴とするストレプトミセ
    ス属発現ベクター。
  2. (2)該ターミネーター配列がビイ・ズブチリス(B.
    subtilis)ファージφ29に由来するものであ
    るか、またはそれと同等のものであるか、あるいはそれ
    らのいずれかの機能性突然変異体形であることを特徴と
    する特許請求の範囲第(1)項記載のベクター。
  3. (3)該停止配列がφ29のTD1配列に対応すること
    を特徴とする特許請求の範囲第(1)項または第(2)
    項記載のベクター。
  4. (4)該停止配列がφ29ゲノムのnt17265およ
    びnt17304間に位置するターミネーター領域に対
    応することを特徴とする特許請求の範囲第(1)項〜第
    (3)項いずれか1項に記載のベクター。
  5. (5)さらに異種プロモーターを含有することを特徴と
    する特許請求の範囲第(1)項〜第(4)項いずれか1
    項に記載のベクター。
  6. (6)該プロモーターがφ29に由来するものであるか
    、またはそれに同等のものであるか、あるいはそれらの
    いずれかの機能性突然変異体形であることを特徴とする
    特許請求の範囲第(5)項記載のベクター。
  7. (7)プロモーターを含有し、該プロモーターとターミ
    ネーターの間に位置する発現配列を有することを特徴と
    する特許請求の範囲第(1)〜第(6)項いずれか1項
    に記載のベクター。
  8. (8)プロモーターを含有し、該プロモーターとターミ
    ネーターの間に少なくとも1つの制限部位を有すること
    を特徴とする特許請求の範囲第(1)項〜第(7)項い
    ずれか1項に記載のベクター。
  9. (9)プラスミドpSHT3またはpSHT5。
  10. (10)特許請求の範囲第(1)項〜第(9)項いずれ
    かに記載のベクターまたはプラスミドを含有するストレ
    プトミセス属宿主細胞。
  11. (11)エス・リビダンス(S.lividans)で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第(10)項記載
    の宿主細胞。
  12. (12)特許請求の範囲第(10)項または第(11)
    項記載の宿主を用いることを特徴とする蛋白についての
    発現系。
JP24890388A 1987-09-30 1988-09-30 ストレプトミセス属発現ベクター Pending JPH02463A (ja)

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