JPH0244211Y2 - - Google Patents

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JPH0244211Y2
JPH0244211Y2 JP1981098084U JP9808481U JPH0244211Y2 JP H0244211 Y2 JPH0244211 Y2 JP H0244211Y2 JP 1981098084 U JP1981098084 U JP 1981098084U JP 9808481 U JP9808481 U JP 9808481U JP H0244211 Y2 JPH0244211 Y2 JP H0244211Y2
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JP1981098084U
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  • Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はクロマトグラフ用カラムオーブンに
関し、特に恒温槽の前面の開口を閉塞する扉体を
複数個に分割し、それらの分割扉の1つを、カラ
ム、流路切換バルブなどの分析流路付きにすると
共に着脱自在に装着できるように構成することに
よつて、分析流路の仕様が変つても、その分析流
路付きの扉を交換するだけで、カラムオーブンの
大部分を共通に使えるようにするものである。
クロマトグラフのカラムは、1種類では幅広い
分離を行うことができない場合がある。従つてこ
の場合は、種類の異なる複数個のカラムを直列又
は並列に接続し、またこれらの接続によつて得ら
れる分析流路をタイミングよく切換えるために切
換バルブを更に組み合せて所望の分離を行つてい
る。
ところが、これらのカラムを中心とする分析流
路は、クロマトグラフ用カラムオーブンの恒温槽
中に設置される必要があり、分析流路仕様の変更
のたびに新たなカラムの選択と分析流路の構成を
検討、再組みかえをしていた。
この考案は主としてこのような事情に鑑みてな
されたもので、その具体的な構成は、カラムオー
ブン本体と、この本体の恒温槽の前面開口を閉塞
する扉体とを備え、カラムオーブン本体が天井壁
に試料入口部に連結するカラムとの接続管及び検
出器への接続管を備え、扉体が上扉と下扉とから
構成され、上扉が本体に開閉自在に枢着され、且
つ下扉が、扉内側には恒温槽内に収納されるべき
1個又は複数個のカラム、流路切換バルブなどを
備えた分析流路を、扉外側にはその分析流路の操
作部をそれぞれ組込まれると共に本体に対して着
脱自在に装着され、しかも下扉の装着時に分析流
路のカラムが本体の各接続管に対して着脱自在に
結合されてなるクロマトグラフ用カラムオーブン
である。
要するにこの考案は、恒温槽の扉体を分割し、
それらの分割扉の1つにカラム、流路切換バルブ
などを含む分析流路を組込み、且つその分割扉を
本体にそれらの分析流路と共に着脱自在に装着で
きるようにすることによつて、分析流路の仕様が
変つても、その分析流路付きの扉を交換するだけ
で、クロマトグラフ用カラムオーブンの他の大部
分をそのまま使用できるようにするものである。
つまり、この考案のより、分析流路の仕様変更が
安価に、且つ作業性良好に行なえるという実用効
果が得られるわけである。また、この考案によれ
ば、恒温槽内部のトラブルを分析流路全体を装置
したまま点検でき、特に分析流路のカラム(のカ
ツプリング)を、オーブン本体に設置された、検
出器及び試料入口部への各接続管に接続している
場合に、その接続部に漏洩などのトラブルが発生
すると、その点検が接続管とカラムとの接続を解
除することなく、接続状態でチエツクでき、従つ
てチエツクがより確実になる。更にこの考案のカ
ラムオーブンは、カラムを所定温度にコントロー
ルする装置であり、そのカラムの配置を、下扉を
開放してカラムをとり出すことなく、カラムを装
着したまま確認できる。
以下図に示す実施例に基づいてこの考案を詳述
にする。なお、これによつてこの考案が限定され
るものではない。
まず、第1〜3図において、ガスクロマトグラ
フ用カラムオーブン1は、カラムオーブン本体2
と、この本体の恒温槽3の前面開口を閉塞する扉
体4と制御系ユニツト5とから主として構成され
ている。カラムオーブン本体2には、恒温槽3の
天井壁に、2個のキヤリア流入口部(図示省略)
あるいは試料入口部への接続管6(6a、第6図
参照)と、試料側と参照側の検出器(図示省略)
への接続管8(8a、第6図参照)とを貫通設置
し、更に恒温槽3の両側壁に、中央に通孔9,1
0を有する係止板11,12を固着している。ま
た13は本体底壁に固着された後述の下扉支持板
である。なお、14は吸込型のフアン、15はフ
アンの周囲をとりまくヒータ、16は恒温槽の後
板である。
一方扉体4は、上扉17と下扉18とからな
り、上扉は蝶板19,20によつて本体2に開閉
自在に枢着されている。
下扉18は、底面に引掛板21(22、図示省
略)を、内面に係止片23,24をそれぞれ固着
し、前者の引掛板21(22、図示省略)は水平
より下方へ折曲する突起25(26、図示省略)
をそれぞれ有し、後者の係止片23,24は内方
向に全体として延び、その途中に左右両側へ突出
して曲折する突出部27,28をそれぞれ有して
いる。
なお、29,30及び31,32は両扉の断熱
材、33は片手ハンドル、34,35は両手ハン
ドルである。また制御系ユニツト5は電気回路な
どのユニツトである。
ところで本体2に下扉18を装着する際にして
は、まず下扉18の引掛板21,22の突起2
5,26を、本体2の下扉支持板13,13′の
通孔36,36′に引掛け、次いで下扉18の係
止片23,24を押し込んで、その突出部27,
28を係止板11,12の通孔9,10に弾性嵌
入させる。一方下扉18を取りはずす際は、下扉
の上方を手前へ引き、次いで全体を上方へ引き上
げ、結局装着時と逆の操作を行なう。
以上のカラムオーブン1の状態は、分析ユニツ
トを恒温槽3内に収納していない場合である。
次に分析ユニツトを組み込んだ下扉を上記下扉
18に代えて装着する場合について説明する。
まず、第4〜5図に示す下扉37は、前述の下
扉18と同様、引掛板及び係止片を備えると共
