JPH0241871B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0241871B2 JPH0241871B2 JP60173547A JP17354785A JPH0241871B2 JP H0241871 B2 JPH0241871 B2 JP H0241871B2 JP 60173547 A JP60173547 A JP 60173547A JP 17354785 A JP17354785 A JP 17354785A JP H0241871 B2 JPH0241871 B2 JP H0241871B2
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- Japan
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- powder
- carbon
- grounding
- serpentine
- resistance
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Description
本発明はアースを所定の接地抵抗値以下に低減
させる接地抵抗低減剤に関し、アース機材に密着
させて埋設使用するものである。
させる接地抵抗低減剤に関し、アース機材に密着
させて埋設使用するものである。
従来のこの種接地抵抗は銅板シート等を介在埋
設して低減化を図つていたが、作業が面倒で且つ
コスト高となり、しかも金属板では腐食の問題も
あつて耐久性が劣る問題があつた。 また石膏分を主とした低減剤もあるが、使用時
に水を混合しゲル状にして使用するため取扱いが
面倒で且つ漏れて公害になることも考えられる。 そこで本発明は、取扱いが簡単でコスト安とな
り、しかも耐久性の良好な接地抵抗低減剤を提供
することを目的としている。
設して低減化を図つていたが、作業が面倒で且つ
コスト高となり、しかも金属板では腐食の問題も
あつて耐久性が劣る問題があつた。 また石膏分を主とした低減剤もあるが、使用時
に水を混合しゲル状にして使用するため取扱いが
面倒で且つ漏れて公害になることも考えられる。 そこで本発明は、取扱いが簡単でコスト安とな
り、しかも耐久性の良好な接地抵抗低減剤を提供
することを目的としている。
このため本発明は蛇紋石を粉砕して粉体或いは
微粒体とした石粉と、粉体或いは微粒体のカーボ
ンとを混合して主要剤を成すこと要旨としてい
る。 (イ) ここで、蛇紋石を使用するのはマグネシア
(Mg0)等金属層成分を多く含有しているため
地中の水分を吸引してイオン化し抵抗の低減効
果を持続させるためである。 (ロ) また粉粒状のカーボンを用いるのは導電性を
大きくし、且つ耐薬品性を良好にして酸化を防
ぎ低減剤の耐久性を向上させるためである。 (ハ) さらに蛇紋石とカーボンとを夫々粉状或いは
微粒状としたのは地中の水分を吸収し易くして
効果を接続させるためであり、また地中に浸透
してその部位の土と融和し導電性を良好に保た
せるためである。 なお、蛇紋石3:カーボン7の混合割合とし、
さらにベントナイトを10%混合した本剤の成分は
次の通りである。 マグネシア(Mg0)27%、 シリカ(SiO2)28%、 アルミナ(Al2O3)0.8%、 鉄分(Fe2O3)4.2%、 カーボン29.8%、灰分0.2%、 ベントナイト10%
微粒体とした石粉と、粉体或いは微粒体のカーボ
ンとを混合して主要剤を成すこと要旨としてい
る。 (イ) ここで、蛇紋石を使用するのはマグネシア
(Mg0)等金属層成分を多く含有しているため
地中の水分を吸引してイオン化し抵抗の低減効
果を持続させるためである。 (ロ) また粉粒状のカーボンを用いるのは導電性を
大きくし、且つ耐薬品性を良好にして酸化を防
ぎ低減剤の耐久性を向上させるためである。 (ハ) さらに蛇紋石とカーボンとを夫々粉状或いは
微粒状としたのは地中の水分を吸収し易くして
効果を接続させるためであり、また地中に浸透
してその部位の土と融和し導電性を良好に保た
せるためである。 なお、蛇紋石3:カーボン7の混合割合とし、
さらにベントナイトを10%混合した本剤の成分は
次の通りである。 マグネシア(Mg0)27%、 シリカ(SiO2)28%、 アルミナ(Al2O3)0.8%、 鉄分(Fe2O3)4.2%、 カーボン29.8%、灰分0.2%、 ベントナイト10%
アース地面に充填する等してアース機材に密着
介在させることにより、蛇紋石に多く含まれる金
属物質によつてスムーズに導電しアースするので
ある。
介在させることにより、蛇紋石に多く含まれる金
属物質によつてスムーズに導電しアースするので
ある。
以下、本発明の一実施例を説明する。
本例はまず蛇紋石を粉砕して粉末状と成し、こ
れにより得られた蛇紋石粉1と、カーボン粉2及
び粉末状にしたベントナイト3とを石けん水で噴
霧させて粉塵を防止しながらミキサーで3分間撹
拌することにより粉末状の本例低減剤Kを得るの
である。なおベントナイトを5〜20%混合するの
は地中の水分を吸引して常時温度を良好に保有す
るためである。 本例の作用は第1図のように、掘削溝Sの底部
に低減剤Kを10cm位の厚みでそのまま敷き詰めて
アース棒4を密着埋設するのである。 依頼した日本電気計器検定所の実験によると、
アース棒だけの第1号接地と本例低減剤10Kg使用
した第2号接地の抵抗値は次の通りであつた。
