JPH0244400A - 音声符号化装置及び音声符号化方法 - Google Patents

音声符号化装置及び音声符号化方法

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JPH0244400A
JPH0244400A JP63194515A JP19451588A JPH0244400A JP H0244400 A JPH0244400 A JP H0244400A JP 63194515 A JP63194515 A JP 63194515A JP 19451588 A JP19451588 A JP 19451588A JP H0244400 A JPH0244400 A JP H0244400A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は音声信号等を高能率に圧縮する音声符号化方
式に係り、特に伝送情報量を10 kb/s以下とする
ような音声符号化方式に関する。
(従来の技術) 音声信号を10 kb/s程度以下の伝送情報量で符号
化する効果的な方法として、一定間隔に並んだパルス系
列で合成フィルタの駆動信号を表現する方式が提案され
ている。この詳細については、PETERKROOM等
によるIEEE 1986年10月Vo1.ASSP−
34,1054頁〜1063頁に掲載の’ Regul
ar−Pulsc Excitation A Nov
el Approach to Errect−Ive
 and Errialant Multfpulse
 Codlng of’ 5pee−c11゛と題した
論文に説明されている。
この内容を簡単に説明する。第6図と第7図は、前記論
文に記載された符号器と複合器の処理をそれぞれ示すブ
ロック図である。また、第8図は、前記論文に記載され
た駆動信号の例を示している。
第6図において、符号器入力端子500より、A/D変
換された音声信号系列s (n)が入力される。予測フ
ィルタ510は、5(n)の過去の系列と予測パラメー
タa I  (1≦i≦P)を用い下式により予測残差
信号「(n)を計算し、出力する。
上式(1)でPは予n1フィルタの次数であり、論文で
はP−12としている。予測フィルタの伝達関数A (
z)は次のように表される。
駆動信号発生回路530は、予め定め、られた間隔で並
んだパルス系列V (n)を発生させる。第8図に駆動
パルス系列のパターンの一例を示す。第8図において横
軸は離散的な時刻を示す。また、Rはパルス系列の位相
を示し、フレームにおける最初のパルスの位置を表す。
ここでは、1フレームの長さを40サンプル(サンプリ
ング周波数8KI(zで5115)、パルスの間隔を4
サンプルとした場合について示しである。減算器520
は、予測残差信号「(ロ)と駆動信号V (n)との差
e (n)を計算し、重み付フィルタ540へ主力する
540は、e (n)を周波数領域で整形するものであ
る。聴覚のマスキング効果を利用するためのものである
。重み付フィルタの伝達関数W(z)は次式で与えられ
ている。
W(z)−1習U丁 重み付フィルタやマスキング効果に関しては、例えば古
井貞煕著「ディジタル音声処理J 19g5年東海大学
出版会発行(文献1)に記述されているので、ここでは
説明を省略する。重み付フィルタ540によって重み付
された誤差e″(n)は、最小化回路550に出力され
る。誤差最小化回路550は、e’(n)の2乗誤差が
最小となるように駆動パルスの振幅と位相を決定し、駆
動信号発生回路530に対し、パルス振幅と位相の情報
を与える。この回路530は、与えられた振幅と位相の
情報をもとに駆動信号を発生させる。誤差最小化回路5
50における駆動パルスの振幅と位相の決定手順を論文
の記述に従って簡単に説明する。
まず、フレーム長さをLサンプル、1フレーム中の駆動
パルス数をQ個とし、駆動パルスの位置を表すQXLの
行列をM とおく。M、の要素mIjは次のように表さ
れる。また、kは前述したように駆動パルス列の位相で
ある。
但し、N−L/Q 次に、位相にの駆動パルス列の非零の振幅を(k) 要素とする行ベクトルをb  とおくと、位相k(k) り駆動信号を表す行ベクトルU  は次式のように表さ
れる。
