JPH0240384B2 - Kaatsueerozorubunyokyonososasochi - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 各種の物品が加圧エーロゾル分与器によつて分
与されている。例えば烟霧剤、空気清浄剤、噴霧
殺虫剤などは、使用者が分与器が内容物を空中に
散布し続け放しにしておくことのできる分与器弁
を開き又開き状態に保つアクチユエータ即ち分与
器操作装置から、便宜を受けている。連続的で人
手の要らない分与能力を備えたエーロゾル分与器
操作装置の例は、米国特許第3081918号、同
3260416号、同3137414号、3305144号、同3314577
号及び同3325064号明細書に見られる。

この発明は連続放出アクチユエータ即ち操作装
置であつて、この装置には単一ピース成形物内
に、堅向きの分子ノズル、エーロゾル分与弁を開
いた状態に保つ装置、生成品の完全性を保証する
いたずら防止装置、小さな子供達にとつては複雑
でこなせそうにもない使用法及び装飾付閉鎖用キ
ヤツプを組合せたものである。

以下この発明をその実施例について添付図面を
用いて詳細に説明する。

この操作装置即ちアクチユエータは、ポリオレ
フインのような撓み性のあるプラスチツクから成
る一体の成形品である。円筒形キヤツプ１０の底
縁部１２は、スナツプばめによつてエーロゾル容
器４０のふちのビードに固着することができるよ
うにしてある。エーロゾル容器弁の中空立上り弁
棒４２は、キヤツプ１０の横向きに延びる指受け
溝１３の平坦な水平底部１１を通つて突出してあ
る。

操作用タブ２０は、使用する前には成形された
状態でほぼ底部１１の平面内に延ばす。タブ２０
は内端部には一体の撓み性ヒンジ部分２２を備
え、外端部にはタブ２０及びキヤツプ１０と一体
に成形した壊し易いウエブ２４を備えている。

ウエブ２４は、タブ２０を使用時まで動かない
ように固着し、ヒンジ部分２２の回りにタブを回
動する前に壊れるようにしておかなければならな
い。タブ２０はその他端部に放出オリフイス２８
に至る弁棒受け用ソケツト２６を備えている。タ
ブ２０の弁棒受ソケツト側からはピン２９が突き
出ている。底部１１には充分な摩擦でもつてピン
２９を保持するためにこのピン２９を受けるソケ
ツト１５を備えている。

使用に当つては、使用者がタブ２０をこじあけ
て壊れ易いウエブ２４を破らなければならない。
この壊れ易いウエブ２４は、使用するときまでタ
ブ２０を動かないように確保するのに役立つと共
に、容器のいたづら又は事前の使用を視覚的に示
すのに役立つ。次いでタブ２０は第１，３，５図
に示す位置から第２，４，６図に示す位置まで自
由にヒンジ曲げすることができる。タブ２０が折
返しになると、弁棒受けソケツト２６が弁棒４２
とはめ合いになり、放出オリフイス２８が弁棒の
通路と連通するようになる。ピン２９は、使用者
がタブ２０を押し下げるとソケツト１５内に摩擦
ではまり、このようにして放出弁が開く。ソケツ
ト１５内にピン２９をとどけておくことは、タブ
２０を下方に掛け金をかけた状態にすることにな
り、放出弁を開いた状態に保つことになる。生成
物はスプレイ又は霧としてオリフイス２８を通つ
て堅向きに流出する。放出は、使用者がタブ２０
を持上げてピン２９及びソケツト１５のはまり合
いを解くまで続く。以上述べたような使用法は、
一般に小児の技倆レベルを越えたものであり、従
つて小児による望まれない使用を抑止するものと
して使に立つ。

このアクチユエータは全体が単一ピースとして
成形される。部品の組立ては不要である。又この
アクチユエータは、容易に自動機械又は人手によ
り、充填された加圧分与器に組付けることができ
る。整合とか配合とかいう問題は存在しない。外
見的には、このアクチユエータは多くのエーロゾ
ル生成物に見られる従来の装飾的おおいキヤツプ
に似ている。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明によるアクチユエータキヤツ
プを備えたエーロゾル容器を購入した使用前の状
態に於て示す斜視図、第２図はアクチユエータを
使用中の状態で示す第１図と同様な斜視図、第３
図は第１図の頂面図、第４図は第２図の頂面図、
第５図は第３図のＶ−Ｖ線に沿う断面図、第６図
はアクチユエータの使用中を示す第５図に類似の
断面図である。 １０……キヤツプ、１１……１３の底部、１２
……１０の下端部、１３……指受け溝、１４……
１１の中心穴、１５……ピン受ソケツト、２０…
…操作用（アクチユエータ）タブ、２２……２０
のヒンジ部分、２４……壊れ易いウエブ、２６…
…弁棒受ソケツト、２８……放出オリフイス、２
９……ピン、４２……弁棒。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 分与器の弁棒が貫通する中心穴を備えたほぼ
   水平の面部分を持つほぼ円筒形のキヤツプとこの
   水平の面部分と一体に作り内方端部で撓み性のヒ
   ンジ部分によつてこの水平面部分と連結した操作
   用タブとを備え、このタブを壊し易いウエブによ
   つてタブの外端部近くで取除き自在にキヤツプに
   連結し、このタブを前記ヒンジ部分の回りの回動
   により折返したとき分与器の弁棒にはまり込む弁
   棒受け用ソケツトをタブの一方の側に設け、この
   弁棒受け用ソケツトを前記タブの他方の側に設け
   た放出オリフイスと連通させ、容器の弁を開いた
   状態に鎖錠する目的でタブを折返し位置に保持す
   るために、キヤツプの水平の面部分に設けた留め
   装置と協力して働く留め装置をやはりタブの前記
   一方の側に設けて成る、ワンピースとして一体に
   成形した加圧エーロゾル分与器用操作装置。 ２ ほぼ水平の面部分を、キヤツプの横方向に延
   びる指受けへこみ溝の底部で構成した特許請求の
   範囲１に記載の操作装置。 ３ タブ及び水平の面部分の留め装置を、ピンを
   摩擦力で保持するためのピン及びソケツトで構成
   した特許請求の範囲１に記載の操作装置。