に、分析流路(ユニツト)として、扉内面に恒温
槽3内に収納されるべき複数個のカラム38,3
9,40、切換バルブ41,42及び接続管など
を設置すると共に下扉を貫通して外側に試料入
口、出口43,44及び切換バルブの操作用ツマ
ミ45,46を設置している。
以上の構成の下扉37は、第1〜2図の下扉1
7を全開放し、下扉18を上述のごとく取りはず
した後、分析ユニツトと共に、下扉18と同様に
本体に装着できる。もちろん、この際カラムの接
続カツプリング47,47a,48,48aが本
体2の接続管6,6a,8,8aにそれぞれ結合
され、次いで上扉17が閉じられる。なお、参考
までに、第4〜5図に示した下扉37に組み込ま
れた分析ユニツトの流路構成を第6図に示す。
この図において、例えば試料入口43から注入
された試料は、切換バルブ42を介してU字状の
計量管にサンプリングされる。そして切換バルブ
42を切換えることにより接続カツプリング47
から導入されたキヤリアによつて試料の一部は切
換バルブ41を介してカラム39で分離され分離
された成分はカツプリング48と接続管8を介し
て検出され、試料の残りの一部は、切換バルブ4
1の切換えによつてカラム40で分離され分離さ
れた成分は同じく検出されるようになる。このと
きカラム38は参照カラムとして使用でき、試料
が混入していないキヤリアのみが流され、カツプ
リング48aと接続管8aに介して検出され上記
の試料の検出値と比較される。
更に分析流路仕様を異にするガスクロマトグラ
フのカラムオーブンを作成する場合は、所望の分
析流路仕様の分析ユニツトを組み込んだ下扉を作
成し、その下扉を上述の下扉18又は37の代り
に装着すればよい。またこのような分析流路仕様
の異なるユニツトを組み込めるよう下扉自体も第
7〜8図のごとく予め製作することもできる。こ
こで50,51…は、切換バルブの操作用ツマミ
取付、試料入口、出口(管)取付などのための通
孔である。なお、第2図に示したカラムオーブン
1において、カラムを、下扉18を介さないで接
続管6,8に直接接続するなどして恒温槽3内に
保持すれば、従来と同様にガスクロマトグラフの
カラムオーブンとしてカラム分析が可能になる。
もちろんこのカラムが単独カラムではなくて複数
個のカラムの場合は、この切換バルブを扉内側に
設置すると共に扉外側に試料入口、出口及び切換
バルブの操作用ツマミを設置した下扉を用いるこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るクロマトグラフ用カラ
ムオーブンの一実施例を示す正面図、第2図はそ
のA−A断面図、第3図はその下扉の装着方法を
示す斜視図、第4図は他の下扉の縦断面図、第5
図はその正面図、第6図はその分析流路構成説明
図、第7図は更にもう1つの下扉の第4図相当
図、第8図はその第5図相当図である。 1……ガスクロマトグラフ用カラムオーブン、
2……本体、3……恒温槽、4……扉体、17…
…上扉、18……下扉、38,39,40……カ
ラム、43,44……試料入口、出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カラムオーブン本体と、この本体の恒温槽の前
    面開口を閉塞する扉体とを備え、カラムオーブン
    本体が天井壁に試料入口部に連結するカラムとの
    接続管及び検出器への接続管を備え、扉体が上扉
    と下扉とから構成され、上扉が本体に開閉自在に
    枢着され、且つ下扉が、扉内側には恒温槽内に収
    納されるべき1個又は複数個のカラム、流路切換
    バルブなどを備えた分析流路を、扉外側にはその
    分析流路の操作部をそれぞれ組込まれると共に本
    体に対して着脱自在に装着され、しかも下扉の装
    着時に分析流路のカラムが本体の各接続管に対し
    て着脱自在に結合されてなるクロマトグラフ用カ
    ラムオーブン。
JP9808481U 1981-06-30 1981-06-30 クロマトグラフ用カラムオ−ブン Granted JPS584068U (ja)

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JP9808481U JPS584068U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 クロマトグラフ用カラムオ−ブン

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JP9808481U JPS584068U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 クロマトグラフ用カラムオ−ブン

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Publication Number Publication Date
JPS584068U JPS584068U (ja) 1983-01-11
JPH0244211Y2 true JPH0244211Y2 (ja) 1990-11-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7115407B2 (ja) * 2019-04-19 2022-08-09 株式会社島津製作所 ガスクロマトグラフ
JP7115408B2 (ja) * 2019-04-19 2022-08-09 株式会社島津製作所 ガスクロマトグラフ

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JPS5015518U (ja) * 1973-06-05 1975-02-19

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JPS5015518U (ja) * 1973-06-05 1975-02-19

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JPS584068U (ja) 1983-01-11

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