(k)(k)(5) u  −b  Mk 重み付フィルタ540応答を要素とする次のLXL行列
をHとおく。
す、ベクトルは予測残差信号ベクトルである。
(k) 最適な駆動パルスの振幅を表すベクトルb  は、次の
2乗誤差 E(k) sw e(k) e(k)t       
   (10)をb (k)で偏微分し、零と、おくこ
とにより、次式のように得られる。
b(k) 、  (0) Ht(a  Ht]−1ek
kk        (11) ここでtは転置を示す。
このとき、重み付誤差e (n)を要素とする誤差(k
) ベクトルe  は次式で記述される。
e(1)−(0)−b(k)H,、に−1,、−N  
(7)ここで e(O)−eo+rH(8) Hk−MkH(9) ベクトルe0は前フレームにおける重み付フィルタの内
部状態による重み付フィルタの出力であ駆動パルスの位
相には、式(12)を各kについて計(k) 算し、E  が最小となるように選ぶ。
以上で駆動パルスの振幅及び位相の決定法の説明を終了
する。次に、複合器側の説明を行う。第7図において、
600は第6図の駆動信号発生回路530と同じもので
あり、符号器から伝送された駆動パルスの振幅と位相の
情報をもとに駆動信号を発生させる駆動信号発生回路で
ある。合成フィルタ610は、駆動信号を入力とし、合
成信号s (n)を出力端子620へ出力する。合成フ
ィルタロ10は、前記予測フィルタ510と逆フイルり
の関係にあり、その伝達関数は1/A(,1,)である
以上が従来方式(論文)の内容である。
この方式において、伝送すべき情報は合成フィルタのパ
ラメータa   (1≦i≦P)と駆動/<ルスの振幅
及び位相であり、駆動ノくルスの間隔N−L/Qを変え
ることによって伝送レートを自由に設定できる。
しかしながら、この従来方式は、10 kb/s以下の
伝送レートで合成音に雑音が目立ち品質が悪くなる。特
に、ピッチ周期の短い女性の音声で品質の劣化が目立つ
。これは、駆動ノくルイ列を常に一定の間隔のパルス列
で表現していることに起因しているためである。音声信
号は、宵声音のとき、ピッチによる周期的な信号となる
ため、その子n1残差信号もピッチ周期ごとにノくワー
が大きくtぶる周期的な信号となる。このように周期ご
とにノくワーが大きくなる予測残差信号では、1<ワー
の大きい部分が重要な情報を含んでいる。また、音韻等
の変化に伴って音声信号の相関が変わる部分や、発生の
開始部分等音声信号のパワーが大きくなる部分では、残
差信号のパワーもフレーム内で大きくなる。この場合も
、残差信号のパワーの大きい部分は、音声信号の性質が
変化した部分であるので重要である。従来の方式は、残
差信号のパワーがフレーム内で変化しているにも関らず
、フレーム内で常に一定の間隔をもつ駆動パルス列で合
成フィルタを駆動し合成音を得ている。
このため、合成音の品質が著しく劣化して1.まう。
(発明が解決しようとする課題) 上述したように、従来方式は、フレーム内で常に一定の
間隔をもつ駆動パルス列で合成フィルタを駆動している
ため、例えば10 kb/s以下の伝送レートで合成音
の品質が劣化するという問題点がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり
、その目的は、10 kb/s以下の伝送レートで高品
質の合成音を得ることのできる音声符号化方式を提供す
ることである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の音声符号化方式は1フレームを等長又は不等長
のサブフレームに分割し゛、駆動パルスの間隔をサブフ
レーム毎に計算し、駆動パルスの振幅及び位相をサブフ
レーム毎に計算し、駆動信号を発生するというものであ
る。
(作用) 1フレームを駆動パルスの間隔及び振幅を計算する処理
をサブフレーム単位で実行し等長又は不等長のサブフレ
ームに分割する。駆動パルスの間隔をサブフレム−毎に
計算する。駆動パルスの振幅及び位相をサブフレーム毎
に計算する。駆動信号は駆動パルスの間隔と駆動パルス
の振幅及び位相の情報をもとにサブフレーム内では当間
隔で、サブフレーム毎にその間隔が異なるパルス列でも
って発生する。
(実施例) 以下本発明に係る一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る符号器を示すブロック