れにより得られた蛇紋石粉1と、カーボン粉2及
び粉末状にしたベントナイト3とを石けん水で噴
霧させて粉塵を防止しながらミキサーで3分間撹
拌することにより粉末状の本例低減剤Kを得るの
である。なおベントナイトを5〜20%混合するの
は地中の水分を吸引して常時温度を良好に保有す
るためである。 本例の作用は第1図のように、掘削溝Sの底部
に低減剤Kを10cm位の厚みでそのまま敷き詰めて
アース棒4を密着埋設するのである。 依頼した日本電気計器検定所の実験によると、
アース棒だけの第1号接地と本例低減剤10Kg使用
した第2号接地の抵抗値は次の通りであつた。
【表】
なお本発明においては蛇紋石粉とカーボンとの
混合割合も限定されず、また本剤に保湿材として
ベントナイト、活性アルミナを粉粒状として混合
する等してもよい。しかしながらカーボンとして
は耐腐食性を考慮して鉄分の少ない種類のものが
望ましい。 また、蛇紋石の種類も問わず、各地方のものが
使用できるのである。
混合割合も限定されず、また本剤に保湿材として
ベントナイト、活性アルミナを粉粒状として混合
する等してもよい。しかしながらカーボンとして
は耐腐食性を考慮して鉄分の少ない種類のものが
望ましい。 また、蛇紋石の種類も問わず、各地方のものが
使用できるのである。
したがつて本発明によると、導電性の良好な蛇
紋石粉とカーボンを主要剤としているため接地抵
抗の低減効果が大きく、アース棒等の接地機材に
接してそのまま埋設するだけでよいことから取扱
い易いこと、コスト安に製造できることの効果も
あり、しかも不燃性で耐薬品性が良好のため耐久
性が優れるのである。
紋石粉とカーボンを主要剤としているため接地抵
抗の低減効果が大きく、アース棒等の接地機材に
接してそのまま埋設するだけでよいことから取扱
い易いこと、コスト安に製造できることの効果も
あり、しかも不燃性で耐薬品性が良好のため耐久
性が優れるのである。
第1図は本発明の一実施例の使用状態図であ
る。 1:石粉、2:カーボン粉、3:ベントナイ
ト、4:アース棒、K:低減値。
る。 1:石粉、2:カーボン粉、3:ベントナイ
ト、4:アース棒、K:低減値。
Claims (1)
- 1 蛇紋石を粉砕して粉体或いは微粒体とした石
粉と、粉体或いは微粒体のカーボンとを混合して
主要剤を成すことを特徴とする接地抵抗低減剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60173547A JPS6235479A (ja) | 1985-08-07 | 1985-08-07 | 接地抵抗低減剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60173547A JPS6235479A (ja) | 1985-08-07 | 1985-08-07 | 接地抵抗低減剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6235479A JPS6235479A (ja) | 1987-02-16 |
JPH0241871B2 true JPH0241871B2 (ja) | 1990-09-19 |
Family
ID=15962553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60173547A Granted JPS6235479A (ja) | 1985-08-07 | 1985-08-07 | 接地抵抗低減剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6235479A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5017382A (ja) * | 1973-06-20 | 1975-02-24 | ||
JPS5077856A (ja) * | 1973-11-14 | 1975-06-25 | ||
JPS5223645A (en) * | 1975-08-19 | 1977-02-22 | Kandenkou:Kk | Grounding method |
JPS5880204A (ja) * | 1981-11-06 | 1983-05-14 | 電気化学工業株式会社 | 接地抵抗低減剤 |
-
1985
- 1985-08-07 JP JP60173547A patent/JPS6235479A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5017382A (ja) * | 1973-06-20 | 1975-02-24 | ||
JPS5077856A (ja) * | 1973-11-14 | 1975-06-25 | ||
JPS5223645A (en) * | 1975-08-19 | 1977-02-22 | Kandenkou:Kk | Grounding method |
JPS5880204A (ja) * | 1981-11-06 | 1983-05-14 | 電気化学工業株式会社 | 接地抵抗低減剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6235479A (ja) | 1987-02-16 |
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