図である。第1図において、100は入力端子を示し、
110は、入力端子100から入力さりた音声信号s 
(n)を1フレ一ム分蓄積するバッファメモリ回路であ
る。第1図において、各構成要素は1フレーム毎に以下
の処理を行う。
予測パラメータ計算回路190は、バッファメモリ回路
110からの音声信号s (n)を入力し、予め定めら
れたp個の予測パラメータ(αパラメータ又はにパラメ
ータ)を自己相関法又は共分散法により計算する。求め
られた予測パラメータは予測パラメータ符号化回路20
0に入力される。
予測パラメータ符号化回路200は、予測パラメータを
予め定められた量子化ビット数に基づいて符号化し、こ
の符号を複合回路205とマルチプレクサ230に出力
する。複合回路205は入力した予測パラメータの符号
を複合化し、複合値を予測フィルタ180と駆動パルス
計算回路120に入力する。予測フィルタ180は、音
声信号s (n)と復合化された予測パラメータとして
例えばαパラメータTtを入力し、次式に従って予−P
1残差信号r (n)を計算し、r (n)を駆動パル
ス計算回路120に出力する。
駆動パルス計算回路120は、入力端子s (n)と予
測残差信号「(n)とαパラメータの量子化比値a1 
(1≦i≦P)“入力し、予め定められたM個のサブフ
レームの各々についてパルスの間隔及び振幅をコト算し
、パルスの間隔を出力端子】δOから符号化回路210
へ出力し、パルスの振幅を出力端子170から符号化回
路220へ出力する。
符号化回路210は、各サブフレームのパルス間隔を予
め定められたビット数で符号化してマルチプレクサ23
0へ出力する。パルス間隔の符号化法としては種々の方
法が考えられるが、−例として、パルス間隔のとりうる
値として複数個を予め定め、それに番号付けをしておき
、その番号をパルス間隔の符号とする方法が考えられる
。符号化回路220は、各サブフレームの駆動パルスの
振幅を予め定められたビット数で符号化してマルチプレ
クサ230へ出力する。駆動パルスの振幅の符号化法と
しても種々の方法が考えられるが従来よく知られている
方法を用いることができる。例えば、正規化されたパル
ス振幅の確立分布を予め調べ、その確立分布に対する最
適量子化器(一般にMAXと量子化と呼ばれている)を
用いる方法が考えられる。これについては、前記文献1
等に詳述されているのでここでは、説明を省略する。
また他の方法として、パルス振幅を正規化した後、ベク
トル量子化法により符号化する方法も考えられる。ベク
トル量子化で用いられるコードブックはLBGアルビリ
ズム等により作成することができる。LBGアルゴリズ
ムについては、YO3EPII LINDLEによるI
EIJ 1980年1月;VOI。
C0M−28,84頁〜95頁に掲載の“^n alg
ollthm forVector Quantjze
r Design  と題した論文に詳述されているの
でここでは説明を省く。
また、駆動パルス系列の符号化及び予測パラメータの符
号化に関してはここで説明した方法に限らず、周知の方
法を用いることができる。第1図において、マルチプレ
クサ230は、予測パラメータ符号化回路200の出力
符合し符号化回路210及び220の出力符号を組み合
わせて、符号器出力端子240から通信路へ出力する。
次に、駆動パルス計算回路120の構成について説明す
る。第2図は、駆動パルス120の一構成例を示すブロ
ック図である。図において端子140から1フレ一ム分
の予測残差信号が入力され、バッファメモリ回路141
に入力される。バッファメモリ回路141は、入力した
予測残差信号を予め定められた等長又は不等長のM個の
サブフレームに分割し、サブフレーム毎に蓄積する。
パルス間隔計算回路142は、バッファメモリ回路14
1に蓄積された予測残差信号を人力し、各サブフレーム
におけるパルス間隔を予め定められたアルゴリズムに従
って計算し、駆動信号発生回路143と出力端子160
に出力する。パルス間隔を計算するアルゴリズムとして
は種々考えられる。例えば、パルス間隔として予め2種
類の値N とN2を設定しておき、サブフレームの予a
l残差信号の2乗和がある閾値より大きい場合はサブフ
レームのパルス間隔をNIとし、小さい場合はN2とす
る方法が考えられる。また、その他の方法として、各サ
ブフレームの予測残差信号の2乗和を計算し、2乗和か
大きい顕に予め定められた個数のサブフレームのパルス
間隔をN1とし、残りのサブフレームのパルス間隔をN
2とする方法も考えられる。
駆動信号発生回路143は、パルス間隔計算回路142
から出力されるパルス間隔と誤差最小回路148から出
力されるパルス振幅の情報をもとに、等間隔のパルス列
からなる駆動信号V (n)をサブフレーム毎に発生し
、合成フィルター44へ出力する。合成フィルター44
は駆動信号V (n)と、端子150から量子化された
予測パラメータat(1≦i≦P)を入力し、次式に従
って合成信号s (n)を計算し、s (n)を減算器
145へ出力する。
減WW145は端子130から人力された人力音声信号
と合成信号との差e (n)を計算し、重み付フィルタ
146へ出力する。重み付フィルタはe (n)を周波
散散軸上で重み付を行ない2乗誤差計算回路に出力する
重み付フィルタの伝達関数は、合成フィルタの予測パラ
メータ11を用いて次のように表される。
ただしγは重み付フィルタの特性を与えるパラメータで
ある。
この1み付フィルタは、従来例における重み付フィルタ
と同様に聴覚のマスキング効果を利用するものであり、
文献1に詳述されている。2乗誤差計算回路147は重
み付けされた誤差e’(n)のサブフレームに渡る2乗
和を計算し、誤差最小化回路148へ出力する。誤差最
小回路148は、2乗誤差計算回路147で計算された
重み付け2乗誤差を蓄積すると共に、駆動バラスの振幅
を調整し、振幅情報を駆動信号発生回路へ出力する。駆
動信号発生回路143は、駆動パルスの間隔と振幅の情
報をもとに駆動信号V (n)を再び発生させ、合成フ
ィルタに出力する。合成フィルタはこの駆動信号V (
n)と予測パラメータKiを用いて合成信号?(n)を
計算し、減算器145へ出力する。
減算器で計算された入力音声信号s (n)と合成信号
7(n)との誤差e (n)は重み付フィルタにより、
周波数軸上で重み付された後、2乗誤差計算回路へ出力
される。2乗誤差計算回路147は重み付された誤差の
2乗和を計算し、誤差最小化回路148へ出力する。誤
差最小化回路148は、重み付された2乗誤差を再び蓄
積すると共に、駆動パルスの振幅を再び調整し、駆動信
号発生回路143へ出力する。以上のような駆動信号の
発生から誤差最小化による駆動パルス振幅の調整までの
一連の処理は、駆動パルス振幅のとり得る全ての組み合
せに対してサブフレーム毎に行われ、重み付された2乗
誤差を最小とする駆動パルス振幅が出力端子170へ出
力される。なお、以下の一連の処理において、合成フィ
ルタ及び重み付フィルタの内部状態は駆動パルスの振幅
の調整が終わる毎に初期化する必要がある。
駆動パルスを計算する以上の処理はA−b−3(Ana
lysls by 5ysthesls)の手法により
駆動パルスを計算する方法であるが、その他の方法とし
て、解析的に駆動パルスを計算する方法が考えられる。
この方法を次に説明する。
まず、フレーム長をNサンプル、サブフレーム数をM1
サブフレーム長をLサンプル、m番目のサブフレームに
おける駆動パルスの間隔をNs  (1≦m≦M)、駆
動パルス数をQras駆動(m) パルスの振幅をg   (1≦i≦Qs)駆動パルスの
位相をに厘とおく。このとき Qm−LL/N麿J               (
1B)の関係がある。ここでL・」は切り捨てによる整
数化の演算を示す。
第3図に、M−5、L−8、N  −N3−1、N  
−N4−N5−2、Ql−Q3−8、Q2−Q4−05
−4、K1−に2−に3−に4−1の場合の駆動信号の
例をしめす。m番目のサブフレ(a+) 一ムにおける駆動信号をV   (n)とおくと、V(
m ) c n >は、次式のように表される。
12 =  (1−1)Ns  +Ki  、  1 
≦Km  ≦Nm   (18)ここで、δ(・)はク
ロネッ力デルタ関数である。
次に合成フィルタのインパルス応答をh (n)とおく
と、合成フィルタの出力は駆動1g号とインパルス応答
のたたみ込み和と、前フレームにおける合成フィルタの
内部状態によるフィルタ出力との和として表される。従
って、m番目のサブフレームにおける合成信号y   
(n)は、次式で記述することができる。
ただし、*はたたみ込み和を表す。また、yo(j)は
前フレームの最後における合成フィルタの内部状態によ
りフィルタ出力であり、前フレ−ムの合成フィルタの出
力をyOLD(j)おくと、Hv(z)−興「・T筋← なおy の初期状態はy。(o)  0LD(N)、y
o(−1)  ” yOLD(N−1)ゝ yo(−1
)  ″yOLD(N−1)とする。
また、合成フィルター / A (z)と重み付フィル
タW(z)の縦続接続フィルタの伝達関数をHv(z)
、(i) そのインパルス応答をhv(z)とおくと、V   (
n)を駆動信号とした場合の縦続接続フィルタの出力A
(Im)(n)は次式のように書ける。
y ”)(n)との重み付票差e ”)(n)は次のよ
うに書ける。
e    (n)  −9v  (n  +(m−1)
  Ll  −’;t”)   (25)(n) ただし、5v(n)は入力音声信号s (n)を重み付
フィルタに入力した場合の重み付フィルタの出力である
重み付票差のサブフレーム分を2乗和Jは式(17) 
、 (18) 、 (21)、 (25)を用いて次式
のように書くことができる。
また、 ただし R= (1−1) Nm + Km     
 (27)X、=Sv(D−yo(j)  ’ 3−’
2・・・N  (28)(m) 次に式(2B)をg   で偏微分してOとおくことに
より次式を導出することができる。
この方程式は、係数行列が対称行列となるQ+e次の連
立−次方程式となり、cholesky分解によりQT
Ilのオーダーで解くことができる。式(29)におに
おけるx (n)とhv(n)の自己相関係数を表し、
次のように表される0ψhh(1,D   hh(1,
Dは、ψ 音声信号処理の分野では、共分散係数と呼ばれることが
多いので、ここでもそのように呼ぶ。
L                        
(30)ψhh(1,j)−Σhv(n−1)hv(n
−j):  1≦i、 J≦L位相がKlの駆動パルス
の振幅gt(m)(1≦i≦QI11)は式(29)を
解くことにより得られる。位相Kmは、K11のそれぞ
れの値に対しパルスの振幅を求め、その時の重み付2乗
誤差をそれぞれ計算し、それが最小となるように選ぶこ
とができる。
以上のような駆動パルス計算アルゴリズムを用いた駆動
パルス計算回路の一構成例を第4図に示す。図において
、第2図と同一の番号を付した構成要素は同一の働きを
するので、ここでは説明を省略する。
インパルス応答計算回路320は、入力端子゛150か
ら人力された予測パラメータの量子化値a1と予め定め
られた重み付フィルタのパラメータγを用いて、合成フ
ィルタと重み付フィルタの縦続接続フィルタのインパル
ス応答hv(n)を式(24)に従って予め定められた
サンプル数分計算する。得られたhv(n)は共分散係
数計算回路330と相互相関係数計算回路300へ出力
される。共分散係数計算回路330は、インパルス応答
系列h v(n’)を入力し、式(30)と式(31)
に従ってh v(n)とφ の共分散係数ψhh(1,j)   hh(Lj)を計
算しパルス振幅計算回路へ出力する。減算器360は、
重み付フィルタ146の出力S v(Dと縦続接続フィ
ルタ350の出力y  との差x (Dを式(28)に
従って1フレーム分計算し、相互相関係数計算回路30
0へ出力する。相互相関係数計算回路300は、前記x
 (j)とhv(n)を入力し、式(32)に従ってX
とhvの相互相関係数ψ (″)xh  (1)を 計算しパルス振幅計算回路310へ出力する。
パルス振幅計算回路310は、パルス間隔計算回路14
2で計算され出力されたパルス間隔Nlと前記相互相関
係数ψxh(I″) (1)と前記共分散係数 とφ の共分散係数ψhh(1,j)   hh(1,j)を
入力し1予め定められたLやKsのもとで式(29)の
方程式をChoresky分解等の方法を用いて解くこ
とにより(a+>         (m) 駆動パルスg1  を計算し、gl   を駆動信号発
生回路143と出力端子170へ出力すると(i) 共に、パルス間隔Nmと振幅g1  をメモリに蓄積す
る。駆動信号発生回路143は、前述したように、1フ
レ一ム分の駆動パルスの間隔と振(m) 幅の情報Nl5g1    (1≦m≦M、1≦i≦Q
m)をもとにサブフレームで一定の間隔をもつパルス列
から構成される駆動信号を発生させ、縦続接続フィルタ
350へ出力する。縦続接続フィルタ350は、前記駆
動信号を1フレ一ム分メモリに蓄積すると共に、全サブ
フレームのパルス振幅の計算が終了していない場合は、
バッファメモリ回路340に蓄積された前フレームの出
力yOLDと量子化された予測パラメータ11及び予め
定められたγを用いて式(22)に従ってy  を0(
j) 計算し減算器360へ出力する。全サブフレームのパル
ス振幅の計算が終了した場合には、1フレ一ム分の駆動
信号V U)を入力信号として次式に従って出力y  
を計算し、バッファメモリ回路(j) 340へ出力する。
バッファメモリ回路340は、y (N) 、y (N
−1)・・・)’ (N−PH>の2個のyを蓄積する
以上の一連の処理を1番目のサブフレーム(m−1)か
ら最後のサブフレーム(m −M )まで行う。
以上で、駆動パルスを解析的に計算するアルゴリズムに
基づく駆動パルス計算回路の構成に関する説明を終了す
る。この構成では、駆動パルス振幅を解析的に求めてい
るので第2図の構成に比べて計算量が大幅に減少する効
果がある。
第3図の構成例では、駆動パルスの位相に1を固定とし
たが、前述したように、Kmをサブフレーム毎に可変に
し、その最適値を求めることができる。この場合、より
良好な品質の合成音が得られる効果がある。
以上で本発明による符号化器の説明を終え、次に、複合
器の説明を行う。第5図は複合器の一構成例を示すブロ
ック図である。図において、400は複合器の入力端子
であり、符号器から伝送された駆動パルス間隔の符号と
駆動パルス振幅の符号と予測パラメータの符号を組み合
された符号を入力し、これをマルチプレクサ410へ出
力する。マルチプレクサ410は、入力した符号を駆動
パルス間隔の符号と、駆動パルス振幅の符号と予測パラ
メータの符号に分離し、それぞれの符号を複合化回路4
20,430,440へ出、力する。複合化回路420
,430は入力した符号を駆動パルス間隔Nm(1≦m
≦M、i≦i≦Qm。
Q+g=L/Na)に複合し駆動信号発生回路450へ
出力するが、複合の手順は、第1図の説明で前述した符
号化回路210,220と逆の手順となる。また、複合
化回路440は、予測パラメータの符号を11  (1
≦i≦P)に複合し、合成フィルタ460へ出力するが
、複合の手順は、第1図における符号化回路200と逆
の手順である。駆動信号発生回路450は、入力した駆
動パルス間隔及び振幅の情報をもとに、サブフレーム内
で等間隔で、サブフレーム毎に間隔の異なるパルス列か
ら成る駆動信号V U)を発生させ合成フィルタ460
に出力する。合成フィルタは、駆動信号V (j)と量
子化された予測パラメータ?iを用いて、次式に従い合
成信号y (j)を計算し出力端子470へ出力する。
以上が本発明の一実施例の説明であるが、ここで説明し
た実施例の他にも種々の変形例が考えられる。例えば、
上述の実施例においては、1フレーム内の駆動パルス振
幅の符号化は、パルス振幅が全て求まった後に符号化を
行っていたが、符号化をパルス振幅の計算に含めて、パ
ルス振幅を1サブフレ一ム分計算する毎に符号化を行い
、次のサブフレームのパルス振幅を計算するという構成
にすることができる。このような構成をとると、符号化
の誤差をもふくめた誤差を最小にするようなパルス振幅
が求まるので品質が向上するという効果がある。また、
前述の実施例では、予測フィルタは近接の相関を除去す
る線形予測フィルタが用いられていたが、その代りに、
長期の相関を除去するピッチ予測フィルタと前記線形予
測フィルタの縦続接続にする構成にすると共に、駆動パ
ルス振幅の計算ループにピッチ合成フィルタを含める構
成にしてもよい。このような構成により、音声信号に含
まれるピッチ周期ごとの強い相関をも除去できるように
なるので品質が向上する効果がある。さらに、本実施例
では、予測フィルタ及び合成フィルタとしては全極モデ
ルを用いていたが、極例モデルを用いる構成にしてもよ
い。極零モデルは、音声のスペクトルに存在する零点を
も良く表現できるので、さらに品質が向上する。
また、前述の実施例では、駆動パルスの間隔は予測残査
信号のパワーを基に計算していたが、合成フィルタのイ
ンパルス応答と予測残査信号との相互相関係数及びイン
パルス応答の自己相関係数をもとに計算することもでき
る。この場合、合成信号と入力信号との誤差が小さくな
るようにパルスの価格を求めることができるので、品質
が向上する効果がある。
また、前述の実施例で、サブフレーム長は一定としたが
、サブフレーム毎に可変にしてもよい。
可変にすることによって、サブフレーム内の駆動パルス
数を音声信号の統計的性質に応じてきめ細かく制御でき
るようになるので符号化効率が向上する効果がある。ま
た、予測パラメータはαパラメータを用いていたが、α
パラメータの代りに、量子化特性のすぐれた衆知のパラ
メータ例えばにパラメータやLSPパラメータ及びログ
・エリア・レイジオ・パラメータ等を用いてもよい。
また、本実施例におえる駆動パルス振幅の計算式(29
)においては、式(3g) 、 (31)に従って共分
散係数を計算したが、これは、次式のような自己相関係
数を計算する構成にしてもよい。
ψhh(i、j)   hh(i、j)冒ψ このような構成にすることによって、ψhhの計算に要
する演算量を大幅に減少させることができ、符号化全体
の演算量も低減できる効果がある。
[発明の効果] 本発明によれば、駆動信号のパルス間隔を重要な情報又
は多くの情報が含まれるサブフレームでは密に、そうで
ないサブフレームでは粗くというように、サブフレーム
ごとに変えるこができるので合成信号の品質を向上させ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る符号器の一構成例を
示すブロック図、第2図は、第1図に記載の駆動パルス
計算回路の一構成例を示すブロック図、第3図は、本発
明の一実施例における駆動信号の一例を示す図、第4図
は、第1図に記載の駆動パルス計算回路の他の構成例を
示すブロック図、第5図は、本発明の一実施例に係る複
合器の一構成例を示すブロック図、第6図は、従来方式
の符号器の構成を示すブロック図、第7図は従来方式の
複合器の構成を示すブロック図、第8図は従来方式によ
る駆動信号の例を示す図である。 100.130,140,150,300,400・・
・入力端子、110.340・・・バッファメモリ回路
、120・・・駆動パルス計算回路、180.510・
・・予測フィルタ、190・・・予測バラメーア計算回
路、200・・・予測パラメータ符号化回路、210.
220 ・・・符号化回路、205,420,430゜
440・・・複合化回路、230.410・・・マルチ
プレクサ、141・・・バッファメモリ回路、142・
・・駆動パルス間隔計算回路、143,450,530
,600・・・駆動信号発生回路、144,480,8
10・・・合成フィルタ、145.360,520・・
・減算器、148.540・・・重み付フィルタ、14
7・・・2乗誤差計算回路、148,550・・・誤差
最小化回路、300・・・相互相関係数計算回路、31
03・・・駆動パルス振幅計算回路、320・・・イン
パルス応答計算回路、330・・・共分散係数計算回路
、350・・・縦続接続フィルタ、180,170,2
40,470,620・・・出力端子不 口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 駆動信号により合成フィルタを駆動し、合成信号を得る
    音声符号化方式において、前記駆動信号のフレームを複
    数の等長または不等長のサブフレームに分割し、駆動信
    号のパルス間隔が予測残差信号のパワーに応じてサブフ
    レームで異なる等間隔のパルス列をもつことを特徴とす
    る音声符号化方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5123036A (en) * 1989-10-19 1992-06-16 Canon Kabushiki Kaisha X-ray exposure apparatus

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01207799A (ja) * 1988-02-15 1989-08-21 Nec Corp マルチパルス音声符号化装置

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